4年生 防災訓練![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 4年生は国語科の学習で「もしものときにそなえよう」、さらに特別活動として「災害について考えよう」「自然災害がおきたら」の学習を行います。その一貫として、煙体験、起震車体験、防災井戸と仮説トイレの体験を行いました。 煙体験では、身体に無害な煙を充満させたハウスの中を通り抜けました。中に入ると煙によって前がよく見えません。しかし、姿勢を低くしてみると、わずかに出口の光が見えるようになりました。消防署の方から、実際に火事のときにも姿勢を低くすること、熱で溶けたものが落ちている可能性があるため床を手で触らないことなど、大切なことを教えていただきました。 起震車体験では、震度6弱の揺れを体験しました。立っていられない大きな揺れにどう対応するか、どう身体を守るか、考えて行動することを学びました。机の脚をしっかり握っているつもりでも、大きく身体が揺さぶられ、その場にいることすら難しい揺れでした。実際に大きな地震に遭遇したら、すぐさま判断しなくてはいけない深刻さが感じられたようです。一人もふざける子はおらず、どの子も真剣に体験することができました。 防災井戸・仮設トイレの体験では、実際に防災井戸からどんな水が出るのかを見ることができました。透明できれいに見える水でした。けれど、災害用としては飲み水ではなく、掃除に使ったり、トイレを流すことに使ったりするそうです。被災地では衛生面が問題になります。そのために、使える水やトイレを備えていることを学びました。 45分の間に様々な体験をし、災害について改めて考える時間になりました。一人一人が命を守る行動がとれるように、今日の学びを生かしてほしいと思います。 |
|