6月16日の給食キャベツのクリームスープ オレンジ 牛乳 一口メモ カレーライスをはじめ、カレーパン、カレーうどんなどカレー料理は大人にも子供にもとても人気がありますね。今日はカレーパンを給食室でも作れるようにアレンジし、揚げるのではなく、オーブンで焼いて作る「焼きカレーパン」を作りました。 最初に豚ひき肉、人参、玉ねぎなどで中の具材となるカレーを作り、パン屋さんが焼いてくれた柏型のパンにカレーをひとつずつはさみます。(写真2枚目)そして、給食室の大きなオーブンで焼きました。(写真3枚目)限られた時間の中で、具を作ってパンにはさまなくてはいけないので、大変な作業ですが、調理員さんたちが頑張って作ってくれました。 6年生 軽井沢移動教室2日目 その2バスが到着し、傘やカッパを身に着けてハイキングに出発しました。雨の降り方は弱く、「この程度なら…」と安心して出発しました。牧場の周りをぐるっと回り、天丸山の頂上にも寄りました。うっすらと正面に雄大な浅間山が見えていました。 しかし、ハイキングの後半から雨足が強くなってきました。だんだん子ども達も先生方も口数が少なくなり、黙々と牧場の売店をめざして歩きました.。ソフトクリームののぼりが立つ売店にやっと着きました。子ども達の表情が一気に明るくなり、ソフトクリームを順番にもらって食べました。一口食べた感想は、「濃厚!」の一言でした。 甘くておいしいソフトクリームを食べることができたのはよかったのですが、ハイキング後半の雨のおかげで足元がびしょ濡れの子が多く、すっかり体が冷え切ってしまいました。そこで予定を変更し、白糸の滝は寄らずに、一度宿舎に戻って着替えさせることにしました。12時前にベルデに着き、着替え等を済ませてから縄文ミュージアムに向かう予定です。 6年生 軽井沢移動教室2日目 その1朝会は、研修室で行いました。昨日は、みんなとても元気で、病人やけが人が出なかったことが一番素晴らしかったことです。しかし・・・「最高の移動教室にしよう」というテーマで臨んだ今回の取り組みが、初日を振り返ってみると、まだまだできていない部分や気持ちを変えなければならない点がいくつかありました。この話が子ども達にどのように響いたか、今日一日の行動に注目していきたいと思います。 朝食は、セルフ方式です。自分で栄養と食べる量を考えて、お皿に取っていきました。朝からもりもりと食べる子が見られました。2日目のエネルギー源をしっかり摂って、今日の行程もがんばります。一方で、「これだけで大丈夫なの?」と心配になる子もいました。それぞれの家庭での状況がよくわかる朝食の様子でした。 昨夜から雨が降り始め、今日はかなり気温が低い一日になりそうです。子ども達はとても元気ですが、着るものを調節するなど、体調管理に気をつけさせたいと思います。 6年生 軽井沢移動教室1日目 その61組は「旭の火」を、2組は「絆の火」を火の神からもらいました。薪に点火すると、次第に大きな炎となって辺りを明るく照らしました。 キャンプファイヤーの火を囲んで、マイムマイムを踊ったりゲームで盛り上がったりと、一気ににぎやかになりました。ゲームは、「猛獣狩り」と「じゃんけん列車」を行いました。こういうゲームでも楽しく盛り上がることができるのは、さすが旭町小の子ども達です。そして、最後にソーランをみんなで踊ってキャンプファイヤーの夜を締めくくりました。 9時の消灯を目指して、就寝準備が進められていきました。8時半からは、ロビーで班長会議がありました。どの班長からも、今日の反省がたくさん挙げられていました。楽しさのあまり、集合に時間がかかったり、話の聞き方がよくなかったりしたことが反省点となりました。 9時に消灯となりましたが、みんなしっかり休めるでしょうか…。 6年生 軽井沢移動教室1日目 その5部屋に戻り、すぐにお風呂の時間になりました。今回の軽井沢は、大泉小学校と2校連合になりましたが、お風呂はそれぞれの階にあるので重なることはありません。一方、部屋の中では早々と布団が敷かれ、トランプやウノを楽しんでいる班も見られました。 夕食の時間になり、食堂に2校の子ども達が集まりました。お互いの学校紹介の後、いただきますをしました。みんなお腹がすいていたようで、何度もお代わりをする子が見られました。 バス酔いや大きなけがもなく、みんなとても元気です。 6年生 軽井沢移動教室1日目 その4クマがアリの巣を掘った跡や、リスが松ぼっくりを食べて残った「エビフライ」など、子ども達にとってとても興味深い話を聞くことができました。この森の中には、クマやリスの他にも、ニホンカモシカやウサギ、サル、イノシシなど、たくさんの動物がいるそうです。 林業体験では、のこぎりを使って丸太を輪切りにし、コースターを作りました。太い丸太を切るのはとても大変で、途中何度も手を休めながら、やっとの思いで切っていました。その他にも、写真たてなど、のこぎりを使って自由に工作を楽しみました。 6年生 軽井沢移動教室1日目 その3バスに乗って、すぐにベルデに到着しました。目の前に大きな浅間山がそびえたって見えました。中庭で開校式を行い、これから3日間お世話になる宿舎の方々にしっかりあいさつをしました。 部屋に荷物を置き、すぐに午後のプログラムに向かいました。林業体験と自然観察トレッキングをベルデの森の中で行います。ヘルメットを全員がかぶり、うっそうと茂る森の奥へと歩いて行きました。 林業体験を行う場所で、最初に森林のはたらきについての話を聞きました。森をしっかり育てていくことで、山に水を貯えたり、たくさんの生き物が共生する森ができてきます。話を聞いた後、間伐材を切り倒す作業を実際に見せていただきました。17mもある木を斧とのこぎりで切り倒す様子は圧巻でした。 6年生 軽井沢移動教室1日目 その2バスを降りて、手袋やニット帽、ダウンジャケットなどを着込んで準備しました。専用の靴を借りて履き替えてから、リンクに入りました。氷のリンクのため、涼しいというよりもかなり寒い館内でした。 グループごとにインストラクターがつき、丁寧に指導していただきました。準備運動をしてから、まずは転び方の練習をしました。さらに氷の上を腹ばいで滑ってみるなど、リンクの感覚を感じ取りました。 ストーンの投げ方から、ブラシでこすってストーンを滑りやすくする方法まで、カーリングの基礎を次々と習いました。最後に、2チームずつに分かれてゲームを行いました。相手のストーンをはじき返して逆転するたびに、子供たちの歓声が響きました。 6月17日の給食鮭のごまつけ焼き ひじきと枝豆の炒り煮 キャベツの油揚げのみそ汁 牛乳 一口メモ 皆さん「ひじき」は好きですか?ひじきは鉄分、カルシウムが豊富なので成長期の皆さんにはしっかり摂ってもらいたい食材のひとつです。給食でも煮物やサラダ、ハンバーグに混ぜたり、混ぜご飯の具材にしたりと、よく登場する食材です。 今日はひじきを枝豆、油揚げ、人参などと一緒に砂糖、醤油で味を付けた「ひじきと枝豆の炒り煮」を作りました。ご飯によく合うおかずです。 給食で使用するひじきは乾燥したものですが、水で戻すと6〜7倍にも増えます。おいしく仕上げるコツは次のふたつです。 (1)ひじきを水でしっかりと戻すこと。 (2)水で戻したひじきに熱湯をかけるか、さっとゆでること。 おいしく食べてもらうために、しっかりと下ごしらえしてから使っています。 6年生 軽井沢移動教室1日目 その1班ごとに整列し、出発式を行いました。出発式や開校式など、ところどころで司会や児童代表の言葉がありますが、全て班長が分担して行うことになっています。他の係も含めて、3日間でそれぞれ自分の役割をしっかり果たしていけるようにしていきます。 予定通り学校を出発し、関越道に入りました。バスの中でも元気一杯の子ども達です。 6月14日(金)算数の学習において、「計算問題は得意だけど、長い文章問題は苦手」という子が多いのではないでしょうか。また、「算数はずっと得意だと思っていたけれど、学年が上がって問題文が長くなってくると、全く解けなくなってきた」という場合もあるでしょう。算数で文章問題や複雑な問題に取り組む場合は、読解力も必要になると考えられています。算数の授業ではありますが、国語の読解力が重要になってきます。 小学生でよくありがちなつまずきの一つに、「1つの言葉で判断して立式してしまう」ということがあります。「あわせて」とか「のこりは」というキーワードをもとに、たし算やひき算であるという固定概念が生まれます。しかし、その後の学年では、文章題が複雑化してきてそれが当てはまらない場合が出てきます。「お姉さんからカードを8枚もらったので、あわせて24枚になりました。最初に持っていたカードは何枚ですか?」という問題になった場合、「あわせて」だから「8+24」と立式する子が多いのです。 では、どうやって文章題の解き方を教えていったらよいのでしょうか。学校では、まず問題文を声に出して読むなど、繰り返しどういう内容であるかを把握させるために読む活動を取り入れています。そして、「分かっていること」と「聞いていること(何を求めているのか)」に分けて下線を引かせる指導もよくしています。また、学年によっては図や数直線に書き表したり、簡単な数に置き換えて考えさせたりする方法もあります。 今日で読書旬間が終わります。先週から2週間にわたり、読書活動に力を入れてきました。各ご家庭でも、本にじっくり親しむ時間をとっていただけたことと思います。 今日の2,3校時は、3年生の各クラスに、光が丘図書館の方からブックトークを行っていただきました。また、同じ頃、2年生の町たんけんpart2があり、光が丘図書館まで出かけてきました。図書館の1階と2階を案内していただきました。たくさんの本があることや、昼間も多くの大人の人たちが利用している様子を見学することができました。 1年2組では、読書旬間を振り返り、図書カードに「おすすめの本」の絵を描いていました。この2週間で、光が丘図書館からの団体貸し出しもあり、いろいろな本を読んだ子が多かったようです。 1年生の子ども達が、どんな「おすすめの本」を選んだのかと教室を回ってみると、私も昔読んだことのある絵本(自分の子どもに読み聞かせした絵本)がいくつかありました。その中の一冊に、「こんとあき」(林 明子 作)がありました。「あき」は、女の子の名前です。そして、「こん」はぬいぐるみの名前で、遠く離れたおばあちゃんに頼まれて、あきのお守り役としてやってきました。成長したあきは、こんの修繕のためにおばあちゃんの住む町まで旅に出ます。ところどころでハラハラする出来事が・・・。とても幸せな気持ちになれる、すてきな絵本です。そして、絵がまたすばらしく、印象的です。 読書旬間は終わりですが、これからもたくさんの本との出会いを楽しめるといいなと思います。(写真中) 4年1組の子ども達が、ゴーヤ(ツルレイシ)の苗を花壇に植え付けていました。体育館脇の一番日当たりのよい花壇です。 牛乳パックに穴を開けて作った「手作りポット」に種まきをしたのは、1か月ほど前のことでした。気温が高くなってきて、ぐんぐん成長し、黄色い花が咲き始めた苗もあります。花壇には、すでに主事さんたちがネットを張ってくださっていました。緑のカーテン用に、昔購入したネットです。「早く植え替えなくては…」と思っていながら、ちょっと(というか、だいぶ)遅れてしまったようです。 牛乳パックのポットから苗を抜き取るのに苦労していました。根がびっしりと張ってしまっていました。花壇に植え付けたので、苗も安心して根を伸ばすことができるでしょう。きっと夏休みの終わり頃には、たくさんのゴーヤがネットにぶら下がる様子を見ることができるはずです。(写真下) 調理実習(6年生)赤の食品・黄色の食品・緑の食品のバランスがよくなることや、時間のない朝に調理できること、腹持ちがよいことなどを意識して献立を考えました。 包丁の安全な使い方や食材を入れる順番など、5年生で学習したことを生かして調理実習をすることができました。 3年:テーマ「ひらめき」 ブックトーク「ねえ、どれがいい?」という絵本では、たくさんの「どれがいい?」という問いかけに、友達と意見が同じだったりちがったりすることを楽しむことができました。どの問いかけも、これまで考えたことのないようなおもしろいものばかりでした。 ブックトークでは、お話を最後まで紹介せず、「この先どうなるのか、みなさんも読んでみてくださいね。」と本との素敵な出会いが用意されています。今日、紹介していただいた本は、今後、教室の本だなに並べて子供たちが自由に手にとれるようにします。 さて、再びお話の世界に入るために、どの本を手にとるか・・・もう、決めている子もいるようでした。 町たんけん(2年生)1回目は、小学校の北側方面を巡りました。駐在所、幼稚園、保育園、周辺の店などに行き、職員の方々に挨拶をしたり、「ここに通っていました。」「この店に来たことある。」と様々な声をあげたりしていました。 2回目は、光が丘公園方面を歩きました。光が丘図書館では、図書館の方のご厚意で、館内を一周見学させていただきました。たくさんの本に驚きながら、マナーを守って静かに歩いていました。 暑い中の町たんけんでしたが、多くの発見ができた2日間になりました。 6月14日の給食鶏肉とコーンの揚げ煮 わかめの味噌汁 牛乳 一口メモ 鶏肉とコーンの揚げ煮は、学校給食では定番のメニューの一つです。以前からあるメニューなので、各ご家庭のみなさんも食べたことがあるかもしれません。 作り方は、しょう油や砂糖などで味をつけただし汁の中に、から揚げにした鶏肉と揚げたじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、そしてたっぷりのコーンを入れて煮ます。 鶏肉やじゃがいも、コーンは、子ども達が大好きな食材の組み合わせなので、おいしいこと間違いなしです。ご飯にもよく合う味付けになっています。 あいさつ運動(5年生)すでに2日間が終了しました。先週まで代表委員があいさつ運動を活発に行っていたこともあり、全校のあいさつがとてもよくなってきています。ですが、5年生の子どもたちとしては、いざやってみると恥ずかしさや難しさもあるようで、苦戦している姿も見られます。高学年として全校のあいさつを引っ張っていけるように、残りの3日間も見守っていこうと思います。 ぜひご家庭でも、担当日や感想等を聞いてみてください。 たてわり班遊び体育館で遊ぶ班が2つ、視聴覚室で遊ぶ班が1つ、残りの班は全部校庭で遊びました。ドッジボール、田んぼの田、ドロケイ、かわり鬼、ボール2こ鬼ごっこ、王様ドッジボールなど、遊びの内容も様々です。 中休みという短い時間の中ですが、6年生が事前に計画を立て、当日も小さい子に気を遣いながら上手に指示を出して盛り上げていました。 今年度のたてわり班遊びは始まったばかりなので、まだまだ慣れていないところもあるのですが、学年を越えていろいろな友達と仲良く遊ぶことができる貴重な時間です。次回は7月1日(月)を予定しています。 社会科「商店の仕事」スパーマーケット見学(3年生)見学のめあては、「お店のくふうを見つけること」です。お店に着いて、さっそく、入り口にチラシが掲示されていること、点字ブロックが歩道からお店の入り口まで設置されていること、リサイクルボックスがあることなどに気が付きました。お店の外にもたくさんの工夫があると分かりました。 お店の中に入ると、この季節の旬の果物がずらりと並べられていました。店長さんのお話を聞きながら、ぐるっと一周見学をさせていただきました。たくさんのお惣菜をできたてでお客さんに提供できるようにしていることや、たくさんの商品を並べやすいように棚が引き出しのように動くことなど、普段何気なく見ているスーパーマーケットの景色の中にお店の人の努力や工夫が詰まっていると学習できました。 今後は、深めた学びを新聞形式でまとめることに挑戦します! 体育朝会体育朝会では、2つのことを確認しました。まず、1つ目は整列の仕方です。「休め、気をつけ、前へならえ、なおれ」…基本的な動作のポイントを確認しました。 2つ目は、水泳の笛の合図です。「笛の音が1回で先生の話を聞く」「2回でバディー」「3回でプールから上がる」という笛の合図を3種類確認しました。 整列の仕方やバディーの仕方など、1年生も上手に行うことができました。確認したことをこれからの体育の授業に生かしていきます。 6月13日(木)今朝、その箱の様子を見に行くと、たくさんの子ども達が集まり、繭がたくさんできていることを教えてくれました。仕切りをつけた箱には、行儀よく1匹ずつ入って繭を作っていました。きれいなできたての繭が並んでいました。さながらカイコたちのマンションのようです。中には、ちょうど今、繭を作り始めているカイコもいて、まだ繭の中に幼虫の姿がうっすらと見えるものもあります。(写真上) 一昔前までは、日本人にとってカイコや桑畑は身近な存在でした。田舎に行くと、たくさんの養蚕農家を見ることができました。しかし、現在では養蚕農家の減少とともに、桑畑もほとんど見られなくなってきました。そして、それと同時にカイコを見る機会が減り、なじみのない生き物になりつつあります。それだけに、3年生にとってカイコを飼育するということは、貴重な機会であると言えます。 カイコは、5千年以上も昔の中国で「クワコ」という野生の虫を飼い慣らし、その後もずっと品種改良を重ねて飼育してきた生き物です。そのため、野外には生息していません。また、成虫は羽があっても退化していて飛べません。カイコは、人が世話をしないと生きていくことができない生き物と言えます。 子ども達は、一人ずつ箱の中で自分の幼虫も育てています。繭を作り始めたカイコもいますが、まだ体が小さな幼虫も見られます。毎日、新鮮な桑の葉をどんどん与える必要があります。旭町小には、何か所かに桑の木があり、登校した3年生が真っ先に桑の葉を摘みに行っています。 1年生は、算数の時間に「のこりはいくつ ちがいはいくつ」という学習をしています。10より小さい数の引き算の学習です。どういう時に引き算を使うのか、そして引き算の式の表し方、さらには計算で答えを求める力を伸ばしていく学習です。 一つ前の単元「あわせていくつ ふえるといくつ」では、2種類のたし算について学習しました。2つを合体させる「合併」と、量が増える「増加」の場合のたし算でした。今回は、「求残」や「求補」、「求差」という3つのひき算の場合が出てきます。算数ブロックを操作しながら、どういう時にひき算を使うのか、しっかり考えさせていきます。 今日、1組で学習していたのは、子ども達が最も分かりやすい「求残」のひき算でした。初めの数量の大きさから、取り去ったり、減少したりしたときの残りの大きさを求める場合を「求残」と言います。今日学習していた教科書のページでは、絵を見てブロックを動かしたり、ひき算の式に表すようになっています。水槽に入っている5匹の金魚から、2匹を網ですくい取っている絵。4台停まっている駐車場から車が3台出て行った絵。葉っぱにテントウムシが5匹いて、1匹飛んでいった絵。・・・つまり、「こういう場合にひき算を使うよ」というイメージをもたせることを最初に学ばせています。(写真中) 練馬区では、5月を「性暴力等防止月間」と位置付け、子ども達が安心して学校生活が送れるように取り組んでいます。教員に対する研修はもちろんですが、子ども達への「生命(いのち)の安全教育」についても各クラスで指導することになっています。 5年1組では、指導資料を用いて授業を行っていました。高学年では、次の4つのことを指導しています。「自分だけの大切なところ」「自分と他の人を守るためのルール」「自分と他の人の距離感が守れない時の対処法」「SNSを使う時に気をつけること」の4つです。水着で隠れる部分は、人に見せたり見られたりしてはいけないところです。着替えをのぞいたり、ふざけて人のズボンを下ろすようなことは重大な罪であることを指導しています。また、「距離感」には、体の距離感と心の距離感があります。自分の考え方や気持ちを大切にし、相手に無理に引き込まれることがないようにしなければなりません。 高学年の資料には、SNSを使用する時の注意についても書かれていて、きちんと指導することになっています。SNSで同い年の人と思って親しくなり、待ち合わせ場所に行ったら全く違う人がいて、車に連れ込まれそうになった…。という事案が出てきます。(写真下) 数年前までは、中・高生の被害が聞かれることがよくありました。しかし、最近は小学生にも多い事案です。携帯を持つことから、SNSを通じて見知らぬ人とつながり、簡単に騙されてしまうのは小学生に多いそうです。また、ゲーム機の通信機能から犯罪に巻き込まれる場合もあります。常に大人の目が必要です。家庭でのことですから、当然、保護者が子どものSNSの使用状況に目を向けていなければなりません。 |
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