6月4日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最初に、裁縫道具に入ってる用具の名前や、使い方の説明を聞きました。いろいろな用具の中でも、特に針に関しては、私が担任をしていた頃のものとずいぶん変わっていたので驚きました。縫い針が何本も並んでいたからです。昔の裁縫道具には、針の長ささの違い(長針と短針)しかありませんでした。今は、長針と中針、短針の他に、「よく針くん」と「らく針ちゃん」という針が入っています。 「よく針くん」は、糸を通す穴がとても大きく作られている針です。普通の縫い針の穴よりも4倍も大きな穴が開いていて、これなら私でもメガネをかけずに楽々と糸通しができそうです。 一方の「らく針ちゃん」は、別名「マジック針」とも呼ばれているようで、こちらも糸通しが楽な針です。針の上の溝に糸を置いてから、下に引っ張ると糸が入る仕組みになっています。昔はあんなに糸をなめなめしながら針穴をねらって糸を通していたのに…今はこんなに便利になったんだと思いました。 続けて今日、2組で行っていたのは、「玉結び」でした。手縫いの最初の難関の糸通しは楽になりましたが、玉結びと玉どめの苦労はまだ残っています。先生がお手本として電子黒板に映しながら、玉結びの方法を指導していました。続けて子ども達も挑戦してみました。人差し指と親指とをこすり合わせて玉を作るのですが、なかなか思うようにいきません。先生が一人一人を見て回り、できるようになった子が友達に教え…とやっていくうちに、玉結びのやり方が少しずつ分かってきたようです。(写真上) 今日から「新体力テスト」の特別時程が始まりました。月曜日までの4日間を使い、校庭と体育館を全て体力テストの種目場所として割り振っています。さらに今日と明日の2日間は、専科の先生方が低学年の補助に入るようにしています。 体育館では、立ち幅跳びや反復横跳び、上体起こしなどが行われていました。さらにあさってからは、シャトルランも実施していきます。一方、校庭ではソフトボール投げが行われていました。2回投げて、遠くまで飛んだ距離を記録します。さらに、中心角30度の範囲内に投げないと記録になりません。ソフトボールは、1号ボールを使っています。高学年の子どもでもしっかり握るのに苦労するくらいなので、低学年にはとても大きく感じることでしょう。どのクラスも、今までの体育の時間に少し練習してきました。今の子ども達は、ソフトボール投げの記録が低い傾向にあります。「投げる」という経験が不足しているようです。多くの公園では、硬いボールの使用が禁止になっています。なかなかキャッチボールをする場所がないということが関係しているのかもしれません。(写真中) 3,4校時に、6年2組が家庭科の調理実習を行っていました。朝食の栄養バランスのとれたおかずとして、炒める料理について学習してきました。そこで今回は、「いろどり炒め」の調理実習を行うことになりました。先週は、どんな具材の野菜炒めにするのか、班で話し合っていました。決まった材料を分担して持ち寄り、調理実習が始まりました。(写真下) 食材には、ハムやベーコンに野菜を組み合わせて考えていた班が多かったようです。野菜には、玉ねぎやピーマン、にんじん、小松菜、えのきなど、きちんと彩りのことを考えて計画が立てられていました。 6年生になって初めての調理実習でしたが、とても手際よく準備をしていて感心しました。ただ、子ども達の姿を見ていると、あまり経験がないのかなと思う部分も多々見られました。家庭では、子どもに包丁を持たせたくないと考えるのは分かりますが、大人の下で使い方を教えてあげることも大切です。成人するまでに、包丁をきちんと使えるようにさせてあげる必要があると私は思います。そういう私は、中学生の頃にりんごの皮むきを教えてもらったので、大学生で一人暮らしをした時に役に立ちました。また、高学年の頃には母親が仕事に出るようになったので、土曜日のお昼は兄弟で作るように言われていました。具材は切ってあり、炒めるだけになっていました。メニューはチャーハンか焼きそばでしたが、自分たちで調理したお昼は格別な味わいでした。今となっては、そのように育ててくれた両親に感謝しかありません。 新体力テスト![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 早速、記録に一喜一憂したり、友達の記録に驚いたりする姿が見られています。反復横跳びや立ち幅跳びでは、昨年の記録を大きく更新できた児童もいたようで、自分の成長を喜んでいました。 体力テストは、自分の今の体力を知ることができるよい機会です。記録して終わりではなく、今後の運動習慣につなげていけるように支援していきます。 6月4日の給食![]() ![]() ねり丸キャベツのポトフ キャベーキ 牛乳 一口メモ 今日は、練馬区内で生産されたキャベツをたっぷり使った一斉給食の献立です。 練馬区は、東京都23区内で一番畑が多い区です。旭町小学校と豊渓中学校の2校分の給食で、50kgのキャベツが無償で届きました。そのうちの40kgはポトフに、10kgはキャベーキに使っています。 その土地でとれた食べ物を地域の中で消費することを「地産地消」と言います。遠くまで運ぶことがないため鮮度が保たれ、さらに運ぶためのガソリンが少なくて済むので、環境にも優しい取り組みと言えます。 4年 下水道局出前授業![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 出前授業は、お姉さんとしょうたくん(小学4年生)と一緒に、実験をしたりクイズに答えたりしながら100ポイントを集めて下水道マイスターになることを目指しました。 わたしたちが使った後の汚れた水は、下水道管を通って水再生センターにたどり着きます。水再生センターでは、水の汚れを沈殿させ、微生物によって汚れを除去し、なるべく自然の力できれいにした水を川や海に流していると学びました。瓶に入った本物の下水やオイルボール(下水道に流れてしまった油がかたまったもの)も見ることができました。下水道に油を流すと、油が固まって下水道の流れを悪くしてしまう問題があることやオイルボールを燃やして処理すると有毒ガスが出ることを知りました。 また、沈殿実験、トイレットペーパー実験、雨水ます実験を行って、体験的に学ぶことができました。みんな意欲的にクイズに答え、着実にポイントを獲得し、見事に下水道マイスターになることができました。 授業後、子ども達は環境によい行いをしたいという気持ちが高まっていました。学んだことを家庭でもたくさんお話しし、これからもたくさんの人に伝えてほしいです。今後、それぞれが課題を設定し、さらに調べ学習を行う探究活動にすすみます。 6月3日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まず1年生には、一人一人にアカウントとパスワードが印刷された紙を配り、連絡帳に貼るようにさせました。続いてタブレット等を渡す際には、機器につけられている番号が割り振られているため、それを一つずつ確認しながら手渡ししていきました。子ども達は、新しく手にするタブレットにワクワクしながらも、慎重に抱きかかえながら教室に運んでいました。 タブレットを先生から受け取ると、思わず「重〜い!」という声が・・・その通りです。練馬区が5年前に選んだ機種は、小学校低学年の子ども達にはかなり重く感じられることでしょう。そのためもあり、途中から「置き勉」が認められるようになったり、タブレットを使う曜日を決めて毎日の持ち帰りをなくしたりすることになりました。 2組の教室では、ドングルとコードを接続し、試しに電源を入れてみました。連絡帳に貼った用紙を見ながら自分のアカウントを入力させるところまでやってみました。キーボードをタッチして入力できると、目を輝かせて喜んでいました。その後は時間がなく、ランドセルにしまって持ち帰りとなったようです。(写真上) 先週配布した1年生の学年だよりに、家庭で行う内容が書いてあります。アカウントとパスワードの入力練習をよろしくお願いします。今年度の1年生から、パスワードは個々にランダムなものが割り振られています。そのため、慣れてくるまでは変更せずに使用することができます。 1年生に貸与したタブレットは、昨年度の6年生が4年間使用してきたものです。十分に点検して管理してきましたが、何台か本日お渡しできなかったものがあったようです。すぐに区に連絡して、代わりの機種を取り寄せているところです。練馬区の全小中学校で使用しているタブレットは、今年度末には新しい機種に切り替える予定です。あと10か月ほど使うことになりますので、2年生以上の学年も引き続き大切に扱うようにお願いします。 6年生は、算数の時間に「分数でわる計算を考えよう(分数のわり算)」の学習をしています。分数のたし算、ひき算、かけ算、わり算の中で、最後に学習するのが「分数÷分数」の計算です。ちなみに5年生は、現在「小数÷小数」の筆算を学習しています。1年生のたし算から始まり、分数や小数の計算を様々な学年で学習してきた6年生にとって、最後の四則計算となるのが今回の単元です。 「分数÷分数」は、わる方の分数を逆数にしてかけ算すればよい…と教えてしまえば、計算練習たけで済みます。しかし、小学校ではそういう教え方はしません。算数の基本は、「今まで習った計算方法を使って答えを求め、そこから新たな計算の仕方を見つける」というところにあります。「分数÷整数」は既習事項なので、課題となっている式に整数や分数をかけたりしながら、式の変換を考えていくところがポイントになります。 6年生の各コースでは、子ども達から様々な考え方が出てきました。どの解き方も、子どもなりによく考えて求めていることが伝わってきました。きっと、前に出て発表している子は、算数の本当の面白さを感じることができたのだろうなと思います。(写真中) 理科室を使って、4年生の各クラスに下水道局の出前授業がありました。1,2校時に1組、3,4校時に2組の授業がありました。現在4年生は、社会科で「わたしたちのくらしと水」の学習を行っています。水道水がつくられていく様子を学んでいますが、それと同時に下水道がどのように浄化されていくのかも重要な学習です。 出前授業では、お兄さんとお姉さんの掛け合いとともに、実験を通じて楽しく学ぶことができました。トイレットペーパーとティッシュペーパーをビーカーの水に入れてかき混ぜる実験では、トイレットペーパーが水の中で細かくなっていく様子がよく分かりました。一方のティッシュペーパーは、水に分解されないということが分かりました。 以前、4年生の社会科見学で、「東京都虹の下水道館」に行ったことがあります。お台場の有明地区にある東京都下水道局の施設です。常設展示室だけでも十分に楽しめますが、水再生センターの見学もさせてもらうと勉強になります。建物の地下に広大な下水処理施設があり、大量の下水をきれいにして川に流している様子を見ることができます。 今日の出前授業でも、下水をきれいにしている仕組みを映像で紹介していました。水道水をつくる浄水場も下水処理場も、水をきれいにするという点では共通しています。しかし、水道水は薬を使うのに対して、下水をきれいにするために薬品は使いません。使っているのは「微生物」です。中でも有名なのが「クマムシ」と呼ばれる小さな生き物です。下水処理場では、1mlの中に数億匹ものクマムシがいて、汚水の浄化をしているそうです。(写真下) 6月3日の給食![]() ![]() イカの生姜焼き 豚汁 牛乳 一口メモ イカは脂肪分が少なく、タンパク質が多い食品です。疲れた体を回復させるのに役立つ「タウリン」という栄養素が多く含まれています。今日は、生姜醤油に漬け込んで、オーブンで焼きました。 明日から10日まで、歯と口の健康週間になっています。給食では、よく噛んで食べられるように、日頃から様々な食材で料理を作っています。今日のイカも、噛み応えのある食材です。「よく噛むこと」を意識して食べるように指導しています。 6月2日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回の「わけを はなそう」では、理由を伝える言葉を使った「話型」について学んでいきます。教科書には、理由を伝えるための言葉として、「どうしてかというと」と「なぜかというと」の2つが紹介されています。さらに「それは、〜だからです。」という言葉で続ける話型として示しています。「どの動物が見たいですか。」「くじゃくが見たいです。どうしてかというと、羽がきれいだからです。」というのが教科書の例文です。 教科書のもう1ページには、動物園の地図があり、いろいろな動物が描かれています。それを見ながら、隣りの子とペアになり、会話の練習をしていました。見てみたい動物を答えるとともに、その理由を「どうしてかというと・・・」をつけて答えていきます。(写真上) 1年生は、すでに毎日の生活の中で日直を決めて、その役割を担わせています。朝の会や帰りの会の司会をしたり、毎時間の授業開始と終わりの号令をかけたりします。それらの司会や号令は、全て話型で示してあげています。つまり、「次は先生からのお話です。」とか、「これから〇時間目の授業を始めます。」というように、決まったセリフとして言わせていくのです。低学年の段階では、まずは話型を定着させることが重要です。その後、子どもの発達とともに、自分で言葉を考えて言えるようになっていきます。 4年生は、算数の時間に「角の大きさの表し方を調べよう」という学習をしています。今日は、分度器を使った角度の測り方について学んでいました。2年生でものさし、3年生でコンパス、4年生で分度器というように、算数で使う様々な道具の正しい使い方は、各学年できちんと指導することになっています。 分度器は、使い慣れるまでに時間がかかるため、繰り返し指導が必要です。分度器の難しさは、その目盛りの合わせ方と読み方にあります。角の頂点を分度器の中心に合わせるとともに、角度の一方の直線を0度に重なるように合わせなければなりません。さらに、それがいつも同じ向きに角度があるとは限らず、様々な方向に分度器を動かして使えなければなりません。 今日の授業でポイントになったのが、目盛りの読み方でした。分度器は、目盛りの数字が左右どちらからもついています。0度から180度まで、黒で書かれた目盛りと赤で書かれた目盛りがあり、そのどちらの数字を見たらよいかに最初は苦労します。さらに分度器によっては、その2つの目盛りが色分けされていないものもあります。(写真中) 5校時に、5年生が田植えをしていました。旭町小では、家庭科室前の花壇の一つを毎年「田んぼ」として利用しています。畳2枚分もないスペースですが、5年生の総合の学習ではとても大切な田んぼです。全員にバケツを渡して種もみを植え付けた「バケツ稲」にも挑戦していますが、苗を植え付ける田んぼでの栽培が稲作にとってはベストです。 苗は、毎年川越の農家からいただいています。先生が子ども達に取り分け、全員が泥だらけになって田植え体験を行いました。最近のネットニュースでは、小学生に田植え体験をさせる学習への賛否両論が掲載されていました。食や日本の農業を教える貴重な経験であるという賛成派に対して、どんな反対派の意見が載っていたと思いますか? それは、「手植えを体験させて、『大変』だというネガティブ思考を子どもに植えつけるのはやめてほしい」という意見でした。子ども達が泥だらけになって田植えをすることで、農業は大変だという感情をもつのではないか…という心配と、「今はほとんどの農家が田植え機を使っているのに、手で植えることを教える必要はない。」という考えのようでした。 しかし、5年生にとては、とても大切な学びになっているのは確かなことです。今から結果を言うのもなんですが、今日植えた苗からたくさん米がとれるというわけではないのです。そううまくいかない稲作を体験することが大切であり、いかに農家の人たちの努力と工夫がすばらしいかを知るきっかけになります。まさに今、米問題がクローズアップされているさなかです。実際に育ててみて、子どもなりに多くのことを実感するはずです。(写真下) 田植え(5年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() はだしで田んぼに入ると、「気持ちいい!」「あたたかい!」の声。土の感触を楽しみました。一つ一つ真剣に苗を植え、苗をまっすぐに植えられたときは、満足げな様子でした。 これから、稲を大きく立派に育てていきます。また、育っていく様子も観察していきます。 6月2日の給食![]() ![]() 高野豆腐入り五目卵焼き 磯和え キャベツの味噌汁 牛乳 一口メモ 6月になりました。今月の給食目標は、「清潔に気をつけて食事をしよう」です。 もうすぐ梅雨の時期になります。気温や湿度が高くなると、雑菌が増えやすくなります。給食では、ほとんどの食材をゆでたり焼いたりして、加熱して殺菌するようにしています。温かい料理は温かいまま教室まで運べるように、給食を作る時間を調節しています。また、和え物やサラダは、すぐに冷やして雑菌が増えないようにしています。 給食の前には、しっかり手を洗うことが重要です。手についた雑菌をきちんと落として、きれいなハンカチで拭きとり、清潔な手で給食を食べるように指導していきます。 6月2日(月) その1![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・・・6月に入りました。先週、ふれあい月間のお話をしました。明るい学校をつくっていくために、あいさつ運動を行います。明日から4日間は、代表委員会のみなさんが中心になってあいさつ運動を行います。また、今月は5年生もあいさつ運動を行うことになっています。気持ちのよいあいさつがこれからも続くように、全校でがんばっていきましょう。 ところで、今日から読書旬間が始まります。読書をすることの良さは、「本からいろいろな言葉や知識を得ることができること」、そして「本の中の世界に入り込み、登場人物と一緒にワクワクドキドキする体験が味わえること」です。読書の楽しさは、「この本を読んで良かった」という思いをした人にしか味わえないものがあります。 今日は、読書旬間に合わせて、絵本の読み聞かせをします。「ぼくは なきました」という絵本です。 (体育館のスクリーンに絵を映しながら読み聞かせをする。) この絵本の作者は、 くすのき しげのり さんです。校長先生は、この作者が書いた絵本が大好きです。今日紹介した絵本の他に、「ダンゴムシがやってきた」と「みずいろのマフラー」という絵本も借りてきました。しばらく2階の掲示板のところに置いておくので、ぜひ手に取って読んでみてください。・・・(写真上) 続いて、代表委員会の児童がステージに上がりました。明日から行う「あいさつ運動」についての連絡をしました。(写真中) 最後に、表彰を行いました。先月行われた「わんぱく相撲 練馬大会」で、3位に入賞した児童への表彰です。小さい頃から相撲を習っているそうで、来年も出場して2位以上をめざしたいと目標を話していました。(写真下) |
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