10月27日(木)最初に、「いいこと ありそう」の歌を練習していました。マスク越しではありますが、1年生らしい明るい歌声が曲にとてもよく合っていました。歌はもう1曲、「ともだちいいね」を練習していきます。(写真上) 後半は、鍵盤ハーモニカを用意して合奏の指導がありました。曲は、「こぶたぬきつねこ」です。鍵盤ハーモニカ以外にも楽器を加えて、学年合奏を考えているようです。なお、年度当初は音楽会を予定していましたが、今年度も音楽発表会として実施することにしました。2日間の日程で行うことになりましたので、来週月曜日に配布する学校だよりでご確認ください。 1,2校時に、4年生に水道キャラバンの出前授業がありました。水道キャラバンは、東京都水道局が行っている出前授業で、子ども達の水道水に対する理解や関心を高めるために実施しています。2年前はコロナ禍で中止になりましたが、昨年度から再開されています。 4年生は、水道水ができる仕組みについて、1学期に社会科の時間に学習済みです。水道水源林が雨水を集め、小河内ダムに溜まります。川から堰を通って浄水場に行き、水道水が作られる仕組みになっていました。キャラバン隊のお兄さんとお姉さんが、タブレットを操作しながら写真や動画を使って楽しく説明をしてくれました。ちなみにキャラバン隊の人達は、たいていが役者の卵の方々といいます。はきはきと楽しく子ども達に語りかけることを通じて、自身の技術を磨いています。 後半は、浄水場で水道水を作る過程を実験で紹介してくれました。最初は、「高度浄水処理」の実験でした。おいしい水を作るために、浄水場では「活性炭」と「オゾン」を使っています。その様子をモデル実験で子ども達に見せてくれました。次に、凝集剤を使って水の汚れを沈殿させる実験が行われました。大きなビーカーに汚れた水を入れ、そこに凝集剤を投入します。しばらくかくはんすると、あら不思議…汚れが底に沈んでいきます。(写真中) あとは、砂や砂利の層を使って上澄みをろ過すると、透明な水が出てきます。(浄水場では、これをさらに塩素で殺菌して水道水にしています。)昔は東京の水道水はまずいと言われていましたが、今は全くそのようなことはありません。高度浄水処理や凝集剤の開発が進んだおかげです。 ところで、以前は子ども達にこれらの実験を行わせてもらっていました。昨年からコロナ禍の感染症対応ということで、演示実験になっています。タブレットを使ってスクリーンに拡大し、見やすいようにしてくれてはいるものの、やはり実際に実験ができるのが一番です。来年こそは、いつも通りの水道キャラバンの授業になってほしいと思います。 5年生は、家庭科の時間に「汚れに合った掃除をしよう」という学習をしています。様々な汚れに対して、どんな掃除の方法があるか等を学習していきます。また、掃除の手順として、「上から下へ、奥から手前へ」という基本があることや、換気や身支度についても学びます。 今日、1組では、雑巾の絞り方を実習していました。家庭科の教科書には、雑巾の絞り方を写真入りで説明しています。(55ページ)まず、全員が雑巾を持ち、先生のお手本を真似て空中で絞ってみました。みんなできているかなと思いきや…実際に流しで雑巾を濡らしてから絞ってみると、ほとんどの子が間違えたやり方になっていました。雑巾を横に持って絞る子が多いです。(鉄棒のように握って絞る「横絞り」という方法です。)正しくは、雑巾を縦にして片手で上を持ち、もう片方の手は下に添えます。そして、両手首を内側に向けるようにして絞ります。縦にして雑巾を持って絞った方が力が入り、水をしっかり絞ることができます。(写真下) お風呂場でタオルを絞る時も、子ども達は横絞りなのでしょうか。もうすぐ5年生は下田移動教室があります。お風呂場でしっかり体を拭いてから出られるように、家庭でもタオルの絞り方から練習させてみてください。 |
|