9月30日の給食鮭の焼きづけ 野菜の甘味噌和え のっぺい汁 牛乳 一口メモ 鮭の身は、淡いピンク色をしています。これは、鮭の体にエサの赤い色がたまり、ピンク色になるからです。 これは、「アスタキサンチン」という成分で、体に取り込まれる時にビタミンAという成分に変わります。ビタミンAは、肌やのど、鼻などの粘膜を健康に保つはたらきがあります。 9月29日(水)旭町小学校では、さっそく来週火曜日(10月5日)に全校遠足を予定しています。6年生の班長を中心に、1〜6年生で構成されるたてわり班ごとに光が丘公園に向かいます。すでにプリントでお伝えしているように、時間差をつけて出発させたり、学校に戻ってきてお弁当を食べたりと、感染症対策バージョンで計画を立てました。 一番の課題になっていたのが、肝心かなめのたてわり班活動の時間が今まで取れなかったことです。緊急事態宣言期間が長く続き、たてわり班は1学期にほんの数回集まったきりでした。本来であれば、9月中旬にたてわり班会議を行い、遠足に向けた準備をする予定でした。そこで、ぎりぎりの前日にはなりますが、来週月曜日にたてわり班会議の時間を設けることにしました。(10月4日の3校時) たてわり班会議では、6年生が中心になり、自分の班の子ども達に遠足の内容を説明しなければなりません。光が丘公園でのポイントラリーについてなど、低学年の子ども達にも分かりやすく説明する必要があります。6年1組では、担任の先生がそのための事前指導を行っていました。(写真上) 6年生次第で、たてわり班活動がうまくいくかどうかが決まります。いよいよ、6年生が最高学年としての重責を担う時がやってきました。同時に、その責任をしっかり果たすことから、最高学年にしか味わえない喜びを感じ取ってほしいと思います。 6年2組では、「手品師」という資料を使った道徳の授業が行われていました。 この資料は、よく道徳の研究授業でもとりあげられるほど定番中の定番です。・・・大劇場のステージに立つことを夢見て、日々腕をみがいていた手品師が、ある日しょんぼりしている男の子に出会います。手品を見せてやることにより、その男の子は元気を取り戻し、次の日も手品を見せることを約束しました。その夜、大劇場に出るチャンスがあることを知らされた手品師は、そのステージに立ちたい気持ちを捨て切れずに悩みます。そして次の日、たった一人の小さなお客さまを前にして、次々とすばらしい手品を演じるのでした・・・。手品師の心の葛藤を示しながら、最終的には少年との約束を守った「誠実な」手品師の姿が道徳的に描かれています。 この教材は、道徳の内容「主として自分自身に関すること」における「正直、誠実」を主題としたものです。その「ねらい」は、「大舞台での活躍よりも、幼い子どもと交わした約束を守ることを選んだ手品師の姿を通して、『誠実に生きる』とはどういうことかを考えさせ、自分の心に誠実に向き合い誇りをもって生きようとする判断力や心情を育てる」(指導書より)とされています。 道徳の授業では、資料提示の仕方が大切です。読み物資料では、基本は先生が子ども達に読み聞かせます。ていねいに、そして感情を込めて子ども達の心に響くように読む技術が必要になります。(写真中) 4校時に、3年1組で外国語活動の研究授業がありました。教室には、講師の先生と研究担当の先生方のみが入り、授業を見ました。当初は5校時に研究授業を予定していました。しかし、午前授業期間中になったため、ビデオ収録をして午後の研究会に使うことにしました。(写真下) 授業は、「What do you like ?」という単元で、いろいろな場面で好きなものをたずねたり答えたりする表現を学ぶ学習でした。後半は、3年生の先生方が製作したビデオ教材も活用され、子ども達の興味を高めていました。 3年生の外国語活動は、週1時間指導しています。本校の今年度の研究テーマは、「すすんでコミュニケーションを図ろうとする児童の育成」です。午後は、分科会ごとに収録した授業の様子を見て協議をしました。講師の先生からもたくさんの示唆をいただきました。今後も、楽しく学び、自信をもって外国語の表現活動ができる子どもの育成に努めていきます。 9月29日の給食じゃこ入りサラダ カップケーキ(プレーン・ココア) ※ セレクト給食 牛乳 一口メモ サラダに入っていちりめんじゃこは、シラスを干したものです。 シラスは、大きくなると、先週の給食に出たイワシになります。カルシウムをたくさんとることができます。 今日は、セレクト給食の日でした。カップケーキが、プレーンとココア味とに分かれ、各自があらかじめ希望した方を食べました。 写真上・・・プレーン味 写真中・・・ココア味 写真下・・・給食風景(4年2組) 9月28日(火) その21年生の子ども達は、一声かけるとすぐに外に出て、熱心に水やりをしています。そして、いろいろな発見もします。今日は、大きなイモムシがついているのを見つけた子がいました。アサガオのつるに、焦げ茶色のいかにも食欲旺盛そうな立派なイモムシがついていました。集まってきた子たちが、さらにすごい光景に出会いました。その隣の子の鉢には、イモムシが3〜4匹もいたのです。(写真上) このイモムシは、エビガラスズメという蛾の幼虫です。(写真上の右上に拡大写真あり)スズメガの仲間なので、とても大きな蛾の種類になります。サツマイモを育てたことがある方は、きっとこの幼虫に葉を食べられた経験があるのではないでしょうか。一晩でサツマイモの葉をバリバリと食べてしまいます。サツマイモの葉に大きな穴が開いていたら、その裏にたいていこの幼虫が潜んでいます。 では、なぜアサガオにこの幼虫がついていたのか・・・実は、アサガオもサツマイモも、「ヒルガオ科サツマイモ属」という仲間であり、植物学上とても近い種類です。サツマイモの花を見たことがありますか? アサガオとそっくりのピンクの花を咲かせます。近い仲間であることを利用して、サツマイモから伸びてきた芽をカットし、そこにアサガオの茎を接ぎ木することができます。花が咲くと、下はサツマイモで上がアサガオという奇妙な鉢植えを作ることが可能です。・・・1年生のアサガオについていたイモムシくんは、その後先生が取り除いてくれていました。 今日一日、写真屋さんが入り、6年生の卒業アルバムの写真撮影がありました。授業風景の撮影をしてもらいました。音楽や図工の専科の授業に加え、1組は社会科、2組は国語の授業の様子を撮影してもらっています。(写真中) 授業中はマスク姿なので、どこまで子ども達の表情を写真に残すことができたか分かりません。たくさん撮ったうちの何枚かが、卒業アルバムに使われます。大人になってアルバムをめくった時に、「あの頃は、コロナ禍でたいへんだったな…」と思い返すことでしょう。 せっかくなので、給食中の写真も撮ってもらいました。給食中は、マスクを外しています。黙食しながらも、カメラを向けられるとニコニコ顔で撮ってもらっていました。 ところで、2組の国語の学習では、宮沢賢治の名作「やまなし」の学習をしていました。難解な作品でありながら、この不思議な世界は心のどこかに残るものがあります。以前から、6年生の物語教材として扱われてきました。子ども達も、一回読んだただけでは意味が分からないなりに何かを感じ取っているのは、名作の力と言うべきです。 今日の授業では、心をひかれた表現を探して伝え合う学習をしていました。5月と12月の場面を比較したり、題名について考えさせるなど、いろいろな学習展開ができる教材です。さらに、「イーハトーヴの夢」から、宮沢賢治の生き方についても学んでいきます。 4年生の国語の授業では、いよいよ「ごんぎつね」の最終場面にさしかかっていました。2組では、改心したごんが、兵十に火縄銃で撃たれてしまう衝撃的なシーンについて学習していました。(写真下) この結末は、何ともいたたまれない悲しさに満ちあふれています。罪を償おうとして殺されてしまったごんと、きっとこの後、兵十はいつまでも撃ち殺したことを悔やみ続けるであろうというせつなさ・・・新見南吉は、よくもこのような物語を書いたものです。 『「ごん、お前だったのか。いつも栗をくれたのは」ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなづきました。兵十は、火縄銃をばたりと、とりおとしました。青いけむりが、まだ筒口から細く出ていました。』この最後の数行の描写だけで、何時間も授業ができるほどです。「青いけむり」や「まだ筒口から細く出ていました」という情景描写が何を表しているのかを考えると、いろいろな思いが尽きません。 卒業アルバム写真撮影(6年生)今日は、クラスごとに教室や特別教室での授業の様子や、休み時間、給食の様子を撮影してもらいました。 撮影に向けて、今日はそれぞれお気に入りの服装で登校してきたので、朝からいつもとは違った緊張感がありました。しかし、それもすぐに慣れたようで、カメラマンさんに自ら声をかけている様子も見られました。 来月からは、個人写真やクラスの集合写真、委員会・クラブの撮影も始まります。ひとつひとつの活動が、小学校生活のよい思い出になるように、一日一日を大切にして過ごしていきたいと思います。 9月28日の給食コロッケ ほうれん草のごま和え 豆腐とわかめの味噌汁 牛乳 一口メモ ほうれん草は、色の濃い緑黄色野菜の一つです。 貧血を予防する鉄分や葉酸、ビタミンCやビタミンB6など、栄養素がたっぷり含まれています。そのため、総合栄養野菜と呼ばれるほど栄養豊富な野菜で有名です。 9月28日(火) その1「勉強は何のためにするのか」というテーマで話をしました。各家庭でも、子どもからの素朴な疑問として、「なんで勉強しなきゃいけないの?」とか、「勉強は何のためにあるの?」と聞かれることがあるのではないでしょうか。そこで、「いいから黙って勉強しなさい。」とか、「そういうヘリクツを言わない大人になるために勉強するんだよ。」などど言わずに、きちんと語ってあげたいものです。 2階の掲示板に、Zoomの画面で使った言葉を貼りました。休み時間に見に来た子ども達に聞いてみると、「ためになる話しでした…」と言っていました。以下、朝会の話の内容です。 ・・・今週で9月の学校生活が終わります。緊急事態宣言が続く中、2学期の学校生活が始まり、感染症対策を守って旭町小の子ども達はよくがんばっています。練馬区では、10月から、通常通りの授業に戻すことになりました。ですから、来週からは、5校時や6校時まで授業を行うことになります。 ところで、みなさんは、4月の始業式に校長先生が話した内容を覚えているでしょうか。「学校は、勉強をするところです。」というお話をしました。そして、「学校ではいろいろな勉強があり、自分の力を精一杯出してがんばることが大切です。」と伝えました。1年生のみなさんにも、4月の最初に行った入学式で、同じ様なお話をしました。 国語も算数も、一つの学習が終わると、ワークテストがあります。みなさんは、そのようなテストの一つ一つに真剣に向かい、全力で取り組もうとしていますか? 分からないからとか、考えるのがめんどうだからということで、途中でテストをあきらめてしまったり、いいかげんな気持ちで受けていたりする子はいないでしょうか。テストだけではありません。黒板の文字をノートに書き写したり、自分で解き方を考えたり、グループで意見を出し合ったりすることも大切な勉強です。そして、毎日の宿題も同様です。それら一つ一つに、精一杯取り組んでいるでしょうか? そこで考えておきたいのが、何のためにテストがあり、そして何のために日頃の勉強があるのかということです。テストは、学習したことがどれだけ身についたか、そしてまだ十分に理解していないところはどこかということを知るために行っています。つまり、自分自身の理解度を知り、次の学習につなげていくためにテストをしています。人のためや家の人のためにテストをしているのではありません。 では、勉強は何のためにするのでしょう? 勉強は、自分のためでもあり、広く考えると人のため、社会のために行っていると言えます。勉強をがんばることで、がまん強さやねばり強さが身につきます。人の話をしっかり聞いたり人の気持ちを考えて行動したりする力もつきます。また、たくさんの知識を身につけたり、技能を高めていったりすることは、将来の社会をよりよくしていくことにつながります。今、世の中にある便利なものは、全て昔の人々が一生懸命勉強して作り上げてきたものです。さらによりよい未来にしていくためには、みなさんの日々の勉強やがんばりが必要なのです。 勉強はいやだ、めんどうくさいと、全ての小学生が努力しなくなったとしたら、きっと未来の世の中は進歩・発展しなくなり、悪い世の中になってしまうでしょう。それだけ毎日の学習への取り組みは重要なことなのです。 「勉強ができる・できない」よりも、「勉強ができるようになろうとする心構え」が重要です。さあ、さわやかな秋の季節に入ってきました。運動にも、読書にも、そして勉強にも良い季節です。がんばっていきましょう。・・・ 9月27日(月)様々な花のつくりを調べる中でも、アサガオは比較的花が大きく、また中のつくりが分かりやすくなっています。5年生が使用している教科書では、昔からこの単元でアサガオを取り上げてきています。しかし、アサガオは、受粉の仕組みについては特別な花です。通常の植物では、おしべの花粉がめしべの先(柱頭)につくために、虫や風によって運ばれるとされています。ところがアサガオは、開花する時に自らの力で受粉するという仕組みがあります。 アサガオの花は、朝早くに花びらを開きます。ねじれている花びらが回転しながら開く時に、おしべが押し出されてめしべに自動的に花粉がつく仕組みになっているのです。1組では、資料動画を使って、その様子を子ども達に見せていました。(写真上) 実際に、教科書にも実験が載っています。アサガオのつぼみの状態の時にカッターで花の脇を切り、ピンセットでおしべを取り去ります。比較するために2つ用意します。一方は、花が開いてからめしべに花粉をつけます。もう一方は、花が開いてもそのまま花粉をつけないようにします。ただし、どちらも実験中は他の花の花粉が入り込まないように、ビニール袋をかぶせておく必要があります。・・・数日後、花がしぼんだ後に実ができるかどうかを調べます。 この実験は、小学生にはとても難しいため、ツルレイシやヘチマの花を使った実験も教科書では紹介されています。4年生が育てているツルレイシやヘチマは、お花とめ花が別々に咲く植物です。め花がつぼみの段階からビニールでおおい、開花後、花粉をつけるものとつけないもので比較していきます。 5年生のこの単元を指導するためには、5月にアサガオの種をまいておくことから準備が始まります。そこまで担任の先生が気を回しておくのはとても難しいことです。来年度から4年間かけて、高学年の教科担任制が本格化することになります。今のところ、理科も教科担任制の指導教科に含まれています。専門性と準備が必要な教科だけに、多くの小学校の教員は教科担任制の実現を待ち望んでいることでしょう。 隣の5年2組では、社会科の水産業の学習から、栽培漁業についての勉強をしていました。「栽培漁業」とは、育てる漁業のことを言いますが、魚の養殖とは違います。親魚から卵をとり、稚魚をある程度育ててから海に放流して水産資源を守る漁業のことです。映像資料を使い、瀬戸内海で行われているサワラの栽培漁業について学習していました。(写真中) かつては瀬戸内海でたくさんとれていたサワラでしたが、年々漁獲量が減り、栽培漁業を行うことにしたそうです。結果、近年では、徐々にとれる魚の量が戻ってきています。サワラは、たくさんの卵から稚魚がかえっても、自然の状態ではそのほとんどが食べられてしまうなどして、生き残るのは十万匹に一匹の割合だそうです。人間が魚をとる前に、厳しい生存競争があるということも分かりました。 ところで、サワラを漢字で書くと「鰆」となり、春が旬の魚です。給食でも時々西京焼きなどの焼き魚として出てくることがあります。傷みが早いので、加工されて流通する魚のようです。 4年生は、理科の時間に「雨水のゆくえ」という学習をしています。昨年度から始まった新学習指導要領に、4年生として初めて入ってきた学習内容です。(水が蒸発したり、空気中の水蒸気が結露として水になることについては、今までも学習していました。しかし、水の流れ方や地面へのしみこみ方については、今回の教科書から新しく学習することになっています。) 1組では、土の粒の大きさと雨水のしみこみ方についての実験をしていました。校庭と砂場の土を比較しながら実験をしました。見た目や手触りでは、砂場の土の方が粒が大きく、ざらざらしていることが分かりました。次に、穴を開けたプラスチックのコップにティッシュペーパーをひき、それぞれの土を入れて実験の準備をしました。同じ量の水を注いで、しみこみ方を比べてみました。(写真下) 砂場の土は、水がすぐに透過してきましたが、校庭の土は水が濁ったまま落ちてきませんでした。5年生の「流れる水のはたらき」や6年生の「大地のつくりと変化」につながる地質分野の学習単元となっています。 9月27日の給食パンプキンオムレツ オニオンスープ 牛乳 一口メモ かぼちゃは夏野菜ですが、暗く涼しいところで保管すれば、冬まで食べられる保存食となります。また、2〜3か月間おいておくことで追熟が進み、でんぷんが糖質に変わって、甘みや栄養価が増すという特徴があります かぼちゃには、風邪を予防するはたらきのあるビタミンCや、肌や粘膜を健康に保つカロテンが多く含まれています。 9月24日(金)この説明文では、いろいろな動物に対応する獣医さんが描かれています。登場する動物は、「いのしし」、「にほんざる」、「ワラビー」、「ペンギン」です。今日は、1組でワラビーの治療について、いつ、どんな仕事をしたかに分けて読み取っていきました。(写真上) ちなみに教科書では、歯茎の腫れが見つかったワラビーの治療に行ったことが書かれています。歯茎の治療はとても痛くて暴れる時があるので、3人の飼育員さんに押さえてもらって治療したことが書かれていました。 今日も青空が広がり、夏のような暑さになりました。2校時に1年2組の子ども達が校庭に出て、生活科の学習として竹とんぼを飛ばしていました。生活科では、昔から伝わる手作りのおもちゃで遊ぶ学習があります。学校に、全員分の竹とんぼが用意してあったので、広い校庭に出て、全員が思う存分楽しむことができました。(写真中) しかし、竹とんぼを楽しむには、まずよく飛ばすことができなければなりません。1年生では、初めて竹とんぼを手にしたという子が多かったようです。一生懸命上に投げ上げるように飛ばそうとしていた子も見られました。何度も挑戦して、少しずつ飛ばすコツがつかめてきたようでした。 竹とんぼは、真上に向けずにやや斜め前に向けて構えます。両手で軸を挟んでから、片方の手を固定したまま、もう片方の手のひらをこするように前に押し出します。両手を動かしてしまうので、なかなか飛ばなかったり飛ぶ方向が定まらなかったりしていたようでした。うまく飛ばしていた子は、校舎の2階あたりまで高く舞い上がっていました。 3年生は、総合の学習の時間に、年間を通じて自分で決めた樹木の観察をしています。1組の子ども達が、中庭に出てきて1学期の様子からどのように樹木が変化してきたのかを調べていました。 子どもの目は、すぐになんでも見つけてしまうものです。ひょっこり現れたカエルを見つけて、たくさんの子が集まってきていました。結構大きなカエルで、ヒキガエルの種類のようでした。中庭の親分のようで、どっしりとした風格が漂っています。(写真下…左下にカエルが写っています) 夏休み中に、中庭でサクラ草の植え替え作業をしていた時に、小さなカエルがたくさんいることには気が付いていました。しかし、こんなに大きなカエルがいたことにはびっくりです。 写真に写っている、3年生の子ども達とカエルとの間にあるのが、サクラ草の苗です。2回の植え替えをして、ビニールポット苗がたくさんできつつあります。来週の木曜日には、6年生が全校のトップバッターとして植え替え作業をする予定です。(さらに10月から、5年生、4年生・・・と、順に全校児童が植え替え作業をします。) カエルは、夕方から夜にかけて、虫をつかまえて食料にしています。サクラ草を育てている人間側からすると、とてもたのもしい存在です。サクラ草には、ヨトウガという蛾が卵を産み付けに集まってきます。幼虫は、大きくなると一晩で葉っぱを全部食べてしまうほど食欲旺盛です。しかも、昼間は土の中に隠れているので、見つけにくい害虫です。今晩から、このヒキガエル君にサクラ草の見回りを任せようと思います。ヨトウガを見つけたら、ぜひすばやい動きでとらえてほしいものです。 9月24日の給食いわしの辛味焼き ひじきの炒り煮 きのこ汁 牛乳 一口メモ きのこは、食物繊維が多い食べ物の一つです。お腹の調子を整えるはたらきがあります。 また、食べ物をエネルギーに変えるのを助けるビタミンB群や、カルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にするビタミンDが多い食べ物でもあります。 9月22日(水)「カレーライス」は、重松 清 が教科書のために書き下ろした作品です。以前は、6年生の教科書の初めの方に掲載され、物語教材として扱われていました。親子の行き違いと成長をテーマに描かれた作品で、とても身近な内容でもあり親しみやすい作品です。確かに、この物語をきっかけに、他の重松作品を読み広げていくと読書の楽しみが増すことでしょう。他にも、家族の日常を描いた作品がたくさんあります。 この物語は、冒頭の言葉が印象的です。「ぼくは悪くない。」という衝撃的な書き出しです。そして、物語全体が主人公の「ぼく」の視点で描かれていきます。5年生の子ども達も、きっとこのような体験があるはずなので、自分自身と重ね合わせながら読み進めることになります。 ぼくが怒った原因は、約束の時間以上にゲームをしていたため、注意したお父さんが本体のコンセントを抜いてしまったからでした。しばらくしてお父さんが謝ってくれたものの、本来は自分が悪かったのに…と反省し始めます。なかなか自分のお父さんに素直に謝れないぼくは、仲直りのきっかけに一緒にカレー作りをすることになりました。最後まで素直な気持ちを言葉にできなかったのですが、「ぼくたちの特製カレーは、ぴりっと辛くて、でも、ほんのりあまかった。」という言葉に、親子の温かみが感じさせられます。 4年生は、算数の時間に「およその数の使い方と表し方を調べよう」という学習をしています。概数の使い方と表し方の学習単元です。 まず、単元の最初に、四捨五入についての意味と使い方を学習しました。そして今日は、どこの位で四捨五入したらよいのかをみんなで考えました。(写真中)「図書館の利用人数は、およそ何万人ですか」という問題に対し、四捨五入するのが一万の位なのか、千の位なのかで意見が分かれました。(指導している先生としては、しめしめという感じです。) ところで、「およそいくつ」という概数の考え方は、小学生の発達段階とともに身についてくる概念です。また、単元の後半では、目的に応じて和や差の概数を利用した計算の仕方を学びます。決められた金額で買い物をしなければならない時は、多めに見積もって計算をする場合があります。算数は、実際の生活場面に生かされるものであることが重要です。さらに概数は、金額や個数、人数、重さ、時間にも必要になる考え方です。今後も、日常生活で使える算数となるように指導していきます。 5年生は、社会科の時間に日本の水産業についての学習をしています。5年生の社会科では、一年間をかけて日本の産業について学んでいます。1学期は、おもに農業について学習してきました。2学期は、水産業〜工業と学習していきます。 授業では、水産業のさかんな地域や魚の流通について学習したり、様々な漁業の方法についても学習したりしてきました。単元の学習のまとめとして、現在の水産業の現状から、問題点とこれからのあり方について考えさせていきます。200海里問題にも触れ、今日は2組で、「世界中で漁業の約束を決めて、魚をとる量を制限したのはなぜだろう」というテーマで考えさせていました。(写真下) グループで意見交流をすると、様々な考えが出てきました。「制限しないと、他の国ととり合いになるから。」という、争いを避けるためという理由が挙げられていました。また、「魚をとり過ぎて、魚がいなくなってしまうから」という、水産資源を守ろうとする意見も出されました。 日本は、世界でも有数の漁業大国であり、水産資源が欠かせません。私は特に「肉より魚派」のため、魚無しの食生活は考えられません。しかし、今年もサンマが不漁となり、秋の食卓からここ3年程、さっぱり見かけなくなりました。(我が家では…)一方で、ハマチやブリなど、養殖物が出回る時代になってきました。日本の水産業には、ぜひ頑張ってもらいたいものです。 9月22日の給食パリパリサラダ ミネストローネ 牛乳 一口メモ フレンチトーストは、食パンに卵と牛乳、砂糖を混ぜた液をつけて、こんがりと焼いた料理です。 日本では、甘い味付けをすることが多いです。しかし、他の国では、チーズをはさんで焼いたり、青唐辛子などを使って辛く味付けをしたりと、様々な食べ方がされています。 9月21日(火) その2長い針が12を指していれば「〇時」となり、6のところにあれば「〇時半」という言い方をします。この2種類の時計の読み方を学習していくのですが、難しいのが「〇時半」の場合の「〇時」の読み方です。1時半であれば、短針は1と2の間にあります。7時半であれば、短針は7と8の間です。両方の数字の小さい方が「〇時半」の「〇」になります。ところが、12時半の場合は、12と1の間に短針があります。この場合は「12時半」であり、さらに「0時半」という言い方をする場合もあります。(写真上) この単元は、1時間しか扱いません。時計の学習は、日常生活の中で繰り返し経験させていくことが重要です。長い針がちょうど12や6を指していたら、「今、何時?」とか「今、何時半?」と子どもに聞いてあげ、普段の生活の中で学ばせていくことが大切です。デジタル表示の時計が多くなってきている時代であるだけに、きちんとアナログの時計が読めるようにさせていきたいものです。 2年生は、算数の時間に「ひっ算のしかたを考えよう」という学習をしています。たし算とひき算の筆算は、1学期にも学習しています。2位数同士のたし算・ひき算で、繰り上がりや繰り下がりのある計算についても学習してきています。しかし、その繰り上がり・繰り下がりは、1の位のみの場合でした。2学期は、3位数(百の位)までの数の計算になり、十の位と百の位にかけての繰り上がりと繰り下がりの計算を学習しています。 今日は、「103−9」や「102−6」のような、2つ上の位から繰り下がってくる筆算の仕方(波及的繰り下がり)を学習していました。(写真中)2学期に入り、3年生はかけ算の筆算を、そして4年生ではわり算の筆算を学習してきています。筆算のやり方が分かったら、繰り返し問題を解くことで計算の力がついてきます。ドリルやプリントを使って何度も練習し、計算のスピードと正確さを身につけさせていきたいものです。 5年生は、家庭科の時間に「買い物の仕方について考えよう」という学習をしています。買い物について、目的に合った選び方や買い方ができるようになることをめあてとした学習単元です。 教科書に、「売買契約」という言葉が出ていました。「買い物は、買う人の申し出を、売る人が受けて成立する売買契約でもあります。」と書いてあります。そこで、どの場面で契約が成立するかを考えさせる問題がありました。店で本を買う場合・・・(1)買いたい本を選んでいる時 (2)レジで「これをくだい。」と言い、店の人が「はい。500円です。」と言った時 (3)お金を払い、店の人が「500円いただきました。」と言った時 (4)店の人が「ありがとうございました。」と言って、商品を渡してくれた時・・・さあ、どの場面で売買契約が成立しているのでしょうか。 1組では、クラスの意見がだいぶ分かれていました。3番のお金を払った時や、4番の商品を受け取った時と考えた子が多かったようです。正解は、2番です。売買契約は、口頭でも成立するということです。 その他、教科書も時代に合わせて内容を変えているなと思いました。いろいろな支払方法として、ICカードや商品券、スマートフォンのアプリでの支払いまで記載されています。さらに、インターネットでの取り引きの注意点などについても書かれていて、5年生の家庭科の学習として指導することになっています。(写真下) 1年生 図工(初めての絵の具)クレヨンで5色の風船を描き、絵の具で色を塗りました。筆やパレット、筆洗いバケツの使い方に戸惑いながらも、絵の具セットを楽しみながら使っている様子が見られました。 9月21日の給食肉じゃが 小松菜のおひたし 月見だんご 牛乳 一口メモ 今日は、「十五夜」です。十五夜は、中秋の名月とも呼ばれ、1年のうちで一番月がきれいに見えます。 たくさんの野菜や果物などの収穫に感謝して、15個のだんごとススキなどを月にお供えします。それにちなんで、今日の給食のデザートは、きなこをまぶした「月見だんご」を作りました。 9月21日(火) その1
連休明けの火曜日の朝を迎えました。久し振りに気持ちの良い秋晴れの日が続いています。Zoomで12学級をつなぎ、全校朝会を行いました。今日は、「アイコンタクトを意識しよう」という話をしました。
・・・旭町小学校の外国語の授業では、「アイスクリア」が合言葉になっています。アイスクリアの「アイ」は、「アイコンタクト」のことです。つまり、相手の目を見て会話をしようということです。お互いの目を見るということは、人と人とがコミュニケーションをするうえでの基本です。 コンビニやスーパーに入ると、お店の人に「いらっしやいませ」と声をかけられます。たいていのお店の人は、入ってきたお客さんの目を見て「いらっしやいませ」とあいさつをしています。レジでお金を払った時も、きちんとこちらを見て「ありがとうございました」と言っているでしょう。しかも笑顔で…。それは、お客さんに「いいお店だな。また来たいな。」と感じてもらうために行っているのです。多分、お客さんの顔を見ずに「いらっしやいませ」や「ありがとうございました」を言っている店は、だんだんお客さんが来なくなってしまうはずです。相手の目を見てあいさつをするアイコンタクトは、相手をうれしい気持ちにさせる力をもっているのです。 アイコンタクトは、スポーツ選手にとっても大切なことです。サッカーの選手は、チームの仲間と協力してボールをキープしていくために、アイコンタクトを使っています。自分がこれからけるボールをどこに出すか、チームのメンバーに目で合図を出します。また、「こっちにボールを出して」と合図を送るのもアイコンタクトを使います。野球やバレーボール、バスケットボールの試合でも、仲間同士のアイコンタクトが大切であると言われています。仲間との信頼関係を深めるため、仲間と心を通じ合わせるために、スポーツの試合でもアイコンタクトが重要であるのです。 昨年度から、マスクをしたままの生活が続いています。顔の中で唯一見えているのが目です。「目は口ほどにものを言う」ということわざがあます。何もしゃべらなくても、目だけで相手に気持ちや感情が伝わるということを意味しています。授業中、先生の話を聞く時に、きちんと先生の目を見て聞いているでしょうか? 先生が話している内容は、口からだけでなく、目からも伝わってくるものです。「この問題のここが大切なポイントだよ」とか、「ここに気をつけなければいけないよ」ということが、先生の目を見て聞いているとよく分かってきます。先生方は、授業中にいつもアイコンタクトを送っているのです。 校長先生もアイコンタクトを送っているのが分かりますか? その一つが毎朝のあいさつです。たくさんの子が一度に登校してくると、一人一人の目を見るのはほんの一瞬です。しっかり相手の目を見てあいさつができるようにアイコンタクトを意識していきましょう。・・・ 9月17日(金)ローマ字指導のねらいは、児童の身近なローマ字表示のものについて、読み書きができるようにするところにあります。道路標識や駅の表示板など、現在は街を歩けばいたるところにローマ字表記が使われています。また、タブレットPCが全員に配布されたことで、キーボードを打つためにも、ローマ字の習得が欠かせません。どちらかといえば、タブレット入力のためにローマ字指導が必要であると感じています。それだけに、近い将来、低学年の国語の教科書にローマ字の指導が移っていくのではないでしょうか。 今朝、南門で子ども達の登校を迎えていたら、飼育ケースを抱えて登校してきた子がいました。中を見せてもらうと、トカゲが5匹入っていました。4年生の子でした。上練馬公園でつかまえてきたそうです。教室に持っていけば、一気にクラスのみんなの注目を浴びることでしょう。 中休みに、飼育ケースを持って、4年生数名の子が大根の種をまいた畑にやって来ました。トカゲを飼うには、餌となる虫が必要です。クラスの友達も参加して、草むらで小さな虫を探していました。ミニチュア恐竜のような姿にあこがれて、トカゲを飼ってみたいと子どもながらに思うのは、昔も今も一緒だなと思いました。私も子どもの頃は、生き物が遊び相手の毎日でした。トカゲは、小さいながらも、顔をよく見るとぱっちりとした目が可愛らしく、瞬きをしたり口を開けたりと表情豊かです。(写真中) 昔は、トカゲと言わずに全て「カナヘビ」という言い方をしていました。調べてみると、種類によってその言い方が使い分けられていることが分かります。ニホンカナヘビは、体全体が茶褐色で尻尾が長いのが特徴です。一方、体に光沢があり、尻尾が青色の光沢をもつのがニホントカゲです。ここで正直に白状すると、子どもの頃は「カナチョロ」と呼んでいました。これは田舎での呼び名だったのか、子どもが考えた呼び方だったのか・・・でも、その動作の特徴からも、一番似合っている言い方がカナチョロだと思います。 体育館で、いよいよ6年生のマーチング練習が始まりました。楽器はまだ持たずに、隊形移動の感覚をつかませるための練習でした。先生が考えた各自の動きを記入した図をもとに、楽器ごとに並んだ列が向きを変えたり動いたりしていきます。(写真下) 感染症対応のために、リコーダーなどの吹奏する楽器は入れていません。キーボードやグロッケン、太鼓(大・中・小)、トリオタム、シンバル、和太鼓での合奏を練習してきました。また、マーチングとして、指揮者(主指揮、副指揮)とフラッグの役割もあります。 1学期から、音楽室でクラスごとに練習を積み重ねてきました。学年で音を合わせ、そして動きも入れて練習する日が近づいてきました。6年生が毎年伝統として受け継いできたマーチングを、誰もが楽しみにしているところです。来月23日(土)の体育発表会に向けて、学年全員の心を一つにがんばっていきます。 9月17日の給食サバとダイズの田楽焼き じゃがいものきんぴら 豆腐のすまし汁 牛乳 一口メモ 来週月曜日の敬老の日にちなんで、「まごはやさしい」献立にしました。 ま:豆類 ご:ごまなどの子実類 は(わ):わかめなどの海藻類 や:野菜類 さ:魚類 し:しいたけなどのきのこ類 い:イモ類 のことで、日本の伝統的な食材を示しています。 これらがそろった食事は、栄養のバランスが整いやすくなっています。今日の給食のどの料理に何が入っているのか、探しながら食べるように声をかけています。 9月16日(木)絵の具セットは、1年生の2月期から初めて使います。また、これからの6年間にわたる図工の授業において、一番使う道具でもあります。絵の具セットの使い方について、担任の先生が一つ一つていねいに指導していきました。 水入れ一つとっても、いろいろな約束を指導し、守らせていきます。旭町小では、1年生の図工の授業は教室で行っています。水入れは、隣の座席側に置くことにさせています。(通路側に置かない。)また、水入れについている部屋の使い方にも約束があります。水入れには、筆の汚れを洗う部屋やゆすぐ部屋があります。その他、パレットへの絵の具の出し方など、最初の指導の大切さを感じました。 今日は、5色(赤、オレンジ、黄色、緑、青)の風船を描きました。最初にクレヨンで風船を描いてから、絵の具で色を塗りました。筆に絵の具をつけて、画用紙に色を広げていきました。筆で色を塗る感触や、水の量によって濃さが変わることなど、様々な発見があったようです。(写真上) 2年2組で、読書感想文の指導が行われていました。2冊の本(「かわいそうなぞう」と「かたあしだちょうのエルフ」)から、好きなお話を選んで感想文を書かせていました。 感想文は、普通の作文とは違い、誰もが苦手としていたのではないでしょうか。私も子どもの頃、たいてい夏休みの宿題に読書感想文があり、8月の終わりに苦労した思い出があります。本を見ながら書いていたら、あらすじを書いているだけになってしまったことが何回もありました。 2年生では、いきなり作文用紙に書くのではなく、感想文を構成するための作文メモが書けるワークシートを利用していました。一番おもしろかった場面や心に残ったところ、かわいそうだなと思った場面を書き出してから、作文用紙に向かわせていました。…とは言っても、作文用紙のマス目をうめていくのは難しかったようです。何人かの子の鉛筆が止まったままでした。(写真中) 「かわいそうなぞう」は、評論家の秋山ちえ子氏が平和への願いをこめてラジオで朗読し、テレビでも紹介されたお話です。戦争中、上野動物園で三頭のゾウが殺されました。本当にあった悲しいお話をもとにした名作絵本です。 「かたあしだちょうのエルフ」は、木版画の絵が印象的な絵本です。子ども達を助けるためにライオンと戦い、エルフは片足を失います。ある日、襲ってきた黒豹から子ども達を守るため、エルフは弱った体で最後の力を振り絞ります。・・・こちらも悲しいお話です。 3年生は、2学期の総合の学習の時間に、1学期に育てたカイコの繭を使って学習をしていきます。1学期から夏休みにかけてできた繭は、冷蔵庫に入れて保管してありました。今日は、一人一人が繭を手に取り、じっくり観察をしていました。(写真下) 今後は、繭から生糸を取り出す工程を体験するようです。繭の糸取りは、鍋にお湯を沸かし、繭を温めてから糸を紡いでいきます。1学期に育てたカイコが作った繭から、どのように、そしてどれだけの糸が取れるか、今から楽しみな様子でした。 昔の人は、カイコのことを「お蚕さん」、あるいは「お蚕様」と敬意を表して呼んでいました。人にとって、生きていくために必要な生糸を生産してくれる大切な虫がカイコでした。カイコを漢字で書くと、「天」の「虫」と書くわけです。 |
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