6月9日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1年生の各クラスで、さなぎから出てきたばかりのアゲハチョウを子ども達に見せてた後、外に逃がしてあげました。よかったよかったと思ったその後…続けて2匹のアゲハチョウが羽化しました。なんとなくさなぎの表面に羽の模様が見えるなと思っていましたが、まさかこんな昼間にも羽化するとは思ってもいませんでした。 さらにアゲハチョウの羽化は、3年2組の教室でも起きていました。1か月前、中庭のキンカンの木にいた小さな幼虫を捕まえてから、大切にお世話をしてきました。黒い鳥のフンのような幼虫が脱皮して緑色の姿になり、日に日に本物のフンが大きくなっていきました。さなぎになって10日以上経ったでしょうか、今朝教室に来たらきれいな羽を伸ばしていたのです。 1匹は今朝羽化したばかりのようで、まだ羽を乾かしてじっとしていました。もう1匹は土日のうちにチョウになったのかもしれません。すでに飼育ケースから出たがっているように羽をバタつかせていました。幼虫からさなぎ、成虫へという昆虫ならではの生態を直に見ることができるのは、生きものを飼った人にしか味わえない幸せな瞬間です。子ども達にその喜びを経験させてあげられてよかったなと思います。(写真上) 1年生は、図工の時間に「あじさい きれいだね」という作品に取り組んでいます。アジサイの花びらは、折り紙を折って作ります。今日は、2組でその折り方の指導をしていました。先生のお手本を見て「簡単だ」と思っていた子も、いざ自分で折ってみると難しく感じた子がいたようです。いつもの大きさの折り紙ではなく、1/4サイズの折り紙だったため、折りにくいということもあったのでしょう。先生が教室を回りながら、一人一人の折り方をていねいに見てあげていました。 アジサイの折り方は、まず正方形の折り紙を対角線で折って三角に、さらにそれを半分に折って小さな三角にします。次に、折ったところを立ち上げて、袋状の部分に指を入れて四角くつぶすように折ります。(鶴を折る最初の部分と同じ)子ども達は、まずここが難しかったようです。折り紙でよく出てくる折り方なので、今まであまり経験してこなかった子だったのかもしれません。(写真中) 子どもの頃に折り紙に慣れ親しむことは、手先の器用さや集中力を身につけることにつながります。さらに、図形の理解が進むと同時に、思考力や想像力、さらには空間認知能力を伸ばすことにもつながります。日本の伝承遊びの折り紙は、子どもにとって大切な学びの宝庫と言えるでしょう。 先週の水曜日から新体力テストを行ってきました。今日は、体育館で高学年のシャトルランの測定がありました。全校朝会でも話した通り、全8種目ある体力テストのうちの一種目で、持久力を計測するテストです。20mの距離を一定の合図音に合わせて往復することを繰り返します。高学年は、2人一組で計測させています。 毎年、スタートは張り切って取り組んでいたものの、何往復かであっという間に終わってしまう(あきらめてしまう?)子が見られます。新体力テストの分析をすると、この持久力が課題になっている子が多いものです。 全国平均は、5年生男子が50.4回、女子が40.2回です。6年生は、男子が59.5回、女子が44.4回となっています。この平均値を大きく上回った子がいました。6年生では90回を超えた子がいました。さらにそれを上回ったのは、5年生の「103回」でした。また、先週は他の学年が行っていて、2年生で「50回」という記録を出した子がいました。学校では、体育の時間だけで持久力を高めるのはとても難しいことです。休み時間は、積極的に外遊びをするように声をかけています。ぜひ、学校外の時間帯(放課後や休みの日など)の運動量を各家庭でも考えてみてください。(写真下) ブックトーク 3年生![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回のブックトークでは、「包む」に関連して、肉を皮で包んだ肉まんや、綺麗に梱包されたプレゼントのお話を読み聞かせしていただきました。また、豆を藁で包んで作られていた納豆や、葉っぱに包まれて育つオトシブミという昆虫の図鑑を紹介していただきました。その他にも、テーマに合わせて子ども達の興味をそそる楽しい本を紹介していただきました。 ブックトークが終わった後、早速たくさんの児童が、本を手に取って見ていました。子ども達がいろいろな本に触れ合う機会となるように、読書旬間の指導を続けていきます。 6月9日の給食![]() ![]() スペイン風オムレツ ベーコンと野菜のスープ 牛乳 一口メモ スペイン風オムレツは、包まずにオーブンで焼くのが特徴の卵料理です。 ふんわりと焼けた卵の中には、鶏肉やひよこ豆、色とりどりの野菜とじゃがいもが入っています。 卵は、完全栄養食品とも言われる食材の一つです。ビタミンCと食物繊維以外の栄養素がバランスよく含まれています。具の野菜やじゃがいもでビタミンCが摂れ、野菜や豆で食物繊維を摂ることができます。いろいろな食材をバランスよく食べることで、様々な栄養素を摂ることができます。 6月9日(月) その1![]() ![]() ![]() ![]() ・・・先週の水曜日から、新体力テストが一斉に行われました。校庭や体育館を全ての学年・クラスで割り振り、いろいろな種目に挑戦して記録の測定をしました。新体力テストは、みなさんが健康で毎日元気に生活したり、走る、跳ぶ、投げるなどの体を力強く動かす能力を調べたりするために行われています。全部で8種目あり、まだ全部終わっていない学年は、今日も行う予定です。 新体力テストの8種目を簡単に紹介します。まず、「握力」です。握力というのは、物を握る時の力のことで、腕の筋力を測定するテストです。握力計を使用して、立った状態で左右2回ずつ測定します。 「上体起こし」は、筋持久力と言って、筋肉が力を出したり筋肉が力を出し続けたりする能力を測るための種目です。30秒間に何回腹筋運動ができるかを計測します。 「長座体前屈」は、体を曲げたり伸ばしたりする柔軟性を測定するテストです。背中を壁につけた状態で両足を伸ばして座り、体を曲げて手が前に進んだ距離を計測します。 「反復横とび」は、体をすばやく動かす能力である敏しょう性を測定するテストです。1mごとに引かれた3本の線を20秒間で何回またげるかを計測します。 「20mシャトルラン」は、全身で運動を続ける全身持久力を測る種目です。電子音の鳴るタイミングに合わせて、20m幅に引かれた2本のラインを行ったり来たりします。音の鳴る間隔が1分ごとに短くなっていきます。 「50m走」は、走る力を測るための種目です。50mの直線を全力疾走してタイムを計測します。 「立ち幅跳び」は、ジャンプ力を測る種目です。両足を揃えて踏み切って跳び、着地点を計測します。 「ソフトボール投げ」は、投げる力を測る種目です。直径2mの円の中から、前方30度の範囲内にソフトボールを投げて、飛んだ距離を計測します。 このように、新体力テストは8種目あって、体のいろいろな力がどれだけ身についているかを調べるために行っています。大切なのは、新体力テストの結果を人と比べるのではなく、全国平均や前の年の自分の記録と比べるようにするということです。自分の記録は、タブレットに入力するようになっています。ですから、毎年行っている自分の記録を振り返って、どれだけ記録を伸ばせたかを比べることができます。 最初に、「新体力テストは、健康で毎日元気に生活するためのもの」という話をしました。誰もが元気で健康な毎日を過ごしたいものです。新体力テストの記録を伸ばすには、日常的に運動することが何よりです。体育の時間はもちろんですが、休み時間に外で体を動かして遊んだり、家に帰ってからも外遊びをする時間を増やしたりすることが重要です。だから先生たちも家の人も、「天気のよい日は外で遊びなさい」と言うわけなのです。・・・ 6月6日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日は2校時に、実習の成果を確かめる研究授業を行いました。昨日も遅くまで学校に残って、授業の準備を熱心に行っていました。大学の担当の先生も来校され、校内の多くの先生方が参観する中で授業が始まりました。 算数の「長い長さをはかって表そう」という単元で、巻き尺を使っていろいろな長さを測る活動場面の授業でした。巻き尺は、教室の縦や横の長さ、さらに廊下の長さなど、今までのものさしでは測り切れない長さを知るのに便利な道具です。また、木の周りなど、丸いものの周囲の長さを測ることもできます。巻き尺の使い方を指導してから、グループごとにいろいろなところの長さを実際に測っていきました。巻き尺がたるんだり、測る位置が斜めになったりすると正しい長さになりません。 実習生は、廊下や渡り廊下にまで行ってしまったグループを追いかけながら、それぞれの子ども達に的確に指導していました。授業は、子どもとの人間関係ができていなければうまくいきません。しっかり信頼関係を築くとができた4週間の様子が感じられる授業でした。この1か月、指導教官を務めた担任の先生は、大切な我が子を見守るような眼差しで、一歩下がって授業を参観していました。(写真上) 6年生は、理科の時間に「動物のからだのはたらき」という学習をしています。体のつくりや呼吸、消化のしくみ、血液の循環のしくみなどを学ぶ単元です。今日は、理科室でだ液のはたらきについての実験をしていました。 「ご飯は、だ液によって別の物に変化するだろうか」という実験テーマで、デンプンとだ液のはたらきについて調べていました。ジッパー付きの小さいビニール袋を2つ用意し、それぞれにご飯粒を溶かした液体を入れます。片方にはだ液を、もう一方には同じ量の水を入れます。その後、約40度のお湯に5分ほど浸した後、ヨウ素液を入れてデンプン反応を確かめます。(写真中) これは、ご飯を食べた時の口の中を再現した実験です。40度のお湯に浸すのは、人の体温の状態にするためです。結果は、水を入れた方は青紫色のデンプン反応があり、だ液を入れた方は紫色が薄くなります。この結果から、だ液はデンプンを別な物に変化させる働きがあるということが分かります。小学校ではそれ以上の実験はありませんが、「ご飯のデンプンがだ液によって麦芽糖に変わった」ということは、教科書のコラムに書いてあります。ご飯をよく噛んでいると、次第に甘味が感じられるようになるのはそのためです。 1年生がアサガオの種まきをして3週間ほど経ちました。毎日せっせと水やりをしていることもあり、苗は順調に生育してきました。双葉に続いて大きな本葉が次々と出始め、そろそろツルが伸びてくる頃です。 今日は、2組の子ども達が間引きの作業をしていました。アサガオは、本葉が開いてきた頃に間引きを行います。7〜8本出てきた苗から、元気のよさそうな苗を2〜3本残して間引きをします。ちょっと可哀想な気もしますが、きちんと開花させるためには、大切な作業です。 先生から間引きの方法を聞いてから、それぞれ自分の鉢に向かいました。「どれを抜いたらいいんだろう?」と、とても悩んでいたようです。茎や葉が細く小ぶりだったり、発芽が遅い苗は引き抜いて間引きをする対象になります。ところが、子ども達がまいた種はとても優秀なものばかりで、どれも生育がよさそうでした。先生に聞きながら間引く苗が決まると、エイッとばかりに引き抜きました。確かにどれも元気そうな苗ばかりで、もったいない気がしました。(間引いた苗は多くの根が切れてしまっているので、移植には向いていません。) 鉢に残った苗は、すっきりした感じです。これで思う存分根を張り、葉を茂らせていくことでしょう。(写真下) 6月6日の給食![]() ![]() キャベツの塩昆布和え こしね汁 牛乳 一口メモ 「こしね汁」は、群馬県の郷土料理の一つです。「こ」はこんにゃく、「し」はしいたけ、「ね」はネギのことで、どれも群馬県での生産量が多いものを使っています。 こんにゃくは、こんにゃく芋という大きな芋から作られています。こんにゃく芋は、他の芋のようにそのままゆでたり焼いたりしただけでは、口の中がビリビリするほどアクが強くて食べられません。 そこで、こんにゃく芋を火にかけてすりつぶし、植物を燃やしてできた灰を水に沈めたものの上澄み液を混ぜることでアク抜きをして調理するようになりました。そうした工程を行うことで、他の食材にはないプリプリした歯ごたえのあるこんにゃくが作られるようになりました。 代表委員会「あいさつ運動」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() あいさつの大切さを伝えるポスターを作成したり、朝の登校時に門の前で明るく声をかけたりするなど、自分たちにできることを一生懸命に考えて行動しています。ポスターにはスローガンを載せ、見ている人が思わず笑顔になるようなデザインに仕上げています。 こうした活動のおかげで、学校全体に少しずつ変化が見られるようになってきました。以前よりもあいさつの声が大きくなったり、立ち止まってしっかりと目を見てあいさつを交わしたりする姿が増えてきています。 これからも、代表委員会を中心に、全校で「自分から元気にあいさつ」ができる学校づくりを目指していきます。保護者や地域のみなさまにもご協力をいただきながら、あいさつを通して心が通い合う、温かい学校を育んでいきたいと思います。 歯みがき大会 5年生![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「実は歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れが6割しか落ちないんです!」と聞いて、子ども達はびっくり! プラーク(歯垢)の顕微鏡写真も見て、思わず「うわっ!」と声を上げていました。 歯ブラシの使い方のポイントや、デンタルフロスの使い方を教えていただき、歯科模型で実際にみがく練習をしました。また、手鏡を使って、歯ぐきの健康チェックもしました。歯肉炎は、毎日の歯みがき次第で治療できることも教えていただきました。 歯みがきの大切さについて改めて考える、とても良い機会となりました。 6月5日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 教科書の44ページには、「いきもの わくわくクイズ」があり、下の方にはセミの幼虫の写真が5種類載っています。答えは数ページ後にあり、「アブラゼミやミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミ」の成虫の写真があります。セミの種類によって幼虫の姿がこんなに違う…というのは、大人でも知らないのではないかと思います。 ところで、東京では「クマゼミ」を知っている人は少ないはずです。西日本を中心に生息しているからです。大阪では、鳴いているセミの7割がクマゼミであると言われています。日本に生息しているセミの中でも最も大きな種類で、「シャシャシャ…」とかなりうるさいほどの鳴き声を出します。しかし、西日本に生息していたはずのクマゼミが、近年は関東地方でも見られるようになってきたそうです。温暖化の影響と思われます。 2組では、NHKの「しぜんとあそぼ」の動画で、セミの生態を見ていました。アブラゼミの幼虫が地面から出てきて木を登り、羽化する様子が映し出されていました。幼虫の背中から出てきた成虫は、緑ががった真っ白な姿をしています。子ども達から「おぉぉぉ〜」と言う声が聞こえてきましたが、ぜひ羽化するところを直接自分の目で見てほしいなと思いました。(写真上) セミの羽化が見られるのは、夜中から明け方にかけてです。夏の朝、4〜5時頃に光が丘公園に行ったら、きっとどこかで見られるのではないかと思います。私は小学校の3〜4年生の頃、ラジオ体操に行く途中でその瞬間を見ることができました。羽化したばかりの白い姿は、輝いて見えたような記憶があります。ラジオ体操が終わって戻ってきたら、アブラゼミの色が少しずつついてきていました。できることなら、ずっと自分の目で確かめていたかった…そんな思い出が残っています。 3年生は、社会科の時間に「練馬区の土地の使われ方」についての学習をしています。「わたしたちの練馬区」の教科書を使いながら、商店の多いところや家の多いところを調べてきました。 1組では、練馬区にある公園や、畑の多いところについて調べていました。練馬区にある大きな公園と言えば、まず思い浮かぶのは光が丘公園です。確かに練馬区の地図を見ると、区の中央北側に、緑色に塗られた一帯がありました。他には、和光樹林公園や石神井公園が緑色に塗ってありました。 一方、練馬区で畑の多いところはどんな特徴があるでしょうか? 旭町小の近くには畑がないので、「練馬区は23区で最も畑の面積が大きい」と言われても、よく分からないかもしれません。笹目通りより西側の「土支田」や「大泉」の方に行くと、畑をたくさん見ることができます。3年生は、1月に社会科見学があり、バスで区内巡りをします。練馬区の大きな道路や住宅の多いところ、さらに畑の様子などを見ることができるでしょう。(写真中) 4年生は、理科の時間に「天気と気温」という学習をしています。1日の気温の変化を調べる活動を通して、天気によって気温の変化に違いがあることを確かめていきます。 2組では、温度計を使った正しい気温の測り方について学習していました。教科書の後ろの方に「気温の測り方」というページがあり、詳細に正しい測定方法が載っています。まず、温度計に直接日光が当たらないように覆いをすることや、建物から離れた風通しのよいところで測らなければなりません。また、正式な気温は、地面から1m20〜50cmと定められています。他にも、温度計に対して目線が垂直になるようにすることなどが書いてあります。 教室で学習した後、実際に校庭に出て、気温を測ってみました。今日は朝から日差しが強く、校庭ではすでに30度近くまで気温が上がっていました。今後は、今日のような天気のよい日の1日の気温を調べるとともに、曇りや雨の日の気温変化と比較していきます。 校庭に出たので、百葉箱についても学習しました。旭町小の百葉箱は、体育倉庫の隣(飼育小屋の横)にあります。教科書には、「気温を測る条件を考えてつくられたのが百葉箱である。」と説明があります。QRコードで動画を見ることができ、その中にも百葉箱についての説明があります。正しい気温を測るために白く塗られていることや、木でできていること、さらに建物から離れた芝生の上に設置されているのが正式な百葉箱です。旭町小の百葉箱は、完全に正しい設置場所ではありませんが、小学校にあるだけ幸せです。かなり高額なので、設置していなかったり古くなって取り壊してしまったりした学校が結構あります。 先生に扉を開けてもらい、中の様子を観察していました。自記記録温度計が置いてありました。1週間分の気温の変化を自動的に記録できる機器です。これも結構高額です。20年以上前になりますが、私が旭町小で理科主任をしていた頃に購入したものです。(写真下) 6月5日の給食![]() ![]() フルーツポンチ 牛乳 一口メモ 「フルーツポンチ」は、シロップの中に細かく切った果物が浮いたデザートです。子ども達の好きな給食メニューの一つとなっています。 フルーツポンチのシロップがほんのりピンク色になっているのは、アセロラジュースを使っているからです。アセロラは、ビタミンCがとても多いことが特徴の果物です。熱帯のブラジルなどで栽培されています。風邪をひいた時などに食べると元気が出ると言われていて、健康維持に効果的な食べ物として親しまれてきました。日本では、沖縄県で栽培されています。 6月4日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最初に、裁縫道具に入ってる用具の名前や、使い方の説明を聞きました。いろいろな用具の中でも、特に針に関しては、私が担任をしていた頃のものとずいぶん変わっていたので驚きました。縫い針が何本も並んでいたからです。昔の裁縫道具には、針の長ささの違い(長針と短針)しかありませんでした。今は、長針と中針、短針の他に、「よく針くん」と「らく針ちゃん」という針が入っています。 「よく針くん」は、糸を通す穴がとても大きく作られている針です。普通の縫い針の穴よりも4倍も大きな穴が開いていて、これなら私でもメガネをかけずに楽々と糸通しができそうです。 一方の「らく針ちゃん」は、別名「マジック針」とも呼ばれているようで、こちらも糸通しが楽な針です。針の上の溝に糸を置いてから、下に引っ張ると糸が入る仕組みになっています。昔はあんなに糸をなめなめしながら針穴をねらって糸を通していたのに…今はこんなに便利になったんだと思いました。 続けて今日、2組で行っていたのは、「玉結び」でした。手縫いの最初の難関の糸通しは楽になりましたが、玉結びと玉どめの苦労はまだ残っています。先生がお手本として電子黒板に映しながら、玉結びの方法を指導していました。続けて子ども達も挑戦してみました。人差し指と親指とをこすり合わせて玉を作るのですが、なかなか思うようにいきません。先生が一人一人を見て回り、できるようになった子が友達に教え…とやっていくうちに、玉結びのやり方が少しずつ分かってきたようです。(写真上) 今日から「新体力テスト」の特別時程が始まりました。月曜日までの4日間を使い、校庭と体育館を全て体力テストの種目場所として割り振っています。さらに今日と明日の2日間は、専科の先生方が低学年の補助に入るようにしています。 体育館では、立ち幅跳びや反復横跳び、上体起こしなどが行われていました。さらにあさってからは、シャトルランも実施していきます。一方、校庭ではソフトボール投げが行われていました。2回投げて、遠くまで飛んだ距離を記録します。さらに、中心角30度の範囲内に投げないと記録になりません。ソフトボールは、1号ボールを使っています。高学年の子どもでもしっかり握るのに苦労するくらいなので、低学年にはとても大きく感じることでしょう。どのクラスも、今までの体育の時間に少し練習してきました。今の子ども達は、ソフトボール投げの記録が低い傾向にあります。「投げる」という経験が不足しているようです。多くの公園では、硬いボールの使用が禁止になっています。なかなかキャッチボールをする場所がないということが関係しているのかもしれません。(写真中) 3,4校時に、6年2組が家庭科の調理実習を行っていました。朝食の栄養バランスのとれたおかずとして、炒める料理について学習してきました。そこで今回は、「いろどり炒め」の調理実習を行うことになりました。先週は、どんな具材の野菜炒めにするのか、班で話し合っていました。決まった材料を分担して持ち寄り、調理実習が始まりました。(写真下) 食材には、ハムやベーコンに野菜を組み合わせて考えていた班が多かったようです。野菜には、玉ねぎやピーマン、にんじん、小松菜、えのきなど、きちんと彩りのことを考えて計画が立てられていました。 6年生になって初めての調理実習でしたが、とても手際よく準備をしていて感心しました。ただ、子ども達の姿を見ていると、あまり経験がないのかなと思う部分も多々見られました。家庭では、子どもに包丁を持たせたくないと考えるのは分かりますが、大人の下で使い方を教えてあげることも大切です。成人するまでに、包丁をきちんと使えるようにさせてあげる必要があると私は思います。そういう私は、中学生の頃にりんごの皮むきを教えてもらったので、大学生で一人暮らしをした時に役に立ちました。また、高学年の頃には母親が仕事に出るようになったので、土曜日のお昼は兄弟で作るように言われていました。具材は切ってあり、炒めるだけになっていました。メニューはチャーハンか焼きそばでしたが、自分たちで調理したお昼は格別な味わいでした。今となっては、そのように育ててくれた両親に感謝しかありません。 新体力テスト![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 早速、記録に一喜一憂したり、友達の記録に驚いたりする姿が見られています。反復横跳びや立ち幅跳びでは、昨年の記録を大きく更新できた児童もいたようで、自分の成長を喜んでいました。 体力テストは、自分の今の体力を知ることができるよい機会です。記録して終わりではなく、今後の運動習慣につなげていけるように支援していきます。 6月4日の給食![]() ![]() ねり丸キャベツのポトフ キャベーキ 牛乳 一口メモ 今日は、練馬区内で生産されたキャベツをたっぷり使った一斉給食の献立です。 練馬区は、東京都23区内で一番畑が多い区です。旭町小学校と豊渓中学校の2校分の給食で、50kgのキャベツが無償で届きました。そのうちの40kgはポトフに、10kgはキャベーキに使っています。 その土地でとれた食べ物を地域の中で消費することを「地産地消」と言います。遠くまで運ぶことがないため鮮度が保たれ、さらに運ぶためのガソリンが少なくて済むので、環境にも優しい取り組みと言えます。 4年 下水道局出前授業![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 出前授業は、お姉さんとしょうたくん(小学4年生)と一緒に、実験をしたりクイズに答えたりしながら100ポイントを集めて下水道マイスターになることを目指しました。 わたしたちが使った後の汚れた水は、下水道管を通って水再生センターにたどり着きます。水再生センターでは、水の汚れを沈殿させ、微生物によって汚れを除去し、なるべく自然の力できれいにした水を川や海に流していると学びました。瓶に入った本物の下水やオイルボール(下水道に流れてしまった油がかたまったもの)も見ることができました。下水道に油を流すと、油が固まって下水道の流れを悪くしてしまう問題があることやオイルボールを燃やして処理すると有毒ガスが出ることを知りました。 また、沈殿実験、トイレットペーパー実験、雨水ます実験を行って、体験的に学ぶことができました。みんな意欲的にクイズに答え、着実にポイントを獲得し、見事に下水道マイスターになることができました。 授業後、子ども達は環境によい行いをしたいという気持ちが高まっていました。学んだことを家庭でもたくさんお話しし、これからもたくさんの人に伝えてほしいです。今後、それぞれが課題を設定し、さらに調べ学習を行う探究活動にすすみます。 6月3日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まず1年生には、一人一人にアカウントとパスワードが印刷された紙を配り、連絡帳に貼るようにさせました。続いてタブレット等を渡す際には、機器につけられている番号が割り振られているため、それを一つずつ確認しながら手渡ししていきました。子ども達は、新しく手にするタブレットにワクワクしながらも、慎重に抱きかかえながら教室に運んでいました。 タブレットを先生から受け取ると、思わず「重〜い!」という声が・・・その通りです。練馬区が5年前に選んだ機種は、小学校低学年の子ども達にはかなり重く感じられることでしょう。そのためもあり、途中から「置き勉」が認められるようになったり、タブレットを使う曜日を決めて毎日の持ち帰りをなくしたりすることになりました。 2組の教室では、ドングルとコードを接続し、試しに電源を入れてみました。連絡帳に貼った用紙を見ながら自分のアカウントを入力させるところまでやってみました。キーボードをタッチして入力できると、目を輝かせて喜んでいました。その後は時間がなく、ランドセルにしまって持ち帰りとなったようです。(写真上) 先週配布した1年生の学年だよりに、家庭で行う内容が書いてあります。アカウントとパスワードの入力練習をよろしくお願いします。今年度の1年生から、パスワードは個々にランダムなものが割り振られています。そのため、慣れてくるまでは変更せずに使用することができます。 1年生に貸与したタブレットは、昨年度の6年生が4年間使用してきたものです。十分に点検して管理してきましたが、何台か本日お渡しできなかったものがあったようです。すぐに区に連絡して、代わりの機種を取り寄せているところです。練馬区の全小中学校で使用しているタブレットは、今年度末には新しい機種に切り替える予定です。あと10か月ほど使うことになりますので、2年生以上の学年も引き続き大切に扱うようにお願いします。 6年生は、算数の時間に「分数でわる計算を考えよう(分数のわり算)」の学習をしています。分数のたし算、ひき算、かけ算、わり算の中で、最後に学習するのが「分数÷分数」の計算です。ちなみに5年生は、現在「小数÷小数」の筆算を学習しています。1年生のたし算から始まり、分数や小数の計算を様々な学年で学習してきた6年生にとって、最後の四則計算となるのが今回の単元です。 「分数÷分数」は、わる方の分数を逆数にしてかけ算すればよい…と教えてしまえば、計算練習たけで済みます。しかし、小学校ではそういう教え方はしません。算数の基本は、「今まで習った計算方法を使って答えを求め、そこから新たな計算の仕方を見つける」というところにあります。「分数÷整数」は既習事項なので、課題となっている式に整数や分数をかけたりしながら、式の変換を考えていくところがポイントになります。 6年生の各コースでは、子ども達から様々な考え方が出てきました。どの解き方も、子どもなりによく考えて求めていることが伝わってきました。きっと、前に出て発表している子は、算数の本当の面白さを感じることができたのだろうなと思います。(写真中) 理科室を使って、4年生の各クラスに下水道局の出前授業がありました。1,2校時に1組、3,4校時に2組の授業がありました。現在4年生は、社会科で「わたしたちのくらしと水」の学習を行っています。水道水がつくられていく様子を学んでいますが、それと同時に下水道がどのように浄化されていくのかも重要な学習です。 出前授業では、お兄さんとお姉さんの掛け合いとともに、実験を通じて楽しく学ぶことができました。トイレットペーパーとティッシュペーパーをビーカーの水に入れてかき混ぜる実験では、トイレットペーパーが水の中で細かくなっていく様子がよく分かりました。一方のティッシュペーパーは、水に分解されないということが分かりました。 以前、4年生の社会科見学で、「東京都虹の下水道館」に行ったことがあります。お台場の有明地区にある東京都下水道局の施設です。常設展示室だけでも十分に楽しめますが、水再生センターの見学もさせてもらうと勉強になります。建物の地下に広大な下水処理施設があり、大量の下水をきれいにして川に流している様子を見ることができます。 今日の出前授業でも、下水をきれいにしている仕組みを映像で紹介していました。水道水をつくる浄水場も下水処理場も、水をきれいにするという点では共通しています。しかし、水道水は薬を使うのに対して、下水をきれいにするために薬品は使いません。使っているのは「微生物」です。中でも有名なのが「クマムシ」と呼ばれる小さな生き物です。下水処理場では、1mlの中に数億匹ものクマムシがいて、汚水の浄化をしているそうです。(写真下) 6月3日の給食![]() ![]() イカの生姜焼き 豚汁 牛乳 一口メモ イカは脂肪分が少なく、タンパク質が多い食品です。疲れた体を回復させるのに役立つ「タウリン」という栄養素が多く含まれています。今日は、生姜醤油に漬け込んで、オーブンで焼きました。 明日から10日まで、歯と口の健康週間になっています。給食では、よく噛んで食べられるように、日頃から様々な食材で料理を作っています。今日のイカも、噛み応えのある食材です。「よく噛むこと」を意識して食べるように指導しています。 6月2日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回の「わけを はなそう」では、理由を伝える言葉を使った「話型」について学んでいきます。教科書には、理由を伝えるための言葉として、「どうしてかというと」と「なぜかというと」の2つが紹介されています。さらに「それは、〜だからです。」という言葉で続ける話型として示しています。「どの動物が見たいですか。」「くじゃくが見たいです。どうしてかというと、羽がきれいだからです。」というのが教科書の例文です。 教科書のもう1ページには、動物園の地図があり、いろいろな動物が描かれています。それを見ながら、隣りの子とペアになり、会話の練習をしていました。見てみたい動物を答えるとともに、その理由を「どうしてかというと・・・」をつけて答えていきます。(写真上) 1年生は、すでに毎日の生活の中で日直を決めて、その役割を担わせています。朝の会や帰りの会の司会をしたり、毎時間の授業開始と終わりの号令をかけたりします。それらの司会や号令は、全て話型で示してあげています。つまり、「次は先生からのお話です。」とか、「これから〇時間目の授業を始めます。」というように、決まったセリフとして言わせていくのです。低学年の段階では、まずは話型を定着させることが重要です。その後、子どもの発達とともに、自分で言葉を考えて言えるようになっていきます。 4年生は、算数の時間に「角の大きさの表し方を調べよう」という学習をしています。今日は、分度器を使った角度の測り方について学んでいました。2年生でものさし、3年生でコンパス、4年生で分度器というように、算数で使う様々な道具の正しい使い方は、各学年できちんと指導することになっています。 分度器は、使い慣れるまでに時間がかかるため、繰り返し指導が必要です。分度器の難しさは、その目盛りの合わせ方と読み方にあります。角の頂点を分度器の中心に合わせるとともに、角度の一方の直線を0度に重なるように合わせなければなりません。さらに、それがいつも同じ向きに角度があるとは限らず、様々な方向に分度器を動かして使えなければなりません。 今日の授業でポイントになったのが、目盛りの読み方でした。分度器は、目盛りの数字が左右どちらからもついています。0度から180度まで、黒で書かれた目盛りと赤で書かれた目盛りがあり、そのどちらの数字を見たらよいかに最初は苦労します。さらに分度器によっては、その2つの目盛りが色分けされていないものもあります。(写真中) 5校時に、5年生が田植えをしていました。旭町小では、家庭科室前の花壇の一つを毎年「田んぼ」として利用しています。畳2枚分もないスペースですが、5年生の総合の学習ではとても大切な田んぼです。全員にバケツを渡して種もみを植え付けた「バケツ稲」にも挑戦していますが、苗を植え付ける田んぼでの栽培が稲作にとってはベストです。 苗は、毎年川越の農家からいただいています。先生が子ども達に取り分け、全員が泥だらけになって田植え体験を行いました。最近のネットニュースでは、小学生に田植え体験をさせる学習への賛否両論が掲載されていました。食や日本の農業を教える貴重な経験であるという賛成派に対して、どんな反対派の意見が載っていたと思いますか? それは、「手植えを体験させて、『大変』だというネガティブ思考を子どもに植えつけるのはやめてほしい」という意見でした。子ども達が泥だらけになって田植えをすることで、農業は大変だという感情をもつのではないか…という心配と、「今はほとんどの農家が田植え機を使っているのに、手で植えることを教える必要はない。」という考えのようでした。 しかし、5年生にとては、とても大切な学びになっているのは確かなことです。今から結果を言うのもなんですが、今日植えた苗からたくさん米がとれるというわけではないのです。そううまくいかない稲作を体験することが大切であり、いかに農家の人たちの努力と工夫がすばらしいかを知るきっかけになります。まさに今、米問題がクローズアップされているさなかです。実際に育ててみて、子どもなりに多くのことを実感するはずです。(写真下) 田植え(5年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() はだしで田んぼに入ると、「気持ちいい!」「あたたかい!」の声。土の感触を楽しみました。一つ一つ真剣に苗を植え、苗をまっすぐに植えられたときは、満足げな様子でした。 これから、稲を大きく立派に育てていきます。また、育っていく様子も観察していきます。 6月2日の給食![]() ![]() 高野豆腐入り五目卵焼き 磯和え キャベツの味噌汁 牛乳 一口メモ 6月になりました。今月の給食目標は、「清潔に気をつけて食事をしよう」です。 もうすぐ梅雨の時期になります。気温や湿度が高くなると、雑菌が増えやすくなります。給食では、ほとんどの食材をゆでたり焼いたりして、加熱して殺菌するようにしています。温かい料理は温かいまま教室まで運べるように、給食を作る時間を調節しています。また、和え物やサラダは、すぐに冷やして雑菌が増えないようにしています。 給食の前には、しっかり手を洗うことが重要です。手についた雑菌をきちんと落として、きれいなハンカチで拭きとり、清潔な手で給食を食べるように指導していきます。 6月2日(月) その1![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・・・6月に入りました。先週、ふれあい月間のお話をしました。明るい学校をつくっていくために、あいさつ運動を行います。明日から4日間は、代表委員会のみなさんが中心になってあいさつ運動を行います。また、今月は5年生もあいさつ運動を行うことになっています。気持ちのよいあいさつがこれからも続くように、全校でがんばっていきましょう。 ところで、今日から読書旬間が始まります。読書をすることの良さは、「本からいろいろな言葉や知識を得ることができること」、そして「本の中の世界に入り込み、登場人物と一緒にワクワクドキドキする体験が味わえること」です。読書の楽しさは、「この本を読んで良かった」という思いをした人にしか味わえないものがあります。 今日は、読書旬間に合わせて、絵本の読み聞かせをします。「ぼくは なきました」という絵本です。 (体育館のスクリーンに絵を映しながら読み聞かせをする。) この絵本の作者は、 くすのき しげのり さんです。校長先生は、この作者が書いた絵本が大好きです。今日紹介した絵本の他に、「ダンゴムシがやってきた」と「みずいろのマフラー」という絵本も借りてきました。しばらく2階の掲示板のところに置いておくので、ぜひ手に取って読んでみてください。・・・(写真上) 続いて、代表委員会の児童がステージに上がりました。明日から行う「あいさつ運動」についての連絡をしました。(写真中) 最後に、表彰を行いました。先月行われた「わんぱく相撲 練馬大会」で、3位に入賞した児童への表彰です。小さい頃から相撲を習っているそうで、来年も出場して2位以上をめざしたいと目標を話していました。(写真下) |
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