9月3日の給食じゃこふりかけ すき焼き風肉豆腐 野菜のポン酢和え 牛乳 一口メモ 今日のおかずは、「すき焼き風肉豆腐」です。焼き豆腐を始め、豚肉や玉ねぎ、にんじん、しらたき、焼き麩、白菜などをしょう油と砂糖ですき焼き風の味付けにしています。すき焼きの味付けは、ご飯がよく進みます。そして、具だくさんなので、野菜もたんぱく質もしっかりと摂ることができます。 すき焼きの名前の由来は、田畑を耕す時に使う「鍬(すき)」という農作業の道具からきています。鍬に豆腐や魚などをのせて火にかけて焼いたことから、「すき焼き」という名前になったと言われています。この他、薄切り肉を意味する「すきみ」から「すき焼き」になったという説や、「好きな物を焼くから」といった説もあるようです。 9月2日(月) その2お昼前のニュースに、1分数秒ほど本校の様子が放映されています。・・・朝早くからテレビ局のスタッフが来て、取材内容の説明を確認しました。子ども達の登校の様子から体育館での始業式の様子、さらに子ども達へのインタビューをニュースとして報道したいという話でした。 だいぶ長い時間にわたってカメラを回していたようですが、実際にテレビで流れたのは、登校の様子と5年1組の子ども達へのインタビューが主になっていました。(始業式での校長の話にも力を入れていたのですが…残念でした。) 教室で撮影しているところを見ていましたが、担任の先生も含めてたくさんの子ども達へのインタビューを撮影していました。しかし、実際にニュース映像として流れたのは、ほんの数人の質問への回答部分でした。そんな短い映像でも、子ども達の緊張した表情あり、和やかな表情ありで、上手に編集されているなと感じました。(写真上) 中休みに、久し振りに校庭に出て、子ども達が元気よく遊ぶ姿が見られました。夏休み中もひろばや学童の子ども達が学校に来ていましたが、暑さのために校庭に出て遊べる日はほとんどありませんでした。 台風の影響で、先週から雨の日続きの毎日でしたが、今日はすっかり校庭が乾いていました。中休みになると、たくさんの子ども達が外に出て、元気よく走り回る姿が見られました。きっと子ども達も、夏休み中は猛暑のために、こんなに思いっきり走り回れることはなかったのかもしれません。そして、久し振りに会う友達との交流がうれしかったのでしょう。(写真中) 今日は、2学期の初日ということで、夏休みの課題を集めたり、新しく下巻の教科書を配布したりしていました。さらに、今日から楽しみにしていた給食が始まったことも、我々教職員も含めてうれしい出来事でした。 1年2組では、「夏休みビンゴ」という学級活動を行っていました。クラスの友だちに聞いて、あてはまることがあったらマス目にサインをしてもらいます。「プールに行った」、「お手伝いをした」、「スイカを食べた」というマス目から、「蚊に刺された」や「宿題を終わらせたのはぎりぎりだった」というマス目もありました。クラスの子ども同士で交流しながら、当てはまるところに名前を書いてもらっていました。 中には、「もっと夏休みがほしいと思った」や「2学期が楽しみだった」というマス目もありました。クラスの友だちと交流しながら、みんないろいろな思いで今日の日を迎えている様子が分かりました。そして、たくさんの友達と久し振りに会えたことが、とってもたのしかったのだなということもよく分かりました。(写真下) 9/2(月)登校の様子と学級の様子が放送されました。(以下をクリックすると動画が流れます) https://news.yahoo.co.jp/articles/99d2f6ff9d2b0... 9月2日の給食カリカリポテトのサラダ ぶどうゼリー 牛乳 一口メモ 今日から2学期が始まりました。夏休みは、長いようであっという間だったかもしれません。楽しい夏休みを過ごすことができたでしょうか? 休み明けは、眠気やだるさがあったり、やる気が出なかったりすることがあるかもしれません。「朝起きたら、朝日を浴びて朝ご飯をしっかり食べる」、そして「学校では元気に体を動かし、給食をしっかり食べる」、さらに「夜はぐっすり眠る」という生活リズムに戻していきましょう。 2学期も、子ども達が毎日学校に来るのが楽しみになるような給食を予定しています。 9月2日(月) その1まずは、体育館で2学期の始業式が行われました。日焼けした子や少し大きくなった子ども達が整列しました。パリで行われたオリンピックの話題を中心に、次のような話をしました。(写真中) ・・・今日から2学期の学校生活のスタートです。44日間にわたる長くて暑かった夏休みが終わりました。昨年に続き、今年の夏も非常に厳しい暑さになりました。また、突然大雨が降ったり、雷が鳴り響いたりした日がたくさんありました。日本全体では、台風や地震のニュースも多かった夏でしたが、楽しく充実した毎日を過ごすことができたでしょうか。きっと、家族で旅行に出かけたり友達と遊んだりして、夏の思い出がたくさんできたことでしょう。また、学校では、夏休みの学力補充教室や科学実験教室、夏季水泳指導に進んで参加し、がんばる姿がたくさん見られました。さらに、校庭で行われた盆踊りやラジオ体操に積極的に参加していた子もいました。 1学期の終業式の話の最後に、「オリンピックの競技を見ると、得るものがたくさんあります。」という話をしました。現在は、パラリンピックが行われていますが、オリンピックは7月下旬から8月上旬にかけて、17日間にわたって開催されました。いろいろな競技がありましたが、どの種目もすばらしい試合の連続でした。そして、日本選手が大活躍し、たくさんのメダルを手にしていました。 オリンピックをテレビで見た子は分かると思います。選手たちが涙を流すシーンがたくさんありました。メダルに手が届かずに負けてしまった選手や、もう一息というところで銀メダル・銅メダルに終わった選手…試合に負けたことへの悔し涙でした。一方、金メダルをとった選手も涙を流していました。がんばった自分へのうれし涙でした。さらに、会場で応援していた人たちも涙を流していました。選手たちのがんばりを見て、心を動かされ感動して出てきた涙でした。どの涙も、とても美しい涙であると思います。そして、人は精一杯がんばることで、勝っても負けても、そしてそれを見ている人たちをも感動させるのだなと改めて感じることができました。 オリンピックの選手たちは、自分のもっている才能だけで出場できたわけではありません。それまでの努力があった結果です。小さい頃からそのスポーツに打ち込み、人の何倍も練習をしてきました。「今まで練習をがんばってきてよかった。」と、多くの選手がインタビューに答えていましたが、そこには想像を絶する努力があったはずです。 さて、今日から2学期の学校生活が始まります。みなさんにとって、学校でがんばることと言ったら何でしょうか? もちろん、学校は勉強をするところですから、勉強をがんばるのは当然です。その他にも、係の仕事や当番活動、委員会の仕事など、自分のやるべきことをがんばりたいと思う子が多いはずです。また、10月には運動会、11月には音楽会があります。どちらも本番までの練習をがんばることが大切です。こうして考えてみると、学校生活の中でがんばること、がんばらなければならないことがたくさんあります。精一杯がんばれば、オリンピック選手のように「がんばってよかった!」という喜びにつながります。どんな小さなことでもよいので、この「がんばってよかった!」という経験がたくさんできる2学期にしていきましょう。・・・ 児童代表の言葉は5年生が行いました。所属している音楽委員会の活動をがんばりたいということを中心に発表していました。(写真下) 8月29日(木)時折日差しがありましたが、曇り空の下での水泳となり、とても気持ちよさそうに水の中に入っていました。中には真っ黒に日焼けした子も見られ、どんな夏休みを過ごしたのか、聞いてみたくなるほどでした。 検定が始まると、水泳帽についているワッペンの級を少しでも上げようと、一生懸命に泳ぐ姿が見られました。中には、あと少しで…というところで足をついてしまい、残念ながら合格できなかった子もいました。2学期の初めに、水泳の授業が1〜2回予定されています。今年最後の検定の機会があるかもしれません。また、6年生は、1週間後に行われる水泳記録会に向けて、タイム計測をしていました。子ども達のがんばる姿はすてきだなと思いました。(写真上・中) 一方、音楽室では、6年生のマーチングの練習が行われていました。金管楽器を担当する子ども達を集め、夏休みの初めと終わりに3日間ずつ練習をしてきました。今日がその最終日でした。コロナ禍で吹奏楽器を控えてきましたが、今年は久し振りに金管楽器が復活します。(写真下) 8月26日(月)子ども目線で図書室の本棚を回ってみると、いろいろな本の世界が子ども達を待っていることが感じられます。また、図書管理員さんが、子どもの興味関心を考えて本棚のレイアウトを工夫している様子も伝わってきます。 図書室を入ってすぐの棚には、今年の課題図書が展示されているコーナーがあります。低・中・高学年ごとに、4冊ずつ課題図書が指定されています。その中から、低学年用の本を手に取って読んでみました。 「アザラシのアニュー」・・・アザラシの赤ちゃん「アニュー」が、お母さんを追って北極の海に冒険し、成長していく物語です。 「どうやってできるの? チョコレート」・・・原料のカカオや、工場でチョコレートが作られていく過程が紹介されています。子ども達の関心をひく内容ですが、読書感想文は書きづらいかもしれません。 「ごめんね出てこい」・・・昨年出たばかりの本です。しばらくの間、はなちゃんの家におばあちゃんが泊まることになりました。おばあちゃんは、優しいけれどちょっとだけ口うるさく言う時があります。「宿題しなさい」、「歯磨きしなさい」、さらには友達が来た時にも「ちゃんと挨拶しなさい」とその子に注意しました。はなちゃんは、とうとう「おばあちゃんなんか嫌い」と言ってしまいます。その後、おばあちゃんは倒れて入院してしまいます。はなちゃんはなんとか謝ろうと勇気を出して…。 子どもよりも、大人の心に響く物語かもしれません。低学年の子がどんな感想文を書くのか、見てみたいなと思いました。 夏休みもあと1週間を残すのみとなりました。読書感想文が課題となっている学年の子ども達は、そろそろ書き終わったでしょうか? 8月23日(金)稲の花は、どこについているのでしょうか? 8月の上旬から中旬にかけて、茂った稲の葉の間から稲穂が出てきます。その稲穂には、小さな白い花(えい花)がたくさんつき始めます。そのえい花の中に白く飛び出して咲いているのが「おしべ」で、先端の白いかたまりのようなところに花粉が入っています。また、「めしべ」はえい花の中にあって、おしべの花粉が風に運ばれて来るのを待っています。花びらはありません。花と言われないと分からないほど可憐で、とても繊細な仕組みになっているのが稲の花です。 稲の花が咲くのには、光と温度条件が必要です。天候に恵まれて、花が咲く条件が揃った日の朝、稲の花は咲き始めます。しかし、しばらくの間咲いているものの、数時間すると閉じてしまいます。 ところで、全国的に米の在庫が少ないというニュースが、盛んに報道されています。確かに、どこのスーパーに行っても、入手困難な状況のようです。一方で、「これから新米が出回るので、あわてなくても大丈夫…」という情報もあります。全国各地の米が順調に収穫できることを期待したいと思います。同時に、5年生のバケツ稲も豊作でありますように。 8月21日(水)学童クラブで準備したお店は、「段ボールキャタピラー」、「コイン落とし」、「サッカー」(ボールをけってペットボトルに当てます)、「はてなボックス」の4つです。子ども達の手作り感がいっぱいのお店になっていました。さらに、光が丘なかよし児童館と北地区区民館にも共催いただき、「ラダーゲッター」と「ねり丸絵合わせ」のお店を出していただきました。 スタンプカードにハンコを押す子やゲームのお世話をする子、景品を渡す子と、お店番の仕事についていた子もとても楽しそうでした。冷房の効いた体育館ではありましたが、見ていてとてもホットな気持ちになりました。 8月19日(月)今年は、ラジオの生放送を流して行うことにしました。昨年まではCDをかけて体操をしていました。「ラジオ体操」という名前の通り、NHKのラジオ放送とともに行うのがベストです。 夏休み中のラジオ体操は、全国を巡回しながらの生放送になっています。ちなみに、今日は鹿児島県の与論町からの中継でした。後で調べてみたら、鹿児島県とはいえ、ほとんど沖縄に近い小さな島が「与論島」であることが分かりました。「全国のみなさん、おはようございます!」というアナウンサーの声に反応して、与論町のグランドに集まった人たちの「おはようございます」の声が聞こえてきました。日本の各地で、一緒にこの放送を聞いている人たちとの一体感がわいてきます。続いて「ラジオ体操の歌」が始まり、懐かしさとともに体操を始める気持ちが高まってきました。 朝礼台に上がり、副校長先生がラジオ体操第一のお手本を示しました。この第一体操は、旭町小の運動会でも毎年全校で行っているので、子ども達も慣れています。続く第二体操では、私が朝礼台に上がりました。第一体操に比べてあまり知られていないのが第二体操です。自信があるといっても、一年振りのことなので少し心配ではありました。実は・・・学校に来る電車の中で、YouTubeを見て第二体操を確認しておきました。 体操が終わってから、子ども達が一列に並び、楽しみにしていた参加賞をいただきました。たくさんの参加賞から、どれにしようかと悩んでいた子が多かったようです。明日はどんな参加賞があるでしょうか。 旭町小学校のラジオ体操は、PTAが主催して行われています。PTAのラジオ体操担当の皆様の協力により、計画及び運営されています。参加賞もPTA会員の皆様のご協力のもと、子ども達に還元されています。 今週の金曜日まで毎朝ラジオ体操を行う予定ですので、ぜひ親子でお越しください。 7月31日(水) その2学童クラブは、連日50名前後の子ども達が朝からやってきます。9時になると、すぐに勉強の時間です。学童の部屋と家庭科室に分かれて、夏休みの宿題や読書に取り組んでいます。友達が勉強しているから自分も…という連鎖、さらには学童の先生たちの習慣づけがあってのことです。自分の家にいたら、机に向かうまでに結構な時間がかかってしまうのではないのでしょうか。(写真上) 一方のひろば室は、子ども達が自由に過ごせる場所になっています。視聴覚室と図書室を主な活動場所としています。夏休み中は、子ども達が自分の好きな時間を選んで、いつでも利用することができます。 図書室では、漫画を読んだりプラバンの下絵を描いたりしていた子がいました。また、視聴覚室では、友達と様々な遊び道具を使って楽しむ様子がいつも見られます。ひろば室には遊び道具がたくさん用意されていて、知育ゲームやパズル、レゴブロックでの遊びが人気のようです。(写真中) 学童クラブもあさひっこひろばの子も、体を動かして遊ぶ時間を用意しています。ただし、猛暑の今の時期は、冷房の効いた体育館で遊ばせています。今日、学童クラブのおたより(8月号)をいただきました。8月もいろいろなイベントが用意されているようです。お話し会や工作、水遊びなど、ひろばの子たちと一緒に行う取り組みもあるようです。 お腹が空いた12時なると、それぞれの家庭から用意してきたお弁当を食べる時間です。ひろばの子ども達は、図書室に30名ぐらいが集まってお弁当を食べていました。(写真下) ※しばらくの間、ホームページは夏休みとさせていただきます。 7月31日(水) その1中・低学年は、昨日の水泳指導が中止になったため、本日検定を行うことにしました。検定級の合格をめざして、たくさんの子ががんばる様子が見られました。特に低学年の子ども達は、1学期中の後半の水泳授業が中止になることが多かったので、検定を受けられる機会を心待ちにしていたようです。たくさんの子が合格し、水泳帽のワッペンを取り替えてもらっていました。(写真上・中…中学年の検定、写真下…低学年の検定) 8月下旬(27日〜28日)に後期の水泳指導があります。そして、そのうちの最終日、29日(木)を検定日としています。さらに上の級をめざして、またがんばってほしいと思います。 ところで、パリオリンピックの中継から、連日様々なドラマが伝わってきています。オリンピックの水泳競技では、世界のアスリートに負けじと日本代表の選手たちが奮闘しています。他の種目も含めて、アスリートのすばらしい競技や演技の様子から得るものがたくさんあります。オリンピックを通じて、子ども達の心にも多くの感動が伝わるといいなと思います。 7月30日(火)5月に田植えをした田んぼは、図書室前の一角にあります。もともとは花壇用に作られた畑なので、水をためようとしても少しずつ漏れていってしまい、毎日水の管理が欠かせません。また、図書室前には、他にも5年生全員のバケツ稲が並べてあります。バケツの水は漏れていきませんが、暑い日が続くと数日で水が足りなくなります。当番の子たちが、ジョーロを使って水をたっぷり入れていました。(写真上) 田んぼもバケツ稲も、まだ稲穂は出てきていません。例年は8月の中頃に緑色の稲穂が出てきて、白い小さな花が見られます。8月に入ってから、ひろばやラジオ体操に来た時に観察をすると、稲の花を見ることができるかもしれません。 同じ頃、飼育栽培委員会の当番活動も毎日行われています。まず、池のコイや金魚、カメに餌を与える仕事があります。旭町小の池には、とてつもなく大きなコイが悠々と泳いでいます。委員会の子が餌を与えると、ほとんどそのコイが食べてしまうほどです。(写真中) もう一つの仕事は、花壇への水やりです。種から育てたヒャクニチソウが、暑さに負けずにきれいな花をたくさん咲かせています。その後ろには、同じく種から育てたコスモスやマリーゴールドが咲き始めました。どの植物も花期が長いので、秋の終わりまで花が楽しめそうです。(写真下) 7月29日(月)ひろばや学童の子ども達、あるいは水泳指導で来た子ども達も含めて、たくさんの子が図書室を利用していきました。(ちなみに水泳指導は、2回目の高学年と3回目の中学年は中止としました。)夏休み中は、一人5冊まで本を借りることができます。本を返すと、すぐに自分のお気に入りの本が並ぶ棚に向かっていく姿が見られました。 図書開放の日は、図書担当の先生方の他に、図書管理員さんにも勤務していただいています。借りた5冊の本がかなり重いようでしたが、手さげやリュックに入れて大切に持ち帰っていきました。近隣では、光が丘図書館を利用することもできます。学校よりもさらにたくさんの蔵書があり、パソコンで検索すれば区内全ての図書館と連携して本を取り寄せることができます。ぜひ、家族で定期的に利用してみてください。 ところで、図書室で「昔の子どものくらし事典」(岩崎書店)という本を見つけました。昭和30〜40年代に、子ども達がどのようなくらしの中で育ったのかを紹介している図鑑です。日常のくらしの変化や、物への大切さが見えてくる本です。 テレビでも、昭和の時代を取り上げて、現在と比較する番組をよく見かけます。私の年代にとっては「懐かしい」と思えることが、今の若い人たちにとっては「なに、これ?」と思うことばかりなのでしょう。この本には、学校生活の様子や使われていた物がたくさん紹介されています。木製の机や椅子、セルロイドの筆箱、「通信簿」と呼ばれていた通知表など、写真で見ることができます。 給食のページでは、アルマイトの食器にコッペパンとマーガリン(サイコロ状の紙に包まれている)が写っていました。ところで、1学期末に配布したPTAの広報誌(むぎの芽)に、「小学生の頃に好きだった給食」が教職員の顔写真の下に載っています。そこに「ミルメーク」という言葉が出てきて「?」と思われた方がいたのではないでしょうか。 ミルメークは、牛乳に混ぜてコーヒー牛乳を作る粉末です。当時はビンの牛乳で、一口飲んでミルメークを入れる空間を作ってから粉を溶かしました。牛乳が苦手な子でも、ミルメークがあれば残さずに全部飲んでいたものです。「昔の子どものくらし事典」にもミルメークのことが載っています。 7月26日(金)盆踊りの曲が流れ、旭太鼓のみなさんのお囃子が響き始めると、続々と地域の方々が集まって来ました。もちろん子ども達も、友達や家族と一緒にたくさんやって来ました。 校庭の南側には多くの出店が並び、おいしそうな匂いが漂っていました。子ども達に人気だったのは、かき氷やバナナチョコ、射的、輪投げ、ヨーヨーつりのようでした。浴衣を着た子ども達が、うれしそうに買ったものを見せに来ました。 昨日は、こんなことがありました。・・・ある男の子が来賓テントにいた私のところにやって来て、「100円、落としちゃった。」と言ったのです。硬貨を握りしめて盆踊りに来たはずだったのに、気がついたら手の中には2枚しかなかったようです。「こんなに人がたくさんいるから、見つかるかどうか難しいかもね…。」と慰めることしかできませんでした。ところがしばらく経って、100円玉の落とし物が本部に届いたことが分かりました。すぐに放送でその子を呼び出し、100円玉を渡すことができました。 なんと平和な地域でしょう。落ちていた100円玉をちゃんと届けてくれる人がいることに、こんなにうれしくなるなんて。さらに、なくした時にきちんと私のところに伝えに来た子もすばらしいと思います。子どもにとっては大きな100円だったでしょう。そして、その100円でこんなにも温かな気持ちになれたことに、大きな幸せを感じました。 今日の夜も盆踊りがあります。すてきな町会の盆踊りを楽しみましょう。 7月25日(木)昨年度との変更点がいくつかあります。まず、指導日を学力補充教室と重ならないようにしました。補充教室では、なるべく担任の先生が自分のクラスの子ども達の指導に当たることが大切です。そのために指導日を分けました。 また、水泳指導の時間を変更しています。昨年度は70分の指導時間をとっていましたが、今年度は45分間で指導するようにしています。熱中症対策を考えての変更です。短時間で効率よく指導し、屋外での活動が長くならないようにしました。そのことにより、3回目の指導が12時頃には終了するようになっています。 さらに、今まで高・中・低学年の順で指導していましたが、今年は指導時間を毎日変えています。昨年、3回目の指導が猛暑のために中止になる日が何回かありました。指導する学年をローテーションすることで、中止になることへの偏りがないようにしました。 今日も気温が高くなりましたが、プールに入っている子ども達にとっては気持ちのよい水泳日和になりました。たくさんの子ども達が参加し、楽しそうに泳ぐ姿が見られました。毎日4人の教員で指導するとともに、外部指導員が3人加わります。普段の授業よりも多くの目が行き届くので、水泳の苦手な子への支援がていねいに行えています。(写真上…高学年、写真中…中学年、写真下…低学年) 7月24日(水)4年生は、「いきいき 夏ドリル」という1学期の復習問題が夏休みの宿題になっています。国語と算数の他にも社会科と理科のページも含まれている、4教科の復習ができるワークブックです。先生が用意した算数プリントに挑戦したり、宿題のワークブックに取り組んだりしていました。 社会科のページには、47都道府県の白地図があり、都道府県名を記入する問題がありました。全国の都道府県名は、4年生で覚えることになっています。また、全て漢字で書くようにも指導されています。これは国語の学習にも関連していて、4年生の1学期の新出漢字の多くは、都道府県名の漢字でした。(写真上) 5年生は、サマースキルの宿題に向かう子ども達の他に、家庭科の宿題に取り組む姿が見られました。5年生の夏休みの課題として、家庭科の「トライカード」があります。1学期の家庭科の学習を生かして、衣食住にかかわる家事に挑戦し、カードに記録することになっています。調理実践や裁縫道具を使った作品づくりを行うことになりますが、自由研究とともに、何をしようかと悩みどころになりそうです。今日参加していた子ども達は、先生から布をもらい、小物づくりを考えていたようでした。 夏休み中の学力補充教室は、先生にとっては個別指導のチャンスでもあります。普段の授業でも様々な機会をとらえて指導していますが、ゆっくりていねいにかかわってあげられる時間が取りづらいのが実情です。(写真中) 6年生は、夏休み用のワークブックは購入せずに、タブレットを使ったドリルパークが宿題として出されています。また、補充教室に参加した子ども達には、国語や算数のプリントも用意してありました。(写真下) その中に、「ちょいムズ問題」という、算数の発展的な問題がたくさん載っているプリントがありました。算数の計算を使いながらも、ひねった問題の数々がたくさんある頭の体操的な内容でした。 その中の一つに、「1から100までの数の中に、『4』は全部で何回出てきますか。」という問題がありました。40〜49までの数字に4が使われているので、まず10個あります。他には、4・14・24…94まで10個あります。ここで、「合わせて20個」としてはいけません。そうです、44を両方で数えてしまいました。だから「19個」でいいでしょうか? ・・・残念! 不正解です。 問題文は、「『4』は全部で何回出てきますか。」となっています。「44」という数字で、4は2回と数えなければいけません。答えは、20個(回)でした。 7月23日(火)1年生は、国語と算数の1学期の復習プリントを行い、それが終わった子から夏休みの宿題の「サマースキル」に取り組ませていました。(写真上) 国語のプリントは、「お」と「を」の使い分けやつまる音「っ」の使い方の問題でした。算数は、たし算とひき算の計算問題と文章題のプリントです。一方、サマースキルも国語と算数が中心ですが、いろいろな問題が出ていて、子どもにとってはとても難しい内容のようでした。13ページに、「どのペットかな?」という算数の問題があります。わからなくて悩んでいる子がいました。まず、問題文に「だれもかっていないペットはどれかな。」と書いてあり、その下に5種類の動物の絵があります。これだけでは、答えがわからなくて当然です。さらにその下にあるヒントを読んでいかなければなりません。一緒に読んであげました。「ぼくがかっているのは、右から2ばんめだよ。」(けんた)・・・というように、4人のセリフをヒントに残った動物が答えになるという問題でした。 やり方を説明しましたが、それでもなかなかその子はよく分かっていないようでした。しばらくその子とやり取りしていて気がつきました。まず、右と左がよく分かっていなかったのです。「右手はどっち? 左手は?」と言うと自身の手を正しく指させるのですが、「右から2番目」という言い方や「一番左」という言い方が理解できていないようでした。さらに、問題文を読むのもたどたどしかったのです。1年生では、子どもの実態に合わせて個別に指導・支援してあげることが必要です。改めて補充教室の場が大切であることが分かりました。 2年生も、夏休みの宿題になっている「サマースキル」に取り組んでいました。国語の文章題では、物語文や説明文を読んで解答する問題がありました。また、「文を書こう」というページでは、夏を感じるものを2つ書き、それを題材に作文を書くという問題がありました。作文が苦手な子は、鉛筆がずっと止まったままになりそうなページでした。(写真中) 3年生は、1学期の復習プリントが終わった子が先生に丸付けをしてもらっていました。1学期の算数の時間に、わり算を学習しました。九九を1回使って答えを出すわり算ですが、2学期以降のことを考えると、しっかり復習しておくことが欠かせません。(写真下) どの学年も、明日までは学校の先生に分からないところを聞くことができます。それ以降は、ぜひご家庭で教えてあげてください。まずは、どういうところでつまずいているのかをしっかり見てあげることが重要です。 7月22日(月) その2水溶液の学習は、6年生の理科の教科書にあります。同じ名前の単元で、3学期に指導するようになっています。今回の科学実験教室では、クエン酸や重曹を使って水溶液を作り、酸性やアルカリ性、中性について学びました。 6年生の教科書では、塩酸やアンモニア水などを使って実験をします。今回の実験では、クエン酸や重曹を使ったことで、安全性を高めていました。また、水溶液がより身近なものに感じさせることにもつながりました。クエン酸は、柑橘類などに含まれる有機化合物で、食品添加物としてよく利用されています。レモンジュースやトマトピューレなどに使われていて、サプリメントにも多く含まれています。一方の重曹は、さらに身近な粉末です。ベーキングパウダーの代替品として、パンケーキやクッキーなどを作る時に使われます。また、茶渋落としや油汚れの掃除に大活躍するのが重曹です。今回は、酸性の水溶液としてクエン酸液、アルカリ性の水溶液として重曹の水溶液を使いました。 90分の授業を通じて、水溶液の性質について学んだことはもちろんですが、一番子ども達にとって「実験をした!」と感じられたのは、様々な実験器具を自分の手で扱えたことでした。ビーカーやメスシリンダー、ピペットを使って、正確に水溶液を量り取る経験ができました。また、リトマス紙を使って反応を調べるとともに、万能試験紙(ph試験紙)を使って酸性やアルカリ性の強度まで細かく調べることができました。 さらに、ムラサキキャベツを使った実験も行いました。細かく刻んだムラサキキャベツを今までの水溶液に少しずつ入れていくと、酸性・アルカリ性の強弱に合わせたきれいな色水が出来上がります。身の回りの材料を使った「試験紙」替わりになるのがムラサキキャベツです。 最後に、クエン酸と重曹を混ぜて「中和反応」を調べる実験もしました。水溶液について盛りだくさんな内容でしたが、どれも子ども達の興味・関心を大いに刺激する実験ばかりでした。夏休みの自由研究にしても面白いだろうなと思われる内容でした。 7月22日(月) その1旭町小では、一昨年から夏休み中に開催しています。6月末に募集をかけたところ、低学年では2.9倍、高学年では1.5倍の申し込みがありました。(抽選で参加者を32名ずつにして行いました。) 低学年の部は、「磁石でマジックタワーを作ろう」という実験が行われました。磁石は、子ども達の身近なところにたくさん使われています。低学年の子ども達は、磁石がものをくっつけるはたらきがあるということは、なんとなく知っています。しかし、詳しい磁石の性質については知らない子がほとんどです。(3年生が理科で「じしゃくのせいしつ」の学習をするのは、3学期になります。) まず、磁石にはいろいろな形のものがあること、そして鉄を引きつけるはたらきがあることを学びました。鉄以外の様々な金属や硬貨が用意してあり、一つずつくっつくはたらきがあるかを調べました。次に、磁石にはN極とS極があり、くっつき合ったり反発し合ったりする性質があることを実験で確かめました。 また、目に見えない磁力を可視化するために、砂鉄を使った実験を行いました。画用紙に砂鉄を均等に敷き、棒磁石の上に静かに置きます。棒で軽くトントンとたたいていくと、磁石の両極を結ぶように、磁力線がくっきりと浮き出で見えてきました。さらに、磁石の両極部分は、砂鉄がこんもりと立ち上がり、磁力が強いことがよく分かりました。 最後に、磁石の力を使ったマジックタワーを製作しました。磁石に筒状の紙をつけたマジックタワーを作り、紙の下から丸い磁石を使って動かしていきます。磁石の向きを変えると、マジックタワーがくるくると回転して動くようになります。マジックタワーと磁石は、お土産として持ち帰りました。とても楽しい科学実験教室になりました。 |
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