3月3日(月)に学校説明会を行います。15時30分〜 体育館にて・・・来年度計画及び教育アンケートでいただいたご意見についての説明をします。

12月24日(火)

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 今朝も寒い朝になりました。日本海側では雪が降っているのでしょう。この時期の降雪は、春まで融けずに残る「根雪」になる雪です。こんな寒い朝でも、半袖で登校してくる子が数名います。(学年は関係なく、6年生でもいます)「子どもは風の子」を象徴するように、健康的でとても気持ちのよいものです。
 私も子どもの頃、寒い冬を半袖半ズボンで過ごしたことがありました。小学校5年生の冬でした。私は新潟県の雪国の生まれです。日本海側では、11月下旬から雨やみぞれの日が続きます。登下校の際に、近所の人から「半袖半ズボンだなんて…。寒いのにえらいね。」と言われました。周りからそう言われると、後には引けないタイプの子どもでした。何が何でもこのまま通そうと、毎日続けたのです。
 2学期の終わりに近づき、いよいよ雪がこんこんと降り始めました。向こうからやって来た女子高生が私を指さし、笑っていました。大雪の中を、半袖半ズボンに長靴をはき、傘をさして登校していたからです。3学期からは、みんなと同じ服装になりました。冬休み中に一度長袖長ズボンにしたら、もう半袖半ズボンに戻れなくなったのです。最初のうちは、「清水くん、どうしたの?」と聞かれましたが、そのうちに周りも気にしなくなりました。母親からは、「ずっと続ければよかったのに」とチクリと言われましたが…。
 1,2年生の各クラスで、外国語活動の授業がありました。本校では、3,4年生の外国語活動と5,6年生の外国語の授業に加えて、年間に10時間ほど低学年にも外国語の授業が行われています。
 ALTのエリン先生と外国語講師の辻先生が、それぞれ頭にトナカイやサンタのカチューシャをつけて登場しました。今日は、クリスマスに合わせた楽しいゲームを中心に授業をしていただきました。名付けて「クリスマスビンゴ」です。どの教室でも、子ども達は大盛り上がりで楽しんでいました。(写真上)
 ちなみに、今日(24日)は「クリスマス・イヴ」です。「クリスマス前夜」とか「前日」と言う意味ではなく、「イヴ(eve)」は「evening(夜、晩)」と同義の古語「even」からきているようです。ですから、「クリスマス・イヴ」の本来の意味は、「クリスマスの夜」ということになります。日没から1日が始まるユダヤ暦では、24日の日没からクリスマスが始まり、25日の日没直前でクリスマスが終わるそうです。ということで、クリスマスの夜は24日の夜ということになります。
 よく、「クリスマスケーキを食べるのは24日か25日か?」という議論がありますが、結局日本ではどちらでもよいのではないでしょうか。なるべく家族みんなが揃っている日の方が、けんかにならずによいでしょう。
 2年生は、国語の時間に「冬がいっぱい」という学習をしています。教科書のさし絵を参考にして、冬を感じる言葉を探し、自分の経験を文章に表すという学習単元です。今まで、春、夏、秋も同様に「〜がいっぱい」という季節の言葉に関する学習がありました。(  写真中)
 教科書には、冬を感じさせるものとして、いろいろな植物(ヒイラギ、ツバキ、サザンカ等)や鳥(マガモ、ハクチョウ)が載っています。そして、子どもが作ったカードの例として、「白菜」と「みかん」のことが書いてあります。子ども達は、野菜や果物に対して、どの程度季節感をもっているでしょうか? また、冬と聞いて何をイメージするのでしょうか?
 「みかん以外に冬の果物は?」という問いに対して、「イチゴ!」と答える子が多いはずです。昔は、イチゴの旬は春(3月〜4月頃)でした。しかし今は、12月から出回っています。農家では、早い時期に苗を冷蔵して花芽をつけさせる処理をしています。さらにビニルハウスで促成栽培をすることで、冬の時期からおいしいイチゴが食べられるようになっています。ところが、今年は夏の暑さの影響で、イチゴの収穫が遅れていると言っていました。クリスマスケーキ用のイチゴも大ピンチだったようです。
 先週金曜日のホームページの中で、元学校応援団長をされていた岩浪さんから、理科室にメダカ用の水槽を寄贈していただいたことを書きました。今週に入ってからも、昨日、今日と水槽や魚の移動作業をしていただきました。今日は、主事室前(1年1組の廊下)に大型水槽が置かれ、金魚とコイを入れていただきました。水草やろ過装置の準備まで、何から何まで全てやっていただき、とても助かりました。
 さっそく1年生の子ども達が、水槽の中をのぞきにやって来ました。真っ赤な金魚やコイがたくさん泳いでいて、しばらくみんなの足が止まりました。魚たちも、新しい環境と子ども達の視線が気になるのか、後ろの方に隠れてしまっていました。しかし、これから少しずつ慣れてきて、前面に出てくるでしょう。(写真下)
 今回の岩浪さんの取り組みがもう広まってきたようで、追加でコイを寄付したいという方からすでに連絡をいただいています。昇降口前の池には、立派な浄化装置が取り付けられ、大型のコイがたくさん入る予定です。

12月24日の給食

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献立名           サンマのひつまぶし
              野菜の梅かつお和え
              なめこ汁
              牛乳

一口メモ

 サンマのひつまぶしは、一口大のサンマをから揚げにして、タレにからめてご飯の上に乗せた料理です。ご飯がもりもり食べられる味付けになっています。
 サンマは、漢字で書くと「秋」の「刀」の「魚」と書きます。見た目がすらりとしていて銀色で細長く、刀のような形をしている魚なので、このような名前がつきました。
 ところで、そんなサンマの獲れる量がここ数年で減ってきていることを知っていますか? サンマが獲れなくなった原因の一つに、地球温暖化があると言われています。日本の近くの海の温度が高くなったことで、冷たい海を好むサンマが、日本に近寄らなくなってしまったそうです。
 気候の変化は、私たちの食生活にも影響を与えています。これからもおいしいサンマが楽しめるように、私たちにどんなことができるのか考えてみましょう。

クラブ見学(3年生)

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 12月18日(水曜日)に、3年生のクラブ見学を実施しました。
 今までなかった6時間目を前に、授業前から「クラブ見学まだですか?」といいながら友達と入りたいクラブについて話す姿が見られました。それぞれのクラブについて様々に想像しながら、期待を膨らませた状態でクラブ見学に臨みました。
 感染症が流行っているということで、予防の観点からマスクを着用して私語厳禁、そしてクラブ活動の妨げにならないようにするという約束で実施しました。全部で7つのクラブをクラスごとに各5分ずつくらいの時間で見学しながら見て回りました。
 科学クラブでは、割れないシャボン玉の実験を行っていました。普段3年生の理科では使うことがめったにない理科室ということもあり、初めは周囲をキョロキョロと見回していましたが、割れにくいシャボン玉とすぐに割れてしまうシャボン玉の違いに見入っていました。
 バドミントンクラブと卓球クラブは、体育館とその周りで、試合形式の練習をしている様子を見学しました。コートを素早く移動するシャトルやピンポン玉の動きを目で追っていました。どちらのクラブも楽しそうに活動している上級生の様子に運動が好きな児童は入るクラブに悩んでいる様子でした。
 タブレットクラブでは、「kahoot!」という教育用クイズゲームアプリで、クイズ対決をしている様子を見学しました。3年生でも解ける問題がほとんどだったので、教室の電子黒板に映る問題に一緒に挑戦していました。
 球技クラブは、校庭でサッカーの試合中でした。今の3年生には、習い事などでサッカー経験のある児童が多いこともあり、楽しみにしている児童もたくさんいました。気迫溢れるプレーに触発され、ボールに触りたくてウズウズしていました。
 調理・手芸クラブは、あずま袋を製作していました。今回の見学では手芸でしたが、調理の活動のときは、「給食の後にスペシャルメニューが食べられます」という説明を聞いて「いいなぁ」「食べたい」と目をキラキラさせていました。
 ものづくりクラブは、図工室で砂絵を行っていました。カラフルな砂をかけてから振り落としてきれいに色がつく過程を、上級生のすぐ後ろから覗き込むようにして見学していました。
 教室にもどってからも、「いつも遊んでくれる○○さんって□□□クラブだったんだ」「2つまでは絞れたんだけど決められない」「もう決めた!」などと話していました。反応はそれぞれでしたが、来年度のクラブが待ち遠しくてたまらないという姿が見られました。
 来年度、今の3年生がどのクラブを選択し、さらに新たな一面を見ることができるのか、今から楽しみです。

12月23日(月)

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 5年生は、国語の時間に「古典の世界(二)」という学習をしています。5年生は1学期にも「古典の世界(一)」という学習がありました。竹取物語や平家物語を通して、古文について学んできました。また、11月には「浦島太郎『御伽草子』より」という学習もありました。古典作品の言い回しやおもしろさ、昔の言葉の響きやリズムに触れるとともに、興味関心をもたせてきています。
 今回扱う古典は、漢文と漢詩です。中国の漢文や漢詩は、日本語と日本の文化に大きな影響を与えました。日本では、古くから多くの文献が漢文で書かれているので、漢文を学習することは日本の文化や歴史・文章の成り立ちを知ることにもつながります。
 漢文の魅力は、歯切れのよいリズミカルな調子のよさや論理的な言い回しが特徴となっています。5年生の教科書には、まず「論語」が紹介されています。論語は、中国の古代の思想家である孔子とその弟子たちの問答などをまとめたものです。短い文章が多く、言いやすい漢文です。子曰(しいわ)く、「己の欲せざる所は、人に施すこと勿(なか)れ。」と。・・・孔子が言った言葉です。「自分が人からされたくないと思うことを、他人に対してしてはならない。」ということを言っています。よく学校の先生もこういう言い方をして、子ども達に指導しています。他人への言葉の使い方や、嫌なことをしてはいけないと指導する時の決まり文句になっています。もともとは、古代の中国の思想家である孔子が言い伝えてきた言葉であったのです。
 続いて漢詩のページには、孟浩然(もう こうねん)の「春暁」が載っています。漢詩は、中国の詩で、もともとは漢字だけで書かれていたものです。「春暁」は、「春眠 暁を覚えず」で始まります。「春の眠りは、朝が来たことに気付かないほど心地よく、寝過ごしてしまう」という意味の言葉です。これは、5年生でも聞いたことがある子がいるのではないでしょうか。しかし、「暁を覚えず…」の続きはどのようなことが書かれているのか、知っている人は少ないでしょう。
 「処処 啼鳥を聞く…」と続きます。鳥の声や春の嵐の様子、そして花など、自然の描写が織り込まれて表現されています。漢詩は日々の暮らしや自然について書いたものが多くあり、昔の中国の人々の暮らしが想像できます。(写真上)
 4年生は、理科の時間に「物のあたたまり方」という学習をしています。先週は、金属の温まり方(熱の伝わり方)の実験についてお伝えしました。今日は、水の温まり方を調べる実験をしていました。
 日常生活の中では、子ども達は水を温めるという経験をどのような場面で行っているでしょうか。「やかんや鍋を使ってお湯を沸騰させる」とか「お風呂を沸かす」ということが真っ先に思い浮かびます。しかし、水やお湯は透明であり、どのように温まっているのかは不明です。金属は、火に近いところから温まり始め、次第に周りに広がっていきました。(伝導)では、ビーカーの水を温めた場合もそうなるのでしょうか?
 水の中での熱の伝わり方が分かりやすいように、示温インクを使いました。ビーカーに示温インクで染めた水を入れ、カセットコンロの火にかけます。示温インクは、常温では青色ですが、40度を超えるとピンク色に変化します。火にかけてしばらくすると、まずビーカーの底の水がピンク色になります。そして、次に変化が現れるは、水面です。ビーカーの水の上の方がピンク色になりました。よくよく見ると、底の方で温まった水が上にあがっていく様子が確認できました。水は火の近くから温まった後、上の方に行き、やがて全体が温まるということが分かりました。(写真中)
 現在の風呂釜は、お風呂の水全体がちょうどよく温まるようにできています。昔のお風呂は、入る前に必ずよくかき混ぜてから入らなければ、「アチチチ…」となったものです。(必ずかき混ぜ棒のようなものがありました。)また、子どものなぞなぞに、「上は大火事、下は大水、な〜んだ」という問題がよくありました。答えは「お風呂」だったのですが、今はそのなぞなぞは通用しなくなっています。
 今日の給食は、クリスマスにちなんだ献立でした。チョコチップパンとフライドチキンが出ていたので、子ども達の様子はどうかなと見に行ってみました。
 子ども達は、から揚げが大好きです。給食でも時々から揚げが出る時がありますが、今日の献立は「フライドチキン」です。から揚げとフライドチキン、見た目はよく似ていますが、その違いは味付けの仕方にあります。唐揚げは、下味を付けてから片栗粉や小麦粉を薄くまぶして揚げています。それに対して、フライドチキンはスパイスをふった味の付いた衣を使っています。しかし、最近は様々なから揚げ専門店が登場してきていて、味の付いた衣のから揚げが増えてきました。また、スパイスをあまり使わないフライドチキンもあるようで、明確な境界線がなくなってきています。とにかく、子ども達が(大人も)大好きなのがフライドチキンです。
 2年生の教室に行くと、大きなフライドチキンをフォークに挿してかぶりつく子ども達の姿が見られました。(写真下)また、欠席した子のフライドチキンを担任の先生が細かく分けてあげ、お代わりのジャンケンをしている様子も見ることができました。先生とのジャンケンに勝った子が、ほんのひと口大のフライドチキンでしたが、お皿に入れてもらって喜んでいました。

※明日に延期していた「たてわり班給食」は、インフルエンザ等の欠席者が全校的に増えてきたため、再度延期といたします。

12月23日の給食

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献立名           チョコチップパン
              フライドチキン
              コーンサラダ
              ABCスープ
              牛乳

一口メモ

 今日は、クリスマスにちなんでフライドチキンを献立にしました。クリスマスと言えば、日本では鶏肉がよく食べられています。一方、アメリカやイギリスでは、七面鳥がよく食べられます。そして、フィンランドやスウェーデンでは、豚肉のオーブン焼きやサーモン料理がメインです。このように、国によってクリスマスに食べる料理が違います。
 クリスマスは、食べ物だけでなく、過ごし方も国によって異なります。アメリカでは、クリスマスは日本でいうお正月のような位置付けで、親戚や家族が集まってゆっくりと過ごします。
 このように、クリスマスの過ごし方や料理は、国ごとに違いがあります。しかし、家族や友人と一緒に楽しい時間を過ごすという点では、どの国も同じです。

調理実習(5年生)

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 家庭科「食べて元気!ご飯とみそ汁」という単元で、和食の中心であり食べる機会も多いご飯とみそ汁の作り方を学びました。炊飯器でスイッチを押せばお米が炊き上がるというイメージをもっている児童がほとんどでしたが、今回は鍋で火の加減を調整しながら行いました。また、みそ汁は各班ごとに入れる具材を選び、切り方や具材を入れる順番を調べて臨みました。

 今回の実習のめあては「効率よく実習しよう」でした。お米の給水時間や煮干しをつけておく時間等の待ち時間に、どんなことをやっておけばよいか考えながら、手際よく行動している姿が見られました。

 自分たちで作ったお米やみそ汁は格別だったようです。普段はあまり目にしないおこげや、みそ汁に入れないような具材まで楽しくおいしくいただきました。

 各ご家庭での具材のご準備、ありがとうございました。今日の実習をお家での実践に生かしてほしいです。

図工「新聞でアート」(5年生)

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 5年生の図工の授業では、共同で「新聞でアート」に挑戦しました。
 まず、新聞紙を細長く巻き棒状にした材料をたくさんつくります。そのつくった材料をもとに、友達と協力して「大きく、丈夫に、おもしろく、美しく」を目指して、形をつくっていきました。
 どのような形が魅力的か、倒れそうな部分を丈夫につくるにはどこに材料を足していくかなど、考えなければならないことはたくさんあります。ひとりでは大変で難しいことも、何人かで取り組めば乗り越えられるところが、共同でつくるよさであり、醍醐味です。
 授業時間のギリギリまでつくり、さまざまな形の作品が完成しました。

12月20日(金)

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 1年2組の教室で、書き初めの練習をしていました。1年生にとっては、小学校に入って初めての書き初めです。低学年は、硬筆で書き初めを書きます。机の上に4Bの濃い鉛筆を用意し、先生の説明をよく聞いてから練習を始めていました。
 1年生が書くのは、「お正月に、おぞうにをたべました。からだがぽかぽかしました。」という文章です。漢字2文字とひらがな24文字の合計26文字で成り立っています。
 書き初めに出題されている文字は、意図があって出されています。「正月」の漢字2文字や、いろいろなひらがなに混ざって「を」が入っているのもそうでしょうか。(2年生の書き初めにも「を」が入っています。)
 きれいな字とは、バランスの取れた文字のことを言います。毛筆もそうですが、作品全体に整っていなければなりません。そのためには、中心や文字の大きさがしっかりとそろっていることが大切です。担任の先生は、まず、座る姿勢のことから指導をしていました。冬休み中の宿題にも書き初めが出されますが、まずは机にしっかり向かって書く姿勢に気を配ってみてください。
 1年生が、26文字(句読点を含めると29文字)を書くのには、かなりの時間を要するものです。それだけに、粘り強さと集中力が必要です。お手本は、一行ずつ折って使うことや、名前の行までていねいに書くということも指導されていました。(写真上)
 4年生は、理科の時間に「物のあたたまり方」という学習をしています。金属や水、空気のそれぞれについて、どのように熱が伝わって温まっていくのかを
調べていく単元です。一つ前の単元が「物の体積と温度」でした。その学習でも同様に、空気と水、金属について調べてきています。ちなみに、空気も水も金属も、温まると体積が増えるということでは同じでしたが、その膨張する割合は大きく異なっていました。では、温まり方はどうでしようか?
 2組は、理科室で金属の温まり方の実験をしていました。示温インクが塗ってある金属の棒をカセットコンロの火で熱し、どのように温まっていくのかを調べました。示温インクは、常温では青色ですが、40度を超えるとピンク色に変わる性質をもっています。棒の端から温めたり、棒の中央から温めたりして、色の変化で熱の伝わり方を調べました。結果は、金属は熱したところから順に温まっていくということが分かりました。(写真中)
 ここで少し話題にしたいのは、写真中の窓側に写っている水槽のことです。元学校応援団長をされていた岩浪さんから、学校にメダカを寄付していただけることになりました。メダカは5年生の1学期の教材として使うことができるので、理科室に大きな水槽まで用意していただき、この中で飼育することになりました。(ろ過装置も含めて、全て寄贈していただきました。)さらに、金魚やコイも学校で飼ってほしいとのことで、主事室前の廊下にも水槽を持ってきていただけることになりました。さらにさらに、児童玄関前の池には、立派な浄化装置も取り付けていただけることにもなっています。池に金魚を入れるために、現在いるカメを中庭の方に移動し、そのための水槽も用意してもらえる運びになりました。
 生き物が増えることには大歓迎なので、この度のご厚意をあたたかく頂戴したいと思います。魚の移動は大変なことですが、それも全てやっていただけるということにも感謝、感謝です。
 5年生の調理実習がありました。1組は1,2校時に、そして2組は3,4校時に「ご飯と味噌汁」を作りました。ご飯を炊きながら味噌汁も作るというハードスケジュールな調理実習でしたが、どのグループもよく協力して上手に作ることができました。
 ご飯は、「青天の霹靂」「ゆめぴりか」「サキホコレ」「新之助」という日本各地の銘柄が用意してありました。(グループごとに選ぶ)お米を研いで炊くのは初めてという子が多かったようです。見よう見まねでお米を研いでいましたが、流しにだいぶ米粒が流れてしまったようでした。
 炊飯の様子が分かるように、ガラスの鍋に入れて火にかけました。沸騰してお米が炊けていく様子がよく分かりました。炊いている間、味噌汁の用意もしなければなりません。気をとられていて、だいぶおこげができてしまったところもあったようです。
 一方、味噌汁は、グループで具材を持ち寄りました。玉ねぎやキャベツ、じゃがいも、わかめ、長ねぎなど、いろいろな具材がありました。1組では、おいしそうなしいたけを入れていたグループがありました。2組では、ハムを切って入れていたグループがありました。味噌汁にハム?と思いましたが、どうだったのでしょう。
 出汁は、煮干しを使っていました。頭とはらわたを取り、水に入れておくところから調理しました。沸騰したら煮干しを取り出します。この「出汁の旨味」を味わうのが5年生の調理実習の大切なポイントです。多くの子が、「家では本だしを使っているから、煮干しは使わない」と話していました。この他にも、昆布やかつお節でも出汁を取ることができます。たまには本格的に出汁を取るところから味噌汁を作ってみるのもいいものです。北校舎の1階には、煮干しの出汁のいい香りがずっと漂っていました。(写真下)

12月20日の給食

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献立名           ご飯
              サバの柚子味噌焼き
              野菜の辛子ごま和え
              かぼちゃすいとん
              牛乳

一口メモ

 明日(21日)は、1年で一番昼の長さが短い「冬至」です。冬至の日には、かぼちゃを食べる習慣があります。
 昔は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わり、食べ物がとても少なくなりました。かぼちゃは夏にとれる野菜ですが、保存がききます。「元気に過ごせますように」との願いを込めてかぼちゃを保存しておき、冬場の栄養源として食べていました。
 また、冬至には「ん」のつく食べ物を食べると「運」が呼び込めると言われてきました。中でも「なんきん(かぼちゃ)」、「れんこん」、「にんじん」、「ぎんなん」、「きんかん」、「かんてん」など、2つ「ん」がつくものは、よりご利益があるとされました。
 今日の給食にも「ん」のつく食べ物が入っています。いくつ入っているでしょうか…。

12月19日(木) その2

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 クラウンパフォーマンスショーの最後は、いよいよピエロたちの真骨頂、ジャグリングの技の数々でした。今までおどけた感じに見えていたピエロでしたが、真剣な目に変わったのがよく分かりました。
 3つのボールのジャグリングから始まり、そのジャグリングをもう一人のピエロが間に入ったり引き継いだり・・・3本のピンを持ってのジャグリングでは、3人がピンを投げ合ってやり取りするすご技がありました。何がどうなっているのかわからないほどの動きで、3人の息が本当にぴったり合っていなければできないはずです。笑いと感動と驚きの1時間が、あっという間に過ぎ去りました。(写真上)
 1年生は、国語の時間に「てがみで しらせよう」という学習をしています。手紙を書いたりもらったりした経験から、「うれしかったことや楽しかったことを手紙に書いて知らせよう」という学習課題をもちます。そして、ちょうどこの時期なので、年賀状にして送ることにしました。
 先日、2年生が年賀状を作成していました。同じように1年生も、郵便局から年賀状の書き方の冊子と年賀はがきをもらいました。学校で文面を書き、家に帰ってから、宛名や住所を書いてもらい、投函することになっています。
 1年生でも、今まで年賀状を出したことがあるという子が何人かいたようです。しかし、ほとんどの子が初めてのようでした。新年のあいさつ以外にも、学校でがんばっていることを一生懸命書いている子がいました。「おじいちゃんやおばあちゃんに出そうかな…」という子が多かったようです。きっと喜ぶでしょうね。お年玉が増えるかもしれません。やはり、手書きの年賀状はいいなと思いました。(写真中)
 6年生は、理科の時間にMESH(メッシュ)という教材を使ったプログラミング学習に取り組んでいます。「私たちの生活と電気」の学習での、発展的学習としてプログラミング教材を扱うことになっています。新学習指導要領の柱の一つに、プログラミング教育があります。すでに始まって5年が経ちますが、間違えてほしくないのは、プログラミングのための新たな教科ができたのではないということです。プログラミング的な思考は、各教科の学習の中で様々に指導されています。
 その中でも、必修化されているものの一つとして、6年生の理科のこの単元にあります。「電気は、つくりだしたり蓄えたりすることができること」や「電気は、光、音、熱、運動などに変換することができること」を学んできました。そこで、生活に役立つ電気の使い方を考える学習として、プログラミング的な思考を取り入れていきます。
 本校では、ソニー株式会社が開発したMESHというプログラミング教材を使っています。USBメモリを一回り大きくしたような形状の「電子タグ」を使い、タブレット上のアプリでプログラミングを行うことができます。画面上に並んだアイコンを動かしてプログラムを作り、そのまま実物の電気回路に結果が反映される仕組みです。
 今日は、いろいろなセンサーのうち、明るさのセンサーや人感センサーを使ってプログラミングを行いました。「暗くなったら電気がつく、明るくなったら電気が消える」、「人が来たら電気がつく、人がいなくなったら電気が消える」などのプログラムを組み、実際に豆電球が点灯・消灯するのかを確かめていました。(写真下)

12月19日(木) その1

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 体育館で、「笑顔と学びのプロジェクト」として「スコッチマーケット」というクラウン女子3人組の公演がありました。低学年と高学年に分け、3学年ずつそれぞれ1時間にわたるすばらしい舞台を見せていただきました。
 「笑顔と学びのプロジェクト」は、昨年度から東京都教育委員会で企画された取り組みです。都内の公立学校を対象に、豊かな心の育成につながる体験となってほしいという願いのもと、多様な体験活動の機会を提供するために予算が組まれています。「スポーツに親しむ体験」や「様々な芸術・文化に触れる体験」など、全5領域について、270を超える体験プログラムのメニューが用意されています。もともとは、2年前のコロナ禍の時に、「子どもを笑顔にするプロジェクト」という名称で行われたのがきっかけでした。好評のため、昨年度から名称を変更して継続されています。
 昨年度は、パラアスリートの選手に来ていただき、6年生対象にゴールボールの授業をしていただきました。今年は全校児童対象にできる催しを…と考え、申し込みをしました。
 今日の表題は、「笑いと感動と驚き! クラウンパフォーマンスショー」でした。「クラウン」というのは、王冠の「crown」ではなく、「clown」の方です。つまり、道化役者、ピエロの意味です。音楽にのせて愉快なコメディーがあったり、パントマイム的な笑える動作があったりと、様々な方法で子ども達を楽しませていきました。3人のピエロの名前は、「キャッシー」と「はっち」と「SAKU」でした。(写真上)
 ちょっとした動作の繰り返しや、ずっこける場面から生まれる笑いは、どこか懐かしさを感じさせる部分がありました。今のお笑い芸人にはない「笑いの要素」が感じられたのです。昔々、土曜日の夜8時は、全国の小学生がテレビにくぎ付けのお笑い番組がありました。・・・そう、「ドリフターズ」のコントの感覚です。
 途中で、マジックショーもありました。もちろん、ピエロが行うマジックショーですから、「落ち」があります。人体浮遊マジックでは、横たわっているピエロが宙に浮き始めたとたん、「おぉぉぉ〜」という驚きの声が上がりました。(写真中)
 しかし、大成功もつかの間…写真中央のピエロ(SAKU)の足元にご注目ください。浮いているピエロを隠している青い布を踏んでいます。次の瞬間、布が落ちて人体浮遊の種明かしとなり、大爆笑でした。どんな仕掛けになっていたかは、お子さんからお聞きください。
 ハンドベルを使った音楽のショーもありました。テーブルにずらりと並んだハンドベルは、音階ごとに並んでいます。最初にピエロのキャッシーが、一人でいろいろな音楽を演奏して見せます。これがまたすごい早わざでした。さらにCMの音楽もあり笑えました。
 このハンドベルを使い、子ども達が参加するコーナーがありました。みんなやりたくてやりたくて、たくさんの子が伸び上がって手を挙げていました。その結果、選ばれた7人の子どもと管理職(低学年の部は私で、高学年の部は副校長)がステージに上がりました。ハンドベルを鳴らすタイミングを念入りに練習してから、いよいよ本番となりました。なんと、アナと雪の女王の音楽が流れ、突然キャッシーの熱唱が始まり、最後にハンドベルの後奏になる…という「落ち」でした。(写真下)

年末ジャンボ宝くじ集会

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 12月の児童集会は、恒例の「年末ジャンボ宝くじ集会」でした。
 0〜500の数字を選び、ルーレットを回します。下二桁が当たれば2等「好きなところで、もしくは好きな先生と写真が撮れる券」がもらえます。3桁とも当たれば1等「体育館で自由に遊べる券」がもらえます。
 今回の当選者は・・・2等が0人、1等が1人でした(6年1組のIさん、おめでとうございます!)。
 集会委員の児童は、webルーレットを駆使したり、宝くじの券を作って配ったりと、今回も準備をよくがんばっていました。当選者は少なかったですが、教室から盛り上がっている声が聞こえてきて、嬉しそうにしていました。
 「3学期も全校児童に楽しんでもらえるような集会の企画をがんばろう!」と意気込んで、2学期最後の集会を締めくくることができました。

クリスマスリース(1年生)

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 図工の学習で、クリスマスリース作りをしました。材料は、折り紙、画用紙、丸シールなどを使いました。
 はじめに、土台となるリースを折り紙8枚を使って作りました。次に、リースの飾りを考えました。クリスマスといえば・・・サンタクロース、トナカイ、雪の結晶、雪だるま、暖炉など様々なアイディアが出てきました。クリスマスにちなんだ折り紙の折り方をいくつか伝えました。さらに、スティックキャンディやサンタのブーツなども作りました。
 最後に、折り紙や画用紙でできあがった飾りをリースに貼り、完成しました。素敵なアイディアが光る作品がいくつもありました。

12月19日の給食

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献立名           ごま豆乳坦々つけ麺
              春巻き
              牛乳

一口メモ

 今日はつけ麺なので、麺を一口ずつつけ汁につけて食べるようにしました。今日のつけ汁には、味噌や練りごま、すりごま、豆乳が入っています。ごまをたっぷり使っているので、濃厚でおいしく仕上がっています。
 クイズです。担々麺は中国の四川省の料理ですが、担々麺の名前の由来は、次のうちのどれでしょう?
(1) 考えた人が「タンタン」というパンダを飼っていたから
(2) 麺を打つ時に、「タンタン」という音がするから
(3) 担々麺をかついで売っていた天秤の棒を中国語で「タンタン」と言ったから


 答えは、(3)です。「担々麺」の「担」の字は、「担ぐ(かつぐ)」という意味があります。「天秤棒」のことを「担々」と呼んでいたので、そこから担々麺という名前がついたと言われています。

12月18日(水)

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 今朝の練馬の最低気温は、0度近くまで下がったようです。晴天による放射冷却もあり、車のフロントガラスや落ち葉に霜が降りている様子があちこちで見られました。
 南門から登校してきた子ども達が、砂場に重しとして置いてあるタイヤに霜が降りて真っ白になっていることに気がつきました。1年生の子が手でかき集めて見せてくれました。「雪が降ったよ」と言っていたので、霜が降りてそうなったことを説明してあげました。が、よく理解しないうちに「先生に見せてあげよう〜」と言って教室に向かって行ってしまいました。教室に行くまでに、手の中で融けてしまったかもしれません。どんなふうに担任の先生に伝えたのかなと思いました。また、子どもは毎日いろいろな発見があっていいなとも思いました。
 職員室前のトイレは、2年2組の子ども達も使用します。登校が終わった頃にトイレに入ろうとしたら、8の段の九九が聞こえてきました。「八一が八、八二 十六、八三 二十四…」中に入ってみたら、用を足しながら男の子が一生懸命8の段を唱えていました。「えらい!」と思わず叫んでしまいました。九九を覚えるには、そのくらいの意気込みでなければなりません。
 1校時に2年2組に行ってみると、やはり算数の時間でした。かけ算のプリントが終わった子から、九九に挑戦のカードを使い、まだ合格していないところの検定を受けていました。検定する先生は、片手にストップウォッチを持っています。制限時間内にすらすらと九九が言えなければなりません。
 「2×1、2×2、2×3…」という「のぼり九九」ができたから終わりではいけません。「2×9、2×8、2×7…」というように、「くだり九九」もスラスラと言えるようにします。さらに「ばらばら九九」…つまり、先生がランダムに出題して全て言えることが大切です。九九の全ての段を「のぼり」、「くだり」、「ばらばら」の3種類の唱え方で全部言えて、やっと合格になります。2学期中にはなんとしても全員が合格できるようにと、学年の先生、さらには学力向上支援講師の先生が日々指導に力を入れています。(写真上)
 11月から、何度か2年生の九九のことを話題にしています。ここでしっかりマスターするかどうかが、これからの算数の学習に大きくかかわってくるから繰り返しお伝えしているのです。6年生が書いている卒業アルバムの文集の下書きを、今日も何名か分の点検をしました。小学校生活でがんばったことの一つに「かけ算九九」を挙げていた子がいました。苦労したことは、後々よい思い出として残るものです。
 4年生は、国語の時間に「もしものときにそなえよう」という学習をしています。一人一人が決めた災害に関するテーマについて調べ、それを基に自分自身の考えを明確にして、文章で伝えるという「書くこと」の学習単元です。
 2組では、まず関心をもった自然災害について、タブレットを使って調べる活動から始めてきました。大雨や地震、津波、台風など、自然災害にはいろいろなものがあります。インターネットでの検索から、それぞれの自然災害の被害について、調べることができました。
 今日は、その調べたことを生かして、作文メモを作っていました。文章の組み立ては、3段階で考えていきます。まず「初め」では、その自然災害に対する自分の考えを書きます。次に「中」では、理由や説明を書くようにします。そして、最後の「終わり」では、自分の考えをもう一度書くという構成です。
 せっかくのタブレットを使った授業でしたが、何名かはタブレットがなく、手書きで作文メモを作っていました。1校時は、全校でタブレットを使っていたクラスが多く、貸し出し用のタブレットはすでに使用中のようでした。他の学年でも同様ですが、たいていクラスでタブレットのない子が何名かいて授業に支障が出ています。タブレットを忘れてきた場合や充電が足りない場合、修理依頼に出している場合など理由は様々ですが、指導する先生にとっては悩みどころです。(写真中)
 6年生は、家庭科の時間に「冬を明るく暖かく」という学習をしています。2組では、教科書に載っている冬の生活風景のイラストから、どのような工夫があるのか話し合っていました。暖房器具を使っていることはもちろんですが、椅子にクッションを敷いたり日光を入れて暖かくしたりと、夏の様子のページと比較するとたくさんの工夫があることに気がつきます。今後はこれらの気づきを基にして、衣類の着方や暖房器具の使い方などについて学習を進めていきます。(写真下)
 ところで、家庭科の教科書にも「伝統」について意識させる情報コラムがところどころに載っています。今回の学習では、冬を暖かく過ごすものとして、「こたつ」や「はんてん」、「湯たんぽ」が写真入りで紹介されています。今の時代、もはやこたつも、こういう紹介のされ方をする部類に属しています。4校時に1組で同じ授業がありましたが、こたつを使っていない家庭が半数以上のようでした。

12月18日の給食

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献立名           ご飯
              鶏肉のねぎ塩焼き
              かぼちゃの甘煮
              冬野菜の豚汁
              牛乳

一口メモ

 箸は、食べる時に様々な場合で使われています。「つまむ」「はさむ」「切る」「すくう」「くるむ」「はがす」「混ぜる」など、箸だけでたくさんのことができます。
 箸を正しく持つと、自分の手の一部のように、スムーズに食事をすることができます。また、正しい持ち方は、食べやすいということだけではありません。正しい持ち方をしている姿は、一緒に食べている人も気持ちよく食事ができるということにつながります。
 毎日1回は箸を持つ機会があると思うので、苦手な人は練習をしてみるとよいでしょう。上手に使えるように意識してみるだけでも、ぐんぐん上達してきます。

薬物乱用防止教室(6年生)

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 6年生は、保健の学習で薬物乱用防止教室を行いました。(東京光が丘ライオンズクラブの方々に講師としてご指導をいただきました。)

 危険ドラッグが身近にあること、市販薬でも過剰摂取(オーバードーズ)と言って危険な状態になってしまうことなどを学びました。

 何か困ったことがあったら大人や友達に相談すること、SNSの情報だけで判断しないことなど、「ダメ。ゼッタイ。」を合言葉にみんなで薬物乱用防止の意識を高めました。

12月17日(火)

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 図工室で、2年1組が「カッターあみだ」という作品づくりに取り組んでいました。カッターナイフを使ってあみだくじを作り、友だちと楽しむ活動をします。
 小学校の図工の授業では、学年ごとに様々な刃物を使う指導があります。1年生ではハサミ程度ですが、2年生でカッターナイフ、3年生でのこぎり、4年生からは彫刻刀や電動糸のこぎり等です。
 刃物は、けがの危険がつきものの道具です。安全面や管理のうえで、指導者側にとっても敬遠しがちな道具ですが、そういう危険があるからこそきちんと指導することが欠かせません。2年生のカッターナイフで言えば、きれいに画用紙を切った際の切り口の美しさや、切れ味の爽快さを体験させてあげることが必要です。そうすることが、「カッターナイフを使って楽しかった」とか「もっと上手に使えるようになりたい」という気持ちをもたせる一番の方法になります。
 まず授業では、カッターナイフを使う時の安全面の約束や、基本的な使い方を一つ一つ指導していきました。カッターナイフの刃は、長く出さずに1刃分だけ出るようにします。鉛筆を手にする時のように持ち、手を固定して腕全体を引くのがコツです。しかし、これは初めて使う2年生にはなかなか難しいものです。どうしても鉛筆で書くようにカッターナイフを立ててしまったり、手首を引く動き(途中でカッターの刃が当たる角度が変わってくる)になってしまいがちです。そこは何度もやりながら経験を積ませることが大切です。次第によく切れるカッターナイフの角度が分かってきます。ちなみに、本校では図工室に全員分のカッターナイフがあり、個人持ちにはしていません。(写真上)
 ところで、「肥後守(ひごのかみ)」という道具をご存知でしょうか? 折り畳み式のナイフで、昔はよく鉛筆を削る道具として持っていました。3,4年生ぐらいの図工の授業で以前は使っていました。いつからか子どもが刃物を持っていることが問題になり、扱う学校はほとんどなくなりました。私はナイフやカッターナイフを子どもの頃から手にしていた世代なので、鉛筆や木を削るのが大得意です。少々けがをしながら上手になったような気がします。刃物は、子どもの手先を器用にするという点では、とても優れた道具であると思います。
 5年生は、国語の時間に「やなせたかし アンパンマンの勇気」という伝記の読み物教材の学習をしています。この単元は、アンパンマンの生みの親である「やなせたかし」さんについての伝記を読み、自分の生き方について考えることをねらいとしています。
 読書は好きでも、ほとんど物語が中心で、伝記はあまり読んだことがないという子が多いのではないでしょうか。一方、アンパンマンのアニメは、5年生の子ども達にとってとてもなじみが深く、絵本やテレビを通して幼い頃から目にしてきています。伝記のジャンルへの取りかかりとして、さらにその内容のすばらしさから、5年生に大変ふさわしい教材であると思います。(この伝記の作者は、梯 久美子さんです。)
 出だしは、東日本大震災の時に被災地のラジオで流れていた「アンパンマンのマーチ」のことから始まります。避難所の子どもたちが、「アンパンマンのマーチ」を大合唱していたというニュースが報じられ、やなせさんは強く心を動かされました。
 「アンパンマンのマーチ」の歌は、やなせさん本人が作詞した歌です。「そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷が いたんでも」・・・自分は、今まで何気なくこの歌を聞いていましたが、言われてみれば、震災のような非常時に、どんなに元気づけられる歌でしょうか。それも、被災地の子ども達が繰り返し大合唱していたというのですから…。当時、やなせさんは92歳でした。そのニュースを知ったやなせさんは、「ぼくも何かできることをしなければ」と、力を奮い起こしたといいます。
 さらに、やなせさんの漫画家として成功するまでの経歴を読み進めていくと、生き方・考え方のすばらしさが見えてきます。幼かった頃の環境や戦争体験が、大きくやなせさんの生き方に根付いていたことが感じ取れます。本当の正義とは、本当の勇気とは…という思いが、あのアンパンマンのアニメが誕生するきっかけになっていたわけです。(写真中)
 教科書には、他の伝記小説も紹介しています。マザー・テレサや牧野富太郎の伝記の他に、スティーブ・ジョブズの名も…今時ですね。
 2年生が、タブレットを使った年賀状作りをしていました。(2校時に2組、5校時に1組が行っています。)郵便局に申し込みをすると、手紙の書き方のテキストを学年全員分もらうことができます。低学年用に分かりやすく説明されているテキストで、住所や郵便番号、宛名などを書く位置について、なぞって練習できるようになっています。また、本物の年賀はがきも一人1枚ずつもらうことができます。(これはお得です)
 今日行っていたのは、文面のデザインと文字です。来年はヘビ年なので、タブレットの画面にヘビの絵を描いていきました。今までお絵かきツールを何度か使ってきていたので、子ども達はとても上手です。続いて文章は・・・「あけましておめでとうございます」あるいは「あけましておめでとう」と書きますが、画面に手書きをするので、もうそれ以上文字を入れるスペースがなくなってしまいました。文字入力いができる子も中にはいるようですが、文字はやはり鉛筆等で自分でハガキに直接書いた方が良さそうでした。後で先生が、一人ずつ作った絵をハガキにプリントアウトして渡すそうです。(写真下)
 ハガキの郵便料金が63円から85円に値上がりになりました。きっと、これでさらに「年賀状じまい」をする人が増えてくるのではないでしょうか。と言っている私も、今年はどうしようかと迷っているところです。
 今までは、仕事柄もあり、200枚近く年賀状を出していました。しかし、同じように「出したくないのにな」と思っている人に出してしまい、しぶしぶ返事を書く人がいたら申し訳ないと考えるようになりました。ですから、今年は「様子見」にして、「来たら出す」ということにしようかと考えています。あれほど、ちょっと前までは「年賀状は大切な文化だから、書くのがあたり前」と思っていたのに、値上げ幅の大きさに私は負けました。

12月17日の給食

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献立名           中華丼
              春雨のピリ辛炒め
              ピーチゼリー
              牛乳

一口メモ

 「共食」という言葉を知っていますか? 誰かと一緒に食事をすることを共食と言います。
 給食は、まさに共食の場です。みんなと一緒に食べると、同じものでもよりおいしく感じられることでしょう。苦手な食べ物も、みんなと一緒なら食べられるということがあるかもしれません。
 また、食事のマナーも、みんなと楽しく食べるためには大切であると気づくでしょう。食事が「栄養をとる時間」だけでなく、「人とつながる時間」にもなり、心と体の両方を健康にし、元気にしてくれます。
 これからも、マナーときまりを守って、給食を楽しく食べられるように指導していきます。

保健給食委員会による「歯と口の絵本」読み聞かせ(1年生)

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 今日は、朝学習の時間に保健給食委員会による読み聞かせをしました。
 保健給食委員会のメンバーは、やや緊張した様子でしたが、上手に読み聞かせができまし た。中には声優顔負けの演技力を発揮した児童もいました。また、1年生は、よく集中して最後まで聞いていました。

 このほかにも、保健給食委員会おすすめの「歯と口の絵本」を図書室に展示しています。貸し出しできる絵本もありますので、ぜひ読んでください。もちろん、今日読み聞かせした絵本も展示しています。

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