12月19日の給食がんもどきの吹き寄せ 野菜の辛子ごま和え 牛乳 一口メモ 箸を上手に使っていますか? 箸は、「つまむ」「はさむ」「切る」「すくう」「くるむ」「混ぜる」など、いろいろなことができます。 箸を正しく持つと、自分の手の一部のように、スムーズに食事をすることができます。また、正しい持ち方は、食べやすいということだけではありません。正しい持ち方で食事をしている姿は、一緒に食べている人も気持ちよく食事をすることにつながります。 毎日1回は箸を持つと思うので、苦手な子は上手に使えるように練習していくことが大切です。少しずつ意識して練習することで、上達すること間違いなしです。 12月16日の給食牛乳 ちくわの磯部揚げ かぶの昆布付け 一口メモ 衣笠うどんはだし汁にたっぷりの油揚げとネギ、溶き卵が入っているかきたまうどんのような料理です。京都には油揚げとネギを卵でとじてご飯にのせた「衣笠丼」という料理があり、これをうどんにしたのが「衣笠うどん」です。名前の「衣笠」は京都の地名の衣笠山からきているそうです。 うどんの汁には片栗粉で少しとろみをつけてあります。とろみをつけるとうどんに汁がよく絡んで美味しく食べられます。また汁が冷めにくくなる効果もあります。 おかずにはちくわの磯部揚げを作りました。給食で使うちくわはとても大きく、1本を4等分に切りましたが1つでもボリュームたっぷりです。(写真2枚目) 12月15日の給食じゃこ入りサラダ オレンジ(紅マドンナ) 牛乳 一口メモ 今日のカレーライスは、いつも入っているにんじんや玉ねぎ、じゃがいもの他に、れんこんと大根を入れました。カレーに大根は意外な感じがしますが、実はカレー味の大根がおいしさのポイントになっています。 家では、市販のカレールーを使うことが多いと思いますが、給食のカレーはルーも手作りで行っています。スパイスは、コリアンダーやガラムマサラ、オールスパイスなどのスパイスを何種類か合わせているので、本格的なカレーと言っていいでしょう。また、大きな鍋でたくさん作るので、その分おいしく仕上がります。 カレーの日は、給食室からカレーのにおいがしているので、朝から給食の時間を楽しみにしている子がたくさんいるようです。 12月14日の給食シシャモのマヨ味噌焼き 鶏団子鍋 みかん 牛乳 一口メモ 寒い季節になってくると、温かい汁物がうれしくなるものです。今日の汁物は、手作りの鶏団子を入れた「鶏団子鍋」です。 鍋料理は、鍋を囲んで煮炊きしながら食べる料理です。鍋はいろいろな具材を使用するので、栄養のバランスが良くなります。また、具材を切って、鍋を囲みながら煮ていくので、作っていく過程も楽しめる料理です。 みなさんは、どんな鍋料理が好きでしょうか? 今では、スーパーに行くと、いろいろな種類の鍋のつゆが売られています。また、石狩鍋やきりたんぽ鍋、ぼたん鍋、柳川鍋、てっちりなど、鍋を使った郷土料理もたくさんあります。 鍋のおいしい季節です。いろいろな鍋料理を楽しみましょう。 12月13日の給食蒸し鶏のチリソース もやしと春雨の和え物 スーミータン 一口メモ 中華風コーンスープは中国語で「スーミータン」といいます。漢字では「粟米湯」と書き、「粟米」がとうもろこし、「湯」がスープという意味です。クリーム状のとうもろこしと粒のとうもろこしの両方を使っているので、とうもろこしがたっぷりと味わえるスープです。 また、スーミータンはふわふわの卵も美味しさのひとつです。スープに片栗粉でとろみをつけてから少し沸騰するぐらいの火加減に調整して、ゆっくりかき混ぜながら、少しずつ溶き卵を加えます。かき混ぜるのが速すぎると濁ったスープになってしまうし、遅すぎても卵が大きな塊で固まってしまいます。ちょうどよい火加減と速さでかき混ぜるとフワフワ卵に仕上がります。調理員さんの腕が光る料理です。 12月12日の給食ふりかけ ひじき入り厚焼き卵 五目汁 牛乳 一口メモ 今日の卵焼きには、みじん切りのにんじんや玉ねぎ、干ししいたけ、ひじきが入っていて、ボリュームたっぷりになっています。 卵は、どこの家の冷蔵庫にも必ずと言って良いほど常備されている食材です。ゆで卵やオムレツ、茶わん蒸し、目玉焼きと、卵を使った料理はたくさんあります。 卵は、熱が加わると固まる性質をもっています。ですから、生で食べる卵かけご飯の他に、半熟で食べるポーチドエッグなど、火の通し方を変えることでいろいろな卵料理を作ることができます。 子ども達は、卵を割ったり卵を使った料理を作ったことがあるでしょうか? 肉や魚のように切ったりする必要がなく、火の通りも早いので、自分で作れる卵料理を一つ教えてあげると良いですね。 12月9日の給食牛乳 五目豆 いものこ汁 一口メモ 今月の給食のめあては「季節や行事に応じた食事を調べよう」です。 日本には季節の行事やお祭りの時にいつもと違う特別な料理を食べる習慣があります。例えば、お正月のお節料理やひな祭りのひなあられ、子供の日の柏餅などたくさんの行事食があります。 季節の変わり目や人生の節目には、食べ物への感謝を込めて神様にごちそうをお供えし、農作物がたくさん実ること、健康でいられること、幸せが訪れることを願ってきました。また、旬の食べ物を使い、季節感を味わうことも大きな楽しみです。 年末年始には多くの行事食があるので、実際に食べて触れる良い機会です。給食でも1月の献立に取り入れていく予定です。 12月8日の給食野菜入りミートローフ 花野菜サラダ 牛乳 一口メモ 花野菜サラダは、ブロッコリーとカリフラワーの入ったサラダです。ブロッコリーもカリフラワーも、花野菜と呼ばれていて、花のつぼみの部分を食べる野菜です。どちらもキャベツの仲間で、ブロッコリーが突然変異で白くなったのがカリフラワーです。 栄養価で比べると、ビタミンCは生の状態ではブロッコリーの方が多いですが、ゆでると両方ともほぼ同じ数値になります。ブロッコリーの多くは、緑色をしています。一方のカリフラワーは、白色のものが主ですが、他にも色とりどりのものが出回っています。オレンジ色や紫色、黄緑色など、様々なカリフラワーを見かけることがあります。 似ている花野菜でも、味や食感に違いがあります。野菜に興味をもたせ、味わって食べていけるようにしましょう。 12月7日の給食さつま汁 イチゴ 牛乳 一口メモ 「イチゴの赤い部分は果実で、表面についている粒々はイチゴの種である」・・・これは正解でしょうか? 答えは×です。イチゴの果実は赤い部分ではなく、種のように見える「細かい粒々」が果実にあたります。私たちが食べている赤い部分は、「花托(かたく)」と呼ばれ、果実を育てるためのふかふかの布団のような役割をしています。果実のようで果実ではないイチゴのようなものを、本当の果実に対して偽の果実という意味で、「偽果(ぎか)」と呼ぶそうです。 イチゴは免疫をアップし、ストレスから体を守るはたらきのあるビタミンCを多く含んでいます。イチゴを食べて、残り少ない2学期を元気に過ごしてほしいと思います。 12月6日 給食室より今日の給食では、この練馬大根を使って「練馬スパゲティ」を作りました。 全ての大根をすりおろしにして、大きな鍋で甘みが出るようにじっくりと煮込んでいきます。ツナとしめじを加えて、味付けは醤油、砂糖、酢のみととてもシンプルですが、ツナの旨味と大根の甘みがしっかりと感じられる仕上がりになっていました。 12月6日の給食昆布サラダ フルーツ白玉 牛乳 一口メモ 今日の給食のために、4日の日曜日に行われた「練馬大根引っこ抜き大会」で収穫された大根を学校に届けていただきました。 練馬大根は、長さが70cmから1mと長く、大根の真ん中が太くなっていることから、引き抜くのに普通の大根の3〜5倍の力がいるそうです。今日の給食を作るのに、全部で約68kgと、たくさんの練馬大根を使っています。生産者さんや収穫してくれた方々に感謝の気持ちでいただくようにしたいと思います。 いつもの練馬スパゲティは、青首大根を使って作っていますが、今日は練馬大根を使っています。練馬大根はなかなか手に入らない貴重な大根です。 (北校舎1階の給食室前に、練馬大根を展示しています。) 12月2日の給食華風大根 中華すいとん みかん 牛乳 一口メモ みかんは、11月頃から出回り、2月頃まで楽しめる果物です。ビタミンCが豊富なので、これからの季節の風邪予防におすすめです。 おいしいみかんかどうか、見た目だけでは分かりにくいものです。食べる前にあることをすると、少し甘くなると言われています。さて、次のうちのどれでしょう。 (1) 温める (2) 上下をひっくり返す (3) 軽くもむ 答えは、(3)の「軽くもむ」です。もむことで酸味の成分であるクエン酸が減るので、甘みをより感じるようになると言われています。しかし、強くもみ過ぎると食感が悪くなります。やさしくもむくらいがちょうどよく、おいしくなります。試してみてください。 12月1日の給食野菜のスープ 牛乳 一口メモ 今日の「ターメリックライス えびクリームソースがけ」に入っている「えび」には、うま味成分がたくさん含まれています。そのため、少しの量を入れるだけでも、えびのうま味や風味が加わっておいしくなります。 えびに関するクイズです。えびをゆでると、赤くなるのはなぜでしょうか? (1) 熱でのぼせたから (2) 熱さにびっくりしたから (3) 体の中に隠れていた色が出てきたから 答えは、(3)の「体の中に隠れていた色が出てきたから」です。えびの体の中には、アスタキサンチンという赤い色素があります。生きている時は、体の他の色に隠れて、あまり目立ちません。しかし、ゆでたり焼いたりすることで、隠れていた色素が出てきて赤くなります。 11月30日の給食ビーンズサラダ 牛乳 一口メモ 今日の献立は、人気のミートソーススパゲティです。おいしさのポイントは、たっぷりの玉ねぎをしっかりと炒めることです。炒めることで、玉ねぎの甘みやうま味が出てきます。 また、トマトの酸味を飛ばすために、少し煮立たせながら、しっかりと煮詰めることもポイントです。給食は、大きな鍋で大量につくるので、焦がさないように煮詰めるのは大変な作業です。調理員さんたちが、とてもおいしく仕上げてくれました。 パスタの本場であるイタリアでは、スパゲティは音を立ててすすらないという食べ方のマナーがあります。また、途中で麺をかみ切ることもマナー違反だそうです。一口分をフォークで巻いて食べるようにします。 11月29日の給食チーズダッカルビ トックスープ すりおろしりんごゼリー 牛乳 一口メモ 今日は、韓国料理の献立です。「タッカルビ」の「タッ」は鶏、「カルビ」はあばら骨という意味なので、「タッカルビ」は「骨のまわりの肉を食べる鶏肉料理」という意味があります。 ぶつ切りにした鶏肉とにんじん、玉ねぎなどの野菜に、甘辛いコチュジャンをベースにしたタレをかけて鉄板で炒めて食べる料理です。その中にチーズを入れることで味がまろやかになり、さらにおいしくなります。これが「チーズタッカルビ」です。中の具材が減ってきたら、麺を入れたり、ご飯を入れてチャーハンのようにして食べるとおいしいそうです。 給食では、食べやすく一人分ずつをカップに入れ、チーズをのせてオーブンで焼いて作りました。 11月28日の給食沖サワラの照り焼き 白菜のピリ辛漬け 豚汁 牛乳 一口メモ 「白菜のピリ辛漬け」を献立に入れました。白菜は、鍋物として食べることが多い食材です。今日は、白菜をにんにくや生姜、豆板醤、しょう油などの調味料で漬け込み、漬物風にしました。 白菜についてのクイズです。白菜は、キャベツのようにたくさんの葉が巻いてある野菜ですが、その葉はおよそ何枚くらいあるでしょうか? (1) 10〜20枚 (2) 30〜50枚 (3) 70〜100枚 答えは、(3)の70〜100枚です。たくさんの葉が巻かれていることが分かります。機会があったら、数えてみてください。 白菜は、11月から2月が旬の野菜で、寒くなるとさらに甘味が増しておいしくなります。これからがおいしい野菜なので、いろいろな料理で味わってみてください。 11月25日の給食ニラたまスープ みかん 牛乳 一口メモ 今日の「焼肉ガーリックライス」は、ガーリック風味のピラフに、焼き肉の味付けをした豚肉と玉ねぎ、にんじん、小松菜をのせて食べるようにしました。食欲をそそる味付けになっています。 豚肉には、疲れをとってくれる「ビタミンB1」がたくさん入っています。ではその量は、牛肉のビタミンB1と比べて、どのくらい入っていると思いますか? (1) 牛肉の半分 (2) 牛肉の2倍 (3) 牛肉の10倍 答えは、(3)の牛肉の10倍です。牛肉もおいしいですが、疲れている時には豚肉の方がお薦めです。ビタミンB1は、玉ねぎや長ねぎ、にんにくと一緒に食べると体への吸収がよくなります。給食をしっかり食べて疲れを吹き飛ばし、元気な毎日が過ごせるようにしていきます。 11月24日の給食鮭の塩こうじ味噌焼き おみ漬け いも煮 牛乳 一口メモ 11月24日は、「いいにほんしょく」という語呂合わせから、「和食の日」になっています。日本の伝統的な食文化について見直し、和食の大切さについて考えてみましょう。 いも煮は、山形県の郷土料理です。山形県では、秋になると河原でこのいも煮を作り、大勢で食べる習慣があります。 山形県で行われている有名な「日本一のいも煮会」では、大人12人が手をつないだ大きさの直径6メートルの大鍋を使っていも煮を作ります。里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3500枚、ねぎ3500本、しょう油700リットル、日本酒50升、砂糖200キログラム、山形の水6トンを入れるというからすごい量です。それを専用のショベルカーで混ぜるというのですから、スケールの大きさが違います。ぜひ一度参加して食べてみたいものです。 11月22日の給食秋野菜のクリームシチュー コールスローサラダ 牛乳 一口メモ 今日のシチューには、秋においしい野菜であるカブ、さつまいも、しめじを入れました。季節のおいしい野菜が楽しめます。 給食でのクリームシチューのつくり方を紹介します。 (1) キャベツの外葉やにんじんの皮などのくず野菜を用意し、鶏ガラと一緒に煮て、鶏ガラスープを作る。 (2) 具材を炒めて、鶏ガラスープで煮る。 (3) 牛乳と生クリームを加える。 (4) 小麦粉とバターを炒めて作ったホワイトルーを入れて、とろみをつけて出来上がり。 このホワイトルーが、おいしさのポイントです。弱火で焦げないように、じっくりと長時間炒めることで、コクが出ておいしく仕上がります。 11月21日の給食生揚げと鶏肉のうま煮 野菜のポン酢和え 牛乳 一口メモ 今月の給食のめあては、「感謝の気持ちで食事をしよう」です。給食に限らず、家庭でも食事の時にきちんとあいさつをしているでしょうか? 私たちが毎日食べている食べ物は、どれだけの人が関わってできているでしょうか? 野菜を育てている農家のみなさん、魚を獲る漁師さん、肉や牛乳を生産する畜産の方々、また、食材を加工する人や運搬する人、そして店に並べて売る人もいます。さらに、食事を考えて作ってくれる人まで、数えきれない人々が関わり、私たちの食事が成り立っていることが分かります。 そして、食べ物となった生き物の命をいただくことへの感謝も忘れてはなりません。単なるあいさつとしてではなく、意味を考えて「いただきます」と心を込めて言えるようにしたいものです。 |
|