12月9日(木)まず最初に向かったのは、JA東京あおば(石神井支店)です。場所は、石神井公園の近くで、次の見学場所のふるさと文化館の隣でした。最初に3階のホールに行き、練馬区の農業について、DVDやスライドで説明を受けました。DVDは、2年前に「世界都市農業サミット」のために練馬区が製作したものでした。本校でもお世話になっている渡戸さんが映っていました。 練馬区では、都市型の農業にこれからも力を入れていくと聞いています。練馬区は、24区の中でも畑の面積が一番多く、牧場があることやフルーツ栽培をしていることでも有名です。 その後、3つのグループに分かれて見学をしました。石神井支店には、農産物の直売所が併設されています。畑でとれたばかりの新鮮野菜が売られていました。また、JAオリジナルのドレッシングなど、プライベート商品も多く取り扱っているとのことでした。(写真上)外にはトラクターが展示されていて、実際に耕す部分を動かして見せてもらったり、一人ずつ運転席に座らせてもらったりもしました。 次の見学場所の石神井ふるさと文化館では、3学期に学習する昔の道具について、たくさん学ぶことができました。会議室では、洗濯板の使い方や、昔のアイロンについて教えてもらいました。昔のアイロンとは、電気のアイロンになる前のものです。起こした炭を入れて使う「火のし」は、見た目ですぐにアイロンと気がつきにくい道具です。 全体説明の後、外にある旧内田家住居の見学と、2階の展示室の見学を行いました。内田家は、区内に昔あった住居をそのまま移築して展示されています。かやぶきの屋根をくぐると土間にかまどがあり、囲炉裏がある板の間、掛け軸のある床の間・・・昔の家はこんな感じだったなあと、とても懐かしい思いがしました。自分が子どもの頃の母親の実家は、まさにこのような造りの家でした。(写真中) 2階の常設展示室には、練馬大根の歴史や昔の道具類の他に、昭和の街が再現されたコーナーがあります。中華屋さんのショウケースには、ラーメン70円、かつ丼80円と書いてありました。子ども達は「安い!」と言っていましたが、今とは物価が10倍も違う時代だったわけです。 会議室に戻ってお弁当を食べてから、バスで練馬区役所に向かいました。エレベーターで一気に20階の展望室に行きました。練馬区どころか、関東平野を一望できるすばらしい景色を見渡すことができました。(写真下) 遠くには、横浜のランドマークタワーや埼玉の副都心ビル街まで見えました。また、眼下の街並みを見ていると、畑の多い練馬区と言いながらも、こんなに建物がたくさんあるのかとびっくりする眺めです。豊島園から、すでに大きなアトラクションが撤去されていることも分かりました。区役所に行った際には、ぜひ20階の展望室にも足を伸ばしてみてください。 3年生社会科見学JAでの仕事について教えて頂いた後、甘藍の碑を見てからトラクターや農産物販売所、肥料や練馬区産野菜が置いてある倉庫を見せてもらいました。トラクター見学では、手作業が機械化により便利になったことに改めて気付きました。「練馬区でつくられる野菜のことがよくわかりました。」「農家の人に教える仕事をしていることを初めて知りました。」「販売所で売っている練馬大根ドレッシングを使ってみたい。」という感想が聞かれました。 次に「石神井公園ふるさと文化館」に行きました。3学期の「練馬区のうつりかわり」に関連させて練馬区の昔のDVDを見せてもらった後、常設展示場で昔の道具を紹介してもらったり、古民家を見学したりしました。古民家では、昔の家は自然をうまく利用して工夫されていることを知り、改めて人と自然の共存について考えることができました。 さらに「練馬区役所 展望ロビー」では、1学期の「練馬区の様子」、2学期の「防火しせつ・せつび」に関連させて、各方角がどのような様子か区役所は防火に向けてどのような設備があるかをクイズ形式で調べました。「時間がかかったけれど、たくさん確認できた。」「クイズは難しかった。」という感想があげられました。 また、初めての貸し切りバスで緊張もしていましたが、バスガイドさんがバスからの外の様子をその都度、紹介してくださり、練馬区の歴史や名所等も詳しく丁寧に教えてくださいました。 各場所での見学は、担当の方の協力もあり、どれも本当に貴重なものでした。子供たちは、懸命に教えていただいたことを記録しました。めあてをもって見学ができたことは、今後4・5・6年生の社会科見学の基盤になると思われます。今から将来の姿が楽しみです。 マラソン週間今年度のマラソン週間も、1・4・6年生と2・3・5年生で1日交代で行い、できるだけ距離をとって取り組めるようにしました。また、自分で体調を考えながら走り、必要に応じて顎マスクにするように事前指導しました。 マラソン週間が始まる前に、子ども達には「よーいドンでダッシュするのは違うよ」という話をしました。マラソンは、短距離走のような走り方はしません。一定のペースで走る力を高めることを目標にしています。毎年、学年が下がるにつれ、どうしても「ダッシュして、歩いて、ダッシュして、歩いて、・・・」の繰り返しになってしまうことが多いです。今年は、全体でも学級でも、マラソンの走り方について指導しました。 子ども達の様子を見ると、しっかりと自分のペースで走れている子の姿も多く見られました。今日の朝は、1・4・6年生のマラソンでしたが、1年生は先生の話をよく聞いてしっかりと走り、4・6年生は歩かずに走ろうとペースを考えながら走れていました。 マラソンカードはオリンピック・パラリンピックに絡めて毎年作っており、今年は、ビンゴ形式になっています。頑張って走った分、カードに楽しそうに記入していました。 マラソン週間は短いですが、寒さで外に出たがらない子ども達が運動する大切な機会です。あと1日、しっかりと取り組めるように声をかけていきます。 12月9日の給食おでん 野菜のからし胡麻和え 牛乳 一口メモ おでんの歴史は古く、840年以上前の奈良時代までさかのぼります。中国から伝わってきたときには、長方形に切った豆腐に串を刺して、味噌を塗って焼いた「豆腐田楽」の形でした。 田楽とは元々、笛や太鼓に合わせて踊った、豊作を願う踊りのことです。今のおでんの形になったのは、江戸時代になって醤油づくりが盛んに行われるようになってからのようです。今でいう「ファストフード」のように食べられて、現在まで伝わり愛されています。 12月8日(水)そこで今度は、実験用てこを使い、てこのはたらきの規則性について調べていきます。実験用てこは、中心から目盛りがついていて、水平につり合っている棒(腕)を使用します。目盛りには穴が開いていて、10グラムずつ重りをつり下げることができるようになっています。 授業では、実験用てこがつり合う場合の支点からの位置(距離)と、その時の重さを調べていきました。(写真上)ここで大切なのが、先週まで実験していた棒と砂袋を使った「てこ」が、「実験用てこ」に置き換わって考えられるかというところです。実験用てこの支点は、スタンドで支えている中心部分です。片方に重りをつるしたら、そこが作用点になります。それに対して、つり合うように反対の腕に重りをつり下げたところが力点になります。昔は、5年生でてこの学習をしていました。ある時から6年生の学習内容に変わったのは、抽象的な考え方が必要な分野であるということからかもしれません。 今日は、2組の教室で班ごとに実験をしていました。実験用てこの腕の目盛りには、水色のシールで支点からの番号がついています。よく見たら、自分が書いた数字でした。以前、旭町小で担任をしていた7年間は、理科主任をしていました。理科室の物品管理の役割をしていたので、確かにその頃にシールを貼った覚えがあります。急に懐かしさが込み上げてきました。 5年生は、算数の時間に「四角形と三角形の面積」の学習をしています。平行四辺形の面積の後、三角形の面積を学習したことは、先日お伝えしました。 そして今日は、台形の面積の求め方についての学習をしました。子ども達は、今まで習った様々な図形に置き換えて考えていきます。台形を対角線で区切って2つの三角形の面積の和と考えたり、細かく区切って長方形の面積にしたりすることもできます。また、同じ大きさの台形を2つ合わせると平行四辺形になることから、「平行四辺形の面積÷2」という考え方も出てきました。(写真中) 実は、この考え方がとても重要で、台形の面積の公式「(上底+下底)×高さ÷2」に結びついていきます。引き続き、算数の面白さを子ども達が感じられるように指導していきます。 6校時に、久し振りとなるクラブ活動がありました。理科室で行われていた科学クラブの様子を見に行きました。今日は、「煮干しの解剖」の実験をしていました。煮干しは、小魚を煮て干した水産加工品ですが、その多くは「カタクチイワシ」を使っています。小さくても、ちゃんと丸ごと1匹の魚であり、少し水につけてふやかすことで、体の内部を調べることができます。生きたものの解剖とは違い、子どもが怖がらずに触ることができます。 子ども達は、両手にピンセットを構え、ドクターXになった気分で解剖を始めていました。まず、背中側の肉を取り除くと、背骨が現れてきます。この辺は、サンマなどを食べる時にも見ていると思います。次に、腹側を開くと、内臓が現れてきます。内臓を調べると、小さいですが小腸や胃を確認することができます。さらに、エラの裏側には、心臓があります。子ども達は、先生が用意した解剖図と比べながら、細かくなった部分がどこにあたるのかを興味深く調べていました。(写真下) 理科教育において、「生き物の解剖」の実験がだんだんと少なくなってきた経緯があります。昔は、小学校でも魚の体のつくりを学ぶために、解剖が行われていた時代があります。しかし今では、指導書に魚の体のつくりが紹介されているだけです。生き物の命を奪う解剖は、小学校では削除されてからもうだいぶ経ちます。しかし、教材を工夫することで、その代用は可能です。 12月8日の給食冬野菜ポトフ 牛乳 一口メモ メンチカツと言えば、ひき肉とキャベツや玉ねぎの入ったフライを思い浮かべると思います。今日は、東京都産のムロアジとタラのすり身を使い、魚のメンチカツの献立にしました。 味付けとしてケチャップを混ぜることにより、魚の臭みを消して、食べやすいようにしています。パンに切れ目を入れて、はさんで食べられるようにしました。 12月7日(火) その2校庭では、ドッジボールや鬼ごっこ、ドロケイをする様子が見られました。ドッジボールでは、高学年が左手でボールを投げるようにしていました。6年生がなかなか思うように投げられず、あたふたとする様子にも、みんなの笑みが見られました。 「エアー・ドンチケタ」をしていた班がありました。ドンチケタは、2チームに分かれて一人ずつ対戦し、じゃんけんで勝ち進んで相手陣地までたどりつく遊びです。コロナ対応版として、出会ってお互いの両手を直接触れないようにして行うため、「エアー・ドンチケタ」と名付けたようです。こういう簡単な遊びでも、子ども達は大喜びで盛り上がります。(写真上) 今月に入り6年生は、いよいよ卒業アルバムに載せる文集づくりに取りかかっています。卒業アルバムは、前半が写真のページで、後半は文集ページで構成されています。さらに文集は、個人の作文とクラスの寄せ書きページに分かれています。まずは、各自が1ページずつ書く作文を完成させていきます。 先週は、作文の題材についての指導が行われていました。6年間で印象に残った出来事や学校行事について、自分が成長した取り組みや経験、友達や先生のことなど・・・書く材料は山ほどあるのですが、たくさんありすぎて逆になかなか絞ることが難しかったようです。 今日は、2組の子ども達がパソコン室で文集作業をしていました。(写真下)タブレットPCが導入されてから、パソコン室を使うのは久し振りのことです。(ちなみに、タブレットPCの導入に伴い、今後パソコン室の機器類は撤去されることになります。) パソコンの使用目的は、各自が原稿を作成するためです。今までは、原稿用紙に下書きを書かせていましたが、これからは小学生もキーボードを打ちながら作文を完成させていく時代…なのでしょうか。ただし、卒業文集は、最終的には手書きで書かせます。一生の思い出に残る文集であり、自分の字体も残しておくことが大切です。 では、なぜ下書きをパソコンで・・・文集は、一人ずつの文字数が限られています。作文全体のバランスを取りながら文章を書き足していったり、余分なところを削除したりするのには、原稿用紙に直接書くよりもパソコン入力が断然に便利です。また、子ども達にとっては、漢字変換機能も助かるでしょうか。 今学期中に原稿を完成させ、冬休みに家庭で内容を確認してもらいます。そして、3学期にはペン書きで清書する予定です。 パソコン室内を回って画面を見ていると、やはり下田移動教室の思い出を書いている子がほとんどでした。移動教室に行けてよかったなと、改めて思いました。 12月7日(火) その1今週からは、展覧会用作品第2弾として、お面づくりに取り組んでいきます。2組では、お面の型にクラフト粘土をつけて、自分で考えた変身用のお面づくりをしていました。(写真上) クラフト粘土は、絵の具を混ぜてこねると、自分の好きな色に染めることができます。絵の具の分量を変えると染まる濃さが変わったり、2色を混ぜて別の色を作ったりもできます。1年生にとっては、とても不思議で楽しい学習のようでした。 つのをつけて鬼のお面を作っている子がいました。また、動物のお面にしようと、鼻の部分に粘土を盛り上げてつけていた子もいました。お面の立体作品も、今後時間をかけながらていねいに製作していく予定です。音楽発表会が終わったばかりですが、今度は3学期の展覧会に向けた学習がすでに進められています。 6年生は、社会科の時間に「戦争と人々の暮らし」の学習をしています。日本の歴史の重要な部分に入ってきました。日中戦争から太平洋戦争へと、長い戦争の時代に、当時の人々はどのような暮らしをしていたのかを学んでいます。 今日は、1組の教室で、NHKの動画を使いながら授業を行っていました。「切符制」「勤労動員」「学徒出陣」といった、当時のキーワードごとに短い動画があり、その白黒映像から当時の様子を学びました。 切符制は、日用必需品(米、味噌、しょう油、塩など)に導入されました。購入物品に応じて必要な点数を定めて、切符と一緒に代金を支払わなければならないシステムのことです。買い占めや贅沢を防止するねらいがありました。勤労動員は、深刻な労働力不足を補うために、学生が軍需産業や食料生産に動員されたことです。 そして、学徒出陣は、兵力不足を補うため、20歳以上の学生を在学途中で徴兵して出征させたことを言います。たくさんの若い学生が銃を持ち、戦場に向かう姿が映し出されていました。(写真下)6年生の子ども達は、どのようにとらえたでしょうか。第二次大戦終結時は、私の父親が中学生の頃でした。戦中や戦後のことは、よく話を聞かされたものでした。 12月7日の給食春雨スープ 牛乳 一口メモ 麻婆豆腐は、今から100年ほど前に、「チャオチャオ」という人が作ったそうです。その後、麻婆豆腐が日本にやってきたのは、陳健民という料理人が、日本でお店を開いたことがきっかけでした。麻婆豆腐をお店で出したところ評判となり、日本でも愛される料理になったそうです。 豆腐は、ビタミンEが豊富な油脂を使って料理をすると、大豆の抗酸化作用が高まります。また、唐辛子やねぎ、しょうが、にんにくなどにも抗酸化作用をアップさせる働きがあります。ですから、これらの材料を使う麻婆豆腐は、抗酸化作用が抜群に良い料理といえます。 総合 大根の収穫(練馬大根・青首大根) 4年生今日の給食は偶然練馬スパゲッティで、子供たちは一日中練馬大根の話をしていました。 練馬大根は、青首大根に比べて葉から根に切り替わる部分が緑色ではなく真っ白で、細長いのが特徴です。子供たちは自分たちで収穫したことで、よく理解ができたようです。 今回、この単元を学習するにあたって、練馬の歴史を冊子やタブレットを用いて調べてきました。また、実際に練馬大根を育てているプロともいえる渡戸章さんをお呼びして、出前授業をしていただいたりもしました。 子供たちは練馬大根の収穫の喜びを味わうと共に、学びを深めることができたようです。にこにこしながら帰る子供たちの姿を見て、担任一同温かな気持ちになりました。 12月6日(月) その2校庭に低・中・高学年用の周回コースが引かれ、「音楽が鳴っている3分間は、自分のペースを守って走る」ということを目標として取り組ませます。本来だったら、全校児童が校庭に出て行うのですが、コロナ対応版として、毎日3学年ずつ実施することにしました。 初日の今日は、2,3,5年生が行いました。準備運動の後、音楽が鳴り始め、子ども達が元気よく走り始めました。今日は日差しがなく肌寒い日であっただけに、マラソンで体を温めることができました。(写真上) すでにマラソンカードが配られていて、体育の時間に取り組んでいるクラスもあります。持久力をつけていくためにも、マラソンの取り組みはとても大切です。6月に新体力テストを行った時は、緊急事態宣言中だったために、シャトルランを実施しませんでした。きっと、このコロナ禍による生活では、子ども達の持久力がかなり下がってきていることが考えられます。マスク生活のために、激しい運動を控えめにしてきた影響が少なからずあります。 今月はマラソンを中心に行い、来月はなわとびを使って体力づくりに励む予定です。感染状況が落ち着いている今、子ども達の体力をしっかり回復させていきたいものです。(マラソンで走っている時は、マスクを外して良いことを指導しています。) 6年生の音楽の時間に、音楽鑑賞教室に向けた事前指導がありました。今週金曜日の午前中、練馬文化センターで音楽鑑賞教室があり、6年生は電車を使って出かける予定です。 音楽鑑賞教室は、練馬区の小学校教育会が主催している連合行事です。区内の各校から児童が集まり、東京都交響楽団の演奏を聴きます。生のオーケストラの音が聴けるこの取り組みは、昔から練馬区で続けられてきました。昨年度は、感染状況を考えて中止となりました。今年も実施が危ぶまれましたが、歌をうたわずに実施することになっています。(毎年、オーケストラの演奏で全員合唱がありました。) 当日は、解説付きで音楽を聴いたり、楽器の紹介があったりします。今日は、オーケストラの様々な楽器を紹介するDVDを視聴して、その予習を行いました。(写真中) 木管楽器、金管楽器、打楽器、弦楽器と、オーケストラにはたくさんの楽器群があり、それぞれがさらにいろいろな楽器の集まりになっています。DVDは便利ですが、やはり生の音、実際に見て聴く音楽にはかないません。当日が楽しみです。 今日の給食は、子ども達に人気のメニューである「ねりまスパゲティ」が出されました。どこのクラスも、残さずにペロリと食べきってしまったようです。 給食の時間に、栄養士さんが大根を手に各クラスを回っていました。今日使っている大根は、練馬大根です。昨日、練馬区で毎年恒例となっている「練馬大根引っこ抜き大会」が行われました。(今年は、南田中の畑が使われたようです。)そこで抜かれた4000本の練馬大根が、区内の小中学校に給食用の食材として配られています。きっと、区内のほとんどの学校が「ねりまスパゲティ」の献立だったのではないでしょうか。 栄養士さんは、練馬大根と青首大根を比較して見せながら説明をしていました。(写真下)練馬大根は全体が白く、細長いのが特徴です。(1m近くにもなる)中央部分が少しふくらんでいるため、地面から抜きにくいことで「引っこ抜き大会」が開催されています。 ちょうど今日の午後、4年生が自分たちで種をまいた練馬大根を収穫していました。練馬大根は、種まきから3か月かかる大根です。土と日当たりの具合から、学校の大根はどんなものかと心配していましたが、なかなか立派な大根が収穫できていました。 12月6日の給食こんぶサラダ スウィートポテト 牛乳 一口メモ 練馬大根の栽培は、江戸時代から始まりました。練馬大根は、細くて長いのが特徴的です。水分が少ないため、たくあんにするのに向いています。 練馬区では、1年に1回、「練馬大根引っこ抜き大会」が行われています。今年の大会は昨日行われ、たくさんの練馬大根が収穫されました。それらの大根は、区内の小中学校に配布され、給食の食材として使われています。 旭町小では、子ども達に大人気の「練馬大根スパゲティ」にしました。大根おろしには、大根の葉も刻んで入れてあります。 12月6日(月) その1・・・音楽発表会が終わり、そろそろ書き初めの練習に取り組んだり、2学期の学習のまとめをしたりする時期になりました。夏休み明けから始まった2学期も、あと3週間の学校生活を残すのみとなりました。 まず初めに、たくさん練習を積み重ねてがんばった音楽発表会についての話をします。音楽発表会は、リハーサルと保護者鑑賞日が2日続きで行われました。どの学年も、1回目のリハーサルの演奏ももちろん立派でしたが、翌日の保護者鑑賞日の演奏は、さらにその上を目指したすばらしいものになりました。それは、リハーサルが終わり、きちんと振り返りをして次の日の演奏に向かうように気持ちを高めることができたからです。誰もがいつも完ぺきな演奏ができるわけではありません。リハーサルが終わってから、次はどこをどうがんばったらより良くなるかということをしっかり考えて、最後の演奏に臨んだので、すばらしい力が発揮できたのです。 音楽発表会を通じて得られたものはたくさんあります。練習を積み重ねることで、難しかったこともできるようになりました。また、友達と協力することで、すばらしい演奏ができました。そして、たくさんの人の前で真剣に発表することが、すばらしい感動を生みました。・・・音楽発表会の取り組みで、たくさんの力が身につきました。これからの学校生活の中で、その力をさらに伸ばしていくようにしましょう。 ところで、11月はふれあい月間でした。それぞれのクラスでいじめは絶対にしないという気持ちを込めて、「いじめシンボルマーク」を考えました。各学年の優秀作品を、学校代表として練馬区に提出してあります。「いじめシンボルマーク」を作ったからには、いじめにつながるようなことをしてはいけません。ところが、友達に対して手や足が出てしまい、先生に指導されている子をときどき見かけることがあります。とても残念な気持ちになります。学校の先生方は、「どんな理由があっても、相手をたたいたりけったりしてはいけない」ということを基に指導しています。相手に暴力をふるうことは、何の解決にもなりません。 もし、友達からの暴力について困っていることがあったら、先生方や家の人、相談室の先生など、誰でもよいですから伝えるようにしてください。また、大人からの暴力で困っていたら、クラスでアンケート調査を行うので、そこに記入するようにしてください。誰もが、暴力のない明るい気持ちのあふれる旭町小を望んでいるはずです。・・・ 今日は、表彰が2つありました。まず、読書感想文コンクールの表彰です。各学年から応募した子ども達が呼ばれ、全校児童の前に並びました。代表として、6年生の子が朝礼台に上がり、賞状を受け取りました。(写真上) もう一つは、健やかカレンダーの原画に応募して、入選になった子ども達の表彰です。毎回、表彰の時は、代表で賞状を受け取った子にインタビューをして、一言話をさせるようにしています。カレンダーの原画は、7月の絵として応募し、スイカを食べている場面を描いたそうです。(写真中) 続いて、生活指導主任の先生から、公園での遊び方についての話がありました。上練馬公園など、放課後の遊び方についての様々な情報が学校に届いています。公園を利用する他の人の迷惑になるような遊びをしていないか、話をしました。(写真下) なかなか学校からは見えないところの指導です。ぜひ保護者の皆様も、放課後の遊びで気がつくことがあったら、まずその場で一言子ども達に声をかけてください。 音楽発表会(5年生)
12月3日(金)、5年生は、音楽発表会でしっかり力を発揮することができました。
練習では、テンポが速くなってしまうことが多く、なかなか音を合わせることができませんでした。そこで、指揮をよく見ることや、自分の担当以外の楽器の音をよく聴き、演奏することを意識して練習を重ねてきました。 次第に音がそろうようになってきたところで迎えたリハーサルでしたが、いつもと違う雰囲気に緊張してしまい、声があまり出ていませんでした。 本番前、声の大きさや音を合わせることを確認して臨みました。少し緊張している様子は見られましたが、今までの演奏の中で一番よい演奏をすることができました。 演奏を終えた後の教室では、子供たちは安堵の笑顔を浮かべて、感想を伝え合っていました。音楽を通して、気持ちを一つにすることができてよかったです。 音楽発表会(6年生)1曲目「サークル・オブ・ライフ」は、ライオンキングの曲です。この曲は、5年生の頃から少しずつ練習を重ね、温めてきた曲です。今回は、合奏だけでなく、歌も披露しました。子ども達がいちばん苦戦したのは、「歌」です。日本語ではない歌詞で始まることも難しいのですが、それ以上に音程をとることがとても難しく、何度も練習を重ねてきました。歌担当の人数も少ないので、楽器を演奏しながら一生懸命歌っている子も多くいました。また、マスクもあるので、なかなか声が届きにくく、マイクを持って歌った子もいました(最初は恥ずかしがっていましたが、慣れたらマイクを離さない子ばかりでした・・・)。本番は少し緊張気味な子もいましたが、ライオンキングの場面が浮かぶような、素敵な発表になりました。 2曲目「Make you happy」は、子ども達の中にも知っている子が沢山いて、短期間で演奏できるようになりました。ただ、テンポが速いので、細かい修正を何度もしました。マーチングの練習もあったので、音楽の時間だけでなく、休み時間も友達と誘い合って練習していました。一番後列のタンバリンや小太鼓などの子ども達は、前日に動きを急遽覚え、演奏を盛り上げようと頑張りました。ダンス担当の子ども達は、動画を見ながら何度も練習を重ね、本物をほぼ完全コピーしておどりきりました。最後の最後まで、変更や修正がありましたが、本番を大成功に終えることができました。 音楽発表会を振り返り、子ども達は「周りの音を意識して演奏できた。」「少し間違えたけど、楽しかった。」「緊張せずにいつもどおりにできてよかった。」などの感想を発表していました。子ども達にとってまたひとつ、大切な思い出ができました。 また、6年生として、片付け作業をしました。音楽室に楽器を全て戻し、沢山のパイプ椅子と雛壇を片付け、体育用具をもとに戻すという仕事内容でした。子ども達が最高学年として学校行事の片付けをするのは初めての経験だったので、1時間では全て終わらないだろうと思っていましたが・・・なんと30分で終えました。沢山の先生から褒めてもらって、子ども達も嬉しそうでした。 2学期は行事続きで、休み時間も何かしら仕事がある日がほとんどでした。そんな中、どの行事にもしっかりと取り組んだ子ども達に大きな拍手を送ってあげたいです。 12月3日(金)水曜日の1〜3年生は、かわいらしさや明るさが目立った音楽発表会でした。一方、今日の高学年は、たくましさや力強さが感じられる発表会になりました。 昨日のホームページで、6年生の合奏をお楽しみに…と記しました。「Make you happy」の合奏では、ひな壇でダンスをする子ども達が活躍し、華麗な踊りを披露しました。(写真上) この曲は、昨年話題になったガールズグループ「NiziU」が歌っています。…という私は、こういう若者系の曲を全く知らず、インターネットで調べて初めて分かりました。9人組のグループのようで、YouTubeを見たら、ぴったりそろって踊る姿が確認できました。サビの部分で踊られる「縄跳びダンス」が話題となり、各地で運動会の表現にも使われているそうです。 先生たちに聞いてみると、ダンス担当の子ども達が集まり、動画を参考にして覚えたり、友達同士で教え合って練習したりしてきたそうです。また、学年の先生も加わってダンス指導をしたとか…。(確かに、6年の担任はダンスが得意です。)それにしても、こういう新しい曲をすぐに合奏に取り入れ、音楽発表会に結び付けた音楽専科のアイデアもすごいことです。 1年生は、国語の時間に「むかしばなしを よもう」という学習をしています。いろいろな昔話を読んで、内容や感想をカードに書いて友達に知らせるという学習をしていきます。冬休みを前に、読書に興味をもたせる単元でもあります。(写真中) 教科書には、世界の昔話として、グリム童話から「おかゆのおなべ」という話が載っています。・・・食べ物に困っていた女の子が、森の中で不思議なお鍋をもらいます。「おなべよ 煮えろ」と言うと、おかゆが出てきます。そして、「おなべよ 止まれ」と言うまでおかゆが出続けます。ある日、お母さんが「おなべよ 煮えろ」と言っておかゆを出したものの、それを止める呪文を知らず、おなべからおかゆが町中にあふれ出していきました。・・・使い方を知らない物を勝手に使うと、とんでもない事になるというお話です。(デュカスが作曲した「魔法使いの弟子」のストーリーに似ています。「魔法使いの弟子」は、ディズニーの「ファンタジア」にも使われています。) 教科書では、他に外国の昔話として、イソップ童話の「北風と太陽」や「ライオンとネズミ」、イギリスの童話「ジャックと豆の木」の本などが紹介されています。日本の昔話も含めて、これを機会に様々な本に親しめるようにしていきます。 4年生の子ども達が、バケツを使って砂を運ぶ「もっこ体験」を行っていました。4年生は社会科の時間に、「玉川兄弟と玉川上水」の学習をしています。玉川上水は、江戸時代につくられた江戸幕府のための上水道です。現在の羽村市から多摩川の水を引き入れ、四谷までの43kmを玉川兄弟が中心となって工事にあたりました。 その工事は、多摩川沿いの農民たちも一緒に加わり昼夜を通して続けられました。なんと、8か月余りで完成したというから驚きです。現代のような重機のない頃に、人々の力だけで成し遂げた工事は、想像以上のものであったはずです。 当時の工事の様子を表した絵では、鍬(くわ)を振り上げ、もっこで土を運んでいる様子が描かれています。実際に土がどれだけ重いものか、子ども達に体験させるために、校庭の砂場に行きました。砂をバケツに入れてかついでみると、2人がかりでも重くて大変なことが実感できました。(写真下) その他にも、わずかな傾斜をつけながら43kmの上水路をつくるには、高度な測量の技術が必要だったはずです。そして、自分たちの私財を投げうってまで上水の完成をめざした玉川兄弟の熱意にも感服します。 音楽発表会 4年生昨日のリハーサルでは、3年生をお客様に迎えて発表しましたが、緊張してこれまで練習してきた歌声が十分に披露できませんでした。「もったいない! 保護者鑑賞日の一曲目は、もっとみんなのいいところを見てもらおう!」と音楽専科の励ましのもと、再度みんなの心が一つになり、本番を迎えることができました。 本来ならマスクをせず、大きな口を開けて一生懸命歌う姿を見てもらえたはずです。けれど、今回はマスクをつけていても、歌声を届け、聞いている人の心に音楽を響かせようとする子供たちの姿を見ていただけたのではないでしょうか。 どの子もみんな、熱心にこの日のために練習してきました。休み時間に自主的に練習した子もいました。発表後、「あー、緊張した!」と笑顔の子供たちが教室で感想を話し合いました。発表会だからこそ味わえる充実感と、感動に包まれた一日でした。 12月3日の給食小松菜と豚肉の炒め煮 高野豆腐としめじの味噌汁 牛乳 一口メモ 秋刀魚(サンマ)は、代表的な青魚の一種です。 青魚とは、アジやイワシなど、赤身の魚のうち、背が青い魚のことをいいます。秋刀魚には、食べたものからエネルギーを作り出すために欠かせない栄養素であるビタミンB2が多く含まれています。 ひつまぶしとは、名古屋の郷土料理の一つです。うなぎのかば焼きを刻んでご飯に混ぜ、ごまやのり、ワサビなどと一緒に食べます。また、だしをかけてお茶漬け風にして食べたりもする料理です。 今日の給食では、秋刀魚をかば焼きにして、ごまやさやいんげんと一緒にご飯に混ぜました。 調理実習 みそ汁づくり(5年生)
5年生は、調理実習でみそ汁をつくりました。
まずは、出汁の準備からです。旨みをしっかりと出すために、昆布を30分程水につけました。昆布を水に浸けている間、大根とねぎを切ります。大根は、ピーラーを使わずに包丁で皮を剥ける児童がいて、感心しました。また、いちょう切りや小口切りなど、切り方を意識して料理をしたことがある児童はほとんどいませでしたが、形をそろえて切ることができていて素晴らしかったです。 最後に、味噌やねぎを入れることで、風味や香りを楽しむことができました。食材を入れる順序が大切だということを実感できたようです。今回の実習を生かして、日常生活にも役立てて欲しいと思います 4年生 ブラインド体験今までに子供たちは、ユニバーサルデザインとバリアフリーの違いや、ユニバーサルデザインとは何かなどを調べてきました。また、点字体験をしたり、出前授業として松本さんにお越しいただき聴導犬や耳が聞こえないこと、手話について学習をしたり・・・と、ユニバーサルデザインについて多くのことを学習してきました。 今回は学習のまとめとして、「ブラインド体験」を学習しました。学年合同で4年の各教室や渡り廊下を使い、様々な生活用品の容器についている点字や凹凸を確認したり、ガイドヘルパーとして教室黒板前を説明したりしました。また、ゴールボールやブラインドサッカーを体験したり、白杖を使った体験をしたりもしました。 今回の学習を通して、「目が見えないということは怖いし、音だけで判断するのは難しい」と感じた子供が多かったです。また、触感で見分けられるように、世の中の色々なものが工夫されていることに気づくことができました。 |
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