音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

10月18日(金)

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 2年生は、国語の時間に「お手紙」という物語文の学習をしています。場面の様子や登場人物の行動を想像するとともに、物語を解釈する力を育てていく教材です。また、がまくんとかえるくんの2人の登場人物の行動や会話から、何をしたのか、なぜそうしたのかなどを想像しながら読み進めていきます。
 「お手紙」という物語は、昔から2年生の国語の教科書に掲載されてきています。アメリカの絵本作家であるアーノルド・ローベルの代表作となっているのが、「がまくんとかえるくん」シリーズです。さらにそのシリーズの代表作が「ふたりはともだち」という一冊で、「お手紙」はその5話目に入っています。
 がまくんは、ちょっぴりわがままでのんびり屋さんです。一方のかえるくんは、明るくて優しいしっかり者として書かれています。そんな2人のやりとりから、ほっこりとした温かみが感じられる物語になっています。それは、性格の違う2匹だからこそ生まれる友情なのでしょう。
 ところで、2年2組の子ども達が音読をしている教科書を見て気がつきました。なんとなく昨年度までの教科書と絵が違って見えたのです。昨年と今年の教科書と比べてみて分かりました…挿絵の色合いが変わっています。今までは、明るいはっきりとした感じだったのですが、今年の教科書は落ち着いた色になりました。元々の絵本は、今年の教科書のような落ち着いたトーンの挿絵なので、より原作に近づけるための改訂だったのかもしれません。(写真上)
 4年生は、理科の時間に「すずしくなると」という学習をしています。夏の頃に比べて、秋になると動物や植物がどのように変化してきているのかを調べていく単元です。気温の変化と関連付けて、生きものの様子に着目させていきます。
 1組では、まず中庭に行って、池の中や草むらの様子を観察していました。池の中のメダカは、夏の頃と比べて動きが違ってきています。また、あいにく小雨が降っていたので見つけられませんでしたが、バッタやコオロギなどの秋の虫が見られるようになってきています。
 教科書には、オオカマキリが卵を産んだり、ヒキガエルが土の中に入ってじっとしている様子が写真とともに書かれています。また、ツバメの写真があり、その下に「すずしくなると、暖かい南の方へ飛び立っていく。」と書いてあります。確かに、5〜6月にはツバメの姿をいろいろなところで見ることができました。盛んに巣作りをして雛を育てている光景が見られましたが、いつの間にか姿を消してしまいました。
 ツバメは、春から夏にかけて日本にやって来る渡り鳥の一種です。そして、涼しくなる秋前ぐらいには日本を離れ、南方にまた帰っていきます。ツバメは、フィリピンやインドネシアなどの東南アジアと日本を行き来しているようです。何千キロも離れた海の上を、あの小さな鳥たちがよく飛んでくるなと思います。ずっと日本にいればいいのに…と思いますが、南の方に帰っていく一番の理由は。餌となる虫が少なくなるからです。ですから、こういうところにも、「すずしくなると」という学習が関係していることが分かります。(写真中)
 5校時は、運動会の前日準備を行いました。教職員と5,6年生とで校庭に出て、力を合わせて会場準備に取りかかりました。
 テントは、昨日のうちに職員で組み立てておきました。テーブルやパイプ椅子を運んだり、校庭のラインをきれいに消したりと、たくさんの作業がありましたが、あっという間に準備が整いました。後半は、それぞれの係の先生の指示で、準備や練習に取り組みました。放送係は、各競技のアナウンスを担当します。原稿の読み合わせを熱心に行っていました。(写真下)
 子ども達を帰した後、教職員でラインを引いたり杭打ち・ロープ張りなどをしたりして、夕方にはすっかり運動会の準備が整いました。あとは、明日の天気を願うばかりです。

10月18日の給食

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献立名           チキンカツカレー
              コーン入りキャベツサラダ
              りんご
              牛乳

一口メモ

 今日の給食は、「運動会応援献立」になっています。
 いよいよ明日は運動会です。よく試験の前日や試合の前には、「勝(かつ)」というげん担ぎで「カツ」が食べられています。給食でも、全校児童が今まで練習してきた成果が出せるように、カツを作りました。さらに子ども達が大好きなカレーと組み合わせて、チキンカツカレーにしています。
 元気に明日を迎えるために、よく噛んで好き嫌いをせずにしっかり食べるようにさせましょう。また、早寝をして明日に備えるようにしたいものです。朝ご飯は、パワーの源になるご飯やパン、うどんなどの炭水化物を中心に食べて登校すれば、運動会はばっちりです。

10月17日(木)

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 1校時に、3回目の全校練習を行いました。全校練習は、今日で最後です。入場行進〜開会式、準備運動(ラジオ体操)、エール交換、応援合戦、そして閉会式の練習を行いました。
 閉会式では、得点係の子ども達が前に出て、赤組と白組それぞれの得点を発表します。いつもの年は、南校舎の教室の窓に得点板を表示していました。しかし、南校舎の工事のために、今年は得点板を本部席前に置くことにしました。一の位から百の位まで、赤白で計6人の係の子がカードを掲げ、得点を全校に見せていきます。どちらが勝ったか最後まで分からないように、数字を見せていく位の開け方が重要になります。今日は、赤白それぞれが勝った場合、さらに引き分けの場合も全て練習していました。
 昨日の夕方、校庭に万国旗を用意しました。本部裏にあるネットの支柱のてっぺんから、3本の万国旗が校庭の上空にピンと張られています。これで一気に運動会の雰囲気が増してきた感じがします。(写真上)
 また、代表委員会が書いたスローガンの垂れ幕も、工事のためにプールのネットに取り付けようかと考えていました。ところが、工事業者に頼んだところ、南校舎を覆っているカバーに取り付けてもらえることになりました。当日は、黒いカバーで覆われた南校舎に、今年のスローガンが映えて見えることでしょう。
 今朝、主事室前の飼育ケースの中でアゲハチョウが姿を現しました。用務主事さんがアゲハの幼虫を見つけて持ってきてくれたのは、9月30日のことです。それからしばらくしてさなぎになったので、約2週間で成虫になったことになります。私が朝見つけた時には、まださなぎから出てきたばかりだったのでしょう。羽を休めたまま、じっとしていました。
 子ども達が登校してくる頃、「誰が最初に気がつくかな…」と見ていましたが、なかなかアゲハを発見する子が現れませんでした。しかし、全校練習が終わって戻ってくると、一人の発見があっという間に大ニュースになりました。その頃には、アゲハは元気よくケースの中で飛び回るほどになっていました。1年生の子ども達によく観察させた後、外に逃がしてあげました。
 ケース内にはまだ他のさなぎや幼虫がいます。寒くなる前に成虫になってほしいものです。(写真中)
 5,6年生は、運動会全体を支える係活動があります。応援団もその一つですが、準備係や採点係、放送係等、全員が運動会当日の役割を担っています。様々な競技に目が行くと思いますが、ぜひ高学年の子ども達の係活動にも注目してみてください。
 自分たちの学年の競技や表現の練習で忙しい中、6年生はマーチングの練習にも力を注いできました。これは、旭町小の伝統です。大変な練習に中にも、当日の成功がこれからの6年生の支えとなっていきます。さらに、全校児童にその勇姿を見せることがとても重要です。きっとどの学年の子ども達も、6年生のすばらしさに感化され、旭町小の伝統と校風を心に刻み込んでいくはずです。
 一方、5年生も運動会の練習と並行して進めている取り組みがあります。武石移動教室に向けた準備です。再来週の水曜日から、2泊3日で移動教室に出かけます。子ども達の班や係が決まり、今日は係ごとに集まって準備活動を行っていました。
 役割分担は、班長、副班長の他に、保健係、レク係、食事係があります。班長は、出発式や開校式など、それぞれの取り組みの中で司会をしたり児童代表の言葉を話したりします。副班長は、シーツやまくらカバーを配布するなど、生活全般の役割を担います。また、レク係は、バスレクやキャンドルファイヤーの仕事に分かれて活動しています。どの係も、お互いのアイデアを出し合いながら意欲的に活動していました。(写真下)
 高学年は、子ども達も担任も、日々の学習プラスαの活動でいっぱいの毎日を過ごしています。

10月17日の給食

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献立名           中華おこわ
              イカシューマイ
              春雨スープ
              牛乳

一口メモ

 今日の「イカシューマイ」は、イカのみじん切りを入れて作っています。イカの歯ごたえとうま味がプラスされて、とてもおいしく仕上がっています。
 日本は、世界一イカをよく食べる国と言われています。さらに、刺身でイカを食べることも、世界的には珍しいようです。
 イカの種類はとても多く、約450種類ものイカが世界中の海を泳いでいます。大きさもいろいろで、3cmぐらいの小さなものから、15mもの巨大なイカもいます。
 イカには、「タウリン」という成分が多く含まれています。タウリンは、疲労を回復したり、貧血の予防にも良いとされています。

10月16日(水)

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 1校時に、先週の金曜日に続いて2回目の全校練習がありました。今日の全校練習では、入場行進から開会式、エール交換、そして全校競技の「大玉送り」の練習をしました。
 開会式では、優勝杯・準優勝杯返還から始まり、校長の話の後に児童代表の言葉があります。開会式の児童代表の言葉は、毎年1年生が担当しています。今年は、4名の1年生が選ばれ、朝礼台の上で言葉を言うことになりました。
 続くスローガン発表では、代表委員の6年生が朝礼台に上がります。「太陽のように輝き、雷のように突き進め! 〜一致団結〜」のスローガンを紹介するとともに、全校児童で復唱します。
 後半は、全校競技「大玉送り」の練習をしました。大玉送りは午前の部の最後に行われ、運動会を大いに盛り上げる種目です。高学年の係児童(赤白それぞれ4名ずつ)がスタートとともに大玉を転がして1年生のところにもっていきます。1,2年生は2列になって並んでいるので、その間を転がしていきます。続く3年生以上は、4列に並んでいます。係の児童が大玉を持ち上げて、頭上で大玉を送るようにしていきます。4〜5年生の辺りがちょうどカーブになっていて、大玉が落ちやすいところです。大玉が落ちてしまった場合は、その地点からやり直します。これを2周して、大玉が元の位置に置かれた状態でゴールになります。2回戦行って勝敗を決めます。(1勝1敗なら引き分け)
 今日の練習では、2回戦とも赤が勝ちました。途中まで白組がリードしていましたが、大玉が落ちて逆転されてしまいました。本番まで、もう練習はありません。赤組はとてもスムーズに大玉を送っていましたが、焦れば焦るほど大玉はよく落下します。当日は、きっと接戦になって盛り上がることでしょう。(写真上)
 5年生が、バケツ稲を移動させていました。今までは図書室前に全員のバケツ稲を置いて管理してきました。そろそろ稲刈りの時期を迎えるため、水を切って乾かし気味にしていきます。全員でプールの更衣室前に持っていき、ネットをかけることにしました。(写真中)
 毎年2学期に入ると、スズメがやってきてせっかく実った稲が食べられてしまいます。田んぼの稲も含めて、ネットをしっかりかけておかないと丸坊主になってしまいます。(ネットの間からもスズメが入り込むほどです。)ところが、不思議なことに今年はスズメの姿をちっとも見かけませんでした。私は毎朝早く学校に来ていますが、稲穂に来るスズメの姿を見たことがありません。他の先生方に聞いても同じです。
 5年生の先生に聞いてみると、いつも工事のガードマンの人が田んぼの近くにいたので、「かかし」の替わりになっていたのではないか…とのことでした。しかし、私は「スズメが減少している」という近年のニュースに注目しています。環境省の調査によると、ここ数年で大きく個体数が減ってきていて、近い将来にはスズメが絶滅危惧種に指定されるかもしれないと言われているそうです。原因ははっきりしませんが、餌となる虫の減少や穀物を栽培する耕地が少なくなっていることが考えられます。こうしてみると、チュンチュンと鳴くスズメがとても愛おしい存在に思えてきます。
 3校時に、3,4年生が団体競技「台風の目」(プログラムでは「旭町タイフーン」)の練習をしていました。長い竹の棒を4人で持ち、2か所の三角コーンをぐるぐると回って戻ってきます。戻ってきた台風は、並んで待っている子ども達の足元を通り、次は頭の上を通ってスタート地点に帰ってきます。
 4人のうち、内側の子と外側の子とで回転する時のスピードが違うため、コーンを回る時にお互いの協力が必要です。また、竹の棒が足元を通ったり頭上を通ったりするので、待っている時も油断することができません。まさに3,4年生全員の協力とがんばりが必要な競技です。(写真下)
 昨年の中学年の団体競技は、「かけつけつな引き」でした。今年は台風の目を通じて、元気いっぱいの3,4年生が活躍します。

朝顔のリース作り(1年生)

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 前回、朝顔のつるや茎をまとめてリースの土台を作りました。そして今回、リースの飾りつけをしました。
 お家の方に用意していただいた材料を使って、リボンを巻いたり、モールを結ったりしました。工夫して作り上げる様子が見られました。
 友達の作ったリースを見て、「素敵だね。」「その貼り方いいね!」と声を掛け合っていました。

10月16日の給食

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献立名           ご飯
              五目卵焼き
              野菜のごま和え
              白菜の味噌汁
              牛乳

一口メモ

 今日の「野菜のごま和え」は、にんじんやほうれん草、きのこ、コーンなどをゆでて、砂糖としょう油、ごまを混ぜて作りました。
 ごまは、昔から「不老長寿の薬」とも言われるほど、栄養豊富な食材として知られています。ごまの一粒はとても小さいですが、その中に栄養がギュッと詰まっています。種は植物の赤ちゃんなので、芽を出して成長するための栄養が詰まっているのです。
 ごまは、花の咲いた後に「さく果」という実をつけます。一つのさく果には、ごまが約160粒入っていて、熟すとさく果がはじけてごまが飛び出してきます。この様子から、「開け、ごま!」という言葉が生まれたそうです。

10月15日(火)

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 今週、どの学年も、学年だより「運動会特別号」を配布します。明日、あるいはあさって配布する予定ですが、1年生は今日の日付で配りました。
 運動会特別号には、それぞれの学年の種目や見どころが掲載されています。徒競走は、レースとコースを一覧にして、学年全員の走順をお知らせしています。何レースの何コースを走るのか、事前に確認をしておいてください。また、表現(ダンス)では、校庭のどの位置で踊り、途中でどのような隊形移動があるのかを図で示しています。学年によっては次々と隊形移動していくので、お子さんの踊っている位置を全て把握するのは難しいかもしれません。(ダンスの途中で学年だよりに目をやったら、見失ってしまう可能性があります。)そのため、まずは最初に踊る位置を確実に覚えておくことをお勧めします。
 どの学年も、最初はおおよそクラスごとにまとまって踊り始めます。朝礼台を向いて校舎側なのか南門側なのか、そして前から何列目にいるのかを、お子さんと確認しておくと良いと思います。
 1年1組では、学年だよりを配ると、自分の踊る場所を赤鉛筆で色をつけるようにさせていました。しかし、1年生には図の見方がかなり難しく、理解できていない子が多かったようです。ご家庭で、最初に並ぶ位置が前から何番目なのか、そして何色のポンポンを持つのかを聞いてみてください。そうすれば、最初の大体の位置が分かります。学年全体を赤・緑・青・黄色の4色のポンポンに分けています。(写真上)
 中・高学年は、隊形移動したそれぞれの自分の位置をきちんと伝えることができると思います。その他、団体競技(低学年は玉入れ、中学年は台風の目、高学年は騎馬戦)は赤白に分かれて対戦します。先週から校庭で練習をしているので、どのあたりで競技をするのかは、お子さんを通じて知ることができます。
 2年2組では、「わたしと小鳥と鈴と」の詩の視写を指導していました。有名な金子みすゞさんの詩です。なぜ、この詩の視写をすることになったのか…クラスの子ども達には伝えていないと思いますが、来週木曜日の5校時に、2年2組で道徳の研究授業があります。その時間に指導する学習内容と関係がある詩で、今から伏線を張っておこうというねらいです。学校の先生は、いつも先のことを考えて授業を計画しています。
 全員が詩を書き写し終わったところで、今度はこの詩に作曲した歌をみんなで練習しました。(写真中)NHK教育テレビの「にほんごであそぼ」という番組で、Konishikiさんが歌っていた動画がYouTubeにあります。今後は、この歌を毎日朝の会で歌い、クラスの歌として練習していきます。(ここだけの話ですが、この歌が研究授業で大活躍する予定です。)
 ところで、「わたしと小鳥と鈴と」の詩に作曲した人はたくさんいます。「にほんごであそぼ」で歌われていたのは、「BANANA ICE」という人が作曲したバージョンです。この番組が放送された少し前のNHK「みんなのうた」では、杉本 竜一さんが作曲したバージョンで歌われていました。歌っていたのは、盲目のテノールとして有名な新垣 勉さんです。17年前、旭町小の体育館に新垣 勉さんに来ていただいたことがありました。自身の子どもの頃の話や、絶望していた自分に声の才能を見出してくれた牧師さんとの出会いの話をしていただきました。全校児童と一緒に聞いたその時のことは、忘れられない思い出です。
 今日から今年度の「地域未来塾」が始まりました。2年生と3年生の希望者が参加し、放課後の時間を使って算数の補修学習をします。これは、練馬区で推進している地域連携事業の一環で、子ども達への学習支援を行う取り組みです。地域の方々に指導員として入っていただき、丸付けをしたり解らない問題を教えてもらったりします。受講料は一切かかりません。
 今年度は2年2組の教室を使い、2月まで毎月2回ずつ、計10回実施する予定です。2年生12名、3年生11名の申し込みがありました。2年生は5校時が終わった後、3年生は6校時が終わった後の時間を使って行います。どちらの学年も、算数の復習プリントを中心に行い、終わった子から指導員の先生に丸付けをしてもらいます。
 子ども達の学力と学習意欲の向上につながるように、地域連携事業を進めていきます。(写真下)

10月15日の給食

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献立名           ベーコンポテトパン
              ツナドレサラダ
              ミネストローネ
              牛乳

一口メモ

 クイズです。ミネストローネは、給食でも定番のスープの一つですが、どこの国の料理でしょうか?
(1) アメリカ
(2) イタリア
(3) フランス


 答えは、(2)のイタリアです。ミネストローネには、イタリア語で「具だくさんのスープ」という意味があります。日本でミネストローネというと、トマトが入っていることが多いです。しかし、トマトを入れるというきまりはなく、自由に食材を組み合わせて作る日本の味噌汁のような料理だそうです。
 今日の給食では、鶏肉やにんじん、玉ねぎ、じゃがいも、白いんげん豆などが入り、具だくさんのスープになっています。

10月11日(金)

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 久し振りの秋晴れになりました。10月は、やはりこのような青空でなければ、と思います。登校後、すぐに着替えをして校庭に全校児童が集合しました。今日から、いよいよ全校練習の始まりです。第1回目の今日は、入場行進と運動会の歌、応援合戦、そして整理運動の練習を行いました。
 入場行進は、今年も外壁工事の影響で、児童がトラック内に整列した状態から十数メートル前に移動する形で行います。本来は、体育倉庫前から児童玄関前まで子ども達が並び、入場門から入りトラックを周って行進していきます。しかし、旭町小の運動会では、6年生のマーチングの演奏が子ども達の行進を盛り上げてくれます。赤組と白組の間に6年生が入り、その演奏に合わせて全校で行進する勇姿にご期待ください。当日は、8時50分から入場行進が始まります。お見逃しなく!
 応援団は、9月に団長や副団長などの役割を決めてから練習を重ねてきました。今日の全校練習が、初めてのお披露目となりました。応援団は、午前と午後のプログラムの始めに活躍します。太鼓の合図とともにかけ足で入場し、大きな声でエール交換をするのが午前の応援です。赤組と白組がお互いに向かい合って行います。午後の応援合戦は、応援席からトラック上に並んだ位置で、赤白それぞれで行います。途中で「ゴーゴーゴー」の歌が入り、3番ではお互いの掛け合いで盛り上がります。毎年、みんなの前でかっこよく声を出す姿に、「来年は応援団に入りたい」と思う子が出てきます。きっと今年の応援団も、そのような良いお手本となっていることでしょう。(写真上)
 3校時に、6年2組の授業観察がありました。6年生は、1学期の途中から社会科の時間に歴史の学習を行っています。今日は、「幕府の政治と人々の暮らし」という江戸時代の内容についての授業が行われていました。
 6年生ともなると、教科による好き嫌いがはっきりとしてくる頃です。でも今年の6年生は、多くの子が社会科を好き、または得意としているのではないかと思います。特に高学年の社会科は、指導する内容が多く、教師主導型の授業になりやすいものです。しかし今日の授業では、様々な資料を使いながら、子ども達にしっかり考えさせたり活動させたりしていました。さらに、たくさんの考えを発言させることを通して、主体的に学ぶ授業が展開されていました。
 265年もの長期にわたり、安定した幕府政治が行われたのが江戸時代です。そこで、「なぜ江戸時代はこんなに長く続いたのだろう」という学習課題を提示し、参勤交代の制度をもとに考えさせていきました。最初に資料として、加賀藩の参勤交代の絵を提示しました。そこから「分かったこと」や「気づいたこと」、「思ったこと」を書き出させ、クラス全体で交流しながら授業を進めていきました。参勤交代は、3代将軍徳川家光の時代に、全国の大名を統制するために定められました。諸大名を一定期間江戸に住まわせるとともに、往復に多額のお金を使わせることで幕府に逆らえないようにしました。(写真中)
 教科書や資料集、さらには地図帳、タブレットと、様々な学習用具を使っていました。先生の指示で、子ども達がてきぱきととても意欲的に調べていた姿が印象的でした。
 4校時は、3年1組の授業観察がありました。「三年元気組」という資料を使った「個性の伸長」に関する道徳の授業でした。
 「二学期の頑張りじまん」というスピーチをすることになったものの、友広くんには得意なことが見当たりません。「友広くんなら読書でしょ。」と周りの友達に言われますが、好きなだけで頑張ったわけじゃない…と話す気になれませんでした。すると、先生から「好きなことを続けていくと、自分らしいことにつながります。」と言われ、自分らしさに気付いていくのでした。(写真下)
 3年生の子ども達は、日々生活する中で、自分よりも友達の得意なことや優れている部分に目が行きがちです。しかし、自身の長所を改めて感じることが少ない反面、個性豊かになり、好きなことはたくさんもっているはずです。長所というのは、人と比べて優れていることだけではありません。「好きなことを続けていくと、自分の長所を伸ばすことにつながる」という考え方が重要です。授業の後段では、事前に友達が書いてくれた自分のよいところのカードを開き、自身の長所に気付かせる活動を取り入れていました。

10月11日の給食

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献立名           ご飯
              魚の黄金焼き
              じゃがいものきんぴら
              秋野菜の味噌汁
              牛乳

一口メモ

 「じゃがいものきんぴら」は、せん切りにしたじゃがいもをしょう油と砂糖で味付けをして作っています。
 クイズです。じゃがいもは、動物などに食べられないようにするために、土の中で大きくなります。もう一つ、動物から身を守るじゃがいもの工夫があります。それは、次のうちのどれでしょう?
(1) 大きな音を出す
(2) くさいにおいを出す。
(3) 毒をもっている


 答えは、(3)の「毒をもっている」です。じゃがいもの芽には「ソラニン」という毒が含まれていて、動物から身を守るはたらきをしています。ですから、じゃがいもの芽の部分や緑色になった部分は、ソラニンが含まれているので食べてはいけません。

10月10日(木)

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 昨日までの雨が上がり、曇り空ではありましたが、校庭での練習を行うことができました。1校時は、1,2年生が団体競技「チェッコリ玉入れ」の練習をしていました。チェッコリ玉入れは、音楽に合わせて踊り、曲の合間に玉入れをする競技です。低学年の子ども達の踊る姿がかわいらしく、昨年の運動会でも大好評でした。
 使っている音源のCDを見ると、「作者 ガーナ民謡」と書いてあります。もともとはアフリカのガーナの曲で、70年ほど前に、ガールスカウトの世界大会を通じて日本に伝わったと言われています。歌詞は深い意味をもっていないようですが、「チェッチェッコリ チェッコリサ リサンサマンガン サンサマンガン ホンマンチェッチェッ…♪」と歌われています。以前、お茶のCMでこの曲が使われて話題になりました。「『二酸化マンガン』という歌詞が出てくるけど、何の曲?」という問い合わせが殺到したそうです。(二酸化マンガンと確かに聞こえますが、違います)
 CDには、次のように説明がありました。「玉入れ競技のBGMに最適です。前奏では、腰に手をあててお尻を振りながら準備。歌の部分が始まったら、手を上げてお尻と一緒に左右に振る。歌が終わって間奏の部分に入ったら、玉入れを行う。それを繰り返し行う。」と書いてあります。小さい子がお尻を振りながら踊るところが、見ている人たちをキュンとさせます。学年の先生たちが、「は〜い、もっとお尻を振って〜」と声をかけていました。(写真上)
 3,4校時に、1年生がどんぐり拾いのために、光が丘公園まで行ってきました。今年は、公園の南側(昆虫原っぱをさらに進んだ付近)の雑木林まで行きました。学年の先生が、あらかじめどんぐりがたくさん落ちている場所を探しておいたため、すぐに拾い始めることができました。どんぐりと言うと細長いものが一般的ですが、広い意味では様々な大きさ・形のどんぐりがあります。今日の場所では、丸くて大きなクヌギのどんぐりがたくさんありました。ビニール袋にいっぱいになるまでどんぐりを集めて、学校に大切に持ち帰りました。今後、生活科の学習で利用していくのが楽しみです。
 5校時に、3年2組の授業観察がありました。「三人の仕事」という資料を使った道徳の授業でした。3人の村人が新しい石橋の建設に力を尽くそうと、それぞれの思いを語る話から、「勤労、公共の精神」について考える内容です。働く時にはどんな思いが大切かを考えさせ、進んでみんなのために働こうとする実践意欲に結び付けていきます。
 力持ちのダニエルは、「石を積み上げるのは大変だけど、みんなの喜ぶ顔を見たいからがんばりたい。」と話しました。一方、セサルは丈夫な橋の設計図を考えました。そして、もう一人のマリオは、力持ちでも設計図を考えることもできないので、みんなの食事の準備をすることにしました。・・・それぞれ自分のできることで力を発揮することで、みんなの役に立つ「働き」につなげることができます。今までの勤労に対する別な視点を子ども達に与える道徳の資料でした。(写真中)
 続けて6校時は、5年1組の授業観察に行きました。社会科「自動車の生産にはげむ人々」の単元における最初の授業場面でした。
 教科書には、まず世界で最初のガソリン自動車の写真が載っています。1880年代にドイツで生産された自動車です。次に、今から100年前の日本の自動車の写真がありました。日産自動車によって製造された日本初の量産車「ダットサン 14型」です。プラモデルでも人気のデザインとして売られています。(写真下)
 他にも、1970年代のクーペスタイルの自動車の写真もあり、自動車工業の変遷が分かるようになっています。今日の授業では、自動車とともにそれらを造っている工場の写真も参照し、自動車生産についての学習計画を立てていきました。家庭に自動車があるという子が多いようで、車のデザインや機能、スピードなど、今と昔の違いに関心が高いようでした。また、工場で自動車がどのように造られていくのか、調べてみたいという気持ちも高まったようです。

どんぐりひろい(1年生)

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 1年生は、光が丘公園にどんぐりひろいに行きました。
 今年は、クヌギの実が拾える場所を教えてもらったので、今までとは違う場所にしました。
 たくさんのどんぐりに、子どもたちは歓声を上げながら拾っていました。まるで宝の山のように、たくさくのどんぐりが落ちていました。
 このどんぐりを使って、いろいろな工作をする予定です。お家の方には、虫の駆除のためにお手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

10月10日の給食

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献立名           カラフルピラフ
              洋風肉じゃが
              ブルーベーリーケーキ
              牛乳

一口メモ

 「10」を横にすると目と眉毛に見えることから、10月10日は「目の愛護デー」とされています。
 今日のデザートとして、目の健康に役立つと言われるアントシアンを多く含むブルーベリーが入ったケーキを作りました。また、ビタミンAも目の健康に欠かせない栄養素です。給食に毎回入っている食材の一つであるにんじんには、ビタミンAがたくさん含まれています。
 子ども達は、ゲームやタブレット、テレビなどを見る機会が多いと思いますが、使い過ぎは視力の低下の原因にもなります。大切なはたらきをしている目の健康について考えるようにしましょう。

音楽朝会

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 音楽朝会で「運動会の歌」と「ゴーゴーゴー」を歌いました。
 「運動会の歌」は、5・6年生の音楽委員会の児童による演奏に合わせて、開会式の中で全校児童が歌います。一方の「ゴーゴーゴー」は、応援合戦の中で赤組と白組に分かれて歌います。
 この「ゴーゴーゴー」を、全校児童が集まって一緒に歌うのは今日が初めてでした。まず、自分と同じ赤組や白組に他の学年の誰がいるのか、子供たちは興味津々な様子で歌の練習が始まりました。
 1番は赤組だけで歌います。2番は白組だけで歌います。さらに、3番は赤と白が同時に自分たちの組の歌を歌って合わせます。この歌は本当によくできていて、赤と白が同時に歌うとさらに盛り上がり、子供たちが大好きな曲でもあります。
 曲の冒頭の「フレーフレー○○組 フレフレ〇〇組 ゴーゴーゴー」の掛け声も、手を振り上げて元気いっぱいに歌っています。ぜひ、運動会当日の子供たちの頑張りを楽しみにしていてください。

10月9日(水)

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 昨日に続いて、今日も雨が降りました。それも、登校時はかなり激しい降り方でした。厚めの長袖を羽織り、長靴をはいて登校してきた子がたくさん見られました。気温がぐっと下がったこともあり、体調管理が大切です。
 運動会前は、毎日の天気がとても気になります。今週土曜日に運動会の学校は、この2日間外で練習ができなかった影響は大きいだろうと思います。他人事ながら、心配してしまいます。そういう旭町小も、この時期の雨にはとても困っています。昨日、運動会の係活動の2回目がありました。全校競技「大玉送り」の係は、校庭で練習をする予定でした。そこで、傘をさして校庭に出て、どのあたりで大玉を運ぶのかを指導していました。実際に使う大玉を転がすこともできず、雨の中での位置確認をするだけですから、練習の意味があったかどうか…。しかし、限られた時間で何とかしたいと思う先生方の気持ちはよく分かります。
 どの学年も、今まで体育館でしっかり表現(ダンス)の指導を重ねてきました。今週からは、校庭に出て練習をしたいところです。体育館と校庭とでは、ずいぶん感覚が違ってきます。各自の立ち位置をしっかり覚えさせる必要もあります。しかし、昨日と今日は雨のため、体育館での練習しかできませんでした。
 ところで、運動会練習には、「裏の時間」という秘密兵器があります。低・中・高学年ごとに、優先時間と裏の時間がセットになっています。例えば、1年生が校庭で練習をしている時は、2年生が裏の時間として体育館を使うことができます。それが雨のために校庭が使えないと、優先学年の1年生が体育館を使い、2年生は裏の時間が使えなくなります。しかし、それでも今日の4年生は、さらなる秘密兵器を使っていました。視聴覚室に子ども達を集めて、踊り方や隊形の練習をしていたのです。視聴覚室は教室より一回り大きな部屋で、こういう時に便利です。
 4年生は、算数の時間に「およその数の表し方と使い方を調べよう」という学習をしています。概数について理解するとともに、四捨五入や計算の結果の見積もりの仕方を学んでいきます。「四捨五入して〇の位までの概数にする」という場合や、「四捨五入して上から〇桁の概数にする」という場合についても学習します。
 さらに今日は、「四捨五入して概数にする前の、もとの数の範囲」について、また「〜以上」「〜未満」「〜以下」という場合の意味についても学習していました。概数の問題の中でも、最も間違いが多く見られるところです。「以上」と「以下」はその数を含みますが、「未満」は含みません。日常生活の中でよく使われる言葉なので、確実に理解させておきたい内容です。(写真上)
 北校舎1階の給食室前に、「お米が食べられるようになるまで」という資料が掲示されました。栄養士さんの手作りによる掲示物です。田んぼで収穫された稲穂から白米になっていく過程が、実物を使って分かりやすく紹介されています。(写真中)
 飾ってある稲穂は、山梨県の親戚のところまで行ってもらってきたそうです。それを脱穀して「籾(もみ)」になり、さらにもみすりをすると「玄米」と「籾殻」に分かれます。続いて、玄米を精米すると、「白米」と「ぬか」に分かれます。子ども達は、白米の状態しか見たことのない子が多いことでしょう。多くの過程を経て白米ができていることが分かります。
 農家の人たちは、「籾殻」や「ぬか」を昔から有効活用しています。籾殻は、畑の苗の乾燥防止にまいたり、炭化して土壌改良剤として使っています。ぬかは、漬け物のぬか床や家畜の餌、肥料などとして利用することができます。
 1年生は、算数の時間に「3つのかずのけいさん」という学習をしています。この単元では、まず3つの数のたし算について考えていきます。バスにネコが3匹乗っていて、バス停で2匹乗り、さらに次のバス停で4匹乗っている絵ががあります。これまでは、「〇+□=△」という2つの数のたし算まで習ってきました。今までのやり方で考えると、「3+2=5」と「5+4=9」となります。ここで新しく習うのが、1つの式に表す方法です。「3+2+4=9」と書くことができます。
 2組では、同様にひき算の場合も3つの数の計算を1つの式に表せることを学習していました。今後はさらに、たし算とひき算が混ざった3つの数の計算についても学んでいきます。(写真下)

10月9日の給食

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献立名           チンジャオロース丼
              野菜の中華スープ
              ぶどう
              牛乳

一口メモ

 今日は、給食の食器についてお伝えします。
 学校で使っている給食の食器は、何種類あるか知っていますか? お茶碗、汁椀、大皿、小皿の4種類があり、料理によって組み合わせて使っています。練馬区の学校では、強化磁器という割れにくい食器を使っています。割れてしまったお皿は、岐阜県にある工場に運ばれて、新しい食器へとリサイクルされています。
 給食室では、割れたり欠けたりしているお皿がないか、毎日チェックしています。昨年度、旭町小では、約100枚もの食器を廃棄しました。食器は、安い値段で買えるものではありません。全校の子ども達が、安全で気持ちよく食器を使うことができるように、ていねいに扱う指導を続けていきます。

10月8日(火)

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 今朝は、1年生から4年生の各教室で、絵本の読み聞かせがありました。毎月1回、読み聞かせボランティアの方々にご協力いただいています。
 今回も、季節に合わせた楽しい絵本がたくさん用意されていました。1年生の教室では、「ぼくのジィちゃん」という絵本の読み聞かせがありました。6月の全校朝会で読み聞かせをした時に、「おもしろいので、ぜひ読んでください」と題名だけ紹介してあった絵本でした。運動会の応援に田舎からジィちゃんがやって来ました。ダサいし、ニコニコしているだけのジッちゃんですが、運動会当日にすごいことが起こります。お父さんのピンチヒッターで、PTAリレーのアンカーとして走ることになりました。…おじいちゃんの豹変ぶりに笑えるとともに、とても心温まる内容の絵本です。現在運動会の練習中の子ども達にぴったりな絵本でした。
 2年生の教室では、「だいこんだんめん れんこんざんねん」という絵本の読み聞かせを行っていました。様々なものの断面図を紹介していく科学絵本です。スイカやカボチャ、リンゴなどの絵があり、ページをめくるたびにそれらの断面図が出てきます。虫食い、熟れ過ぎ、赤ではなく黄色のスイカなど、予想外の展開に子ども達もびっくりです。この絵本の作者は、加古里子(かこ さとし)さんです。「からすのパン屋さん」や「だるまちゃんシリーズ」で有名な絵本作家です。
 4年生の教室では、「おおきなかぼちゃ」という外国の作家による絵本の読み聞かせがありました。オレンジ色のかぼちゃや、登場人物たちの絵がとても鮮やかでユーモアいっぱいに描かれています。魔女のかぼちゃは、とてつもなく大きく育ちました。パンプキンパイをこっそり食べたい魔女ですが、かぼちゃはびくとも動きません。ゴーストにも、吸血鬼にも、ミイラ男にも、かぼちゃを動かすことができません。最後に現れた一匹のちいさなこうもりが・・・どこかで聞いたような話です。そう、「おおきなかぶ」のパロディになっています。ハロウィンの時期にぴったりの絵本でした。(写真上)
 6年生は、国語の時間に「やまなし」を学習してきました。宮沢賢治が書いた物語です。教科書には、続けて「イーハトーヴの夢」という資料が掲載されています。この資料は、まず宮沢賢治の生涯について紹介しています。そして、印象的な言葉などを紹介しながら、賢治の生き方や考え方について述べています。人々のやさしい心を育みたいという思いで書かれた作品の数々には、賢治の自然観や生命観が色濃く表れています。最初は少しわかりにくかった「やまなし」も、この資料を基に賢治の生き方を知ることで、読み解く手がかりになります。
 2組の教室では、宮沢賢治の本を読み味わう時間をつくっていました。光が丘図書館からの団体貸し出しとして、6年生用にたくさんの宮沢賢治の本が届いています。「セロ弾きのゴーシュ」や「注文の多い料理店」、「どんぐりと山猫」など、名作の数々がたくさんそろっています。私のおすすめの本は、「雪わたり」です。雪の日の美しい情景が広がる幻想的な絵本で、以前5年生の国語の教科書に掲載されていました。(写真中)
 3校時に、算数少人数教室の授業観察を行いました。6年生の「円の面積の求め方を考えよう」という単元の学習でした。円の面積の公式を考える学習については、昨日お知らせした通りです。今日は、円の面積の公式を利用して、複合図形の面積の求め方について考える授業内容でした。
 今日の課題は、一辺が10cmの正方形の中に、扇形が組み合わさった図形の面積を求める問題でした。1/4の扇形を正方形の中で重ね合わせて、重なった部分(ラグビーボールの形)の面積の求め方を考えていきました。
 何通りかの考え方があります。正方形から1/4の扇形の面積を引いて、その2倍の面積を正方形から引く方法・・・これが一番分かりやすいかもしれません。また、ラグビーボールの半分の面積を求めてから、それを2倍して答えを出した子もいました。正方形に対角線を引くと、扇形から直角二等辺三角形の面積を引けば求まることが見えてきます。
 もう一つの考え方は、1/4の扇形2つ分の面積から正方形の面積を引く方法です。なぜそうなるのかは、実際に図形を切り取ったり重ねたりして示してあげないと分からないかもしれません。(写真下)

10月8日の給食

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献立名           ご飯
              アジバーグ
              千草和え
              わかめの味噌汁
              牛乳

一口メモ

 今日のおかずは「アジバーグ」です。アジのすり身と鶏ひき肉、豆腐、みじん切りの野菜に、味噌などの調味料で味を付けています。
 このメニューは、千葉県の郷土料理のひとつである「さんが焼き」をヒントに作りました。千葉の海では、イワシやサンマ、アジなどの魚がたくさん獲れます。漁師さんたちは、獲れた魚を船の上で味噌と一緒に細かくたたき、「なめろう」という料理を作ります。そのなめろうは、山に仕事に行く時に持っていき、余ったアワビの殻に入れて山小屋で焼いて食べていました。山の家で食べたことから、「山家(さんが)焼き」と呼ばれるようになったそうです。
 しっかりと味付けをしているので、魚料理が苦手な人でもおいしく食べられる料理です。

10月7日(月) その2

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 1校時に、5,6年生が体育館で「騎馬戦」の練習をしていました。今年の高学年は、運動会の団体競技で騎馬戦を行います。コロナ禍明けの昨年度は、数年振りに運動会で団体競技を行いました。昨年度の高学年の団体競技は、「棒引き」でした。棒引きは練習をそれほど必要とせず、また人数調整もいらないため、指導側からすると都合のよい種目ではあります。しかし、中学校の運動会でも棒引きを行っていることもあり、昨年度の反省として騎馬戦が候補にあがっていました。
 騎馬戦を運動会でしばらく行っていなかったので、子ども達は騎馬戦自体、どのような競技なのかをよく知りません。高学年の子ども達には、一から指導する必要があります。騎馬の組み方から痛くないように乗るコツ、さらにはけがをしないようにする指導も念入りに行っています。騎馬は、前1人後ろ2人の3人で組み、そこに上に乗る子がいて、計4名で構成します。赤組も白組も、男子は7騎、女子は5騎つくることにしました。人数が多い分には、下に子どもを増やせばよいのですが、欠席がいると騎馬が組めなくなります。また、十分練習に参加していないと、けがの恐れがあり危険です。
 個人戦と団体戦で勝敗を決めます。1回戦の個人戦は、円の中で1騎ずつ対戦します。相手の帽子を早くとった方の勝ちです。あるいは、円から出てしまったり、騎馬が崩れたりしたら負けです。(騎馬の子は戦ってはいけない)2回戦の団体戦は、大将騎が帽子をとられたところで勝負ありです。赤組白組とも、どういう作戦で騎馬を動かしていくのかが勝敗の分かれ目となります。(写真上)
 6年生は、算数の時間に「円の面積の求め方を考えよう」という学習をしています。「円の面積=半径×半径×3.14」と教えてしまえばそれまでです。しかし、円の面積の公式を考えさせるのが、この学習の面白いところであり、重要な部分でもあります。
 今まで6年生は、正方形や長方形、平行四辺形、台形、三角形の面積の公式を学習済みです。そこで、「円の面積を今まで学習した図形に変換することができないか」という視点で考えさせていきます。円の半径でハサミを入れると、扇形ができます。同じ大きさの扇形に切り分け、互い違いに並べていくと、平行四辺形(さらにもっと細かくすると、長方形)に近い図形になります。そこから「底辺×高さ」(あるいは「たて×よこ」)で面積が求まるというわけです。
 では、その平行四辺形の底辺に当たる部分は円のどの部分か…と考えると、円周の半分(直径×3.14÷2)であることが分かります。また、高さは「半径」の長さです。よって、「直径×3.14÷2×半径」が円の面積になります。「直径÷2=半径」であることから式を整理して、「半径×半径×3.14」が円の面積とまとめることができます。6年生は、この公式の求め方を自分の言葉で説明することができるようになったでしょうか?(写真中)
 5校時に、音楽専科の授業観察がありました。4年1組の音楽の授業を見に行きました。
 最初に歌の練習がありました。1曲目は、「つばさをください」でした。音楽会に向けて、全校合唱として練習をしている曲です。2曲目は、4年生の合唱曲として練習している「いのちの名前」でした。この曲は、2001年に公開されたスタジオジブリの「千と千尋の神隠し」のテーマソングです。久石譲の作り出す独特なフレーズとハーモニーは、このアニメになくてはならない要素の一つになっています。4年生は、二部合唱で発表する予定です。今日は、アルトパートの練習を新たに行っていました。
 授業の後半は、音楽会で発表する合奏の練習をしていました。4年生の合奏曲は、「キリマンジャロ」です。一度聞けば、「どこかで聞いたことが…」と感じるほど懐かしさと親しみのある曲です。実はこの曲、1981年にリリースされた、ドイツのシンセサイザーバンド「クスコ」による楽曲です。小学校の音楽の教科書に掲載されてから広がり、様々な合奏曲として広い世代に親しまれてきました。子ども達は、いろいろな楽器に分かれて練習するのを毎回楽しみにしているようでした。すでに、11月の音楽会に向けて練習が始まっています。(写真下)

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