こころのバリアフリー出前授業(6年生)一人一人がちがっていることを理解し、それぞれに合う合理的配慮が必要であることを学びました。手先を思うように動かせなかったり、会話がうまく聴き取れなかったりする特性について、実際に体験を通してどんな気持ちでいるのかを学びました。 相手を思いやって行動することの大切さについて、改めて知ることができました。 たてわり班遊び中休みの短い時間でしたが、どの班の子供たちも夢中になって遊んでいました。遊びの計画は6年生が行い、必要に応じて石灰でコートを書いたり、用具を準備したり、進め方を考えて指示を出したりと大活躍でした。 校庭では、ドッジボール、かわりおにごっこ、ふやしおに、アメリカンドッジボール、だるまさんがころんだ、こおりおになどが行われていました。また、視聴覚室では宝さがし、体育館ではドッジボールやドッジビーと、遊びの種類も様々でした。 時々吹く心地よい風の中、子供たちはいろいろな学年の友達と思いっきり楽しい時間を過ごしていました。 9月26日(木)3年生は、先々週からのこぎりの使い方の学習が始まっています。のこぎりを正しく使い、角材を自分の好きな位置で切る練習を重ねてきました。今日の授業では、まず「席決め」から始まりました。図工室を4つのエリアに分けて、自身の今日の目的に合わせて座らせていました。(1)のこぎりを使うのがまだ怖い子(使い方を教えてほしい子)、(2)難しい切り方に挑戦したい子、(3)楽しく切っていく子、(4)たくさん切ったので組み立てに入りたい子・・・の4つのグループです。そうすることで、教師が支援に回りやすく、また子ども同士の学び合いも生まれやすくなります。 今日の授業では、さらに新しい道具の使い方についての指導がありました。「クランプ」という固定金具の使い方です。今までは椅子を横向きにして、足で角材を押さえながらのこぎりを使っていました。のこぎりは片手で持って切っていました。しかし、クランプを使うと、机に角材を固定させることができるので、両手でのこぎりが引けます。さらにクランプで角材を斜めに固定することで、様々な形の木片を切り出すことが可能になります。安全面の指導もしっかりしたうえで、のこぎりの使い方がどんどん上手になっていく様子がよく分かりました。(写真上) 1年生は、算数の時間に「なんじ なんじはん」という学習をしています。時計の読み方も算数の学習内容の一つです。1年生にとっては、算数の学習で初めて習う時計の読み方の単元になります。今後1年生では、3学期に「何時何分」の時計の読み方を学習することになっています。 長い針と短い針がある時計のしくみを知り、「何時」と「何時半」について読むことができるようにしていきます。日常生活の中で、子ども達は時計をよく目にしていることもあり、「何時」と「何時半」の読み方はすでに分かっている子がたくさんいます。一方で、デジタル式の時計を目にすることが多い子にとっては、意外にまだアナログ式の時計になじみのない場合もあるでしょう。改めて先生が時計の針を動かしながら示してあげることで、どのように時間が進んでいくのかが分かってきます。(写真中) この単元の指導時数は1時間しかありません。11時半や12時半など、読み誤りの多い「何時半」がいくつかあります。普段の生活の中で、「今、何時?」とか「今は何時半かな?」と時刻を読ませていくことが大切です。 4年生は、理科の時間に「月や星の見え方」の学習をしています。月についての学習では、「月は、日によって形が変わって見えること」や「一日のうちでも時刻によって位置が変わること」について学んでいきます。ちなみに、昨日は下弦の月でした。(半月の左半分が見えている月)下弦の月は、真夜中に東の空に昇り、明け方頃に南中し、昼頃に西の空から沈んでいきます。これからはどんどん月の出が遅くなっていき、来週初めには日の出頃に薄い月が太陽の右側に見えるようになります。 一方、星については、「色や明るさの違いがあること」や「時刻によって星の並び方は変わらないが、星の位置が変わること」を学習します。しかし、実際に星が見えるのは日没後の夜です。1組では、家で観測したい子に星座早見盤を貸し出していました。(写真下) ようやく秋の空になってきましたが、旭町周辺ではどの程度星を見ることができるでしょうか? 1等星などの明るい星を見つけることができたなら、その1時間後や2時間後に、同じ場所から星の位置を確かめさせてみてください。 9月26日の給食華風きゅうり みかんミルクゼリー 牛乳 一口メモ 今日の献立は、給食の中でも大人気の「味噌ラーメン」です。ラーメンだと野菜が不足しがちですが、給食の味噌ラーメンは野菜をたっぷりと使っています。 スープは、煮干しと鶏ガラで作っています。また、味の決め手である味噌は、スープにただ味噌を溶かすのではなく、ニンニクやショウガ、ネギをごま油で香ばしく炒めるところから作っています。そこに赤味噌と白味噌を加え、さらに炒めて「練り味噌」にしてから使うようにしています。練り味噌にすることで、香ばしさやコクが加わります。このように、おいしく食べてもらえるように、調理員さんたちが手をかけて作っています。 何の絵でしょう集会
今月の児童集会は、「何の絵でしょう集会」でした。
集会委員の児童がいろいろなキャラクターの絵を途中まで描いて、見ている児童が何の絵か当てるという内容です。全校児童が「せーの」で声をそろえてキャラクターの名前を答えました。知っているキャラクターが次々と描かれ、とても盛り上がりました。 集会委員の児童も、回を重ねるごとに手応えを感じている様子です。これからも力を合わせて、全校児童が楽しんでもらえるような集会を企画していきたいと思います。 9月25日(水)今日の1校時は、体育館で5年生が練習をしていました。運動会では、「短距離走」と「団体競技」、「表現種目」の3つの競技や演技に全員が出場します。どの学年も、一番練習時間をかけるのが「表現種目」です。5年生は、旭町小で毎年恒例となっている「旭町ソーラン」に今年も挑戦します。体育館から威勢の良いソーランの音楽が聞こえてきたので、練習の様子を見に行ってみました。 先週まで、すでに一通り踊り方はマスターしているようでした。(運動会までまだ先が長いのに、あまり早く踊りを覚えてしまうと逆に心配です。)ステージで担任の先生が踊り、子ども達もしっかり腰を落としてがんばっていました。(写真上) このソーランは、正式には「南中ソーラン」と呼ばれ、北海道の稚内南中学校で生まれました。北海道の民謡であるソーラン節をアップテンポにアレンジした曲を用いた踊りです。25年ほど前、テレビの学園ものドラマで取り上げられたこともあり、全国にあっという間に広がりました。5年生は、ソーランのもつ力強さとかっこよさをしっかり表現できるように、今後も練習を続けていきます。 しかし、これだけで終わらないのが5年生です。今日は、新たにもう1曲、別のダンスの練習に取りかかていました。ソーランの力強さに対して、明るく楽しさを表現します。対照的な2つの踊りをどう組み合わせていくのか・・・今後の練習が楽しみになってきました。 2校時に、教育アドバイザー訪問の授業がありました。若手教員の育成のために行われている取り組みです。今回は、初任の先生の授業を参観し、指導・助言をいただきました。1学期に続き、本校の前校長である道山先生に来ていただきました。 授業は、3年2組の道徳「大切なものは何ですか」という学習でした。生命の尊さについて、資料をもとに「自分にとって大切なものは何か」、さらに「大切にするとは具体的にどうすることを意味するのか」について考えさせる授業でした。 土から出てきたセミが、周りの虫たちに「大切なものは何ですか?」と尋ねます。すると、コガネムシは「お金」、アリは「食べ物」、カブトムシは「丈夫な体」、カタツムリは「家」、と次々に答えていきます。その話を聞いていたアゲハチョウが、「それよりも、もっと大切なものがあるよ」と話し、友達のモンシロチョウがクモの巣に引っかかり、池に落ちて死んでしまった時のことを話します。それぞれの話を聞き終えたセミは、「大切なものは何だろう?」と、改めて深く考え込むというお話です。 導入のところで、「みんなにとって大切なものは何でしょう?」と先生が聞きました。すると、お金やゲーム機、友達、家族、そして「命」と、子どもならではの考えがたくさん出てきました。そういう子ども達を、資料を通じてどのように内容項目に近づけていくかが大切な授業でした。(写真中) 5校時に、4年2組の研究授業がありました。今年度の校内研究は、教科を「道徳」にして全教員で取り組んでいます。年間講師は、道山先生のさらに前の歴代校長の土屋先生にお願いしています。 今日は、「つまらなかった」という道徳の資料を使った「相互理解、寛容」に関する授業でした。先週の火曜日に、1組でも同じところの授業がありました。各学年2クラスあるので、事前授業を隣のクラスが行い、さらに改善を重ねたうえで研究授業に臨んでいます。 今日の「つまらなかった」の資料は、通常の道徳の授業で取り上げられるものとは少し異なるタイプの内容です。そういう点でも、今日の4年生の授業は、チャレンジングな研究内容であったと言えます。道徳は、生活指導や学級指導とは違います。得てしてこのようなタイプの資料を使うと、子ども達には身近で分かりやすい話でありながら、道徳の本質とはかけ離れた方向に行ってしまいがちです。 授業後の協議会では、講師の土屋先生からたくさんの示唆をいただき、先生方にとって大変充実した学びになりました。(写真下) 9月25日の給食ツナとじゃがいもの中華炒め ぶどう 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、巨峰とシャインマスカットの2種類を用意しました。 巨峰は、一粒がとても大きく、甘味が強くてジューシーな果汁が特徴のぶどうです。皮をむいて食べます。時々種が入っていることがあります。 一方、シャインマスカットは、薄い緑色がとてもきれいなぶどうです。最近とても人気がある種類のぶどうです。シャインマスカットは、皮が薄いので、そのまま皮ごと食べることができます。 2つのぶどうの違いを感じながら、それぞれの味を確かめられるようにしました。 歯みがき教室(3年生)子ども達は、まずスライドを使って歯の汚れの正体についてのクイズを交えた説明を受け、なぜ歯を磨くことが大切なのかについて教えてもらいました。 その後、4,5人のグループになり、歯科模型と歯ブラシのセットを使って実習をしました。実際に模型を触ったり見たりしながら、磨き残しになりやすい部分について考えました。 そして、教わった磨き方のポイントを意識して、先生方のお手本を見ながら一緒に歯ブラシを動かしました。一人ずつ交代で模型を使い、正しい歯ブラシの動かし方を学ぶことができました。 9月24日(火)彫刻刀は、4年生から使用する道具です。先日、のこぎりの使い方を3年生が習っていたように、正しい持ち方や姿勢、扱い方の注意をしっかり学んだうえで制作に取りかかりました。 今日、子ども達が使っていたのは、丸刀(大小)と三角刀、平刀の4種類です。最初に、それぞれの彫刻刀の刃のどの部分で彫ることができるのか、そして刃の向きや板との角度などについての指導がありました。 今日行っていたのは、小さな四角い板に名前などを彫る「試し彫り」の作品づくりです。丸刀は、柔らかな線を表現することができます。一方、三角刀は、鋭く細い線を彫ることができます。そして平刀は、線と線の間を広く彫り、柔らかな感じに仕上げることができます。子ども達は、いろいろな彫刻刀の削り跡を確かめながら、ていねいに彫り進めていきました。(写真上) 試し彫りなので、ある程度彫ったところで白い紙に印刷をしてみました。インクをつけてバレンでこすると、白と黒がはっきりした版画作品の出来上がりです。子ども達はそこで気がつきます。彫刻刀で彫った部分が白くなり、彫っていないところが黒くなるということです。ペンやマジックで描く作品とは逆の感覚です。この試し彫りを生かして、次回から本格的な版画作品に取り組んでいきます。 2年生の生活科の教科書に、「わたしの まちの 自まん」というページがあります。日本各地の有名な建物や景勝地の写真とともに、その土地の方言が掲載されています。 札幌の時計台の写真には、「札幌に来ればいいしょや。そだね〜。」(札幌に来たらいいよ。そうだね。)という方言。白神山地の写真には、「秋田へ来てけろ。」(秋田へ来てね。)という方言。桜島の写真には、「ゆくさ鹿児島へ。」(ようこそ鹿児島へ。)と言う方言が載っています。 2組では、NHK for Schoolの動画を使って、日本各地の方言を動画で確かめていました。「ありがとう」や「久し振り」という言葉でも、全国にはいろいろな言い方があるということが分かりました。(写真中) 子ども達は東京に住んでいるので、方言のある暮らしは身近なものではないかもしれません。テレビで目にしたり、田舎に行った時に感じるくらいでしょうか。日本の様々な土地に暮らしてみると分かります。私は、高校生までは新潟県、そして大学を卒業したすぐの3年間は静岡県(下田)に住んでいたので、方言にどっぷりと浸かりながらの毎日でした。…授業では方言がメインではなく、自分の住む町の自慢について考えさせていきました。光が丘公園など、旭町周辺の自慢できるものを出し合いました。 4年生は、国語の時間に物語教材「ごんぎつね」の学習に入りました。先週、6年生の「やまなし」の挿絵についてお伝えしましたが、4年生の「ごんぎつね」も絵が変更になっています。 「ごんぎつね」の挿絵は、昨年まで「かすや 昌宏」さんの絵が使われていました。あすなろ書房で出されている「ごんぎつね」の挿絵を描いた方です。はっきりとしたきれいな色づかいの絵で、長年にわたり親しまれてきました。(6年生の「やまなし」の挿絵も、昨年までは かすやさんの絵が使われていました。) それが今回の教科書改訂により、「あべ 弘士(ひろし)」さんの挿絵に変わりました。有名な絵本「あらしのよるに」の挿絵を担当した方です。水彩画で描かれた写実的な感じの絵になり、昨年までの「ごんぎつね」とはだいぶ違った印象を受けます。(写真下) ところで「ごんぎつね」は、4年生にとってはとても長い物語です。また、子どもにとって聞きなじみのない言葉も多く出てきます。毎日繰り返し音読し、読み親しむことが何より欠かせません。 9月24日の給食シシャモフライ 小松菜のからし和え 鶏つみれ汁 牛乳 一口メモ 今日のおかずは、「シシャモフライ」です。シシャモは、漢字で「柳の葉の魚」と書いて、「柳葉魚(ししゃも)」と読みます。15cm位の細長い魚で、日本では北海道でよく獲れます。しかし、あまりたくさんは獲れないので、私たちがよく目にしているシシャモは、ほとんどがロシアやカナダ、アメリカなどで獲れた「カラフトシシャモ」です。 シシャモは、頭からしっぽまで丸ごと食べられるため、カルシウムをたくさん摂ることができます。カルシウムは、体の骨や歯を作る材料になります。子ども達は、毎日成長しています。成長期には、骨も同時に成長し、太く長くなります。丈夫な骨をつくるためにも、シシャモのように骨ごと食べられる魚をよく噛んで食べるようにすることが大切です。 今日のシシャモは、パン粉をつけてフライにしました。苦手な子でもおいしく食べられるようにしてあります。 9月20日(金)この物語に登場しているのは、木の葉を食べる青虫たちです。自分のことだけを考えてけんかをしていた3匹の青虫が、大きな木のアドバイスにより、広い世界があることを知って驚きます。そして青虫たちは、「それなら、みんなでいこう。」と一緒に海に行くことを「やくそく」するというお話です。 物語の後半で、青虫たちが木のてっぺんまで登り、遠くの海を眺める場面があります。青虫のイラストがとてもカラフルで、かわいらしく描かれています。青虫たちは、今まで過ごしていた葉っぱの上の世界しか知りません。そこに突然、遠くに光る場所を見つけ、世界観が変わります。光っているところが海であるとは知らない青虫たちですが、「体がチョウに変わったら、あそこまで飛んでみたいな。」と言うセリフで、物語に明るい温もりが生まれます。小さな命の希望が、とてもさわやかな印象を与えるお話になっています。(写真上) ところで、約束をした後に3匹が木の枝を下りていく場面では、「くんねり くんねり」という表現が使われています。1年生の子ども達は、このオノマトペをどの程度理解できているでしょうか。青虫が動いている様子をよく観察したことがある子は分かるでしょう。こういう新しい言葉を獲得させるのも、物語教材の役割の一つです。 3年生の理科の学習では、1学期から今月まで、植物の栽培や昆虫の飼育・観察が主な内容となっています。先日は、1組で赤く熟したピーマンの中身を観察していました。今日の2組の授業では、栽培してきた植物の生育の様子を動画を使って学んでいました。 ヒマワリやホウセンカなど、花の種をまいて育ててきましたが、夏休み中にその様子を観察することができませんでした。それぞれの植物がどのように花をつけ実になっていくのかを、定点カメラでとらえられた動画で学習していました。(教科書会社で紹介されている動画などが使えます。)植物が伸びていき、つぼみがついて花が咲き、次第に枯れていく様子を見ると、「普段はじっとしている植物も生きているんだ」ということが分かります。(写真中) ヒマワリは、3年生の畑(校庭の西側)で栽培しましたが、中庭にもたくさん植えてありました。夏休み中は、サクラ草の作業があってよく中庭に行っていたので、ヒマワリの様子はよく目にしていました。真夏の太陽を浴びながら、花を太陽に向けている姿は、ヒマワリの雄々しさが感じられます。一方、しばらくして実がつき、重くなった頭を下に向けた姿からは、夏の終わりの寂しさを感じるものです。 日本の各地にひまわり畑が作られていて、ちょっとした観光名所になっているところがあります。一面のひまわり畑の真ん中に立つと、すばらしいパワーがもらえます。中庭のひまわりのベストシーズンが、夏休み中だったのは残念でした。子ども達にも見せてあげたかったです。 2年生は、国語の時間に「どうぶつ園のじゅうい」という説明文の学習をしています。1学期には、「たんぽぽのちえ」という説明文を学習してきました。2年生での2つ目の説明文になります。題材が動物園ということもあり、子ども達にはとても興味のある内容になっています。 この説明文は、動物園の獣医の1日の仕事について、日記のように書かれています。そのため、時間的な順序をとらえるのに適しています。「朝」「見回りがおわるころ」などの時間を表す言葉に着目させ、時間的な順序に沿って獣医の仕事を整理させていきます。ワークシートに「動物の名前」や「仕事」、「理由」、「仕事の工夫」に分けてまとめていきます。そのためには、本文を何度も読み返しながら、大切な部分を書き写す力が重要になってきます。 さらに、そのためにはスラスラと本文が音読できることが必須です。毎日家でも音読をしているでしょうか。文字を目で追い、正しく読めることから全ての学習が始まります。(写真下) 9月20日の給食レモドレサラダ さつまいものトリュフ 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、「さつまいものトリュフ」です。さつまいもは、秋の味覚を楽しめる食材の一つです。今日は、さつまいもを蒸してからつぶし、砂糖や生クリームなどを混ぜて丸くし、オーブンで焼きました。そして、最後にココアパウダーをかけて仕上げています。 さつまいもは、沖縄では「からいも」、鹿児島では「琉球いも」、関東では「さつまいも」と呼ばれています。江戸時代に、雨が降らずに日照りが続く年がありました。米も野菜もできなくて、たくさんの人々がお腹を空かせて亡くなったと言います。そんな時、青木昆陽という人が、みんなにさつまいもの作り方を教えたそうです。そのおかげで、人々はさつまいもを食べて助かることができました。さつまいもは、おいしいだけでなく、歴史的にも重要な役割をしてきた食べ物なのです。 体育朝会ラジオ体操は、運動委員会の児童を手本に取り組みました。ポイントを意識して行うことができると、かなりの運動量になります。これを機に日常的にラジオ体操に取り組んでみるのもいいですね。 1年生 図工(にじのグラデーション)まず、額縁を好きな色のクレヨンで塗りました。そして、絵の具8色を使って横にまっすぐ塗り、にじのグラデーションを作りました。 色が混ざり合っている様子や彩り豊かな作品を見て、「わ〜!すごい!」「きれいな色になっている!」と感嘆の声が聞こえました。 準備の仕方や筆洗バケツの使い方に気をつけて、楽しく学習することができました。 中里郷土の森 出前授業
科学クラブでは、「中里郷土の森」の方から鳥の羽根のはたらきについて教えていただきました。普段の生活で見慣れている野鳥でも、はく製を間近で見たり、羽を実際に触ったりすることで、様々な発見がありました。
初めに「鳥の羽根パズル」を通して、4種類の羽根(体羽、雨覆羽、尾羽、風切羽)と、そのはたらきを確認しました。一見すると同じような羽根も、よく見ると一つ一つ違いがあることが分かりました。 次に、顕微鏡で羽根を観察しました。細かい毛同士がマジックテープのように緻密に噛み合っている構造を確認して、子ども達は「すごい」と感動していました。 最後に、羽根の上にスポイトで水滴を乗せるゲームをしました。1枚の羽根に、なんと30個も水滴を乗せた児童もいました。羽根が水をはじく性質を楽しみながら理解することができました。 9月19日(木)題名の「やまなし」は、実際にある落葉樹の木の実です。担任の先生が、実際の「やまなし」の写真を見せて、イメージをもたせていました。果物の梨を想像してしまいがちですが、ここで登場している「やまなし」は、賢治が住んでいた東北地方に自生している「イワテヤマナシ」のことです。梨よりもかなり小さな木の実ですが、香りはとてもよいそうです。 ところで、物語の冒頭に「小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。」という言葉が書かれていて、その後から5月と12月の場面が始まっています。登場するのは、カニの兄弟とその父親、クラムボン、魚、カワセミ、そしてやまなしです。 昨年までの教科書では、どのページにも抽象的な挿絵しか出てきませんでした。(多分、最初に教科書に載った当初から、同じ挿絵が続いていたと思います。)青や青緑色の中に、光の線や泡のようなものが描かれたのみの挿絵だったのです。それに対して今年の教科書は、かなり具体的な挿絵に様変わりしました。カニの兄弟や魚、そして最後の場面にはカニの父親が描かれています。さらに、水面に飛び込んだ「やまなし」も…。これでだいぶ子ども達が物語に対して抱くイメージが変わったことでしょう。しかし、「クラムボンとは何か?」という疑問は相変わらず残ったようです。 2年1組の教室では、「お月さまとコロ」という資料を使った道徳の授業がありました。「うそをついたりごまかしたりしないで、素直に伸び伸びと生活すること」について考える「正直、誠実」に関する内容の授業でした。 コオロギのコロは、自分の思い通りにならないとすぐに怒ったり文句を言ったりします。友達がいなくなり、ついに友達はギロだけになりました。そのギロにも文句を言ってしまい、「もうきみとは遊ばない。」と言われてしまいました。謝ろうか悩んでいたコロに、「きみの顔を、草のつゆの玉で見てごらん。」とお月様が話しかけました。暗く沈んだ自分の顔を見て、コロは謝ろうと決心したのでした。・・・「コロは、なかなか謝ることができません。」と先生が読んだところで、思わず「オレのことだ」とつぶやいた子がいました。子ども達の中にも、素直に謝ることができなかった経験はたくさんあることでしょう。 では、どうしてコロは謝ろうと決心したのでしょう? それは、お月様の助言で、「素直に謝ること=明るい気持ち」ということに気がついたからです。自分が悪いことをして謝った経験がある子もたくさんいるはずです。その時の気持ちを聞けば、謝って気持ちが晴れ晴れとしたと答えることでしょう。(写真中) 3年生は、国語の時間に「ローマ字」の学習をしています。日常生活の中で目にするローマ字に着目させ、ローマ字で書かれた簡単な言葉を読んだり書いたりする力を身に付けていく単元です。ローマ字は日本語であることや、平仮名と同じようにアルファベットの組み合わせで一つの音を表すことなどを学んでいきます。また、書き方のきまりを知り、そのきまりを使って書く力も身に付けさせていきます。さらに、ICTを使ったローマ字入力の仕方にも取り組みます。 3年生は、「ローマ字スキル」というワークブックを購入し、少しずつローマ字の書き方の練習を進めています。このワークブックには、「キーボード下敷き」が付録としてついてきています。ローマ字入力表とキーボードが見やすく載せてある下敷きです。さらにキーボードは指づかいで色分けしてあるので、タイピングの練習に役立つようになっています。 ローマ字の学習が一通り終わったら、タブレットを使ってローマ字入力にチャレンジさせていきます。(写真下) 9月19日の給食山賊焼き 野沢菜炒め 粕汁 牛乳 一口メモ 今日の給食は、「長野県の郷土料理」の献立です。 「山賊焼き」となっているのに、鶏のから揚げだったのでびっくりしている人もいることでしょう。「山賊焼き」とは、長野県の郷土料理の一つです。鶏の一枚肉をタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた料理です。 名前の由来は諸説あるようですが、山賊は物を「とりあげる」から「鶏を揚げる」料理として、「山賊焼き」と呼ぶようになりました。 一方、「野沢菜炒め」は、野沢菜漬けを炒めた料理です。野沢菜は、長野県で多く作られていて、大きくなると1mほどに成長する野菜です。11月頃に収穫して、おもに漬け物に加工されています。ご飯によく合う副菜になっています。 9月18日(水)秋の味覚のさんまの時期になっていますが、今年もここ数年並みの不漁の予測が出ています。8月にさんま漁が始まり、一時期はたくさん獲れそうな勢いでした。そのニュースを聞いて、今年こそはと久し振りに新さんまを買い求めに行ったのは、8月下旬の頃でした。しかし、今年も海水温の上昇の影響で、近海にやって来るさんまは依然少ないようです。かつてはあんなに安くておいしい「大衆魚」であったのに…普通に食卓に戻る日は遠いまま、本格的な食欲の秋を迎えることになります。 今日の授業では、その次の内容となる「つくり、育てる漁業」について学習していました。養殖業やさいばい漁業についての学習です。資料集には、鹿児島県垂水市のカンパチの養殖の様子が載っています。また、全国で養殖業が盛んな地域や、どのような水産物が養殖されているのかが分かる資料が示されています。(写真上) 最近は、テレビでも様々な養殖業の様子が報道されています。マグロの養殖に成功したというニュースや、海のない県で養殖が行われていることなど、技術の向上が盛んに言われています。さぞかし昔に比べて養殖業はかなり伸びてきたのだろうと思っていました。・・・資料集のグラフを見てびっくりです。日本の養殖業は、生産量で見ると1990年を境に減少してきています。生産者の減少や、輸入が増えたことが主な原因のようです。私は肉よりも魚派なので、これからの食料生産がますます心配になってきました。 3,4校時に、3年生に「農家の仕事出前授業」がありました。3年生は、社会科の時間に「キャベツ農家の仕事」の学習をしています。それに合わせて、JAの職員の方とともに、田柄2丁目で農業をされている吉田さんに授業をしていただきました。昨年度2年生の時に、子ども達は生活科見学で芋掘りに行っています。その時の場所が吉田さんの畑で、芋の掘り方を指導していただきました。1年前のことでしたが、多くの子はちゃんと覚えていたようです。 最初に、様々な野菜の種について教えてもらいました。吉田さんの畑では、年間に25種類くらいの野菜を作っているそうです。その中から20種類の種の標本を見せてもらいました。どれも小さな種ばかりでした。キャベツの種もとても小さく、2〜3mmほどの大きさでした。そのままでは小さくてまきにくいので、カルシウムでコーティングして大きい粒にしたものを利用するそうです。全員に実物を触らせながら説明をしていただきました。(写真中) 練馬区は、23区の中でも畑の面積が一番広いことで有名です。光が丘公園3個分の面積があるそうです。そして、キャベツや枝豆、ブロッコリー、大根など、多くの野菜を栽培しています。野菜は全国各地から送られてきますが、都市農業としての利点を生かして栽培と販売に力を入れているそうです。新鮮でおいしい野菜を、すぐに消費者に届けられるのが都市農業です。 吉田さんの畑でとれた野菜は、年間を通じて旭町小の給食用食材として届けられています。大根やにんじん、キャベツなど、いつもおいしくいただいています。たくさんのたい肥を使っている吉田さんの畑から採れる野菜は、格別なおいしさが特徴です。 4校時と5校時に、1年生の各教室でタブレットを使った授業が行われていました。カフート(Kahoot!)というクイズ大会を開くことができるアプリケーションを使って、クラスのみんなで楽しくタブレットを利用していました。 クラス全体を3つのチームに分けて、個々の解答が得点になる団体戦で行いました。クイズは、4択問題になっていて、早く答えるほどポイントが多く入ります。算数で「10より大きいかず」を学習しているので、それに合わせた問題に挑戦しました。 全ての問題を終えると、ベスト3の表彰イベントもあり、大いに盛り上がりました。テレビのクイズ番組を教室で行っているようなアプリで、子ども達は大喜びでした。(写真下) 3年社会科「農家の仕事」出前授業吉田さんのお話を中心に農家の仕事について理解を深めるとともに、岩井さんからは練馬区全体の農業についてお話をしていただきました。20種類の作物の種の実物を見せていただき、さらに農業で扱う種の工夫についても教えていただきました。小さな種をまくのは大変なので、種をカルシウムで覆って大きさを均一にしていることや、種がカビや病気に負けないように消毒をしてあるということを知りました。 また、練馬区で最もたくさん収穫されている作物はキャベツで、23区内では一番多いのだそうです。果物では、なんと全国で一番ブルーベリーを生産しているのは練馬区なのだそうです。 お話を聞いた後は、これまでの学習を振り返って知りたかったことを質問させていただきました。たくさんの手が挙がり、意欲的に学習する子ども達の姿が見られました。 9月18日の給食サーモンチャウダー キャロットドレッシングサラダ 牛乳 一口メモ チャウダーと言うと、ハマグリやアサリなどが入ったクラムチャウダーが有名です。今日の給食では、鮭の角切りを入れた「サーモンチャウダー」を献立にしました。 チャウダーという名前は、フランス語の「大鍋」や「煮込む」という言葉からきているそうです。しかし、チャウダーは、アメリカを代表する料理の一つとなっています。 アメリカでは、地域によって味付けが異なります。日本でよく知られている白いクリームスープ仕立てなのがニューイングランド風です。そして、トマトを加えた赤いスープがマンハッタン風、魚介の澄んだスープで作られるロードアイランド風です。それぞれの地域独特のチャウダーが作られています。 |
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