10月19日の給食さばの豆板醤焼き 煮あえっこ せんべい汁 牛乳 一口メモ 今日のお米は、魚沼産のコシヒカリです。他のお米と比べて甘さが強く、粘り気が強いのが特徴と言われています。新潟県の魚沼地方は、その中でも特においしいお米の産地として有名です。 魚沼は、とても雪深い地域で、積雪が3メートルを超すことも珍しくありません。山に降り積もった大量の雪は、雪解け水となって春の田んぼを潤します。また、夏には冷たい雪解け水が田んぼの温度が上がり過ぎるのを防いでくれるので、稲が元気に育つそうです。 せんべい汁は、青森県の郷土料理です。きのこや野菜などを入れた汁の中に、小麦粉と塩で作ったせんべい汁用の「南部せんべい」を適当な大きさに割って一緒に煮込みます。このせんべいは、煮込んでも溶けにくく、もちもちとした食感を楽しむことができます。 10月18日の給食五目卵焼き いそ和え 生揚げの味噌汁 牛乳 一口メモ 「お米の食べ比べ週間」の今日は、山形県産の「はえぬき」のお米を使っています。お米の粒がしっかりとしていて、冷めてもおいしいのが特徴と言われています。 日本では、多くの種類のお米が作られています。スーパーに行ってみると、様々な種類のお米が売られているので、選ぶのに迷ってしまうほどです。日本では、主食用のお米として登録されているものが約280種類もあるそうです。 日本は、北は北海道、南は沖縄県まで、縦に長い国なので、気候が大きく異なります。そのため、気候に適したお米がその土地土地で作られてきました。 甘い、さっぱり、もちもち、しゃっきり、粒が大きい、小さいなど、お米の品種それぞれにいろいろな特徴があります。自分好みのお米を探してみるのも楽しいでしょう。 10月17日の給食マカロニサラダ ぶどう(巨峰・シャインマスカット) 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、巨峰とシャインマスカットの2種類を用意しました。 巨峰は、一粒がとても大きく、甘みが強くてジューシーな果汁が特徴のぶどうです。皮はむき、種にも気をつけて食べるようにします。 一方のシャインマスカットは、薄い緑色がとてもきれいで、最近とても人気のあるぶどうです。シャインマスカットは、皮が薄いので、そのまま皮ごと食べることができます。 他にも、いろいろな種類のぶどうが出回っています。ぜひ、ご家庭でも味わってみてください。 10月14日の給食鶏肉の照り焼き 野菜のおかか和え 田舎汁 牛乳 一口メモ いつもは、給食では秋田県産の「ひとめぼれ」というお米を使っていますが、今日から21日まで、全国各地のお米を日替わりで使うことにしました。お米の種類によって味の違いがあるのか、ぜひ味わって食べてみてほしいと思います。今日は、北海道で作られた「ゆめぴりか」という種類のお米です。 毎日あたり前のようにお米を食べているので、お米のおいしさや大切さを忘れがちです。お米は、収穫できるまでに長い時間がかかり、作業も大変です。お米を収穫するまでには、八十八の手間がかかると言われ、漢字の「八十八」を合体させて「米」という字ができました。 生産者の方が一生懸命作ってくださったおかげで、今年もおいしいお米が食べられることに感謝しなければなりません。 10月13日の給食真鯛の甘酢あんかけ けんちん汁 みかん 牛乳 一口メモ 今日の給食では、真鯛を使った献立を考えました。使用している愛媛県産の真鯛は、子ども達の給食のためにと無償で提供していただきました。新型コロナの影響で、消費が減っている生産者さんを援助するために行われている、国の取り組みによるものです。 鯛は、「めでたい」に通じることから、昔から縁起の良い魚と言われてきました。また、赤い色は、災いを避けてくれるものとされてきました。ですから日本人は、昔から鯛をお祝いの時に食べる習慣があります。 真鯛は、貴重で高価な食材なので、給食ではなかなか使用することがない魚です。提供してくださった生産者さんに感謝の気持ちをもっていただくようにします。 10月12日の給食キャベツのスープ ブルーベリーケーキ 牛乳 一口メモ 「10」を横にすると目と眉毛に見えることから、10月10日は「目の愛護デー」とされています。 今日は、目の健康に役立つと言われるアントシアニンを多く含むブルーベリーが入ったケーキを作りました。また、ビタミンAも目の健康に欠かせない栄養素です。給食に毎回入っている食材の一つであるにんじんは、ビタミンAが多く含まれています。 ゲームやタブレット、テレビなどを見る機会が多いと思いますが、使い過ぎは視力の低下の原因にもなります。大切なはたらきをしている目の健康について考えてみましょう。 10月11日の給食肉豆腐 野菜の和風ごま炒め 牛乳 一口メモ 「舞茸ご飯」は、ご飯にしょう油などで味を付けた舞茸、にんじん、油揚げを混ぜ込んで作りました。舞茸は、歯ざわりと香りがとても良い食材です。 舞茸は、今ではスーパーなどで手軽に購入できる食材ですが、昔は人工栽培ができなかったので貴重なきのこでした。そのため、見つけた人が舞い踊るほど喜ぶことから、「まいたけ」という名前が付いたそうです。 また、舞茸の姿が着物の裾を振りながら踊っているように見えることから、「まいたけ」という名前になったとも言われています。 スーパーに売られているパック詰めの舞茸の株をよく見てみましょう。大輪の花のように、とてもきれいな形をしています。 10月7日の給食メカジキの辛味焼き 野菜の煮びたし 呉汁 牛乳 一口メモ 「メカジキの辛味焼き」は、メカジキをニンニク、生姜、しょう油などに漬け込み、オーブンで焼きました。 メカジキは、「カジキマグロ」という呼び名で売られていることがありますが、マグロとは別の種類の魚です。メカジキはマグロに似ているところが多いので、そのように名付けられたそうです。 メカジキは、大きいものになると体長4メートル、体重は300キログラムを超える大型の魚です。泳ぐ速度は魚の中でもトップクラスに速く、時速100キロメートルと、高速道路を走る自動車くらいの速さで泳ぎます。 肉のような食感で、臭みも骨もないため、魚が苦手な子でも食べやすい食材です。 10月6日(木)かぼちゃ入り大学芋 牛乳 一口メモ 「かぼちゃ入り大学芋」は、さつま芋とかぼちゃを一口大に切り、油で揚げてから砂糖や水あめ、しょう油で作った甘いタレをからめて仕上げました。ほくほくとした芋とかぼちゃに、カリッとしたタレがとてもおいしくできています。 クイズです。さつま芋掘りをする季節になりましたが、さつま芋が一番おいしく食べられるのはいつでしょうか? (1) 掘りたてすぐ (2) 1週間後 (3) 2〜3か月後 答えは、(3)の2〜3か月後です。さつま芋の中のデンプンが少しずつ糖に変わっていくので、掘りたてより貯蔵させた芋の方がおいしいと言われています。芋掘りに行ったことがある人がいるかもしれませんが、掘りとってから少しがまんして置いておくと、さらにおいしく食べることができます。ただし、お店で売っているような土がついていない芋は傷みやすいので、早めに食べるようにしてください。 10月5日の給食つくね焼き 秋野菜のごま和え 大根の味噌汁 牛乳 一口メモ 「秋野菜のごま和え」は、にんじん、ほうれん草、きのこ、コーンをゆでて、砂糖やしょう油、ごまを混ぜて作りました。 ごまは、昔から「不老長寿の薬」とも言われるほど栄養豊富な食材として知られています。ごまの一粒はとても小さいですが、その中に栄養がギュッと詰まっています。種は植物の赤ちゃんなので、芽を出して成長するための栄養が中に詰まっているのです。 ごまは、花が咲いた後に「さく果」という実をつけます。一つのさく果の中には、ごまが約160粒入っていて、熟すとさく果がはじけてごまが飛び出してきます。この様子から、「ひらけ、ごま!」という言葉が生まれたそうです。 10月4日の給食筑前煮 茎わかめの炒め煮 夕焼けゼリー 牛乳 一口メモ 秋は夕焼けが美しい季節です。そんな季節にぴったりの、きれいな夕焼け色をした「夕焼けゼリー」を作りました。やわらかく煮てすりおろしたにんじんと、オレンジジュースを使うことで、深みのあるオレンジ色に仕上げています。 にんじんとオレンジの組み合わせは、とても相性がよく、にんじんの香りをオレンジジュースが和らげてくれます。そして、オレンジの酸味ににんじんの甘味が加わり、さらにおいしくなります。 今日はどんな夕焼けが見られるでしょうか。夕方、西の空を眺めてみてください。 10月3日の給食パセリポテト 和風ベジタブルスープ 牛乳 一口メモ パセリポテトは、ふかしたじゃがいもに、塩やコショウ、パセリのみじん切りを混ぜて作りました。シンプルな料理ですが、じゃがいもの味がしっかりと楽しめる一品です。 じゃがいもはでんぷんを多く含むので、エネルギーの素になるというイメージがありますが、実はビタミン類も多く含まれています。フランスでは、果物のようにビタミン類を摂ることができるので、「大地のりんご」と呼ばれているそうです。 ビタミンCは加熱に弱いビタミンですが、じゃがいもに含まれるビタミンCはでんぷんに守られているので、加熱しても壊れにくくなっています。そのため、ビタミンCを効率よく摂ることができます 9月30日の給食華風野菜 スイートポテト 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、秋の味覚のさつま芋を使った「スイートポテト」です。さつま芋をカットして蒸してからつぶし、砂糖や卵、生クリームを混ぜ、形を整えてからオーブンで焼きました。お店のものにも負けないくらいのおいしさに仕上がりました。 さつま芋は、調理法によって甘さに違いが出ます。時間をかけて加熱した方が甘味が強くなります。電子レンジで加熱するよりも、じっくりと蒸すかオーブンで焼くと、甘味が強くおいしくなります。 さつま芋に関するクイズです。さつま芋は、ある夏の花の仲間です。その花は次のうちのどれでしょう? (1) アサガオ (2) ヒマワリ (3) ハイビスカス 答えは、(1)アサガオです。さつま芋とアサガオは、「ヒルガオ科サツマイモ属」に分類される植物です。そのため、さつま芋の花はアサガオの花によく似ています。 9月29日の給食サバの辛味焼き ひじきサラダ かぼちゃの味噌汁 牛乳 一口メモ 「サバの辛味焼き」は、サバにニンニクと生姜、唐辛子で味を付けてから、オーブンで焼きました。ニンニクと生姜が魚のにおいを消してくれるので、とても食べやすくなっています。 今日の給食で使用しているのは、千葉県産のマサバという種類のサバです。秋から脂がのって、とてもおいしくなります。 サバは、イワシやサンマと同じ青魚の仲間で、その脂にはDHAという脂が多く含まれています。DHAは、頭の働きを良くするため、しっかりと摂ってほしい栄養素です。また、DHAは人間の体では作ることができないので、青魚をしっかり食べて、賢く元気になってもらいたいと思います。 9月28日の給食油揚げのチーズ入り肉詰め焼き 野菜の甘味噌和え のっぺい汁 牛乳 一口メモ のっぺい汁は、日本各地に伝わる郷土料理の一つです。地域により、のっぺい、のっぺ、ぬっぺいなど、名前が少しずつ異なっています。 里芋やにんじん、こんにゃく、しいたけなど、季節の野菜をたっぷりと使い、しょう油などで味付けをしています。のっぺい汁は、汁にとろみがあるのが特徴となっています。片栗粉やくず粉でとろみをつけたり、里芋のぬめりでとろみをつける地域もあります。とろみがついていると、汁が冷めにくいというメリットがあります。熱々もおいしいですが、冷やして食べる地域もあるそうです。 9月27日の給食韓国風肉じゃが 炒めナムル 果物(ナシ) 牛乳 一口メモ 「ごちそうさま」のあいさつで給食が終わりではありません。後片付けをきちんとするまでが給食の時間になっています。そして、後片付けでは、次のことに気をつけて行うように指導しています。 (1)食器をきれいにして返すようにさせています。ご飯粒や細かい野菜などが食器に残っていないように指導しています。また、ストローなどの袋が食器に挟まっていると、機械の故障の原因になるので気をつけるようにさせています。 (2)食器は、種類ごとにスプーンや箸の向きをそろえて返すようにさせています。 調理員さんたちは、子ども達が清潔で気持ちよく給食が食べられるように、全校分の食器や箸、トレーを毎日ピカピカに洗っています。子ども達の片付けが上手だと、それらの作業がとてもスムーズに行うことができます。一人一人がきちんと後片付けをしていけるように、これからも指導を続けていきます。 9月26日の給食フレンチサラダ 牛乳 一口メモ 今日の「鮭のクリームスパゲティ」は、角切りにした鮭が入ったクリームソースをかけて食べるスパゲティです。クリームソースには、牛乳だけでなく粉チーズとバターも入っているので、コクがあっておいしく仕上がっています。 鮭に関するクイズです。鮭の身は、「サーモンピンク」という言葉があるように、とてもきれいな色をしています。では、鮭は「赤身魚」と「白身魚」のどちらに入るでしょうか? 答えは、「白身魚」です。食べるエサに含まれているアスタキサンチンという赤い色素が身にたまることで、次第にピンク色になっていきます。 9月22日 給食室より打ち豆は大豆をつぶして乾燥させたもので、福井県などで親しまれている保存食のひとつです。打ち豆は早く火が通るので使い勝手がよく、みそ汁の他に煮物やサラダ、炊き込みご飯など、色々な料理に使われます。つぶしてあるので食べやすく、豆が苦手という人でも食べやすいです。 料理する前の打ち豆は、見た目がコーンフレークに似ています。今日は黄大豆の打ち豆を使いましたが、青大豆の打ち豆もあり、青大豆の打ち豆は枝豆のような色をしています。 9月22日の給食小松菜入り卵焼き 打ち豆汁 牛乳 一口メモ こぎつねご飯は、きつねの好物とされている「油揚げ」をたくさん入れて作る混ぜご飯です。今日は、こぎつねの耳のように、油揚げをかわいらしい小さめの三角に切りました。油揚げをさっとゆでてから、煮汁で煮ています。味がよくしみて、ジューシーでおいしく仕上がっています。 日本では、油揚げを入れたうどんを「きつねうどん」と呼ぶなど、きつねの好物は油揚げと昔から伝えられています。このように言われるようになったのには様々な由来があるので、興味があったら調べてみてください。 実際のきつねは、油揚げが好物というわけではないようですが、肉食に近い雑食性の動物なので、油揚げもおいしく食べるそうです。 9月21日の給食シシャモのカレー揚げ じゃがいものきんぴら 白菜と油揚げの味噌汁 牛乳 一口メモ シシャモは、漢字で「柳の葉の魚」で「柳葉魚(シシャモ)」と書きます。15cm位の細長い魚で、日本では北海道で獲れます。しかし、あまりたくさんは獲れないので、私たちがよく見るのは、ほとんどがロシアやカナダ、アメリカなどで獲れた「カラフトシシャモ」です。 シシャモは、頭からしっぽまで丸ごと食べられるため、カルシウムをたくさん摂ることができます。カルシウムは、体の骨や歯を作る材料になります。子ども達は、毎日成長しています。成長期には骨も成長し、太く長くなります。丈夫な骨をつくるためにも、シシャモのように骨ごと食べられる魚をよく噛んで、残さず食べるようにさせたいものです。 今日のシシャモは、カレー味にして油で揚げています。 |
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