7月8日(月)〜12日(金)に個人面談があります。ご協力をよろしくお願いいたします。

10月12日(水)

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 1校時に、1年1組でタブレットを使った学習をしていました。先生と子ども達とで使っていたのは、「オクリンク」という機能です。タブレット学習用ソフトとして、「ミライシード」を使っています。ミライシードは、協働学習や一斉学習、さらに個別学習のそれぞれの学習場面に対応したオールインワンソフトです。そして、その中の1つが「オクリンク」という機能で、旭町小では様々な学年でよく使われています。
 先生から、「最初に『お』がつく言葉を絵で表しましょう。」という問題が出されました。子ども達は、「お」のつくものを探して、自分のタブレットに指やペンで絵を描きます。ペイント機能で上手に色をつけていた子もいました。出来上がったら先生に提出します。提出と言っても、自分のタブレットから「提出BOX」にカードを移動するだけで先生のタブレットに届きます。先生が全員から届いたカードを教室のモニターに一覧表示することで、クラスのみんなでお互いの意見を共有することができます。
 「友達が考えつかない言葉を見つけた子が勝ち」というルールで行っていました。絵で表現しているので、何を描いたのか一人一人に聞いていきました。おにぎり、鬼、折り紙…何人か友達と一緒になってしまった言葉がありました。一方で、男の子とか音符など、他の子が考えつかなかったものを絵にしたものもありました。1年生もタブレットの扱い方にだいぶ慣れてきたようです。(写真上)
 2校時に、4年1組の授業観察がありました。算数「計算のやくそくを調べよう」の単元で、1組で指導を受けている子ども達の授業を見ました。(算数は、習熟度別に分けた3つのコースで指導をしています。)この単元では、( )や四則計算が含まれた数式での計算順序について学んでいきます。
 昨日の算数の時間から取り組んでいるのは、図からドットの数を式で表したり、逆に式が表す考え方を理解していくという内容でした。教科書の上の方に、「今日の深い学び」と書かれている単元内にある学習コラムの内容です。学習したことを発展させて、数学的活動をより具体的な場面で伸ばしていくために入っているコーナーです。
 1組のコースでは、昨日からタブレットを使って授業をしています。算数の学習でも、こういう時にタブレット学習が有効であるということがよく分かる授業でした。先ほどの1年生と同様にオクリンクの機能を使い、全員の考えをモニターで共有していました。また、友達が提出した考えを自分のタブレットに映して考えを深めることもできます。
 普段の授業では、ノートに書いた各自の考え方を全員分集めて先生が評価することになります。(翌日以降まで、ノートを返却することができない。)タブレットを使えば、各自の考え方はデータで先生が一括管理し、後でゆっくり評価することができます。一方、充電がきちんとされていなくてタブレットが使えない子が出てきたり、トラブルへの対応で手間取ることもしばしばあります。子ども達全員がきちんと扱えるようになるには、何度か繰り返し使用しながら慣れさせていく必要があります。(写真中)
 5年2組の教室で、家庭科「身の回りをきれいにしよう」という学習を行っていました。整理・整とんや掃除の必要性を理解し、それらの適切な仕方を考えて、実践させていくことをねらいとした学習です。整理整とんについて学ぶのも、家庭科の学習の一つです。
 教科書には、「やってみよう」という活動例が載っています。道具箱を使いやすい状態に整理して、工夫したことを伝え合う活動でした。学校の道具箱でよく使うのは、のりやハサミです。そういう文房具類は、道具箱を引き出してすぐのところにあると便利です。子ども達は、自分の道具箱を机の上に出して中身を整理するとともに、工作用紙を使って仕切りを作る工夫をしていました。(写真下)
 自分の家で子ども達は、整理整とんをきちんと心がけているでしょうか? そう言う私自身も、片付けが苦手なタイプです。整とんすることで心がすっきりとするという気持ちは、今まで十分に分かっています。しかし、すぐに周りにいろいろなものを乱雑に置いてしまいます。自分の手の届くところにいろいろなものがある方が安心で、なかなか片付けが追い付かないというのが現状です。きっとこれを読みながら、共感している方が少なからずいらっしゃるはずです。

10月11日(火)

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 1校時に、5年2組の授業観察がありました。理科室で「もののとけ方」の学習の様子を見ました。
 5年生の理科「もののとけ方」の授業については、土曜公開での実験の様子をお伝えしたばかりです。先週は、「水に食塩を溶かした時に、その重さはどうなるか」という実験でした。今日は、同じく水と食塩を使って、「食塩が水に溶ける量に限りがあるのだろうか」というテーマで実験を行いました。
 食塩は、水によく溶ける物質です。また、よく調理で扱うこともあり、食塩は限りなく水に溶けていきそうな感じがします。ちなみに、理科では「塩」と呼ばずに「食塩」という言い方をします。
 実験は、水50mlに5グラムずつ食塩を溶かしていくことを繰り返しました。最終的に何グラムまで食塩を溶かすことができたかを調べました。今日は、メスシリンダーの使い方についても学習しました。正確に50mlの水を計り取るために使います。メスシリンダーは、少なめに水を入れてからスポイトで微調整をします。また、目盛りの読み方や目の高さも重要です。
 ガラス棒でかくはんする際に、ビーカーから水が少しでも飛び散ったら正確な実験とは言えません。また、先日のように電子てんびんで食塩を量り取る際にこぼしてしまっても正確な実験になりません。さらに厳密なことを言えば、5グラムを計量する際は、少しずつ乗せていくことが重要です。子ども達の様子を見ていると、最初から5グラムを超える量を乗せてしまい、薬さじで戻す場面を何回か見かけました。物質を薬ビンに戻すというのは、理科ではNGな行為です。
 実験の結果、15グラムまでは溶けましたが、次の20グラム目で食塩が溶け残りました。溶ける量には限りがあるということが分かりました。では、他の物質・・・砂糖ではどうなるでしょうか。あるいは、溶け残った食塩をさらに溶かすには、どうしたらよいでしょうか。5年生の実験は、さらに続いていきます。(写真上)
 旭町小には、プールの近くに果樹園があります。モモ、ミカン、カリン、ヒメリンゴと、昔植えられた様々な果樹があります。その中の一つにザクロの木があり、実がついていました。
 ザクロは、春にオレンジ色の花を咲かせます。今まで十分な手入れが行われてこなかったようで、枝が伸び放題になっていました。先週、用務主事さんに剪定をしてもらい、かなり枝がすっきりしました。きっと来年以降は、さらに実をたくさんつけることでしょう。
 中休みに、近くで遊んでいた低学年の子ども達を集めて、ザクロの実について話をしてあげました。ザクロは、熟してくると外側がはじけて、中の赤い実が見えてきます。子どもの頃は、口の中が赤くなるほどザクロの実をよく食べたものでした。ほとんどが種なので、酸っぱい中に感じるかすかな甘い汁を吸いながら、種を吐き出して味わったものです。(写真中…上の矢印のところに実があります)
 6年生は、国語の時間に狂言「柿山伏」の学習をしています。日本の文化や伝統に関心をもたせるとともに、音読を通して狂言の面白さを表現する力を身につけることを目的とした学習です。
 「柿山伏」は、主人公「山伏」が柿を盗もうとしたところ、柿の持ち主に見つかり、猿や鳶(トビ)などのまねをさせられ、自分の罪をおおい隠そうとする姿を面白おかしく描いている作品です。日本の伝統文化である狂言を、「柿山伏」の物語を通して理解することで、伝統芸能の面白さや、昔の人々の生き方を考えさせていくことにつなげていきます。
 6年1組では、狂言「柿山伏」の動画を視聴し、実際の舞台の様子をつかんでいました。(写真下)狂言は、独特なリズムや言い回しが随所に見られます。少し前に、日本の伝統芸能の狂言ネタでブレイクした芸人さんがいました。今も時々テレビで見かけます。「〜でござる。」とか「〜じゃ。」、「そろりと参ろう。」など、その芸人さんのおかげで、子ども達にとって狂言は少し身近なものになっているでしょう。確かに狂言は、当時の庶民にとっての娯楽として親しまれ、今でいう「コント」のようなものでした。

10月8日(土)

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 今日は、第二土曜学校公開日でした。たくさんのご参観を、ありがとうございました。学校公開は、普段の授業の様子を知っていただく、一番の手立てとなります。また、子ども達にとっては、学校でのがんばりを認めてもらう機会にもなります。
 今回は、あらかじめお知らせした授業予定をもとに、自由に参観していただくようにしました。(低学年はいつも人数が多いので、1時間とさせていただきました。)少しずつ感染症対策を緩めていかなくてはならないということもありますが、グループ分けの参観の難しさも理由となっています。毎回同じ教科にならないように、A〜Cグループへの時間割を組んでいくのは大変なことです。今後は、さらに低学年の参観時間を増やしたり、人数制限なしで参観したりできるように考えていきます。
 2年生以上の国語の教科書には、春夏秋冬に合わせた2時間扱いの単元が組まれています。2年生の各クラスでは、国語の授業で「秋がいっぱい」という学習を行っていました。秋を感じる言葉を探し、自分で経験したことを文章に表すことを目的とした学習内容です。
 教科書には、キキョウやイチョウ、コスモスなどの秋の植物や、コオロギやすず虫、赤とんぼなどの虫が例示されています。2組の授業では、どんぐりやクリ、キンモクセイなど、秋に関する様々なものを見つけて発表していました。(写真上)
 次回は、自分で見つけた「秋」について、カードに絵と文を書いていきます。教科書にはその見本となる作品が載っています。「きのう、家で、さんまを食べました。おにいさんが、『秋は、さんまがおいしいきせつだよ。』と言っていました。」・・・おいしそうな焼き目がついたサンマの絵が描いてあります。
 しかし、今年もサンマは庶民の味方ではなくなっています。先日も鮮魚コーナーで見かけましたが、かつての値段の2〜3倍はしていました。しかも、すっかりスマートな体型でした。次回の教科書改訂の際は、ぜひ焼きいもかモンブランを食べているところを見本として載せてほしいと思います。
 一方、5年1組では、「秋の夕暮れ」の学習を行っていました。1学期に学習した「春の空」や「夏の空」と同じく、今回も「枕草子」の一節が掲載され、古文に親しむことを兼ねて学習しています。「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端(は)いと近う(ちこう)なりたるに・・・」清少納言は、秋の印象として、夕暮れに鳥が飛んでいく様子や虫の鳴き声を記しました。当時は、今のように街灯やネオンのない時代です。夕暮れが日に日に早くなっていく自然界の美を、しみじみと感じ取っていたのはすごいことです。(写真中)
 教科書の次のページには、秋に関する言葉が書かれています。「秋の夜長、望月、十六夜(いざよい)、弓張月、星月夜」…望月は満月のことです。しばらく雨の日が続き、月が見えていませんでしたが、今月はあさって満月を迎えます。今日もそれに近い月が見えることでしょう。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。1校時に2組、3校時に1組が理科室で実験を行っていました。水に食塩を溶かす前と後とで、全体の重さがどのようになるのかを調べる実験でした。水にものが溶けた透明な液のことを「水溶液」と言います。水に食塩を溶かした場合、食塩の粒は見えなくなってしまうので、「水+食塩」よりも軽くなると考える子どもが出てきます。一方で、溶けても水の中に食塩は存在する(しょっぱい水になるから)と考えて、溶かしても「水+食塩」の重さは変わらないと考える子もいます。
 いざ、実験が始まりました。電子てんびんを使って薬包紙に食塩を乗せ、水を入れた容器とともに最初の重さを量りました。次に食塩を容器に入れ、蓋をしてよく振り、溶かします。食塩水の入った容器と薬包紙の重さを量り、最初の数値と比較してみました。(写真下)
 質量は保存され、ものが水に溶けてもその物質の重さは水の中に残ります。子ども達の結果は、班によって様々でした。ちょっと軽くなったという班がいくつかあり、実験していた子ども達も「あれっ?」といった感じでした。参観された保護者の方は気がつかれたと思います。まず、食塩をところどころでこぼしてしまっていたことが原因です。また、容器を振っている時に液がもれた班も見られました。さらに、電子てんびんの使い方がポイントでした。精密な機器なので、量るものを静かに乗せる必要があります。いかに実験を正確に行うかという技能面も、理科の授業では大切な要素となります。

10月7日(金)

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 1校時に、1年1組の授業観察がありました。算数の「たしざん」の授業でした。1学期までに、10の合成・分解についての学習や、10以下の1位数同士のたし算について学んできました。2学期は、いよいよ繰り上がりのあるたし算を勉強していきます。
 1組では、昨日「9+4」の計算の仕方について学習していたようです。今日は、その計算の方法を使って、「9+3」や「8+3」、「7+4」の計算の仕方を考えていきました。
 「9+3」の計算では、まず算数ブロックを使って、具体物の操作をさせていました。9個と3個のブロックを用意し、たす方の数のブロック(3個)を1個と2個に分けます。次に、9個と1個を合わせて10個にし、残りの2個を合わせて12(個)と答えが出ます。(写真上)
 この10のまとまりを作って「10といくつ」で答えを求めていく、繰り上がりのある計算方法を「さくらんぼ計算」と名付けています。先の例で言うと、3の数字の下に枝分かれして1と2を書いたものが、さくらんぼの形に似ているためにそう呼ばれています。1年生の保護者の方は、お子さんの教科書で確かめてみてください。(ただし、教科書には「さくらんぼ計算」という言葉は使われていません。)
 2学期のこの時期になると、4月から学級で指導してきたことがしっかり定着し、担任と子ども達との関係が出来上がっている様子がうかがえます。1時間の授業の中で、机の上に用意するものややるべきことの指示が、次々と先生から発せられます。1年生の段階なので、担任の先生はゆっくり全員が揃うまで待つようにしていますが、この積み重ねが6年間の学習に大きく影響していくのだなと思いました。
 また、机の上の整とんも大切な学習の力であることを感じます。今日は、教科書、ノート、筆箱、算数ブロックを使いました。ブロックを使う時は、「机の上に広場を作って…」と先生が指示を出します。ノートや教科書を端に寄せて、ブロックを操作する場所を作りなさいという約束です。一方、ノートに書く時間になると、教室のあちこちでいろいろなものが落ちる音がします。筆箱や教科書が落ちたり、ガシャ〜ンと算数ブロックが散らばったりします。一人当たりの机の大きさは決まっているので、それ以上広げることはできません。そのスペースで、いかに物を落とさずに上手に学習を進めていけるのかということも、大切な学びの一つです。
 2校時は、3年2組の授業観察に行きました。国語の「修飾語を使って書こう」という学習内容でした。3年生では、主語と述語の関係については、すでに学習済みです。「文の意味をを詳しくする言葉」ということで、修飾語について学習していきます。文章の中で、「何を」「どのように」「どんな」「どこで」など、他の言葉をより詳しく説明する言葉が修飾語です。
 最初は「花が、咲きました。」の主語と述語だけだった文章が、修飾語の「赤い」「たくさん」等をつけることで、だんだんとわかりやすい文章になることに気づいていきました。(写真中)
 2年生は、国語の時間に「お手紙」という学習をしています。物語教材ですが、お話全体がほとんど会話文で構成されているため、単元の終わりには音読劇を行う予定です。アーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズの1冊に、「ふたりはともだち」という絵本があります。仲良しのがまくんとかえるくんが、2人の間で繰り広げられる様々なエピソードが会話形式で描かれています。相手を思う気持ちがとっても優しくて、そしておかしくて、でもちょっぴり切ないところもあります。その中にあるお話の1つが「お手紙」です。他の4つのお話も、とても面白い内容です。
 教科書にある「お手紙」は・・・手紙を一度ももらったことがないと言って悲しい気持ちになっているがまくんを心配したかえるくんが、がまくんに内緒で手紙を出し、一緒に待ちます。手紙を待ち続け、寂しさに心がいじけてしまうちょっぴりわがままで自分勝手ながまくんと、一生懸命相手に優しい言葉をかけるかえるくんの温かい友情を読み取ることができます。(写真下)
 かえるくんが手紙を託した相手がかたつむりくんであったことや、かえるくんががまくんに自分が手紙を書いたことをしゃべってしまうところなど、かわいすぎて笑ってしまいます。そして、作者自身の手による「さし絵」がまたすばらしい絵本です! 現在、学校の図書室の入口付近にその絵本が置いてあります。

10月6日(木)

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 今年も3年生以上の学年に、「エコライフチェックシート」が配布されました。練馬区では、かなり以前から地球温暖化に対応する事業として、10月にエコライフチェックに取り組んできました。区民に広くエコライフ事業を周知し、実際に取り組んでもらうために、小学校を通じて各家庭に配布しています。
 子ども用のシートは、A3版の2つ折りです。そのシートには、地球温暖化についての説明が、小学生にも分かりやすく記されています。「東京の平均気温が100年で約2.5度上がっていること。地球の気温が上がるのは、二酸化炭素の増加が原因であること。その発生は、みんなの行動で減らすことができ、地球温暖化対策になること。」が書かれています。また、ねり丸くんも登場して、楽しく取り組めるカードになっています。(写真上)
 今月中にエコライフデーを決め、その日から5日間続けてチェックすることになっています。チェック項目は12に分かれていて、節電や節水に関する具体的な内容が書いてあります。「テレビをつけている時間を短くした」「トイレの大・小レバーを使い分けた」「髪をタオルでしっかりと拭いてからドライヤーで乾かした」・・・とても細かな取り組みですが、そういう小さな積み重ねが大切であることを意識させたいのでしょう。
 「ごはんやおかずを残さず食べた」・・・焼却ゴミを減らすことでCO2削減になります。「近いところへは車に乗らないで、歩きか自転車で行った」・・・私は毎日×がつきそうです。私の住んでいる町では、手紙を出しに行くのも車を使う時があります。いけませんね。これが一番CO2を減らすことができるというのに…。
 子ども用のシートと同じ内容のA4版シート(白黒刷り)も配布しています。保護者用のエコライフチェックシートです。一緒に添えられた手紙には、強制的な言葉は書かれていません。しかし、「保護者の方々も、ぜひお願いします」という区としての気持ちが文面から伝わってきます。
 5年生の算数は、今日から「下」の教科書の内容に入りました。単元名は、「分数のたし算、ひき算を広げよう」です。今まで分数については、同分母同士のたし算やひき算について学習をしてきました。また、数直線を使って同じ大きさの分数を探す学習もしてきています。今回新たに学ぶ内容は、異分母同士のたし算、ひき算です。
 「1/2リットルの牛乳と、1/3リットルの牛乳があります。合わせると何リットルですか。」という問題が提示されました。分母が同じ場合は分子の数をたし算しましたが、分母が異なる場合の計算は初めてです。
 算数の基本は、今まで習ったことを使って新しい課題を解くことです。1/2や1/3という分数を、同じ大きさの分数に置き換えて計算ができないだろうか…と考え方を広めていきます。(写真中)
 分数の学習は、2年生から始まります。簡単な分数の概念を2年生で学んでから、同分母同士の計算を3年生で学習します。そして4年生では、帯分数や仮分数について学んできました。5年生の今回の単元では、通分や約分についても学習することになります。分数の仕組みを理解し、6年生の学習につながげるためにも大切な内容です。
 3年生は、国語の時間に「ちいちゃんのかげおくり」という物語文の学習をしています。同じく戦争の悲惨さを描いた物語教材として、4年生の教科書に「一つの花」があります。どちらも、教師が最後まで冷静に範読するのが難しいほど、とてもせつない物語です。
 「ちいちゃんのかげおくり」は、「車のいろは空のいろ」を書いた あまん きみこ さんの作品です。ちいちゃん一家は空襲に遭います。焼け出されたちいちゃんは一人ぼっちになり、空腹に絶え、生きながらえようとする姿が描かれていきます。その幼い命も、やがて暗い防空壕の中で息絶えていきます。幸せだった時の家族4人のかげおくりが、天国に向かうちいちゃんの姿と重なる場面は、特に胸に深く残る印象的なシーンとして描かれています。(写真下)

10月5日(水)

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 1校時に授業観察があり、図工室に行きました。6年2組の授業の様子を見ました。6年生は、今週から「携帯屏風(びょうぶ)」作りに取りかかっています。その導入から最初の製作場面の授業でした。携帯屏風は、昨年の6年生が展覧会用作品として作りました。昨年度、展覧会の会場に飾られていた作品を思い出した子もいたようです。
 今日は初めに、「屏風」についての説明を子ども達に行いました。日本では、かなり昔から日本の文化として伝わってきた調度品の一種です。部屋の仕切りや装飾として用いられてきました。室町時代には、屏風に絵を描く専門職が現れるようになり、美術品としての価値が生まれました。今後は、タブレットを使って屏風についての調べ学習も行い、自分の屏風に描く絵の構想をふくらませていくようです。(写真上)
 材料は、段ボールと布、金紙を使います。布の貼り方の指導をしてから、各自の製作時間になりました。布は、各家庭で用紙してきたものを使っていました。金色に輝く屏風の縁取りとして布が使われます。一人一人いろいろな布生地があり、それぞれに違った雰囲気が見られて面白いなと思いました。
 3年生は、算数の時間に「円と球」の学習をしています。円の半径や直径、中心について学習を進め、いよいよ今日からコンパスの使い方を学び始めました。初めて使うコンパスに、興味津々のようでした。ところが、いざコンパスを使って円を描き始めると、どの子も悪戦苦闘する様子が見られました。(写真中)
 コンパスを使うには、二つの動作を同時に行う必要があります。針を刺し続ける下に押す力と鉛筆の部分を回転させる力が合わさって、初めてきれいな円を描くことができます。つまり、コンパスを回転させると同時に、鉛筆も下に押しつける必要があります。
 きれいな円を描くには、コンパス全体をちょっと倒した状態にして、斜めに力をかけながら回すのがコツです。初めは、どうしてももう片方の手でコンパスの足を持ってしまう子が見られます。針が中心の位置からずれたり、線が曲がったりという失敗が見られます。しかし、何事も練習を積み重ねていくことが重要です。何度も失敗しながらコツをつかんでいくことでしょう。
 3校時に、3年2組のサクラ草の植え替え指導を行いました。今週は、3,4年生の植え替え期間になっています。2校時の途中から小雨が降り始め、植え替え作業を延期にしようかと迷いました。しかし、3校時直前にはほとんど気にならない程度に雨が上がったので、子ども達を中庭に集めて指導を始めました。
 雨が降る前に終わらせようと、かなり早口で説明しましたが、子ども達はよく話を聞いて上手にサクラ草の植え替えを行っていました。が、だんだん雨が気になるほどに降り始め、終わった子から雨宿りできるところに入るように指示を出しました。なんとか全員の植え替えが無事に終わり、教室に戻してから最後のまとめの話をしようと2組の教室に行きました。みんなキラキラと輝く目で話を聞いていて、とても気持ちの良いクラスでした。
 さて、その3年2組の教室に、5校時の途中に入ってみました。みんな真剣な表情でプリントに向かっていました。「体育発表会に向けてがんばること」と書かれたカードに、めあてを書いていました。(写真下)
 体育発表会に向けた練習は、すでに始まっています。本番は、再来週の20日(木)が児童鑑賞日、22日(土)が保護者鑑賞日です。今、練習でがんばっていることや、本番に向けてがんばることを、各自が自分の言葉で書きました。授業公開で保護者の方々にも見ていただき、さらに全体の気持ちを高めていこうという学年の先生の思いを感じます。

10月4日(火)

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 5年生は、理科の時間に「流れる水のはたらきと土地の変化」の学習をしています。流れる水には、土地を侵食したり、石や土などを運搬したり堆積させたりする働きがあることについて学んでいきます。そして、河原の石の大きさや形に着目させて、上流・中流・下流での違いについても学習します。
 2組の教室では、教科書の資料や動画を使って学習を進めていました。川の上流〜下流の様子と、それぞれの河原にある石の写真が教科書に掲載されていました。(写真上)
 本来ならば、実際に川に行き、流れる水や河原の石の違いを調べてくるのが一番の勉強です。子ども達の中には、夏休みや休日を利用して、河原に出かけたことがある子が多いのではないでしょうか。上流は水の流れが急で、下流に行くほど川幅が広くなり、流れが緩やかになっていることに気がついていたでしょうか。また、河原の石は、上流ほど大きくごつごつしていて、下流に行くほど丸みを帯びた小さな石になっていることに気づいていたでしょうか。今度、家族でバーベキューなどで出かけた際は、ぜひ川の様子や河原の石に意識を向けさせてあげてください。
 ところで、河原の石が丸いのは、流れる水の働きによるものです。大雨などで石が流された時に、石同士がぶつかり合い、角が取れて丸くなっていきます。と言うのは簡単ですが、実際にどれだけの時間がかかって河原の石ができているのでしょうか。
 以前、理科の時間にこんな実験をしたことがあります。茶筒に角張った石と砂利と少しの水を入れ、蓋をして激しく振ります。グループの友達で交代しながら、とにかく何百回も何千回も振り続けました。(台風などの大雨の時の川底を再現した実験)蓋を開けてみると、なんとなく角が取れたような気もしますが、あまり変わっていないような…でも、水が濁ったことから石が削られたことが分かりました。この現象が実際の川底で行われているとしたら、気の遠くなるような時間をかけて河原の石が丸くなっていくことが想像できます。
 教育アドバイザー訪問の授業がありました。1年2組では、1学期に続いて2回目のアドバイザー訪問です。(初任者研修として毎学期行っています。)今回も、前任の校長の道山先生にお越しいただきました。
 授業は、「二わのことり」という資料を使った道徳の学習を行いました。「友情・信頼」の指導内容です。
 「二わのことり」は、低学年資料の定番とも言えるほどよく取り上げられるお話です。・・・主人公の「みそさざい」は、「やまがら」のお誕生会に行こうか、「うぐいす」の音楽会の練習に行こうか迷います。小鳥たちはみんな「うぐいす」の家に行きます。「みそさざい」も「うぐいす」の家に行きますが、誰も行こうとしない「やまがら」のことが気になってしかたがありません。迷ったあげく、「みそさざい」は「やまがら」の家に行きます。「お祝いに来たよ。」とみそさざいが言うと、やまがらは喜んで小さな目に涙を浮かべたのでした。・・・というお話です。「みそさざい」という変わった鳥の名前が出てくるのが難点ですが、子ども達は自然にお話の内容に溶け込んでいました。
 1年生は、小学校に入学してから様々な友達と交流する楽しさを感じてきています。一方で、自己中心的な言動をしてしまい、友達とぶつかることも多いはずです。みそさざいの葛藤を感じ取りつつ、やまがらのことを思った言動について考えさせ、友達と仲よくするために大切なことを考えさせていきます。
 資料提示は、先生が紙芝居で伝えていました。そしてそれぞれの登場人物(鳥たち)の絵を黒板に掲示しながら、お話の内容をていねいに振り返り、子ども達に考えさせていました。(写真下)
 4年1組が、理科室でマッチの擦り方の学習をしていました。4年生は、来月以降に「ものの温度と体積」や「もののあたたまり方」の学習で火を使う実験があります。ただ、今はカセット式コンロを使うため、マッチを使用することはありません。しかし以前までは、マッチを擦り、アルコールランプを使って実験をしていました。そのため教科書には、マッチやアルコールランプの扱い方の紹介のみ掲載されています。現在の小学校理科で実際にマッチを使っているのは、6年生の「ものの燃え方」の実験で、ろうそくや線香に火をつける時くらいです。
 マッチ棒の持ち方や擦る向き、消し方などの指導をしてから、グループで一人ずつマッチを擦ってみました。初めてマッチを手にした子が多く、擦る勇気がなかなか出てこない子が多かったようです。中には、バーベキューやキャンプでマッチを擦る経験をしたことがあった子がいたようです。子どもにとっては、何事も経験させてあげることが第一です。

10月3日(月) その2

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 1年生が、アサガオのリース作りに取り組んでいました。1,2校時に校庭に出て、先生の説明を聞いてから作業が始まりました。
 まず、自分の鉢を運んできてから、支柱とつる全体を引き抜きました。夏休みから9月にかけて、たくさんの花が咲き、種がいっぱい取れました。まだ花が咲いていたアサガオもありましたが、「今までどうもありがとう。」という気持ちを込めて、つるの部分をリースに変身させていきます。つるが支柱にしっかりからまっていたので、外すのに苦労していたようです。先生や友達に手伝ってもらいながら、やっとの思いでつるを収穫することができました。(写真上)
 次に、アサガオのつるを丸く束ねていく作業をしました。ある程度まとめることができたら、ビニタイで何か所かを留めていきます。一人一人いろいろな大きさのリースができてきました。あとは、様々な飾りを取り付けて完成になります。続きは水曜日に行うとのことでした。きっと各家庭からいろいろな材料を持ってきて、華やかなリースになっていくのでしょう。
 ところで、アサガオで使った青い植木鉢は、旭町小では10月からサクラ草の栽培に使います。1年生は、再来週に植え替えをする時間をとります。1年生は、チューリップの球根と一緒にサクラ草を植え付ける予定です。
 2校時に、4年2組の授業観察がありました。外国語活動の「アルファベットで文字遊びをしよう」という内容の授業でした。3,4年生の外国語活動は、担任が主となり、ALTとともに週1時間指導を行っています。月曜日は、マーク先生がALTとして指導に入る日です。今週土曜日の公開日では、4年生の両方のクラスで外国語活動の授業があります。土曜日はALTが勤務しないので、担任のみでの指導となります。ぜひその様子をご覧ください。
 外国語活動では、1時間の授業の中に様々な活動を取り入れて指導をしています。ALTや担任とのあいさつに始まり、チャンツでは動画に合わせて体を動かしながら歌っていました。
 アルファベットについては、3年生の外国語活動でABC…Zの大文字を習っています。今回、4年生で小文字のアルファベット(abc…z)を学習することで、高学年の外国語につなげていきます。3,4年生の外国語活動が、「話すこと・聞くこと」の学習であるのに対し、5,6年生の外国語(教科になります)では、「書くこと・読むこと」も加わります。
 アルファベットについては、3年生の国語でローマ字を学習しました。そこでいくつかの小文字の書き方については学習済みです。また、タブレットの導入に伴い、昔の子ども達よりもアルファベットをごく身近な文字としてとらえていることでしょう。授業では、ビンゴゲームをしながら、楽しくアルファベットの小文字に親しめる活動が行われていました。(写真中)
 5校時に、2年2組の授業観察がありました。国語の「なかまのことばと漢字」の授業でした。上位語に含まれる様々な言葉を集める活動から、言葉には意味による語句のまとまりがあることに気づかせていく学習です。また、集めた言葉の意味を知ることから、語彙を豊かにすることを目的とした学習内容になっています。
 前時の授業に続き、今日は「天気」と「色」、「教科」に関する言葉集めを行っていました。あらかじめ示されていた言葉以外に、子ども達は様々な言葉を思い浮かべてワークシートに記入し、発表していました。(写真下)

10月3日(月) その1

 10月に入りました。全校朝会では、「言葉に表そう」という話をしました。
・・・先週の水曜日に、2年1組で算数の研究授業がありました。どの子も算数の問題に真剣に取り組み、いろいろな考えを進んで発表していました。その授業の中で、とても素敵な場面を見つけました。授業の途中で、先生がプリントを配っていた時のことでした。座席の先頭の子が先生からプリントをもらうと、自分の分を1枚とってから「はい、どうぞ。」と言って後ろの子に残りのプリントを渡しました。後ろの席の子は「ありがとう。」と言ってプリントを受け取り、自分の分を取ってから「はい、どうぞ。」と言ってさらに後ろの子にプリントを渡しました。何気ないことですが、黙って人に物を渡すより、「はい、どうぞ。」の一言があるのはすばらしいことです。そして、黙って人から物をもらうよりも、「ありがとう。」と言って受け取るのもすばらしいことです。一言が「ある」と「ない」で、こんなに違うものなのかということを感じました。
 同じようなことが、サクラ草の植え替えを指導していた時にもありました。先週は、6年生2クラス、5年生2クラスの計4クラスに対して、サクラ草の植え替え指導を行いました。植木鉢に土と苗を入れ、出来上がったら校長先生に確認してもらうことになっていました。椅子に座って待っていると、「できました。」とか「お願いします。」と言って鉢を見せにくる子がいました。そして、点検が終わって「水やりをしていいですよ。」と言って鉢を返すと、「ありがとうございました。」と言って受け取っていきました。そうかと思うと、黙って鉢を差し出す子や、黙って鉢を持っていく子が何人かいました。
 人に何かをしてもらう時は、「お願いします。」と言うのが常識です。そして、人に何かをしてもらったら、「ありがとうございます。」と言うのも常識です。黙っていてはいけません。問題を解き終わって、先生のところにノートを見せに行きました。黙ってノートを出しますか? 「よろしくお願いします。」と言ってノートを出しますか? 先生が丸つけをしてから、ノートを返してもらいました。黙ってノートを受け取りますか? 「ありがとうございます。」と言ってノートを受け取りますか?
 黙っているのは良くないことです。言葉は気持ちを伝えるものです。「おはようございます。」や「こんにちは。」のあいさつと同じですね。お願いする気持ちやお礼を伝える気持ちは、黙っていては伝わりません。必ず言葉に表さなければなりません。「よろしくお願いします。」と「ありがとうございます。」の一言が、いつも当たり前のように言える子になってほしいと思います。・・・
 全校朝会が終わると、クラスごとに行進をしながら昇降口に向かいます。それに合わせて、自分はいつも校庭の周りを歩くようにしています。(遊具等の安全点検を兼ねての見回り)鉄棒の後ろには、キンモクセイの木があり、まだかすかに甘い香りが漂っています。

9月30日(金)

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 昨日、中庭でサクラ草の植え替え指導をしていて気がつきました。ほんのりと甘い香りがしてきたのです。キンモクセイの香りでした。今年もこの時期がやって来たんだなと思いました。
 通勤で成増の駅を使っていますが、学校と駅との道路沿いのあちこちにキンモクセイの木があることに気がつきます。普段は植え込みの樹木として目立たないキンモクセイですが、1年に一度、「私はここよ…」と言わんばかりに主役になるのがこの時期です。
 1年生は、国語の時間に「うみの かくれんぼ」という説明文の学習をしています。1学期は、6月に「くちばし」という説明文を学習してきました。今回の説明文では、「はまぐり」と「たこ」と「もくずしょい」という3つの生き物が出てきます。そして、その3種類の海の生き物について、「何が」「どこに」「どのようにして」隠れているのかという文章を読んで、内容をとらえさせていきます。
 2組では、はまぐりがかくれんぼをしている様子をYouTubeの動画で確かめていました。教科書には、はまぐりが砂の中にかくれる様子が次のように書かれています。「はまぐりは、大きくてつよいあしをもっています。すなのなかにあしをのばして、すばやくもぐってかくれます。」…ハマグリの足というのは、貝殻からはみ出すようにして出てくる舌べろのようなものです。教科書では3枚の写真で砂の中にもぐっていく様子を紹介していますが、やはり動画で確かめるのが一番です。(写真上)
 1組は、「もくずしょい」のかくれんぼについて読み取りをしていました。モクズショイは、カニの仲間です。はさみを器用に使って海藻などを細かく切り、それらを体にくっつけることで自分の身を隠します。
 ところで、「もくずしょい」の「もくず」を子ども達は知っているでしょうか?漢字で書くと、「藻屑」です。では、「もくずしょい」の「しょい」とは何でしょう? 「しょい」は「しょう」ことを差し、「背負う」が変化した言葉です。(「ランドセルをしょう」って言いますよね。)ちなみに、お祭りの時の「わっしょい」というかけ声は、「和を背負う」という意味からきているそうです。
 4年生の国語の教科書には、物語教材として「ごんぎつね」があります。今月の国語の指導時間の多くを、この教材の読み取りに使っています。「ごんぎつね」は昔から国語の教科書に登場していて、4年生の教科書で取り上げられてから60年以上経つそうです。さらに1980年には、全ての検定教科書に掲載されました。つまり、日本国中の4年生が、国語の時間に必ず「ごんぎつね」を学習していることになります。
 この物語は、新見南吉が昭和6年に書いたお話です。南吉が、旧制中学校を卒業して故郷の尋常小学校の代用教員をしていた時で、18歳という若さで書いたというから驚きです。つぐないと心の交流をテーマとした物語で、ハッピーエンドで終わる物語ではありません。「兵十は、火なわじゅうをばたりと取り落としました。青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。」という最後の文章は、読む人に様々な情景や登場人物の心情を想像させる力を秘めています。(写真中)
 新見南吉が書いた物語には、「てぶくろを買いに」など、よく読み聞かせとして使われる絵本もあります。また、「でんでんむしのかなしみ」も新見南吉の作品です。身近な動物たちを物語に登場させ、心の通い合いや美しい生き方を素敵な文章で表現しています。それだけに、29歳で亡くなったのが惜しまれます。
 6年生は、家庭科の時間に「思いを形にして 生活を豊かに」という、布を使った裁縫の学習に取り組んでいます。まず、身の回りにある布製品に着目し、それぞれが目的に合った大きさや形で作られていることを学びました。そこから、「物を包み込む製品」として「ティッシュケースカバー」の製作をすることにしました。
 ギンガムチェックの布と綿ブロードがセットになった教材を学年で注文しました。まずは、2枚の布地を重ねてミシンで縫い合わせていきます。ミシンの使い方は、5年生の頃に何度も練習しているので手慣れたものでした。セットにはボタンも入っているので、ボタンの取り付け練習にもなります。(写真下)

9月29日(木)

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 2校時に、5年1組の授業観察がありました。「ドッジボール対決」という資料を使った「友情・信頼」に関する学習内容でした。
 真(しん)の所属する5年2組と、仲のよい都(みやこ)のいる5年1組とで、ドッジボール対決をすることになりました。お互いのクラスの団結力を高めるために2人で企画をした対決でしたが、2組では「1組に勝つために、対決の日まで1組の子とは話をしない」というルールができてしまいます。この教材を通して、友達との関わりの中で育まれる友情について考えさせていきます。友情は、相手と気が合ったり話が合ったりすること以上に、お互いが信頼し合い、高め合うことが大切であると気づかせていきます。
 授業の中心となる主発問では、1組の都に「真くんのクラスの団結ってそういうものなの?」と言われた場面について考えさせていました。「隣のクラスの子と話をしないというルールはおかしい」というのは、誰もが気がつくことです。しかし、そう思いながらも、なんとなく同調してしまった主人公(真)でした。きっとその気持ちは、5年生にとって身近なこととしてとらえやすかったと思います。悪いことは悪いと言える、違っていることは違うと言える、そういうことが本当の友情であると、授業の終わりに何人かの子が発言していました。
 授業観察に行くと、それぞれのクラスの良いところに気がつきます。1組では、発言する子の方に全員が向きを変え、しっかり意見を聞いていてすばらしいなと思いました。(写真上)
 6年生は、理科の時間に「生物どうしの関わり」の学習をしています。生物が、水や空気とどのように関わって生きているのかを学ぶとともに、食べ物との関連で地球上の生物を考えていきます。そして、生物間の「食べる・食べられる」の関係から、食物連鎖という複雑なバランスが存在することを学習します。(写真中)
 1組では、「どうして鹿害(ろくがい)が起こったのだろう?」というテーマで学習を進めていました。鹿害というのは、野生のシカが木の芽や樹皮を食べ、やがては森林を枯らしてしまう被害のことです。高原などに行くと、よく木の幹に網などがかけられているのは、鹿害を防ぐためです。では、どうしてシカが増えてしまったのでしょうか。シカの天敵はニホンオオカミでした。そのニホンオオカミを明治時代以降、人間が徹底して駆除してきました。狂犬病などの病気を広めたり、家畜に害が及んだことが原因でした。その結果、食物連鎖のてっぺんがなくなり、次のシカがどんどん増え続けることになりました。今では、猟師がシカを駆除しても追いつかない状況になっています。
 旭町小の中庭の池も、食物連鎖によって生物の個体数のバランスが保たれています。今後、もし誰かの手によってザリガニやブラックバスなどが入れられたら、あっという間に生態系が変わってしまうでしょう。
 6校時に、5年生全員が1組の教室に集まり、下田移動教室のオリエンテーションを行っていました。移動教室に行くのは11月7日から(2泊3日)ですが、それまでの期間に事前学習や準備が必要です。いよいよ今日からその学習がスタートしました。
 今日はまず、下田移動教室の区のしおりが配布されました。しおりには、下田方面の移動教室で多くの学校が利用するハイキングコースや、見学先の情報が詳しく載っています。また、宿舎(ベルデ下田)の館内の様子を知ることもできます。
 子ども達が集まったところで、学年の先生が4月に実地踏査で撮ってきた写真を見せながら、移動教室への気持ちを高めていきました。(写真を見せる前から、子ども達の気持ちは最高潮のようでしたが…)城ケ崎のピクニカルコースや釣り体験、下田海中水族館、下田漁港など、3日間のコースに入っている見学場所について説明をしました。きっと写真や話だけでは伝わらないすばらしい体験が待っていることでしょう。(写真下)
 今後は、子ども達の班や役割分担を決めたり、テーマを決めて調べ学習に取り組んだりしていきます。

9月28日(水)

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 5年1組の教室で、学級会を開いていました。学級会は、特別活動の一つです。特別活動は、学級活動や委員会活動、クラブ活動、学校行事に分けられ、その中の学級活動に「学級会」が含まれています。各クラスに「学活の時間」が位置づけられていますが、それは学級会ではなく、学級活動を表しています。普段は係活動を決めるなど、クラス全体での取り組みを主に行っていて、その中の一つとして学級会があります。
 今日の学級会の議題は、「ソーラン節で使うクラス旗のデザインを考えよう」でした。5年生は、体育発表会の表現でソーランを踊ります。その時の踊りの演出として、クラスごとの大漁旗を使うのでしょう。
 議長団が前に出て、話し合いが進められていました。(写真上)「魚や波の絵を入れる」「大漁という文字を大きく書く」「大きな魚の絵と小さい魚も描きたい」など、様々な意見が出されました。学級会でよくありがちなのが、意見を何も言わない子の存在です。クラスのみんなで話し合って決めていくのが学級会の主旨です。せめて誰の意見に賛成なのか、あるいは反対なのかくらいは言うことができなければなりません。1組では、指名されて意見が言えなかった子を、後からまた指名して発表させていました。大切なことです。一昨日〜昨日のサクラ草の植え替え作業でのことと、今日の学級会の様子から、来週の全校朝会の話に向けたヒントを得ました。
 クラスの旗を作る5年生の取り組みは、ソーランを踊る意欲を高めるとともに、子ども同士の団結を深めることにもつながることでしょう。
 4年生は、算数の時間に「がい数の使い方と表し方」の学習をしています。四捨五入の様々な場合での習熟を積み重ねてきました。単元の締めくくりは、そのがい数の考え方を使って、実生活に生かす問題に挑戦します。
 教科書では、親子3人で買い物に行った場面の絵が提示されています。3人がそれぞれの売り場で3つの品物を買った時の見当のつけ方(がい数の使い方)について考える学習問題です。女の子は、「だいたいいくらかな」と考えて、四捨五入でおよその値段を求めました。お兄さんは、「千円で足りるかな」と考えて、全てを切り上げて(多く見積もって)値段を求めました。そしてお母さんは、「千円を超えるかしら」と考えて、全てを切り上げて(少なく見積もって)値段を求めました。
 1組の教室では、それぞれのがい数の使い方について、グループで意見交流を行っていました。(写真中)今まで習ってきた四捨五入の考えももちろん大切ですが、実際の生活場面では、目的に応じてがい数を使い分けることが重要です。他の教科も同様ですが、算数の学習が日常生活に生かされるためにあることをめざして指導しています。
 5校時に、2年1組で研究授業がありました。今年度の校内研究は、教科を算数にして行っています。6月の4年生の研究授業に続き、今回も教育アドバイザーの山口先生に講師としてお越しいただきました。
 授業は「けいさんのしかたをくふうしよう」という単元で、カッコを使った計算式(たし算の結合法則)の学習内容でした。「15円のあめと40円のけしゴムを買いました。えんぴつを買いわすれたので、店にもどり、30円のえんぴつを買いました。全部でいくら使いましたか。」…長い問題文を読み取るだけでも2年生にとっては大変なことです。カッコを使うことで、あめと消しゴムの値段を先に計算したり、文房具の値段を先に計算したりすることができることを考えていきました。
 研究授業では、校内の先生方が一斉に授業を見に来ます。1組の子ども達は、たくさんの先生達がいても、いつも通りしっかり学習していました。しかし、学校公開同様に、一度に全ての先生を教室に入れるわけにはいきません。そこで、タブレットで授業の様子を撮影する先生が入り、リモートで別の教室から授業を見るようにしました。(写真下)

9月27日(火)

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 図工の作品は、題名がとてもしゃれています。今週の1年生の図工作品は、「ふわふわ ゴー」という題名です。先週は、「さあ、めしあがれ」でした。
 スチレン容器の一部を切り取り、うちわであおぐと風で動くおもちゃを製作していました。スチレン容器は軽いので、風を受けてふわりと浮き上がったり、勢いよく進んだりします。それで「ふわふわ ゴー」なのでしょう。
 今日は、1,2校時に2組の図工の時間がありました。まず、図工の授業で重要なのが、導入です。いかに子ども達の製作意欲を高めることができるか…全てが導入にかかってきます。そして、その導入で活躍するのが先生の見本作品です。「楽しそう〜」と思えるものであり、さらに「自分も作れそう…」と思えるものでなければなりません。
 そこで、両クラスの担任の先生は、昨日の夕方、職員室でせっせと見本作品を作っていました。2組の子ども達に見せたところ、「わぁ〜」という声とともに、「かわいい〜」という声も聞こえてきました。(写真上・・・左がクマ、右がペンギンの見本作品です。)当初はカラスの予定のようでしたが、あまりにもかわいらしい作品になったので、ペンギンに変更しました。旭町小では、1年生は専科ではなく、担任が図工の指導をしています。音楽も同様ですが、低学年の担任は、全ての教科を指導する技能を有しています。
 ところで、材料となるスチレン容器の準備をありがとうございました。1年生の学年だよりの9月号に載せたところ、図工の教科書を参考にして、各家庭で用意して持たせていただけたようです。2人の担任は、デリバリーサービスで注文した容器を使いました。子ども達は、カップ麺や四角いトレーなど、いろいろな大きさや形の容器を持ってきていました。スチレン容器によって切れ込みの入れ方が変わるので、指導する先生は大変です。しかし、その方が子ども達の発想は豊かになり、様々な動物や乗り物などを自分の容器からイメージして作っていました。明日は1組が取り組みます。
 4校時に、3年2組の音楽の授業観察を行いました。運動会の歌を元気よく全員で歌った後、「魔法のあいことば」という歌の学習をしました。まだ楽譜を配ったばかりだったので、今日は歌詞の意味について確認をしました。
♪みんなが笑顔で過ごせるように ぼくらがもってる魔法の合言葉 難しいことが起きたって きっとみんなで越えてゆける 「友だちにやさしくしたい」「家族を大切にしたい」「けんかしたって仲直り」「元気にあいさつ」きみとぼくをつないでる ふしぎなふしぎな 魔法の合言葉♪・・・心にストレートに響いてくるとってもすてきな歌詞だなと思いました。
 最後にリコーダーの練習がありました。「花笛」の上のパートと下のパートを合わせると、とてもきれいな響きになりました。3年生は、今年度からリコーダーを手にしました。マスクを外してリコーダーを吹きますが、終わったらすぐにマスクをつけるルールで練習をしてきました。もうここまで上手に響かせることができるようになったのだと、感心しました。(写真中)
 4年生は、理科の時間に「雨水のゆくえ」の学習をしています。雨が降ると、地面に水がたまります。しかし、しばらく経つと水が見えなくなります。まず子ども達が考えるのは、地面に雨水がしみ込んだということです。確かにそれもありますが、コンクリートなど中にしみ込まない場所ではどうでしょうか? そこで考えつくのが、空気中に水が蒸発していくということです。水を入れたプリンカップを2つ用意し、片方にはラップでおおいをします。翌日、ラップをしない方の水が減っていることから、空気中に水が出ていった(蒸発した)という考えにたどり着きます。
 さらに4年生では、空気中に水蒸気が含まれていることを調べていきます。1組では、ビニール袋に冷たくした保冷剤を入れて、空気中の水蒸気を水滴にする実験を行っていました。コップに氷水を入れると、コップの外側に水滴がつくのと同じ原理です。また、冬の冷え込んだ朝、ガラスの内側に結露ができるのも同じ理由です。空気中の水蒸気が冷やされ、水に戻った状態です。(写真下)
 以前は3学期の終わりに行っていた学習でしたが、2年前の教科書からこの時期に行うように改められました。冬場は湿度が低いため、なかなか水滴ができないということがあったからでしょうか。

9月26日(月) その2

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 1年1組の教室では、みんな真剣な表情で名札に名前を書いていました。細長く切った紙に、まず鉛筆で下書きをしてから、名前ペンでなぞっていきました。その様子を見て、すぐに図工の作品につける名札であることが想像できました。先週、1年生は図工の時間に、「さあ、めしあがれ」という作品を作っています。今までは先生が名札を書いてあげていましたが、これからは自分で名札を書くようにしたようです。
 細長い用紙の長さに合わせて、自分の名前をバランスよく配置して書くのは、1年生にとってはとても難しいことです。ていねいに書いているうちに文字間が詰まってしまい、名前の後にスペースが開いてしまった子が何人かいました。2学期の初めに、下巻の教科書や新しいドリルが配られると、1年生の子ども達は自分で名前を書いていました。経験を重ねるうちに、名前を書く枠のサイズから文字の大きさや文字間の見当をつけて、しっかり書けるようになっていくことでしょう。
 来週の土曜日は、10月の授業公開を予定しています。1年生の作品は、それまでに廊下に展示されます。名札も作品の一つとしてご覧いただければと思います。
 今年も、全校でサクラ草の栽培に取り組みます。今週は高学年(5,6年生)の植え替え期間です。今日は、その先陣を切って、4校時に6年1組が行いました。
 サクラ草の植え替えは、校長の私が全クラスの指導をします。サクラ草の種は、5月の連休明けにまきました。昨年度育てたサクラ草から種をとり、さらに半分はインターネットで種を購入しています。サクラ草の種は、とても小さな粉のような大きさです。2週間で発芽しても、暑い夏までには少ししか成長しません。中庭の日陰で苗を育てて、7月からビニールポットに少しずつ植え替えをしてきました。夏休み中には、さらに一回り大きなビニールポットに植え替え、やっと6号鉢に植え付ける大きさにまで成長してきました。
 サクラ草は、暑さは苦手でも、寒さにはとても強い植物です。これからぐんぐん大きくなり、12月頃から花が見られるようになります。色は、赤やピンク、白…微妙に花の色合いや大きさ・形が違うのがまた楽しみです。・・・という話を子ども達にしてから、植え替えのコツを伝授していきます。鉢の高さにちょうどよく植え付けるコツや、土をこぼさないようにするコツなど、実際にお手本を示しながら指導します。
 高学年は、自分の鉢の植え替えが終わったら、学校用の鉢にも挑戦させます。学校用のサクラ草は、卒業式や入学式の式場を飾るために使います。今年も児童数の4倍以上の苗ができました。ここからは毎日の水やりと愛情が、きれいな花を咲かせるコツになっていきます。(写真中)
 5校時に、6年1組の授業観察を行いました。授業観察は、教員の指導力向上のために毎学期行っています。校長と副校長とで、先生方の授業を全て観察し、授業改善等の指導に生かしていきます。
 今日の6年1組の授業観察は、体育「短距離走・リレー」の内容でした。5校時の一番暑い時間帯でしたが、子ども達が元気いっぱいに校庭を走る姿が見られました。
 リレーは、6年生が2学期に入ってから何度か取り組んできている学習で、4チームに分かれて競い合いながら技能を高めてきました。今日は、欠席や見学が多く、いつものチームを多少変更して行ったようでした。それでもバトンパスや走順など、チームごとに作戦を立てながら練習したことで、2回目の試合にその成果が見られました。(写真下)
 面白いなと思ったのは、「ワープ」という特別ルールを設けていたことです。ショートカットする短い周回コースを設定して、チームで2名はそのコースを使って良いことにしています。走るのが苦手な子にワープを使うか、あるいは速い子を走らせるか…チームの作戦がそこにも見られました。

9月26日(月) その1

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 今日から全校朝会を校庭で行うことにしました。秋の青空の下に全校児童が集まり、久し振りに外で行う朝会は、とても気持ちの良いものでした。今日は、「台風の思い出」の話をしました。
・・・一週間前は、台風14号の影響により、東京でも大雨や強い風の被害がありました。関東地方は台風の中心からだいぶそれていましたが、あれだけ雨や風が強かったのですから、台風のコースに近かった地方の人達は大変だったと思います。日本の近くで発生する台風は、10月まで日本列島を通る可能性があります。4年生の社会科で水害の学習を、そして5年生の理科では台風の進路についての学習をしてきています。天気予報やニュースをよく見ていると、それらの学習にかかわる情報を知ることができます。
 さて、今日は校長先生が小学校低学年の頃に経験した台風の話をします。学校の帰り道でのできごとでした。台風がもたらした雨雲の影響で、前の日から大雨が続いていました。そのため、道路の脇にあった側溝(雪国だったので、道路横に雨水を流す大きな溝がありました)は雨水でいっぱいになり、すごい勢いで流れていました。そして、その水が集まる下流のところでは、あまりの水の多さに、車が通れないほど道路に水があふれてきていました。普段めったに見られる光景ではなかったので、友達と2人で流れる水の様子をずっと見ていました。その時、濁った水の中に赤い影がゆらゆらと動いているのを見つけました。よく見ると、それは真っ赤な大きな金魚でした。普段はザリガニ程度しかいない側溝に、色鮮やかな金魚が泳いでいたのですから、びっくりしました。すぐに友達と金魚をつかまえるために家に帰り、魚をすくう網を持ってもどってきました。
 水の流れが激しかったので、もう別の場所に行ってしまったかなと思いましたが、金魚はさっき見つけた場所にいて、まだじっとしていました。網を入れてすくうと、今まで見たこともないほど立派で大きな金魚を捕まえることができました。2人とも家でそんな大きな金魚を飼うような水槽はもっていませんでしたが、とりあえず用意したバケツに金魚を入れて家まで持ち帰りました。
 家に持ち帰り、友達と2人で冷静になって考えてみました。なぜあんなところに家で飼うような立派な金魚がいたのだろう…ということです。みなさんはもう気がつきましたか? そうです。大雨で人の家の池の水があふれて、金魚が逃げ出してきたのです。金魚を捕まえることに夢中になっていて、人の家から逃げ出した金魚であることはその時まで全く気付いていませんでした。よく考えると、金魚を見つけたすぐ近くの家の屋敷には、大きな池があったのです。結局、子どもだけで金魚を返しに行く勇気はなく、家の人に頼んで一緒にその家に行き、池に金魚を戻してきました。その家の人はとても喜び、お礼にと簡単なお菓子をいただきました。せっかく手に入れた金魚で残念な気持ちもありましたが、正直に話をして持ち主の家に返してあげられてよかったなと思いました。・・・
 続いて、ジュニアバレーの表彰を行いました。今月の大会で旭町小のチームが3位に入賞しました。代表の5年生に賞状を渡し、部員の募集を全校に向けてアピールしてもらいました。(写真下)

9月22日(木)

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 今朝は、久し振りに全校児童が校庭に集まりました。音楽朝会を校庭で行いました。2週間前はmeetを使って運動会の歌を練習しましたが、今日は校庭で歌の練習をしました。来週からは、全校朝会も校庭で実施していく予定です。
 その音楽朝会のために、朝早くから音楽委員会の子ども達が楽器を持って集まってきました。運動会の歌の伴奏を何度か練習していると、道行く人々や中・高校生が振り返っていきました。校庭に音楽が響くのも久し振りのことです。
 ところで、旭町小の「運動会の歌」は、本校オリジナルの曲であることをご存知だったでしょうか? 以前、音楽専科をしていた先生が作詞・作曲をした曲です。私が担任をしていた頃に作られた曲で、子ども達と一緒に歌った記憶があります。とっても元気の出る、開会式にふさわしい歌です。今年の体育発表会の児童鑑賞日は、いつもの運動会のように開会式と閉会式を行う予定でいます。
 2校時に、教育アドバイザー訪問がありました。初任〜3年次の若手の先生方への研修の一環として行っている授業観察です。1学期に続いて、前校長の道山先生にアドバイザーとしてお越しいただきました。(写真上)
 6年2組の「手品師」という教材を使った道徳の授業を見ていただきました。道徳の内容項目の「正直・誠実」について学ぶ授業です。この「手品師」は、昔からよく道徳の資料として扱われてきています。
 売れない手品師が、男の子に手品を見せる約束をしました。その後、友人から同じ日に大舞台のマジックショーへの出演依頼を持ち掛けられます。しかし、手品師はマジックショーへの出演を断り、男の子に手品を見せる方を選択します。自分にとって大切なことは何か、決心するまでの葛藤を感じ取ることができる資料です。
 売れない手品師が、大舞台に出ることをあきらめてまで一人の子どものために手品をする…そういう状況を理解するのは、多分大人でも難しいことではないでしょうか。「正直・誠実を教えること」は大変だなと感じました。しかしそれは、「教える」と考えるからいけないのです。「正直・誠実について考える」のが道徳の授業です。
 同じ頃、隣りの1組では、国語の物語文「やまなし」の授業をしていました。こちらも、長年6年生の教科書に掲載されてきている名作です。宮沢賢治の独特な文章表現を味わうことが主になるので、いつもの物語と思って読んでいると理解が難しいはずです。
 物語は、5月と12月の2枚の幻灯を基にしていることを伝えてから始まります。なぜ、5月と12月なのかとか、クラムボンとは何か、結局何が言いたいの? とか、繰り返し読んでいても疑問は尽きません。しかし、登場する生き物に着目したり、2つの場面に出てくる色を比べたりすることで、様々に解釈する道筋が生まれてきます。教科書に出てくるさし絵も、抽象的なものになっています。1組では、魚とやまなしの命の終わり方の違いについて考えさせていました。(写真中)
 4校時に1年生の教室に行くと、連絡帳を書いている様子を見ることができました。担任の先生が書いた文字をモニターに映し、それを見ながら連絡帳に書いていきます。日付を書いてから、翌日(来週月曜日)の時間割を書きます。次に宿題を書いていました。1組の宿題は、「スキルノート 九と十」…新出漢字を2つ習ったので、その練習をしてくるのが宿題のようです。「けいド 13」…計算ドリルの13ページということでしょうか。さらに、「がっこうのおはなし。」…学校での出来事を家の人に話してくるのが宿題のようです。帰ってからどんな話をしたでしょうか。図書の時間に読み聞かせをしてもらったことや、給食でこぎつねご飯をたべたことを話すかもしれません。
 連絡帳に3行程度ですが、きちんと書き写すだけでも1年生はかなり時間がかかります。しかし、自分の目で見て、その通りに文字にして書くということは、とても大切な力になっていきます。(写真下)

9月21日(水)

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 5年生は、家庭科の時間に「持続可能な暮らしへ 物やお金の使い方」の学習をしています。今日は2組で、環境や資源に配慮した生活についての学習をしていました。
 家庭科の教科書(39ページ)には、品質表示のマークや環境に配慮した表示のマークがたくさん載っています。授業では、実際に自分の身の回りのものにどのようなマークがついているのか、探してみることにしました。道具箱に入っている糊や色鉛筆、定規などの他に、ノートや教科書にも様々なマークがついていることが分かりました。(写真上)
 家庭科の教科書の裏には、「UD FONT」というマークがついています。これは、子どもからお年寄り、障害のある人まで、見やすく読み間違えにくい文字を使っているというマークです。改めて教科書の字体や文字の大きさを見直してみると、細かいところまで配慮が行き届いていることが分かります。多分、イラストの色合いにも工夫があるのでしょう。
 最近は、牛乳パックや発泡トレー、アルミ缶、ペットボトルなど、再生可能なものは種別して回収するのが当たり前になってきました。私がよく使っているスーパーでは、アルミ缶やペットボトルを持っていくと、買い物ポイントに加算してくれる自動回収機があります。環境に配慮する内容が多くの教科書に組み込まれ、子ども達の未来のために地道な教育が進められています。
 1年生は、今週の図工の時間に「さあ、めしあがれ」という作品に取り組みました。昨日は2組の子ども達が製作していました。教室に入った途端に、「見て、見て!」と呼ばれ、おいしそうな作品がたくさんできたことが分かりました。今日は、1組の子ども達が取り組んでいました。画用紙の大きな丸をお皿にして、自分の好きな料理をクレヨンで描きます。色画用紙をランチョンマットにしてデザインし、出来上がった料理を切り取って貼り付けると完成です。(写真中)
 ピザやスパゲッティ、ハンバーグ、お子様ランチなど、子ども達の大好きな料理がたくさん出来上がりました。ランチョンマットもすてきな模様にデザインしたり、スプーンやフォーク、ピザカッターを作って添えたりした子もいました。
 お皿に四角いトーストが乗っている作品をつくった子がいました。黄色いバターがたっぷりぬられていて、とてもおいしそうな作品でした。・・・小学校に入る前(幼稚園に行く前だったかもしれません)、母親と近所のおばさんと3人で、田舎のデパートのレストランに行った時のことを思い出しました。何が食べたいかショーウインドーのところで聞かれ、トーストを指さしました。食パンに黄色いバターがたっぷりのった食品サンプルが、とてもおいしそうに見えたのです。当時は多分、朝食がご飯だったのでしょう。「せっかく来たのに、そんなもん…」と言われたのかもしれません。自分の望みはかなわず、他の料理を食べました。何を食べたかは忘れましたが、食後に近所のおばさんが、ソフトクリームを買ってくれたことははっきりと覚えています。
 クラブ活動の時間に、科学クラブへの出前実験教室がありました。指導していただいたのは、夏休みの科学実験教室でもお世話になったディレクトフォースの皆さんです。今回は、「冷却パックを作ろう」というテーマで実験教室をしていただきました。
 最近よくドラッグストアやホームセンターなどで、袋を破くと急速に冷やすことができる冷却パックが売られています。実際は様々な原理が使われているようですが、今日は子ども達にも分かりやすい方法で、理科室で簡単にできる冷却のしくみを教えていただきました。
 使った材料は、尿素と水だけです。尿素が水に溶けた時の「吸熱反応」を利用して、温度が下がるしくみをビニール袋の中で実験しました。袋の中に入れた尿素の粉が水と混ざり合うと、一気に温度が下がります。大きく変化したところでは、18度近い水温差があったので、ビニール袋を手で触るとひんやりとした感触がよく分かりました。尿素は、その名の通り体の中で作られる成分ですが、工場でも簡単に作ることができる薬品です。肥料の成分として使われるので、ホームセンターでも売られています。また、水に溶ける保湿効果があり、ハンドクリームの原料としても使われています。
 さらに後半は、氷に食塩を混ぜて冷却する実験を行いました。マイナス20度近くまで温度が下がり、子ども達はびっくりしていました。どちらの実験からも、身近な材料を使って吸熱反応を起こすことができることが分かりました。(写真下)

9月20日(火)

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 今朝の登校時は、台風14号の影響が心配されましたが、時折風が強く吹く程度で済みました。交通機関の乱れもなく、教職員の出勤にも影響がありませんでした。子ども達の登校の際には、多くの保護者の皆様に見守りをしていただきました。ありがとうございました。
 4年生は、算数の時間に「およその数の使い方と表し方を調べよう」という単元に今日から入っています。算数において、数字をおよその数として見積もったり、四捨五入して概数として扱ったりすることは、とても重要な考え方です。また、日常でよく使われる算数であるとも言えます。
 ところで、小学4年生の「算数の壁」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? いろいろな学年で「壁」という言葉が使われますが、算数の壁は4年生にあるようです。4年生になると、これまで好きだった算数に苦手意識をもつようになる子が増える傾向にあります。それは、4年生の算数から「応用力」が求められることが要因となっています。
 4年生の算数では、つまずくポイントが多くあります。わり算の筆算…1〜3桁でわる筆算を習いますが、答えが立たなかったり、計算ミスが1か所でもあると答えが合わなかったりと、習熟に時間を要します。さらに、分数や小数の計算…分数や小数の概念をしっかり習得しておかないと、高学年での学習に影響することになります。そこにさらに「概数の概念」を学ぶことになります。四捨五入が理解できていても、「上から〇桁目を四捨五入する」とか、「〇の位までの概数にしなさい」という問題に対応できなければなりません。毎時間の授業をおろそかにせず、算数の壁をしっかり乗り越えていってほしいと思います。(写真上)
 5年生は、社会科の時間に「自動車の生産にはげむ人々」の学習に入りました。5年生の社会科では、年間を通じて日本の様々な産業について学習をしていきます。1学期は、農業や水産業についての学習を中心に行ってきました。工業についての学習では、日本が昔から得意としてきた自動車工場を取り上げ、製造工程やかかわる人々の工夫や努力について学んでいきます。
 2組では、昔と今の車の性能や生産台数の違いに着目し、現在の工場で車が大量生産されていることに気づかせていきました。教科書には、発売初期の自動車から現在の車種まで、様々な車の写真が載っています。自動車の歴史は、ボディーの大きさやデザインの違いだけにとどまりません。安全性や燃費など、外観だけでは分からない技術革新の変遷の歴史とも言えます。(写真中)
 特に最近では、ハイブリッド車からさらに電気のみで走る自動車へと主流が移りつつあります。また、自動運転に近いレベルで、安全機能が標準装備される時代にもなってきました。1組でも、「自動車工場にいってみた〜い」という声が子ども達から上がっていました。最近は、関東圏内にある自動車工場が限られてきて、工場見学が難しい状況です。せめてオンラインを使った自動車工場の見学ができたらいいなと思います。
 4年生は、理科の時間に「雨水のゆくえ」の学習をしています。今日は、1組が理科室で「水のしみこみ方」を調べる実験をしていました。(5校時に、2組も実施しています。)用意した土は、校庭と砂場の土です。見た目や手触りからも、それぞれの粒の大きさの違いがよく分かります。さらに、穴を開けたプラスチックのコップにティッシュペーパーをひき、それぞれの土を入れて水のしみこみ方を調べる実験を行いました。結果は、砂場の土は水がすぐに透過してきましたが、校庭の土は水が濁ったままで、なかなか落ちてきませんでした。(写真下)
 台風はすでに温帯低気圧に変わり、東北地方から太平洋沖へと過ぎ去っていきました。しかし、今日も結局雨が降ったりやんだりの天気で、明日以降も台風一過の秋晴れとはいかない予報です。それにしても、ここ数日で雨がよく降りました。

9月16日(金)

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 今週に入り、ヒガンバナが咲いていることに気がつきました。1年1組のアサガオの鉢が置いてある場所と校庭との間にある植え込みの中で、真っ赤な花が見事に咲き誇っています。水やりに出てきた子ども達に聞くと、ヒガンバナという名前を知っていた子が何人かいました。(写真上)
 ヒガンバナにもいろいろな品種があり、これは通常よりも少し早めに咲くもののようです。北地区区民館前の植え込みにも、最近咲いているヒガンバナが見られます。旭町小には、中庭の池の近くにヒガンバナがありますが、そちらはまだ花芽が上がってきていません。
 ヒガンバナで有名なのは、埼玉県飯能市の巾着田です。コロナ禍の影響で、この2年間はヒガンバナ祭りが中止になっていました。しかし今年は、明日から10月2日まで開催する予定とのことです。河原一面に真っ赤な絨毯のように広がるヒガンバナが見られることでしょう。今年は9月に入っても気温が高かったため、開花はやや遅れるのではないかと思われます。見頃は、来週後半の秋分の日あたりからでしょうか・・・まさに「彼岸花」です。
 巾着田は、私の家から車で40分ほどのところにあります。3年前までは、ほぼ毎年のように行っていました。今年はどうしようかと考えています。また、巾着田ほどではありませんが、家からすぐの土手でも毎年たくさんのヒガンバナを見ることができます。先日、土手の草が機械で一気に刈り取られていました。これから続々とヒガンバナの花芽が上がってくることでしょう。
 ヒガンバナは、球根に毒があることや様々な迷信があったことなどから、縁起のよくない花とされてきました。しかし、私はその独特な花姿が大好きです。家の庭では、ヒガンバナと同じ種類のリコリス(和名「ナツズイセン」)を育てています。
 5年生は、夏休みの家庭科の宿題として、「調理実践カード」がありました。ゆでる調理に挑戦し、作った料理についてまとめてくる課題でした。両クラスとも廊下の掲示板に貼ってあったので、公開日や作品展示会に来られた方はご覧いただけたのではないでしょうか。(写真中)
 作った料理を写真に収めたものが多く、どれもとてもおいしそうです。「卵サンド」を作った子がいました。…なるほど、ゆで卵を作り、それを応用して卵サンドにしたというわけです。カロリーは高めですが、私の好きなサンドイッチです。同じ卵料理で「オムライス」がありました。…ゆでる料理? と思ったら、一緒にゆで野菜が添えてありました。その他にも、麺をゆでるスパゲティや、白玉だんごもありました。中には、詳しいレシピや家族一人一人の感想を書いたカードまであり、とても楽しい夏休みの宿題であったことがうかがえました。
 6年1組の教室で、「気に入らなかった写真」という資料を使った道徳の授業がありました。道徳の内容項目の「善悪の判断、自由と責任」に関する授業でした。教科書には、友達の写っている写真をインターネット上に投稿し、友達から削除を求められて悩むストーリーが、マンガ形式で示されています。(写真下)
 みんなで遊びに行って撮った写真を投稿したのは、良かれと思ってしたことでした。実際、多くの友達から賛同の言葉がありました。しかし、友達の一人は「髪型が気に入らないのに、勝手に投稿するなんてひどい。」と言ってきました。…今まさに全国的にあるSNSのトラブルの一つです。道徳では、このような情報モラルの内容も、各学年の教科書に組み入れられています。
 「自分の髪型が気に入らないから消してくれと言うなんて、勝手な言い分だ。」とか、「こんなことでいちいち文句を言う方がおかしい。」という考え方もあるでしょう。しかし、この投稿サイトが友達だけでなく、一般の人にまで公開されるものであった場合は、十分に気をつけなければなりません。

9月15日(木)

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 1校時に、1年2組の子ども達がアサガオの種とりをしていました。アサガオの鉢は、夏休み前に一度各家庭に持ち帰りました。暑い夏の日の管理は大変だったことと思います。また、すでに夏休み中に種を集め、ビニール袋にためていた子が多かったようです。
 今週には、全員の鉢が各教室の外に並びました。登校すると、せっせと水やりに行く1年生の姿がまた見られるようになりました。アサガオの株は、今月になっても相変わらず元気いっぱいです。毎朝たくさんの花をつけている鉢もあるほどです。また、気温が少し下がってきたことで、花色が一層くっきりと鮮やかに見えるようにもなってきました。
 アサガオの種とりをしながら、子ども達は様々なことに気づき始めています。花が咲いた後に種ができることや、茶色くふくらんできたところの中に黒い種が数粒入っていることなど、発見したことを次々と話していました。収穫した種は、4月に自分たちがしてもらったように、来年の1年生のプレゼント用にきっと使われることでしょう。(写真上)
 2年生は、国語の時間に「どうぶつ園のじゅうい」という説明文の学習をしています。この説明文は、動物園の獣医の1日の仕事について日記のように書かれていて、時間的な順序をとらえるのに適しています。「朝」、「見回りがおわるころ」などの時間を表す言葉に着目して、時間的な順序に沿って獣医の仕事をまとめられるようにしていきます。また、この教材では、獣医さんが「する仕事」と「そうする理由」を対応させて読むことが目標となっています。
 2組では、「いのししのお腹に赤ちゃんがいるかどうかを、機械を使って調べた場面」についての学習をしていました。エサを与えて、お腹の大きないのししを安心させながら調べたことが書かれていました。(写真中)
 この説明文の最後には、獣医さんは動物園を出る前に、必ずお風呂に入ることが書かれています。動物の体には、人間の病気の元になるものがついていることがあるので、外に持ち出さないようにお風呂に入るそうです。2年生の国語の教材ではありますが、大人にとっても「なるほど…」と思うことが書かれています。
 動物園ではありませんが、つい先日、動物病院の獣医さんのところに犬を連れていきました。今週、14歳を迎えた我が家の愛犬です。盛んに耳をかゆがるので診てもらうと、外耳炎とのことでした。点耳薬と飲み薬をもらってきました。また、白内障の点眼薬ももらってきました。犬も人間並みの老後を迎えるものだと思いました。
 3年生は、国語の時間にローマ字の学習をしています。現在の教科書では、指導時数は少ないのですが、3,4年生の国語の時間にローマ字の指導をすることになっています。ローマ字指導のねらいは、児童の身近なローマ字表示のものについて、読み書きができるようにするところにあります。2組では、ローマ字に使われるアルファベットの書き順についての学習をしていました。タブレットが導入されたことにより、ローマ字入力でアルファベットに慣れ親しんでいる子が多いはずです。しかし、ローマ字の手書きについては初めてです。教科書のアルファベットの書き順を見ながら、正しい書き方を練習していきました。(写真下)
 今は、街のあちこちにローマ字があふれています。交差点の地名や駅名の表示、食品のパッケージなど、自然にローマ字が目に入ってきます。国語の時間に習い、興味・関心をもつことで、子ども達はすぐに読み方を覚えてしまうはずです。
 昨日、2年生の教室でタブレットを使い、文字入力のソフトを使っている様子を見かけました。今後は、低学年の教科書にローマ字の指導が移行することになるかもしれません。

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