9月26日(月) その1![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ・・・一週間前は、台風14号の影響により、東京でも大雨や強い風の被害がありました。関東地方は台風の中心からだいぶそれていましたが、あれだけ雨や風が強かったのですから、台風のコースに近かった地方の人達は大変だったと思います。日本の近くで発生する台風は、10月まで日本列島を通る可能性があります。4年生の社会科で水害の学習を、そして5年生の理科では台風の進路についての学習をしてきています。天気予報やニュースをよく見ていると、それらの学習にかかわる情報を知ることができます。 さて、今日は校長先生が小学校低学年の頃に経験した台風の話をします。学校の帰り道でのできごとでした。台風がもたらした雨雲の影響で、前の日から大雨が続いていました。そのため、道路の脇にあった側溝(雪国だったので、道路横に雨水を流す大きな溝がありました)は雨水でいっぱいになり、すごい勢いで流れていました。そして、その水が集まる下流のところでは、あまりの水の多さに、車が通れないほど道路に水があふれてきていました。普段めったに見られる光景ではなかったので、友達と2人で流れる水の様子をずっと見ていました。その時、濁った水の中に赤い影がゆらゆらと動いているのを見つけました。よく見ると、それは真っ赤な大きな金魚でした。普段はザリガニ程度しかいない側溝に、色鮮やかな金魚が泳いでいたのですから、びっくりしました。すぐに友達と金魚をつかまえるために家に帰り、魚をすくう網を持ってもどってきました。 水の流れが激しかったので、もう別の場所に行ってしまったかなと思いましたが、金魚はさっき見つけた場所にいて、まだじっとしていました。網を入れてすくうと、今まで見たこともないほど立派で大きな金魚を捕まえることができました。2人とも家でそんな大きな金魚を飼うような水槽はもっていませんでしたが、とりあえず用意したバケツに金魚を入れて家まで持ち帰りました。 家に持ち帰り、友達と2人で冷静になって考えてみました。なぜあんなところに家で飼うような立派な金魚がいたのだろう…ということです。みなさんはもう気がつきましたか? そうです。大雨で人の家の池の水があふれて、金魚が逃げ出してきたのです。金魚を捕まえることに夢中になっていて、人の家から逃げ出した金魚であることはその時まで全く気付いていませんでした。よく考えると、金魚を見つけたすぐ近くの家の屋敷には、大きな池があったのです。結局、子どもだけで金魚を返しに行く勇気はなく、家の人に頼んで一緒にその家に行き、池に金魚を戻してきました。その家の人はとても喜び、お礼にと簡単なお菓子をいただきました。せっかく手に入れた金魚で残念な気持ちもありましたが、正直に話をして持ち主の家に返してあげられてよかったなと思いました。・・・ 続いて、ジュニアバレーの表彰を行いました。今月の大会で旭町小のチームが3位に入賞しました。代表の5年生に賞状を渡し、部員の募集を全校に向けてアピールしてもらいました。(写真下) |
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