着衣泳(5年生)夏休み等に川や海に行き、万が一服のまま入ってしまったとき、どうやって自分の命を守るのかを学習しました。 最初は、水の中を歩きました。服の抵抗で前に進みにくいことを体感しました。次に、ペットボトルを使って浮く練習をしました。ペットボトルをあごの下に抱え、力を抜いて浮くことがポイントです。最初のうちは足がすぐについてしまう子もいましたが、慣れてくると上手に浮くことができていました。 その後、服に空気を入れて浮く体験もしました。空気が抜けないように襟などを押さえながら上手に浮くことができていました。 最後に挑戦したのが背浮きをしてイカのように泳ぐ「エレメンタリーバックストローク」です。これは着衣泳の中で一番効果的な泳ぎ方で、動きが少なく、慣れれば一番楽な泳ぎ方です。コツをつかみ始めると足をつかずにすいすい進むことができる子もいました。 子ども達は着衣泳を通して、服のままで水に入ることはいつものように動けないことや、体力を消耗しないように静かに水に浮いたり泳いだりすることがどれだけ大変なことなのかを実感できたようでした。 5年生 保健(心の健康)「心ってどこにあるでしょう。」 子ども達は、すばやく胸の辺りをおさえたり、頭を指したり、・・・正解は、「脳」にあります。悲しくて涙が出たり、緊張で手がふるえたりするのは、脳からの命令があるからだと学びました。また、成長するにつれて感情が豊かになること。他の人の気持ちを考えられるようになること。考えて行動できるようになること。体だけでなく、心も成長していることを再確認できました。 5年生の子ども達は、人間関係や習い事、学習や運動など、様々な場面の悩みや不安が複雑になってくる時期に差しかかっています。不安や悩みが長く続くと、体にも悪影響が出ます。「悩みってない方がよいのでしょうか。」と聞くと、子ども達は「それではつまらないと思う」「成長がないと思う」と答えていました。悩みや不安は必要、でも長くありすぎても自分のためにならない・・・子ども達は大切なことによく気付いていました。 悩みや不安を解決するためにはどんな方法があるのか、グループで話し合いました。一人一人自分に合ったリラックス方法や気分転換の方法について、意見を発表していました。 「サッカーをする」「相談する」「勉強は少しずつ頑張ると決めて失敗は引きずらない」「読書をする」「友達と遊ぶ」・・・など、たくさんの方法が集まり、人によってその対処方法が違うことも学びました。 今日の学習をいかして、自分の心の成長や変化と上手く付き合っていけるといいなと思いました。 |
|