7月20日 がんばるえもんになった1学期(終業式)

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 1学期が、あっという間に終わります。がんばったから早く感じるのですね。1学期の74日間に1年生から6年生のすべてのみなさんが、たくさん成長しました。
 
 1年生、きれいな朝顔をたくさん咲かせました。ひらがなもカタカナも書けるようになりました。
 2年生、いつも笑顔で、休み時間は外に出て友達と仲良く遊ぶことができました。1年生に対しては、優しいお兄さん、お姉さんになりました。
 3年生、みんなで協力して、素直に何でもがんばっていました。クラスが一つになったときのエネルギーには、圧倒されました。
 4年生、いつも外に出て仲良く元気に遊んでいました。社会科見学では、北町小学校の看板を背負って、しっかり見て、聞いて、感じて学んできました。
 5年生、委員会活動、クラブ活動では、高学年の顔と動きで頼もしかったです。運動会での『北町ソーラン』の踊りは、みんなの心が一つになった高学年らしい動きで、力強さがみなぎっていました。
 6年生、運動会、登校班、たて割り班活動での活躍は、すばらしく、とてもすてきでした。「さすが最高学年!」という活躍が、いろいろなところ見られました。特に、運動会での『組み体操2018』の演技は、小学校最後の運動会をみんなで作り上げるんだという一体感、躍動感に満ちあふれていました。
 すまいる学級、軽井沢宿泊学習でも、体育の『忍者修行をしよう』の授業でも、一生懸命に活動をして、自分も周りのみんなもスマイルでいっぱいになりました。

 そのほか、みなさん一人一人がめあてをもって、一つ一つ努力してきたことがきちんと形になって現れました。たくさんのがんばるえもんが登場しました。(「努力」の箱を4つ重ねて、裏返すとがんばるえもん登場!)
 そして、だだ努力するだけではなくて、小さいけれど「挑戦」という秘密の道具を使うこともできました。
 みんなががんばるえもんになったことが、先生方やおうちの方、地域の方々にとって何よりもうれしいことです。もちろん失敗してしまったこともあったと思いますが、失敗は成功のもとです。きっとこれからの成長に必ず役立つことと思います。
 いよいよ明日から夏休みです。ぜひ、みなさん一人一人が1学期と同じように、めあてをもって44日間の夏休みを過ごしてほしいと思います。そして、夏休みの終わりには、自分の夏休みに題名を付けてみてください。「真っ黒になった夏休み」「たくさん本を読んだ夏休み」「挑戦!の夏休み」など、「○○の夏休み」「○○な夏休み」というように題名を付けて、9月に校長先生に教えてください。
 では、長い夏休み、元気で。9月、またみんな笑顔で会いましょう。今日で北町小学校から転校するみなさんは、新しい学校でも新たながんばるえもんを目指して、努力を続けてください。

7月9日 「江戸しぐさ」から「北町小しぐさ」を

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 今日は、『江戸しぐさ』というお話をします。
江戸というのは、今の東京の150年から400年くらい前の呼び名です。『江戸』は、今の東京と同じように日本の中心でたくさんの人が住んでいました。『しぐさ』というのは、何かをする時の動きや態度のことです。では、『江戸しぐさ』をいくつか紹介します。
 まず、「傘かしげ」です。雨の日に道を歩いていて、自分の傘から落ちる雨で相手をぬらさないように、お互いに傘を人のいない外側に斜めに傾けてすれ違うことです。
 次に、「七三歩き」です。道路を歩く時、自分は道の三つ分(3割)を歩き、道の七つ分(7割)を急ぐ人や荷物を運ぶ車のためにあけておくということです。
 三つ目は、「うかつあやまり」です。足を踏まれた時、踏んでしまった方はもちろん謝りますが、踏まれた方も「こちらこそ、ついうっかりしていました。」と一言話し、その場の雰囲気を良くするしぐさです。みなさんは「何だよ!」とか言っていませんか?
 もう一つ紹介します。「こぶし腰浮かせ」です。座っている時に誰かが来たら、座っていたみんながこぶし一つ分腰を浮かせてつめて、その人も座れるようにすることです。電車の中でつめずに間をあけて座っている人がいますね。みんながこぶし一つ分腰を浮かせてつめれば、一人座れる空間ができますね。
 まだまだ、たくさんの『江戸しぐさ』があります。
 江戸しぐさは、江戸に暮らす人々の他の人に対する「思いやり」や「心遣い」であふれています。大切なことは、自分さえ良ければいいという身勝手な考えではなく、他の人のことを思いやり、さりげない心遣いを大切にして、常に行動しようということです。
 ところで、江戸の人たちはこの『江戸しぐさ』を何才までに身に付けたと思いますか?6才までに身に付けたそうです。つまり、今の小学校1年生までに身に付けていたのです。
 このような『江戸しぐさ』をさりげなくできる人が、江戸では「いきな人」であると言われていました。逆に、『江戸しぐさ』を身に付けていない人は、「野暮な人」と見られていました。
 校長先生も先日、朝、学校に来た時、玄関に先に入りかけていた先生が、校長先生が玄関に入るまでさりげなくドアを押さえていてくれました。通用門の蛇腹の門を入りきるまで開けていてくれた6年生もいました。これらもすてきな『江戸しぐさ』ですよね。
 みなさんも『江戸しぐさ』のように相手のことを思いやって行うしぐさは、わりとできている人も多いと思います。そんなときは、校長先生は『北町小しぐさ』と呼びたいです。
 『江戸しぐさ』に負けないぐらいたくさんの『北町小しぐさ』が学校中にあふれてほしいです。

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