11月17日(木)板橋区の住宅街の中の路地を入っていくと、開けた公園が広がり、その一角にこども動物園があります。ちょうど開園の10時前に着き、園の人のお話を聞いてから、3つのグループに分かれて見学・体験をしました。 モルモット抱っこコーナーでは、一人一人の膝の上にモルモットを1匹ずつ係の人が乗せてくれました。それだけモルモットがたくさんいて、その1匹ずつにちゃんと名前がつけられていました。モルモットもかわいらしかったのですが、名前がまたすてきで面白いネーミングでした。係の人が一人ずつの膝の上にモルモットを乗せながら、名前も一緒に教えてもらいました。テテ、ほうじちゃ、ハピタン、モカ、シュガ、アルフォート、ミルク、ビター、ぷっちょ、パピコ、ココア、むぎちゃ、わらび、クーリ、おしるこ・・・きっと、モルモットは次々と生まれるので、1匹ずつに名前をつけるのは大変なことだと思います。さらに、園の人がちゃんとモルモット全部の名前を覚えているのがすごいと思いました。後から聞いてみたら、「1匹ずつ体の色が違うから、名前はすぐに覚えられます。」と話していました。1年生の子ども達は、自分が抱っこしたモルモットの名前をきちんと覚えていたでしょうか。 私は初めてこの動物園に来ましたが、「モルモットをこんなに長い時間抱っこさせてもらえるなんて!」と感激しました。たいていどこの動物園でも、団体で行ったら一人ほんの何秒かずつで交代させられてしまいます。子ども達の膝の上に、何分乗せてもらえたでしょうか。その時間がとても長かっただけに、自分のモルモットにかなり情が湧いていたようです。何度もさよならをしていました。(写真上) ヒツジやヤギのふれ合いコーナーでは、広場に放し飼いにされているヒツジやヤギを自由にさわることができました。ヒツジの毛のモフモフ感を確かめたり、指を入れて羊毛の温かさを感じたりすることができました。触っているうちに急に動き出してびっくりする場面もありましたが、次第に慣れてきて動物との距離が縮まっていきました。(写真中) その後、広場でお弁当を食べてから、公園の遊具でたっぷり遊ぶ時間をとりました。暖かい陽気に恵まれ、とても楽しい生活科見学の一日になりました。(写真下) この動物園は、入場無料で体験にも料金がかかりません。他にもリスやウサギ、リクガメ、ポニーなどの動物がいて、様々なイベントが用意されています。都営三田線を利用すれば、さらに近い駅があります。ぜひ、ご家族で出かけてみてください。お薦めです。 ところで、旭町小では以前、ウサギを飼っていました。私が旭町小に担任としていた最後の年(平成19年度)には、飼育小屋にウサギがいました。卒業アルバムで確認してみたところ、確かに飼育委員会がありました。(私は、栽培委員会担当でした。)その後、ウサギが死んでしまってから飼育小屋を閉じることになったのでしょう。全国的に小動物を飼っている学校が減ってきています。 |
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