12月8日の給食野菜入りミートローフ 花野菜サラダ 牛乳 一口メモ 花野菜サラダは、ブロッコリーとカリフラワーの入ったサラダです。ブロッコリーもカリフラワーも、花野菜と呼ばれていて、花のつぼみの部分を食べる野菜です。どちらもキャベツの仲間で、ブロッコリーが突然変異で白くなったのがカリフラワーです。 栄養価で比べると、ビタミンCは生の状態ではブロッコリーの方が多いですが、ゆでると両方ともほぼ同じ数値になります。ブロッコリーの多くは、緑色をしています。一方のカリフラワーは、白色のものが主ですが、他にも色とりどりのものが出回っています。オレンジ色や紫色、黄緑色など、様々なカリフラワーを見かけることがあります。 似ている花野菜でも、味や食感に違いがあります。野菜に興味をもたせ、味わって食べていけるようにしましょう。 12月7日の給食さつま汁 イチゴ 牛乳 一口メモ 「イチゴの赤い部分は果実で、表面についている粒々はイチゴの種である」・・・これは正解でしょうか? 答えは×です。イチゴの果実は赤い部分ではなく、種のように見える「細かい粒々」が果実にあたります。私たちが食べている赤い部分は、「花托(かたく)」と呼ばれ、果実を育てるためのふかふかの布団のような役割をしています。果実のようで果実ではないイチゴのようなものを、本当の果実に対して偽の果実という意味で、「偽果(ぎか)」と呼ぶそうです。 イチゴは免疫をアップし、ストレスから体を守るはたらきのあるビタミンCを多く含んでいます。イチゴを食べて、残り少ない2学期を元気に過ごしてほしいと思います。 12月6日 給食室より今日の給食では、この練馬大根を使って「練馬スパゲティ」を作りました。 全ての大根をすりおろしにして、大きな鍋で甘みが出るようにじっくりと煮込んでいきます。ツナとしめじを加えて、味付けは醤油、砂糖、酢のみととてもシンプルですが、ツナの旨味と大根の甘みがしっかりと感じられる仕上がりになっていました。 12月6日の給食昆布サラダ フルーツ白玉 牛乳 一口メモ 今日の給食のために、4日の日曜日に行われた「練馬大根引っこ抜き大会」で収穫された大根を学校に届けていただきました。 練馬大根は、長さが70cmから1mと長く、大根の真ん中が太くなっていることから、引き抜くのに普通の大根の3〜5倍の力がいるそうです。今日の給食を作るのに、全部で約68kgと、たくさんの練馬大根を使っています。生産者さんや収穫してくれた方々に感謝の気持ちでいただくようにしたいと思います。 いつもの練馬スパゲティは、青首大根を使って作っていますが、今日は練馬大根を使っています。練馬大根はなかなか手に入らない貴重な大根です。 (北校舎1階の給食室前に、練馬大根を展示しています。) 12月2日の給食華風大根 中華すいとん みかん 牛乳 一口メモ みかんは、11月頃から出回り、2月頃まで楽しめる果物です。ビタミンCが豊富なので、これからの季節の風邪予防におすすめです。 おいしいみかんかどうか、見た目だけでは分かりにくいものです。食べる前にあることをすると、少し甘くなると言われています。さて、次のうちのどれでしょう。 (1) 温める (2) 上下をひっくり返す (3) 軽くもむ 答えは、(3)の「軽くもむ」です。もむことで酸味の成分であるクエン酸が減るので、甘みをより感じるようになると言われています。しかし、強くもみ過ぎると食感が悪くなります。やさしくもむくらいがちょうどよく、おいしくなります。試してみてください。 12月1日の給食野菜のスープ 牛乳 一口メモ 今日の「ターメリックライス えびクリームソースがけ」に入っている「えび」には、うま味成分がたくさん含まれています。そのため、少しの量を入れるだけでも、えびのうま味や風味が加わっておいしくなります。 えびに関するクイズです。えびをゆでると、赤くなるのはなぜでしょうか? (1) 熱でのぼせたから (2) 熱さにびっくりしたから (3) 体の中に隠れていた色が出てきたから 答えは、(3)の「体の中に隠れていた色が出てきたから」です。えびの体の中には、アスタキサンチンという赤い色素があります。生きている時は、体の他の色に隠れて、あまり目立ちません。しかし、ゆでたり焼いたりすることで、隠れていた色素が出てきて赤くなります。 11月30日の給食ビーンズサラダ 牛乳 一口メモ 今日の献立は、人気のミートソーススパゲティです。おいしさのポイントは、たっぷりの玉ねぎをしっかりと炒めることです。炒めることで、玉ねぎの甘みやうま味が出てきます。 また、トマトの酸味を飛ばすために、少し煮立たせながら、しっかりと煮詰めることもポイントです。給食は、大きな鍋で大量につくるので、焦がさないように煮詰めるのは大変な作業です。調理員さんたちが、とてもおいしく仕上げてくれました。 パスタの本場であるイタリアでは、スパゲティは音を立ててすすらないという食べ方のマナーがあります。また、途中で麺をかみ切ることもマナー違反だそうです。一口分をフォークで巻いて食べるようにします。 11月29日の給食チーズダッカルビ トックスープ すりおろしりんごゼリー 牛乳 一口メモ 今日は、韓国料理の献立です。「タッカルビ」の「タッ」は鶏、「カルビ」はあばら骨という意味なので、「タッカルビ」は「骨のまわりの肉を食べる鶏肉料理」という意味があります。 ぶつ切りにした鶏肉とにんじん、玉ねぎなどの野菜に、甘辛いコチュジャンをベースにしたタレをかけて鉄板で炒めて食べる料理です。その中にチーズを入れることで味がまろやかになり、さらにおいしくなります。これが「チーズタッカルビ」です。中の具材が減ってきたら、麺を入れたり、ご飯を入れてチャーハンのようにして食べるとおいしいそうです。 給食では、食べやすく一人分ずつをカップに入れ、チーズをのせてオーブンで焼いて作りました。 11月28日の給食沖サワラの照り焼き 白菜のピリ辛漬け 豚汁 牛乳 一口メモ 「白菜のピリ辛漬け」を献立に入れました。白菜は、鍋物として食べることが多い食材です。今日は、白菜をにんにくや生姜、豆板醤、しょう油などの調味料で漬け込み、漬物風にしました。 白菜についてのクイズです。白菜は、キャベツのようにたくさんの葉が巻いてある野菜ですが、その葉はおよそ何枚くらいあるでしょうか? (1) 10〜20枚 (2) 30〜50枚 (3) 70〜100枚 答えは、(3)の70〜100枚です。たくさんの葉が巻かれていることが分かります。機会があったら、数えてみてください。 白菜は、11月から2月が旬の野菜で、寒くなるとさらに甘味が増しておいしくなります。これからがおいしい野菜なので、いろいろな料理で味わってみてください。 11月25日の給食ニラたまスープ みかん 牛乳 一口メモ 今日の「焼肉ガーリックライス」は、ガーリック風味のピラフに、焼き肉の味付けをした豚肉と玉ねぎ、にんじん、小松菜をのせて食べるようにしました。食欲をそそる味付けになっています。 豚肉には、疲れをとってくれる「ビタミンB1」がたくさん入っています。ではその量は、牛肉のビタミンB1と比べて、どのくらい入っていると思いますか? (1) 牛肉の半分 (2) 牛肉の2倍 (3) 牛肉の10倍 答えは、(3)の牛肉の10倍です。牛肉もおいしいですが、疲れている時には豚肉の方がお薦めです。ビタミンB1は、玉ねぎや長ねぎ、にんにくと一緒に食べると体への吸収がよくなります。給食をしっかり食べて疲れを吹き飛ばし、元気な毎日が過ごせるようにしていきます。 11月24日の給食鮭の塩こうじ味噌焼き おみ漬け いも煮 牛乳 一口メモ 11月24日は、「いいにほんしょく」という語呂合わせから、「和食の日」になっています。日本の伝統的な食文化について見直し、和食の大切さについて考えてみましょう。 いも煮は、山形県の郷土料理です。山形県では、秋になると河原でこのいも煮を作り、大勢で食べる習慣があります。 山形県で行われている有名な「日本一のいも煮会」では、大人12人が手をつないだ大きさの直径6メートルの大鍋を使っていも煮を作ります。里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3500枚、ねぎ3500本、しょう油700リットル、日本酒50升、砂糖200キログラム、山形の水6トンを入れるというからすごい量です。それを専用のショベルカーで混ぜるというのですから、スケールの大きさが違います。ぜひ一度参加して食べてみたいものです。 11月22日の給食秋野菜のクリームシチュー コールスローサラダ 牛乳 一口メモ 今日のシチューには、秋においしい野菜であるカブ、さつまいも、しめじを入れました。季節のおいしい野菜が楽しめます。 給食でのクリームシチューのつくり方を紹介します。 (1) キャベツの外葉やにんじんの皮などのくず野菜を用意し、鶏ガラと一緒に煮て、鶏ガラスープを作る。 (2) 具材を炒めて、鶏ガラスープで煮る。 (3) 牛乳と生クリームを加える。 (4) 小麦粉とバターを炒めて作ったホワイトルーを入れて、とろみをつけて出来上がり。 このホワイトルーが、おいしさのポイントです。弱火で焦げないように、じっくりと長時間炒めることで、コクが出ておいしく仕上がります。 11月21日の給食生揚げと鶏肉のうま煮 野菜のポン酢和え 牛乳 一口メモ 今月の給食のめあては、「感謝の気持ちで食事をしよう」です。給食に限らず、家庭でも食事の時にきちんとあいさつをしているでしょうか? 私たちが毎日食べている食べ物は、どれだけの人が関わってできているでしょうか? 野菜を育てている農家のみなさん、魚を獲る漁師さん、肉や牛乳を生産する畜産の方々、また、食材を加工する人や運搬する人、そして店に並べて売る人もいます。さらに、食事を考えて作ってくれる人まで、数えきれない人々が関わり、私たちの食事が成り立っていることが分かります。 そして、食べ物となった生き物の命をいただくことへの感謝も忘れてはなりません。単なるあいさつとしてではなく、意味を考えて「いただきます」と心を込めて言えるようにしたいものです。 11月18日の給食イカのから揚げ 具だくさん中華スープ りんご 牛乳 一口メモ 今日の献立は、たけのこ、しいたけ、にんじんなどの具材を混ぜた「中華おこわ」です。いつも食べているお米の「うるち米」に、「もち米」を混ぜています。そのため、もちもちとした食感が楽しめ、とてもおいしく仕上がっています。 もち米とうるち米の違いをご存知でしょうか? まず、それぞれに含まれるでんぷんの成分が違います。「うるち米」には、かたさが出るアミロースと、粘りがあるアミロペクチンが多く含まれています。一方の「もち米」には、アミロペクチンだけが含まれています。 また、見た目にも違いがあります。うるち米は半透明ですが、もち米は白い色をしています。家にあったら、見比べてみてください。 11月17日の給食牛乳 さつまいもチップス 一口メモ カレーは日本人が大好きなメニュのひとつです。カレーライスはもちろん、カレーパン、カレーうどんなど様々なカレー料理が作られています。 今日の給食のカレーうどんは鶏肉、玉ねぎ、人参、油揚げ、長ねぎと具だくさんでした。鰹節と昆布で丁寧にとった出汁が美味しさのポイントです。 さつまいもチップスは全部で約40キロのさつまいもを学校に届けてもらいました。皮をむいて薄くスライスし、塩と砂糖を熱いうちにまぶしました。よく噛んでいるとさつまいもの甘みが感じられます。カリカリなので、しっかりと噛んで食べるのによいデザートでした。 11月16日の給食ホイコーロー ワンタンスープ 牛乳 一口メモ 今日は、練馬区産キャベツの「ねり丸キャベツ」をたっぷり使った回鍋肉(ホイコーロー)の献立です。回鍋肉は、漢字で「回る鍋の肉」と書きます。 では、なぜ「回る」という字が入るのでしょう? (1) ぐるぐる鍋をかき回して作るから (2) 一度ゆでた肉で作るから 答えは、(2)の「一度ゆでた肉で作るから」です。回鍋肉の「回る」という字は、中国語で「戻る」という意味があります。回鍋肉を作る時に、肉を一度ゆでてから取り出し、また鍋に戻して炒めるので、「回鍋肉」となったそうです。 給食では、小間切れの肉を使っているので、下ゆではしていません。キャベツだけを炒めておき、最後に肉を合わせています。そうすることで、炒めた時にキャベツから出る水分が減り、シャキッとした仕上がりになります。調理員さんたちのひと工夫です。 11月15日の給食サバの味噌煮 野菜のごま和え すずしろ汁 牛乳 一口メモ すずしろ汁の「すずしろ」とは、次のうちのどれでしょうか? (1) にんじん (2) 大根 (3) 小松菜 答えは、(2)の大根です。大根は別名を「すずしろ」と言い、春の七草のひとつにも入っています。 すずしろ汁は、にんじんやごぼう、きのこ、鶏肉などの具材と、大根おろしがたっぷり入った汁物です。12月に練馬区で行われる練馬大根引っこ抜き大会でも、例年すずしろ汁がふるまわれているそうです。 すずしろ汁は、生の大根おろしをのせるので、さわやかな辛味が特徴です。一方の給食で出しているすずしろ汁は、大根おろしをしっかりと過熱しているので、大根の甘味がたっぷり出ていてとてもおいしく仕上がっています。 11月14日の給食鶏肉のねぎ塩焼き 野菜とちくわの炒め物 けんちん汁 牛乳 一口メモ けんちん汁は、1年で何回か登場するメニューです。具材となるごぼうや里芋、大根、にんじんなどの根菜類は、秋が一番旬となる時期なので、この時期に作るけんちん汁がとてもおいしくなります。 では、けんちん汁に必ず入っている材料は、何でしょうか? (1) 鶏肉 (2) にんじん (3) 豆腐 答えは、(3)の豆腐です。けんちん汁の始まりは諸説ありますが、昔、鎌倉の偉いお坊さんが、弟子が落としてつぶしてしまった豆腐を無駄にしないように、野菜と一緒に煮込んだのが始まりとも言われています。 精進料理なので、もともとは肉が入っていません。しかし給食では、栄養価アップのために鶏肉を入れています。 11月11日の給食棒餃子 広東スープ 牛乳 一口メモ キムチは韓国の漬物ですが、日本でも親しまれている食べ物です。今では漬物売り場には、たくさんの種類のキムチが並んでいます。 韓国の人は、1日に約300gのキムチを食べているそうです。本場の韓国では、白菜キムチ以外にもたくさんの種類があります。水キムチのように、漬け汁をスープとしていただくタイプのキムチもあります。 キムチは辛いというイメージがありますが、発酵によってうまれる独特の風味やうま味があります。そのまま食べるだけでなく、今日のようにチャーハンやスープなどの料理の材料として使ってもおいしく食べられます。 11月10日の給食おでん ひじきのさっぱり和え 柿 牛乳 一口メモ おでんは、寒くなってくると恋しくなる料理の一つです。各ご家庭では、おでんにどんな具材が入っていますか? 今日は、大根、昆布、こんにゃく、ちくわぶ、つみれ、さつま揚げ、生揚げ、ちくわ、じゃがいも、にんじんの10種類の具材を使って作りました。 おでんは、地域によって違いがあるそうです。味噌で煮込むおでんや、具材を串にさしてあるおでん、食べる時に青のりをかけるおでん、あるいはその地域の特産品を具材に入れたりと、各地に独自のおでんが存在します。全国のご当地おでんについて調べてみるとおもしろいと思います。 |
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