11月18日(月) その21年生は、国語の時間に「かたかなを かこう」という学習をしています。9月の「かたかなを みつけよう」という単元に続く2つ目の片仮名の単元です。9月には、片仮名の伸ばす音や小さく書く書き方を一通り習得してきました。しかし、平仮名のように時間をかけて指導する機会が少ないため、普段の文章の中では片仮名の書き間違いがまだ多いのが実態です。 この単元では、特に片仮名の長音や拗音(ゃ、ゅ、ょ)、促音(っ)を読んだり書いたりすることを中心に学習し、片仮名の定着を図っていくようにします。それにしても、1年生の片仮名の単元は、9月の2時間と今回の2時間の計4時間しかありません。実際は、片仮名の練習帳やプリントを使いながら、ていねいに指導してきています。また、普段ノートに書いたり本を読む中から片仮名の使い方を学んでいるということもあります。まだ時々間違った使い方があるかもしれませんが、その都度指導して正しく書けるようにしていくことが欠かせません。 教科書には、「のばす おんや、小さく かく かたかなに気をつけて、かきましょう」と書いてあり、「ケーキ」や「ヘルメット」、「ショベルカー」などの例が載っています。それを受けて、先生が「『しゅうくりいむ』を片仮名で描きましょう」という問題を出しました。「シュークリーム」と正しく書けた子もいれば、「シュウクリーム」と書いた子も何人かいました。(写真上) 5年生は、国語の時間に「和語・漢語・外来語」という学習をしています。「和語」「漢語」「外来語」それぞれの意味や由来、特徴の違いを理解するとともに、日常で使えるようになることを目的とした学習単元です。(写真中) 元々あった日本語を「和語」と言い、中国から渡来した日本語を「漢語」、主にヨーロッパから室町時代以降に渡来した日本語を「外来語」と呼んでいます。どれも日本語の語彙であって、「外国語」ではありません。例えば、「宿(やど)」は和語、「旅館」は漢語、「ホテル」は外来語になります。 さらに、この3種類の言葉が文章内で使われると、ずいぶん感じ方に違いが出てきます。(1)昼飯をたのむ…和語 (2)昼食を注文する…漢語 (3)ランチをオーダーする…外来語 同じことを表現していても、使用する場面や相手などによっても使い分けている時があります。 教科書にはありませんが、これ以外に「混種語」という言葉があります。「荷物、手順、場所」は「和語+漢語」でできています。また、「番組、円高、非常口」は「漢語+和語」でできています。さらに、「筆ペン、窓ガラス」は「和語+外来語」、「電子レンジ、省エネ」は「漢語+外来語」です。 6年生は、国語の時間に「発見、日本文化のみりょく」という学習をしています。前の単元の説明文「『鳥獣戯画』を読む」で学習したことを生かして「書く」学習であることは、先週火曜日に1組の授業でお伝えしました。2組では、図書室に行って日本文化に関する図書資料を探し、そこから自分の考えを書く学習へとつなげていました。 あらかじめ、図書管理員の先生に伝えてあったのでしょう。机の上にはたくさんの日本文化に関する関連図書が並べてありました。また、書架には和食に関する図書資料もたくさん用意されていました。たくさんあり過ぎて迷うほどでしたが、これらの中から日本文化について情報を得ていくようです。(写真下) タブレットを使って検索キーワードを入れれば、様々な情報を得ることができます。しかし、図書資料を利用するというアナログな調べ方も大切です。インターネットで出てきた文章を単にコピペして流用するのでは、自分の文章になりません。図書資料であれば、まずはきちんと内容を読み、自分の考えをもって文章に表す活動に結び付けられます。こういう学習を大切にしていきたいものです。 11月18日(月) その1
小雨が降っていたため、全校朝会は体育館で行いました。「音楽のすばらしさを味わおう」というテーマで話をしました。
・・・先週から、音楽会に向けた学年練習が体育館で始まりました。来週の水曜日まで、どの学年も合計7回の練習を積み重ねて完成させ、28日の木曜日にはリハーサルを行うことになります。そして、29日の金曜日は児童鑑賞日、30日の土曜日は保護者鑑賞日と、本番の日が2日間続きます。 ところで、音楽会の『音楽』という言葉は、どのような意味をもっているか知っていますか? 「音」という漢字と「楽しむ」という漢字が組み合わさってできているので、「音を楽しむから『音楽』」ととらえられがちです。校長先生も以前からそう思っていました。しかし、よく調べてみると、『音楽』には少し違った意味合いがあることが分かりました。 もともとの『音楽』という言葉の由来は、「音」は人の声を表していて、「楽」は楽器の音を意味するそうです。「音を楽しむから『音楽』」ではなかったのですね。しかし、だれにとっても音楽はとても楽しいものであることに変わりはありません。テレビをつけたら、どんな番組でも、そしてCMにも音楽が必ず使われています。さらにドラマや映画にも、セリフの背景に効果的に音楽が使われています。また、スーパーマーケットや病院、銀行の中でも音楽が流れていて、利用する人たちの心に響いてきます。だから、「音を楽しむから『音楽』」ととらえていいのではないかなと思います。 さて、その音楽には、大きく2つの楽しみがあります。「音楽を聴く楽しみ」と、「音楽を演奏する楽しみ」です。校長先生は音楽を聴く楽しみがとても好きで、休みの日はほぼ一日中自分の好きな音楽を聴いています。みなさんの音楽会では、児童鑑賞日にお互いの学年の演奏を聴き合います。音楽を聴く楽しみを感じることができます。 もう一つの音楽を演奏する楽しみは、まさに今、学年練習で取り組んでいるところです。合唱と合奏の練習をしていて、楽しさを感じていますか? 学年練習が始まったばかりなので、まだそういう気持ちが味わえていないかもしれません。しかし、これからみんなの歌声や合奏がそろってくると、きっと演奏する楽しさを感じることができるはずです。 今回の音楽会のスローガンは、「届けよう 心のハーモニー」です。ハーモニーというのは、「調和」です。つまり、全員の歌声や合奏が溶け合って一つにまとまることを言います。白い絵の具に青色の絵具を混ぜると、きれいな水色ができます。でも、しっかり絵の具を混ぜないと、青色が飛び出して目立ってしまいます。合唱や合奏も同じです。全員の歌声がちょうどよく混ざり合うのがハーモニーです。一人の声だけ飛びぬけて聞こえてきたり、何人かの歌声が聞こえてこなかったりしたら、きれいなハーモニーとは言えません。合奏も同じです。音楽専科の中野先生が、学年のハーモニーを作るために、歌や楽器のバランスを指導していきます。音楽では、指揮者の役割がとても重要です。中野先生の指導で、学年全員の心を一つにして、すばらしいハーモニーが作れるようにがんばりましょう。そして、旭町小全員に、音楽のすばらしさが味わえるようになってほしいと思います。・・・ 11月18日の給食イカ大根の煮つけ 塩ちゃんこ汁 みかん 牛乳 一口メモ みかんは、11月頃から出回り、2月頃まで楽しめる果物です。ビタミンCが豊富なので、これからの季節は風邪予防におすすめの果物です。 おいしいみかんかどうか、見た目だけでは分かりにくいものです。でも、食べる前にあることをすると、少し甘くなると言われています。さて、それは次のうちのどれでしょうか? (1) 温める (2) 上下をひっくり返す (3) 軽くもむ 答えは、(3)の軽くもむです。もむことで、酸味の成分であるクエン酸が減るので、甘味をより感じるようになると言われています。しかし、あまり強くもみ過ぎると食感が悪くなり、おいしくなくなってしまいます。優しくもむぐらいがちょうどよいので、ぜひ試してみてください。 11月15日(金)続く「じどう車ずかんを つくろう」の単元は、説明する文章を書く学習をします。あらかじめ子ども達に、自分で調べてまとめたい車の種類の希望調査がありました。ダンプトラックやポンプ車、冷凍車、ショベルカー、ミキサー車などの中から、各自が選んだ車の説明文が配られていきました。その説明文を読み、「しごと」と「つくり」に分けて、車の絵とともにカードにまとめていきます。クラスのみんなが書いたものを集めると、すてきな自動車図鑑ができ上がるという学習です。 2組では、「キッチンカー」を選んだ子が多かったようです。まず、「キッチンカーは、いろいろなところに行って、料理を作ったり売ったりする仕事をしています。」(車の仕事です)と書いてあります。次に、「そのために、」という言葉で始まる段落があり、「食べ物を煮たり焼いたりするガス台があること」、「料理をよそったり盛り付けたりするテーブルがあること」、「お客さんに渡すための大きく開く窓がついていること」(車のつくりです)が書かれています。(写真上) ところで、明日とあさっての2日間、「光が丘公園フェスタ」が開催されます。昨日、公園内を自転車で通ったら、すでにたくさんのイベント用テントが用意されていました。お祭りの内容を見ると、はたらく車の展示やキッチンカーの出店があるようです。キッチンカーでは、どんな食べ物が販売されるのでしょうか…楽しみです。 5年生は、国語の時間に「浦島太郎 『御伽草子』より」という学習をしています。古典から理解できる昔の人のものの見方や感じ方を知ったり、昔の言葉の響きやリズムに親しんだりすることを目標とした教材です。教科書には、「浦島太郎」の一部分の古文とともに、現代語で書かれたあらすじと訳文が示されています。今まで昔話として自分たちが聞かされてきた「浦島太郎」と比べて、気付いたことや思ったことを伝え合う活動から始めていきました。(写真中) 『御伽草子』に書かれている浦島太郎の物語では、「いじめられていた亀」ではなく、「釣った亀」を海に逃がしたとなっています。また、大きく違うのは、竜宮城で結婚した相手が釣った亀だったことと、人間の世界で現実を知った浦島太郎が鶴になり、女性と再会する結末があることです。 ところで、5年生は1学期にも「古典の世界」の学習がありました。竹取物語や平家物語を通して、古文について学んできています。古典作品の言い回しやおもしろさに触れるとともに、興味関心をもたせていきます。 3,4校時に、2年生が町たんけんに出かけました。1学期の町たんけんでは、学年全員でそろって歩き、学区内にある施設や光が丘図書館の様子を見に行きました。今回の町たんけんでは、グループで分かれて自分たちの調べたい施設に行き、質問をしてくるという活動を取り入れました。 出かけた場所は、北地区区民館、旭町派出所、林商店(ネジ屋さん)、旭町保育園、AST Bikes(スポーツサイクル専門店)の5か所でした。あらかじめよく考えて質問内容が決めてあったので、それぞれの場所でのインタビューが上手にできていました。また、普段はなかなか見学できないお店の中の様子など、どの場所でもとてもていねいに対応していただくことができました。(写真下) それぞれの施設の役割は違いますが、地域の方々が一生懸命仕事をされている様子を子どもなりに感じ取ることができたようです。引率していただいた保護者やひろばのスタッフの方々には、大変お世話になりました。ありがとうございました。 町たんけん(2年生)今日は、用意してきた質問を直接施設の方に聞き、聞いた話を一生懸命メモしていました。また、その店や施設でしか見られない物を見ることができ、大興奮で学校に戻ってきました。「話を聞けてよかった。」「おもしろいものが見られてよかった。」と感想を伝えてくれました。 今後は、それぞれグループごとに、見つけたことや聞いたことをまとめて、ほかの友達にも知らせていきます。また、今回の町たんけんのために、保護者の方々にもご協力いただきました。どうもありがとうございました。 11月15日の給食わかめスープ 米粉の黒糖ケーキ 牛乳 一口メモ 「焼肉ガーリックライス」は、ガーリック風味のピラフに、焼き肉の味付けをした豚肉と玉ねぎ、にんじん、小松菜をのせて食べるようにしています。とても食欲がそそる味付けになっています。 豚肉には、疲れをとってくれる「ビタミンB1」がたくさん入っています。では、そのビタミンB1は、どのくらい入っているでしょうか? (1) 牛肉の半分 (2) 牛肉の2倍 (3) 牛肉の10倍 答えは、(3)の牛肉の10倍です。牛肉もおいしいのですが、疲れている時には豚肉の方がお勧めです。ビタミンB1は、玉ねぎや長ねぎ、にんにくと一緒に食べると、体への吸収がよくなると言われています。給食をしっかり食べることで、疲れを吹き飛ばしていけるようにしていきます。 学校かくれんぼ集会たて割り班の友達と一緒に、校舎内に隠れている8人の集会委員を探しに行きます。初めての企画に、集会委員の児童もとてもワクワクしていました。 集会が始まると、子ども達は集会委員の児童を次々と見つけてとても嬉しそうな様子でした。3つの班が、8人の集会委員を全員見つけることができました。 子ども達の豊かな発想力で、これからも新しい集会を企画して学校のみんなを楽しませていってほしいと思います。 11月14日(木)楽器を運び入れた後、最後にひな壇を用意しました。合唱や合奏の際に子ども達が立ち、体育館全体にハーモニーを響かせるためのひな壇です。今日は、2年、3年、1年、5年の順に学年練習を行いました。音を合わせていく練習はもちろんですが、一人一人の立ち位置を決めていくのも重要な指導の一つです。歌のパートごとに分かれたり、楽器の担当で位置を決めたりもします。さらに、背の高さも考慮しながら調整していきます。(写真上) 27日(水)まで、学年練習の特別時間割が組まれています。各学年への配当時間は7時間です。この7時間を有効に使い、音楽専科と学年担任との3人で全力を尽くして指導していきます。28日(木)はリハーサル、そして29日(金)と30日(土)が音楽会当日です。 3年生は、図工の時間に「ふしぎな乗りもの」という学習をしています。タブレットを使った図工作品の制作です。 まず、タブレットを使って、身近な物を写真に撮ります。撮影した画像からどんな乗り物にしたいか想像をふくらませて、お絵かきツールで線や色を付け加えていきます。廊下にあった黒板消しクリーナーを写真に撮った子が、画像に色をつけてバスに変身させていました。また、三角すべり台を写真に撮った子が、UFOのような宇宙船を描いていきました。大人にはなかなかない発想が、子どもにはたくさん存在します。(写真中) 月曜日のホームページで、1年生がタブレットを使ってお絵描きをする様子を伝えました。その際に、「手や服を汚しながら絵を描く図工の時間は、なくなってほしくはありません」と書きました。しかし、その一文は訂正しなければならないような気がしてきました。各学年の図工の教科書を見ると、どの学年にもタブレットの活用が載っています。作品を写真に撮って自分の図工アルバムを作るものもあれば、友達と作品の鑑賞をする際にタブレットを使う方法、さらに高学年では、タブレットを使った作品制作についても紹介されています。何度でもやり直しができ、作成した作品をデータに残しておくこともできます。タブレットを使った図工の授業は、これからさらに活用の仕方が広まっていきそうです。 一方で、タブレットが使えなければ、今日の図工の2時間はその子にとって何もできません。タブレットを忘れてきた子やきちんと充電してきていない子、不具合があって使えなかった子と、作品に向かう前に先生がそれらの子の対応にいつも追われている状態です。(高学年も同じようです) 6年生は、算数の時間に「比例の関係をくわしく調べよう(比例と反比例)」という学習をしています。比例については、5年生の1学期に学習済みです。その時は、簡単な場合の比例の関係について理解することを目的とした内容にとどまっていました。今回6年生で学習する内容は、伴って変わる2つの数量に着目して、表や式、グラフを用いて特徴を見い出し、さらに2つの数量関係を考察する力を養うことを目的としています。また、比例に加えて反比例の関係についても学びます。 比例の式では、xとyを使います。xとyについては、1学期の「数量やその関係を式に表そう(文字と式)」という単元で学習済みです。続けて反比例でも文字を使った式やグラフを学習します。いよいよ中学校の数学に近づいてきた感がする学習内容になってきました。(写真下) 11月14日の給食シシャモのみりん焼き もやしと小松菜の生姜炒め 根菜の味噌汁 牛乳 一口メモ みなさんは、「根菜」と聞いてどんな野菜を思い浮かべますか? じゃがいもやさつまいも、にんじん、大根、れんこんなど、土の中で育つ野菜のことを「根菜」と呼んでいます。 今日は、里芋とごぼう、大根、にんじんと、4種類の根菜がたっぷり味わえる味噌汁を作りました。 根菜は、秋から冬が旬の野菜です。栄養がたっぷりで、一番おいしい時期です。また、根菜は体を温めてくれるはたらきがあります。だんだんと秋が深まり、朝晩が寒く感じられるようになってきました。根菜類をしっかり食べて、寒さに負けない体をつくりましょう。 サクラ草の植え替え(1年生)朝顔を育てた鉢に、校長先生が育てたサクラ草の苗とチューリップの球根を植えました。赤玉土、培養土、肥料を植木鉢に入れるところも自分でやりました。苗は、友達と協力してポットから出し、慎重に植え替えました。 チューリップは自分で選んだ色の花が咲く予定です。サクラ草は、赤、ピンク、白のどの色が咲くかはお楽しみです。 校長先生のお話をよく聞いて、全員上手に作業ができました。子どもたちは、「楽しかった。」「何色の花が咲くのかが楽しみ。」などと感想を話していました。 明日から愛情と水をたっぷり注いで、世話をしていきます。 11月13日(水)真ん中に給食のイラストがあり、その周りに給食ができ上がるまでにどんな人が関わっているのかが写真で示されています。子ども達に「給食ができるまでに、どんな人が関わっていると思う?」と聞いたら、きっと「栄養士さん」や「給食室の人たち」と答えることでしょう。しかし実際は、そういう方々だけではありません。 食材を作っている人たちや、食材を売ったり仕入れたりしている人たち、さらにはそれを運んできている人などなど、たくさんの人々が関わっています。この掲示物にも、漁師さんや酪農家さん、畜産家さん、農家さん、米農家さん、配送業者さん…そして調理員さんと栄養士さんが写真やイラストで表され、一つの輪で結んであります。(写真上) そして、資料にはこんな説明書きがあります。「…食事があることが当たり前と思わず、感謝の気持ちを込めて『いただきます』と『ごちそうさま』が言えるといいですね。」さらにさらに、「いただきます」は、私たちが生きていくために命をくれた動物や植物、手間をかけてくれた人たちに対しての感謝の気持ちを表す言葉であることが表示されています。(「ごちそうさま」も同様です) 私は、子どもの頃から「食べ物を粗末にするな」と親からこっぴどくしつけられてきました。きっと、私の両親が戦中〜戦後を経験していたからでしょう。食べ物の好き嫌いや、立ち歩いて食べること、箸の使い方など、事あるごとにひどく叱られたものでした。今から思うと、その教えにはとても感謝しています。現代でも、毎日食べ物がいただけることに感謝する気持ちは、決して忘れてはなりません。 1,2校時に、1年生の各クラスにサクラ草の植え替え指導を行いました。いつもの年より1か月遅れとなりましたが、これで全学年の植え替え作業が終了しました。 1年生の子ども達にとって、サクラ草の植え替え作業は初めてです。お手本を示しながら、上手に植え替えるコツや土をこぼさないコツを説明していきました。みんな目を輝かせるようにして、しっかり話を聞いていました。 低学年には、2人組で植え付けるようにさせています。サクラ草の苗をそっとひっくり返し、黒いビニールポットを友達に外してもらいます。そして1年生は、チューリップの球根も一緒に植え付けるようにしています。サクラ草の苗と球根が隣同士になるように置いてから、培養土を入れて完成です。(写真中) アサガオが終わった後の鉢は、チューリップの球根だけで植え付けている学校が多いはずです。チューリップは、冬の寒さを経験してから芽が伸びてきます。それまでずっと、土しか見えない鉢に水やりをしているのでは面白くないでしょう。その点、サクラ草の苗が植えてあれば、毎日水やりを楽しく行うことができます。 サクラ草は、冬休み前後には咲き始め、4月中旬まで花を楽しむことができます。一方、チューリップの花は、春休み頃に咲く予定です。2年生への進級に向けて期待が高まっている頃、サクラ草とチューリップの花の競演が楽しめることでしょう。 2年生は、国語の時間に「紙コップ花火の作り方」という説明文の学習をしています。説明文を読むとともに、その説明の工夫を生かして書くことも含めた、「読むこと」と「書くこと」の複合単元になっています。 昨日1組では、説明文を読みながら、実際に自分たちで紙コップ花火を作ってみました。今日は、その制作の経験をもとに、作り方の説明書を書くための表現の工夫を見つけていきました。「紙コップ花火の作り方」は、「前書き」、「材料と道具」、「作り方」、「楽しみ方」という内容のまとまりで書かれています。さらに「作り方」では、5段落で手順が示されています。(写真下) これから子ども達は、自分で作りたいおもちゃを選び、その作り方を分かりやすく説明する文章を考えていきます。さらに、生活科の「作ってためして」の学習にもつなげていきます。 ところで、教科書の改訂によって、今年から「紙コップ花火の作り方」になりました。昨年までは、「馬のおもちゃの作り方」が教科書に載っていて、各家庭からレトルトカレーの空き箱を用意してもらっていました。馬のおもちゃも面白かったのですが、材料の準備としては今回の説明文の方が簡単です。 11月13日の給食コールスローサラダ 牛乳 一口メモ クイズです。コールスローサラダは、給食でも定番のサラダの一つです。では、コールスローサラダとは、どんなサラダのことを言うのでしょうか? (1) ゆっくりと時間をかけて作るサラダのこと (2) マヨネーズで味付けをしたサラダのこと (3) キャベツの千切りが入ったサラダのこと 答えは、(3)のキャベツの千切りが入ったサラダです。オランダ語で「キャベツの千切り」のことを「コールスラ」と言います。その言葉から、千切りのキャベツを使ったサラダのことを「コールスロー」と呼ぶようになったそうです。 11月12日(火)1組では、自分が伝えたい日本文化について、まずタブレットを使ってインターネットで情報集めをしていました。神社や歌舞伎、着物、お茶、納豆など、日本特有の文化について、インターネットを使うと様々な角度から調べることができます。しかし、情報を集めることが重要なのではなく、調べた情報を取捨選択する力が大切になります。伝えたいことに応じて詳しく書く部分と、簡単に書く部分とを考えながら文章にしていくことが必要になります。そのような書くことの資質・能力を身に付けるための単元であると言えます。(写真上) 今年になり、日本各地にたくさんの外国人観光客が訪れています。テレビ等の報道を見ていると、観光客の目的のほとんどは、日本文化に触れることのようです。衣食住、さらには日本のアニメなど、外国の人たちにアピールできるものがたくさんありそうです。 2校時に、5年2組で教育アドバイザー訪問の授業がありました。若手教員の育成のために行われている取り組みです。今回は、3年次研修の一環として授業を参観し、指導・助言をいただきました。教育アドバイザーは、本校の前校長の道山先生です。 行われていたのは、「おばあちゃんからもらった命」という資料を使った道徳の授業でした。「感謝」について考えさせる道徳の内容項目にあたる資料です。・・・広瀬めぐみさんは、中学3年生の時に阪神・淡路大震災で被災しました。おばあさんと一緒に建物の下敷きになりました。おばあさんがめぐみさんを守るように覆いかぶさってくれたことで、かろうじて助かりました。しかし、めぐみさんがおばあさんの頭を抱えていた手をずらした途端、梁が頭に当たっておばあさんは亡くなってしまいます。その後、めぐみさんは自身を責める日々が続きました。やがて、助けてもらった命の恩返しをするつもりで、めぐみさんは介護福祉士になることを決意したのでした。・・・ 罪悪感に自分を責めてばかりいためぐみさんに、お父さんが声をかけるところで気持ちが変わります。「めぐみの無事が、おばあちゃんの何よりの望みだったはずや。」と繰り返し諭したと書かれています。周りの人の支えを知ることにより、人は感謝の気持ちをもつようになります。実話に基づいた道徳の資料ということもあり、さらに命にかかわる内容でもあるため、子ども達は真剣に授業に向かい、考えを発表していました。(写真中) 3校時に、5年生全員が1組の教室に集まり、学年集会を行っていました。音楽会に向けて、学年全員で気持ちを高めていくことを目的にした指導のようでした。 音楽会に向けた体育館での学年練習は、いよいよあさってから始まります。体育館のステージにひな壇を用意し、学年ごとに合唱や合奏の練習に取り組んでいきます。 まず、5年生が歌う合唱曲「君をのせて」の音声を子ども達に聴かせていました。他校の児童の歌声から、歌い出しのすばらしさに気付かせていきました。次に、自分たちの歌声を録音し、みんなで聴いてみました。ソプラノとアルトパートに分かれた二部合唱がきれいに聴こえてきたものの、部分的に歌声が小さくなってしまったり、そろわなかったりしたところがあったようです。本格的な練習はこれからです。まずは、学年全員が一丸となって気持ちを入れて取り組むことの重要性を確認し合いました。運動会の表現で一致団結したように、今度は音楽を通じて心を一つにしていきます。(写真下) 11月12日の給食ヤンニョムチキン チョレギサラダ 塩カルビスープ 牛乳 一口メモ 今日は、韓国料理の献立です。「ヤンニョムチキン」は、鶏のから揚げにコチュジャンやニンニクなどで作った甘辛いタレ(ヤンニョム)をからめて作ります。1980年代に韓国でブームになり、現在ではファストフードやスーパーなどでも見かけるほど、定番の料理になっています。 ヤンニョムとは、薬味や香辛料などを混ぜ合わせた調味料のことを呼びます。料理によって使用するヤンニョムは異なります。ヤンニョムチキンの場合は、コチュジャンやニンニク、砂糖などを混ぜ合わせたものを使います。ご飯がすすむ味付けになっています。 11月11日(月) その25月中旬に行われる三社祭は、江戸三大祭の一つとして有名です。毎年5月の第三土曜日を基点とした金・土・日曜日に行われ、江戸風情の残る下町浅草が一年で最も活気づく、東京の初夏を代表する風物詩となっています。教科書には、浅草神社の宮司さんの話や、長年浅草に住んでいる人の話が載っています。三社祭に対する浅草の人々の強い思いを感じ取ることができます。また、コロナ禍で4年間も開催されなかった時期が続いたことも書かれていて、そこからも三社祭に対する人々の願いや苦労が読み取れます。それらの資料を基に、4年2組では、三社祭のキャッチコピーを考え、調べたことのまとめにつなげていました。(写真上) 4年生は、2月18日(火)に社会科見学があり、浅草寺周辺に行く予定です。ボランティアガイドさんに案内していただき、三社祭の神輿が置いてあるところを見学することになっています。 ところで、「わたしたちの東京都」の91〜92ページには、練馬区の文化財マップが載っています。その一つに、旭町にも区の貴重な文化財に指定されているものがありました。「聖観音立像(しょうかんのんりつぞう)」という名前とともに、写真が掲載されています。場所は、なんと上練馬公園です。(ぜひ探してみてください。)もともとは光が丘公園の西側にありましたが、マンションの建設とともに移設され、回りまわって上練馬公園に設置されたようです。 2校時に、2年1組がサクラ草の植え替え作業を行いました。低学年は、中庭で植え替えをした後、校庭の藤棚のところに鉢を持って行ってから水やりをします。早く終わった子ども達が中庭に戻って来て、池の中にあるものに気がつきました。「ガマの穂」です。 水辺に生息する植物であるため、子ども達にとっては初めて目にする子が多かったようです。きりたんぽのような穂の部分が特徴の植物で、この穂の茶褐色部分は雌花に当たります。ガマの雌花は弾力があって、ふんわりと膨らんでいます。ガマの穂の上部には細長い棒があり、これがガマの雄花の部分です。花弁がないのでとても花には見えないため、通称「ガマの穂」と呼ばれています。(写真中) ちなみに・・・ガマの穂は爆発します。爆発すると言っても、火を放って爆発するわけではありません。膨らんだガマの穂を手でつぶすと、勢いよく破れて中から白い綿毛が飛び出すため、爆発すると言われています。 1年1組の教室で、タブレットを使って絵を描いていました。テーマは「秋」でした。紅葉する木々や秋の果物など、1年生なりによく考えて絵に表していました。出来上がった作品は、オクリンクで先生に送信していました。(写真下) お絵かきするアプリでは、使う色や筆のタッチなど、いろいろな設定ができるようになっています。今やパソコンを使ってデザインや設計をしたり、さらには絵を描いたりするアーティストがどんどん増えてきています。 いつかタブレットを手に写生をしたり、図工室に行かなくても教室の机上で絵を描いたりする時代が来るのでしょうか? しかし、クレヨンや水彩画の味わいは残ってほしいものです。そして、手や服を汚しながら絵を描く図工の時間は、なくなってほしくはありません。 サクラ草の植え替え(2年生)校長先生のお話をよく聞いて、友達と協力しながら作業を進めることができました。1年生の時より、素早く上手に植え替えられている子が多かったです。 これから愛情と水やりをたくさんあげて、きれいな花を咲かせてほしいです。 クリーン運動学年ごとに場所を分担し、学校周辺をきれいにする活動です。普段は主事さん方が校庭やその周辺をきれいにしてくださっていますが、今日はPTAのボランティアの方たちも一緒に、児童全員で落ち葉をたくさん拾い集めました。 短い時間ではありましたが、ごみ袋には落ち葉が次々とたまり、多くの落ち葉が落ちていたことに驚いていました。「たくさん落ち葉を集められてよかった。」「きれいになってすっきりした。」と感想が聞かれました。 11月11日の給食具だくさんオムレツ きのこスープ カルピスゼリー 牛乳 一口メモ 今日は、保健給食委員会が考えた「かみかみ献立」の第3弾です。献立のポイントは、カルピスゼリーです。 ゼリーに使われている寒天は、食物繊維がたくさん入っています。ゼラチンを使っている普通のゼリーより、ややかたい食感です。寒天は、その80%以上が食物繊維です。寒天に含まれる豊富な食物繊維の効果によって、便秘の改善のほかにも、生活習慣病の予防やその改善効果などが期待されます。 11月11日(月) その1・・・11月に入り、秋の深まりを感じるようになりました。先週、出張があり、自転車で光が丘公園の中を通りました。公園内の木々は少しずつ紅葉が進み、イチョウやサクラの木からたくさんの葉っぱが落ちてきていました。公園内には、犬の散歩をする人や遠足で来ていた小学生など、秋の季節を満喫するたくさんの人がいました。 そのような公園の中をよく見ると、あちこちで落ち葉を集めて掃除をしている方々が目に留まりました。落ち葉だけでなく、垣根の間に入って空き缶やビニールごみを集めたりもしていました。光が丘公園でこれらの作業をしている方々は、仕事として掃除をしているのではありません。ボランティアとして働いている人達です。 ボランティアというのは、自分でできることをすすんでみんなのために働く活動のことをいいます。お金をもらって仕事をするのではなく、人のためや社会をよくするために行う活動をボランティアと呼んでいます。 みなさんの身近に、ボランティア活動をされている方がいます。先週金曜日に、1年生から4年生の教室で読み聞かせがありました。毎月1回、読み聞かせボランティアの方々が絵本の読み聞かせをしてくださっています。みなさんの保護者や地域の方々が、絵本を通して子ども達の心を豊かにしようという思いで読み聞かせボランティアに参加されています。 また、PTA活動もボランティアとして行われています。運動会の時に会場の見回りをしたり、テントの片付けを手伝ったりしていただきました。さらに、夏のラジオ体操の運営をしたり、6年生の卒業アルバムの手配をしたりしているのもPTAの方々がボランティアで行っている取り組みです。そして、まさに今日、みなさんの前に並んでいるPTAの方々は、クリーン運動担当のボランティアとして来ていただいています。 今日は、これからクリーン運動を行います。学年で手分けをして、学校の敷地内や周辺道路、さらに上練馬公園の掃除をします。クリーン運動は、みんなで力を合わせて、学校や地域をきれいにするボランティア活動です。これを機に、みんなのために、そして社会全体のために貢献しようというボランティア精神を身に付けていけるようにしましょう・・・ 続けて、表彰を行いました。昨日、校庭で広場の祭典がありました。そのプログラムの表紙の絵に応募し、採用された児童の表彰です。6年生の子は、表紙の絵に、3年生の子はプログラムの中に応募したイラストが採用されました。どちらも楽しいお祭りにふさわしい、とても上手なイラストでした。 3年生 サクラ草の植え替え1,2年生の頃は、1つの苗に対してペアで行っていた植え替えを3年生になり初めて一人で挑戦しました。最初に校長先生から植え替えのやり方を目の前で実際にやりながら説明してもらいました。その後、鉢に対して入れる土の分量や赤玉土、培養土、肥料を入れる順番を「これでいいのかな」、「次はどれだったっけ?」とその都度確認しながら慎重に作業を進めていました。 苗を選ぶときも、元気そうな苗や気に入った形の苗を吟味して「これにしよう」と決めて大事そうに自分の鉢に移し替えていました。根が見えなくなるように、そして葉にはかからない様に丁寧に土を入れ、最後に校長先生に合格をもらったらジョーロで水をあげて植え替え作業を終えました。 今後は、子どもたちが水とたっぷりの愛情を注いで育てていく様子を一緒に見守りたいと思います。 |
|