ロングたてわり班遊び遊び場所としては、校庭と体育館、視聴覚室の3か所です。雨の場合は校庭が使えないので、室内遊びの計画も立てています。低学年の子供たちは、6年生のお兄さん、お姉さんと一緒に遊ぶことができる時間をとても楽しみにしています。他の学年の子供たちも、授業の時間を使って遊ぶことができるので大喜びです。 遊びの内容としては、ドロケイ、どんちけた、バナナおに、かわりおに、田んぼの田、ジャンケン列車、ドッジボール、とりかご、じゃんけん鬼ごっこ、いろいろなドッジボール、王様ドッジボール、ドッジビー、だるまさんがころんだ、だるまさんの一日、絵伝言と様々です。 旭町小の子供たちは、このたてわり班遊びを通して、いろいろな遊びを経験することができます。校庭を思う存分走り回ったり、ボールを追いかけたり、ゲームで盛り上がったりで、あちらこちらから笑い声や歓声も聞こえてきました。お天気にも恵まれて、とても楽しい時間を過ごすことができました。 11月8日(金)2年1組の読み聞かせは、「うんちしたのは だれよ!」という絵本でした。ドイツの絵本作家が著した絵本で、頭にうんちが乗っているもぐらくんの絵が表紙になっています。・・・もぐらくんが地面から顔を出した瞬間に事件が起こります。もぐらくんの頭の上にうんちが降ってきたのです。「なんて ひどいことを!」と怒ったもぐらくんは、犯人を捜して歩き回ります。「ねえきみ、ぼくの頭にうんち落とさなかった?」(このように聞くもぐらくん自体が面白い)もぐらくんは、いろいろな動物に出会います。ハトやウマ、ウサギ、ヤギと、次々に聞いてまわるのですが、だれも違うと言います。その証拠に、それぞれの動物が自分のうんちの形や大きさを見せてあげます。(これも笑えます)最後に犯人が分かりました。もぐらくんは、ちょっとした仕返しをしてスッキリします。誰が犯人かは、読んでみてのお楽しみです。・・・(写真上) 続いての読み聞かせは、「ずっとそばに…」という絵本でした。「てぶくろを買いに」で有名な、絵本作家 いもとようこさんが著した絵本です。・・・動物たちは、森の中で仲良く暮らしてきました。しかし、その森が人間によって開発されてしまいます。餌がなくなってきて、とうとうくまさんはみんなの代わりに里まで出ていくことにしました。・・・かわいらしい動物たちの挿絵とは裏腹に、読み進めていくと涙があふれてくる絵本です。 頭にうんちを乗っけたもぐらくんの絵本の後に、しっとりと心に沁みる絵本の読み聞かせ…なんとすてきな組み合わせなのでしょう。10分〜15分の読み聞かせですが、子ども達をいろいろな世界に連れて行ってくれるすばらしい時間になっています。 3年生は、理科の時間に「太陽とかげ」の学習をしています。先週は、北校舎の屋上を使ってかげ踏み遊びをしたり、遮光プレートを使って太陽とかげの関係を調べたりしました。今日は、時間によって太陽とかげの位置がどのように変化するのかを調べていました。 画用紙の中央にストローを立てるようにくっつけ、屋上に持っていきました。ストローのかげを定規でなぞり、1時間後にかげの位置がどうなるかを調べました。画用紙は屋上の観測場所に貼り付け、動かさないようにします。(これが重要です)1時間後、ストローのかげは、先ほどの位置よりも動いていました。太陽はかげの反対側方向にあるわけですから、太陽の位置が変わった…ということになります。(写真中) 「かげの位置が移動する=太陽の位置が動いた」と考えるのは、意外に3年生では難しい思考です。なんとなく一日の中で太陽の場所が変わっているということは分かっていても、太陽が常に動き続けているという感覚はありません。校庭に長い棒を立てておくと、かげが動いていく様子がすぐに分かります。校庭にできた長いかげに線を引き、ほんの5分、10分するだけで、かげの位置が移動するのを見ることができます。 5校時に、4年2組で学級会(クラス会議)を開いていました。議題は、「最近のクラスでよかったことと困ったことを出し合おう」という内容でした。2学期の半分を過ぎ、クラスみんなで振り返りをし、新たにがんばろうという趣旨でしょうか。 よかったことは、たくさん挙げられていました。「授業の時間を守る人が多くなった」、「片付けじょうずのカードがもらえた」、「給食の準備が早くなった」、「(授業の)始まりと終わりのあいさつがよかった」・・・その他にも、個々によかったこと(跳び箱の技ができたことや理科の実験をがんばったなど)が出されていました。(写真下) 4校時にはロングのたてわり班遊びがありました。遊びが終わると、いつも班ごとに振り返りをしています。さらに各教室に戻ってからも、クラスごとにその日のたてわり班遊びが楽しかったか、きちんと参加できたか、下学年の子に優しくできたかなど、振り返りをしています。毎日の「帰りの会」も一日の学校生活の振り返りです。掃除の反省会も同様です。しっかり振り返ることで、子ども達の成長を促していきます。 11月8日の給食白身魚のクリスピーフライ カリカリ油揚げのサラダ わかめと豆腐の味噌汁 牛乳 一口メモ 今日は、保健給食委員会が考えた「かみかみ献立」の第2弾です。献立のポイントは、白身魚のフライです。衣にコーンフレークとパン粉を使っていて、より噛み応えのあるフライになっています。 よく噛むことには、肥満予防や脳の発達の効果があります。 また、今日のご飯は「さつまいもご飯」です。秋の旬の野菜であるさつまいもを使って作りました。さつまいもの甘味がご飯とよく合い、とてもおいしく仕上がりました。 稲刈り(5年生)夏休み中にも当番制で水やりを行い、約一か月前にはすずめ対策でバケツの場所を移動させる等、細かくお世話をしてきました。今日は、そんな稲を友達と協力し合って刈りました。5月の小さかった苗の面影は一切なくなり、かなり大きくなった稲を刈るのはとても大変だったようです。「くすぐったい」「固すぎてうまく切れない」という声がたくさん聞こえてきました。 刈った後の稲は、一束にして4階の踊り場に干しています。総合的な学習「米作りに挑戦!」の集大成として、今後はもみをとり、精米していく作業も楽しみです。 11月7日(木)「かたちあそび」の単元は、1年生にとって初めて習う図形の学習です。身の回りにあるいろいろな立体について、その特徴をとらえることがねらいとなっています。そして、立体図形の構成要素としての平面図形の理解を図っていきます。 1組では、視聴覚室に移動して、箱を使った遊びを通して立体図形に親しむところから始めていました。各自持ってきた箱を使い、グループごとにいろいろなものを作りました。箱があると子ども達は、まずは積み上げてみたくなるものです。隣のグループが高いタワーを作り始めると、自分たちも負けまいとどんどん積み上げていきます。ついには自分たちの背の高さを超えるくらいまでのタワーができ上がっていきました。(写真上) 何度か箱を積み上げていくうちに、土台とする箱や上の方にふさわしい箱などの気づきが生まれてきます。また、箱の向きも大切な要素であることが分かってきます。形の概念は、こうした遊びを通じて形成されていきます。小さな子どもの遊び道具として、昔から積み木が使われています。手で触りながら試行錯誤することは、子どもの発育を促すとともに、算数の基本概念を育むことにもつながっています。 2年生は、国語の時間に「そうだんにのってください」という学習をしています。子ども達は、いろいろな学習場面で話し合い活動を行っています。しかし、この学習では、話し合いを進める上で大切な「相手の発言を受けて話をつなぐ力」を育てていきます。 まず、教科書をもとに「考えを言う時、考えを聞く時」と「友達と考えを出し合う時」の注意点について学びました。そして、いよいよグループで話し合いの実践です。1組では、4人のグループで相談する子と相談に答える子に分かれて話し合いをしていました。では、実際にどんな相談とそれに対する考えが返ってきたのでしょうか? ある子は、「授業にどうしたら集中できるのかを相談しました」と話していました。友達からは、「先生の話をしっかり聞いていると集中できるよ」と言われたそうです。…答えてあげた友達も立派です。 その隣の子にも聞いてみました。「ぼくはすぐに眠くなるから、どうしたら夜ぐっすりと眠れるかを聞いてみました」と話していました。それについては、私がアドバイスしてあげました。「昼間、よく運動すること。夕食をしっかり食べること。お風呂に入ったらすぐに布団に入るようにすること。」…周りの子ども達も「そう、そう」とうなずいていました。私は、布団に入ったら数分も経たずに眠れる方です。(写真中) 6年生は、理科の時間に「てこのはたらきとしくみ」の学習をしています。加える力の位置や大きさに着目して、これらの条件とてこの働きとの関係を多面的に調べていきます。そして、様々な実験からてこの規則性についての理解を深めていきます。 5校時に、2組が理科室で実験をしていました。1本の長い棒を使って、砂袋を様々な方法で持ち上げ、手ごたえ(力の入り方)を調べる実験です。生活の中で、子ども達が大がかりなてこを利用する機会はほとんどないのではないでしょうか。てこを利用すると、小さな力で重い物を持ち上げることができます。重い砂袋も、棒を持つ位置や砂袋をつるす位置を変えるだけで、ずいぶん手ごたえが違ってくるものです。(写真下) 単元の後半では、実験用てこを使って「支点・力点・作用点」の関係を調べていきます。さらに、身の回りで使われているてこの原理についても学習します。 音楽朝会音楽会の全員合唱曲は、全校児童が体育館に集まる一日目のみの歌唱になります。「つばさをください」は昔からよく歌われている曲です。そのため、音楽の授業で初めて紹介した時に、「お母さんが歌っていた」とか「この曲聞いたことある」と言って、すぐに歌える子がたくさんいて驚きました。 後半の音程が高いので、実際に歌ってみると難しかったりもします。しかし、それ以上に楽曲の魅力の方が大きくて、学年に関係なく子供たちが大好きな歌です。 せっかくなので、今日は学年ごとにどんな声で歌っているのかを聞き合うことにしました。低学年がどんな声で歌うのかが心配でもあったのですが、高音をとてもきれいな声で歌っていて感心してしまいました。中学年は、そこにさらに響きが加わってとてもすてきな声で歌っていました。そして、高学年です。5年生は響きの上に力強さが加わって安定感のある歌声を聴かせてくれました。6年生は、変声期の関係で声のコントロールに苦しんでいる男子が多いので、その分を誰が補っていくのかという難しい課題に直面しています。それでも、未だに天使の歌声を失っていない男子や身体の成長とともに声の響きに磨きがかかってきた女子の頑張りで音楽会を乗り切ることができるのではと期待しています。 最後に全校児童で歌った「つばさをください」は、体育館中に伸び伸びとした素晴らしい歌声が響きわたって本当にすてきでした。音楽会が楽しみです。 11月7日の給食野菜チップス 黒蜜きなこ餅 牛乳 一口メモ 今日から3日間、保健給食委員会が考えた「かみかみ献立」が登場します。「かみかみ献立」とは、よく噛んで食べることを意識した献立のことです。そのために、よく噛めるような噛み応えのある食材と、丈夫な歯を作るために必要なカルシウムの多い食材を使うようにしています。 今日の「かみかみうどん」は、太麺を使っていて、噛み応えがあります。具材は、ごぼうやたけのこなど、たくさん噛むものを使っています。 よく噛んで食べると、発音がはっきりしたり、脳が発達したりする効果があります。 消防署、警察署見学(3年生)前の週に、学校内の消防設備の種類や数を数える学習を行ったこともあり、地域の消防設備を探しながら移動しました。 まず、最初に消防署で行われている訓練を見学しました。ポンプ車から長く伸びたホースやはしご車を使い、要救助者役の人を助ける様子を見ることができました。その後、消防署で働く人の一日の流れや仕事の内容、署内の施設についての説明を聞いたり、質問をしたりしました。A4の紙にびっしりとメモをとっている子がたくさんいました。特に、訓練が毎日行われていることや、全装備の重さが30キロ前後もあること、そしてはしご車のはしごが30m以上も伸びることを聞いた際には、「おーっ」と驚いていました。 次に、すぐお隣の警察署へ場所を移して、交番や警察署の人の仕事の種類の説明を受けました。似顔絵を書く警官の特徴を捉えた絵や、パトカーだけでなく船やヘリコプターも使われていること、さらにそれぞれの現在地が大きなモニターに映し出される様子のVTRを見て学びました。 また、自転車の交通ルールについてのクイズにも答えました。自転車のルールについて再確認することができました。自転車は本当に危険なとき以外はベルを鳴らしてはいけないこと、そして保険に必ず入らなければいけないことについて、改めて知ることができました。 最後にパトカーの中を交代で見せてもらいました。普通の車には無いボタンを見て、「なんのボタンかな?」と興味津々に見学していました。パトカーの元の車種や階級章、逮捕状の取り方、警視総監になる方法を質問した子がいたことに、警察署の方は少しびっくりしていたようでした。 見学が楽しかったようで、いつもより給食を多めに食べている子がたくさん見受けられました。 11月6日(水)4年生は、1学期に「アップとルーズで伝える」という説明文を学習しました。しかし、要約についてはその学習の後、しばらく経ってから習っています。ですから、説明文を通して各段落の文章を要約していくのは今回が初めての取り組みとなります。 昨年までの教科書では、「世界にほこる和紙」という説明文が載っていました。教科書の改訂とともに、新しく「未来につなぐ工芸品」という説明文に替わりました。説明文の読み取りが終わった後には、「工芸品の魅力を伝えよう」という「調べて書く学習」があります。和紙も日本の伝統的な工芸品ですが、より全面的に工芸品を扱った説明文を示すために変更したのかもしれません。筆者は、途中で「奈良墨」や「南部鉄器」を例に出し、分かりやすく説明しています。 ただ、子ども達にとっては要約するということがまだ難しいようで、若干頭を抱えながら考えていたように見えました。(写真上) 午前中、3年生の社会科見学がありました。歩いて光が丘消防署と警察署に行き、各施設で説明を聞いてきました。3年生は、社会科の時間に「地域の安全を守る」という学習をしています。火事から町を守る仕事として「消防署」、さらに事故や事件から町を守る仕事として「警察署」の役割について学んでいます。光が丘にある消防署も警察署も、歩いて30分弱で行ける距離なので、見学にぴったりです。 消防署は、毎年3年生が見学に行ってお世話になっています。私も毎年後から自転車でかけつけ、一緒に見学させてもらっています。今年はとてもラッキーでした。消防署の中庭で、消防隊の大掛かりな訓練を見ることができたからです。もうすく消防隊の競技大会があるようで、本番さながらの訓練が行われていました。子ども達は、3階のベランダからその様子を見させてもらいました。ポンプ車とともにはしご車も乗り入れ、6階にいるけが人を救助する訓練を目の前で見ることができました。(写真中) 続いて光が丘警察署の見学に行きました。(消防署のすぐ隣です)警察署の見学は、本校では今まで行っていなかったので、初めての試みでした。警察の仕事について、映像を見て学んだ後、交通安全についての説明がありました。その中で自転車についてのクイズが何問か出されました。最終問題は、超難問でした・・・「自転車に乗る人は、対人賠償事故に備える保険に入ることが義務化されている」これは、〇でしょうか、×でしょうか? 正解は、〇です。3年生には難しすぎますが、大人にとっても意味が解っていても難しい問題です。東京都では、令和2年の4月から義務化されています。私もよく出張で自転車に乗りますが、対人賠償の保険に加入しています。 1年生は、国語の時間に「じどう車くらべ」という説明文の学習をしています。1年生は、1学期に「つぼみ」という説明文を学習しました。2回目となる説明文は、子ども達にとって関心の大きい自動車についての内容です。いろいろな自動車について、どんな仕事をしていてそのためにどんな造りになっているかを説明している文章です。教科書には、「バスや乗用車」、「トラック」、「クレーン車」の順に説明しています。 1組では、バスや乗用車についての段落を繰り返し音読しながら読み取りをしていました。説明文の理解のためには、繰り返し読むことが大切です。そうすることで、「〜の仕事をしています。」とか「そのために〜」というヒントとなる言葉に気がつくようになっていきます。(写真下) ところで、やはり昨年までの教科書との違いを見つけてみたくなりました。文章は同じですが、挿絵が変わりました。今までよりもはっきりとした色合いになっています。さらに発見しました! ・・・シートベルトの違いです。昨年までの挿絵では、バスの運転手はシートベルトをつけていましたが、乗客はつけていませんでした。今回の教科書では、バスの乗客も全員ちゃんとシートベルトを着用しています。こんなところまで気を配りながら挿絵が考えられているのですね。 11月6日の給食ホイコーロー 春雨サラダ もっちりドーナツ 牛乳 一口メモ 回鍋肉(ホイコーロー)は、漢字で書くと「回る鍋の肉」と書きます。では、なぜ「回る」という字がつくのでしょうか? (1) ぐるぐる鍋をかき回して作るから (2) 一度ゆでた肉で作るから 答えは、(2)の一度ゆでた肉で作るからです。回鍋肉の「回る」という字は、中国語で「戻る」という意味があります。回鍋肉を作る時、肉を一度ゆでてから取り出し、また鍋に戻して炒めて作っています。そのため、「回鍋肉」となったというわけです。 給食では、小間切れの肉を使っています。そのため、下ゆではしませんが、キャベツだけ炒めておき、最後に加えて合わせています。そうすることで、炒めた時にキャベツから出る水分が減り、シャキッと仕上がります。調理員さんたちのひと工夫です。 あいさつ運動(6年生)6年生の子ども達は、いつもよりも声を出してあいさつをする様子が見られました。終わった後に話を聞くと、「いつもよりも声が出せた」「あいさつが返ってくると嬉しい」といった、あいさつに対して前向きに取り組めた感想を話していました。一方で、「あいさつが返ってこなかった」「声が小さくて、あいさつされていない感じがした」など課題も見つけられたようです。 この経験を生かして、6年生から気持ちのよいあいさつの輪を広げていってほしいです。 おはなし会(2年生)魔女の不気味なシチューのお話から、いろいろなものを飲み込んでしまう魚や猫のお話、虫食い植物の本まで、面白くてじっくり読んでみたくなる本ばかりでした。読み聞かせもクイズもあって、みんな大満足な一時間だったようです。 11月5日(火)これまでの小学校の英語教育は、2011年に小学5,6年生を対象に必修として始まった「外国語活動」が始まりでした。その成果と課題を受けて、2020年4月からは、3,4年生が必修化の対象となり、英語教育の開始が5年生から3年生へと引き下げられました。さらに、5,6年生の英語教育に関しては、「教科化」となりました。つまり、国語や算数と同じように、「外国語」という名前で教科として扱われています。年間70時間、およそ週2回ペースで授業を実施し、通知表に成績も示すようになりました。 この英語4技能検定は、英語における4技能「リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング」の定着度を把握するために実施しています。そして、その結果をもとに授業改善に役立て、子ども達の英語力の向上を図ることをねらいとしています。 事前に、調査問題や機材が委託業者から送られてきていました。全員に専用のタブレットとヘッドセットが配布され、全てタッチペンで画面を操作しながら解答していく試験になっています。ヘッドセットを通じて英語を聞き取り、選択肢から答えを選んだりしていくので、検査中の教室内は全く音もなく静かです。また、スピーキング問題では、自ら英語で発音した音声がタブレットを通じて録音されていきます。(写真上) 今後、採点等は委託業者が行い、個人成績表が送付されてくることになっています。採点結果では、今後の学習に向けたアドバイスやライティング問題での添削メッセージなどが示されるそうです。子ども達の英語の力がどの程度身についてきたか、学校全体の傾向も気になるところです。 試験が終わってから子ども達に聞いてみたところ、「難しかった」と話していた子がほとんどでした。ただ、リスニングが難しかったと言う子と、ライティングやスピーキングが難しかったと話していた子と、難しさの中身はそれぞれ違いがあったようでした。 3年生は、国語の時間に「ことわざ・故事成語」の学習をしています。長い間使われてきたことわざや故事成語の意味を知るとともに、使うことができるようにすることをめあてとした単元です。意味や成り立ち、使い方を調べることを通して、その言葉を理解し、自分たちの生活の中であればどのような場面で使うことができるのかを考えさせていきます。 2組では、みんな一生懸命国語辞典を引きながら、教科書に出てきたことわざについて調べていました。「犬も歩けば棒に当たる」、「猿も木から落ちる」、「善は急げ」、「ちりも積もれば山となる」・・・3年生の子ども達にとって、どれも一度は聞いたことのあることわざです。しかし、「その意味は?」と聞かれるとはっきりと分からないものばかりです。まずは国語辞典を使って調べる活動から始まりました。 ちなみに、「犬も歩けば棒に当たる」とは、どういう意味で使われることわざでしょうか? このことわざには2つの意味があり、全く違うことを表しています。まず、棒を災難ととらえ、「何かをしようとすれば、何かと災難に遭うことも多い」という使い方です。もう一つは、棒を幸運ととらえ、「出歩けば、思わぬ幸運に出会う」という意味です。どちらかというと後者の意味で使われることわざであってほしいものです。 ところで、国語辞典の使い方は、3年生の1学期(それも4月でした)に初めて習いました。久し振りに国語辞典を使うのか、1つのことわざを探すのにもかなり苦労していました。「若い時の苦労は買ってもせよ」です。(写真中) 2年生の教室で、いよいよかけ算九九の学習が始まりました。最初に覚える九九は、「5の段」からです。では、なぜ5の段から覚えるように指導するのでしょうか? ちなみに、1の段は一番最後に指導します。1の段は、たし算と区別がつきにくく、唱えにくいので一番最後に指導することになっています。 「5の段」の数字は、私たちの生活と密接な関係があるため、2年生にとって分かりやすいということが理由のようです。「5,10,15,20…」と、ものの数を数える時に「5とびの数え方」がよく使われています。また、時計の文字盤でも、数字は5ずつ表示されています。2年生の子どもにとって、一番理解しやすいのが5の段ということです。2番目に習う「2の段」も、2とびの数え方(に、し、ろ、は、とお…)が浸透しているためです。その後、3の段、4の段、6の段、・・・9の段と続いていきます。 教科書には読み仮名がふってあり、「五一が 5、五二 10、五三 15・・・五九 45」と5の段の九九が載っています。電子黒板に映っていた教師用のデジタル教科書は、音声も出る仕組みになっていました。40は「しじゅう」、そして45は「しじゅうご」と読ませます。九九ならではの言い回しをしっかり覚えさせていきます。(写真下) 5年生「ブックトーク」読書旬間を通して、新たなジャンルの読書に挑戦する児童も多くなり、どんどん新しい知識を得ることや新しい世界観を味わうことに喜びを感じているようです。 読書旬間終了後も、よい読書習慣を身に付けることができるように、環境を整えていきます。 11月5日の給食メンチカツ じゃこ入りサラダ キャベツの洋風味噌汁 牛乳 一口メモ 今日の「メンチカツ」は、ひき肉に玉ねぎとたっぷりのキャベツを混ぜて、衣をつけて揚げました。サクサクの衣とジューシーな肉、そしてキャベツのシャキシャキ感の組み合わせがおいしいメンチカツです。 クイズです。メンチカツの「メンチ」という名前の由来は、次のうちのどれでしょう? (1) 「メンチ」さんが作ったから (2) 「ミンチ」という肉を使っているから (3) 「メンチ」という地域で作られたから 答えは、(2)の「ミンチ」という肉を使っているからです。ひき肉を意味するミンチという言葉から、メンチカツと呼ばれるようになりました。 11月1日(金) その31組の子ども達が視聴覚室に行き、空気でっぼうで遊んでいました。(実験です)4年生は、全員に実験セットを購入しています。(これはとても大事なこと!)学習が終わった後も、家に持ち帰って遊ぶことができます。理科では、たっぷり遊ばせながら科学的思考を高めていくことが重要です。 「スポン!!」とか「スポッ!」という気持ちのよい音がして、黒板に書いた的に向かって玉が勢いよく飛んでいました。透明のプラスチックの筒に、押し棒、そして玉はフォームポリエチレン製のものを使っています。筒に両側から玉を詰め、片方を押し棒で押していきます。最初は、「後ろの玉が前の玉を押すから飛び出すのかな?」と考える子がいます。実験していくうちに、中の空気が押し縮められて飛んでいくという仕組みに気付いていきます。さらに、「押し縮める空気の量(体積)を変えるとどうなるか」という実験にも挑戦していました。(写真上) 一方屋上では、3年1組が理科の学習をしていました。「太陽とかげ」の学習でした。太陽と日陰や影の位置、日なたと日陰の地面の様子について調べていく学習単元です。こういう太陽がさんさんと輝いている日でないとできない学習です。 1,2校時に、1組の子ども達が北校舎の屋上に行って学習していました。単元の最初は、「かげふみ遊び」をよくさせます。逃げ回る友達の陰を足で踏むという遊びです。そういう遊びを通して、人の陰ができる方向と太陽の位置との関係に気付かせていきます。 また、太陽の向きと陰との関係を調べるために、遮光プレートを使って太陽を見させていました。太陽を直接見ることはできませんが、濃いサングラスのはたらきをする遮光プレートを使えば見ても大丈夫です。「太陽ってホントにまん丸なんだ」と子ども達が言っていました。以前、皆既日食があった時にこの遮光プレートを使って観察したことがあります。(写真中) 6年生は、社会科の時間に「江戸時代の文化」について学習しています。6年生は、2人の担任で社会科と外国語の交換授業を行っています。今日の2校時は、2組の担任が1組の社会科を指導し、1組の担任が2組の外国語の授業を行っていました。 江戸時代は260年もの長きにわたったこと、さらに鎖国の影響もあり、庶民を中心に様々な文化が花開きました。文学や学問だけでなく、歌舞伎や落語、相撲なども庶民の支持を集めて栄えました。さらに浮世絵の技術も発達し、葛飾北斎や歌川(安藤)広重などが活躍しました。 授業では、同時期に西洋で有名になっていたゴッホの油絵と広重の浮世絵とを比較して考えていきました。ゴッホの描いた「ひまわり」は58億円であったのに対し、浮世絵は1枚あたり100〜500円でした。浮世絵は版画です。何枚も同じ絵を刷ることができるため、値段としては安いものでした。 しかし、その浮世絵が西洋に伝わると、一気に日本の文化が注目されることになります。あのゴッホさえも、浮世絵を真似て油絵に表しました。他にもモネ、マネ、ドガ、クリムトなど、多くの画家が影響を受けています。(写真下) また、音楽の分野でも浮世絵が与えた影響は大きなものがありました。フランスの作曲家ドビュッシーは、日本の浮世絵にインスピレーションを受け、交響詩「海」を作曲したのではないかと言われています。北斎の「神奈川沖波裏」(富嶽三十六景の1つ)がドビュッシーのお気に入りでした。(よくこの曲のレコードのジャケットにも使われていました)それだけに、鎖国をしていなかったら、もっと日本の多くの画家が海外に出て活躍していたことでしょう。同様に他の文化人も…。 しかし、逆に鎖国をしていたからこそ注目されたということも考えられます。東洋の神秘的な国として、多くの西洋人があこがれる「ジャパン」であったわけです。 サクラ草の植え替え(4年生)
サクラ草の植え替えを行いました。
毎年行っているので、子供たちの手際がよく、素早く植え替え作業を終えることができました。自分のサクラ草の植え替えを終わらせると、友達の手伝いや片付けを率先して行う姿も見られて素晴らしかったです。 これからたっぷりの愛情とお水をあげて育てていきます。どの子も自分の植えたサクラ草が、きれいな花を咲かせる日を心待ちにしています。 11月1日(金) その2 武石移動教室の様子から移動教室のあるある・・・東京との空気の違いです。バスを降りたとたん、武石の空気との違いを子どもながらに実感していたようです。しかしそれと同時に、家の人たちのお迎えの姿を見て、ホッとした気持ちも強かったことでしょう。(写真中) 最後に解散式を行いました。副校長先生の話や児童代表の言葉を聞きながら、一人一人語り尽くせない3日間の思い出を振り返っていたことでしょう。「家に帰ったら、家族にお土産を渡すとともに、いろいろな話を伝えましょう。」とは言いますが、きっと子どもにとって表現できないほどの想いがいっぱいあったはずです。 天候もよく、全員元気にそろって帰って来ることができ、ハナマルの移動教室でした。今後の5年生の活躍に期待しています。(写真下) おはなし会(1年生)おはなし会のテーマは「はんぶんこ」でした。「ぱくぱくぶんぶん」「すっぱりめがね」「だんめんず」「うれしいさん かなしいさん」など、様々な本を紹介していただきました。子ども達は、とても楽しみながら聞いていました。 今、学級にある50冊の光が丘図書館の本の他に、さらに20冊ほど本を貸し出していただきました。ぜひ本に親しんでほしいです。 11月1日の給食鶏肉と野菜のカラフルサラダ ABCトマトスープ 牛乳 一口メモ 11月に入りました。今月の給食のめあては、「感謝の気持ちで食事をしよう」です。給食に限らず、家でも食事の時にあいさつをしているでしょうか? 今、私たちの目の前にある食べ物は、どれだけの人が関わってできているのでしょうか? 野菜を育てている農家さん、魚をとる漁師さん、肉や牛乳を生産する畜農家さん、またその他にも食材を加工する人や運搬する人、店に並べて売っている人もいます。そして、食事を考えて作ってくれている人などなど、数えきれない人々が関わって食事が成り立っています。 さらに、食べ物となった生き物の命をいただくことへの感謝の気持ちも忘れてはなりません。単なるあいさつとしてではなく、意味を考えて心を込めて「いただきます」と言えるようにしましょう。 |
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