7日10日(水)、体育館にてセーフティ教室があります。1〜4年生への指導の様子を公開いたします。ぜひご参観ください。1校時(8時30分〜9時15分)…3,4年生 2校時(9時20分〜10時5分)…1,2年生

12月9日(金)

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 今日は、3年生の社会科見学がありました。3年生は、一年を通じて社会科の時間に、練馬区の学習をしています。そこで、毎年3年生の社会科見学では、区内巡りを行っています。
 まず最初に向かったのは、JAあおば石神井支店でした。農産物の直売所がある大きなJAの施設です。見学は、3つのグループに分かれて案内をしていただきました。
 見学コースの1つ目は、「キャベツの碑」です。練馬区の特産と言えば練馬大根が有名ですが、昭和30年頃から大干ばつや病害によって栽培が衰退していきました。そこで、代わって生産量が増えたのがキャベツでした。現在は、キャベツの生産量が区内で最も多く、都内でナンバー1の生産量を誇っています。JAあおばの敷地内に、平成10年にキャベツの碑が建立されました。
 見学コースの2つ目は、「バックホー」の見学でした。バックホーは、農業機械の一つで、ユンボやショベルカーとも呼ばれています。土を掘り起こしたり、移動させたりすることができます。また、ブルドーザーのような排土板もついているので、土を平らにしたりする場合にも活躍します。
 見学コースの3つ目は、直売所内の見学でした。区内の農家から届いた産地直送の新鮮な野菜がたくさん売られていました。特にこの時期は、大根やブロッコリーなどがたくさん並べられていました。練馬大根も売られていて、「さすがJA!」と思いました。また、店の外には、花の苗もたくさん置いてありました。花卉農家も区内に多数あるそうです。(写真上)
 続いて、JAあおばのすぐ近くにある「石神井ふるさと文化館」に行きました。ここは、練馬区の郷土資料館として、昔から3年生の見学コースに必ず入っている場所です。各クラスに学芸員の方々が入り、ていねいに案内と説明をしていただきました。
 ふるさと文化館の2階の展示室では、練馬大根の歴史について詳しく説明を聞くことができました。練馬大根は、古くから漬物用として作られてきました。その漬物を作る大きな樽では、5千本もの大根を漬けたそうです。また、3学期に学習する昔の道具の展示についても説明をしていただきました。昔のアイロンや洗濯板など、今の子ども達にとっては初めて見るものばかりでした。
 展示室の一番奥には、昭和30年代の街を再現したコーナーがあります。三輪自動車やちゃぶ台のある部屋の様子、赤電話のあるたばこ屋さんなどが再現されています。中華屋さんの入口にある食品サンプルを見ると、「チャーハン 70円」「ギョーザ 30円」と書いてありました。100円あれば食事ができることに、みんなびっくりしていました。
 このふるさと文化館で有名な展示物の一つに、外にある「旧内田家住宅」があります。区内に残っていた明治20年頃からあった建物を、解体してそっくりそのまま移設した住居です。かやぶきの屋根や井戸水、土間にはかまどがあり、板の間には囲炉裏・・・どれも昔懐かしい農家の住居そのままが展示され、中を自由に見学することができます。私の母の実家が新潟で、小学生の頃まではこのような住居が残っていたので、とても懐かしく感じました。(写真中)
 昼食後、最後の見学先の練馬区役所に向かいました。エレベーターで一気に20階の展望室に行きました。「晴れの日でよかった!」と思った瞬間です。東西南北、どちらを見ても東京都のみならず、関東平野を見渡せるほどよく見えました。旭町小を一生懸命探している子に、光が丘団地にそびえる清掃工場の煙突を指さし、あの向こうだよと教えてあげました。自分たちの住んでいる地域を上から見ると、いかに建物が多いかがよく分かります。(写真下)
 3年生の子ども達にとって、学びの多い社会科見学になりました。

12月8日(木)

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 今日は、図書管理員さんが勤務される日でした。午前中は、1年生の2クラスが図書室を利用していました。部屋の中に入ると、先月までの秋の飾りから一変して、冬の掲示物になっていました。さらに、窓側に並べられたおすすめの本には、「雪」や「やきいも」、「クリスマス」など、この時期に関する本がたくさん紹介されていました。
 その中の一冊に、「いち・にの・さんかんび」の絵本がありました。作者は、くすのき しげのり さんです。作者を見て「おぉぉ〜」と思いました。私の大好きな「おこだでませんように」の絵本を書いた方だからです。思わず手に取り、立ち読みをしてしまいました。くすのき しげのり さんは、学校で起こる日常的な場面をよく絵本にする作家です。どのページにも、「そうそう」、「わかるな〜」という学校あるあるが表現されていました。(写真上)
 「参観日は、『いつも通りでいいからね』と言う先生の方こそいつもと違い、張り切っている。服装が違うし言葉遣いも丁寧で表情もにこやか。」…こういうところも、昔から学校でよくある光景です。また、「ぼく」が参観日を好きな理由が、「せんせいが、いつもよりも もっとニコニコしながらおしえてくれるから」と書いてありました。これは先生側からすると、痛いところを突かれている部分です。(私も経験があります)
 さて、この本に出てくる「ぼく」は、お母さんと妹の前でいいところを見せたくて、ひき算の答えをまだ考えている途中だったのに、みんなにつられて手を挙げてしまいます。他の子が当たるだろうと思っていたのに、最初に当てられてしまいます。「ぼく」は、答えられずにうつむいてしまいます。・・・私も小学校1年生の時に同じ経験があるので、この場面は本当によく分かります。めったに手を挙げない自分が周りにつられて手を挙げてしまい、ゆっくり立ち上がって「わすれました。」と答えました。クラスの子ども達は何とも思わなかったのですが、後ろの保護者から笑い声が響きました。家に帰ってから、どのように怒られたかは覚えていません。嫌な思い出は、何十年と経ってもしっかりと心に残っているものです。
 しかし、安心してください。この絵本では、ちゃんと先生やお母さんが、「ぼく」の失敗をフォローしてくれています。もう一度内容を読み返そうと、昼休みに図書室に行ってみたら、本がありませんでした。きっと1年生の子が借りていったのでしょう。家に帰って、くすくす笑いながら読んでいるのだと思います。
 2年生が算数の時間に学習してきた「かけ算九九」が、いよいよ終わりに近づいてきました。1組では、昨日九の段と一の段が終わり、今日は九九表を見ながらきまりを見つける学習をしていました。(写真中)
 九九表を見ると、「かける数が1増えると、答えはかけられる数だけ増える」ということや、「かける数とかけられる数を入れかえても、答えは同じ」ということに気がつきます。ですから、「7×4」が分からない場合は、「4×7」と四の段を使えば良いわけです。(ただし、4×7も間違えて覚えていたらこの方法は使えません。)また、「7×3」に7をたし算しても答えを見つけることができます。(ただし、7×3も間違えて覚えていたらこの方法は使えません。)結局、九九は全て正しく覚えさせるようにしましょう。
 6年生の保健の授業で、「病気の予防」について学んでいることを昨日お伝えしました。今日は、2組でその続きとして、「生活習慣病」についての学習をしていました。
 最初に、AとBのどちらのメニューが好きですか? という質問がありました。「A牛丼 Bマグロ丼」、「Aハンバーグ B鮭の塩焼き」、「Aフライドポテト Bポテトサラダ」などの選択肢でした。子ども達はAの方を選ぶ子が多いでしょう。私はBですが…。必ずしもAの料理がいけないのではなく、それに合わせる副菜として野菜を摂るなど、バランスのとれた食生活が大切です。
 教科書を開くと、生活習慣病にはどんな病気があるのかが載っています。心臓や血管の病気や、糖尿病、高血圧、脳卒中、がんなど、様々な病気が生活習慣病に入ります。そして、その予防には、今現在の生活が重要であることを学んでいきます。具体的には、日常的に運動を行うことや、偏った食事をしないということです。(写真下)
 今日の給食に、「花野菜サラダ」が出されました。給食後、栄養士さんが各クラスから下膳されてきた食缶の中を一つ一つ調べていました。残菜がどの程度あるのかを、いつもチェックしています。今日の花野菜サラダは、残念ながら残菜が多く出ました。
 各家庭で、ブロッコリーやカリフラワーを子ども達に食べさせているでしょうか? 5年生と行った下田移動教室では、昼の弁当も含めて、3食全てにブロッコリーが入っていました。ブロッコリーに限らず、野菜にほとんど手をつけない子が何人かいて気になりました。偏食は、学校だけでは解消することはできません。

12月7日(水)

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 6年生は、保健の授業で「病気の予防」についての学習をしています。各クラスに養護教諭が入り、より専門的な立場から子ども達に授業をしています。
 病気の予防について理解していくためには、まず病気がどのようにして起こるのかを知る必要があります。2組の教室での今日の授業では、「病気は病原体や体の抵抗力、生活行動や環境が関わり合って起こる」ということを学習していました。現在、最も身近な感染症となっている「新型コロナウイルス」や「インフルエンザ」の発症を例に、その予防について考えていきました。
 ワークシートには、なつこさんが遊園地に遊びに行き、その翌日に発熱した事例が書いてありました。その文章から、何が原因で発熱につながったのかをまず考えさせました。遊園地に行くのが楽しみで、前日の夜に早く寝ていなかったことや、窓の閉まった満員電車に乗ったこと、手を洗わずにハンバーガーを食べたこと…様々な原因が挙げられていきました。
 病気にならないためには、「病原体の発生源をなくすこと」「うつる道筋を断ち切ること」「抵抗力を高めること」が必要です。そこで、なつこさんが病気になった原因の一つ一つが、病気にならないためのどのことに最も関係が深いか、班ごとに意見交流を行いました。(写真上)
 練馬区のホームページを見ると分かりますが、今週に入ってからも区内の小中学校での感染者数が多数報告されています。マスク着用や手洗いの励行、こまめな換気については引き続き指導していきますが、抵抗力を高めておくことも忘れないようにしたいものです。
 5年生は、算数の時間に「比べ方を考えよう(2)」という学習をしています。「割合」についての学習内容で、もとにする大きさが異なる時は、割合を使って比べられることを学んでいきます。「割合=比べられる量÷もとにする量」という言葉の式を活用して問題を解きます。また、割合を百分率(%)で表したり、歩合(割、分、厘)で表すことも学習します。
 今週は、さらに続けて、百分率を使った問題について学習をしています。昨日は比べられる量を求める問題で、今日はもとにする量が分からない場合の問題でした。先月、速さの学習をしていた時に、5年生の算数の山場ということをお伝えしましたが、ここにも大きな山場がありました。この割合の問題を解くには、数量関係がしっかり理解できていないとかなり難しいでしょう。
 「ペットボトルに入ったお茶が、増量して売られています。増量後のお茶の量は600mlです。600mlは、増量前の量の120%にあたります。増量前のお茶の量は何mlですか。」・・・式はどうなりますか? また、その計算を説明することができますか?
 1組で学習していたコースの子からは、様々な考え方が出されていました。数直線を使って考えた方法や「割合=…」の公式を利用した方法など、どれも子どもなりによく考えたものでした。なるほどと思ったのは、「600÷1.2=5」で、1%にあたるお茶の量を求め(5ml)、それを100倍(100%にする)して500mlという答えを求めた方法です。(写真中)
 割合の学習で難しいのは、問題文の中のどれがもとになる量であり、どれが比べられる量なのかという判断です。「100%と見る量は、もとになる量である」と教えても、なかなか子どもには難しいようです。
 4年生は、総合の学習の時間に練馬大根について調べたり、実際に種まきをして育てたりしてきました。学年の畑に種まきをしたのは9月上旬のことでしたから、そろそろ収穫の時期のはずです。
 1組の教室では、練馬大根の実物を先生から見せてもらっていました。畑では、地上部分しか見えていないため、どんな大根かが分かりません。ちょうど昨日の給食で、学校に練馬大根が大量に届き、練馬スパゲティとして味わったばかりでした。栄養士さんが、練馬大根の見本にと、1本を残しておいてくれました。本物に触れる絶好のチャンスになりました。
 練馬区の伝統野菜である練馬大根は、スーパーでもなかなか見かけません。収穫された練馬大根の多くは、漬物に加工されて販売されています。それほど希少価値のあるものになっています。色白で細長く、真ん中部分が少し太いのが特徴です。さあ、4年生が育ててきた練馬大根は、このくらい大きくなっているでしょうか。(写真下)

12月6日(火)

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 5年生は、理科の時間に「ふりこの動き」の学習をしています。振り子の1往復する時間に着目させ、「振れ幅」や「糸の長さ」、「振り子の重さ」のうちのどの条件で振幅にかかる時間が変わるのかを調べていく単元です。
 実験の方法は、調べる条件だけを変え、他の条件は同じにして行います。これは、5年生の理科の学習で重要な「条件制御」の考え方にあたります。1学期にも、インゲン豆の発芽の実験で条件制御を行いました。発芽するための条件として、日光が必要であるかどうかを調べるとします。そのための実験は、一方を「日光あり」、もう一方を「日光なし」とし、他の条件(水や土、温度など)は全て一緒にして調べるという考え方です。
 今日、2組では、「ふりこの重さが変わると往復する時間はどうなるか?」というテーマで実験をしていました。振り子の実験器具として、おもりに「鉄球・アルミニウムの球・ゴム製の球」の3種類を使っていました。この実験の場合は、他の条件(振れ幅と糸の長さ)を同じくして行わなければなりません。実験の様子を見ていたら、使っているタコ糸の長さをものさしで測りながら、できる限り正確に実験しようと試みているグループが見られました。ストップウォッチの計測の仕方も含めて、正確さ・厳密さが問われる実験内容です。また、得られたデータの扱い方も重要です。何回かデータをとって平均して比較しますが、実験の誤差が生じます。それをどう考えさせるかというところも、今までの理科の内容にない学習と言えます。(写真上)
 では、実際に実験をして、結果はどうなったと思いますか? 糸の長さと振れ幅は一緒で、おもりの重さだけを変えます。振り子の振幅にかかる時間は、おもりの重さが軽い方が速いでしょうか? それとも重い方が速いでしょうか?
 実生活の中で考えたとしたら、こういう感じになります・・・「同じブランコで、6年生が乗った時と1年生が乗った時とで、往復の時間はどうなるでしょう。」ということです。「体重の軽い1年生が乗った時の方が速い」でしょうか。それとも、「体重の重い6年生が乗った時の方が速い」でしょうか。・・・正解は、往復にかかる時間は「同じ」です。つまり、振り子の振幅は、重さには関係しないということになります。これは、「同じ大きさの鉄球とゴム製の球を同時に落とした場合、地面に着くまでの時間は同じである(ただし、球の大きさは同じものとする)」ということにも通じます。(ガリレオのピサの斜塔での実験)大人でも「ホント???」と思ってしまいますが…。
 12月に入り、どの学年もそろそろ2学期のまとめの学習に入り始めました。1年生は、算数の時間に「どんなけいさんになるのかな?」という学習をしています。2学期に、繰り上がりのあるたし算と、繰り下がりのあるひき算の学習を習ってきました。それぞれ数を分解して、さくらんぼ計算で答えを求める方法を何度も練習してきています。
 この単元では、たし算やひき算の計算を用いて、文章問題に挑戦していきます。文章問題と言っても、教科書にはたくさんの動物の絵が載っています。これから学年が上がっていくにつれて、このように動物の数が全て描かれている絵が見られるわけではありません。問題文をよく読んで、たし算なのかひき算なのかを考えられなくてはなりません。
 「ハトが14羽います。6羽飛んでいくと、残りは何羽になりますか。」というひき算もあれば、「親のシマウマ(12頭)と子どものシマウマ(3頭)では、どちらが何頭多いでしょうか。」というひき算もあります。昔から、算数が苦手という子の一番の理由に「文章問題」が挙げられます。教科書にかわいい動物の絵があるうちに、しっかり問題の意図を理解していけるようにしておく必要があります。(写真中)
 先週まで5年生は、家庭科の時間にご飯を炊く調理実習を行ってきました。今週からは、「みそ汁」作りに取りかかります。5年1組が、3,4校時に調理実習を行いました。
 味噌汁のおいしさの決め手は、「だし」をしっかりとることです。煮干しを使い、頭とはらわたを取り除いてから鍋の水に入れ、下準備をしました。煮干しだけでなく、昆布やかつお節からもだしをとることができます。(家庭科の教科書には、写真入りでいろいろなだしについてり説明があります。)
 子ども達に聞いてみると、煮干しを使っている家庭は少ないようでした。だしの素という便利なものがあり、あるいは味噌自体に「だし入り」と書かれた優れものがあるのですから…。しかし、煮干しを入れた鍋の中が沸騰してきた時、家庭科室全体にいい香りが漂いました。煮干しをいれた、確かな「だし」の風味を感じ取ることができました。
 使った具材は、大根と長ねぎでした。大根は、皮をむいていちょう切りに、ねぎは薄い小口切りにしました。大根が煮えたら、量り取った味噌を溶いて入れ、さらにねぎを入れてひと煮立ちしたら出来上がりです。(写真下)
 「校長先生もどうぞ!」と誘われ、みんなと一緒にいただきました。大根がしっかりと煮えていていながら、ねぎはシャキッとした食感がありました。作り立ての味噌汁のおいしさが堪能できました。そして何と言っても、煮干しのだしがしっかり味わえる、おいしい味噌汁になっていました。「やっぱり、本物の煮干しからだしをとるとおいしいな」と実感しました。

12月3日(土)

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 今日は、高学年の音楽発表会の日でした。師走らしく冷え込んだ朝を迎えましたが、体育館の中では、4〜6年生の熱い演奏が続きました。
 4年生は、最初に「エーデルワイス」のリコーダー奏を発表しました。1学期から、音楽の授業でよくこの曲を練習していたことを覚えています。なかなか合格しなくて苦労した子や、夏休み中に家で特訓した子もいたことでしょう。リコーダーは、3年生の頃から手にしています。しかし、昨年度は感染症対応で、練習がほとんどできませんでした。4年生にとっては、今年度から本格的にリコーダーを始めたことになります。
 1つのバイオリンの音がたくさん重なると、音に深みと広がりが出ます。それと同じく、リコーダー奏にも独特の響きの心地よさが感じられました。とてもきれいな響きでした。(写真上)
 5年生の合唱と合奏は、学年の持ち味を生かした選曲でした。昨日の低学年の発表曲も含めて、他の学年もそれぞれにふさわしい曲が選ばれていましたが、5年生の演奏を聴いていて一番それを感じました。
 5年生の合唱の1曲目の「マイバラード」は、学大付属大泉中学校の教員でもあった松井 孝夫さんが作った曲です。作曲家としてのデビュー曲で、今でもよく合唱コンクールで歌われています。子ども達の多感で繊細な心情が込められた曲です。2曲目は、「君をのせて」…天空の城ラピュタのテーマ曲として有名です。井上 あずみさんが歌って映画とともにこの曲が一躍大ヒットになりました…もう36年も前のことです。その後、合唱曲としてはもちろんのこと、様々な歌手がカヴァーしてきました。サラ・オレインがコンサートでも歌っていました。(写真中)
 6年生は、今回の音楽発表会が卒業前の最後の学校行事となりました。体育発表会でのマーチングの時もそうでしたが、合奏の練習にとても意欲的で、休み時間も熱心に取り組む姿を目にしてきました。合奏「彼こそが海賊」は、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲です。この映画のシリーズは、始まってからもう20年近く経つようです。勇壮な曲想に、6年生の子ども達はノリノリで演奏していました。小学校での思い出の1曲として、6年生全員の心に残ったことでしょう。(写真下)
 高学年の音楽発表会では、合唱・合奏ともに、指揮は音楽専科が担当していました。体育館の横から見ていて気がついたことがあります。マスクをしての指揮は、とても大変であるということです。指揮者は、表情を使って指示を出します。合唱を指揮する時は、声は出しませんが、口を開け閉めしながら子ども達に向かって様々な指示を出しています。それがマスクで隠れたままなのですから、目だけで指揮をしなければなりません。客席側の保護者の皆様には見えなかったと思いますが、すごい目力で子ども達に指示を出していました。

12月2日(金) その2

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 体育館で音楽発表会が行われていた頃、その1階にある家庭科室では、6年1組が調理実習をしていました。先週、調理の計画を立てていた「厚揚げと野菜のチャンプルー」と「青のりポテト」の実習でした。
 にんじんとキャベツを切り、もやしとともにフライパンで炒めます。さいの目に切った厚揚げを追加してから、最後にしょう油と塩・コショウで味付けをして出来上がりです。炒める料理はスピードが肝心です。強めの火加減でサッと炒めることで、シャキッとした食感の炒め物になります。(写真上)
 一方の青のりポテトは、じゃがいもをゆででからお湯を切り、青のりと塩をまぶします。青のりのかかった「こふきいも」です。ゆで具合を確かめるために、何度も竹串で確認をしていました。
 5年生でご飯とみそ汁を、そして6年生でおかずを作るのが小学校の家庭科です。これで一通り1食分の調理ができるようになりました。ただし、おかずは毎日同じものというわけにはいきません。家でも続けてお手伝いをして、自分の料理のレパートリーを増やしていくようにしましょう。
 5年1組の教室では、下田移動教室の発表会が行われていました。11月に下田に行ってから、もうすぐ1か月が経ちます。2泊3日の思い出は、5年生の子ども達の心に深く残っています。帰ってきてから各自で調べたことを基に、Googleのスライドを使ってまとめました。一人ずつ自分で作ったスライドを使い、発表をしていました。
 1組の全員の発表を見たわけではありませんが、とても上手にまとめてあると感じました。インターネット上にある写真を流用すれば、簡単に資料を作ることができます。しかし、肝心なのは、まとめの文章を自分の言葉で書き添えるということです。
 移動教室で行った中で一番印象に残った場所として、爪木崎を取り上げていた子がいました。水族館や釣り体験、シャボテン公園を選ぶ子が多いと思いますが、あの短時間の散策が気に入ってもらえたのはうれしいなと思います。私も爪木崎がお気に入りの場所なので…。(写真中)
 12月20日から1月末まで、爪木崎では水仙まつりが開かれます。移動教室で行った時は人がいなくてガランとしていましたが、水仙まつりの期間中は、たくさんの人で賑わいます。名物の池之段煮味噌鍋(いけんだにみそなべ)を目当てにやって来る人もいます。地元の漁師料理の一つで、魚介類をたっぷり入れた具沢山の汁物です。また下田に行きたくなりました。
 5校時に、1,2年生の教室では絵日記を書いている姿が見られました。今日行った音楽発表会の絵日記です。印象的な出来事があった時、すぐに絵と文で記録を残しておくというのは、とても大切なことです。
 1年1組では、自分たちの合奏の場面を思い出しながら、一つ一つの楽器をていねいに描いている子がたくさんいました。今回の音楽発表会で、いろいろな楽器を見て、その音色を知ることができました。1年生にとっては、それだけでも大行事だったのだと思います。絵日記を見ると、1年生なりに緊張していた様子が伝わってきました。(写真下)

12月2日(金) その1

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 今日の音楽発表会は、低学年の保護者鑑賞日でした。1年生から3年生まで、学年入れ替え制で実施しました。マット席や椅子席、ビデオ席を設けたため、かなりゆとりをもって参観していただくことができました。
 歌を2曲と合奏1曲の発表をしました。(3年生は、リコーダー奏を入れて4曲)どの学年も、歌は担任の先生が指揮をしていました。入場してきて自分の位置につき、開始までじっと座って待たされていただけに、1曲目の出だしが肝心です。「うまく声がでるかな…」と、先生達の方が心配だったことでしょう。指揮をする先生が子ども達の方を向き、ちょっとリラックスさせるようなしぐさをしてから始めていました。
 低学年の子ども達は、そんな先生方の心配は必要なかったかのように、いつも通りに歌い始めていました。確かに、入場してから家の人を探し、手を振る余裕のある子が何人か見られたほどです。マスク越しではありましたが、体を左右にゆすったり、顔が上下に動く様子が見られました。元気で素直な歌声とともに、視覚的にも一生懸命さが伝わってきました。
 3年生は、最初にリコーダー奏「花笛」を演奏しています。3年生になって初めてリコーダーを手にしたものの、最初はなかなかきれいな音が出せずに苦労していました。音楽の時間に、一人ずつ「ラ」の音を先生が確認していた頃を思い出します。夏休み中も家でしっかり練習をして、きれいな音が出せるようになりました。
 合奏は、それぞれの学年の個性が出ておもしろいなと思いました。打楽器がとても重要で、練習の時は先生方がつきっきりで打つタイミングを教えていました。クラス単位の音楽の時間から体育館練習になり、次第に学年全員の音がそろうようになってきました。みんなでがんばったという気持ちを、低学年なりに実感できた音楽発表会でした。
※写真上…1年(歌)、写真中…2年(合奏)、写真下…3年(リコーダー奏)

12月1日(木)

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 今日は、音楽発表会児童鑑賞日でした。各学年のリハーサルも兼ねて、低学年と高学年に分けて実施しました。1,2校時に低学年(1〜3年生)、3,4校時に高学年(4〜6年生)が体育館に集まりました。昨年とは違い、子ども同士の発表を2学年に鑑賞してもらう形で行いました。
 どの学年も、最初に代表児童が曲の紹介についての話をします。そして、歌→合奏の順で発表していきます。ただし、3〜5年生は、最初にリコーダー奏があり、その後に歌→合奏です。リコーダー奏を入れたのは、夏休みの宿題にリコーダー練習を出したところ、どの学年の子ども達もよくがんばって取り組んでいたからです。がんばった成果を発表させたいという音楽専科の思いから、発表の場を設けることにしました。リコーダーは、昨年度までの2年間、感染症対応のためにほとんど学校で指導することができませんでした。その分を取り戻すかのように、子ども達はよくがんばりました。
 各学年の発表内容の詳細については、保護者鑑賞日の2日間にお伝えするようにします。今日は、事前情報として会場の様子についてお知らせします。
 明日から2日間にわたる保護者鑑賞日は、学年入れ替え制で体育館に入っていただきます。一番前がマット席です。最も近い位置で子ども達の発表を鑑賞することができますが、目線は低い位置になります。その後ろが椅子席です。パイプ椅子が132脚並べてあり、間隔をとって体育館後方まで配置してあります。そして、その椅子席を取り囲むように、体育館後方と両サイドにビデオ席が設けてあります。ビデオ席は、立って鑑賞してください。なお、マット席と椅子席でも撮影は可能ですが、目の高さまでとして、周りの方の迷惑にならないようにお願いいたします。(写真上・中)
 児童鑑賞日の発表が終わって教室に戻ると、さっそくその振り返りを行っていました。学年ごとに振り返り用紙があり、自分の今日の演奏はどうだったか、保護者鑑賞日に向けてどのようなことをがんばりたいかを書いていました。また、他の学年の発表を聞いた感想についても書きました。他学年の演奏を聴くのは初めての機会でしたが、きっとどの学年もそれぞれのすばらさに心が動いたことでしょう。そのことが2回目の本番となる保護者鑑賞日の演奏に結びつくように、各クラスで最後までしっかり指導していきます。(写真下)
 低学年の部の後は、3年生が体育館に残り、合奏の練習をしていました。合奏「ソラ・レーオ!」は、出だしからしてとても難しい曲です。一方、高学年の部の後は、6年生が残って練習をしていました。合唱曲の練習でした。6年生は男子の人数が学年の三分の二以上と圧倒的に多く、全体の声のバランスをとるのにも苦労してきました。また、変声期を迎え始めた子ども達にとっては、高音を出すのが難しいということもあります。中には、とてもきれいなボーイソプラノを響かせている子もいます。学年50人全員の力を出し切って最高の合唱となるように、繰り返し練習をがんばっていました。
 音楽発表会の見どころをもう一つ・・・学年によっては、担任が指揮棒を持つ曲があります。どのような指揮をするか、お楽しみに…。

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学校行事
12/9 3年社会科見学
12/10 学校公開
道徳授業地区公開講座
12/12
12/13 6年 社会科見学
12/14 委員会
6年 出張美術館

お知らせ

学校だより

相談室だより

給食だより

献立表

証明書

行事予定表

学力向上を図るための全体計画

きまり・週時程

北地区区民館

南地区区民館

いじめ防止