音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

5月21日(火)

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 1校時に、3年1組の授業観察がありました。外国語活動の授業で、担任とALTの先生とで授業が進められていました。今日は、「How many?」(数えて遊ぼう)という単元での「11〜20の数の言い方や尋ね方に慣れ親しむ」ことを目標とした授業でした。
 以前は高学年の5,6年生に外国語活動が位置付けられていましたが、4年前の指導要領の改訂により、3年生から外国語活動を始めることになりました。小学校3,4年生の外国語活動では「聞くこと」「話すこと」を中心に外国語に慣れ親しみます。さらに5,6年生の外国語科では、文字を「読むこと」と「書くこと」も加えた教科学習を行うことになっています。
 小学校に外国語活動及び外国語科が入ったのは、中学校への接続を図ることが大きなねらいです。小学校のうちに、外国語を聞く・話す・読む・書くことに慣れ親しんでおくことで、中学校でより積極的に外国語教育に向かえるようにしていきます。
 今日の1組の授業では、まず11〜20の数の英語での発音を学びました。次に、電子黒板に示した数を英語で言ったり、ゲームを通じて数を英語で言い表したりする活動を行いました。低学年の時は、年に数回しかなかった外国語活動でしたが、3年生になってからは毎週1時間ずつ学んでいます。(写真上)
 3校時は、5年2組の授業観察がありました。国語の「きいて、きいて、きいてみよう」という学習でした。この単元では、友達の魅力を引き出すという目的で「きき手」「話し手」「記録者」の3人が一組になってインタビューをします。そして、インタビューの展開に沿った質問や応答の仕方を学んでいきます。
 途中で、インタビューを実際に行っている子ども達の動画を視聴しました。「話すこと」「聞くこと」の国語教材では、以前は指導書についてきたCDを流したものでした。しかし、それだと音声のみの「お手本」です。今年からデジタル教科書になり、お手本インタビューの様子を動画で視聴することができるようになりました。女の子が男の子に、「がんばっている野球のこと」についてインタビューをしている動画でした。話し手も聞き手も、いかにも「デキスギ君」という感じのお手本動画でしたが、子ども達は真剣に見ていました。教科書の下の方にあるQRコードからも、同じ動画を見ることができます。(写真中)
 今日の授業では、インタビューをする側とされる側でどんなことに気をつけたらよいか、さらには記録者のメモの取り方の練習をしました。実際にインタビューをするのは、明日以降に行うようです。
 続いて4校時に、4年1組の授業観察に行きました。「動物のからだのつくりと運動」という理科の学習が行われていました。前時は、腕の骨のつくりに着目して学習してきました。骨と骨が関節で曲がる仕組みになっているということを学んでいます。今日は、その骨を動かす筋肉の仕組みについての学習でした。
 腕の骨には、内側と外側のそれぞれに筋肉がついています。そして、片方が縮むと反対側の筋肉がゆるむようになっています。その筋肉の伸び縮みによって、腕が曲がるという仕組みです。授業では、まず自分の腕の曲げ伸ばしをしながら、実際に筋肉の感触をみんなで確かめてみました。(写真下)
 関節部分で曲がる仕組みは、両側についている筋肉の収縮と弛緩によって起こります。授業の後半は、各自でタブレットを使い、骨を動かす筋肉の仕組みについて調べ学習をしました。教科書のQRコードからも様々な資料を見ることができます。また、足の屈伸をした時の腿の筋肉も、自分で触りながら確かめやすい部分です。腿の前と後ろ側の筋肉が、屈伸するたびに縮んだり緩んだりする様子が分かります。

5月21日の給食

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献立名           ターメリックライス
              チリンドロン
              レモンドレッシングのサラダ
              オレンジ
              牛乳

一口メモ

 「チリンドロン」とはどんな料理? と思った人が多いかもしれません。チリンドロンは、スペインのアラゴンという地域でよく食べられている「トマト煮込み」の料理です。ちょっとおもしろい名前の料理ですね。
 チリンドロンとは、もともとはトランプのゲームのことです。いろいろな野菜を入れるので、トランプのカードのようにカラフルになる料理ということから「チリンドロン」と呼ばれるようになったそうです。
 今日の給食では、鶏肉や大豆、にんじん、玉ねぎが入り、具だくさんになっています。ターメリックライスと一緒に食べるとおいしいです。給食を通してスペインの料理が味わえる献立になりました。

5月20日(月) その2

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 1年生は、生活科の時間にいろいろな草花の栽培に挑戦していきます。アサガオは、全員が一鉢ずつ大切に育てています。それとは別に、様々な草花の種まきをして、学年全員で育てていくことになりました。
 1組では、これから育てていく花の種の観察をしていました。学年の先生方が用意したのは、「ヒマワリ」「オシロイバナ」「コスモス」「マリーゴールド」「マツバボタン」「ホウセンカ」「ヒャクニチソウ」の7種類です。プリンカップに入った種を手に取り、よく観察しながらカードに絵を描いていきました。
 植物によって、種の形や大きさ、色が様々です。マツバボタンの種は、とても細かい粒々にしか見えません。こんな小さな種からどんな花が咲くのだろうと、想像をふくらませながら観察をしていきました。(写真上)
 1年生の学年園は、1組の教室の外にあります。近日中に種まきをすることでしょう。種まきと言えば・・・サクラ草の種を先週まきました。昨年度育ててきたサクラ草から種をとり、中庭の日陰に育苗箱を用意して種まきをしました。2週間ぐらいで小さな芽が出てくる予定です。
 4校時に、2年1組の国語の授業観察がありました。「たんぽぽのちえ」の説明文の学習でした。いよいよこの単元のまとめとして、一番かしこいと思ったたんぽぽの知恵について、友達と意見交流をする学習場面でした。
 説明文では、たんぽぽの知恵として4つのことが書かれています。(1)花がしぼむと黒くなり、軸が倒れて栄養を送る知恵 (2)らっかさんのような白い綿毛ができる知恵 (3)花の軸が起き上がり、どんどん背伸びをしていく知恵 (4)晴れて風のある日はらっかさんの綿毛が開き、湿り気の多い日や雨の日はしぼむ知恵 ・・・どれもすごい知恵だと感じられますが、子ども達は特に(4)の知恵に関心したようでした。
 ところで、2年生の子ども達は「落下傘(らっかさん)」という言葉の意味を知っているのでしょうか? 教科書には、「このわた毛の一つ一つは、ひろがると、ちょうどらっかさんのようになります。」と書いてあります。脚注には、「パラシュートともいう。」と書いてあり、簡単な絵も載っています。パラシュートなら知っているでしょうか? さらに、パラシュートがふわりと空を漂う動画を見せてあげれば「なるほど…」と思うでしょう。
 どの学年でも、国語の学習では繰り返し教科書の音読が宿題として出されています。教科書を読むということは、子どもにとって様々な言葉を獲得していくうえで、とても大切な学習となっています。(写真中)
 北校舎1階の給食室前に、「おはしの名人になろう!」という掲示物が用意されました。(栄養士さんの力作です。)正しい箸の持ち方や箸の利用の仕方、やってはいけない箸の使い方について掲示してあります。
 図を見ながら箸の持ち方が練習できるように、2色に分けた箸が用意してあります。さっそく低学年の子ども達が休み時間にやって来て、箸を手にしてみました。自分では正しく箸を使えていると思っていても、正式な持ち方ができている子は少ないのではないでしょうか。
 2本のうち上の箸は、鉛筆の要領で持ちます。下の箸は、中指と薬指の間に入れて固定します。物をつまむときは、中指と人差し指と親指で上の箸を動かすようにします。下の箸は動かしません。(写真下)
 「人のどんなところにがっかりしますか?」という質問では、「箸が正しく持てない人にがっかりする」という場合が多いそうです。確かに、グルメ番組を見ていて、どんなに美しい人がおいしそうなものを食べていても、箸の持ち方が酷いとがっかりしてしまいます。
 箸の持ち方は「文化」として継承されてきているものです。古くから、親から子へと正しい箸の持ち方が受け継がれてきました。しつけや親子のコミュニケーションとしてもとても重要で、家族がそろって食卓を囲むことの継承にもつながっているように思います。

図工「とくべつな花」(2年生)

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 2年生の図工では、クレヨンと絵の具を使って「とくべつな花」を描いています。
 自分だけの花のもようや形、色の組み合わせなどを工夫して描きました。「先生、見て!すごくきれいな色ができたよ」と、何度も教えてくれる子や、一度完成してから細かい部分をさらに工夫する子、友達の表現を見て「すごい。きれいだね!」と感動している子など、制作を通して豊かな経験を積んでいる姿がたくさん見られました。
授業では、パレットや水入れの使い方、筆の洗い方など、道具の扱い方について考えながら学習しました。今後も図工の学習では、様々な道具の扱いについて考え、使う機会を大切にしていきたいと思います。

5月20日の給食

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献立名           きびご飯
              シシャモの味噌マヨ焼き
              ごぼうの中華和え
              いも煮汁
              牛乳

一口メモ

 今日は、白米にきびを混ぜて炊いた「きびご飯」の献立です。ご飯をよく見ると、黄色の小さい粒が混ざっています。きびを混ぜると、もっちりとした食感になります。また、きびには食物繊維や鉄分、たんぱく質などが白米に比べて多く、栄養価もプラスされることになります。
 桃太郎の昔話に出てくる「きびだんご」は、きびの粉から作ったものです。桃太郎は、鬼退治に行く時に「きびだんご」を持っていきました。そして、栄養のある「きびだんご」をお供になったサルと犬、キジにも分けてあげて、無事に鬼を退治することができました。不思議な力のある「きびだんご」を一度味わってみたいものです。

5月20日(月) その1

 このところ、週の始まりは雨の日が続いているようです。今週も、全校朝会は体育館で行いました。今日は、「自分の役割をしっかり果たそう」というテーマで話をしました。
・・・先週、とてもうれしかったことがありました。まず、給食についてのことです。月曜日に1年生がそら豆のさやむきを行いました。旭町小学校では、隣の豊渓中学校の給食も一緒に作っているので、1年生は500人分以上のそら豆のさやをむかなければなりませんでした。その日の給食では、そら豆が塩ゆでになって出され、おいしくいただくことができました。また、木曜日は、2年生がグリンピースのさやむきに挑戦しました。グリンピースがコロコロと転がってしまい苦戦していましたが、みんなでたくさんのグリンピースのさやをむくことができました。この日の給食では、グリンピースご飯としておいしくいただきました。そら豆もグリンピースも、採れたての旬のおいしさを味わうことができて良かったなと思いました。そして、さらに1年生と2年生一人一人のがんばりがあったからこそ、おいしい給食になったのだなと感じました。
 次にうれしかったことは、たてわり班活動が始まったことです。旭町小では、毎年たてわり班活動が盛んに行われています。先週火曜日に、今年のたてわり班のメンバーが集まり、顔合わせ会と全校遠足に向けた話し合いを行い、さらには室内遊びを楽しみました。どのたてわり班でも、6年生がきちんと司会をしてリードしていて立派でした。きっと、1年生から5年生のみなさんは、自分の班になった6年生の態度を見て、安心するとともに「すごいなあ」という気持ちをもったことでしょう。来週木曜日の全校遠足が楽しみになってきました。また、たてわり班で掃除をするたてわり清掃も始まっていきます。さらに、毎月1回、たてわり班で遊ぶ日もあります。6年生のますますのがんばりに期待しています。
 もう一つ、うれしかったことがありました。先週水曜日に委員会活動がありました。5,6年生が全員どこかの委員会に入り、学校全体の大切な仕事を担っていくのが委員会活動です。1年生から4年生のみなさんが休み時間に遊んでいる間でも、委員会の仕事をがんばっている高学年の子がいます。先週の委員会の時間に、代表委員会の人たちが、来月行うあいさつ運動について話し合いをしていました。昨年までは、あいさつ運動は3日間行うことになっていました。今年の代表委員会の人たちは、1週間あいさつ運動をした方が良いと考え、校長先生のところにそのことを伝えにやって来ました。もちろん校長先生は、「1週間、がんばってください。」と励ましました。自分たちで進んで学校を良くしたいという気持ちが感じられ、とてもうれしくなりました。他にも、新しい取り組みを計画している委員会があるようなので、高学年の人たちの取り組みを楽しみにしています。
 そら豆やグリンピースのさやむきをした1,2年生のみなさん、たてわり班の中心になって活躍している6年生、そして委員会活動をがんばっている高学年のみなさん…今日のお話で共通しているのは、「自分の役割をしっかり行うことのすばらしさ」です。各教室でも、日直の仕事や係の仕事、給食当番や掃除当番の仕事と、自分の役割がいろいろあります。それぞれの自分の役割をしっかり果たし、がんばっていきましょう。・・・

5月17日(金)

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 1年生がアサガオの種まきをしたのは、先週の水曜日のことでした。今日でちようど10日目になります。今週からもう芽が出始めた子がいて、自慢げに話をしていました。その後、日に日に「わたしも…」「ぼくも…」と芽が出始め、ようやく全員の鉢にかわいらしい双葉が見られるようになりました。種まきの翌日からせっせと水やりをしていた1年生の子ども達は、双葉が見えてきたことで一層水やりの意欲が増してきたようです。登校後、すぐに外に出て、自分の鉢に水やりをしています。(写真上)
 種は7粒まきました。全部発芽したものもありますが、まだ2〜3個という鉢も見られます。教材屋さんのアサガオセットに入っている種は、発芽率が良いものを選んで入れてあります。たぶん、もうしばらくしたら芽が出そろうはずです。アサガオの種の発芽適温は25度と、かなり高めです。これから気温がぐんぐん上がれば、きちんと他の芽の生育に追いついていくので大丈夫です。子どもの成長と似たところがあり、アサガオも一粒一粒の種に個性があるようです。
 4年生が、学年合同で体育の授業をしていました。校庭に真っすぐなラインが引いてあり、50m走のタイムをとっていました。来月上旬に体力テストがありますが、50m走は各学年で記録しておくことになっています。どの学年も、何回かタイムを計測し、その中から体力テストの記録にしていきます。
 4年生ともなると、手の振り方や足の上げ方など、すばらしい走りを見せる子が増えてきます。「コロナ禍で子ども達の体力が落ちた」と言われていますが、私はそうは思いません。特に旭町小の子ども達は、休み時間も放課後もよく外で遊んでいる姿を見かけます。学校での体育の授業は、多くて週に3時間です。それだけの時間で、子どもの体力が向上するわけではありません。外遊びの経験こそ体力向上、運動能力の向上につながります。
 4年生の先生が、走っている子ども達に声をかけていました。「全力、全力!」、「よし、走り抜けろ!」・・・先生の励ましで、コンマ何秒速くなったことでしょう。ゴール地点での先生の激励で、記録が伸びた子が多かったはずです。(写真中)
 2校時に、1年1組の授業観察がありました。音楽の授業で、鍵盤ハーモニカを使う最初の指導場面でした。2名の教育実習生も参観に来ていました。「低学年の指導は、このように行うべし」という模範的な指導がされていたので、実習生の勉強にもなりました。
 保育園や幼稚園でも、鍵盤ハーモニカを使ってきた子が多かったようです。しかし、ただ吹けるだけでなく、正しくきれいな音で演奏するという技能を高めるには、一つ一つ扱い方や音が出る仕組みを理解させていくことが大切です。息の強さの違いや音の高さの違い、さらには音の長さを変えながら、鍵盤ハーモニカの演奏の仕方を指導していきました。これから少しずつ音階を練習し、いろいろな曲が演奏できるようにしていきます。(写真下)
 ところで、授業の初めには、校歌と「かたつむり」の歌唱指導がありました。1年生の元気な歌声が響きました。かたつむりの歌の中に、「つのだせ やりだせ あたまだせ」とあります。「つの」は、かたつむりの頭の先から伸びてくる細長いものを言うのでしょう。では、「やり」とはどの部分なのか・・・これには様々な説があります。かたつむりの体のつくりをよく見ると、頭から4本の触覚のようなものが生えています。長い2本は、先ほどの「つの」に当たるもので、先に目の働きをする器官がついています。その下の小さな2本が「やり」ではないかという説があります。(実際に、あるテレビ番組で紹介されました。)
 もう一つの説は、「恋矢(れんし)」と呼ばれる白い槍状の器官のことではないか、とのことです。普段は頭の下の方に隠れていて、いざという時(プロポーズや交尾中)に出てきて、恋の矢として相手に突き刺すものがあるそうです。こちらの方が有力な説のようですが、この歌が作られたはるか昔に、そんなところまで観察して歌詞を作ったのでしょうか?

5月17日の給食

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献立名           五目うま煮丼
              高野豆腐と大根の味噌汁
              牛乳

一口メモ

 高野豆腐は、しっかりと水切りした豆腐を適当な大きさに切って、寒い外に置いて冷凍させます。夜に凍った豆腐は、日中に溶け、水分が蒸発していきます。冷凍と蒸発を繰り返し、完全に水分を抜きます。こうしてでき上ったものが高野豆腐です。
 スポンジ状になっているので、料理の味がよく染み込んでおいしくなります。また、原材料が大豆なので、たんぱく質を多く含んだ食品です。
 高野豆腐1枚は、絹ごし豆腐の1/2〜1/3丁分だと言われています。大豆の栄養をぎゅっと凝縮しているのが分かります。

箏「さくらさくら」(4年生)

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 今年の4年生も、音楽の授業で「さくらさくら」の箏の演奏に取り組み始めました。
 ほとんどの子供たちにとっては、目の前で見るのも実際に自分が演奏するのも、初めての楽器です。毎時間、グループの友達と協力しながら、箏を載せる台を組み立てて、楽器を運んできて、爪を用意してと、準備にも時間がかかります。しかし、初めの頃に比べると、ずいぶん短い時間で手際よく進められるようになってきました。
 通常、お箏の爪は右手の親指と人差し指と中指の3本の指にはめるのですが、「さくらさくら」の曲は親指の爪だけで演奏することができます。4年生の子供たちの指はまだ弱々しくて、お箏の糸をしっかり弾くことができない子が多いのですが、それも何回か練習しているうちに、ずいぶんしっかりとしたいい音が出るようになってきました。
 今日で3時間目の授業ですが、すでに1曲通して演奏できる子が何人もいるのには驚きです。七七八・七七ハ・七八九八七八七六〜 「さくらさくら」を糸の名前で歌うとこうなります。ドレミとは違う和楽器の音色が、心地よく耳に響いてきます。今までリコーダーや鍵盤ハーモニカで苦労していた子が、すばらしい演奏を聴かせてくれて大活躍していたりもします。子供たちの可能性が広がる学習なので、これからも大切にしていきたいと思っています。

グリーンピースのさやむき(2年生)

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 2年生が、1時間目にグリーンピースのさやむきを行いました。前日から楽しみにしていた子どもたち。目の前にあるたくさんのグリンピースの量に驚きながら、栄養士さんの話をよく聞いてさやむきを行いました。
 「ひとつのさやに7個入っていた。」「赤ちゃんみたいに小さいグリーンピースもある。」と、さまざまな発見をしながら、次々にさやをむいていました。
 給食は、2年生がむいたグリーンピースがたっぷり入ったグリーンピースご飯でした。グリーンピースにいつもは少し苦手意識のある子どもも「グリーンピースが甘くておいしい。」と言いながら、おいしそうに食べていました。

5月16日(木)

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 1校時に、2年生がグリンピースのさやむき体験を行いました。大きなボールには、まさに今が旬のグリンピースがたっぷりと入っていました。まず、栄養士さんからグリンピースについての話を聞きました。
 最初にクイズが出されました。さやに入った5種類の豆の写真から、どれがグリンピースであるかを当てるクイズです。そら豆、インゲンマメ、スナップエンドウ、絹さや、そしてグリンピースのさやの写真が写っていました。スナップエンドウとグリンピースはよく似ていますが、グリンピースをさやごと食べられるように品種改良したものがスナップエンドウです。また、絹さやは、グリンピースを若いうちに採り、さやごと食べるものです。絹さやがそのまま熟していけば、やがてグリンピースになります。
 1年生のそら豆のさやむきと同様に、2年生も紙で作った箱を用意してありました。さやから取り出したグリンピースを箱の中に入れながら、次々とさやむきをしていきました。毎年、グリンピースがコロコロ転がって、教室中にグリンピースが散らかります。今年も学年の先生が、「箱の上でさやむきをして、絶対にグリンピースを落とさないように…」と事前指導で伝えていました。しかし、あっちでコロコロこっちでコロコロと、今年もグリンピースが転がってしまったようでした。それでもみんなでがんばって、全員の箱いっぱいにたくさんのグリンピースが集まりました。
 最初に栄養士さんが2年生の子ども達に聞いていました。「グリンピースが苦手な子はいますか?」・・・子どもは正直です。半数近くの子が手を挙げていました。しかし、今日は自分たちでさやむきをしたグリンピースが給食になっただけあり、「グリンピースご飯がとてもおいしかった。」と言っていました。
 私も給食で味わいましたが、冷凍のグリンピースでは絶対に味わえないおいしさでした。栄養士さんいわく…今年のグリンピースはとても高価だったそうです。例年の何倍もの値段だったとか。今年度から給食費は無償化になりましたが、決められた予算で毎月の給食を作っていくことには変わりありません。栄養士さんの工夫と努力にも感謝です。
 3校時に、4年2組で教育実習生の授業がありました。「カンジーはかせの都道府県の旅」という国語の授業でした。今週の月曜日から教育実習が始まり、この時間が初めての授業となりました。
 すばらしかったのは、終始笑顔で子ども達に指導していたことです。また、子ども一人一人にていねいにかかわる姿は、指導技術より大切な教師の心構えととらえることができました。クラスの子ども達も、「実習生の先生の授業だから」という気持ちで臨んでいたようです。窓側で見守っていた指導教官の担任が、一番落ち着かない気持ちだったのかもしれません。(写真中)
 4年生は、1学期中に47都道府県の漢字を全て習います。この単元では、北海道から三重県までの都道府県の漢字を学習することになっています。タブレットで各都道府県の名産を調べながら、文章作りを行っていきました。
 都道府県の漢字の中には、大人でも間違えやすいものが多々あります。新潟県の「潟」は、果たして何%の人が正しく書くことができるでしょうか。実習生が新潟県の入った例文を板書しましたが、正しく書けていました。(書き順も含めて、あらかじめ練習したのでしょう。)私は新潟県の出身なので、子どもの時から「潟」の字は漢字で書くことができました。しかし、親戚や友達から届く手紙に書かれた「潟」が、ほとんど間違っていた記憶があります。この他にも、「茨城」や「岐阜」など、都道府県名以外には使いそうにない漢字を4年生で習うことになっています。
 5年生は、社会科の時間に「国土の気候と地形」の学習をしています。2組では、日本の様々な気候区分についての学習をしていました。一年間の降水量と気温を表す雨温図を比較しながら、日本の各地での気候の特色を調べていきます。
 日本は、他の国に比べて国土が狭い割に、様々な気候区分に分けられます。島国であることや、地形や海流など、いろいろな要因が気候の特色に関係しています。中でも地形と季節風との関係は大きなものがあり、冬の日本海側と太平洋側の気候に大きく影響しています。
 先ほど、4年生で47都道府県の漢字を全て習うということをお伝えしました。さらに4年生の社会科では、都道府県名とその位置について学習します。それらが全て学習済みということが前提で、5年生の社会科の学習があります。気候区分の資料を見ながら、その都道府県がきちんと理解できているでしょうか。(写真下)

5月16日の給食

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献立名           グリンピースご飯
              つくね焼き
              五目汁
              牛乳

一口メモ

 今日は、今が旬のグリンピースを混ぜた「グリンピースご飯」を作りました。グリンピースと言うと、苦手な子がいるかもしれません。よく使われているグリンピースは冷凍のものですが、今日は収穫したての生のグリンピースを使っています。生のグリンピースを楽しめるのは、この時期だけです。いつものグリンピースとはひと味もふた味も違う、おいしい豆の風味を味わいながらべることができます。
 また、今日のグリンピースは、1校時に2年生がさやむきをしたものです。全校分のグリンピース15kgを一生懸命むいてくれていました。2年生のがんばりが込められたグリンピースご飯になっています。

5月15日(水)

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 1年生は、図工の時間に「あじさい きれいだね」という作品に取り組んでいます。小さな折り紙を使って、アジサイの花びらを作っていきます。今日は、1組でその折り方の指導をしていました。
 まず、普通サイズの大きな折り紙を使って、アジサイの折り方の練習をしました。先生が折り方のお手本を見せながら、一折りずつみんなで挑戦していきました。折り紙で作るアジサイの花は、いろいろな折り方があります。その中でも最も簡単な折り方を教えていました。(折り紙が1枚で一つの花になるのではなく、何枚も作って合わせることできれいなアジサイの花になる作品です。)
 三角に折って、またそれを半分に三角に折って…この辺りまでは良かったのですが、「三角の袋になっている部分を開いて、四角に折りたたんで…」というところから難しくなってきました。すかさず、できた子が「先生」となって近くの子を教えに行ってあげていました。その後も難しさが続き、やっとできたと思ったら、これからが本番でした。一回り小さな折り紙で何枚も花びらを作り、画用紙に貼ってアジサイを完成させていく予定です。(写真上)
 「三角の袋になっている部分を開いて、四角に折りたたんで…」というところまでは、ツルの折り方と同じです。何人かの子に聞いてみましたが、折り紙で飛行機を作ったことがある子はいましたが、ツルを折った経験がある子は少ないようです。それよりも、折り紙自体今まであまりやったことがないという子の方が多く見られました。
 折り紙の力には、すごいものがあります。小さい頃に折り紙に親しむということは、子どもが発達していくうえで、とても大切な力につながります。折り紙の角を合わせてしっかり折るという動きを繰り返すことで、手指の器用さを高め、目と手の協応性も育まれます。他にも、集中力や根気強さ、想像力が高まります。本を見ながら自分で折り方を学ばせると、さらにそれらの力がしっかり身につくことでしょう。
 1,2校時に、2年生がミニトマトの苗の植え付け作業をしていました。生活科の学習として、毎年2年生はミニトマトを育てています。野菜の苗の中でも、比較的育てやすく、短期間で大きく成長して実がなるもの…ということでミニトマトがどこの学校でも選ばれているようです。
 1年生の時にアサガオやサクラ草、チューリップを育てた鉢が、2年生でも大活躍です。培養土を入れ、苗を植え付けていきました。今回、牛乳パックを2本分切り開いて用意し、鉢の周りに入れました。アサガオ用の鉢は花を育てるのには適していますが、野菜作りには深さが足りません。そこで、牛乳パックで壁を作り、培養土がたくさん入るようにしました。野菜作りでは、根をしっかり張らせることが重要です。(写真中)
 今回購入した苗は、「めちゃなり! トゥインクル」という名前がついています。某有名ケチャップメーカーから出ている苗で、「一房に、ぶどうのようにたくさんできる甘さ抜群なミニトマト」という説明が書いてあります。(おまけに、病気にも強い品種です。)
 さあ、1つの苗から何個のミニトマトが収穫できるでしょうか。明日から毎朝水やりをしながら観察を続けていきます。
 5校時に、5年1組の授業観察に行きました。「道案内」という資料を使った道徳の授業でした。「親切、思いやり」についての内容で、親切な行いをする時に大切なことは何かを考えさせていきました。
 2人の男の子たちは、道に迷っているおばあさんを見かけます。説明をしたけれど伝わらないと思い、行先までの地図を書いて渡してあげました。「やっぱり、いいことをした後は気持ちがいいなぁ。」と2人は喜びました。しかしその後、おばあさんがまた迷っている光景を目にします。中学生3人が声をかけると、おばあさんは地図をもらったものの、字が小さくて見えなかったようでした。そこで中学生たちは、「私たちがご案内します。一緒に行きましょう。」と言って、おばあさんと歩き出したのでした。・・・とても微妙な資料です。微妙というのは、2人が行った行為は親切と言えたのかどうかという疑問が残るからです。
 子ども達からは、「相手の気持ちを考えて親切をすることが大切だ」という考えが多く出されました。しかし、この資料の2人のとった行動は、十分に相手の気持ちを考えた親切と考えられます。(言葉で言っても伝わらないと思い、地図を書いてあげている。)また、その時点ではおばあさんはとても喜んでいて、字が小さくて見えない様子ではありませんでした。それ以上この2人に親切を要求するのは酷なことです。
 さらに、中学生がとった行動を見て、「ちょっと足りなかった」と言っていること自体、優しさが満ちあふれているように感じます。(写真下)

ミニトマトの植えつけ(2年生)

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 1年生の頃に植えたあさがおやサクラ草を思い出しながら、ミニトマトの植えかえを行いました。
 「トマトを食べるのは苦手だけど、自分で作ったトマトで練習したい!」と張り切っている児童もいました。どんなトマトが育つのか、今から楽しみです。

5月15日の給食

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献立名           ご飯
              鶏肉のバーベキューソース
              小松菜とコーンのソテー
              春雨スープ
              牛乳

一口メモ

 春雨は、サラダやスープによく使われる食材です。春雨は、細長くて透明な見た目が「春の雨」に似ていることから「春雨」と呼ばれるようになりました。
 では、春雨は何から作られているでしょうか?
(1) 小麦粉
(2) 米
(3) 豆


 答えは、(3)の豆です。給食では、緑豆と呼ばれる豆から作られた春雨を使っています。
 他にも、「じゃがいも」や「さつまいも」から作られた春雨もあります。原料によって食感が異なり、いも類のでんぷんで作るとモチモチとした食感になります。一方、緑豆のでんぷんで作るとコシが強くなります。

5月14日(火)

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 6年生は、家庭科の時間に「朝食から健康な1日の生活を」という学習をしています。なぜ朝食が大切なのか、朝食の役割を考えるとともに、健康な生活を送るための調理について学んでいきます。そして、栄養のバランスの良い朝食の計画を立て、調理実習の実践に生かしていきます。
 2組では、家庭科ノートに載っている3日間の朝食の写真を見ながら、よい点と課題点について考えていきました。1日目の朝食は、「ご飯、鮭(大根おろし付き)、味噌汁(玉ねぎ、カブ、ねぎ入り)」です。2日目は「コーンフレークと牛乳」で、3日目は「トースト、スクランブルエッグ、ウインナー」です。(教科書にも同じ写真があります)各自の考えを発表させてみると、課題点が多く挙げられました。「野菜がない」(2,3日目)、「量が少ない」(2日目)の他に、「作るのに時間がかかる」(1日目)という意見もありました。子どもながらにそう考えたか…という感じがします。では、よい点はというと、「バランスがとれている」(1日目)、「簡単に作れて早く食べられる」(2,3日目)という意見でした。(写真上)
 教科書には、朝食の役割について、次のように記載してあります。「朝食は、1日の始まりのエネルギーを得るために大切な食事です。朝食を食べることによって、体温を上げ、脳や体を目覚めさせることにつながります。また、腸のはたらきをよくし、排せつのリズムを作る役割もあります。健康な生活を送るために、毎日の朝食を欠かすことができません。」まさにその通りです。高学年で1校時からぐったりとしている子、眠そうにしている子がいますが、朝食をしっかり摂って登校しているでしょうか。
 2年生は、国語の時間に「たんぽぽのちえ」という説明文の学習をしています。この学習を通して、順序を考えながら内容の大体をとらえて読む力を付けさせていきます。そのために、「いつ」、「どんなちえ」につながる言葉に着目させて読み取りをしていきます。
 たんぽぽは、ちょうど今の時期にたくさん見られます。子ども達にとって、一番身近な植物と言えます。そのたんぽぽが、一体どんな「知恵」をもっているのか、文章の中からていねいに見つけていくことが大切です。(写真中)
 私は、この説明文に出会うまでは、「たんぽぽは、花が咲き終わってからそのままの状態で綿毛ができる」と思っていました。しかし・・・「花が終わった後、一度花と軸が地面に倒れて種に養分を蓄えること」、「そして、種ができたら、また軸が起き上がってきて、遠くに飛ばすようにぐんぐん伸び上がること」、この2つのことは、全く知りませんでした。言われてみれば、綿毛を飛ばし終わった後のたんぽぽの軸が、ひょろひょろと背が高かったように感じます。
 学校の校庭の端や中庭には、たくさんのたんぽぽが咲いています。これからは、よく注意して見てみたいと思いました。
 4校時に、音楽の授業観察に行きました。5年2組が音楽室で授業をしていました。授業の前半は、「輪唱の歌い方」についての学習でした。「花のおくりもの」という短い歌ですが、3つのグループに分けて輪唱すると、とてもきれいなハーモニーが生まれます。輪唱は、同じ旋律を2つ以上の声部が一定の間隔をおいて追いかけるように歌うことです。低学年では、カエルの合唱が有名です。
 一つのメロディを複数のパートが追いかけるように演奏していく演奏様式に「カノン」があります。子ども達が歌う「花のおくりもの」の輪唱を聞いていて、パッヘルベルのカノンを聞いているような感覚になりました。歌っていた子ども達も、クラス全体が素敵な感じに響き合う実感が得られ、とてもうれしそうでした。(写真下)
 授業の後半は、「茶色の小びん」の合奏練習を行いました。各自練習したい楽器がいろいろ決めてあるようでした。真っ先に自分が選んだ楽器のところに向かい、熱心に練習していました。

たてわり班 顔合わせ

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 今年度のたてわり班活動がスタートしました。
 今日の中休みは、初めての顔合わせで、簡単なゲームをして同じ班の友達と遊びました。たてわり班は毎年新しく編成し直しています。まず、全校児童を1組グループと2組グループに分け、さらにそれぞれを6つの班に分けます。1組グループはあか、みかん、きいろ、みどり、あお、むらさきの6班、2組グループは、ピンク、サーモン、クリーム、メロン、ライトブルー、ラベンダーの6班です。
 各班の人数は、27〜28名くらいになります。毎月の中休みのたてわり班遊びや、年2回の授業時間を使ってのロングたてわり班遊びでは、この人数全員で遊びます。また、たてわり班清掃では、各班をAとBの二つに分けて、13〜14名の班で清掃をします。
 この班のまとめ役は、全て6年生がしていくことになります。1年生のお世話から、遊びの計画・進行、清掃の分担決め、指示を出して分からないことを教えてあげてたりと、全て6年生の仕事です。大変ではありますが、毎年本校の6年生は本当によく活躍してくれています。
 1年生は優しく面倒を見てくれる6年生が大好きで、そばにいて離れようとしないくらいになっていきます。今日は、この班での顔合わせの後に、30日(木)に予定されている全校遠足に向けての班会議も行いました。もちろん、司会進行は6年生です。全校遠足でのめあてや約束事を確認したり、集合の時の整列の仕方や道路を歩く時の並び方を決めたりしました。さらに、班での遊びの内容を伝えたり、ポイントラリーのやり方や当日の時程について話をしたりと盛沢山でした。
 6年生は、そのための準備もきちんと進めてきました。余った時間は、班遊びで楽しい時間を過ごすことができました。全校遠足がとても楽しみです。

5月14日の給食

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献立名           チーズパン
              トマトのミートボールシチュー
              キャベツサラダ
              オレンジ
              牛乳

一口メモ

 「トマトのミートボールシチュー」は、トマトシチューの中に、手作りのミートボールやじゃがいも、にんじんなどの具材をたっぷり入れました。トマトの酸味が苦手という子がいるかもしれませんが、やや強火でしっかり煮込むことで解消します。酸味が飛んで、甘味が感じられるおいしいトマト料理になります。
 トマトは、生で食べるだけでなく、トマト煮込みやスープなどの料理、ケチャップやソースなどの調味料にも使われる野菜です。一年間で食べられる量は、野菜の中で世界一と言われるほど世界中で親しまれています。
 また、ヨーロッパでは、「トマトが赤くなるとと医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトには栄養がたっぷりあります。見た目にも鮮やかな赤色をしているので、見ているだけでも元気になりそうな感じがします。

5月13日(月) その2

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 1校時に、1年生が「そら豆のさやむき体験」を行いました。そら豆は旬の時期がとても短く、まさに今が旬の真っ盛りです。全校朝会から戻ってくると、すでに教室前にはたくさんのそら豆が給食室から運ばれてきていました。
 最初に、栄養士さんからそら豆の写真をもとに、いろいろな話を聞きました。そら豆の花は、同じマメ科のスイートピーに似ていて、とても美しい姿をしています。花色は紫と白の複色で、野菜の花の中でも特に華やかに感じられます。旭町小の周りには畑が少ないので、見たことがない子が多いかもしれません。そら豆が植えてある畑では、とても目を引く花です。
 さらに、そら豆の実のつき方が分かる写真も見せてもらいました。そら豆の実がふくらみ始めると、さやの先が空を向くようになります。だから「そら豆」と言われるようになりました。次第に実が大きくなってくると、その重さでさやが下向きになってきます。それが収穫適期の合図です。
 いよいよさやむきが始まると、中から次々と出てくる大きなそら豆にみんな大喜びでした。また、先週読み聞かせをしてもらった「そら豆のベッド」のことを思い出し、実際に手でさやの中の感触を確かめてみたりもしました。ふわふわのベッドであることがよく分かりました。
 しかし、そうゆっくりとさやむきをしている場合ではありません。全校分、さらには隣の中学校の給食分のそら豆を、1年生が全てさやむきしなければなりません。みんなでがんばり、ようやく全てのさやむきが終わりました。
 給食の時間にも1年生の教室を見に行くと、塩ゆでされたそら豆をおいしそうに食べていました。そら豆は、なかなか家庭では食べ慣れていない食材の一つかもしれません。食育として位置付け、子どもに調理の一部を経験させることで、食への関心が違ってきます。ぜひご家庭でもさやむきから一緒に行い、家族で味わってみてください。(写真上)
 3校時に、1年1組の教室で連絡帳の指導が行われていました。今まで連絡帳は、家の人と担任とで連絡を伝え合うために使っていました。今日から連絡帳を子ども達に書かせて、明日の用意をするために活用していきます。
 月日を書いた後、丸で囲った「じ」と書いてあり、その下には(1)こ(2)さ(3)た(4)こ・・・と書いてありました。「じ」は時間割りで、国語・算数・体育・国語の4時間授業という意味です。さらに2行目は、まるで囲った「し」の下に、「おん、ひらがな(さ)」と書いてありました。「し」は宿題のことで、「音読とひらがなプリントの『さ』をやりましょう」ということを示しています。最後の行には、まるで囲った「れ」(連絡という意味)の下に、「えのぐのもうしこみ14、15にち」と書いてありました。
 連絡帳に3行書くだけですが、なんと時間のかかることでしょう。1年生にとって初めて連絡帳を書くということと、黒板を見て書き写すということが初めてだったのですから仕方がありません。さらに、まだ習っていないひらがなもあります。担任の先生は、一人ずつきちんとかけているのかを確かめながら、ゆっくりと指導していました。(写真中)
 毎日連絡帳を書くことを続けていると、次第に短時間で書けるようになってきます。まずは、自分が書いた連絡帳を見て明日の用意をする習慣がつくように、各ご家庭で見てあげてください。
 4校時に、算数少人数教室で3年生(ステップコース)の授業観察を行いました。3年生は、今月から算数で「わり算」の学習をしています。わり算は、3年生で初めて習う学習です。
 先週、この単元の初めに出てきた問題は、「クッキーが12個あります。3人で同じ数ずつ分けると、1人分は何個になりますか。」でした。12個のおはじきを実際に動かしながら、1人分が4個ずつになることを確認しました。そして、「12÷3=4」というわり算の式を新たに習いました。つまり、何人かでおなし数ずつ分ける場合に「わり算」を使うということを勉強しました。
 一方、今日の問題は、「パイが12個あります。1人に3個ずつ分けると、何人に分けられますか。」でした。先ほどのクッキーの問題との違いは何でしょうか? これもおはじきを具体的に操作してみると分かります。3人に1個ずつおはじきを配っていく動かし方の「クッキーの問題」に対して、おはじきを3個ずつまとめて動かしていくのが「パイの問題」です。今日の問題も、「12÷3=4」という式でわり算になります。しかし、わり算の意味としては先週のものとは違います。クッキーの問題は「等分除」、パイの問題は「包含除」というわり算です。もちろん、等分除や包含除という言葉を子ども達に教えるわけではありません。同じわり算でも、意味が異なるということを指導しています。(写真下)

ソラマメのさやむき(1年生)

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 食育の学習で、ソラマメのさやむき体験をしました。
 子どもたちは先週から、むいた豆を入れる箱を作ったり、そらまめくんのベッドの絵本の読み聞かせを聞いたりして楽しみにしていました。
 なぜソラマメという名前が付いているのか、収穫できる状態になったらどのような変化があるのか、栄養士さんからお話を聞きました。→空を向いているから。実が大きくなると地面を向く。
 
 子どもたちは、「中がホントにふわふわだ。」「ぼくのは、5個も入っている。」「むくの楽しいね。」と一生懸命にむいていました。1年生みんなで、525人分、40キログラムのソラマメをむきました。
 給食に出た茹でたてのソラマメは、とても美味しかったです。中には、苦手だけど頑張って食べたよという子もいました。
 ソラマメは高価な上、出回る時期も短いので、なかなか食べる機会はないかもしれませんが、是非ご家庭でも味わってみてください。

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