11月24日の給食鮭の塩こうじ味噌焼き おみ漬け いも煮 牛乳 一口メモ 11月24日は、「いいにほんしょく」という語呂合わせから、「和食の日」になっています。日本の伝統的な食文化について見直し、和食の大切さについて考えてみましょう。 いも煮は、山形県の郷土料理です。山形県では、秋になると河原でこのいも煮を作り、大勢で食べる習慣があります。 山形県で行われている有名な「日本一のいも煮会」では、大人12人が手をつないだ大きさの直径6メートルの大鍋を使っていも煮を作ります。里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3500枚、ねぎ3500本、しょう油700リットル、日本酒50升、砂糖200キログラム、山形の水6トンを入れるというからすごい量です。それを専用のショベルカーで混ぜるというのですから、スケールの大きさが違います。ぜひ一度参加して食べてみたいものです。 11月22日の給食秋野菜のクリームシチュー コールスローサラダ 牛乳 一口メモ 今日のシチューには、秋においしい野菜であるカブ、さつまいも、しめじを入れました。季節のおいしい野菜が楽しめます。 給食でのクリームシチューのつくり方を紹介します。 (1) キャベツの外葉やにんじんの皮などのくず野菜を用意し、鶏ガラと一緒に煮て、鶏ガラスープを作る。 (2) 具材を炒めて、鶏ガラスープで煮る。 (3) 牛乳と生クリームを加える。 (4) 小麦粉とバターを炒めて作ったホワイトルーを入れて、とろみをつけて出来上がり。 このホワイトルーが、おいしさのポイントです。弱火で焦げないように、じっくりと長時間炒めることで、コクが出ておいしく仕上がります。 11月21日の給食生揚げと鶏肉のうま煮 野菜のポン酢和え 牛乳 一口メモ 今月の給食のめあては、「感謝の気持ちで食事をしよう」です。給食に限らず、家庭でも食事の時にきちんとあいさつをしているでしょうか? 私たちが毎日食べている食べ物は、どれだけの人が関わってできているでしょうか? 野菜を育てている農家のみなさん、魚を獲る漁師さん、肉や牛乳を生産する畜産の方々、また、食材を加工する人や運搬する人、そして店に並べて売る人もいます。さらに、食事を考えて作ってくれる人まで、数えきれない人々が関わり、私たちの食事が成り立っていることが分かります。 そして、食べ物となった生き物の命をいただくことへの感謝も忘れてはなりません。単なるあいさつとしてではなく、意味を考えて「いただきます」と心を込めて言えるようにしたいものです。 11月18日の給食イカのから揚げ 具だくさん中華スープ りんご 牛乳 一口メモ 今日の献立は、たけのこ、しいたけ、にんじんなどの具材を混ぜた「中華おこわ」です。いつも食べているお米の「うるち米」に、「もち米」を混ぜています。そのため、もちもちとした食感が楽しめ、とてもおいしく仕上がっています。 もち米とうるち米の違いをご存知でしょうか? まず、それぞれに含まれるでんぷんの成分が違います。「うるち米」には、かたさが出るアミロースと、粘りがあるアミロペクチンが多く含まれています。一方の「もち米」には、アミロペクチンだけが含まれています。 また、見た目にも違いがあります。うるち米は半透明ですが、もち米は白い色をしています。家にあったら、見比べてみてください。 11月17日の給食牛乳 さつまいもチップス 一口メモ カレーは日本人が大好きなメニュのひとつです。カレーライスはもちろん、カレーパン、カレーうどんなど様々なカレー料理が作られています。 今日の給食のカレーうどんは鶏肉、玉ねぎ、人参、油揚げ、長ねぎと具だくさんでした。鰹節と昆布で丁寧にとった出汁が美味しさのポイントです。 さつまいもチップスは全部で約40キロのさつまいもを学校に届けてもらいました。皮をむいて薄くスライスし、塩と砂糖を熱いうちにまぶしました。よく噛んでいるとさつまいもの甘みが感じられます。カリカリなので、しっかりと噛んで食べるのによいデザートでした。 11月16日の給食ホイコーロー ワンタンスープ 牛乳 一口メモ 今日は、練馬区産キャベツの「ねり丸キャベツ」をたっぷり使った回鍋肉(ホイコーロー)の献立です。回鍋肉は、漢字で「回る鍋の肉」と書きます。 では、なぜ「回る」という字が入るのでしょう? (1) ぐるぐる鍋をかき回して作るから (2) 一度ゆでた肉で作るから 答えは、(2)の「一度ゆでた肉で作るから」です。回鍋肉の「回る」という字は、中国語で「戻る」という意味があります。回鍋肉を作る時に、肉を一度ゆでてから取り出し、また鍋に戻して炒めるので、「回鍋肉」となったそうです。 給食では、小間切れの肉を使っているので、下ゆではしていません。キャベツだけを炒めておき、最後に肉を合わせています。そうすることで、炒めた時にキャベツから出る水分が減り、シャキッとした仕上がりになります。調理員さんたちのひと工夫です。 11月15日の給食サバの味噌煮 野菜のごま和え すずしろ汁 牛乳 一口メモ すずしろ汁の「すずしろ」とは、次のうちのどれでしょうか? (1) にんじん (2) 大根 (3) 小松菜 答えは、(2)の大根です。大根は別名を「すずしろ」と言い、春の七草のひとつにも入っています。 すずしろ汁は、にんじんやごぼう、きのこ、鶏肉などの具材と、大根おろしがたっぷり入った汁物です。12月に練馬区で行われる練馬大根引っこ抜き大会でも、例年すずしろ汁がふるまわれているそうです。 すずしろ汁は、生の大根おろしをのせるので、さわやかな辛味が特徴です。一方の給食で出しているすずしろ汁は、大根おろしをしっかりと過熱しているので、大根の甘味がたっぷり出ていてとてもおいしく仕上がっています。 11月14日の給食鶏肉のねぎ塩焼き 野菜とちくわの炒め物 けんちん汁 牛乳 一口メモ けんちん汁は、1年で何回か登場するメニューです。具材となるごぼうや里芋、大根、にんじんなどの根菜類は、秋が一番旬となる時期なので、この時期に作るけんちん汁がとてもおいしくなります。 では、けんちん汁に必ず入っている材料は、何でしょうか? (1) 鶏肉 (2) にんじん (3) 豆腐 答えは、(3)の豆腐です。けんちん汁の始まりは諸説ありますが、昔、鎌倉の偉いお坊さんが、弟子が落としてつぶしてしまった豆腐を無駄にしないように、野菜と一緒に煮込んだのが始まりとも言われています。 精進料理なので、もともとは肉が入っていません。しかし給食では、栄養価アップのために鶏肉を入れています。 11月11日の給食棒餃子 広東スープ 牛乳 一口メモ キムチは韓国の漬物ですが、日本でも親しまれている食べ物です。今では漬物売り場には、たくさんの種類のキムチが並んでいます。 韓国の人は、1日に約300gのキムチを食べているそうです。本場の韓国では、白菜キムチ以外にもたくさんの種類があります。水キムチのように、漬け汁をスープとしていただくタイプのキムチもあります。 キムチは辛いというイメージがありますが、発酵によってうまれる独特の風味やうま味があります。そのまま食べるだけでなく、今日のようにチャーハンやスープなどの料理の材料として使ってもおいしく食べられます。 11月10日の給食おでん ひじきのさっぱり和え 柿 牛乳 一口メモ おでんは、寒くなってくると恋しくなる料理の一つです。各ご家庭では、おでんにどんな具材が入っていますか? 今日は、大根、昆布、こんにゃく、ちくわぶ、つみれ、さつま揚げ、生揚げ、ちくわ、じゃがいも、にんじんの10種類の具材を使って作りました。 おでんは、地域によって違いがあるそうです。味噌で煮込むおでんや、具材を串にさしてあるおでん、食べる時に青のりをかけるおでん、あるいはその地域の特産品を具材に入れたりと、各地に独自のおでんが存在します。全国のご当地おでんについて調べてみるとおもしろいと思います。 11月9日の給食牛乳 かぼちゃのみそ汁 一口メモ 今日はかぼちゃがたっぷり入ったみそ汁を作りました。 かぼちゃには日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類がありますが、ほくほくして甘みの強い西洋かぼちゃが一番多く食べられています。今日のみそ汁で使ったかぼちゃも西洋かぼちゃです。ペポかぼちゃはズッキーニやハロウィンの時に使われる種類のかぼちゃです。 かぼちゃの栄養価の高さは野菜の中でもトップクラスで、風邪の予防やウイルスに負けない体を作るのに役立ちます。冬至にかぼちゃを食べる習慣があるので、冬野菜のイメージがありますが、実は夏に収穫される夏野菜です。かぼちゃは切らなければ長期保存ができるので、昔の人はかぼちゃを夏に収穫し緑黄色野菜の少ない冬場に備えていました。 11月8日の給食牛乳 ししゃもの青のり焼き ごぼうと大豆の甘辛揚げ 根菜たっぷりみそ汁 一口メモ 11月8日は「118」が「いい歯」の語呂合わせで「いい歯の日」とされています。今日はいい歯の日にちなんで、よく噛んで食べられる献立です。 五穀かみかみご飯は普通のお米にもち米、黒米、赤米、きびを混ぜて炊きました。もちもちとした食感で歯ごたえのある雑穀が入っているので、よく噛んで食べることができます。 ごぼうと大豆の甘辛揚げは、片栗粉をまぶしたごぼうと大豆をカリカリになるまで揚げ油でじっくりと揚げ、醤油と砂糖で作ったタレに絡めました。スナック感覚で美味しくよく噛んで食べることができるメニューです。 11月7日の給食牛乳 ソトアヤム パインとさつまいものパイ 一口メモ 今日はインドネシアの献立でした。 「ナシゴレン」はチャーハンのような料理です。インドネシア語で「ナシ」は「ご飯」、「ゴレン」は「油であげる、炒める」という意味があります。「ソトアヤム」はスパイスがきいている鶏肉のスープです。日本でいうみそ汁のような料理で、ご飯にかけて食べることもあるそうです。給食ではカレー粉とウスターソースを入れることで、エスニック感のあるスープに仕上げました。 パインとさつまいものパイは、マッシュしたさつまいもにみじん切りにしたパインの缶詰を混ぜて、餃子の皮に包んで油で揚げました。餃子の皮でも揚げるとパイの味と食感になります。ご家庭でも簡単に作れるので、餃子の皮が余った時にぜひ作ってみてください。 11月4日の給食肉団子のスープ グリーンサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、給食の人気メニューの「揚げパン」の献立です。 揚げパンが生まれたのは、今から約60年ほど前のことです。大田区のパン屋さんが、給食で余って少しかたくなったパンをおいしく食べる方法はないかと考えたのが始まりと言われています。油で揚げたパンに砂糖をかけたのがとてもおいしく、その後給食の人気メニューとして定着しました。 揚げパンというと、コッペパンで作られることが多いですが、今日はきな粉がしっかりからむように、ねじり型のパンにしました。ふわふわで、さらにおいしくなるように、ミルク味のパンを使っています。揚げパンは、きれいな揚げ油でしか作れないので、年に数回しか出すことができません。 11月2日の給食鮭のちゃんちゃん焼き 芋だんご汁 牛乳 一口メモ 今日の献立の「鮭のちゃんちゃん焼き」と「芋だんご汁」は、北海道の郷土料理です。 鮭のちゃんちゃん焼きは、鮭をとる漁師さんが、とれたての鮭に野菜や味噌のたれをかけて作ったのが始まりと言われています。給食では、鮭を一人分ずつカップに入れて作っていますが、漁師さんの料理では、大きな鉄板に大きな鮭の切り身を乗せて作るそうです。 ちゃんちゃん焼きという名前は、漁師さんが「じゃんじゃん食べなよ」と勧めたためとか、鮭が鉄板で焼ける音が「ちゃんちゃん」と聞こえたからと言われています。 芋だんご汁には、じゃがいもをつぶして作ったもちもちでおいしい芋だんごがたっぷり入っています。 11月1日の給食四川味噌豆腐 中華サラダ パインゼリー 牛乳 一口メモ フランス料理、トルコ料理、中華料理の3つは、世界三大料理と言われています。その中でも、世界で一番多く食べられているのは中華料理だそうです。 中華料理と一言で言っても、実は8つもの地域に分けられています。今日はその中の一つで、四川地方で食べられている「四川料理」にちなんだメニューになっています。四川料理は、唐辛子を使った辛い料理が多いのが特徴です。 今日の四川味噌豆腐は、鶏肉、にんじん、玉ねぎ、たけのこに加えて、たっぷりの木綿豆腐が入っています。味噌の味に、ラー油と豆板醤という辛い調味料で辛味をつけています。1年生から6年生までがおいしく食べられるように、辛さを調整してあります。 10月31日の給食
献立名 ぶどうパン
パンプキンシチュー ツナドレサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、ハロウィンの献立です。日本でもおなじみになったハロウィンですが、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事だったそうです。 今ではアメリカを代表する行事の一つで、大きなカボチャの中身をくり抜いて家の前に飾ったり、子ども達が魔女やお化けに仮装して、近くの家を訪れてお菓子をもらったりしています。また、学校にも仮装をして登校してパレードをしたりと、子ども達はとても楽しい一日を過ごします。 今日の給食では、ハロウィンにちなんで、カボチャを使ったパンプキンシチューを作りました。パンプキンのペーストと、カボチャをたっぷり使っています。 ※ 給食の写真が撮れませんでした。 10月28日の給食ししゃもの南蛮漬け ひじキャベサラダ じゃがいもの味噌汁 牛乳 一口メモ ひじきは鉄分やカルシウムが豊富なので、成長期の子ども達にしっかり摂ってもらいたい食材の一つです。給食でも、煮物やハンバーグに混ぜたり、混ぜご飯の具材にしたりと、よく登場する食材です。 今日は、ひじきをキャベツなどの野菜と一緒にサラダにしました。給食で使用するのは、乾燥したひじきです。水で戻すと、6〜7倍にも増えます。おいしく仕上げるコツは、次の2つです。 (1) ひじきを水でしっかり戻すこと。 (2) 水で戻したひじきに熱湯をかけるか、さっとゆでること。 全校の子ども達においしく食べてもらうために、しっかりと下ごしらえしてから使っています。 10月27日 給食室よりりんごの皮をむくのは大変な作業になりますが、給食ではとても便利な機械を使っています。写真2枚目が給食室で使っているりんごの皮むき器です。りんごを固定して、ハンドルをクルクルと回すと、アッという間にきれいに皮がむけます。(写真3枚目)その後、食べやすい大きさに切って、芯をきれいに取り除いたら出来上がりです。 りんごの季節に給食室で活躍してくれる、大切な機械です。 10月27日の給食野菜のスープ りんご 牛乳 一口メモ 秋は、りんごがおいしい季節です。スーパーでも、いろいろなりんごが並ぶようになりました。 りんごは、世界中で古くから食べられている果物です。日本で栽培されるようになったのは、明治時代になってからです。そして今では、ふじやつがる、むつ、王林、紅玉、ジョナゴールドなど、たくさんの種類のりんごが栽培されています。 今日の給食では、「ふじ」を使いました。甘味と酸味のバランスが良く、ジューシーでシャキシャキとしていておいしい品種です。 りんごには、お腹の調子を整えたり、疲れをとったり、血圧を下げたりと、体に良いはたらきがたくさんあります。そのため、昔からヨーロッパでは、「1日1個のりんごは医者いらず」ということわざがあるほどです。 |
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