音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。30日(土)…保護者鑑賞日

9月10日の給食

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献立名           豆チャーハン
              ツナ春巻き
              もやしのスープ
              牛乳


一口メモ

 ツナは、英語でマグロのことです。主に、背びれと尻びれが黄色いことかが特徴のキハダマグロや、小型のビンナガマグロが原料に使われています。
 そのまま食べてもおいしいツナですが、パスタやサラダなど幅広い料理に使われます。今日は、春巻きの具として使いました。

外国語活動(1年生)

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2学期に入って初めての外国語活動でした。
 “Hello. My name is ...”と挨拶をする学習をしたり、“1,2,3 to tha Zoo”の読み聞かせを声を出しながら楽しんだりしました。
 「ALTの先生の話おもしろいな。」「もう次の外国語が楽しみ。」と子供たちが笑顔で話していました。

9月9日(木)

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 6年生は、算数の時間に「円の面積」の学習をしています。円の面積=半径×半径×円周率(3.14)と覚えてしまうのは簡単なことです。しかし、どのようにこの公式ができたのかということを考えさせることが重要です。それは、算数の学習の難しさであると同時に、楽しさでもあります。
 円をたくさんの半径で切り取ると、細長い二等辺三角形(厳密には、底辺は円の弧であり、曲線です)がたくさんできます。それらを互い違いに組み合わせると、長方形ができます。長方形の面積は、「縦×横」・・・縦にあたる部分は「円の半径の長さ」であり、横にあたる部分は、「円周の半分の長さ」です。円周=直径×3.14とすでに習っているので、「円周の半分の長さ」=「直径×3.14÷2」・・・数式を並び替えて「直径÷2×3.14」・・・直径の半分は半径なので、長方形の横の長さは結局、「半径×3.14」となります。ゆえに、円の面積を長方形の面積に置き換えると、「半径×半径×3.14」の公式が導かれるということになります。
 これぞ数学的な面白さ・・・なのですが、6年生の何人が「そうか!」や「なるほど!」と思えたでしょうか。学校には、円の面積説明器という一年で一回だけ活躍する教具があります。円をばらばらに開いて組み合わせると、長方形になることが分かります。(写真上)
 今日は、低学年の各クラスに、外国語活動の授業がありました。6月にも外国語活動の授業がありましたが、その時のALTはマーク先生でした。今回は、ダニア先生がALTとして教室に入りました。
 ダニア先生は、ジャマイカの出身です。ジャマイカは、昔から陸上競技で多くのスプリンターが活躍している国です。今回の東京オリンピックでは、女子の陸上100mで金・銀・銅メダルを全て獲得し、表彰台を独占しました。
 また、ジャマイカの食べ物についても、子ども達に紹介してもらいました。スパイシーな「ジャークチキン」は、日本でも知られている料理ですが、ジャマイカの郷土料理だそうです。そして、ジャマイカの国民食となっているのが、「アキーアンドソルトフィッシュ」です。(今回、初めて知りました。)アキーは、ジャマイカでとれる果物だそうです。それと魚を炒めた料理とのことでした。ソルトフィッシュなので、塩漬けの魚なのでしょうか…ジャマイカは中南米の国ですが、衣食共にアフリカからの影響が大きいようです。(写真中)
 外国語活動の授業として、1年生は英語で行うあいさつを、2年生は図形の名前を英語で言うゲームを行っていました。
 今日も雨の一日となりました。中休みに、1年生から3年生の自由研究を見て回りました。低学年では、家で飼っている生き物の研究に取り組んだ子が何人かいました。犬や猫を飼っている子が、写真を撮って紹介したものがありました。また、金魚やインドフグを飼っていることを紹介した自由研究もありました。インドフグは、淡水で飼育できるフグの仲間です。どの動物も、ペットとして家族みんなでかわいがられている様子が感じられました。
 3年生は、廊下にたくさんの自由研究が2クラス分展示されています。自分が担任をしていた時に、自由研究の発表会の後、様々な賞をクラスみんなで選んだことがあります。「努力賞」や「がんばったで賞」に値する作品を見つけました。手作りの「人生ゲーム」を作った自由研究です。
 人生ゲームは、子どもから大人まで、年齢を問わずに楽しめるボードゲームの定番として有名です。私の家にも、子どもの頃にありました。お金はドル札を使いますが、金額の計算をする勉強にもなりました。
 最近では、テレビゲームとしての人生ゲームが定着しているのでしょうか。いろいろな材料を駆使して、昔ながらのボードゲームとしての人生ゲームを手作りしたのは、努力賞以上に値します。運命を左右する「ルーレット」も工夫して作ってありました。さらに、マス目にはちゃんとお金が増えたり減ったりする出来事が考えられて書かれていました。必見です。(写真下)

2年生2回目の外国語活動

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 9月9日(木)に、ALTのダニア先生と外国語活動の学習をしました。それぞれのクラスで、ダニア先生の母国のジャマイカについて教えてもらいました。ジャマイカにもたくさんの魅力があることが分かり、子ども達はとても楽しんでお話を聞いていました。(写真上)
 その中でもダニア先生のおすすめは、ジャマイカのきれいな浜辺だそうで、おいしいココナッツが有名だと教えてくださいました。(写真中)
 そして、2年生は「形」について新しく学習し、たくさんの形の言い方を学びました。(写真下)
 ダニア先生との授業はあっと言う間に終わってしまい、子ども達はとても残念そうでした。次の学習が楽しみです。

9月9日の給食

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献立名           具だくさん栗ご飯
              菊花蒸し
              なすの味噌汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、「重陽の節句」です。菊の節句とも呼ばれ、菊の花を飾り、健康を願います。これは、中国から伝わってきた行事で、2で割り切れない奇数は縁起が良いとされてきました。それで、1桁の数で一番大きな奇数である9が重なる9月9日は、おめでたい日とされてきました。
 今日の給食では、行事食として栗ご飯を作りました。また、菊花蒸しは、肉団子にもち米をまぶして蒸すことで、菊の花に見立てています。

あいさつ運動

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 長い夏休みが終わり、2学期が始まりました。
 旭町小学校では、毎学期、代表委員会が中心となり「あいさつ運動」を行っています。第2回目は、9月6日(月)、7日(火)、8日(水)の3日間行いました。
 正門と南門から登校してくる児童は、感染症予防として1mの間隔をとり、マスクごしではありましたが、代表委員や先生方と目を見て自分から挨拶をしていました。確実に前回よりも気持ちの良い挨拶をする児童が増えたように思います。また、校舎内でも挨拶の流れが自然にできてきています。
 旭町小学校の良いところは「挨拶がしっかりできるところ!」と児童一人一人が自信をもって言えるように、代表委員会と共に教職員も引き続き呼び掛けていきます。

9月8日(水)

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 5年1組では、1校時にタブレットPCを使った調査を行いました。今年度、東京都の調査として実施することになった「児童・生徒の学力向上を図るための調査」です。子ども達には、「この調査は、自分の学習の進め方を振り返り、これからの自分の学習をよりよいものにしていくきっかけとするものです。」ということと、「先生が皆さん一人一人の学習の進め方を知ることで、今後の授業をよりよくしていくことも目的としています。」と説明しています。
 全員がタブレットPCを使い、ネット環境を通して回答していきます。設問に対して当てはまる選択肢を選んでいく方法になっています。各教科への関心や、どのように学習しているかなどの設問があったようです。都内全ての小学校4年生〜中学3年生を対象とした、かなり大掛かりな調査となっています。
 調査のホームページに入ったら、各自に割り振られた個人番号とパスワードを入力してから始まります。どの子も、ログインが完了すると、20分ほどで調査を終えることができていました。(写真上)
 2校時は6年1組が・・・となったところで、接続がうまくいかなくなりました。すぐに区から連絡があり、全都的につながらなくなり、調査を一旦中止することになりました。実は、今週月曜日にも同じことがありました。4年生が調査を行う予定だったのですが、アクセスが集中したためか、つながらなくなりました。区からの指示で、今週の月曜と火曜に行う予定であった4年生は、来週に延期することになりました。今日からはつながるということで臨んだウェブ調査でしたが、結局できずじまいです。現在のところ、今後どうするかはまだ明確に示されていません。
 緊急事態宣言が延長になり、「オンライン授業を…」という風潮が強くなりました。しかし、東京都のウェブ調査でさえこの様態なのです。
 1年生は、1学期にひらがなを学習してきました。毎日一文字ずつ習い、5月〜6月頃までかかりました。そして、2学期に入ってからは、漢字とカタカナを新たに学習します。1年生で学習する内容は、国語の時間だけでもとても多いことが分かります。(写真中)
 カタカナの学習で困るのは、一度全てのカタカナを指導しても、その後の学習の中でカタカナを使わなければ忘れてしまいがちになることです。それほど多くカタカナが出てくるわけではないので、なかなか習熟が進まないところがあります。それだけに、これからは読書が大切になってきます。
 中学校の先生方の声として、カタカナが書けない中学生の話を聞いたことがあります。学力が低い子ほどカタカナがすぐに出てこない、あるいは誤りが多いというのです。大人でもカタカナの「シ」と「ツ」や「ソ」と「ン」の書き方が違う人を見かける時があります。小学校での基礎学力の重要性を感じます。
 ところで、一番使われないのは「を」のカタカナではないでしょうか。大人でも意外と知らない「を」のカタカナをご存知でしょうか?
 6年生は、理科の時間に「月と太陽」の学習をしています。2組は視聴覚室に行き、部屋を暗幕で暗くして、月の見え方の実験をしていました。ソフトボールを月に、そして懐中電灯を太陽に見立てて実験をしました。ソフトボールに懐中電灯の光をいろいろな方向からあてて、月の形の変わり方を調べていきました。(写真下)
 月と太陽の位置関係で、三日月に見えたり半月や満月に見えたりしてきます。しかし、この実験では光の当たる方向によって月の見え方が変わるといったことが明らかになるだけで、なかなか実際の地球上での月の見え方にリンクさせて考えるのは難しいことです。
 それよりもなによりも、実際の月や太陽を観測するのが一番大切なことです。しかし・・・天候が悪く、太陽を見ることができない日が続いています。月も同様です。しかも、現在の月は新月(太陽と同じ方向にあり、光って見えない。)です。今週末頃から三日月が夕方の西の空に見えてくるでしょう。

9月8日の給食

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献立名           チンジャオロース丼
              ワンタンスープ
              オレンジゼリー
              牛乳


一口メモ

 チンジャオロースは、日本語にすると「ピーマンと肉の細切り炒め」となります。
 たけのこやニンジンなどを合わせて炒め、オイスターソースで味付けした中華料理の一つです。

9月7日(火) その2

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 5年1組で、2学期最初の家庭科の授業がありました。夏休みの課題として、ゆで野菜の調理実践を各家庭で行うことになっていたようです。昨年度から、感染症対応のために、家庭科の調理実習は学校で行うことができません。高学年の家庭科の授業では、どの子も一番の楽しみが調理実習であるだけに、とても残念なことです。
 夏休み中に調理実践をした記録が、各自のタブレットPCを使って上手にまとめられていたのでびっくりしました。5年生は、バケツ稲の記録も各自でタブレットに入力し、写真も貼り付けるようにしています。同様に、家庭科の記録もていねいにまとめられていました。プリントアウトするのは、学校で先生方が行っています。子ども達のタブレットPCのデータを先生が確認し、職員室のプリンターから出力することができます。(写真上)
 ニンジンやブロッコリー、キャベツを使ってゆで野菜サラダを作った子がいました。野菜がかたいままにならないようにゆでるのが大変だったと書いてありました。ドレッシングも手作りしたようでした。家の人からは、「あえて手伝わなかったけど、試行錯誤しながらよく頑張りました。とてもおいしかったです。」という感想が添えられていました。
 じゃがいもとブロッコリーのマヨネーズサラダに挑戦した子がいました。じゃがいもは水からゆでて、竹串をさしながらゆで具合を調べたことが書いてありました。また、彩りを良くするために、ゆで卵も付け加えたそうです。(家の人のアドバイスがあったのでしょうか…)作るだけでなく、食器洗いもがんばったことが書いてありました。家族から「お店で出てきそうで、すごく美味しかった。」と言われたそうです。最高の褒め言葉ですね。
 2年生は、国語の時間に「ことばでみちあんない」という学習をしています。相手にきちんと伝わるように、順序よく話しをすることをねらいとした学習です。
 教科書に、公園内の地図があります。友達と電話をして、待ち合わせ場所を公園のベンチにしました。電話の説明で、公園のあちこちにあるどのベンチのことを言っているのかをまず考えさせました。「公園の入り口を入って、まっすぐ行ったら、ばら園があるよ。しばらく行ったら右に曲がって。そこにあるベンチで待っているね。」という内容でした。地図では、右に曲がる道が2つあり、当然子ども達の意見も分かれます。「しばらく行ったら」がどの程度のことを言っているのかが相手に伝わりません。そこで、自分だったらどのように説明をするのかを考えさせます。(写真中)
 自分の家から学校までの行き方を説明させると、子ども自身は分かっていながら、初めて聞く相手には伝わらないことが多いものです。また、学校での出来事をきちんと伝わるように話すことができているでしょうか。誰が、誰に対して、何をどうしたのか…子どもは繰り返し経験を積みながら相手に伝わる話し方を身につけていくものです。国語の「話すこと・聞くこと」の学習は、こういうところでも大切であると感じます。
 3年生は、理科の時間に「動物のすみか」という学習をしています。身の回りの生物が、その周辺の環境とどのようにかかわって生きているかを調べる学習です。
 教科書の後ろの付録ページに、いろいろな虫のシールがついています。教科書には、雑木林や野原の絵が描かれていて、セミやバッタ、ダンゴムシのシールを貼るようになっていました。子ども達は、自分の今までの経験から虫がいる場所を予想して、それぞれの虫のシールを貼っていきました。(写真下)
 葉の裏や石の下、草むらの中など、虫たちは自分の住みかとする場所がだいたい決まっています。この学習は、とにかく子どもを外に出して、自由に虫の観察をさせることが一番です。旭町小は、そういう環境に恵まれています。校庭の周囲や中庭に行くと、きっといろいろな虫に出会えるはずです。
 ところで、昆虫を扱った夏休みの自由研究が、校内のあちこちで見られます。中でも、セミについて調べた作品が目に留まりました。2年生に、いろいろなセミの幼虫(抜け殻です)と成虫の標本を作った子がいました。(しかも、幼虫はオスとメスをそれぞれ標本にしてあります。)光が丘公園などに行くと、たくさんのセミの種類を見つけることができそうですが、そこから種類を見極めるのは大変なことです。抜け殻を見ただけでオスとメスを区別することができるのは、私も初めて知りました。

9月7日の給食

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献立名           ご飯
              いかの生姜焼き
              里芋のそぼろ煮
              けんちん汁
              牛乳


一口メモ

 里芋は、一万年くらい前(縄文時代)に日本に伝わってきたと言われている歴史のある野菜です。
 里芋独特のぬめりは、ガラクタンという炭水化物とたんぱく質の結合した粘性物質によるものです。コレステロールの吸収を阻害し、腸内の老廃物を排泄する効果があり、免疫力を高める働きもしてくれます。

9月7日(火) その1

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 全校朝会は、Zoomを使って行いました。ちょうど先日、パラリンピックが終わったこともあり、「パラリンピックの山田選手から学ぼう」という話をしました。
・・・今日は最初に、パラリンピックについてのお話をします。おとといの日曜日の夜、東京2020パラリンピック大会の閉会式がありました。パラリンピックとは、身体に障害がある人を対象とした、世界最高峰の障害者スポーツ競技大会です。世界的に有名なスポーツ大会であるオリンピックと同じ年に、そして同じ場所で開催されることになっています。夏休みの終わり頃から始まり、いろいろな競技が行われていました。みなさんも、テレビを通じてパラリンピックの競技を見て、様々なことに気がついたり、すごいなと思ったりしたのではないでしょうか。
 校長先生は、多くのパラアスリートの中でも、水泳で2つの銀メダルを獲得した山田 美幸選手の活躍が一番印象に残っています。女子100m背泳ぎと50m背泳ぎの2つの種目に出場して、どちらの種目でも銀メダルをとりました。山田選手は、まだ14歳です。メダルを獲った後、インタビューに答える姿は、とても明るく前向きに生きている女の子という印象を受けました。
 山田 美幸選手は、生まれた時から両腕がなく、両足にも障害があるため、普段は電動車いすを使って生活をしています。お母さんのすすめで、5歳の時から水泳を始めたそうです。5年前、ブラジルのリオデジャネイロで行われたパラリンピック大会をテレビで見て、本格的に世界の頂点を目指し練習に励みました。背泳ぎというのはどういう泳ぎ方であるか、みなさんは知っていますか? 水面に顔を出して、両腕を大きく回して水をかき、さらに足も動かして頭の方向に進んでいく泳ぎ方です。山田選手は両腕がないので、足だけで泳ぐことになります。さらに両足の長さが違うという障害もあるので、まっすぐに進むのが難しいのです。体のバランスをとりながら全力をふりしぼって泳ぐ姿は、多くの人達に感動と勇気を与えてくれました。山田選手が銀メダルを獲った競技の動画を、インターネットを通じて見ることができます。全校朝会の後、各クラスで担任の先生からその動画を見せてもらってください。
 さて、身体に障害がある人達の競技大会としてのパラリンピックについて話をしてきました。しかし、山田選手のように大きなハンディキャップとなる障害でなくても、私達の身の回りにはいろいろな障害があるということを理解しておかなければなりません。通常の生活では困難なことを「障害」と言うのであれば、障害をもって日常生活を送っている人はたくさんいます。例えば、視力が悪い子は、メガネを使ったり、座席を前の方にしてもらったりしています。校長先生も、時々メガネを使っています。また、耳に障害がある子は、補聴器という小さな機械を使って音を聞くようにしています。練馬区のいくつかの学校に「聞こえの教室」があり、専門の指導を受けている子が区内にたくさんいます。同じように「ことばの教室」があり、発音や話し言葉の専門指導を受けている子がいます。さらに、「こぶしルーム」のような巡回指導の教室がどこの学校にもあり、落ち着いて学校生活が送れるようにがんばっている子もいます。
 他にも、ぜんそくなどのアレルギーがある子や、食べ物のアレルギーがあって、給食を別なものに替えて食べている子がいます。大切なのは、どんな障害に対してもお互いを認め合い、理解し合うということです。・・・
 朝会の後、各クラスでYouTubeの動画を使い、山田選手の100m決勝の泳ぎを見ました。車椅子で入場してきた山田選手が、自らプールにポチャンと入りました。スタートすると、足だけで水をけって進みます。銀メダルを胸に笑顔でインタビューに答える姿が輝いて見えました。子ども達はどのような感想をもったでしょうか。(写真上)
 Zoomの朝会では、パラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」と山田選手の写真を見せながら話をしました。2階の掲示板に貼ったところ、休み時間にたくさんの子ども達が見に来ていました。(写真下)

9月6日(月)

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 6年生は、国語の時間に「利用案内を読もう」という学習をしています。目的に応じて文章と図表などを結び付け、必要な情報を見つけられるようにすることをねらいとしています。
 普段私たちは、生活の中で様々な施設の利用案内や説明書、広告などから情報を得ています。しかしそれらは、時によっては膨大な情報量である場合があります。自分が今必要とする情報をすぐに知りたい時には、それらをどのように読んだらよいのかを考えなければなりません。教科書に掲載されている図書館の利用案内を例として使い、学習を進めていました。
 教科書の右ページには、ある図書館の利用案内が記されています。利用カードの作り方や、本を借りる冊数と期限、予約の仕方、開館時間と地図が書かれています。一方、左ページには、図書館のウェブサイト(トップページとイベントのページ)が載っています。(写真上)
 情報化社会において、自分が求めている情報を的確に手に入れることが欠かせません。今や小学生も、多くの学習でインターネットを使ったウェブサイトの検索をする場合があります。それらの情報から必要なものをすばやく見つける力は、今後のあらゆる学習に大いに役立つことでしょう。
 最近は、様々な説明書の多くが、インターネットからダウンロードして手に入れて使うようになってきています。家電製品を買うと、昔は分厚い説明書が一緒に入っていたものです。製品にもよりますが、必要な機能の情報だけで済む場合がほとんどです。そこで今は、簡易版や基本設定の説明書のみとし、「本」は必要ないという考え方のようです。詳しく知りたい場合は、ネットからダウンロードすることになっています。しかも、そのダウンロードのページにたどり着くのも、この単元で身につけさせたい力であると言えます。
 2年生は、算数の時間に「計算のしかたをくふうしよう」という学習をしています。先週は、3口の数のたし算について、順序を変えても答えは変わらないということを学習しました。(いわゆる結合法則と呼ばれるもので、A+B+Cでは、B+Cを先に計算した方が早い場合があることを学びました。)
 今日は、26+7の暗算について考える学習をしました。クラスの子ども達から、様々な計算のやり方が出てきました。26を20と6に分けて考えたり、7を4と3に分けて計算する方法などです。(写真中)
 数の分解・合成は、1年生の1学期から繰り返し行ってきています。学年が上がるにつれて四則計算の筆算が複雑になっていきますが、まずは基本となる簡単な数の暗算(2けた+1けた、2けた−1けた)を日常的に訓練しておくことが大切です。
 子どもの頃、ボーリング場のスコアは、鉛筆を持って手書きで行っていました。計算に時間がかかる自分に比べて、親戚のおじさんがとても速くてびっくりしました。「ボーリングは算数の勉強になるね。また連れてきてあげるよ。」と話していたおじさんは、計理士をしていた人でした。
 4年生は、総合的な学習の時間に「練馬大根を育てよう」という学習をしています。今日は、1組の子ども達が校庭の西側にある学年園に行き、種まきをしました。(写真下)
 練馬大根の種は、毎年練馬区から各学校に配布されています。旭町小では、4年生が毎年練馬大根と青首大根の種をまいて育てています。大根は、ちょうど今が種をまく適期です。ほんの数日遅くなるだけで、収穫に大きな影響が出ます。
 練馬大根は、他の大根に比べて細く長い大根です。大根用の畑は深く耕す必要がありますが、練馬大根はさらに深く耕さなければなりません。種は、ひと穴に3粒位ずつまきます。その後、間引きをしながら大きくしていきます。収穫は11月頃です。今年の4年生の大根は、うまく生育していくでしょうか。

9月6日の給食

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献立名           田舎うどん
              ちくわの磯辺揚げ
              牛乳


一口メモ

 ちくわは、魚のすり身と塩が原料となっている食品です。
 練り製品に塩を入れるのは、味付けよりも独特の弾力を作るためです。塩を加えることで、魚のたんぱく質が溶け出し、すり身同士に粘り気が出てきます。それで、ぷりぷりとした食感が生じることになります。

9月3日(金)

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 1年生は、国語の時間に漢字の学習が始まりました。先日、2学期から使う漢字ドリルが配られていました。たくさんの漢字が書いてある中身を見ながら、これから勉強していくのがとても楽しみな様子でした。
 小学校6年間で習う漢字は、全部で1006字あります。1年生では、そのうちの80字を今日から学習していくことになります。1年生で習うのは、比較的画数が少なく、子ども達が日常的によく使う漢字がほとんどです。
 記念すべき、小学校で最初に習う漢字は何だと思いますか? 「一」や「二」から始まるのでは…と考えがちですが、そうではありません。(すぐに漢数字も出てきますが)2年前までは、「大」と「小」を最初に指導していました。しかし、昨年度から教科書が改訂になったため、「木」から始まっています。「やくそく」というお話に「木」という漢字が出てきます。続いて、「うみのかくれんぼ」という説明文で「大」と「小」の漢字を習います。
 漢字の学習では、書き順や「とめ、はね、はらい」を正しく書くことが重要です。先生のお手本に合わせて、指で空中に大きく「木」の字を書いてから練習しました。(写真上)
 5年生の自由研究は、4階の階段付近の掲示板前にまとめて展示してあります。中休みに、友達の作品を見るために何人かの子が集まってきました。(写真中)
 5年生の自由研究も、どれも工夫や努力の様子がよくうかがえる作品ばかりです。工作などのもの作りに取り組んだ子は、きちんとその製作過程を写真と文章で紹介する説明が添えられていてすばらしいなと思いました。また、理科に興味があるのか、科学実験に関する内容に挑戦していた子が何人かいました。氷の融ける速さについて調べた研究では、砂糖を入れた氷の方が食塩を入れた氷より融ける時間が遅かったそうです。また、ペットボトルで作った噴水実験に取り組んだ作品や、過冷却の仕組みについて詳しく調べた研究もありました。とても高学年らしい内容であると感心しました。
 面白いなと思ったのは、家族で誰がじゃんけんに強いのかを調べた研究です。研究の動機は、「お兄ちゃんがじゃんけんに弱いので、本当かどうか調べてみたいと思ったから…」と書いてありました。父・母・兄の3人と100回ずつじゃんけんをして調べた結果が、パソコンを使ってていねいにまとめてありました。そして、兄・父・母の順でじゃんけんが強いことが分かったと結論付けています。ステイホームならではの家族の温かみを感じる自由研究です。
 3年生は、国語の時間に「山小屋で3日間すごすなら」という学習をしています。友達との対話を通じて「話すこと・聞くこと」の力をつける学習です。
 「子ども探検隊として、3日間山小屋で過ごすことになりました。普段子どもだけではできないことをして自然とふれあうなら、どんな物を持って行きたいですか?」という問いかけから始まります。持ち物の決まりとして、食料、水、着替え以外のもので、グループで5つまで持っていくことができます。
 各自で考えた後、グループでしたいことと持っていきたい物を出し合い、その中から話し合って整理していきました。川で遊びたければ、水中メガネや釣りざお、バケツなどが必要になります。また、星空の観察をしたいのであれば、望遠鏡や懐中電灯が必要になります。グループで「対話」を通して持っていく5つの物を決めていきます。どのグループも、明日からすぐにでも山小屋に行くような勢いで、自分の意見を主張し始めました。しかし、これは国語の学習です。そして、ここが一番大切なところです。自分の意見だけを主張するのではなく、きちんと友達の意見を聞いて考えをまとめていかなければなりません。(写真下)

9月3日の給食

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献立名           チリチーズドッグ
              ポトフ
              果物(梨)
              牛乳


一口メモ

 梨は、夏の終わりごろに旬を迎える果物です。シャリシャリとした食感とみずみずしさが特徴です。
 夏バテなどの疲れを回復させてくれる働きのある「アスパラギン酸」という栄養素を多く含んでいます。

9月2日(木)

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 6年生は、国語の時間に「せんねん まんねん」という詩について、学習をしています。この詩は、まど みちお さんの作品です。まど さんは、皆さんご存知の通り、旭町小の校歌を作詞した方です。練馬区では、光村図書出版の国語の教科書を使っています。まど さんの詩は、教科書の扉に書かれたものを含めて、全ての学年に掲載されています。
 「せんねん まんねん」の詩は、絵本にもなっているので、その絵を見てみたいなと思いました。6年生の教科書には、うっすらとヤシの木と川の絵が載っているだけです。ちなみに、この詩を基に作曲した混声合唱組曲も有名です。
 詩の題名からして、生命のつながりを描いたものであることが想像されます。「いつかのっぽのヤシの木になるために…」で始まります。普通に考えると、ヤシの木が育つために、まずヤシの実が落ちる。そして、そこから芽が出て・・・となるはずです。しかし、そういう詩にはなっていません。ヤシの実が落ちた衝撃で、ミミズが飛び出してくるという方向に行くのです。そこが詩人のまど さんらしいところです。6年生の子ども達は、どう感じたでしょうか。
 ノートにていねいな文字を書く子がいたので、目に留まりました。大人顔負けのすばらしい字を書く子だなと感心しました。ノートにひく線は、きちんと定規を使って真っすぐに引いていました。メガネの置き方や鉛筆の持ち方を見ても、気持ちの良い学習姿勢であることが伝わってきます。(写真上)今、パソコンに向かっている自分の机の上が乱雑なのと、いつも使っているスケジュール帳の文字が酷いものであるのが恥ずかしく思えてくるほどです。
 1,2校時に、4年生の両クラスで自由研究の発表会がありました。両クラスを行き来しながら、何人かの発表を見ました。個性的な作品やすばらしい実験、そして貴重な体験を記録したものなどがたくさんありました。
 ダイヤルを回してふたが開く仕組みの箱(段ボールの手作り)や、携帯扇風機の仕組みを調べて電圧の変化をグラフにまとめた実験、自分で手作りのお弁当を調理したものなど、自由研究という名前にふさわしいものばかりでした。
 発表を見られなかった作品があったので、中休みにそれぞれの教室を訪れてみました。作品を置いてある棚の近くには、たくさんの子が集まってきていました。クラスの友達の作品を見ながら、すごいなと感じていたようです。(写真中)
 そこで、また新たに面白い研究を見つけました。「完ぺきな朝食を考える(コーンフレークは、完ぺきなのか)」という研究です。「コーンフレークの栄養素は、ほとんど牛乳で補っているのよね。」という漫才師のネタからヒントを得て取り組んだそうです。研究の動機がすばらしいなと感心しました。
 他学年の自由研究については、今後また紹介していきます。第二土曜の公開日が中止になったため、保護者の皆様にゆっくり自由研究を見ていただく機会がなくなってしまいました。13日(月)から、個人面談が始まります。どの学年も、廊下に自由研究を展示するようにしますので、個人面談で来校された際にぜひご覧ください。
 5年生は、理科の時間に「天気と情報(台風と防災)」の学習をしています。天気の変化については、1学期にも学習をしています。今回は台風に注目して、その進み方や天気の変化、さらには災害について学びます。
 電子黒板に、2年前の台風19号の衛星写真が映し出されていました。2019年の10月12日に関東地方を直撃した台風でした。第二土曜の公開日がある予定でしたが、前日のうちに一斉休校が決まったあの台風です。千葉県で屋根が飛ばされたり、長野県の千曲川が氾濫したりした、各地で甚大な災害が起こった台風でした。(写真下)
 思い出します…というか、一生忘れられない台風でした。(ここからは、私的な内容です。)12日の土曜の朝からすごい雨になり、私の家の近くの越辺川(おっぺがわ)も危険水域に達し始めました。上流の都幾川(ときがわ)が氾濫したという情報から、避難指示が出始めました。夕方、暗くなり始めた頃から風雨が強くなり始め、避難することにしました。車に愛犬と食料を積み、町役場の駐車場まで行きました。犬を連れていたので、避難所には入らずに車の中で台風が去るまで待ちました。夜中に自宅に戻りました。初めての経験でした。
 翌朝、ヘリコプターの音で目が覚めました。ニュースを見たら、土手の向こう側の坂戸市や川越市が大変なことになっていました。特養老人ホームが浸水し、救助活動が行われているのをテレビで知りました。
 先月は、西日本を中心に大雨の被害がありました。これから10月に向けて、台風による災害が心配されます。5年生の理科としての学習内容ではありますが、災害に対する教育としても扱っていきます。

自由研究発表会(4年生)

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 理科の学習で、夏休み中に取り組んだ自由研究の発表会を行いました。
 「なぜ、このテーマで研究しようと考えたのか」、「どんな方法で研究を進めたのか」、研究の視点をはっきりさせて取り組んでいて感心しました。どの子も少し恥ずかしそうな表情を見せながらも、自分で取り組んできたことへの自信が感じられる発表でした。
 発表を聞いていた子は、「どこで材料を買うことができますか。」と質問したり、「思いつかないようなテーマでびっくりしました。」と感想を伝えたりしていました。
 大きな拍手、子供たちの嬉しそうな表情、たくさんの作品、みんなで学習することの楽しさが感じられる時間になりました。

9月2日の給食

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献立名           しめじご飯
              魚の黄金焼き
              つくね汁
              牛乳


一口メモ

 今日の魚の黄金焼きは、「ホキ」という魚を使っています。白身フライやフィッシュバーガーなどによく使われている魚です。
 マヨネーズにすりおろしたニンジンを混ぜ、魚にかけてからオーブンで焼いています。きれいなオレンジ色は、ニンジンの色です。

9月1日(水) その4

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 全クラスで、タブレットPCの使い方を指導しました。GoogleのMeetを使い、担任の先生とクラスの子ども達一人一人とをつなぎ、授業支援として活用する方法を練習しました。(写真上)
 今後、もし学級閉鎖や休校があった場合には、学校と各家庭とをオンラインで結ぶことができます。しかし、ご理解いただきたいのは、現在の練馬区のICT環境では、全ての授業をオンラインで行うのは困難であるということです。また、オンラインでクラス全員とつながったとしても、教師の一方的な指示や課題の配布のみに留まり、教室での対面授業とは別物になります。オンラインでの授業は、本当に深刻な状況で子ども達が学校に来られない場合以外は、現段階では多用できないものと考えます。
 今日から、給食が始まりました。いつも4校時の途中に、栄養士さんが検食分の給食を校長室に届けてくれます。久し振りの給食を見て、「待ってました!」という言葉が思わず出ました。きっと、保護者の皆さんも同じ気持ちだったのではないでしょうか。
 夏休み中は、駅前の道路を渡ったところで、おにぎり2個を買ってから学校に来る毎日が続きました。ようやく、毎日いろいろなメニューのある給食が戻ってきました。子ども達の給食の様子を見に行くと、Zoomを通じて指導した通りに、静かに黙食を行っていました。無言ではありましたが、どの子も「おいしいよ」と伝えているような表情に見えました。(写真下)
 緊急事態宣言中は、栄養士さんや給食室の方々も対応を考えて調理にあたってくれています。本来ならば、手の込んだ給食内容が食育にとっては必要なことです。しかし、今は感染リスクをできるだけ減らすことを考えた給食調理となるようにしてもらっています。
 具体的には、配膳の手数がなるべく少なくなるような献立が考えられています。適切な栄養摂取を維持しながらも、品数をなるべく少なくして、配膳にかかる時間が短くなるようにしています。また、配膳時の感染リスクや喫食時間を減らすために、教室で和えたりトッピングを行う工程を入れないようにしています。普段であれば、教室で配膳する直前にドレッシングを混ぜることで、野菜の食感を良くすることが考えられますが、今はそれらを省くようにしています。
 その他にも、食材の発注の仕方や給食室内での調理方法等、細心の注意を払って給食が提供されています。ありがたいことです。

9月1日(水) その3

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 夏休み明けの初日は、まずどのクラスでも、休み中の課題を提出するところから始まります。夏休みの生活表やサマースキル、復習プリントなどを提出していました。
 1年生は、夏休みの宿題として絵日記(2枚)を書くことになっていました。先生の指示で机の上に絵日記を広げると、一人一人いろいろな夏休みを過ごしていたことが伝わってきます。
 家族でプールに行ったことや、花火をしたことを書いていた子が多かったようです。(写真上)今年のレジャープールは、中止になったところが多かったのではないでしょうか。絵日記には、水色の背景に2人の姿が描かれていました。「パパとおよいでれんしゅうしたら、およげたからうれしかった。」と文が添えられていました。1学期は天候が悪く、低学年のみ学校の水泳授業が1回もできませんでした。普段の年なら当たり前のように行けるプールですが、今年は貴重な機会となったことでしょう。
 夏の風物詩とも言える花火大会が、今年も全国的に中止になりました。私の家では、近くの土手の上に上がると、遠くに上尾や東松山、川越の花火大会を見ることができます。夏休み中の土曜日の夜には、いつも遠くから花火大会の音が毎年聞こえてきたものでした。しかし、昨年に続いて今年も、静かな夏の夜となりました。
 その代わり、家の前で家族で花火をした家庭が多かったのではないでしょうか。先週、近所の道路で、手持ち花火を楽しむ家族を見かけました。お父さんがビデオを撮ってあげていました。少ない夏の思い出を記録してあげているのだなと思いました。
 ベランダの天井にセミがいたことを絵日記に記した子がいました。「ママがせんたくものをほそうとしたら、ベランダのてんじょうにセミがとまっていました。すこしだけあるいていました。」…家族で出かけることができなかったとしても、こういう発見が貴重な夏の思い出になっているのですね。
 一方、6年生の教室では、学期始めの初日からテストがありました。漢字50問テストです。漢字の宿題として、練習プリントが3枚出されていました。そして、9月1日に50問テストをすることも予告済みです。8月の終わりに集中して練習した子が多かったのではないでしょうか。(写真中)
 6年生は、他にも2学期の目標カードを書いていました。学習と生活の目標をしっかり立てて、12月までの4か月間の学校生活をがんばろうという気持ちを高めました。
 中休みになり、久し振りに元気な子ども達の姿が校庭いっぱいに見られました。普段なら外遊びを奨励するところですが、緊急事態宣言中は教室で静かに過ごすことも認めています。しかし、旭町小の子ども達は外遊びが大好きで、多くの子が校庭に出てきます。
 鬼ごっこをする子やサッカーをする子、一輪車や遊具で遊ぶ子と、たいてい自分たちの遊び場と遊ぶ内容が決まっているものです。やはり子どもは遊んでいる姿が一番生き生きと輝いて見えます。(写真下)

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