9月26日(月) その2細長い用紙の長さに合わせて、自分の名前をバランスよく配置して書くのは、1年生にとってはとても難しいことです。ていねいに書いているうちに文字間が詰まってしまい、名前の後にスペースが開いてしまった子が何人かいました。2学期の初めに、下巻の教科書や新しいドリルが配られると、1年生の子ども達は自分で名前を書いていました。経験を重ねるうちに、名前を書く枠のサイズから文字の大きさや文字間の見当をつけて、しっかり書けるようになっていくことでしょう。 来週の土曜日は、10月の授業公開を予定しています。1年生の作品は、それまでに廊下に展示されます。名札も作品の一つとしてご覧いただければと思います。 今年も、全校でサクラ草の栽培に取り組みます。今週は高学年(5,6年生)の植え替え期間です。今日は、その先陣を切って、4校時に6年1組が行いました。 サクラ草の植え替えは、校長の私が全クラスの指導をします。サクラ草の種は、5月の連休明けにまきました。昨年度育てたサクラ草から種をとり、さらに半分はインターネットで種を購入しています。サクラ草の種は、とても小さな粉のような大きさです。2週間で発芽しても、暑い夏までには少ししか成長しません。中庭の日陰で苗を育てて、7月からビニールポットに少しずつ植え替えをしてきました。夏休み中には、さらに一回り大きなビニールポットに植え替え、やっと6号鉢に植え付ける大きさにまで成長してきました。 サクラ草は、暑さは苦手でも、寒さにはとても強い植物です。これからぐんぐん大きくなり、12月頃から花が見られるようになります。色は、赤やピンク、白…微妙に花の色合いや大きさ・形が違うのがまた楽しみです。・・・という話を子ども達にしてから、植え替えのコツを伝授していきます。鉢の高さにちょうどよく植え付けるコツや、土をこぼさないようにするコツなど、実際にお手本を示しながら指導します。 高学年は、自分の鉢の植え替えが終わったら、学校用の鉢にも挑戦させます。学校用のサクラ草は、卒業式や入学式の式場を飾るために使います。今年も児童数の4倍以上の苗ができました。ここからは毎日の水やりと愛情が、きれいな花を咲かせるコツになっていきます。(写真中) 5校時に、6年1組の授業観察を行いました。授業観察は、教員の指導力向上のために毎学期行っています。校長と副校長とで、先生方の授業を全て観察し、授業改善等の指導に生かしていきます。 今日の6年1組の授業観察は、体育「短距離走・リレー」の内容でした。5校時の一番暑い時間帯でしたが、子ども達が元気いっぱいに校庭を走る姿が見られました。 リレーは、6年生が2学期に入ってから何度か取り組んできている学習で、4チームに分かれて競い合いながら技能を高めてきました。今日は、欠席や見学が多く、いつものチームを多少変更して行ったようでした。それでもバトンパスや走順など、チームごとに作戦を立てながら練習したことで、2回目の試合にその成果が見られました。(写真下) 面白いなと思ったのは、「ワープ」という特別ルールを設けていたことです。ショートカットする短い周回コースを設定して、チームで2名はそのコースを使って良いことにしています。走るのが苦手な子にワープを使うか、あるいは速い子を走らせるか…チームの作戦がそこにも見られました。 |
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