音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

11月25日(月) その2

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 5年生は、国語の時間に「固有種が教えてくれること」という説明文の学習をしています。固有種とは、特定の国や地域にしか生息していない動植物のことを言います。最初の段落では、アマミノクロウサギが日本(鹿児島県の奄美大島と徳之島)にしか生息していないウサギの種類であることを例に説明しています。(写真上)
 この説明文では、多くの図やグラフ、資料が効果的に使われています。日本列島の成り立ちを示す資料では、大昔には日本が大陸とつながっていたことを示すものが使われています。また、1年間の平均気温や標高を表す図、さらには天然林の面積の推移やニホンカモシカの捕獲数の変化を示すグラフなど、詳細な資料を基に論じられた説明文になっています。それらの資料を、文章と対応させながら読み取り、要旨をまとめていきます。さらに単元の後半では、自ら資料を選び、暮らしやすい社会について考えたことを論ずる文章を書く学習に発展させていきます。
 ところで、この説明文の作者は、今泉 忠明さんです。日本の動物学者であり、文筆家としても有名です。上野動物園で動物解説員を務められた後、現在は伊豆高原にある「ねこの博物館」で館長をされているようです。
 3,4校時に、4年生に聴導犬の出前授業がありました。毎年、練馬区内にお住まいの松本さんと聴導犬のチャンプくんをお呼びして、障害者理解教育としての授業をしていただいています。
 チャンプくんは、9歳になったトイプードルです。6年前、チャンプくんが3歳の頃、前任校で初めて会った時は、トイプードル独特のチョロチョロとした落ち着きのない歩き方でした。その時は、まだ松本さんのところに来たばかりで、聴導犬になりたての頃でした。愛媛県で、1年半〜2年間かけて厳しい訓練を終えたばかりのチャンプくんでした。パートナーの松本さんも一緒に訓練を受ける期間がありました。そして、一緒に試験を受けて合格することで、初めて聴導犬として迎え入れることができます。
 松本さんは、聴導犬ユーザー歴が長く、このチャンプくんが3頭目になります。最初の聴導犬は美音(みお)で、2代目がブランカでした。それぞれ柴犬と雑種で、聴導犬には特に犬種は関係ないようです。でも、補助犬としてトイプードルが活躍するのは珍しいと思います。(トイプードルユーザーの私としては、一番かしこい犬だと思っているので当然のことですが…)
 授業では、いつもチャンプくんの実演を見せていただく場面があります。タイマーをセットし、「ピピピッ…」と鳴ると、まずチャンプくんは松本さんに飛びついて、音が鳴っていることを知らせます。(写真中)次に、音のする方に松本さんを案内していきます。
 玄関の「ピンポ〜ン」の音も知らせるように訓練されています。4年生の先生が視聴覚室の廊下からピンポンを押すと、一早く松本さんに飛び上がって知らせていました。聴導犬からすると、これらは「仕事」ではありません。「ゲーム」であると松本さんは表現します。つまり、聴導犬にとって音をパートナーに知らせることは、この上のもない楽しみなのです。実際、それぞれの実演の際に、松本さんは必ずチャンプくんをたっぷり褒めてあげるとともに、おやつもあげていました。
 9歳になり、だいぶ貫禄がついてきたチャンプくんですが、そろそろ次の聴導犬を考えていかなければならないと、松本さんは話していました。新しい聴導犬を迎えたら、チャンプくんはハーネスを外して家でゆっくりさせてあげるのでしょう。引退した後のことは、先代のブランカの時に話を聞いたことがあります。「もう教えなくてもいいんだよ」と何度言っても、長年の習性で音に反応してしまうそうです。
 そうそう、4年生の子ども達に、松本さんから大切な「宿題」が出されています。ぜひ、ご家庭で聞いてあげてください。
 5年生は、体育の時間に「ソフトボール」の学習を行っています。5校時に、校庭の4か所に分かれて、学年合同で試合を行っていました。子ども達は、3,4年生の頃に「折り返しベースボール」というベースボール型のゲーム領域を経験してきています。バッターが打ったら、1塁とホームを往復して得点を競うというルールでした。5年生になったので、それをさらに発展させ、3塁までのダイヤモンド型にして進塁できるようにしました。
 ボールは柔らかいボールを使い、バットはプラスチック製かラケットタイプを選んで使います。また、得点は進塁した分に、プラスαでバットを既定の位置に置いているかどうかで1点の加点があります。守備側は、打球を捕ったら近くの塁にタッチした時点で進塁アウトにすることができます。子ども達の守備がとても上手で、なかなかツーベース(プラスαの得点を入れて3点)まで届く子が少なかったようでした。少しずつチームプレーが生まれるようになってきています。(写真下)

11月25日の給食

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献立名           ご飯
              さつま揚げ
              はりはり漬け
              豚汁
              牛乳

一口メモ

 給食では、いつもは青森県産の「まっしぐら」というお米を使っています。今週は、4日間に分けて「お米の食べ比べ週間」として、全国各地のお米を日替わりで給食に使っていきます。お米の種類によって味の違いがあるのか、よく味わって食べるように指導します。
 今日のお米は、岩手県産の「銀河のしずく」というお米です。このお米の特徴である「つや」や「白さ」を「しずく」という言葉で表しているそうです。
 毎日あたり前のようにお米を食べているので、お米のおいしさや大切さが忘れられがちになりやすいものです。しかし、お米が収穫できるまでには長い時間がかかり、作業がとても大変であることを忘れてはなりません。お米を収穫するまでには、八十八の手間がかかると言われ、漢字の「八十八」を合体させて「米」という漢字ができています。生産者の方々が一生懸命作ってくださったおかげで、今年もおいしいお米が食べられます。感謝の気持ちをもっていただきたいものです。

11月25日(月) その1

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 全校朝会は、校庭で行いました。青空の下に全校児童が集合し、気持ちよく行うことができました。今日は、「良いお手本になろう」という話をしました。
・・・整列をする時に毎回かかる号令が、「前へ ならえ」です。体育やこの全校朝会の時にも、必ず「前へ ならえ」の号令がかかります。きちんと整列し、等間隔に真っすぐ列を整えるためにこの号令があります。「前へ ならえ」は、その言葉の通り、「自分の前の人に倣いましょう」という意味です。この場合の「ならう」を漢字で書くと、「倣う」となります。(画用紙に拡大したものを見せる)6年生でも習わない漢字ですが、学習するの「習う」ではなく、「まねをする、その通りにする、お手本にする」という意味の「倣う」という漢字です。つまり、「前へ ならえ」は、「自分の前の人がいる位置に真っすぐ合わせて、その通りにしなさい」という意味の号令です。途中で誰かがずれてしまったら、その後ろの人たち全員の列が曲がってしまいます。また、先頭の人が正しい位置にいなかったら、その列全員が違ってしまうことになります。それだけ前の人の役割が重大です。
 では、旭町小の子ども達の先頭になる人は誰でしょうか。背の順ではありません。学校の子ども達のお手本となる人のことを言います。学校全体の先頭は、6年生、あるいは高学年の人たちがその役割を担っています。登校班の一番前を歩く班長さんは、その班の6年生か高学年の人です。毎朝感じるのは、班長さんがしっかりあいさつをする班は、全体的にあいさつがすばらしい登校班です。みんな知らず知らずのうちに、先頭を歩く班長さんの良い行動を真似しているのです。
 逆に、班長さんがきちんと校帽をかぶっていない班は、後ろを歩く他学年の子もかぶっていない場合が多いです。良い行動を真似してもらうのはうれしいですが、悪いことを真似されたら班長さんの責任は重大です。
 たてわり班活動でも同じです。4月から、どのたてわり班も6年生が中心になって遊びをしたり、掃除をしたりしてきています。言葉づかいやほうきの使い方など、いつも自分の班の子ども達が6年生をお手本にしていることを忘れてはなりません。また、委員会活動やクラブ活動でも、6年生はいつも上に立ってお手本を示す役割です。
 ここまで、6年生のことを主に話してきました。自分に関係ない話と思ってはいけません。1年生から5年生のみなさんも、来年、あるいは何年か後には旭町小の最高学年6年生になる時がやってきます。良い行動をお手本として示し、下の学年の人たちに真似してもらえる6年生になってください。
 そのために、今からできることがあります。それは、自分のクラスの中で、みんなのお手本となる行動ができるようにがんばることです。進んで手を挙げて発表する子は、よいお手本となっています。元気よくあいさつをしている子は、すばらしいお手本となっています。その他にも、給食当番をがんばる子や係の仕事をがんばる子、姿勢のよい子、整理整頓の上手な子、ていねいな文字を書く子…クラスの中だけでもみんなのお手本となれる行動はたくさんあります。毎日の学校生活の中で、「これはみんなのお手本になれるぞ」というものを見つけ、がんばってみましょう。きっとその良い行動を見て、周りの友達が「前へ ならえ」をするようにお手本としていくことでしょう。・・・(写真上)
 続いて、健やかカレンダーの原画募集に応募し、佳作に入賞した6年生の児童の表彰をしました。たくさんの子が夏休み中に描いた原画を提出しましたが、旭町小からの唯一の入賞でした。(写真中)
 南校舎の外壁・屋上防水工事がもうすぐ終了します。先週から覆われていたカバーが外され、足場の撤去作業が始まっています。今週末の音楽会までには足場が全てなくなり、きれいになった校舎を見ることができそうです。(写真下)

光が丘図書館によるブックトーク(3年生)

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 11月22日(金)の2・3校時に、3年生1組2組のそれぞれの学級に光が丘図書館の方をお招きして「ブックトーク」を実施しました。今回は、「お手紙です」というテーマのもと、たくさんの本を紹介していただきました。
 子ども達が一番驚いていたのは、自分が手紙となって封筒に入ってしまう子供のお話でした。また、お話の紹介の合間には、「世界にはどんなポストがあるでしょう?」というクイズに挑戦しました。楽しく海外の文化を学ぶことができました。テーマに沿って、さらに本の紹介は続き、オトシブミという昆虫のお話や化石になった生き物のお話など、どれも興味深いものばかりでした。
 今日、紹介していただいた本は、教室で読めるようにお借りしています。子ども達は、早く本を手にとって読みたいと嬉しそうにしていました。

11月22日(金)

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 金曜日は、5,6年生の外国語の授業がある日です。5年1組では、1校時に担任の先生とALTとで、授業が行われていました。
 5年生の外国語は、Unit 6の「Where is the library?」という単元に入っています。だれもが住みやすい町を考えて、「理想の町」を案内し合うことを目標とした学習単元です。道案内を通じて、場所や道順を聞き取ることができるようにしたり、道案内をするやり取りについて学んでいったりします。
 今日、1組で学習していた教科書には、「だれもが住みやすい町には、どんな施設や場所があるといいかな。世界の町からヒントを見つけよう。」ということから、2つの場所が紹介されていました。1つは、イギリスのトッドモーデンという町です。別名、「食べられる町」です。スライドと英語の解説があり、いくつかの単語は子ども達も聞き取れたようです。多くの農園があり、野菜や果物をだれでも無料で食べられるとのことでした。お年寄りが空き地に食べ物の苗を植え始めたのがきっかけで、「プロパガンダガーデニング」と呼ばれて広がっていきました。その活動に賛同する人たちが増えていき、街を挙げての取り組みに発展していきました。
 もう1つは、ニューヨークのセントラルパークです。大都会であるマンハッタンの中心に位置しながらも、緑豊かな木々にあふれ、近隣住民のオアシスとして親しまれている公園です。散歩はもちろん、ジョギングやサイクリングをしたり、楽器を演奏したりする人々が癒しを求めてやって来ます。東京ドーム68個分の広さがあるというからびっくりです。実際にあるこれらの街をヒントに、理想の町を考えていきます。(写真上)
 4年生は、理科の時間に「物の体積と温度」という学習をしています。金属や水、空気の体積の変化に着目して、それらの温度変化との関係について調べていく単元です。金属も水も空気も、温めると体積が増えます。しかし、体積の増え方は物質によって違いがあります。実験器具を正しく使いながら、正確に調べていく技能面も重要になってきます。
 理科室では、1組が空気の温度による体積の変化について調べる実験をしていました。試験管にゴム栓とガラス管を取り付けて準備をしました。ガラス管には、1か所水滴が入っています。水滴の部分が上下することで、試験管内の空気の膨張と収縮が分かるという仕組みです。
 試験管の底の部分を、お湯につけたり氷水で冷やしたりしてみました。お湯で温めると、ガラス管内の水滴が急激に上がりました。また、氷水で冷やすと、一気に水滴は下がります。空気の体積が大きく変化する様子がよく分かりました。(写真中)
 昔は、へこんだピンポン玉を直すために、熱湯に入れたものでした。また、夏の海では、浮き輪が浜辺ではパンパンにふくらんでいるのに、海の中に入るとしぼんでしまうことがあります。空気の温度による体積変化は、普段の生活の中で体験していることが意外にあるものです。
 5年2組では、「祖母のりんご」という道徳の授業が行われていました。「家族愛、家庭生活の充実」に関する道徳の授業でした。
 祖母の認知症に困惑する「わたし」に対し、父は「認知症になってもおばあちゃんは家族だ」と話します。ある時わたしが熱を出すと、おばあちゃんは以前のようにりんごをすってくれました。わたしは「今度は私がおばあちゃんにしてあげる番だ」と決意するところで終わります。
 「わたし」は、教材前半では自分の感情のみを優先させてしまい、祖母につらくあたってしまいます。しかし、教材後半では家族の存在の大切さに目が向き、祖母への思いを新たにします。この変容を捉えさせ、「自分にとって、家族の存在とはどのようなものなのか」や「家族のためにできることは何か」ということについて考えさせていきました。(写真下)
 5年生の子ども達に、認知症の介護をする家族の大変さや辛さを理解させるのは難しいかもしれません。今日の給食に、デザートとしてりんごが出ました。どこか子ども達の心の中で、この教材について残るものがあるといいなと思います。

11月22日の給食

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献立名           ナン
              まめまめカレー
              キャロットドレッシングサラダ
              りんご
              牛乳

一口メモ

 世界にはいろいろな料理があり、様々な食べ方があります。今日は、世界各国のパンの食べ方や種類についてお伝えします。
 ナンは、インドのパンです。カレーなどの料理と一緒に食べます。インドでは、フォークなどは使わず、手を使って食べています。ナンは、カレーをすくって食べるスプーンの代わりにもなっています。
 ヨーロッパでは、バケットやフォッカッチャなどのようなパンをちぎって、少しずつ口に運んで食べます。また、メキシコなどのトルティーヤやピタなどは、タコスのように具材を包んで食べています。さらにアメリカでは、ハンバーガーのように、パンで具材を挟んで食べています。
 このように、「パン」と言っても、世界各国ではいろいろなパンの種類や食べ方があることが分かります。

音楽朝会

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 前回に引き続き、今回も音楽会の全員合唱曲「つばさをください」を歌いました。
 この歌は、音楽会1日目の児童鑑賞日で歌うのですが、当日は朝から体育館に子供たちが集まって音楽会が始まるので、前もって教室で声出しをする余裕がありません。自分たちの出番になっていきなり声をだすのも無理があるので、この全員合唱の時に声を出してみて、自分の声の調子を確かめたり、心の準備をしたりする時間になればと思っています。
 ピアノの伴奏は、音楽委員会の6年生児童が担当します。それ以外の音楽委員はひな壇に立って全校児童と一緒に歌うことになっています。
 音楽会までいよいよ残りわずかになってきました。どんな音楽会になるのか楽しみです。

11月21日(木)

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 5年生は、算数の時間に「比べ方を考えよう(単位量あたりの大きさ)」の学習をしています。3つの小単元からなる学習で、最初にうさぎ小屋の混みぐあいを比較する問題から始まっています。うさぎ小屋の面積や頭数が違う場合の2つの混みぐあいを比べる問題でした。1平方メートルあたりのうさぎの数や1匹あたりの面積を数字に換算することで、混みぐあいを比較することができました。
 次に、いろいろな単位量あたりの大きさという考え方から、「人口密度」について学習しました。単位面積あたりの人口を計算することで、人口密度として混みぐあいを比べられることを学びました。
 今日行っていたもう一つの小単元は、「速さ」です。80mを16秒で走った弟と、100mを18秒で走ったえみさんとを比較し、どちらが速いかという問題について考えていきました。速さも、単位量あたりの大きさを求めることで比べることができます。1mあたりにかかった時間で比べる方法と、1秒あたりに進んだ距離を求めて比べる方法があります。前者は数字が少ない方が速く、後者の比べ方は数字が大きい方が速いということになります。数字が大きい方が速い方が感覚的に分かりやすいということもあり、「速さ=道のり÷時間」・・・つまり、単位時間あたりに進んだ距離で表すということを学んでいきます。
 ところで、教科書33ページ下のQRコードを開くと、弟とえみさんのかけっこの図を動画で見ることができます。走った距離とかかった時間がお互いに違うので、安易に比較できないということが分かる動画ですが、わずかにえみさんが速いことが見て取れます。(写真上)
 この「比べ方を考えよう」という単元は、5年生の算数の中で最も重要な学習です。3学期には、「比べ方を考えよう(2)」という単元があり、百分率(パーセント)や歩合(割・分・厘)の学習をします。
 2年生は、国語の時間に「みきのたからもの」という学習をしています。昨年度までの教科書では、「わたしはおねえさん」という教材でしたが、今回の教科書改訂で新しく入ってきた物語です。内容はSF的なお話で、少女と宇宙人との優しいやり取りを描いた作品になっています。子ども達にとって、「おもしろいな」とか「ふしぎだな」と感じる場面を多く見つけることができる物語です。物語全体を読み取りながら「好きなところ」を探していき、その理由とともに作品を紹介する文章を考えていく活動をしていきます。さらにその上で、自分の選んだ本の好きな人物や好きなところを友だちに紹介するという学習活動にも取り組みます。
 1組では、最初に先生の範読がありました。少女は「みき」で、宇宙人は「ナニヌネノン」です。この2人の不思議な出会いから、お互いの思いを話すことで分かり合い、交流するというお話です。その後のみきについても書かれていて、題名の「たからもの」が何を指しているのかがよく分かるようになっています。(写真中)
 4年生は、国語の時間に「慣用句」の学習をしています。慣用句とは、「2つ以上の言葉が結びついて、全体としてある特定の意味をもつようになったもの」を言います。例えば、「耳が痛い」とは、弱点をつかれて聞くのがつらいという意味で、本当に耳が痛いわけではありません。長い間使われてきた慣用句について知るとともに、その意味や使われ方について学び、日常の生活の中で使おうとする態度を育てていく単元です。
 慣用句には、「体や心に関する言葉」や「動物や植物に関する言葉」、「かたかなで書く言葉」が入ったものが多く見られます。教科書には、「頭をひねる」「心がおどる」「借りてきたねこ」「馬が合う」「うり二つ」「実を結ぶ」「エンジンがかかる」「メスを入れる」といった慣用句が載っていて、国語辞典で調べるようになっています。2組の子ども達は、辞典を必死に引きながら、意味や使われ方を調べていました。(写真下)

11月21日の給食

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献立名           ご飯
              サバの味噌煮
              白菜のピリ辛漬け
              だんご汁
              牛乳

一口メモ

 白菜は、鍋料理で食べることが多い野菜です。今日の給食では、白菜をにんにくと生姜、豆板醤、しょう油などの調味料で漬け込み、「漬物風」にしました。
 白菜に関するクイズです。白菜は、キャベツのようにたくさんの葉が巻いている野菜ですが、葉はだいたい何枚くらいあるでしょうか?
(1) 10〜20枚
(2) 30〜50枚
(3) 70〜100枚


 答えは、(3)の70〜100枚です。たくさんの葉が巻いている野菜であることが分かります。機会があったら、数えてみてください。
 白菜は、11月から2月が旬の野菜です。寒くなると、さらに甘味が増しておいしくなります。これからがおいしい野菜なので、いろいろな料理で楽しみましょう。

11月20日(水)

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 5年生は、理科の時間に「物のとけ方」の学習をしています。物が水に溶けることに着目して、溶ける量や温度による変化などについて調べていく学習です。
 5年生にとって、「物が水に溶ける」という現象は、どの程度生活経験の中から身についているものなのでしょうか。水に絵の具を溶かしたり、お湯に粉末のスープを溶かしたりという経験はあるでしょう。しかし、「水溶液」の定義は、「水に物が溶けた透明な液体」のことを言います。授業の始めでは、水に食塩や砂糖などが溶けていき、透明になる様子をじっくりと観察させます。すると、子ども達は、「溶ける=見えなくなる」や「溶ける=物がなくなる」ととらえ、食塩や砂糖はどうなったのかという疑問をもちます。
 今日は、2組が理科室で実験をしていました。水と食塩のそれぞれの重さを量り、水に食塩を溶かしたら重さがどうなるのかを調べました。たいていこの実験の前に子ども達に予想させると、「水と食塩を合わせた重さになる」という意見や、「溶けてなくなるから少し軽くなる」、「溶けてなくなるから重さもなくなる」という考え方が出てきます。
 実験では、最初に水の入ったメスシリンダーと蓋つきの容器、そして溶かす食塩を含めた全ての重さを量ります。次に、容器に水と食塩を入れ、よく振って溶かしてから重さを量り、最初の重さと比較します。結果は、実験後も重さは変わりませんでした。溶かす物を変えて、ミョウバンで実験した班もありました。(写真上)
 ここで大切なのは、「重さが変わらなかったということは、どういうことか」という結論です。意外にこれが分かっていない子が多いものです。つまり、物が水に溶けても重さが残っているという結論に結びつかない子がいるということです。子どもは自分なりの固定概念があると、事実が異なっていてもなかなかそこから考え方を変えられない場合があります。実験を通して結果から結論(考察)へとしっかり結び付けて指導しないと、思い込みでとらえたままの子が出てきてしまうので注意が必要です。
 1年生は、図工の時間に「はこでつくろう」という学習をしています。今月初めに行った算数の「かたちあそび」の時間では、たくさんの箱を使って学習をしました。その時の箱をとっておいて、今回の図工の制作に使っていました。
 箱にはいろいろな形や大きさのものがあります。それらを組み合わせていくとどんなものを作ることができるのかを考え、自分で作りたいものを工夫して制作していきました。子ども達の発想はとても豊かで、動物や乗り物、建物など、いろいろな工夫が見られました。(写真中)
 改めて、各家庭でいろいろな箱を集めていただいたことに感謝したいと思います。お菓子の箱や丸いチーズの箱、円筒形のポテトチップスの箱など、自分の持ってきた箱の形から作りたいものの構想が生まれていきます。「この箱を使えばライオンの顔にできるかな」とか「足の部分はこの箱を使おう」と、箱を組み合わせながら試行錯誤する様子が見られました。中には、どんぐりも使って上手に建物の中の部屋を飾っていた子もいました。
 5校時に、6年1組で研究授業がありました。道徳の「最後のおくり物」という資料を使った感謝について考える内容でした。
 俳優になることを志していたロベーヌは、貧しさのために養成所に通う余裕がありませんでした。いつも窓ごしに練習を見て、熱心にメモを取っていました。そんなロベーヌのもとに、「養成所の月謝代に使ってください」という手紙とともに無記名でお金が届くようになります。ロベーヌは、そのお金で養成所に通い始め、一生懸命に練習に取り組みました。しばらくして、ジョルジュじいさんが自分のためにお金を届けてくれたことを知ります。しかし、ジョルジュじいさんは体を壊していて、ロベーヌへの最後の言葉と手紙を残して亡くなってしまう…という内容です。
 この教材は、主人公のロベーヌが、ジョルジュじいさんからの最後の手紙を読んで気持ちが大きく変わるところが山場になっています。自分への温かい思いやりに気付き、自分自身も人を思いやる生き方をしようと決心する話ととらえ、「親切、思いやり」として授業を行うのが一般的です。ところが、今回の6年生の指導案は、主人公ロベーヌの気持ちを「感謝」の視点からとらえて授業展開を行いました。校内研究ならではのチャレンジングな姿勢は、協議会を通じて大きな学びにつながりました。
 今回も、本校歴代校長の土屋先生に、研究講師としてお越しいただきました。教材提示や発問に対する受け止め方等、授業における成果を含めて、ご指導をたくさんいただきました。そして何よりも、真剣に授業に向かい、意見を進んで発表していた1組の子ども達のすばらしさについても、たくさん褒めていただきました。(写真下)

11月20日の給食

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献立名           マーボー豆腐丼
              ワンタンスープ
              牛乳

一口メモ

 今日のマーボー豆腐は、豆腐をたっぷり使った料理になっています。豆腐は、大豆を絞ってできた豆乳に、にがりを加えて固めて作ります。
 では、豆腐に関するクイズです。豆腐一丁(約300グラム〜400グラム)を作るためには、何粒の大豆が必要でしょうか?
(1) 120粒
(2) 380粒
(3) 630粒


 答えは、(2)の380粒です。豆腐には、大豆の栄養がギュッと詰まっていることが分かります。
 豆腐の種類には、絹ごし豆腐と木綿豆腐があります。絹ごし豆腐は、なめらかでやわらかいのが特徴です。一方の木綿豆腐は、少し固いので食べ応えがあります。給食では、料理によって豆腐の種類を使い分けています。今日の給食では、豆腐の味をしっかり感じてもらうために、木綿豆腐を使用しています。

11月19日(火)

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 1年生は、算数の時間に「ひきざん」の学習をしています。今回のひき算は、11〜18の数から1位数をひく「繰り下がりのあるひき算」の学習です。先月学習した繰り上がりのあるたし算とともに、1年生の算数全体の中でも最も大切な学習の一つです。
 たし算の時と同様に、算数ブロックを使った具体物の操作を繰り返し指導していきます。そして、ブロックを動かしながら、計算の仕方へと結びつけていきます。2組では、「13−9」の計算を行っていました。昨日、算数ブロックを使って考え方を見つけました。今日は、その計算の仕方として、4段階でブロックを動かしながら復習していました。(1)3から9は引けない。(2)13を10と3に分ける。(3)10から9を引く。(4)1と3で4。・・・一の位の数から引くことができないから、10の束から引いて、残ったもの同士を合わせるという考え方です。ちなみに、このようなひき算の方法を「減加法」と言います。引いてからたすので、「減加法」です。(写真上)
 その後、少しずつ数字を変えながら、同じように10の束から引く方法を繰り返します。さらに次の段階では、ノートに式を書いて答えを求める方法を指導していきます。この時に活躍するのが「さくらんぼ計算」です。1つの数字を2つに分解して計算する方法で、繰り上がりのあるたし算の時にも使っていました。「13−9」の計算では、13の下に2本の線をハの字に引き、10と3に分解した数字を書くようにします。その形がさくらんぼのように見えることから、「さくらんぼ計算」という言い方が浸透しました。
 中には、13−9を「9−3=6 10−6=4」と考える場合もあるでしょう。ひき算を2回行うので、「減減法」です。この単元の後半で学習します。
 4年生は、社会科の時間に「まちの発展につくした人 玉川上水と玉川兄弟」という学習をしています。玉川上水は、江戸時代につくられた江戸幕府のための上水道です。当時の江戸は海を埋め立てつくった土地だったため、井戸を掘ると塩水が混ざってしまい、飲み水に使えませんでした。そこで玉川兄弟に命じ、現在の羽村市から多摩川の水を引き入れ、四谷までの43kmの上水道を造らせました。
 2組では、「わたしたちの東京都」を使い、きれいな水を送る仕組みについて調べていました。多摩川の取水堰から四谷まで地面を掘り、水を引いてきたことは分かります。しかし、その水を江戸の街中に住む人々の家にどのように送っていたのかは、なかなか想像がつきません。現在では、地中に水道管があり、各家庭で水が使えるようになっています。実は、当時の江戸の街でも同じように水道管にあたる仕組みが地面の中にありました。
 もちろん、まだ鉄の管でできた水道管ではありませんでした。「石樋(せきひ)」と呼ばれる切石で組まれた樋(とい)が地中に埋め込まれていたそうです。その石樋を主の水道管として、さらに木でできた樋「木樋」(もくひ)があちこちに張り巡らされ、家庭の近くまで届いていたようです。その水が共同井戸にたまり、そこから人々は水を汲んで使っていました。石や木で水道管に相当するものを作っていたとは・・・さすが江戸時代に生きた人々の知恵と努力です。(写真中)
 以前、社会科見学で水道橋にある「東京都水道歴史館」に行ったことがありました。石樋や木樋が展示されていたのを覚えています。
 3年生は、理科の時間に「太陽の光」という学習をしています。前の単元は、「太陽とかげ」でした。日なたと日陰の様子から、太陽とかげの位置関係を調べたり、日なたと日陰での地面の温かさや湿り気の違いについて調べたりしてきました。
 「太陽の光」の単元では、「日光は直進し、集めたり反射させたりできること」や「物に日光を当てると、物の明るさや暖かさが変わること」について実験していきます。
 1組の子ども達が、鏡を持って北校舎の屋上で実験をしていました。鏡を使って日光を反射させた経験のある子は多いことでしょう。しかし、今までその日光の通り道をきちんと調べた経験は少ないはずです。屋上には、ところどころに日陰の部分があり、鏡を使って日光を反射させて「的当て」を楽しむことができます。そういう活動を自由にさせているうちに、屋上の床(コンクリート)に光の道ができることに気付いた子がいました。光は目に見えませんが、鏡を床に置いて日光を反射させると、まっすぐに伸びた光の通り道ができます。光はまっすぐに進んでいるということが証明できました。
 さらに、友達同士で光を反射させて、日光を自由な方向に進められることにも気付いていきました。鏡で反射させた光を別の鏡で反射させると、また違った向きに光が進んでいきます。(写真下)
 これらのことから、「鏡をたくさん使って光を集めたらどうなるだろう?」という新たな課題が生まれてきます。今後は、光を集めて温度を計ったり、虫めがねを使って日光を集めたりする実験を行っていきます。

図工「まよけの顔」

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 本日の図工授業では、液体粘土を画用紙の上に垂らし、指やフォーク、へら、わりばしなどの道具を使い「まよけの顔」を描きました。
 災いや嫌なことをはねのけるパワーが宿るように、試行錯誤しながら表現しました。どろどろした液体粘土を手で触る時の感触を十分に味わい、力強い顔や、鬼のような顔、おもしろい顔など、さまざまに描きました。
 次回の授業では、絵の具でさらに描き加えていきます。

11月19日の給食

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献立名           ナシゴレン
              ソトアヤム
              フルーツヨーグルト
              牛乳

一口メモ

 今日の給食は、インドネシアの献立です。
 「ナシゴレン」は、チャーハンのような料理です。インドネシア語で、「ナシ」は「ご飯」、「ゴレン」は「油で揚げる、炒める」という意味があります。一方の「ソトアヤム」は、スパイスがきいている鶏肉のスープです。日本でいう味噌汁のような料理で、ご飯にかけて食べることもあるそうです。
 インドネシアの人は、朝がとても早く、毎朝4時30分からお祈りが始まり、その後に朝ご飯を食べます。朝食は、鶏肉のおかゆの「ブブル・アヤム」や「ナシゴレン」のようなご飯料理がよく食べられています。朝ご飯が一番大切な食事と考えている人が多く、家や店で朝食を食べてから学校や仕事に向かうそうです。そして、インドネシアの学校は、朝7時から始まるそうです。

11月18日(月) その2

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 国語の授業に関する話題を3つお伝えします。
 1年生は、国語の時間に「かたかなを かこう」という学習をしています。9月の「かたかなを みつけよう」という単元に続く2つ目の片仮名の単元です。9月には、片仮名の伸ばす音や小さく書く書き方を一通り習得してきました。しかし、平仮名のように時間をかけて指導する機会が少ないため、普段の文章の中では片仮名の書き間違いがまだ多いのが実態です。
 この単元では、特に片仮名の長音や拗音(ゃ、ゅ、ょ)、促音(っ)を読んだり書いたりすることを中心に学習し、片仮名の定着を図っていくようにします。それにしても、1年生の片仮名の単元は、9月の2時間と今回の2時間の計4時間しかありません。実際は、片仮名の練習帳やプリントを使いながら、ていねいに指導してきています。また、普段ノートに書いたり本を読む中から片仮名の使い方を学んでいるということもあります。まだ時々間違った使い方があるかもしれませんが、その都度指導して正しく書けるようにしていくことが欠かせません。
 教科書には、「のばす おんや、小さく かく かたかなに気をつけて、かきましょう」と書いてあり、「ケーキ」や「ヘルメット」、「ショベルカー」などの例が載っています。それを受けて、先生が「『しゅうくりいむ』を片仮名で描きましょう」という問題を出しました。「シュークリーム」と正しく書けた子もいれば、「シュウクリーム」と書いた子も何人かいました。(写真上)
 5年生は、国語の時間に「和語・漢語・外来語」という学習をしています。「和語」「漢語」「外来語」それぞれの意味や由来、特徴の違いを理解するとともに、日常で使えるようになることを目的とした学習単元です。(写真中)
 元々あった日本語を「和語」と言い、中国から渡来した日本語を「漢語」、主にヨーロッパから室町時代以降に渡来した日本語を「外来語」と呼んでいます。どれも日本語の語彙であって、「外国語」ではありません。例えば、「宿(やど)」は和語、「旅館」は漢語、「ホテル」は外来語になります。
 さらに、この3種類の言葉が文章内で使われると、ずいぶん感じ方に違いが出てきます。(1)昼飯をたのむ…和語 (2)昼食を注文する…漢語 (3)ランチをオーダーする…外来語 同じことを表現していても、使用する場面や相手などによっても使い分けている時があります。
 教科書にはありませんが、これ以外に「混種語」という言葉があります。「荷物、手順、場所」は「和語+漢語」でできています。また、「番組、円高、非常口」は「漢語+和語」でできています。さらに、「筆ペン、窓ガラス」は「和語+外来語」、「電子レンジ、省エネ」は「漢語+外来語」です。
 6年生は、国語の時間に「発見、日本文化のみりょく」という学習をしています。前の単元の説明文「『鳥獣戯画』を読む」で学習したことを生かして「書く」学習であることは、先週火曜日に1組の授業でお伝えしました。2組では、図書室に行って日本文化に関する図書資料を探し、そこから自分の考えを書く学習へとつなげていました。
 あらかじめ、図書管理員の先生に伝えてあったのでしょう。机の上にはたくさんの日本文化に関する関連図書が並べてありました。また、書架には和食に関する図書資料もたくさん用意されていました。たくさんあり過ぎて迷うほどでしたが、これらの中から日本文化について情報を得ていくようです。(写真下)
 タブレットを使って検索キーワードを入れれば、様々な情報を得ることができます。しかし、図書資料を利用するというアナログな調べ方も大切です。インターネットで出てきた文章を単にコピペして流用するのでは、自分の文章になりません。図書資料であれば、まずはきちんと内容を読み、自分の考えをもって文章に表す活動に結び付けられます。こういう学習を大切にしていきたいものです。

11月18日(月) その1

 小雨が降っていたため、全校朝会は体育館で行いました。「音楽のすばらしさを味わおう」というテーマで話をしました。
・・・先週から、音楽会に向けた学年練習が体育館で始まりました。来週の水曜日まで、どの学年も合計7回の練習を積み重ねて完成させ、28日の木曜日にはリハーサルを行うことになります。そして、29日の金曜日は児童鑑賞日、30日の土曜日は保護者鑑賞日と、本番の日が2日間続きます。
 ところで、音楽会の『音楽』という言葉は、どのような意味をもっているか知っていますか? 「音」という漢字と「楽しむ」という漢字が組み合わさってできているので、「音を楽しむから『音楽』」ととらえられがちです。校長先生も以前からそう思っていました。しかし、よく調べてみると、『音楽』には少し違った意味合いがあることが分かりました。
 もともとの『音楽』という言葉の由来は、「音」は人の声を表していて、「楽」は楽器の音を意味するそうです。「音を楽しむから『音楽』」ではなかったのですね。しかし、だれにとっても音楽はとても楽しいものであることに変わりはありません。テレビをつけたら、どんな番組でも、そしてCMにも音楽が必ず使われています。さらにドラマや映画にも、セリフの背景に効果的に音楽が使われています。また、スーパーマーケットや病院、銀行の中でも音楽が流れていて、利用する人たちの心に響いてきます。だから、「音を楽しむから『音楽』」ととらえていいのではないかなと思います。
 さて、その音楽には、大きく2つの楽しみがあります。「音楽を聴く楽しみ」と、「音楽を演奏する楽しみ」です。校長先生は音楽を聴く楽しみがとても好きで、休みの日はほぼ一日中自分の好きな音楽を聴いています。みなさんの音楽会では、児童鑑賞日にお互いの学年の演奏を聴き合います。音楽を聴く楽しみを感じることができます。
 もう一つの音楽を演奏する楽しみは、まさに今、学年練習で取り組んでいるところです。合唱と合奏の練習をしていて、楽しさを感じていますか? 学年練習が始まったばかりなので、まだそういう気持ちが味わえていないかもしれません。しかし、これからみんなの歌声や合奏がそろってくると、きっと演奏する楽しさを感じることができるはずです。
 今回の音楽会のスローガンは、「届けよう 心のハーモニー」です。ハーモニーというのは、「調和」です。つまり、全員の歌声や合奏が溶け合って一つにまとまることを言います。白い絵の具に青色の絵具を混ぜると、きれいな水色ができます。でも、しっかり絵の具を混ぜないと、青色が飛び出して目立ってしまいます。合唱や合奏も同じです。全員の歌声がちょうどよく混ざり合うのがハーモニーです。一人の声だけ飛びぬけて聞こえてきたり、何人かの歌声が聞こえてこなかったりしたら、きれいなハーモニーとは言えません。合奏も同じです。音楽専科の中野先生が、学年のハーモニーを作るために、歌や楽器のバランスを指導していきます。音楽では、指揮者の役割がとても重要です。中野先生の指導で、学年全員の心を一つにして、すばらしいハーモニーが作れるようにがんばりましょう。そして、旭町小全員に、音楽のすばらしさが味わえるようになってほしいと思います。・・・

11月18日の給食

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献立名           きのこおこわ
              イカ大根の煮つけ
              塩ちゃんこ汁
              みかん
              牛乳

一口メモ

 みかんは、11月頃から出回り、2月頃まで楽しめる果物です。ビタミンCが豊富なので、これからの季節は風邪予防におすすめの果物です。
 おいしいみかんかどうか、見た目だけでは分かりにくいものです。でも、食べる前にあることをすると、少し甘くなると言われています。さて、それは次のうちのどれでしょうか?
(1) 温める
(2) 上下をひっくり返す
(3) 軽くもむ


 答えは、(3)の軽くもむです。もむことで、酸味の成分であるクエン酸が減るので、甘味をより感じるようになると言われています。しかし、あまり強くもみ過ぎると食感が悪くなり、おいしくなくなってしまいます。優しくもむぐらいがちょうどよいので、ぜひ試してみてください。

11月15日(金)

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 1年生は、国語の時間に「じどう車ずかんを つくろう」という学習をしています。前の単元では、「じどう車くらべ」という説明文を学習してきました。教科書の説明文は、「バスや乗用車」、「トラック」、「クレーン車」のそれぞれの車について書いてありました。そして、「どんな仕事をする車か」と「そのためにどんなつくりになっているか」について読み取ってきました。
 続く「じどう車ずかんを つくろう」の単元は、説明する文章を書く学習をします。あらかじめ子ども達に、自分で調べてまとめたい車の種類の希望調査がありました。ダンプトラックやポンプ車、冷凍車、ショベルカー、ミキサー車などの中から、各自が選んだ車の説明文が配られていきました。その説明文を読み、「しごと」と「つくり」に分けて、車の絵とともにカードにまとめていきます。クラスのみんなが書いたものを集めると、すてきな自動車図鑑ができ上がるという学習です。
 2組では、「キッチンカー」を選んだ子が多かったようです。まず、「キッチンカーは、いろいろなところに行って、料理を作ったり売ったりする仕事をしています。」(車の仕事です)と書いてあります。次に、「そのために、」という言葉で始まる段落があり、「食べ物を煮たり焼いたりするガス台があること」、「料理をよそったり盛り付けたりするテーブルがあること」、「お客さんに渡すための大きく開く窓がついていること」(車のつくりです)が書かれています。(写真上)
 ところで、明日とあさっての2日間、「光が丘公園フェスタ」が開催されます。昨日、公園内を自転車で通ったら、すでにたくさんのイベント用テントが用意されていました。お祭りの内容を見ると、はたらく車の展示やキッチンカーの出店があるようです。キッチンカーでは、どんな食べ物が販売されるのでしょうか…楽しみです。
 5年生は、国語の時間に「浦島太郎 『御伽草子』より」という学習をしています。古典から理解できる昔の人のものの見方や感じ方を知ったり、昔の言葉の響きやリズムに親しんだりすることを目標とした教材です。教科書には、「浦島太郎」の一部分の古文とともに、現代語で書かれたあらすじと訳文が示されています。今まで昔話として自分たちが聞かされてきた「浦島太郎」と比べて、気付いたことや思ったことを伝え合う活動から始めていきました。(写真中)
 『御伽草子』に書かれている浦島太郎の物語では、「いじめられていた亀」ではなく、「釣った亀」を海に逃がしたとなっています。また、大きく違うのは、竜宮城で結婚した相手が釣った亀だったことと、人間の世界で現実を知った浦島太郎が鶴になり、女性と再会する結末があることです。
 ところで、5年生は1学期にも「古典の世界」の学習がありました。竹取物語や平家物語を通して、古文について学んできています。古典作品の言い回しやおもしろさに触れるとともに、興味関心をもたせていきます。
 3,4校時に、2年生が町たんけんに出かけました。1学期の町たんけんでは、学年全員でそろって歩き、学区内にある施設や光が丘図書館の様子を見に行きました。今回の町たんけんでは、グループで分かれて自分たちの調べたい施設に行き、質問をしてくるという活動を取り入れました。
 出かけた場所は、北地区区民館、旭町派出所、林商店(ネジ屋さん)、旭町保育園、AST Bikes(スポーツサイクル専門店)の5か所でした。あらかじめよく考えて質問内容が決めてあったので、それぞれの場所でのインタビューが上手にできていました。また、普段はなかなか見学できないお店の中の様子など、どの場所でもとてもていねいに対応していただくことができました。(写真下)
 それぞれの施設の役割は違いますが、地域の方々が一生懸命仕事をされている様子を子どもなりに感じ取ることができたようです。引率していただいた保護者やひろばのスタッフの方々には、大変お世話になりました。ありがとうございました。

町たんけん(2年生)

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 2年生が、町たんけんに行きました。5つのグループに分かれて、それぞれが「旭町駐在所」「旭町保育園」「林商店」「ASTbike」「北地区区民館」に行きました。この日のために、事前に質問したいことを考えたり、誰がその質問をするのか分担したりしながら準備をしてきました。
 今日は、用意してきた質問を直接施設の方に聞き、聞いた話を一生懸命メモしていました。また、その店や施設でしか見られない物を見ることができ、大興奮で学校に戻ってきました。「話を聞けてよかった。」「おもしろいものが見られてよかった。」と感想を伝えてくれました。
 今後は、それぞれグループごとに、見つけたことや聞いたことをまとめて、ほかの友達にも知らせていきます。また、今回の町たんけんのために、保護者の方々にもご協力いただきました。どうもありがとうございました。

11月15日の給食

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献立名           焼肉ガーリックライス
              わかめスープ
              米粉の黒糖ケーキ
              牛乳

一口メモ

 「焼肉ガーリックライス」は、ガーリック風味のピラフに、焼き肉の味付けをした豚肉と玉ねぎ、にんじん、小松菜をのせて食べるようにしています。とても食欲がそそる味付けになっています。
 豚肉には、疲れをとってくれる「ビタミンB1」がたくさん入っています。では、そのビタミンB1は、どのくらい入っているでしょうか?
(1) 牛肉の半分
(2) 牛肉の2倍
(3) 牛肉の10倍


 答えは、(3)の牛肉の10倍です。牛肉もおいしいのですが、疲れている時には豚肉の方がお勧めです。ビタミンB1は、玉ねぎや長ねぎ、にんにくと一緒に食べると、体への吸収がよくなると言われています。給食をしっかり食べることで、疲れを吹き飛ばしていけるようにしていきます。

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学校行事
12/13 個人面談5
本のたんけんラリー(4)
12/16 個人面談予備日
マラソン週間始
12/17 たてわり班給食
薬物乱用防止教室(6)
12/18 クラブ
クラブ見学(3)
12/19 児童集会
笑顔と学びのプロジェクト

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