音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

2学期の総合学習「カイコ大作戦」(3年生)

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 3年生は、1学期に引き続いて総合的な学習の時間に「カイコ大作戦」を学習しています。
 1学期の学習を振り返り、繭の中の様子と成虫の観察から学習を始めました。繭の中で蛹に変態していることを理科で学習していますが、実際に中を開けて見るのは初めての経験です。
 6個の繭のうち、しっかり蛹になれていたものもありましたが、成虫の姿のままで命を落としているものもありました。また、他よりも大きめの繭は2頭で一つの繭を作っていたことも分かりました。
 真剣な眼差しで、命の活動の結果を受け止めていました。一方で、カイコガの成虫の愛らしい姿には、みんな口々に「かわいい!」「もう一回育てたいなぁ。」と改めて感動している様子でした。今後は、1学期に自分で育てたカイコの繭から糸をとる「糸引き」の作業を行って学習をすすめていきます。

9月13日(金)

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 図書ボランティアの方々による読み聞かせが行われました。今学期も毎月1回、朝読書の時間に、1年生から4年生の教室で読み聞かせをしていただくことになっています。
 3年2組の教室では、「どうながのプレッツェル」という絵本の読み聞かせがありました。作者は、「ひとまねこざる(おさるのジョージ)」シリーズでも有名な、ドイツ出身のH.A.レイとマーグレット・レイ夫妻です。日本で翻訳・出版されてから、半世紀近くも経ちます。昔から読み継がれてきた絵本として有名です。
 「プレッツェル」は、ダックスフントの犬の名前です。日本でも「ミニチュアダックス」として人気の犬種なのがダックスフントです。・・・5匹生まれた中の一匹でしたが、なぜかプレッツェルだけが世界一胴の長いダックスフントに成長しました。プレッツェルは、ドッグショーで優勝しますが、大好きなグレタはなかなか好意をもってくれません。あの手この手の末、プレッツェルにしかできない方法で、見事にグレタへのプロポーズが成功します。
 この絵本には、続編があります。「どうながのプレッツェルと こいぬたち」という絵本で、日本では昨年4月にようやく発刊されました。プレッツェルとグレタの間に5匹の子どもが生まれます。プレッツェルが、立派なおとうさんになろうと奮闘するお話です。ぜひ、続編も読んでみてください。(写真上)
 2年生は、音楽の時間に「虫のこえ」の歌を練習しています。「あれまつむしが 鳴いている チンチロチンチロチンチロリン♪」で始まる、誰もがよく知っている「文部省唱歌」です。今のこの時期にうってつけの曲と言えるでしょう。
 1番の歌詞には、マツムシの他にスズムシが出てきます。そして、あまり知られていない2番には、コオロギとクツワムシ、ウマオイが出てきます。2番の出だしは、「キリキリキリキリ こおろぎや♪」です。しかし、作曲された当初は、コオロギではなく、キリギリスだったそうです。昔は、コオロギのことをキリギリスと言っていたため、作曲されてしばらくしてからコオロギに書き換えられました。それにしても、コオロギの鳴き声は「キリキリ」というより「リリリリ…」か「コロコロ…」だと思うのですが。
 8月の下旬から、夜の虫の声が聞こえるようになりました。しかし、猛暑のためか、秋の虫の声はそれほど聞こえてきません。きっと、虫たちも「おかしいな…」と感じているはずです。昨日の朝、学校に来る途中でショウリョウバッタを捕まえた子が見せてくれました。まだとても小さな体で、虫たちの成長はこれからのようです。でも、音楽室での2年生の子ども達は、元気いっぱいに歌っていました。(写真中)
 3年生は、理科の時間に「実ができたよ」という学習をしています。1学期の初めに種をまいて育ててきた植物の様子から、花が咲いた後の実のでき方について調べる学習内容です。
 校庭の西側にある畑を使って、ピーマンやオクラ、ダイズ、ヒマワリ、ホウセンカの種をまき、その成長について調べてきました。夏休み中は、畑一面に雑草が生い茂っていましたが、そのような中でもしっかり生育してきたようです。(2学期が始まる前に、用務主事さんからきれいに雑草を刈っていただきました。)
 1組の子ども達は、先生が畑から採ってきた赤いピーマンを見てびっくりしていました。「ピーマンは緑色なのに…」と誰もが思うでしょう。普通に売られているピーマンは緑色ですが、これは未熟な状態で収穫をしているためです。収穫せずにさらに完熟させていくと、緑色から黒っぽくなり、ついには真っ赤になります。
 他にも、パプリカもピーマンと同じ仲間の野菜です。パプリカには、赤や黄色、オレンジ色など、いろいろな種類があります。どれも最初は緑色をしていて、熟すうちにそれらの色になっていきます。
 赤いピーマンは、苦味が少なく甘くなっているのかもしれません。授業では、先生が実を割って、中の様子を子ども達に見せていました。中には、ピーマンの種がしっかりつまっていました。(写真下)

9月13日の給食

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献立名           わかめご飯
              韓国風肉じゃが
              切り干し炒めナムル
              梨
              牛乳

一口メモ

 今日のデザートは、秋の味覚の「梨」です。梨は、西洋梨や日本梨など、いろいろな種類があります。さらに日本梨は、皮が赤い「赤梨」と皮が青い「青梨」に分けることができます。赤梨には、スーパーでよく見かける「豊水」や「幸水」、「新高」といった品種の梨があります。
 クイズです。赤梨を選ぶ時には、どらちの梨を選ぶと良いでしょうか?
(1) つるつる
(2) ざらざら


 答えは、(1)のつるつるした梨です。梨の皮の表面には、ブツブツした点の模様があります。熟すにつれて、その点が薄くつるつるになっていきます。そのため、表面がつるつるした梨の方が甘くておいしい梨と言えます。

音楽朝会

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 今月の音楽朝会は、「運動会の歌」を歌いました。
 運動会の開会式では、この歌を5・6年生の音楽委員会児童による演奏に合わせて全校児童が歌います。使う楽器は、マーチング用の大太鼓・小太鼓・中太鼓・シンバル・トリオタム・キーボード・グロッケンです。
 音楽委員会は、6年生7名と5年生7名の計14名で活動しています。1学期の委員会の時間を使って、少しずつ練習してきました。音楽朝会では、最初に音楽委員会児童による演奏を全校児童に聴いてもらいました。体育館の舞台の上で、大勢の児童に見つめられながら14名のみで演奏する児童の顔からは、かなりの緊張感が伝わってきましたが、最後までとても立派に演奏していて感心しました。
 その後、この演奏に合わせて全校児童で歌いました。歌に関してはまだ練習し始めたばかりなので、運動会に向けてしっかり歌えるようにしていきます。運動会本番がとても楽しみです。

9月12日(木)

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 6年生は、国語の時間に「インターネットでニュースを読もう」という学習をしています。ニュースサイトの記事と新聞の記事を比較することを通じて、インターネットで得られる情報の特徴や読み取り方を理解させていく単元です。それらの活動の中で、信頼できる情報かどうかを判断したり、自分に必要な情報を取得したりする力を身に付けることをめざします。
 この単元は、今年から教科書がリニューアルされたことに伴い、新しく入ってきた学習の一つです。ネット社会、そして子ども達にタブレットが貸与されたことも関係しての学習内容となっています。
 2組では、さっそくタブレットでニュースサイトを開き、どのように知りたい情報を得ていくのかを学んでいました。6年生の子ども達に聞いてみると、新聞やテレビがおもなニュース源となっているようです。今後は、インターネットを利用してニュースを得ていくことも一つの方法になっていきます。
 まず、ヤフーニュースのトップページを開き、ニュースサイトの読み方・使い方を確認していきました。トップニュースが並んでいますが、その上には分野名のボタンがあります。ヤフーでは、「主要」「経済」「エンタメ」「スポーツ」…のように、ニュースのカテゴリが分かれています。また、検索窓があり、自分で知りたいニュースを調べる機能もあります。(写真上)
 新聞と違うニュースサイトの利点は、新しい情報が次々と更新されていき、最新のニュースを知ることができるところにあります。一方、最も信頼性が高いのが、新聞のメリットです。記者が念入りに取材をし、確実なニュースが届けられています。ですから、ニュースサイトの情報は、そのまま鵜呑みにできない場合もあるということを覚えておく必要があります。
 5年生は、社会科の時間に「これからの食料生産」という学習に入りました。1学期の後半から、米づくりの農家の様子や水産業についての学習をしてきました。日本の食料生産が抱えている問題を調べることから、食料を安定的に確保する必要性や、これからの食料生産のあり方について考える内容です。
 資料集で様々な食料の自給率を調べてみると、日本のほとんどの食品が輸入に頼っていることが分かります。自給率の高い米でさえも、今年の夏の米不足のことを考えると、危機感が生じてきています。冷凍技術や交通の発達により、遠い外国から新鮮なまま食料が輸入できるようになりました。このままでは、これからも日本の食料自給率は下がる一方です。(写真中)
 今後は、国内の生産者と消費者の立場から、食料輸入の長所と短所を調べていきます。輸入が増えることにより、我々消費者にとっては安く買える反面、食の安全性の心配が増えます。一方、国内の生産者にとっては、価格の競争の心配が出てきます。5年生にこれからの食料生産について考えさせるのはテーマが大き過ぎますが、日本にとっての重大な課題ととらえさせておくことは必要です。
 3年生は、図工の時間に「のこぎりザクザク つないでつけて」という学習をしています。小学校の図工では、様々な刃物を使って作品を作ります。1年生はハサミ、2年生はカッター、そして3年生はのこぎりといったように、発達段階に合わせた新しい道具の使い方を習います。
 今日は、3年生の子ども達にとって、初めてのこぎりを扱う授業となりました。のこぎりの各部の名称から、持ち運び方、カバーの外し方、さらには角材の押さえ方、切り方と、一つ一つ確実に指導していきました。
 最初の切り口をつけるために、添え木を使っていました。角材に添え木をあてがい、のこぎりがずれないようにして切り始めます。ある程度のこぎりの入る溝ができたら、添え木を外してさらにのこぎりを動かしていきます。(これは、図工の先生の専売特許です)最初はのこぎりの歯を見て怖がっていた子ども達も、慎重に扱いながら自信をもって構えることができるようになリました。(写真下)
 とは言っても、角材を切るのは一苦労です。なかなかきれいに切れなかったり、切るのに時間がかかったりしていました。しかし、何事も「習うより慣れろ」です。何度ものこぎりを扱いながら、きれいに切るコツがつかめるようになってくるでしょう。

中学校授業体験(6年生)

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 豊渓中学校の授業体験に、6年生が参加しました。今回体験したのは、国語・英語・理科の3教科です。

 国語では、「味見読書」という活動をしました。2分間で気になる本をパラパラと読みながら、次の本をどんどん読んでいく活動です。最後に、おすすめの本を友達に紹介することができました。

 理科では、理科室で発熱反応と吸熱反応の実験を行いました。物質を組み合わせると熱くなったり冷たくなったりすることや、身の回りの製品に使われていることを学びました。

 英語では、アニメの主題歌を英語で歌ったり、ビンゴゲームや命令ゲームをしたりして、体を動かしながら学習しました。先生の英語での指示をよく聞いて、活動することができました。

 どの教科でもとても楽しく学習しながら、中学校の雰囲気を味わうことができました。中学校進学に向けて、小学校での学習をさらにきちんと進めていきます。

9月12日の給食

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献立名           チキンライス
              きのこのキッシュ風
              押し麦のスープ
              牛乳

一口メモ

 きのこのキッシュ風は、鶏肉やキャベツ、玉ねぎと、卵と生クリーム、チーズを混ぜてオーブンで焼いて作りました。
 キッシュとは、フランスを代表する家庭料理の一つです。パイ生地やタルト生地の中に、炒めた野菜やチーズ、生クリーム、卵を混ぜた具材を入れて、オーブンで20〜30分ほど焼いて作ります。
 今日の給食では、パイ生地を使わずに、カップに1人分ずつを入れて作りました。生クリームやチーズを使っているので、いつもの卵料理よりも、よりコクが出てふんわりとした仕上がりになっています。

卒業アルバムの写真撮影(6年生)

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 卒業アルバムの制作に向けて、6年生は写真を撮り始めました。今回は、個人写真とクラスごとの集合写真、委員会ごとの集合写真を撮影しました。

 子ども達は、一生残る卒業アルバムの写真撮影だと緊張感をもって臨んでいました。初めは表情がかたい子ども達が多かったようですが、徐々にほぐれて素敵な笑顔で撮影することができました。

 来週は、クラブ活動の写真を撮影します。

9月11日(水)

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 1年1組では、図工の時間に粘土の制作を楽しんでいました。まず、机の上に新聞紙を敷き、粘土と粘土板を用意したところで、先生から作品のタイトルの発表がありました。「夏の思い出」です。とたんにクラスの子ども達から、「え〜っ」という声が上がりました。何を作ったらいいのだろうという戸惑いからでしょうか…。
 そこで先生が、夏休みにしたことや行った場所の思い出を子ども達に聞いていきました。「花火をしたよ」、「飛行機に乗って広島に行ったよ」、「スカイツリーに行ったよ」…次々と夏の思い出を発表し始めました。「いろいろな思い出があったんだね。では、それを粘土で作ってみましょう!」ということで、子ども達の制作意欲が一気に高まりました。
 4人のグループを作り、思い思いに粘土をこね始めていきました。友達同士で自分の思い出を話しながら、どの子もとても楽しそうに作っていました。乗り物や建物、さらにはおいしそうな食べ物まで、粘土で上手に表現していました。(写真上)
 粘土遊びは、指の細かな筋肉を使い、手先の運動機能を発達させる効果があります。また、創造性や空間認知能力にもうってつけの知育教材と言えます。さらに、子ども達が友達と伝え合いながら制作している様子を見て、言語能力の発達にも良いということが感じられました。
 5年生が、書写(毛筆)の時間に「成長」という作品に取り組んでいました。「筆順と字形の関係」について学ぶ教材でした。
 1組では、筆順と筆の入りの関係について、電子黒板に投影した文字で学んでいきました。最初に、それぞれの文字の1画目と2画目に着目させました。毛筆で書く場合は、筆の入り(筆の穂先が10時方向に半紙に置かれた形)がはっきりと残ります。1画目を書いた後、2画目の穂先は、1画目の中から入るように書きます。つまり、2画目の筆の入りは文字に残りません。(写真中)
 そこで問題になるのが、正しい書き順で書いていないと、筆の入りの跡に残ってしまうということです。では、「成」の字の正しい書き順はどうなるでしょうか。正解は、左はらいの縦画が最初です。では、「長」の字はどうでしょうか? こちらも縦画が1画目になります。(縦画の後、横画が4回続くのが正しい「長」の書き順です。)ですから、どちらの文字も、1画目と2画目が交わる部分の筆が入った跡を見れば、正しい書き順かどうかがすぐに分かります。
 5校時に、図工室で1年生の子ども達が積み木遊びをしていました。正しくは、「積み木」ではなく、6年生が工作でこれから使う材料の「木片」です。木片を組み合わせて、来週以降6年生が作品づくりに取り組むようです。様々な形の木片がたくさんあるので、使う前に低学年の子ども達に積み木遊びとして利用してはどうかと、図工専科の先生が準備してくれました。
 さすがは1年生の子ども達です。四角い木片や円柱形のもの、穴の開いた木片を使い、すぐにいろいろな世界を作り始めていきました。友達と一緒に作品を作ったり、タワーを作って高さ比べをしたりする姿も見られました。全て木製なので、木の感触と香りがとても心地よく感じられました。(写真下)
 粘土遊びと同様に、積み木も子どもの知育に欠かせない遊びです。空間認知能力を刺激し、その後のボール運動や地図の読み方にも良い影響があるとされています。また、図形やグラフの読み取りなどの学習面にもかかわってくるそうです。きっと子ども達は、幼稚園や保育園、あるいはその前から積み木で遊んだ経験が多いことでしょう。

9月11日の給食

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9月11日の給食

献立名           ご飯
              鮭の塩焼き
              小松菜と豚肉のごま炒め
              うち豆汁
              牛乳

一口メモ

 味噌について・・・味噌は、昔から食べられている伝統的な食品です。日本各地には、多種多様な味噌があります。
 味噌の原料は、大豆と麹と塩です。使う麹の種類によって、「米味噌」、「豆味噌」、「麦味噌」の3種類に大きく分けられます。他にも、味噌の味によって「辛口」と「甘口」、色によって「赤」、「白」、「淡色」などに分けられます。
 各ご家庭では、どのような味噌を使っているでしょうか? 給食では、今日のような味噌汁には、「米味噌」の「赤味噌」や「白味噌」を使っています。昔は、家庭で味噌を作ることが一般的でした。自分の家で作る味噌が一番おいしいと自慢し合ったことから、自分で自分のことを自慢するという意味の「手前味噌」という言葉が生まれました。

9月10日(火)

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 1年生は、算数の時間に「10よりおおきいかず」の学習をしています。40までの数について、個数の数え方や数の読み方、書き方、数の構成などを学習する単元です。
 単元の前半では、20までの数を正しく数えたり、数直線(低学年では「かずのせん」という言い方)を使った大小関係や系列を学んでいきます。そして、単元の終わりには、さらに大きな数(40くらいまで)について数えられるようにしていきます。1学期までは、2や5のまとまりで数えていましたが、大きな数になると10のまとまりを作ると便利であることが分かってきます。
 2組では、夏休み中に家庭で採ることができたアサガオの種を使い、実際に数を数えてみることにしました。夏休み中に、次々とアサガオの種が採れたようです。ビニール袋にたくさんの種が入っていました。机の上に慎重にアサガオの種を広げ、10粒ずつのまとまりを作って数えていきました。40個をはるかに超えて、70〜80個以上もあった子がいました。校庭の端に集まったアサガオは、まだ毎日咲き続けているので、もうすぐしたら100個を超える子が出てくるかもしれません。(写真上)
 1,2校時に、体育館で4年生への出前授業「水道キャラバン」がありました。「水道キャラバン」は、東京都水道局による出前授業で、都内の多くの学校で行われています。水道に対する理解や関心を高めるとともに、水源地の様子や浄水場の仕組みなどを、映像や実験を通して楽しく教えてもらえます。
 旭町小では、毎年水道キャラバンの授業を4年生が受けています。今年は、体育館で2クラス合同で実施しました。昨年までは、コロナ禍の対応として、視聴覚室で演示実験を見る形で授業が行われていました。今年から、以前のように子ども達も実際に実験をする授業形態になりました。また、ワークシートを使って考えをまとめたり、タブレットを使って解答する場面もあったりと、バージョンアップした水道キャラバンになっていました。
 メインとなったのは、高度浄水処理をビーカー内で再現する実験です。まず、ビーカー内の水に汚れの素となる粉を溶かします。そこに「凝集剤」を入れてよくかき混ぜます。しばらくすると、あら不思議…汚れが塵くずのようにかたまり、沈殿していきます。さらに、砂利の層で上澄みをろ過するところまで実験しています。(実際の浄水場では、さらに塩素を加えるなど殺菌して水道水にしています。)
 この凝集剤は、日本の水道技術におけるすばらしい発明の一つです。昔、東京の水はとてもまずいと言われていた頃がありました。しかし、この高度浄水処理ができるようになったおかげで、おいしい水に様変わりしました。4年生の社会科の1学期の内容でしたが、子ども達は改めて水道水に興味関心を深めることができたようです。(写真中)
 6年生は、算数の時間に「拡大図と縮図」の学習をしています。拡大図や縮図の意味や性質を理解し、実際に図をかく学習をしてきました。そして、単元の最後に「縮図の利用」という学習があります。今日は、少人数指導に分かれたコースごとに、縮図をかいて実際の長さを求める問題に取り組んでいました。
 直接測ることが難しい長さでも、縮図をかいて計算で求めることができます。例えば、渡ることができない川幅は、対岸のある点を頂点とした直角三角形を用いて考えます。これは、三角測量の基本になる考え方です。地球を測ろうと考えた天文学者や数学者、あるいは遠く離れた恒星の距離を計算しようとした古代ギリシアの哲学者にまでつながる考え方です。
 算数は、日常の生活に結びつくところに面白さがあります。今日の問題を「面白い!」と感じることができたでしょうか?(写真下)

50m走計測(1年生)

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 3校時に、1年生合同で50m走の測定をしました。
 まず、「位置について」で気をつけの姿勢になり、「よーい」で片足をひき、「どん」で勢いよく走り出すことを学びました。
 次に、測定の前の練習として、50mを走りました。ゴールよりも遠い位置に教員が立ち、奥まで走りぬけるように指導しました。
 最後に、50mのタイムを計測しました。一生懸命ゴールの奥まで走りぬける姿が見られました。運動会でも力いっぱい走る姿を見せてほしいです。

水道キャラバン(4年生)

 水道キャラバンの出前授業がありました。毎日使っている水道水が、どのようにわたしたちのもとに届いているのか、動画や実験を通して分かりやすく教えていただきました。
 薬を使って水の中の不純物を沈殿させる実験や、ろ過の実験を自分たちでやってみることで「本当に水がきれいになった!」と、理解を深めることができました。
 今回の授業を通して、限りある水道水を大切に使おうという意識が高まりました。

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9月10日の給食

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献立名           きのこ和風スパゲティ
              わかめサラダ
              フルーツポンチ
              牛乳

一口メモ

 今日のサラダは、「わかめサラダ」です。わかめは一年中売られているので、旬の時期が分かりにくいかもしれません。わかめは、春に収穫し、乾燥させたり塩蔵にしたりして、長期保存ができるように加工されています。
 とれたてのわかめは、何色をしているか知っていますか? 答えは、茶色です。わかめを加熱すると、みなさんがよく知っている緑色に変化します。
 では、わかめはどのくらいの大きさまで成長するでしょうか? 普段はカットされているものを見ているので分かりにくいですが、海に生えている時は、1〜2mととても大きいです。
 わかめは、食物繊維やミネラルが豊富な食材です。今日のようにサラダに入れたり、味噌汁や酢の物、炒め物にしてもおいしく食べることができます。

図工「えのぐを たらした かたちから」(2年生)

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 2年生の図工では、真っ白な画用紙に絵の具をたらし、偶然できた線の色や形を楽しみました。色と色が混ざり合った美しさや、できた形の予想もしないおもしろさなど、つくりながらたくさんのよさを発見をすることができました。
絵の具が乾いた後は、できたもようからイメージを膨らませて、描きたいものをペンで自由に描き足しました。鳥、恐竜、人魚、バーベキュー場、車、海の世界・・・などなど、絵の具をたらした形からさまざまなものを思いついて描いていきました。

9月9日(月) その2

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 5年生は、夏休みの宿題の一つとして、「家庭科のトライカード」がありました。夏休み中に、調理実践や裁縫など、家庭科の学習に関する取り組みを行い、カードにまとめてくるという宿題です。
 廊下に掲示されているトライカードを見ると、夏休み中に様々な実践を行うことができた様子が分かります。また、家族の協力によって行われた課題であったことがひしひしと伝わってきます。さらに、家の人の感想欄を見ると、子どもの取り組みを温かく評価している様子も感じられました。(写真上)
 調理実践では、チャーハンや鶏のから揚げ、冷やし中華、カレーライス、豚汁、味噌汁など、様々な料理に挑戦したことが分かります。ポテトサラダを作った子が何人かいましたが、家庭によって入れる食材に違いがあるのもおもしろいなと思いました。
 「給食を家で食べてみた」という題名で、「練馬スパゲティ、中華サラダ、梨」の1食分の献立に挑戦した子もいました。練馬スパゲティは、本校だけでなく、練馬区内全校で大人気のメニューです。大根おろしとツナ缶を使って、上手に作ることができたようです。
 一方、裁縫に挑戦した子は、ティッシュケースや巾着袋などを作っていました。また、ミシンを使ってトートバックを作った子もいたようです。こちらも、家の方々のご協力に感謝、感謝です。
 1年1組で、「かぞくと おはなし」という資料を使った道徳の授業がありました。「家族愛、家庭生活の充実」に関する道徳の内容です。
 1年生の道徳の教科書は、絵や写真がほとんどです。短いお話の資料もありますが、この「かぞくと おはなし」では、いろいろな動物の親子の写真を中心に授業を進めていきます。文字は、「かぞくと どんなおはなしをしているのかな。」としか書かれていません。
 動物の親子の写真は、ゾウ、イルカ、サル、パンダ、犬、シカ、ペンギンの7種類です。どの写真も、親が子どもを抱きかかえたり、顔を寄せ合ったりしているところが写っています。そこから子ども達に、どんなことをお話ししているのかを想像させていきます。
 授業では、自分自身の生活にも目を向けさせていきます。「自分は、家族とどんな話をしたいかな」と、自分を大切にしてくれる家族との会話について考えさせていきます。(写真中)
 3年生は、社会科の時間に「農家の仕事」についての学習をしています。3年生の社会科では、練馬区についての学習を進めています。そして、練馬区の農業の中でも、キャベツ作りの農家を中心に学んでいきます。(写真下)
 練馬区は練馬大根で有名ですが、それを上回って有名なのがキャベツ栽培です。区内の畑における作付面積のトップを占めています。また、都内ナンバーワンの生産量を誇るのが練馬区産のキャベツです。6月5日の給食は、練馬区産キャベツを使った献立の日でした。区内の農家で収穫されたキャベツが、全小中学校に配られました。(ちなみに旭町小では、「ポトフ」と「キャベーキ」というケーキの材料として使われました。)
 キャベツは、年に2回の収穫時期があります。春に収穫するものと、秋〜冬に収穫するものとがあります。家庭菜園では、ちょうど今頃苗が出回る時期です。寒い冬を乗り越えて春に収穫されるキャベツは、甘味があってとてもおいしいものです。
 旭町小の近くでは、農家の畑を見ることができません。そこで、今月下旬に田柄で農業をされている吉田さんに来ていただくことになりました。3年生に、農家の仕事やキャベツ作りの様子についての話をしていただく予定です。

9月9日の給食

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献立名           とうもろこしご飯
              菊花蒸し
              野菜のごま酢和え
              菊入りすまし汁
              牛乳

一口メモ

 今日、9月9日は、「重陽の節句」です。中国では、奇数を陽数と言っています。そして、9という大きい陽数が2つ重なっている日なので「重陽の節句」と言われ、お祝いをするようになりました。
 「重陽の節句」は、菊の花が主役です。これは、昔は菊の花には長生きをさせてくれる力があると伝えられていたからです。菊を眺め、菊の入ったお酒を飲んで、長生きを願います。
 菊花蒸しは、白い菊に見立てた料理で、肉団子を細切りにしたシュウマイの皮で包んでいます。菊入りすまし汁には、菊の花びらと菊の花の形をしたかまぼこが入っています。

9月9日(月) その1

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 全校朝会は、体育館のスクリーンにスライドを映しながら話をしました。
・・・今日、皆さんにお話をする内容は、「水泳指導」、「自由研究」、「相談窓口」の3つです。
 まず、「水泳指導」についてお話をします。6月の中旬から行われてきた水泳指導では、毎回たくさんの子が楽しみに泳いできました。夏休み中に8日間の夏季水泳指導がありました。進んで水泳指導に参加して、たくさん泳げるようになった子がいました。2学期に入り、先週金曜日で今年度の水泳指導が終わりました。
 先週の木曜日には、6年生の水泳記録会がありました。水泳記録会は、練馬区全ての小学校で行われています。自分で出場する種目を決めて、自己ベストタイムを少しでも縮めようと、1学期からがんばってきました。当日は5年生もプールサイドに並び、6年生のがんばりをみんなで応援しました。記録会の最後に、200mの選抜リレーも行われ、大いに盛り上がりました。6年生は、小学校生活最後の水泳指導になりました。
 3,4年生は、先週の水曜日に最後の水泳授業がありました。泳力検定が行われ、たくさんの子が合格していました。夏休み中の水泳指導をがんばっていた子が多く、ずいぶん自信をもって泳げる子が増えたようです。25mをバタ足やクロールで見事に泳ぎ切っていた子がたくさんいました。
 1,2年生は、金曜日に最後の水泳指導がありました。低学年のみなさんも、泳力検定を受けてたくさんの子が合格する様子が見られました。今年の水泳の学習をがんばったので、ふし浮きやけのび、そしてバタ足をしてプールの横を泳げるようになった子が多かったようです。検定に合格して、みんなとてもうれしそうでした。
 この夏、旭町小のプールでは、大きな事故がありませんでした。それは、指導する先生方のお話をよく聞き、ルールを守って授業を受けていたからです。また、泳ぐ力がついたことに対しては、指導していただいた先生方に感謝する気持ちを忘れてはいけません。
 さて、次は「自由研究」についてのお話です。夏休みの宿題として、どの学年にも自由研究の課題が出ていました。「自由」という名前がついているだけに、自分で挑戦してみたいことを何でも自由に選んで取り組むことができる宿題でした。
 しかし、中には「何をしていいか分からない」とか、「どうやってまとめてよいのか困ってしまった」という子も多かったことでしょう。また、自由研究としてやりたいことが見つかっていても、いざ夏休みに入ると、なかなか取りかかるのに時間がかかったという子もいたのではないでしょうか。
 先週、いろいろなクラスで自由研究の発表会が行われていました。自分の作品を手に、みんなの前で上手に発表している様子を見ることができました。発表会では、「どうしてこの自由研究にしたか」という取り組んだきっかけについて説明したり、作り方や工夫したところ、さらには感想などを発表したりしていました。
 自由研究には、いろいろなものがありました。工作や手芸作品など、材料を工夫して作った作品がありました。また、自分の関心のある分野について調べて、上手にまとめた研究も多くみられました。さらには、旅行や田舎に行った経験を生かして、ものづくりや体験をまとめて紹介した自由研究もあります。
 クラスの友達の発表を聞いて、みなさんはどのようなことを感じたでしょうか? きっと、「自分もこういう作品を作ってみたいな」とか、「こういう自由研究もすばらしいな」と感じることができたのではないでしょうか。
 中には、家の人に協力してもらった部分も多かったことでしょう。家の人にやり方を調べてもらったり、一緒に材料を買いに行ったり、難しいところを手伝ってもらったりしたかもしれません。夏休みの自由研究は、家の人と一緒に行う楽しさもあります。
 校長先生がいろいろなクラスでの発表を見て、「おお、これはすごいな」と思った作品がいくつかありました。それは、「長い時間をかけて取り組んだ作品」や、「他の人が思いつかないようなことに挑戦した作品」です。今週一週間は、夏休みの作品展示会として各教室や廊下に自由研究が展示されています。ぜひ、隣のクラスや他の学年の作品を見に行ってみてください。
 最後に、「相談窓口」についてのお話をします。夏休みの終わりに、文部科学大臣からのメッセージと、それに合わせた相談窓口の紹介パンフレットが全国の学校に届きました。これらは、みなさんのタブレットにある「クラスルーム」に入れてあります。
 まず、文部科学大臣からのメッセージです。スクリーンでは見えにくいですが、こういう内容が書かれています。「夏休みが明け、学校が始まりますが、みなさんはどんな気持ちでしょうか。学校で久し振りに友達と話をしたり、みんなで勉強をしたりできるのが楽しみな人もいれば、もしかすると、いつもの生活や学校生活に困ったことや嫌なことがある人、学校が始まることが不安な人もいるかもしれません。」
 さらに、「みなさんだけでなく、だれにでも不安な悩みはあるものです。不安や悩みがある時は、一人でかかえこまず、家族や先生、学校のスクールカウンセラー、友達など、信頼できる人に悩みを話してみませんか。」と書かれています。そして、「人に相談することは、決して恥ずかしいことではなく、生きていくうえでとても大切なことです。」とも書かれています。
 また、相談窓口のパンフレットには、「主に、SNSを含むいじめ・不登校に関する相談」や「心・性・命などを含めた学校生活の悩みに関する相談」に分かれて、それぞれどの相談窓口を利用すればよいのかが載っています。
 そして、次のパンフレットには、たくさんある相談窓口の電話番号やQRコードが掲載されています。誰でも自由に相談できる体制が整っています。これらは、最初にお話ししたように、タブレットの「クラスルーム」に入っています。一度確認してみてください。
 今日の全校朝会のお話は、以上で終わりです。先週、代表委員会のみなさんがあいさつ運動をがんばっていました。2学期もすてきなあいさつができるようにがんばっていきましょう。

低学年最後の水泳指導(1・2年生)

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 絶好のプール日和の中、低学年最後の水泳指導が無事に終わりました。
 今年は、何度も雨で中止になってしまいましたが、検定にも挑戦してみんな着実に成長していきました。級が上がった児童も、あと一歩だった児童も、力を出し切って晴々とした表情で終えることができました。
 2年生は来年は中学年となり、水泳指導の内容もレベルアップしていきます。これからの成長もとても楽しみです。

9月6日(金)

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 1年生は、国語の時間に漢字の学習が始まりました。1学期にひらがなを習い、1学期の後半にはカタカナを学習してきました。2学期からは、新たに漢字の学習が入ってきます。
 2組では、漢字スキルを使って新出漢字の学習をしていました。1年生で最初に習う漢字は、「木」と「大」と「小」、そして「一」と「二」と続いていきます。1年生で3学期末までに学習する漢字は、全部で80字あります。もちろん、比較的画数が少なく、日常的によく使う漢字が選ばれています。ひらがなの時と同様に、「とめ」、「はね」、「はらい」に気をつけて、一画ずつていねいに練習をしていました。また、書き順を正しく覚えることも大切に指導しています。(写真上)
 1年生の子ども達にとって、新しく漢字を使うことができるのは、ちょっとした喜びでもあります。いろいろなところで見たことがある漢字を習い、書くことができるようになっていきます。1年生の勉強が、ちょっと大人びた感じに思えたようです。
 漢字を指導するのは、担任の先生にとってもありがたいことです。今までは、黒板の字も赤ペンで書く字も、全てひらがなで書いていました。これからは、習った漢字を使うことができます。
 2年生は、算数の時間に「計算のしかたをくふうしよう」という学習をしています。3つの数のたし算では、たす順序を変えても答えは同じになることや、「( )かっこ」を使った式の意味などを学習していきます。さらに、単元の終わりには、たし算とひき算の工夫として「暗算」についても学習します。
 1校時に、1組でひき算の暗算について学習していました。「42−7」の計算を暗算でどのように行ったらよいか、まず各自で考えさせました。前時にたし算の暗算を学習しているので、数を分解しながら考えるということはすぐに思いついたようです。
 まず1つ目は、42を30と12に分けて考える方法です。「12−7=5」、残った30に5をたして、答えが35になります。もう1つは、ひく数の7を2と5に分けて考える方法です。「42−2=40」、「40−5=35」となります。つまり、一の位の端数を先にひいてしまい、何十を作ってから残りの数をひくやり方です。2年生の子ども達は、どちらの方法が分かりやすいでしょうか?(写真中)
 算数は、日常生活の中に生かせることが大きな目標であり、日々学習する意義が存在します。2位数と1桁のたし算ひき算の暗算がすらすらとできるように、頭の中の計算機を常に使わせていきましょう。
 4年生は、総合的な学習の時間に、練馬大根の栽培に挑戦していきます。今日は、2組の教室で、青首大根と練馬大根の違いについて学習していました。普段、よくスーパーで見かける大根は、ほとんどが青首大根です。全国的に多くの地域で栽培されています。一方の練馬大根は、その名の通り昔から練馬に伝わる伝統野菜の一つです。
 練馬大根の栽培は、江戸時代に始まったと言われています。練馬周辺の土壌が大根の栽培に好適だったことから、栽培が盛んに行われるようになりました。そして、大消費地である江戸の近郊供給地として発展していきました。その後、一時期生産が途絶えた時期がありましたが、現在は区内の農家で大切に守られ栽培されています。
 今日は、大根の種の観察をしていました。青首大根と練馬大根のそれぞれの種を比べながらの観察です。大根の種はとても小さく、まん丸の形をしています。2種類の種は、見た目はそれほど変わりはありません。今後、校庭の西側にある畑に種まきをして育てていく予定です。大根の種まきは、8月下旬から9月上旬が適期です。(写真下)

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