音楽会のご協力をありがとうございました。参観されての感想をぜひお寄せください。

6月3日(木) その2

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 2年1組の教室で、「ぞうさんのおはな」という資料を使った道徳の授業がありました。「自分の良さを見つけよう」という、個性の伸長をテーマとした授業でした。
 「ぞうさんのおはな」は、子ども達に馴染みのある動物たちのやり取りを描いた資料です。・・・ある日、子どものぞうは、仲良しのワニやかばが大きくてかっこいい口を持っていることをうらやましく思います。そして、自分の特徴の一つである鼻も、長くてかっこわるいものだと感じてしまいました。その姿を見て母親のぞうが、子どものぞうの鼻は母親である自分と同じもので、高いところの木の実を取ったり、シャワーで水をふきあげたりすることができるとてもいいものであるということを伝えます。それを聞いたぞうは、自分の鼻について改めて考え、あまりいいものでないと思っていた鼻が、特別で自慢できる鼻にかわり、自分の鼻を誇らしく思うようになるのでした。・・・
 そういえば、童謡「ぞうさん」の作詞は、本校の校歌を作った まど みちお さんです。シンプルな歌詞の中にも、「自分に自信をもて!」という応援の意味を込めた歌になっています。2年生の子ども達は、このお話を通じて、どんな自分の良さを発見できたでしょうか。(写真上)
 6年生は、国語の時間に「たのしみは」という言葉を選んで短歌を作る学習をしています。今日は1組で、自分の作った短歌から秀作を選び、画用紙の短冊に筆で清書して仕上げていました。(写真下)
 江戸時代の歌人であった橘 曙覧(たちばな あけみ)は、日常の暮らしの中に楽しみや喜びを見いだして、「たのしみは」で始まり、「時」で結ぶ短歌を書き著しました。その形を真似て自分で短歌を詠む学習です。五・七・五・七・七の31音で作ります。
 子ども達の作品に、次のような短歌がありました。「たのしみは じゅく休みの日 校庭で 友達集め サッカーする時」…6年生にもなると、自分の時間が貴重なものになってきます。元気よく遊んでいる姿が浮かんできます。「たのしみは 家に帰りて テレビつけ クーラーつけて ゲームする時」…子どもならではの贅沢な時間の過ごし方ですね。さらに、ジュースとお菓子も身近にありそうです。「たのしみは 家に帰ると ネコがきて 背中に乗ったり ゴロゴロする時」…飼い猫がいるのですね。きっと猫自身も「たのしみは…」と思っていることでしょう。
 さて、黒板には、担任の先生の作品が貼ってありました。「たのしみは 駅で見つけた お土産を 家族想って 選ぶその時」…改札を出てすぐに、甘い香りに引き付けられます。家族のためと言いながらも、自分へのご褒美スイーツかもしれません。もう一句、「たのしみは 未来見つめる 二十四の 若者たちと 過ごすこの時」…学級の児童数は24名です。現代版「二十四の瞳」のようですね。(12人の生徒と女教師の物語でしたが…)きっと、「たのしみは」が「くるしみは」の時もあるはずです。しかし、いつも子ども達に笑顔でいるのが我々の務めです。子ども達のお手本の句、そして教師のお手本の一句となりました。

6月3日(木) その1

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 1年1組では、図工の時間に粘土を使った造形遊びをしていました。(写真上)粘土遊びは、子どもが創造する力や工夫する力を培っていく上で、欠かすことのできない遊びです。粘土を伸ばしたり丸めたりする活動を通して、創造力や発想力を広げることにもつながります。また、手や指の感覚を高め、発達を促すためにも、幼少期の粘土遊びが大切であると言われています。
 子ども達は、最初に「何を作ろうかな?」と考えながら、大きな粘土のかたまりを一生懸命にこね始めていました。次第に動物や家、乗り物と、作り出すものが子ども自身の中ではっきりとしてきます。一人一人に、粘土で表現したものについて話を聞いてみると、得意になって次々と説明をしてくれます。また、友達の作品からイメージをふくらませたり、お互いの作品をもとに会話がはずんだりと、子ども同士のコミュニケーションが生まれる良さもあります。
 今日から、全学年が新体力テストを行っています。昨年は実施しませんでしたが、2年振りに行うことになりました。(ただし、シャトルランと上体起こしは感染症対応で実施しないことにしています。)体育館では反復横跳びと立ち幅跳び、そして校庭ではソフトボール投げの測定を行いました。新体力テストは、この他にも様々な種目があります。長座体前屈や握力、50m走は、各クラスや学年の体育の時間にすでに実施済みです。
 今日一日を通して、いろいろな学年の新体力テストの様子を見ました。ソフトボール投げは、瞬発力や運動のタイミングをとる調整能力を調べる目的のテストです。(写真下)測定には、ソフトボール(1号)を直径2mの円内で投げた距離を記録します。全国の小学生男子児童のソフトボール投げ能力は、1年生で平均8.86mで、6年生では平均26.64mとなっています。(女子は、1年生で5.86m、6年生で16.64mです。)
 練馬区では、結果を集計して全国平均と比較してみると、毎回多くの学校でソフトボール投げの記録が低くなりがちです。また、全国的にも他の運動能力に比べてソフトボール投げの能力低下が著しいと言われています。やはり、「投げる」という運動機会が減っていることが第一の要因でしょうか。どこの公園でも硬いボールのキャッチボールは禁止され、草野球をする子が少なくなりました。また、川遊びに行っても、石を投げて水切りを楽しむことさえ危ないからと禁止されているのではないでしょうか。
 子ども達の投げるフォームを見ただけで、経験のある・なしがはっきりと表れてくるものです。先週から体育の時間を使い、投げる運動を重点的に指導していたクラスがいくつかありました。しかし、体育の時間のほんの数時間で身につくものではなく、普段から投げる運動に親しんでいなければ獲得できない運動能力です。

6月3日の給食

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献立名           新ごぼうの混ぜご飯
              野菜のうま煮
              なめこ汁
              あじさいゼリー
              牛乳


一口メモ

 新ごぼうは、春から初夏にかけてとれるごぼうのことを言います。やわらかく、香りが良いのが特徴です。
 ごぼうを野菜として食べているのは、日本や韓国などのごく一部の国だけです。中国やヨーロッパでは、野菜としてよりも薬として用いられていることが多いです。

6月2日(水)

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 4年生の各クラスに、下水道局による出前授業が行われました。様々な実験を取り入れながら学ぶ学習のため、2時間ずつ理科室を使って実施しました。4年生は、社会科で「わたしたちのくらしと水」の単元に入り、昨日は校内の蛇口の数を調べる活動をしていました。水道水は浄水場で作られますが、一方の下水道は水再生センターで浄化されています。4年生では、環境教育として総合の学習の時間に位置付けて取り組んでいます。
 下水道の仕組みについては、大人でも知らないことが多いものです。昔は川や海に直接下水が流されていました。環境問題への関心が高まり、現在では集めた下水をきれいな水に再生してから流す仕組みになっています。
 授業では、まず「沈殿実験」を行いました。ビーカー内で泥水を作り、しばらく置いておくと下に泥が沈殿します。そっと上澄み液だけ別のビーカーに取り分けます。全くきれいになったわけではありませんが、多くの泥を取り除くことができました。水再生センターでは、最初に集まってきた汚水から、まずは沈殿物を取り除いています。
 次に、微生物の働きで水を浄化していることを教えてもらいました。目に見えないたくさんの微生物が水中の汚れを分解し、きれいになった水を川や海に戻しています。薬品を混ぜて水をきれいにしていると考えがちですが、下水処理の場合はほとんどが微生物を利用しています。
 また、ティッシュペーパーとトイレットペーパーの水の中での変化についても実験で確かめました。トイレットペーパーを水に入れてかき混ぜると、バラバラに分解することが分かりました。ティッシュペーパーを流してはいけないと分かりました。(写真上)
 授業の後半では、下水道が町を水害から守っているということを学びました。道路のあちこちに、「雨水(うすい)ます」が設置されていて、雨水を集める仕組みになっています。都内のあちこちに巨大な下水管があり、降り続いた雨をしばらくためておき、水害から町を守っています。
 お台場に、虹の下水道館という施設があります。子ども達が楽しく下水道の仕組みを学ぶことができる体験型の施設です。8月の下旬、夏休みの自由研究に困った時に頼りになる場所です。
 2年生は、算数の時間に「長さのたんい」の学習をしています。長さを表す単位として、cmやmmがあることを知り、ものさしを使っていろいろなものの長さを測ったりしました。さらに、1cm=10mmであることから、単位の変換についての学習もしました。
 2年生では、毎年30cmものさしを全員が用意し、算数の学習で使っています。なぜ、定規ではなく「ものさし」を使うのでしょうか? 定規は線を引くためのもので、0の目盛りの少し前に余白があります。一方のものさしは、物の長さを測るための道具です。余白はなく、端からすぐに目盛りがふられています。測りたいものにぴったりくっつけて長さを調べます。
 定規との違いは、目盛りのつけ方にもあります。ものさしには赤や黒の点や線で目盛りがついていて、定規のように数字が書かれていません。数字がないので、自分で数えて目盛りを読む・・・そうすることで、目盛りの読み方を身につけさせていきます。不便に思うかもしれませんが、子どもの思考を高めるために大切な「ものさし」であると言えます。
 2組の教室で、ものさしを使って決められた長さの直線を引く学習をしていました。ある点から10cmの直線を引く場合、ものさしを当てて10cm離れたところにもう一つ点を打ちます。そして、2点を結ぶ直線を引く時は・・・ものさしの反対側(目盛りがついていない方)を使って線を書きます。(写真中)
 「そんなの初耳!」という方が多いのではないでしょうか。知っていた方は、ご自身の2年生の時の学習をきちんと覚えていらしたのですね。(昔からこのように指導していたはずです。)ものさしは長さを測る道具であり、目盛り側を傷つけたり汚したりしないという理由のようです。
 6年生は、算数の時間に「分数のわり算」の学習をしています。(写真下)分数のたし算、ひき算、かけ算、わり算の中で、最後に学習するのが「分数÷分数」の計算です。1年生の整数のたし算から始まり、分数や小数の計算を様々な学年で学習してきた6年生にとって、最後の四則計算です。
 「分数÷分数」は、割る方の分数の逆数をかければよい…と教えてしまえば計算練習で終わりです。しかし、小学校ではそうしません。「分数÷整数」は既習事項なので、なんとかそうなるように式を変えられないかを考えさせたり、図を使って考えさせたりします。「割る数の逆数をかける」ということを苦労して導き出させなければ、理解が深まりません。
 教科書には、「3/4dlのペンキで板を2/5平方メートル塗ることができました。このペンキ1dlでは、何平方メートル塗れますか。」という問題が書かれています。小学校の算数では、あくまでも文章題で提示するようにしていますが、ここまでくると無理があるなと思います。日常生活で「分数÷分数」の場面はあまり考えられないものです。

みんなの下水道 出前授業(4年生)

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 4年生は総合的な学習の時間「ともに生きよう わたしたちの町で」の学習で、生活に関する水やごみ問題について学習しています。
 6月2日(水)は、東京都下水道局の方に来ていただき、「みんなの下水道」出前授業を実施しました。実験をしたり、お話を聞いたりしながら、下水道にはわたしたちの町を清潔に保つ役割があることや、町から雨水を排出し町の安全を守る役割があることを学びました。
 お料理であまった油の正しい処理についても学びました。ぜひ、おうちの人にも学んだことを伝えて欲しいです。

6月2日の給食

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献立名           家常豆腐丼
              もやしの中華スープ
              牛乳


一口メモ

 もやしは、大豆や緑豆などの豆が発芽したものです。
 芽を出すことで、種の時にはもっていなかった栄養素が作られます。中でも、風邪を予防するビタミンCや、疲れをとる働きがあるアスパラギン酸という栄養素がたくさん作られます。

6月1日(火) その2

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 4年生は、算数の時間に「角の大きさ」の学習をしています。今日は、分度器を使って、いろいろな角度の大きさを測る問題に取り組んでいました。2年生でものさしを、3年生でコンパスを、4年生で分度器をというように、算数の学習においても、道具の正しい使い方を各学年でしっかり指導しています。
 分度器は、使い慣れるまでに時間がかかる道具です。そして、大人は理解していても、子どもの発達段階を十分に理解して指導することが重要になります。それは、まず「角度」というものの見方から始まります。1本の直線の端から出たもう1本の直線との間を「角」といい、その大きさを「角度」としています。しかし子どもは、三角定規のとがったところを触って角があることは理解できますが、2本の直線が交わった図を見て角度があるとは、最初はなかなか受け取れないものです。(そこで、この単元の最初に、2つの円に切り込みを入れて組み合わせ、回転させることでいろいろな大きさの角度ができることを学習しています。)
 さて、分度器の難しさは、その目盛りの合わせ方と読み方にあります。角の頂点を分度器の中心に合わせるとともに、角度の一方の直線を0度に重なるように合わせる必要があります。それがいつも同じ向きに角度があるわけではなく、様々な方向に分度器を動かして使えるようにしなければなりません。(写真上)
 次に、目盛りの読み方です。90度よりも小さい方の目盛りを読むのか、大きい方の目盛りを読むのかは、角を見て直角よりも大きいか小さいかが分かっていないと混乱します。ということで、最初のうちは先生が一人一人をしっかり見て回る必要があります。他にも、子ども達の分度器が一人ずつ大きさや目盛りの付き方に違いがあることから、子どものつまずきが様々に生じます。
 6年生は、社会科の時間にいよいよ歴史の学習が始まりました。6年生にもなると、「歴史を勉強するのが楽しみ」という子が多いのではないでしょうか。縄文時代や弥生時代の想像図や、遺跡から出土した道具の写真を見ながら学習がスタートしました。(写真中)
 社会科の学習は、様々な資料を基に授業を行う場面がたくさんあります。教科書だけでなく、資料集を使って学習を進めていきます。多くの情報を読み込んだり、整理したりする力が必要になってきます。きっと今後は、各自のタブレットPCの活用も有効な手立てになるはずです。
 3年生は、理科の時間に「こん虫を育てよう」という学習をしています。学校の畑に植えられているキャベツの葉から青虫を見つけ、飼育しながら観察を続けています。今日観察していたモンシロチョウの幼虫は、すでに2センチほどの大きさに成長していました。フンの大きさも以前より大きくなっていたようです。昨日お伝えしたように、3年生は総合の学習でカイコの飼育もしていきます。どちらも、幼虫からさなぎ、成虫への過程を楽しみに観察が続いていきます。(写真下)

6月1日(火) その1

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 全校朝会をZoomを使って行いました。今日は火曜日だったので、途中で途切れるクラスがなく、うまくZoomがつながったようです。今日は、「元気よく外で遊ぼう」という話と、「ふれあい月間」についての話をしました。
・・・『今日から6月になりました。もうすぐ関東地方も蒸し暑い梅雨の時期に入ります。旭町小では、外遊びがとても盛んに行われています。中休みも昼休みも、進んで外に出て遊んでいる子がたくさん見られます。旭町小は、校庭が広いことに加えて、ブランコやジャングルジム、三角すべり台、うんていなど、様々な遊具で遊ぶことができるので、とても恵まれています。
 子どものうちに外遊びが大切であると言われるのには、いくつかの理由があります。まず、何よりも健康な体をつくるためです。今、健康であるから良いというのではなく、将来大人になっても健康な暮らしが続けられるようにするために、子どもの頃の外遊びが大切です。そして、丈夫な体の骨や筋肉を身につけるだけでなく、大けがをしないように身をかわしたり、手をついたりという素早い動きを外遊びの経験から獲得することができるのです。
 もう一つ外遊びが大切な理由として、学習に集中して取り組むことができるということがあります。一週間の生活の中で、土曜・日曜の休みの日があるように、勉強の合間に休み時間があって、気持ちを切り替えることが必要です。授業中は、45分間席に座っていたり、同じ教室の中で過ごしたりすることがほとんどです。そこで、休み時間に教室から出て外の空気や景色に触れるとともに、体を動かし血液の流れを盛んにすることで頭がすっきりとすることにつながります。ですから、勉強ができる子は、外遊びも上手にできる子なのですね。
 さて、今日もう一つ伝えたい話は、「ふれあい月間」についてです。練馬区では、6月を「ふれあい月間」と位置づけ、いじめを絶対に許さないという姿勢で、小中学校全校で取り組むことになっています。いじめは、どこの学校でもどこのクラスでも起こりうることです。人をからかったり、仲間外れにしたり、悪口を言ったりということから大きないじめに発展します。いつも相手の立場にたって、相手の気持ちを考えて行動できる人は、いじめを絶対にしないはずです。「人に言われて嫌なことは言わないこと」「人にされて嫌なことはしないこと」旭町小学校の全員が、この場でしっかり約束をしてください。そして、いじめのない学校にしていきましょう。心配なことや困っていることがあったら、必ず学校の先生や相談室の先生、あるいは家の人に話をするようにしてください。
 学校での大切な勉強として、国語や算数といった各教科の学習があります。しかし、学校ではそれ以外にも大事なことを学んでいます。それは、いろいろな友達と仲良くするということです。大人の社会は、人と人とのつながりで成り立っています。ですから、子どものうちに様々な人と接することができる力をつけておくことも大切な勉強なのです。旭町小学校では、クラスの仲間とだけでなく、学年全体で取り組む学習がたくさんあります。また、登校班では近所の仲間と、そしてたてわり班では違う学年の子と一緒に活動していきます。一人一人の顔や体の大きさが違うように、考え方や性格が全て違います。いろいろな人のことを受け止め、理解し、一人でも多くの仲間と楽しく生活する力をつけていくことはとても大切なことです。
 旭町小では、ふれあい月間の取り組みとして、来週月曜日からの3日間、あいさつ運動を行います。みんなで明るいあいさつを交わしていけるようにしましょう。』・・・
 続いて、代表委員会からあいさつ運動についての話がありました。(写真上)中休みにも代表委員が集まって来週のあいさつ運動に向けた話し合いをしていたようです。
 各階の掲示板に、ふれあい月間の表示を貼りました。あるテレビ局のお天気マスコット(ねこ団長)を入れて作ったのですが…知っている子は少なかったようです。(写真下)

6月1日の給食

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献立名           ご飯
              豚肉の一味焼き
              磯和え
              キャベツの味噌汁
              牛乳


一口メモ

 6月になりました。もうすぐ梅雨がやってきます。梅雨の時期には、気温や湿度が高くなり、食中毒が起こりやすくなります。
 手洗いの仕方を徹底し、しっかりすみずみまで洗うように指導していきます。また、給食当番は白衣と帽子をきちんと身につけ、髪の毛などが給食に入らないように注意させています。そして、給食を受け取る子ども達も、衛生面に気をつけて待つように指導しています。
 今日の「豚肉の一味焼き」は、ピリ辛の味付けで豚肉を焼きました。ご飯が進む一品になりました。

5月31日(月)

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 今日は月曜日ですが、全校朝会は明日行うことにしました。毎週月曜日の朝は、他校も一斉にZoomを使って朝会を行うため、接続が途切れてしまいがちです。そのため、今週は曜日をずらして試してみることにしました。
 2校時に、教育アドバイザー訪問がありました。教育アドバイザーは、初任〜3年次の先生方の授業を見て指導・助言をするために、区内の各学校を回られている先生です。今日は、1年2組の国語の授業を参観していただきました。
 授業は、「かきとかぎ」という教材を使い、濁点の付く言葉の音と表記について理解させる内容でした。教科書には、「さるのだいじな かぎのたば。げんかん うらぐち まど とだな。どれがどれだか わからない。」という唱え歌が載っています。国語の時間では、まず音読が重要です。特に低学年では、何度も何度も音読を重ねていくことが大切です。先生の範読に合わせて指で文字を追わせたり、全員で声に出して読んだり、列ごとに役割を決めて読ませたりしていました。子どもは自然に暗唱できるようになっていきますが、きちんと教科書を手に持ち、文字を目で追いながら音読していくことが大切です。(写真上)
 ところで、濁点がつく文字を探す場面で、子どもの中から「あ」や「う」の濁点について声が上がりました。子どもは鋭いですね…漫画などで「あ゛」や「ゔ」を見たことがあるのでしょうか。なんとなく、普通の「あ」や「う」の発音と違い、強烈な叫び声から発せられる響きのように感じられます。しかし、これらは正式な日本語にはない表記の仕方です。ただし、「ゔ」はカタカナで書く場合はよく使われます。「ベートーヴェン」とか「ヴェルディ」のように、外国の人物の名前などの表記には必要です。
 3年生が、カイコの卵の観察をしていました。これから3年生は、総合の学習の時間にカイコを育てていきます。直径が1mmほどの小さな卵を紙コップに分けて、虫メガネで観察をしました。透明な膜の中に、黒い幼虫がいることに気が付いた子がいました。本当に小さな小さな生命が、まさにこれから誕生する直前の様子を観察することができました。(写真中)
 昨年までは、練馬区の理科部でカイコの卵をまとめて購入し、各学校に配布していました。長い理科部の歴史にも予算削減の波が訪れ、今年からは学校ごとに購入することになりました。専門業者を通じて注文すると、ふ化する予定日の前に届くように送ってもらえます。さあ、3年生はこれからこの小さな命をどのように育てていくでしょうか。そして、小さなカイコの命から、たくさんのことを学び取ってほしいと思います。
 4年1組の教室に、アゲハチョウが入った飼育ケースが置いてありました。クラスの子が家から持ってきたようで、他にもさなぎが2匹入っているのが確認できました。成虫になったアゲハは、今朝学校に持ってくる時に羽化したばかりとのことでした。じっと羽を休めていました。(写真下)
 アゲハチョウは、柑橘系の木の葉に卵を産み付けます。旭町小の敷地内にも、ミカンやキンカンなどの木があるので、葉裏を調べてみたいと思います。ちなみに、キアゲハはニンジンの葉に卵を産み付けます。幼虫は、緑と黒のしましま模様です。子どもの頃に、畑のニンジンの葉にいた幼虫を育てたことがあります。夏休みの早朝に羽化する様子を観察した思い出は、ずっと心に残っています。

5月31日の給食

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献立名           千草うどん
              イワシのさんが揚げ
              華風きゅうり
              牛乳


一口メモ

 さんが揚げは、千葉県の郷土料理の一つです。漁師さんたちが、アジやイワシなどの魚を細かく刻み、ネギやしょうが、味噌などの調味料を混ぜて、「なめろう」という料理を作ります。その後、余ったものを貝殻などに盛り付けて、その貝殻ごと焼いたものを「さんが焼き」と呼ぶようになりました。
 さらに、さんが焼きにシソなどを巻いて揚げたものが「さんが揚げ」と呼ばれるようになったということです。今日の給食では、イワシのすり身を使い、のりを巻いて揚げました。

租税教室(6年生)

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 社会科の学習の一環で、租税教室を実施しました。
 2名の税理士さんから、「税金って何だろう?」、「税金にはどんな種類があるの?」、「税金はなぜ納めるの?」という3つのテーマに沿って、税について教わりました。
 子供たちからは、「税金が50種類以上あるのは、様々な立場の人が少しでも納得できるように色々な集め方をしているのだと初めて知りました。」や「税金は自分たちが作ったお金を集めるルールだから納めるのだと知りました。」など、税についての考えが深まったという感想がありました。
 税にかかわらず、社会のルールを決めるのは自分たち一人ひとりであるという意識をもち、積極的に社会のルール作りに参加しようとする姿勢が大切であると改めて学ぶことができました。

5月28日(金)

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 毛筆を使った学習は、3年生から始まります。書道セットがそろい、今月初めには横画の練習として「二」を書きました。今回1組では、縦画の筆の使い方の練習をしていました。筆を手にしている腕を上に持ち上げていくことで、線が少しずつ細くなっていくことを感じ取らせていました。(写真上)
 3年生は、毛筆の授業のスタート時期でもあるので、道具の準備や片づけまで、一つ一つをていねいに指導しています。また、毛筆を行う時の姿勢や筆の持ち方についての指導も大切です。筆は半紙に対して垂直にし、手首から肘にかけては常に机に対して水平になるように構えるのが基本です。毛筆の授業が毎週あるわけではないので、これらの基本をしっかり身につけさせていけるように、繰り返し指導していきます。
 今後は「はね」や「折れ」、「はらい」を練習しながら、様々な文字に取り組んでいきます。また、2学期の終わりには、3年生も毛筆で書き初めに挑戦することになります。
 6年生の2クラスに、「租税教室」がありました。2名の税理士の方にお越しいただき、各クラスに1時間ずつ授業をしてもらいました。租税教室は、日本の将来を担う子ども達に、税の仕組みや社会に果たす役割についての認識を広める活動として行われています。昨年度から、6年生の社会科は、1学期の始めに政治の学習単元が行われるようになっています。税金の仕組みも、大まかではありましたが学習しています。そのためか、今日の授業に強い関心をもって臨んでいた子が多く見られました。(写真中)
 子ども達にとって身近な税金は、「消費税」です。実際に子ども達も、物を買う時に支払っています。しかし、他にも税金の種類は、50種類もあるそうです。「なぜ、いろいろな種類の税金があるのか」ということを学ばせるために、子ども達にゲーム感覚の課題を出していました。
 『A・B・Cの3人が、それぞれ700万円、250万円、50万円を持っています。300万円を集めるためには、3人からいくらずつもらえばよいですか。』という問題でした。「Aが300万円払い、BとCは0円」という考え方もあれば、「全員から100万円ずつもらう(Cは借金をする)」という考えもあります。中には算数で習った比を使って計算し、「210万円、75万円、15万円」と細かく求めた子もいました。
 実は、どれも税金の集め方として使われている方法です。同率で税を納めるのは、法人税などがあります。また、特定の人からのみ徴収するのは、酒税やたばこ税などです。そして、全員が同等に支払っているのが消費税です。ということで、国民一人一人の立場や意見を調整するためにたくさんの税金の種類があり、税金の徴収の仕方を変えているということが分かりました。(なるほど…)
 昨日、世界的な人気絵本作家のエリック・カールさんが亡くなられたというニュースがありました。「はらぺこあおむし」など、多数の素敵な絵本で知られている作家です。
 5校時に、2年2組の子ども達が図書室で授業をしていました。本棚から改めて「はらぺこあおむし」の本を取り出し、ページをめくってみました。きっとどの子も幼稚園や保育園で読み聞かせをしてもらった覚えがあるでしょう。(写真下)
 小さな青虫が、いろいろな食べ物を食べていく経過は、仕掛け絵本としての面白さもあります。また、食べ物の名前や曜日を覚えることにもつながります。そして、大きく成長した青虫がさなぎになって蝶に変身するところは、ページをめくって「あっ」と驚く瞬間でもあります。

5月28日の給食

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献立名           ターメリックライス
              じゃがいもとひき肉の重ね焼き
              ペイザンヌスープ
              牛乳


一口メモ

 ペイザンヌとは、フランス語で「田舎」という意味です。フランス料理の中では、ペイザンヌとは「角切り」や「色紙切り」など、四角く小さく切った野菜を指す言葉です。
 今日のスープには、キャベツやじゃがいも、カブなどが入っています。鶏ガラスープと野菜の味が優しいスープになっています。

5月27日(木)

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 3年生は、図工の時間に「布のへんしん」という作品に取り組んでいます。家庭から古着などのいらない布を用意させ、切ったり裂いたり丸めたりして、生き物や乗り物などのぬいぐるみを作ります。さらにそれを使って物語を作り、ボール紙に貼って表現するという学習です。
 子ども達は、小さくなって着られなくなったTシャツなど、様々な古着を用意してきました。布は、身近な材料でもあり、材質の違いでいろいろな表現ができる素材です。また、プリント地の柄や色合いなど、布の見た目の印象が作品に結びつくことも考えられます。(写真上)
 布を裂くためには、最初にハサミで切れ込みを入れなければなりません。ところが、これが3年生の子ども達には難しかったようです。今までは、おもに紙を切るためにハサミを使ってきました。布を切るためには、まず布がぴんと張られていることと、ハサミと布地が垂直になるようにして切る必要があります。さらに、ハサミの上下の刃がぴったりとこすれ合うようにして、持ち手の指先に力を入れることが重要です。
 2年2組では、生活科の学習として「まちが大すき たんけんたい」という学習をしていました。自分たちの住んでいる地域に関心をもち、進んで様々な人とかかわりをもとうとすることを目的とした学習です。
 今日は、学区域地図を提示して、家の周りでよく行く所やお気に入りの場所、おすすめの場所などについて話し合う活動をしました。パン屋さんや中華屋さん、スーパーマーケット、コンビニなどのお店屋さんについて知っている子が多かったようです。
 そこで先生が、昨年度までの2年生が町探検で行った場所の写真を提示しました。幼稚園や駐在所など、すぐにどこにある施設か分かった子がいました。さらに、ねじを専門に扱っているお店があるようで、これは私も初めて知りました。小さなねじからとても大きなねじまで販売しているお店のようです。見学をしている子ども達の写真を見て、どの子も興味をもって先生の説明を聞いていました。(写真中)
 緊急事態宣言が解除になれば、2年生の町探検の学習を進めることができそうですが…どうも延長になる気配が濃厚のようです。
 今日は、6年生の全国学力学習状況調査の日でした。旭町小では、3校時に国語、4校時に算数、そして意識調査を6校時に実施しました。以前は、知識を問う問題(A問題)と、知識活用力を問う問題(B問題)を実施していました。2年前からそれらが統合され、国語と算数の調査を1時間ずつ実施することになっています。(写真下)
 給食の準備時間に、6年生の両クラスに行ってみました。テストが終わってホッとした子やぐったり気味の子ども達に、学力調査の感想を聞いてみました。ほとんどの子が口にしていたのは、国語のテストの時間が足りなかったということでした。国語では、書く内容や文字制限の条件が提示してあり、自分の考えを作文する問題がいくつか出題されました。どの子もこういう問題で時間がかかっていたようです。(大人がやったとしてもそうなるでしょう。)一方、算数はかなり早めに終わった子が多かったようです。自信あり気に「全部できました!」と宣言した子がいました。
 6校時は、児童質問紙調査を行いました。学習に対する関心や生活状況等について回答する調査です。朝食を毎日食べているか、同じくらいの時刻に寝たり起きたりしているか、携帯電話の使い方やゲームの時間について、家庭学習の時間、読書の時間や家庭にある本の数について・・・全国の小学6年生に調査をし、学力とどのような関係があるのかを分析するようです。また、昨年度の休校期間に関する質問もありました。コロナ禍の影響も調査しているようです。

5月27日の給食

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献立名           ご飯
              ひじき入り厚焼きたまご
              五目豆
              じゃがいもだんご汁
              牛乳


一口メモ

 五目豆の中には、たくさんの具が入っています。大豆は、水で戻した後、釜でふっくら煮て、シイタケや昆布などと一緒にじっくり煮込んでいます。たくさん作るからこそおいしくできる料理です。
 五目豆と言っていますが、何種類の具が入っていると思いますか? ・・・答えは、「大豆、こんにゃく、にんじん、たけのこ、ごぼう、シイタケ、昆布」の7種類が入っています。

バケツ稲(5年生)

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 5年生の総合の学習では、米づくりが始まり、バケツの中で稲を育てています。
 5月24日(月)に1組、26日(水)に2組で苗植えを行いました。バケツに土、肥料を入れて混ぜ、そこに苗を植えて水を張ります。苗植え中、子供たちは活動に夢中になり、泥だらけになりながら一生懸命に取り組みました。一人ひとりが時間をかけて丁寧に苗を植えていて、作業の大変さから普段食べているお米のありがたみを感じている子供もいました。
 育てた稲からどれだけのお米がとれるのか楽しみに、これから毎日水やりをしていきます。収穫が今からとても楽しみです。

5月26日(水) その2

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 4年1組の子ども達が、理科の時間に中庭に出て、動植物の観察をしていました。4年生では、身近な動植物の様子を季節を追って観察していく学習が理科の時間にあります。
 中庭の池の様子も、4月に見た時とはずいぶん変わっていました。たくさんいたはずのオタマジャクシがかなり減っていました。カエルになって、池から巣立っていったのでしょう。池には、今度はメダカがたくさん発生していました。また、水生植物も増えてきました。池全体がビオトープとなり、生態系が守られている環境下にあります。
 昨日、ホームページで白いアジサイの話題をお伝えしました。子ども達のいる池の手前に写っているアジサイです。(写真上)
 5年生は、総合の学習の時間に「バケツ稲作り」に挑戦しています。今月に入ってから種もみを観察し、教室で発芽の様子を観察してきました。芽と根が伸びてきたところで、いよいよバケツに植え替えです。畑の土をバケツに入れ、水と混ぜてドロドロの状態にします。発芽した苗をそっと植え付けていきました。
 図書室の外には、毎年5年生で使う田んぼがあります。それほど広い田んぼではありませんが、苗を購入して田植えを済ませています。余った苗は、バケツ稲としても育てていきます。腕や足、中には顔にまで泥をつけながら、2組の子ども達が楽しそうに植え付けをしていました。(写真中)
 6年生は、理科の時間に「植物の成長と日光の関わり」の学習をしています。植物が良く成長するためには日光が必要であるということは、5年生の時に学習済みです。6年生では、日光が当たることによって、植物にどのような変化をもたらすかということを実験していきます。
 今日は、2組が中庭に植えてあるじゃがいもの葉を使って実験をしていました。日光に当てた葉と日光に当てていない葉のそれぞれに、でんぷんがあるかどうかを調べる実験でした。
 ビーカーに水を入れ、実験用コンロを使って温めていきます。葉がやわらかくなるまで2〜3分煮た後、水で洗ってからヨウ素液に浸します。青紫色に染まれば、でんぷんが作られたことになります。(写真下)
 1校時は、前日にアルミホイルをかぶせておいた葉について実験し、でんぷんがない状態であることを確認しました。そして4校時は、午前中アルミホイルを外して日光を当てた葉と、アルミホイルをつけたままの葉を同様に実験してみました。結果は、日光を当てた葉の方に青紫色のでんぷん反応が見られました。植物の葉に日光が当たることで、でんぷん(養分)が作られるということが分かりました。
 この実験では、葉の緑色(葉緑素)が残るため、ヨウ素反応が分かりにくいという問題があります。昔は、湯煎して温めたアルコール(エタノール)を使い、葉の緑色を抜いて実験をしていました。アルコールを温めるということで、危険性を考えて教科書には掲載しなくなったようです。他社の教科書も、でんぷん反応が分かりやすい実験を毎年模索して変更を重ねてきているようです。

5月26日(水) その1

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 中庭で、サクラ草を種から育てています。連休明けの10日に種まきをして、2週間後の今週月曜日に、小さな芽が見られるようになってきました。(写真上)
 サクラ草は、とても細かい種を無数にまいて、育ってきた苗を少しずつ植え替えながら大きくしていきます。夏の暑さが苦手なので、いかに夏を乗り切るかが栽培のポイントになります。予定では、7〜8月に1回目の植え替えをして、小さなビニールポットに鉢上げします。そして、9〜10月に6号鉢に苗を植え付け、少しずつ大きくしていきます。…うまく育てると、12月頃から花が見られ、4月の初めまで楽しむことができます。
 サクラ草は、以前から着任した学校で毎年育ててきました。種は、昨年度育てていたサクラ草から採取したものと、購入したものの両方を使うようにしています。購入した種からは、とても鮮やかな色が出ます。(しかし、ほんの少ししか種が入っていません。)サクラ草と呼んでいますが、正式には「プリムラマラコイデス」という西洋サクラ草です。花色は、赤やピンク、白があります。
 秋には、全校児童が一人一鉢ずつ植え替え作業を行い、みんなで大切に育てていこうと考えています。どんな植物もそうですが、花が見られるまで、そう簡単に育つわけではありません。昨日の朝、ネコが入り込み、おみやげを置いていった形跡がありました。自分のために用意してくれたトイレと思ったのでしょう。ネコ除けの錠剤をまいておきました。今後は、夏の暑さとともに、ヨトウムシという蛾の幼虫の対策も必要になります。さらに、中庭は蚊が多いところなので、その対策も考えなくてはなりません。しかし、毎年そういう苦労があるおかげで、花が一層美しく感じられます。
 3校時に、3年2組で「よごれた絵」という資料を使った道徳の授業が行われていました。「過ちは素直に改め、正直に明るい心で生活をする」という「正直・誠実」にかかわる学習内容でした。(写真下)
・・・『ぼくは、図工室の掃除当番の時に、ぞうきんのキャッチボールで遊んでいました。その時、投げたぞうきんが壁に貼ってあった絵に当たって汚してしまいました。その絵は、あきらさんが描いた金賞をもらった絵でした。帰ってからも、金賞をもらってうれしそうにしていたあきらさんの顔が思い浮かびました。次の図工の時間、ぼくはあきらさんに謝りました。ぼくは怒鳴られると思ったけど、勇気を振りしぼって心から謝りました。あきらさんはぼくの方を向いて「いいよ」と言ってくれました。ぼくはもう一度、「ごめんなさい」と謝りました。』・・・子ども達の日常によくありそうな場面です。
 誰もが、正直に謝ることは大切なことと考えますが、実際はなかなかすぐに謝ることができないのが実情です。自分だったら…と、主人公を自身に置き換えて考えさせていくと、様々な葛藤が考えられます。道徳的な実践力は、すぐに身につくわけではなく、このような資料から学んだ経験が積み重なって心が耕されていきます。

5月26日の給食

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献立名           セルフフィッシュバーガー
              ジャーマンポテト
              ほうれん草とレンズ豆のスープ
              牛乳


一口メモ

 ジャーマンポテトは、ドイツの料理です。じゃがいもをベーコンなどの肉と炒めた料理です。
 ドイツの冬は、太陽が出ない日があるほど日が短いため、昔は作物を作るのが大変でした。そこで、夏の間に長く保存ができる玉ねぎやニンジンと一緒にじゃがいもをたくさん作り、冬の間は蓄えた野菜を少しずつ食べるようにしていました。このような歴史から、ドイツ料理にはじゃがいもが欠かせなくなったと言われています。

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