7日10日(水)、体育館にてセーフティ教室があります。1〜4年生への指導の様子を公開いたします。ぜひご参観ください。1校時(8時30分〜9時15分)…3,4年生 2校時(9時20分〜10時5分)…1,2年生

11月10日(木)

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 2年生は、算数の時間に「かけ算」の学習をしています。今まで、新しい計算としてかけ算を学習し、かけ算が使われる場面を式に表したり、その答えの求め方を考えたりしてきました。そして今週から、いよいよ「かけ算九九」の学習に入りました。
 はるか昔のことになりますが、かけ算九九を最初にどの段から覚えたでしょうか? 簡単な1の段か2の段から習った…と考えがちですが、たいていどこの学校でも、5の段から指導しています。5の段の次は2の段で、その後3,4,6,7,8,9,1の段と続きます。2年1組の教室から、5の段の九九を唱える声が元気よく聞こえてきました。(写真上)
 では、なぜ5の段を最初に覚えさせるのでしょうか。かけ算九九が覚えやすく、かけ算の規則性が見えやすいこと。さらに、かけ算九九が言いやすいというのも5の段が一番適している理由のようです。確かに、5の段の答えは一の位が0か5で、2年生にとって分かりやすいはずです。時計も5分、10分、15分と、5の倍数で考えることが多いです。
 この後の2の段、3の段までは順調に進むものの、4,6,7…辺りから難易度が上がってきます。全国的に昔から九九の誤りが最も多いのは、7の段と言われています。(次に8の段、9の段、6の段と続きます。)7の段が覚えにくいのは、7を「しち」と発音するため、唱えづらいためです。言いづらいものは覚えにくいということなのでしょう。
 九九の暗唱は誰もが通ってきた道です。そして、学校での時間だけでは、とうてい覚えられません。家庭での協力が必要です。苦労して覚えた九九は、きっと3年生以降での算数に大きく影響していくはずです。
 図工室では、2年2組がカッターナイフを使った授業を行っていました。小学校の図工の授業では、2年生でカッターナイフの使い方を学ぶことになっています。今日は、カッターナイフの扱い方について指導を受けた後、実際に黒い色画用紙を切る「試し切り」に挑戦していました。(写真中)
 今回初めてカッターナイフを使う子が多かったようです。どの子も緊張した様子で取り組んでいました。カッターナイフは、使い方を間違えれば大きなけがにつながります。まずはそのことを最初に伝え、真剣に使い方を習得していきました。(けがの防止のために、軍手をつけて行いました。)
 毎年見られることですが、「全然切れない…」と言っている子のところに行ってみると、カッターの刃が逆を向いている場合があります。刃の背で切ろうとしているのですから、切れるはずがありません。また、画用紙と刃の角度が大きいと、紙がささくれ立ってきれいに切れません。こういうことも、カッターナイフを使いながら徐々に覚えていくことになります。使い方に慣れ、上手に扱えるようになると、気持ちの良いきれいな直線や曲線で紙をくり抜き、窓を作ることができます。次回は、カッターナイフを使った作品づくりにも挑戦していきます。
 1年生は、算数の時間に「ひきざん」の学習をしています。先月は、繰り上がりのあるたし算の学習を行いました。今回のひき算は、11〜18の数から1位数をひく繰り下がりのあるひき算の学習です。
 たし算の時と同様に、最初は算数ブロックを操作しながら計算の仕方に結びつけていきます。1組では、「17−8」の計算を行っていました。「わける」、「ひく」、「あわせる」の3段階で計算をさせます。まず、17を10と7に分けます。(たし算の時のさくらんぼ計算と同様に、式の下に書かせます。)10から8をひいて「2」、2と7を合わせて答えは「9」となります。(写真下)
 このようなひき算の方法を「減加法」と言います。(ひいてからたすので、「減加法」です。)一方、「8−7=1 10−1=9」という考え方もあります。初めに端数の方との差を求めてから、その数を10からひくやり方です。これを「減減法」と呼んでいます。1年生には減加法が分かりやすいのでそちらを先に指導していますが、減減法で計算をしても構いません。

5年生 下田移動教室3日目 その3

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 下田移動教室の最後の見学場所は、神奈川県立 生命の星・地球博物館でした。東京方面からだと、小田原厚木道路の終点を下りたすぐのところにあります。
 まず、博物館の学芸員の方からのガイダンスがありました。博物館に展示してあるものや、見学の見どころなどを説明していただきました。その後、外の芝生広場でお弁当を食べました。移動教室最後の食事をおいしくいただきました。
 見学時間を40分ほどとり、班ごとに館内を自由に回りました。ガイダンスで話に出てきた巨大隕石の展示や、アンモナイトの化石、様々な恐竜の展示など、どれも子ども達の興味を引くものばかりでした。
 帰りも、圏央道〜関越道を迂回するルートで学校に向かいました。バスは、予定通りに学校に到着しました。校庭にバスが入ったとたん、子ども達から「久しぶりの学校だ…」、「懐かしい〜」という声が聞こえてきました。バスの中では「あと何泊もしたかった。」と話していた子も、きっと迎えに来た家の人を見てホッとしたのではないかと思います。
 たくさんのお迎えの方々に見守られ、校庭で帰校式を行いました。最後の最後まで、5年生の子ども達の態度が立派でした。この3日間の体験は、きっと今後5年生が成長するきっかけとなることでしょう。

5年生 下田移動教室3日目 その2

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 バスに乗り、最初に下田の魚市場の見学に行きました。魚市場のすぐ隣は道の駅になっていて、キンメダイを使った様々な食事処や土産店があります。グルメ番組によく取り上げられるところです。
 市場の案内も、ベルデの職員の方に行っていただきました。残念ながら、すでに魚の水揚げやセリが終わったところでした。日によっては、たくんのキンメダイが漁船から運ばれていく様子を見ることができます。
 港に泊まっていた漁船やフェリーの姿を見ながら、水産業の盛んな街の様子を感じ取ることができました。新鮮な魚を運ぶためには、大量の氷が必要になります。市場の隣にある製氷工場にも寄りました。魚を積んだトラックの荷台に氷を入れるホースが設置されていました。
 バスに乗り、伊豆半島の東伊豆道路を北に向かっていきます。

5年生 下田移動教室3日目 その1

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 3日目の朝を迎えました。今日も朝日がまぶしい晴天です。伊豆七島を見渡しながら、屋上で朝会を行いました。
 朝会では、自分が以前勤めていた下田学園の話をしました。ベルデから少し下ったところにあった練馬区の健康学園です。3年生から6年生までの子ども達が、寮生活をしながら肥満や喘息、偏食・虚弱の解消のために、区内の学校から集まってきていました。
 きっと、5年生の子ども達の中には、この2泊3日でさえ「早く家に帰りたい」と思ったことでしょう。当時の下田学園の子ども達は、時々中間帰京はするものの、一年間のほとんどを親元を離れたこの下田の地で生活していました。
 今朝は、6時の起床からやることがたくさんありました。布団をもとのようにたたんだり、シーツや枕カバーを外して集めたりしました。2人組でシーツをたたむときれいにできることを伝えると、みんな一生懸命にやり始めました。普段家でやっていないことを経験させるのも、宿泊学習の大切な学びの一つです。
 バスに荷物を積み、玄関前で閉校式を行いました。3日間お世話になったことへの感謝の気持ちをしっかり伝えることができました。今後、ベルデの建物がなくなってしまったとしても、子ども達の心の中には素晴らしい思い出が残ってくことでしょう。最後に、ベルデの建物に向かって「ありがとうございました」とあいさつをしてバスに乗り込みました。

5年生 下田移動教室2日目 その5

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 今日は、皆既月食の日でした。夕食後の予定を少し変更して、子ども達と月食を見ることにしました。
 真っ暗な屋上に行くと、すでに東の空の満月が半分ほど欠けていました。20分以上観測していましたが、じわじわと月食が進んでいく様子を見ることができました。7時10分過ぎには、月がぼんやりとオレンジ色に見えるようになり、地球の影に入ったことが分かりました。
 空の暗闇に目が慣れてくると、一気に星がたくさん見えるようになります。東京の空と違い、吸い込まれるようにたくさん見える星の多さに、みんな感激していました。
 その後、食堂に戻り「3Dメモリースタンド作り」に取り組みました。ベルデの職員の方々に指導していただき、下田の思い出の作品に挑戦しました。
 3Dメモリースタンドは、小さな板に海の生き物をデザインし、紙粘土で立体的に仕上げていく作品です。貝殻やシーグラスも使い、ホットボンドでつけていきます。最後にニスを塗って完成です。みんな夢中になって作っていました。

5年生 下田移動教室2日目 その3

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 次に、下田海中水族館に行きました。水族館では、クラス写真の撮影の後、最初におみやげを購入しました。
 キーホルダーやお菓子など、海の生き物にちなんだ様々なおみやげが並んでいて、みんなどれを買おうかと迷っていました。また、おこづかいの金額で買えるようにと、一生懸命計算をしながら売り場を行ったり来たりしていました。
 家族用にお菓子の箱に手を伸ばす子もいましたが、なんといっても人気だったのがぬいぐるみです。魚やアザラシ、ペンギンなど、値段を確認しながら手に取っていました。男の子も、多くの子が大切そうにぬいぐるみを抱えてレジに向かっていました。
 次に、バックヤード見学に行きました。3つのグループに分かれて、普段は見ることができない水族館の裏側を見せてもらいました。イルカやアシカのショーが毎日あるので、それらの動物のための餌を用意しているところを見せてもらいました。サバやアジ、イカなど、1日に160kgも用意するそうです。たくさんのスタッフで準備をしていました。また、キンメダイの水槽の裏側にも案内をしてもらいました。キンメダイは、200mの深海に住む魚です。水温を常に15度に保ち、暗い水の状態を維持して展示しているそうです。
 お弁当を食べた後は、イルカのショーやアシカのショーをみんなで見ました。イルカが豪快にジャンプをするところを間近で見たり、アシカのかわいらしいしぐさに拍手を送ったりしました。

5年生 下田移動教室2日目 その2

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 今日は、最初に釣り体験を行いました。下田の港にある弁天島に、昔から練馬区の移動教室で行われてきた釣り堀があります。まず、地元の方々に釣りの注意や魚を釣るコツについて説明を聞きました。2クラスあるので、釣り堀と堤防での釣りに分かれて行い、途中で場所を交代しました。
 堤防での釣りは、潮の関係で今日は難しいだろうという話でした。確かに魚影は少し見えましたが、なかなか浮きに反応がありませんでした。それでも各クラスとも、何人か魚を釣った子がいました。
 一方の釣り堀は、必ず全員が釣れるようにしてもらえる場所です。大量に魚がいる生けすにコマセをまき、次々と竿にあたりがありました。魚の力強い引きに、釣り上げるのに苦労していた子がほとんどでした。また、目の前で暴れる魚を怖がって、どうしてよいか戸惑っていた子も見られました。釣りをするのが初めてという子も、実際に竿を手にして体験することで、その楽しさを感じ取ることがでたようです。
 下田移動教室は、来週までのあと2校で最後となり、長い歴史を閉じます。その2校は釣り体験を入れていないとのことで、今日の旭町小がこの釣り堀を利用する最後の学校となりました。練馬区で管理してきたこの釣り堀は、32年前から実施してきたそうです。指導員の方も、長年教えてきた釣り体験について、感慨深い思いで話されていました。

5年生 下田移動教室2日目 その1

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 移動教室2日目の朝を迎えました。気持ちの良い快晴になりました。ぐっすり眠れた子と、夜なかなか寝つけなかった子がいたようでしたが、今朝もみんな元気です。
 6時半から屋上で朝会を行いました。下田は暖かく、上着がなくてもよいくらいの気候です。東京とは、朝の気温が全く違います。下田は冬に霜が降りません。ちょうど朝日が昇ってきた東側には海が広がり、たくさんの島々が一望できました。大島、利島、新島、敷根、神津島…と、伊豆沖のたくさんの島が手に取るようによく見えました。
 そんな気持ちの良い空気をたっぷり吸いながら、ラジオ体操第一を行いました。また、昨日の夜のレク「下田カップ」の表彰も行いました。
 7時から朝食です。5分前行動がすばやくなったのか、お腹がすいていた子が多かったためか、かなり早い時間から食堂前に並んでいました。朝食は、半バイキング方式で行われました。一人分の食事がトレーに用意されていて、その他に納豆やヨーグルト、海苔などは自由にとって良いスタイルです。他のベルデも同じですが、コロナ禍前までは全てバイキング方式の食事でした。
 また、しょう油もケチャップも、全て個包装のものを各自に渡しています。容器を持って使いまわさないための感染対策として行われています。
 朝食後、宿舎を出発するまで1時間以上自由時間がありました。トランプなどのカードゲームを用意してきた子が多く、ベットや通路を使って楽しく遊ぶ様子が見られました。友達や先生と過ごすこういう時間も、移動教室の楽しい思い出になります。
 今日はこの後、釣り体験、下田海中水族館見学、そして爪木崎散策に出かけます。2日目の昼間の活動の様子は、夕方以降ホームページにアップする予定です。

5年生 下田移動教室1日目 その4

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 夕食は、カレーライスでした。お腹がペコペコだった子が多く、何人もお代わりをする様子が見られました。また、ベルデ下田ならではの献立「キンメコロッケ」も人気のようでした。来年からこのコロッケがもう食べられないかと思うと、とても残念です。
 夕食後は、4階の集会室で学年レクを行いました。前半は、班対抗の「下田カップ」でした。風船リレーと連想ゲーム、爆弾ゲームの3種目で競い合いました。レク係の子ども達が、きびきびと司会進行をして盛り上がりました。
 後半は、がらっと雰囲気を変えて、キャンドルファイヤーを行いました。火の神や火の巫女たちが登場し、点火式を行いました。「友情」「元気」「努力」「思いやり」「責任」の5つの火をもらい、全員の持つろうそくに分火していきました。電気を消すと、みんなが持つろうそくの炎によって、一人一人がオレンジ色に幻想的に輝いて見えました。学年全員の心に、しっかり火が灯ったキャンドルファイヤーになりました。締めくくりは、マイムマイムでまた盛り上がりました。
 たくさんの思い出ができた1日目の夜の消灯時刻がやってきました。果たして静かに眠れるかどうか…バスの中で爆睡していた子が多かっただけに、先生たちの見回りがしばらく続きそうです。

5年生 下田移動教室1日目 その3

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 バスは、予定通り3時過ぎにベルデに着きました。雨はすっかり上がり、日が差す中、玄関前で開校式を行いました。これから3日間お世話になる宿舎の方々に、しっかりとあいさつをしました。
 宿舎は、4階建ての学校のような建物です。下田市の須崎半島の真ん中に位置し、すぐ隣は御用邸です。2階と3階は、宿泊学習用の2段ベットがずらりと並び、通称「カイコ棚」と呼ばれてきた造りになっています。他のベルデと違い、数人ずつの畳の部屋のようにはなっていません。しかし、子ども達にとっては、この2段ベットの部屋が秘密基地のように、なんとも魅力的に感じるようです。
 学年全員で集合写真を撮ってから、シーツや布団カバーを取り付ける作業を行いました。家であまり経験のない子が多かったようです。悪戦苦闘の末、やっと布団の準備ができ、風呂場に向かっていきました。

5年生 下田移動教室1日目 その2

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 2回目の休憩場所の伊東マリンタウンに着いたところで、小雨が降り始めました。雨雲レーダーを確認すると、伊豆半島ではしばらく雨が降ったりやんだりの気配でした。そこで、城ケ崎海岸のハイキングからシャボテン公園の見学に変更することにしました。
 シャボテン公園は、大室山のすぐ近くにある動物と触れ合えるレジャー施設です。到着してすぐに大講堂に行き、昼食の時間にしました。朝早く家で作ってもらったお弁当を、黙食ではありましたがおいしくいただきました。
 その後は、行動班ごとに園内を自由に見学して回りました。世界中のサボテンを集めた大温室や、レッサーパンダやカピバラなど、子ども達の大好きな動物をたくさん見ることができました。昼食後も時々小雨が降りましたが、みんな元気よく園内を回っていました。最後は、大講堂に戻って全員で動物のショーを見てからバスに乗り、下田に向かいました。

5年生 下田移動教室1日目 その1

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 朝早くから、たくさんのお見送りをいただき、どうもありがとうございました。穏やかな天候に恵まれ、5年生の下田移動教室がいよいよ始まりました。5年生にとっては、初めての宿泊学習です。高まる気持ちとたくさんの荷物を持って、校庭に子ども達が集まりました。
 すばやい整列に、予定より少し早く出発式を始めました。先日、学年で体育館に集まって、この出発式の練習も行っていました。司会や児童代表の言葉も、そして全員の態度もその練習通りにしっかり行えていました。そして、「行ってきます!」のあいさつの後、バスに乗り込みました。
 当初は、環八〜東名高速の予定でしたが、今日から東名の集中工事が始まるということで、圏央道の迂回ルートを通ることにしました。練馬インターから
関越道に入り、鶴ヶ島JCで圏央道に入りました。
 バスは順調に走り、1回目のトイレ休憩は、圏央道の厚木パーキングに寄る予定です。

11月4日(金)

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 2校時に、2年1組の教室に教育アドバイザー訪問がありました。2学期に何回かお伝えしてきましたが、若手の先生方への授業力向上をめざした研修のために実施しています。今回も、教育アドバイザーとして、道山前校長先生にお越しいただきました。
 授業は、国語の「かたかなで書くことば」の学習でした。片仮名を使って表記する言葉の種類を知り、片仮名で書く言葉を集める学習単元です。小学校で最初に片仮名を習うのは、1年生の2学期です。その後、いろいろな教科書や本などから、片仮名を目にしていきます。ひらがなと片仮名の表記の違いには、ある一定のきまりがあり、2年生で指導することになっています。
 片仮名で書く言葉は、3種類あります。「外国の国や土地、人の名前」、「動物の鳴き声やものの音」、「外国から来た言葉」です。「外国から来た言葉」は、いわゆる「外来語」にあたります。クレヨンやケーキ、ピアノなどです。和製英語と言われる日本で作られた言葉(フライドポテトやサラリーマンなど)は外来語ではありませんが、片仮名で書くのが一般的です。今日の授業では、教科書の絵から片仮名で書く言葉を集めて、文章を作る学習を行いました。(写真上)
 2年生の学習内容ではありませんが…大人は、漢字やひらがな、片仮名での表記を微妙に使い分けている時があります。例えば、「綺麗、きれい、キレイ」の使い分けです。「綺麗な花が咲いている。」「きれいな花が咲いている。」「キレイな花が咲いている。」…それぞれに印象が異なります。片仮名で「キレイ」を使うと、軽快な表現になります。ひらがなよりも目立つので、友達とのメールのやり取りなどで使いそうです。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習を行っています。単元全体は12時間扱いなので、ほぼ1か月間学習が続きます。今日は、2組の子ども達が単元の中でも重要なところの実験をしていました。
 今までの実験から、ものが溶ける量には限りがあることや、ミョウバンよりも食塩の方が水によく溶けるということが分かりました。そこで今日は、「溶けきれなかった食塩やミョウバンを溶かすには、どうしたらよいか」というテーマで実験を行いました。子ども達が考えつく手立ては、「水を追加する」と「水を温める」という方法です。
 水に溶かすよりも、温めてお湯にした方が溶けやすいのではないか…ということは、日常の経験からなんとなく思いつく考え方です。カップラーメンの容器にお湯を入れ、ビーカーを湯煎しながら温めてかくはんし、溶け残った食塩やミョウバンの様子を調べていきました。(写真中)
 「温めるとさらによく溶けるだろう」と、ほとんどの子が予想します。しかし実際は、ミョウバンはよく溶けるものの、食塩はそれ以上はもう溶けていきません。食塩は水によく溶けますが、お湯になっても溶解度はそれほど上がらないという性質があります。(一方のミョウバンは、水に溶けにくくお湯によく溶ける性質があります。)予想と違う結果は、子ども達の科学的な思考を大いに刺激することにつながります。
 午前中、3年生が光が丘消防署に社会科見学に行ってきました。3年生は、社会科の「安全なくらしを守る」という単元で、消防署の仕組みについて学習しました。実際に自分たちの住む地域の消防署に行き、職員の方から話を聞いたり、緊急車両の様子を見せていただいたりしました。
 消防署では、毎日の訓練を欠かさずに行っています。緊急事態に際し、いかに早く正確に、そして落ち着いて行動することができるかは、日々の訓練に勝るものはないのでしょう。きびきびと整列し点呼をする様子に、子ども達は緊張感をもって見学していました。
 消防署の職員は、火災や救急で出動する人と出動しない人に分かれています。現場に行かない職員は、消火施設の検査や建物の防火管理者への指導などの仕事をしているそうです。学校でも毎月の避難訓練が義務付けられていて、毎年避難訓練の計画書を消防署に提出しています。
 また、「♯7119」の電話でつながる救急安心センターがあることは、私も初めて知りました。急なケガや病気をした時に、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷った場合に相談できる窓口とのことでした。
 さらに、ポンプ車に積んである道具類を見せてもらいました。消防車は、火事の時だけに出動するのではありません。レスキューの場合にも出動要請がかかります。事故車両を固定する車止めや、金属製のドアなどを切るためのエンジンカッターまで見せてもらいました。(写真下)
 消防署では、夕食を17時半からとっているそうです。一般家庭よりも早く済ませておき、火災の起きそうな夕食時に備えているそうです。

11月2日(水) その2

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 4校時は、1〜3年生の子ども達への公演でした。低学年の部も、最初に「もみじ」の演奏を聴かせてもらいました。今度はトロンボーンが1人になっていました。・・・(もう1人は授業があるということで、高学年の部が終わってからすぐに大学に向かいました。そんな忙しい中を、子ども達のためにはるばる来てくれた学生さんたちに感謝です。)
 プログラムの1つ目は、高学年の部と同じく「どろんこハリー」でした。高学年と違い、低学年の反応がとても豊かでした。2つ目は、「てぶくろ」の絵本でした。7匹の動物が、おじいさんが落とした手ぶくろに次々と入ってきます。ぎゅうぎゅう詰めで暖をとるという、とってもほほえましい物語です。最後にクマが登場し、子ども達から思わず「エ〜ッ」という声が上がりました。(写真上)
 プログラムの最後は、「ラチとらいおん」でした。ラチという男の子は、世界で一番の弱虫です。でも、小さな赤いライオンとの出会いが、ラチに勇気を与えてくれました。ある日、友だちのボールをとったのっぽの男の子を、ラチは夢中で追いかけてボールを取り返します。ふと気がつくと、ライオンの姿はありません。あわてたラチが家にもどると、ライオンからの素敵な手紙が残されていました…。(写真中)
 高学年の部もそうですが、たんぽぽの会のプログラムは、いつも実によく考えられたものになっています。プログラムの最後の演目は、心にしっとりと響くお話をもってくるのです。絵本の内容のすばらしさに、音楽のすばらしさが融合することで、体育館に集まった子ども達を不思議な世界に導いていきます。
 低学年の子ども達にも、最後に楽器の紹介がありました。その一つに、鍵盤ハーモニカのような形をしていながらリコーダーの音がする「アンデス」という楽器がありました。独特の音色が、ほのぼのとした世界観を演出していました。(写真下)

11月2日(水) その1

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 3,4校時に、「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」の公演がありました。たんぽぽの会は、洗足学園音楽大学の公認サークルです。絵本の読み聞かせと生演奏をコラボした公演内容で、様々な楽器を専門に学んでいる特性を生かし、意欲的に活動しています。毎年、川崎市や東京都を中心に、いろいろな学校をまわって絵本の世界の楽しさを伝えています。
 昨年度はコロナ禍のため、3月に卒業前の6年生のみに公演を行ってもらいました。今回は、昨日から始まった秋の読書旬間に合わせて、全校児童を対象に公演することができました。
 まず、3校時の高学年の部についてお伝えします。最初に、ファゴットとトロンボーン(2人)、トランペット、ピアノによる「もみじ」の演奏がありました。面白い楽器の組み合わせですが、都合のつく学生が集まって公演しているので、毎回違った編成が楽しめます。(写真上)
 続いて、今日のプログラムの1つ目は、「どろんこハリー」でした。『黒ぶち模様の白い犬』が、真っ黒に汚れて『白ぶち模様の黒い犬』になってしまったお話です。どろんこになったハリーが自分だと信じてもらうのに、得意の芸を一生懸命行うところが笑えます。2つ目のお話は「さんねん峠」でした。3年生の国語の教科書にも載っているので、高学年の子ども達は内容を知っています。しかし、その読み聞かせに音楽が加わると、また違ったお話に感じ取れるから不思議です。最後は、「アナグマのもちよりパーティー」でした。アナグマがパーティを開き、みんながそれぞれ何かをもっていきます。でも、モグラは何ももっていくものがありません。するとアナグマは、「じゃあ、きみ自身をもってきてよ」と言います…。やさしさと思いやりが感じられるお話です。
 お話に合わせて演奏した音楽は、全てたんぽぽの会の学生たちで作曲したものです。ところどころに打楽器や効果音なども入れながら、ストーリーに合った音楽がよく考えてつけられています。ちなみに、「さんねん峠」は朝鮮半島の昔話です。その地方の旋律を取り入れて作曲したそうです。(写真中)
 終わりに、楽器の紹介もしてもらいました。トランペットやトロンボーンなど、金管楽器を初めて見た子が多かったようです。旭町小では、1か月後の音楽発表会にむけて練習が始まっています。音大生のみなさんの真剣な演奏も、高学年の子ども達へのすばらしい贈り物になりました。(写真下)

11月1日(火)

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 1年生は、生活科の時間に「あきとなかよし」の学習として、どんぐりを使ったおもちゃ作りに取り組み始めました。光が丘公園にどんぐりを拾いに行ったのは、ちょうど2週間前のことでした。どんぐりは、一度家に持ち帰り、冷凍庫に入れたり煮沸したりしました。(どんぐりの中に産み付けられた虫が出てこないように、処理をお願いしてありました。)
 今日は、2組の子ども達がどんぐりの工作に挑戦していました。ビニール袋にいっぱいに入ったどんぐりの他に、爪楊枝やモール、竹ひご、紙コップ、箱など、工作に使えそうな材料をたくさん用意してきました。生活科の教科書には、どんぐりを使って作った見本が載っています。コマやけん玉、迷路、やじろべえなど、どんぐりを使っていろいろなおもちゃを作ることができます。
 子ども達は、さっそく箱に仕切りをつけて迷路を作ったり、紙コップにどんぐりを入れてマラカスにしたりしていました。また、多くの子ども達は、どんぐりに穴を開けて工作をしたかったようです。コマもやじろべえも、どんぐりに穴を開けて爪楊枝や竹ひごを通します。
 そこで毎年この時期に活躍するのが、「木の実用 穴あけドリル」です。生活科で使う用具として、学校に何台か買いそろえてあります。以前までは、先生がキリで穴を開けていました。丸みがあって、さらにかたいどんぐりに穴を開けるのは、至難の業です。先生の負担が、これでずいぶん軽くなりました。…と言いたいところですが、こういう文明の利器があると、子ども達の注文もただの穴開けに留まりません。どんぐりに穴を開ける位置を細かく指定したり、穴を貫通させるのか中心までの穴にするのかなど、いろいろな要望を聞くことになりました。(写真上)
 工作の続きは、また来週も行うようです。ところで、大人で「やじろべえ」を知らない人がいるそうです。私のような年配者は、子どもの頃に学校で習いました。当時は1,2年生に理科の授業があり、2年生でやじろべえを使った実験があったと思います。おもりのつり合いの実験だったのでしょう。低学年の理科がなくなって生活科が始まったのは、平成4年度(1992年)からのことです。秋の実や落ち葉で遊ぶ学習として、生活科に移行しました。その時にやじろべえを作った経験があれば、大人になっても覚えています。しかし、キリで穴を開けるのが危険という理由から、やじろべえを作らなかった学校も多かったのではないでしょうか。
 5年1組が、稲刈りをしていました。夏休み明けにプール側にバケツ稲を移動し、鳥よけの網をかけて管理をしてきました。稲穂がすっかり垂れてきて、刈り取りはいつかと待っていました。今日から11月に入り、ようやくその時がやってきました。
 実際は鎌を使って稲刈りをしますが、子ども達はハサミを持って刈り取りました。バケツの中央に植え付けた数本の苗が、分げつして太く大きくなり、ハサミでは刈り取るのが大変なほどでした。刈り取った稲は、スズランテープで縛って、しばらく乾燥させるために校内に干しておきます。(写真中)
 5年生が総合の学習で取り組んでいるお米の学習は、これで終わりではありません。今後は、脱穀やもみすり、精米の作業があります。稲を育ててからお米になるまでを学習し、それがいかに大変なことであるかを体験させていきます。
 放課後に希望者が参加する「地域未来塾」が今日から始まりました。練馬区で推進している地域連携事業の一環で、子ども達への補習的な学習支援を行う取り組みです。子ども達の受講料等は、一切かかりません。また、スタッフの方々へは、区から手当てが支給されています。
 指導者は、地域連携事業でコーディネーターをしていただいている早川さんを中心に、今日は2名の方に来ていただきました。地域連携事業では、この未来塾の他にも、1年生の給食指導支援や全校遠足の引率支援、水泳指導の補助も行っていただいています。
 今年度は、2,3年生を対象に、計4回実施する予定です。2年生は、5校時が終わった後の6校時の時間帯、3年生は6校時が終わった後の放課後の時間帯を使って行います。場所は、北校舎2階の理科室を使います。
 どちらの学年も、算数の復習プリントを配り、解き終わった子から丸付けをしてもらっていました。そして、合格した子から帰るようにさせました。月に2回程度の未来塾ですが、少しでも子ども達の学力と学習意欲の向上につながればという思いで続けていきます。(写真下)

10月31日(月) その2

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 天候に恵まれ、2年生の生活科見学に行ってきました。電車に乗って朝霞市にある小寺農園に行き、サツマイモの収穫体験をしてきました。
 玄関前での出発式では、「人に迷惑をかけないこと」と「最後まで自分の力で歩き通して帰ってくること」について話をしました。校外学習では、自分の荷物を自分で管理し、周りの人に迷惑をかけないようにすることが大切です。また、準備や片づけが遅れると、集合している友達にも迷惑をかけることになります。さらに、電車の中では静かにすることも、人に迷惑をかけないための約束です。
 最後まで自分の力で歩き通すというのは、昨年の2年生の様子を受けて話しました。たくさんのサツマイモが収穫できるのはうれしいことですが、帰りの荷物が重く、学校まで帰ってくるのが大変でした。文句を口に出さずに、最後までしっかり歩くことを伝えました。
 小寺農園は、朝霞台駅の南口を出て10分ほどのところにあります。畑に着くと、すでにサツマイモの地上部分が刈り取られ、石灰で一人ずつの畝が仕切られていました。ブルーシートに荷物を置き、まずは芋掘りのための準備に取り掛かりました。両足は、靴が泥だらけにならないように、スーパーの袋で覆います。両手に軍手をつけ、収穫した芋を入れる袋を持ちます。スーパーの袋で靴を包んでしばる練習は、土日の宿題になっていたのでしょうか。すいすいとやっていた子もいれば、先生に手伝ってもらわないとできない子もいました。
 ようやく全員の準備が整い、一列になって畝に入っていきました。地上に見えているつるをたよりに土を掘っていくと、すぐにきれいな赤紫色のサツマイモが見えてきました。しかし、どれもとっても大きくて、なかなか芋の全体像が見えてきません。最初の説明で、「芋をしっかり掘ってから抜かないと、途中で折れてしまうよ。」と言われていたため、発掘調査のごとく慎重に土を掘っていたようです。
 次第にあちこちから「獲れた〜」という声が聞こえ、大きなサツマイモと一緒に写真を撮ってもらう子どもが増えてきました。それにつられて子ども達の芋掘りのスピードがアップし、みるみるビニール袋いっぱいに大きなサツマイモが入っていきました。
 片づけをしてクラス写真を撮り終わり、荷物を持って出発という時に、やはり今年も聞こえてきました…「重たいよ〜」という声です。喜んでたくさん収穫したものの、パンパンに入れたリュックの重さは、2年生にとってはズシリと感じられたのでしょう。「がんばれ、がんばれ」と声をかけていた自分も、学校に持ち帰る職員用のサツマイモを1袋手にしていて、とても重くて大変でした。子ども達に指導した手前、弱音を口にすることができず、やっとの思いで学校まで戻ってきました。
 今日2年生が収穫したサツマイモの品種は、「紅あずま」です。茨城県や千葉県を中心に、関東地方で多く作られているサツマイモです。粉質のホクホク系のサツマイモで、焼き芋や天ぷらに向いています。
 サツマイモは、掘ってすぐに食べるより、しばらく置いておくと甘味が増すと言われています。新聞紙に包んで、1〜2か月置いておくと、でんぷん質が糖化して水分が抜け、甘くなるそうです。しかし、家庭でそんなに長く放置しておくのも大変です。1〜2週間置いておくだけでも良いのではないでしょうか。ぜひ、お試しを…。

10月31日(月) その1

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先週一週間は、旭町小にいろいろなお客様が見えました。火曜日には、豊渓中学校の先生方が授業の様子を見に来られました。水曜日には、旭幼稚園の先生方、5校時の3年生の研究授業には講師の先生と、たくさんの先生方がみなさんの授業の様子を見ていかれました。
 うれしかったのは、多くの先生方から「子ども達のあいさつがすばらしいですね。」と言われたことです。教室に入ってきたお客様や、休み時間に廊下ですれ違ったお客様に「こんにちは」とあいさつをしていた子がたくさんいたようです。そして、あいさつを褒めてくださった先生方は、「どの子もごく自然にあいさつが言えていました。」と話されていました。きっと、初めて会うお客様にあいさつができた子は、普段から当たり前のようにあいさつができているのだと思います。学校の中で出会った人にあいさつをするというのは、考えてみれば確かに当たり前のことです。
 学校生活で「当たり前のこと」は、他にもたくさんあります。休み時間が終わったら教室に戻ること、掃除の時間は決められた場所で掃除をすること、校帽をかぶって登下校すること…考えてみるとそれらは全て当たり前のことで、いちいち注意されているようではいけません。さらにその中でも、「人の話を黙って聞く」ということほど当たり前のことはありません。先生が話をしようとして、「静かにしなさい」という言葉は、本来は必要ないのです。みんなの前に先生が立ったら、これから話があるから全員黙るのが当たり前のことです。名前を呼ばれたら返事をする、人に会ったらあいさつをする、何かをしてもらったら「ありがとう」と言う、当たり前のことを当たり前にできるようにしていきましょう。
 さて、明日から11月に入ります。11月はふれあい月間であるとともに、練馬区いじめ一掃取り組み月間にもなっています。練馬区全ての小学校・中学校からいじめをなくすために、全校体制で取り組んでいきます。いじめにつながる行為はすぐにやめなければならないし、やめさせなければなりません。その一番の方法は、先生や家の人に伝えることです。学校には保健室の先生や校長先生・副校長先生、相談室の先生など、たくさんの人達がみなさんの味方となっていじめを無くすように協力してくださいます。また、アンケート調査があった場合には、必ず知らせるようにもしてください。
 いじめは絶対にいけないことであるという気持ちをしっかりもち、身近な友達への言葉づかいから見直し、気をつけていくようにしましょう。

10月28日(金)

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 3年生の道徳の教科書に「なんだろう なんだろう」というページがあります。道徳の教科書のちょっとしたコラムのようなページです。マンガで描かれているので、子ども達にも親しみやすい内容になっています。しかし、よく読むと深いものがあります。
 「なんだろう なんだろう」は、ヨシタケシンスケさんが書いた絵本です。「学校はどう? 楽しい?」と家の人に聞かれて、「そう言われてみると、学校ってなんだろう? 楽しいってなんだろう?」と考えてしまうものです。日常の中で、ふとした瞬間に考えてしまう「なんだろう」を集めて書かれた絵本です。そして、その中の「うそってなんだろう」という部分が、3年生の道徳の教科書に載っています。(写真上)
 中には、『「ついていいうそ」と「ダメなうそ」があるのかな?』と書いてあり、『「いいうそ」ってたとえばどんなうそだろう。』とあります。イラストは、お父さんが子どもに料理を作り、「どう? おいしい?」と聞いたら、子どもがちょっと困った顔で「うん…おい…しい…」と答えています。確かに考えてみると、ついていいうそがいろいろありそうです。
 後半は、だんだん核心に迫ります。『ダメなうそほど、すぐばれる。ダメなうそをたくさんつくと、人から信じてもらえなくなる。…うそってなんだろう。』・・・「なんだろう?」という疑問を追求するお話ですが、答えが書かれているわけではありません。答えがあるようなないような、結局自分自身で向き合って考えることが大切であると気がつく内容になっています。原作の絵本を手にしてみたいなと思いました。
 1年生は、算数の時間に「かたちあそび」の学習をしています。この学習のために、家庭からいろいろな箱を集めて持ち寄りました。今週に入って、1年生が大きな袋に空き箱をたくさんつめて登校してくる様子を見て、「今年もこの学習が始まるな」と思っていました。
 2組では、各自持ってきた箱を手に、視聴覚室まで行って勉強をしました。「高いタワーを作ろう」というめあてで、グループの仲間と協力して活動が始まりました。子どもなりにいろいろ考えて箱を積み上げていくものです。「大きな箱を下にしよう」とか「同じような箱は他にもないかな…」など、友達の持ってきた箱も手に取りながら試行錯誤していました。(写真中)
 子ども達が持ってきた箱は、お菓子の箱が多かったようです。しかし、大きさはいろいろで、ポテトチップスが入っていた円柱形のものもありました。子どもの集団には、必ずリーダーシップをとる子が出てくるものです。土台にする箱が決まると、次々と工夫しながら箱を積み上げていきました。自分たちの背の高さまで高く積み上げたグループもあり、静かに手をたたいて喜んでいました。
 この学習は、1年生にとって初めて習う図形の単元です。いろいろな箱を使った「積木遊び」を通じて、立体図形の側面の形に着目させていきます。2年生で学習する三角形・四角形の概念につなげていきます。
 5年生が体育館に集まり、下田移動教室の練習を行っていました。まず、整列の仕方を確認していました。移動教室では、行動班と生活班を使い分けて活動します。行動班は、屋外での活動など、班長・副班長を中心とした男女混合のグループです。生活班は、宿舎内での活動が主で、男女別の4人グループです。部屋(といっても、下田の場合は2段ベットですが)ごとの4人組で、室長・保健・食事・入浴(美化)の係分担がそれぞれに決めてあります。
 最初は、体育館で出発式の練習をしていました。行動班ごとに整列し、司会や代表のあいさつをする子が前に出ていました。また、1日目の夜に行うキャンドルファイヤーの練習も行いました。火の神から5つの火に分火するセレモニーを練習していました。(写真下)
 下田は他の宿泊場所と違い、外でキャンプファイヤーをすることができません。(隣は御用邸です。)宿舎の4階が体育館のようになっていて、そこで夜の集いを行うことになっています。
 子ども達は、今週から移動教室用の健康カードに体調をチェックして備えています。移動教室に向けた気持ちがいよいよ高まってきました。一方、引率する先生と外部指導員も昨日の夕方集まって、事前打ち合わせを入念に行っています。

10月27日(木)

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 体育発表会が終わり、今週からは12月の音楽発表会に向けた取り組みが始まりました。今日は、1年2組に音楽専科の先生が入り、学年で練習していく曲の指導を行っていました。旭町小では、2年生以上の学年に音楽専科がついています。ですから、通常は1年生の音楽の時間は担任が指導をしています。音楽発表会に向けて、全校の演奏に統一感をもたせるとともに、音楽の専門的な指導の仕方を伝えるためにも、時々指導に加わってもらうようにします。
 最初に、「いいこと ありそう」の歌を練習していました。マスク越しではありますが、1年生らしい明るい歌声が曲にとてもよく合っていました。歌はもう1曲、「ともだちいいね」を練習していきます。(写真上)
 後半は、鍵盤ハーモニカを用意して合奏の指導がありました。曲は、「こぶたぬきつねこ」です。鍵盤ハーモニカ以外にも楽器を加えて、学年合奏を考えているようです。なお、年度当初は音楽会を予定していましたが、今年度も音楽発表会として実施することにしました。2日間の日程で行うことになりましたので、来週月曜日に配布する学校だよりでご確認ください。
 1,2校時に、4年生に水道キャラバンの出前授業がありました。水道キャラバンは、東京都水道局が行っている出前授業で、子ども達の水道水に対する理解や関心を高めるために実施しています。2年前はコロナ禍で中止になりましたが、昨年度から再開されています。
 4年生は、水道水ができる仕組みについて、1学期に社会科の時間に学習済みです。水道水源林が雨水を集め、小河内ダムに溜まります。川から堰を通って浄水場に行き、水道水が作られる仕組みになっていました。キャラバン隊のお兄さんとお姉さんが、タブレットを操作しながら写真や動画を使って楽しく説明をしてくれました。ちなみにキャラバン隊の人達は、たいていが役者の卵の方々といいます。はきはきと楽しく子ども達に語りかけることを通じて、自身の技術を磨いています。
 後半は、浄水場で水道水を作る過程を実験で紹介してくれました。最初は、「高度浄水処理」の実験でした。おいしい水を作るために、浄水場では「活性炭」と「オゾン」を使っています。その様子をモデル実験で子ども達に見せてくれました。次に、凝集剤を使って水の汚れを沈殿させる実験が行われました。大きなビーカーに汚れた水を入れ、そこに凝集剤を投入します。しばらくかくはんすると、あら不思議…汚れが底に沈んでいきます。(写真中)
 あとは、砂や砂利の層を使って上澄みをろ過すると、透明な水が出てきます。(浄水場では、これをさらに塩素で殺菌して水道水にしています。)昔は東京の水道水はまずいと言われていましたが、今は全くそのようなことはありません。高度浄水処理や凝集剤の開発が進んだおかげです。
 ところで、以前は子ども達にこれらの実験を行わせてもらっていました。昨年からコロナ禍の感染症対応ということで、演示実験になっています。タブレットを使ってスクリーンに拡大し、見やすいようにしてくれてはいるものの、やはり実際に実験ができるのが一番です。来年こそは、いつも通りの水道キャラバンの授業になってほしいと思います。
 5年生は、家庭科の時間に「汚れに合った掃除をしよう」という学習をしています。様々な汚れに対して、どんな掃除の方法があるか等を学習していきます。また、掃除の手順として、「上から下へ、奥から手前へ」という基本があることや、換気や身支度についても学びます。
 今日、1組では、雑巾の絞り方を実習していました。家庭科の教科書には、雑巾の絞り方を写真入りで説明しています。(55ページ)まず、全員が雑巾を持ち、先生のお手本を真似て空中で絞ってみました。みんなできているかなと思いきや…実際に流しで雑巾を濡らしてから絞ってみると、ほとんどの子が間違えたやり方になっていました。雑巾を横に持って絞る子が多いです。(鉄棒のように握って絞る「横絞り」という方法です。)正しくは、雑巾を縦にして片手で上を持ち、もう片方の手は下に添えます。そして、両手首を内側に向けるようにして絞ります。縦にして雑巾を持って絞った方が力が入り、水をしっかり絞ることができます。(写真下)
 お風呂場でタオルを絞る時も、子ども達は横絞りなのでしょうか。もうすぐ5年生は下田移動教室があります。お風呂場でしっかり体を拭いてから出られるように、家庭でもタオルの絞り方から練習させてみてください。

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