音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

5月25日(水)

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 4年生が一年間に習う新出漢字は、202字あります。これは、6学年の中で最も多い数です。(次いで3年生が200字、5年生が193字、6年生が191字となっています。)
 2年前から新しい教科書になり、今まで小学校で習っていなかった漢字を新しく4年生で学習することになりました。それが、次の20個の漢字です。「茨、媛、岡、潟、岐、熊、香、佐、埼、崎、滋、鹿、縄、井、沖、栃、奈、梨、阪、阜」さらに、以前5年生で習っていた漢字の「賀、群、徳、富」と6年生で習っていた「城」も4年生で学習することになりました。これらの漢字の共通点は何でしょう? 正解は、都道府県名に使われている漢字です。
 4年生は、社会科の授業で47都道府県を学習します。全て漢字で書くことができるようにと、国語の新出漢字に追加されました。正直な話、大人でもあやふやな都道府県名の漢字がたくさんあります。特に、新潟県の「潟」の字は、正しく書ける大人は何パーセントいるのでしょうか? 私は新潟県出身なので、子どもの時から正しく書くことができました。子どもの頃、自分の両親宛てに届く年賀状を見て、唖然としたことがあります。ほとんどの人が「潟」の字を間違えていたのです。「潟」の最後の点4つを、「場」のように払い2本で書く誤りが多いのですが、もっと多い誤字が「臼」の部分にあります。説明が難しいのでこのくらいにしますが、4年生の保護者のみなさんは、一度お子さんの漢字ドリルを調べてみてください。きっと、「えっ、この字も4年生で書けるようにするの?」と思うくらい大人が戸惑う漢字がいくつもあります。(写真上)
 中休みに、5年2組の子ども達がメダカをつかまえるために、中庭に来ていました。理科の授業で、池にいるメダカを使おうということのようでした。
 何人かの子ども達を呼んで、サクラ草の種をまいた育苗ケースを見せてあげました。サクラ草の種は、昨年度育てた鉢から、連休中に種をとりました。そして、2週間ほど前に、中庭の日陰の場所で種まきをしました。もうすでに、小さな芽がびっしりと出始めています。子ども達は、自分たちが育てたサクラ草の苗からは想像もできないくらい小さな芽に、びっくりしていました。(写真中)
 サクラ草にとっては、これからの時期が重要です。日本の蒸し暑さにはとても弱い植物なので、これから真夏にかけていかに暑さを乗り切り、株を大きく育てていくかがポイントになります。9月下旬から始まる植え替え作業のために、7月〜8月にビニールポットに鉢上げしておかなければなりません。さらにそのためには、夏の猛暑の頃までにある程度大きく育てておく必要があります。…と、園芸作業は、先の先から逆算しながら行うことが大切です。
 3,4校時に、4年生にふれあい環境学習の出前授業がありました。毎年、練馬清掃事務所の方々から、ごみの分別やリサイクル等の環境に関する授業をしていただいています。視聴覚室でごみの分別に関する説明を聞くクラスと、玄関前でスケルトン清掃車の説明と実演を見せてもらうクラスに分かれて、授業が進められていきました。(写真下)
 玄関前での授業では、最後に「海洋プラスチック問題」についての話もしていただきました。海に流れ着いたプラスチックごみが、細かなマイクロプラスチックとなり、生態系に影響を及ぼしているという内容です。その説明のために、河川敷で行ったごみの調査資料が示されました。一番多かったのが「ペットボトル」で、次に「お菓子の包装紙」とのことでした。その他に、ビニール袋や食品トレーなど、ほとんどがプラスチック製品だったそうです。
 授業の後半は、視聴覚室に集まって、清掃工場の役割やごみのゆくえについての説明を聞きました。生ごみを含む可燃ごみは、清掃工場で燃やされます。しかし、その際に灰が残るため、それをさらに熱処理して体積の小さい「スラグ」にし、舗装材等に利用しています。一方、不燃ごみや粗大ごみなどは、リサイクルできる資源ごみを取り除いても、どうしても埋立て地(最終処分場)にもっていかなければならない物質が生じます。東京湾にあるごみの最終処分場は、あと50年でいっぱいになるそうです。それまでに、今後のごみ問題を解決していかなければなりません。
 清掃事務所の方々の話を聞く子ども達の反応の良さと、たくさんの子が進んで質問をしようとする姿に、学びの多い授業であったことがうかがえました。

5月25日の給食

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献立名           きびご飯
              ししゃもの味噌マヨ焼き
              ごぼうの中華和え
              豆腐入りかきたま汁
              牛乳


一口メモ

 「ししゃもの味噌マヨ焼き」は、ししゃもにマヨネーズや味噌、にんにくで作ったソースをかけて、オーブンで焼いて作りました。
 ししゃもは、カルシウムが多く含まれている食材です。そのため、育ち盛りの子ども達にとって、しっかり食べてもらいたい食材の一つとも言えます。給食には、月に1回くらいの頻度で出されています。子ども達が楽しくおいしく食べられるように、また、苦手な子もきちんと食べられるように、味付けや調理法を変えながら工夫しています。
 クイズです。ししゃもは、1尾で牛乳何本分のカルシウムを摂ることができるでしょうか?
(1) 牛乳1/2本分
(2) 牛乳1本分
(3) 牛乳2本分

 答えは、(2)の牛乳1本分です。骨を丈夫にするには、カルシウムをしっかり摂って、外で元気に体を動かすことが大切です。

50m走(2年生)

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 4校時の体育の学習では、2年生合同で50m走のタイムの測定をしました。前日から知らせていたこともあり、どの子も張り切って体育の学習に臨んでいました。
 走る前に、「手をふること」「自分のコースを走ること」「ゴールラインの奥まで走ること」を指導しました。
 友達が走っている間は、応援をする声も挙がっていました。どの子も一生懸命に走りきりました。
 今日の結果は、新体力テストの記録とします。新体力テストの結果が届きましたら、お子様と一緒に見て、励ましていただければと思います。
 また、新体力テストのアンケートではご協力をいただき、どうもありがとうございました。

5月24日(火)

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 1年2組の教室で、図工の授業がありました。先週から、「あじさいのはなをさかせよう」という題名で、折り紙を使った作品に挑戦しています。折り紙1枚でアジサイの花びらが1つできます。それをたくさん作り、画用紙に貼り付けるとアジサイの花が完成するという作品のようです。
 前回、まず1つの花びらを全員で折りました。1週間経っても折り方を覚えている子もいれば、まだ一人でできない子もいます。折り方が分かる子が「ミニ先生」となって、困っている子のところに行って教えてあげていました。ただし、折ってあげるのではなく、教えてあげる役割です。
 先生が指導したのは、きれいに折り目をつけていくために、折り線をつけてから紙を折っていく方法です。折り紙をきれいに折るコツとして基本になるのが、角と角をしっかり合わせることと、この折り線をつけながら折ることです。電子黒板に折っている様子を映しながら、繰り返し指導していました。(写真上)
 アジサイの花びらにするために、一回り小さい折り紙を使っていました。それだけに、1年生にとっては大変そうでした。しかし、自分の手を使って紙を折り、形をつくり上げていくことは、小学生にとってとても大切な経験になります。
 折り紙の経験は、まず手先を器用にします。手先の器用さは、書くことや道具を扱うことなど、多くの学習に必ず役立ちます。また、脳にも良い刺激を与えると言われています。さらに、折り紙をすることで、空間認知力を高めるはたらきがあります。算数の立体の学習、社会科や理科の方位に関する理解等、様々な学習に役立つ力になります。
 最近は、つるの折り方を知らない大人が増えてきているそうです。子どもの頃に折り紙で作ったことがあれば、何年経っても忘れないものです。きっと、折り紙で十分に遊んでいないまま大人になった人たちが増えてきているのではないでしょうか。
 2年2組で、「たんぽぽのちえ」という国語の説明文の授業がありました。この説明文では、時間的な順序に基づいて、仲間を増やすためのたんぽぽの4つの知恵について読み取っていきます。そのために、時を表す言葉に着目させ、たんぽぽの様子や「いつ」「どんなちえをはたらかせているのか」ということがとらえられるように指導します。
 今日は、4つある知恵の中から最も賢いと思うものを選んで、その理由をまとめる学習をしていました。私たちが知っているのは、種を綿毛にして遠くに飛ばす知恵ぐらいではないでしょうか。教科書には、他に3つの知恵が書かれています。子ども達は、どの知恵が一番賢いと考えたでしょうか…。私は、最初に紹介されている知恵です。・・・「花が咲き終わると、花の軸はぐったりと地面に倒れ込んでしまいます。けれども、たんぽぽは枯れてしまったのではありません。花と軸を休ませて、種にたくさんの栄養を送っているのです。」(一部言葉を省略)というところです。道端で何気なく見かけるたんぽぽにこういう知恵があることが分かると、すごい植物なんだなと、これからの見方が変わっていきそうです。(写真中)
 5年生は、総合の学習の時間に「米作りに挑戦しよう」という学習をしています。今月、JAから送ってもらった種もみを、シャーレに水を入れて芽出し作業をしました。毎日教室で観察してきたので、種もみから芽と根が伸びてくる様子がよく分かりました。そこで、いよいよバケツを田んぼに見立てて、田植え(と言うか、種まき?)を行いました。
 先週、1組が行っていました。今日は、2組が両手を泥だらけにして挑戦していました。長年使ってきたバケツがかなり傷んでいたので、学年全員分のバケツを新調しました。一人ずつバケツに名札を貼って、秋までしっかり管理させていきます。
 まず、バケツに畑の土を入れました。半分以上の高さに土を入れるのですが、これだけでも5年生にとっては相当な重さになります。中庭から児童玄関前まで、顔を真っ赤にしながらバケツを運んでいきました。次に、水を入れてドロドロにします。最後に土の表面に芽出しした種もみを植え付けて完了です。(写真下)
 現在、図書室前の日当たり最高の場所に、5年生全員のバケツ稲が置いてあります。今月末には、稲の苗が届く予定です。狭い一画ですが、旭町小には毎年5年生が田んぼとして使っている畑があります。そろそろそちらの準備も始めていきます。

5月24日の給食

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献立名           親子丼
              高野豆腐と大根の味噌汁
              牛乳


一口メモ

 親子丼というと、鶏肉や玉ねぎ、卵で作ることが多いです。給食での親子丼は、栄養バランスを考えて、鶏肉と玉ねぎの他に、にんじん、たけのこ、しいたけ、グリンピースが入っています。具だくさんでボリュームたっぷりの親子丼になっています。
 親子丼は、鶏肉(親)と卵(子)で作ることから、「親子丼」と呼ばれています。豚肉と卵で作ると「他人丼」、牛肉と卵で作ると「開花丼」と呼ぶそうです。同じ卵を使った料理ですが、使う肉によって呼び名が変わるようになっています。

大なわとび記録会

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 今日は、中休みに「大なわとび記録会」を行いました。

 校庭に出るとすぐに、練習が始まるクラスがたくさん見られました。子ども達同士でどうしたら好記録が出るか、考えながら声を掛け合う場面もありました。先週から取り組んできた大なわとび週間の成果を、今日の記録会で発揮しようという気持ちが伝わってきました。

 開始の合図で、一気に数を数える声が聞こえ始めました。今年度初めて体育朝会で取り組んだ時の様子とは全く異なり、スムーズに縄をとんでいく様子に成長を感じました。
 終わりの合図の直後には、拍手であふれるクラスや、にこにこしながら校舎に戻るクラスなど、さまざまでした。

 運動を楽しむだけでなく、クラスの仲を深められた大なわとび週間になりました。

5月23日(月) その2

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 1校時に、4年1組の授業観察がありました。担任の先生と、ALTのマーク先生とで一緒に行う外国語活動の授業が行われていました。外国語活動は、3,4年生は年間35時間(週1時間)実施することになっています。5,6年生は、「外国語」という教科として、年間70時間(週2時間)実施しています。どちらも、担任が主になって行う授業であり、ALTの先生は発音を担当する指導補助としての役割を担います。
 今日の授業では、「天気や衣類、遊びの英語での言い方に慣れ、聞いて分かるようになろう」というめあてで進められていました。電子黒板にチャンツのデジタル教材を映してみんなで発音したり、教科書の問題を投影して授業をしたりしました。外国語のデジタル教科書が使えるようになり、各教室で積極的に利用しています。画面をタッチすると、発音を聞いたり解答が現れたりします。(写真上)
 外国語活動(あるいは、高学年の外国語の授業)では、担任の先生がなるべく子ども達への指示も含めて英語で行うことが重要です。教科書の何ページを開きなさいという時も、英語で指示を出すようにします。旭町小では、昨年度まで外国語&外国語活動の校内研究を進めてきたので、その成果を継続しながら指導を続けていきます。
 3校時は、1年1組の授業観察に行きました。音楽の授業を教室で行っていました。(専科教員による音楽室での授業は、旭町小では2年生からです。)
 まず、校歌を全員で歌いました。はりきって歌い始めたものの、途中で1番と2番の歌詞が混ざり始めてしまい、歌集にある校歌のページを見ながらもう一度歌い直していました。確かに、どこの学校の校歌も似たような言葉が出てきます。
 授業は、「たん」(4分音符)と「うん」(休符)の組み合わせでできる、リズム打ちの楽しさを中心に学習していきました。「たん」と「うん」だけで、いろいろなリズムが生まれます。子ども達は、口で「たん」と「うん」を言いながら、「たん」の時に両手をたたいてリズム打ちを行っていきました。
 後半は、「かもつれっしゃ」の曲でリズムに乗ってじゃんけんゲームをみんなで楽しみました。机や椅子を後ろに下げて、子ども達が汽車になって動く場所をつくってから始めました。先生が弾くオルガンの伴奏に合わせて、みんな楽しそうに動き回っていました。校歌の歌の時もそうでしたが、やはり先生のナマの伴奏が効果を発揮します。子ども達の様子を見ながらテンポを速くしたりゆっくりにしたりして、じゃんけんの場面が大いに盛り上がっていました。(写真中)
 当然、友達の肩を触ることになるため、感染症対策を考えて、机を戻す前に全員に手を洗いに行かせていました。
 1年生は、生活科の学習として、中庭に時々出かけていきます。今日は、2校時に2組、4校時に1組が中庭にやって来ました。中庭にいるだけで、いろいろな生き物に出会えるのですから、これほど恵まれた学習環境はありません。
 1年生は、どの子もまず池の生き物に興味津々です。ここ数日で、あれだけたくさんいたオタマジャクシはほとんどカエルとなって池から卒業していきました。メダカやアメンボが、すいすいと水面を泳いでいるのが目につきました。石の裏をひっくり返した子がダンゴムシを見つけたり、子ども目線でないと気がつかないところにクモの巣を発見したりして、次々と生き物の報告に来てくれました。こういう時は、先生が何人いても足りないくらいです。
 そういう私も、定期的に中庭に来るたびにいろいろな発見をします。中庭にアジサイが多く植えられているのですが、いつの間にかつぼみが開き始めていることに気がつきました。アジサイは、青系と赤系の花色に分かれますが、旭町小の池の近くにあるのは白いアジサイです。(写真下)
 白いアジサイには、「アナベル」という北アメリカ原産の品種があります。普通のアジサイよりも大玉に育ち、白〜ライムグリーンのきれいな花姿です。光が丘の大通り沿いに毎年咲いています。
 また、最近よく見るようになった「カシワバアジサイ」も白花系のアジサイです。円錐形に咲くアジサイで、和風の花壇に向くアジサイです。葉が柏の葉に似ているのでこの名前がつきました。
 全校朝会で外遊びを推奨する話をしましたが、梅雨の時期への入口はもうすぐそこまで来ているようです。

5月23日の給食

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献立名           セルフフィッシュバーガー
              ジャーマンポテト
              ほうれん草とレンズ豆のスープ
              牛乳


一口メモ

 「セルフフィッシュバーガー」は、お好みでパンにはさんで食べられるようになっています。
 今日のフィッシュフライの魚は、ホキという白身の魚を使っています。ホキというと、あまりなじみのない名前に聞こえますが、お弁当に入っている白身魚のフライや、かまぼこなどの原料によく使われている魚です。
 魚の臭みがなく、身が柔らかで、とても食べやすくておいしい魚です。ホキは、ニュージーランドやオーストラリア付近の深海でとれる魚で、体長は大きいものだと120cmにもなるそうです。

5月23日(月) その1

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 雨上がりの校庭で、全校朝会を行いました。今日は、「進んで外遊びをしよう」という話をしました。
・・・今の時期は、一年の中で学習にも運動をするにも、とても適した季節です。特に子どもにとって、外に出て運動をするということは、体をじょうぶにし、健康な毎日を過ごすためにとても大切なことであると言われています。
 子どものうちに外遊びが大切であると言われるのには、いくつかの理由があります。まず、何よりも健康な体をつくるためです。今、健康であるからいいというのではなく、将来大人になっても健康な暮らしが続けられるようにするために、子どもの頃の外遊びが大切です。そして、丈夫な体となる骨や筋肉をつくるためだけでなく、大けがをしないように身をかわしたり、転んだ時に手をついてけがを防いだりする動きを獲得するためにも、外遊びの経験が大切であるとされています。
 また、小学生にとって外遊びが大切なのは、勉強ができるようになるためでもあります。外で遊ぶことと教室で勉強することと、どういう関係があるのでしょうか。勉強ができるようになるためには、集中して学習に取り組む力が必要です。休み時間にしっかり身体を動かしたり、外の空気を吸ったりすることで、勉強に対する集中力を高めることができます。一週間の生活の中で、土曜・日曜の休みの日があるように、勉強の合間に休み時間があって、気持ちを切り替えることが必要なのです。授業中は、45分間席に座っていたり、同じ教室の中で過ごしたりすることがほとんどです。そこで、休み時間に教室から出て外の空気や景色に触れるとともに、体を動かして血液の流れを盛んにすることで、頭がすっきりすることにつながります。勉強ができる子は、外遊びも上手にできる子ということなのですね。
 体育の時間は、1週間に2〜3時間と決まっています。それだけでは運動する時間が限られています。学校では、中休みや昼休みの過ごし方が大切になってきます。外遊びができる日は、進んで外に出て体を動かすように心がけましょう。
 では、放課後の時間の過ごし方はどうでしょうか。校庭開放やひろば、学童で遊んでいる子ども達や、公園で遊ぶ子ども達をよく見かけます。さらに、スポーツ団体に入って運動を盛んに行っている子も多いのではないでしょうか。体をじょうぶにするとともに、心も豊かにするために、外遊びや運動を積極的に行うようにしていきましょう。
 ところで、来週水曜日から6月に入ります。1学期の学校生活のちょうど中間地点にさしかかりました。新しい学年がスタートしてから、もう半分が過ぎてしまったことになります。1学期の初めに立てた自分の目標を覚えていますか? そして、その目標に向けて今もがんばっていますか? 目標を立てても、その目標に向かって日々努力しなければ意味がありません。靴ひもをしっかり結び直すように、自分の目標をしっかり確認して1学期の後半もがんばろうという気持ちを高めていきましょう。・・・
 続いて、先日練馬区で行われた「わんぱく相撲」の表彰を行いました。4年生の男の子が準優勝を修めました。賞状とトロフィーを手渡し、全校で大きな拍手を送りました。3年生の頃から週1回、相撲の練習に通っているそうです。(写真上・中)
 最後に、2週間前の全校遠足での「先生とじゃんけんバトル」の結果発表がありました。1位の2つのグループの発表をしました。2位からは、たくさんの班が僅差で続いているようです。たてわり掲示板(保健室前)に、それらの結果を貼っておくとのことでした。(写真下)

5月20日(金)

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 1校時に、2年2組の音楽の授業観察がありました。手拍子による様々な音や、鍵盤ハーモニカの表現のおもしろさを楽しむという内容の授業でした。
 旭町小では、2年生から音楽の授業は専科教員が担当し、音楽室で指導しています。2年生の音楽の授業では、45分間に様々な活動を取り入れながら、子ども達が楽しく学べるように工夫しています。
 まず、校歌を全員で歌いました。マスク越しに歌えるようになって3週間余りが過ぎました。やはり子どもの元気の良い歌声は、小学校ならではの光景であり、心をなごませるものがあります。次に、手拍子の音の工夫について学習しました。全員で一斉に手拍子をしたり、一人ずつ手拍子をしたりと、様々な「音楽」が作られていくことを体感させていました。手拍子だけでも、音の強弱やリズム、テンポの変化によって、音楽が生まれていきます。
 スティーヴ・ライヒという作曲家をご存知でしょうか。アメリカの現代音楽の作曲家で、ミニマル・ミュージックの様々な作曲を手がけています。初期の代表作に、「手拍子の音楽」という曲があります。たった2人の手拍子で演奏されるという変わった曲です。同じリズムをたたきながら進んでいくのですが、2人の間に少しずれが生じるように作られていて、微妙な変化が不思議な音楽を作り出していきます。
 授業では、次に鍵盤ハーモニカの練習が始まりました。昨年度1年生の時は、吹奏楽器がほとんどできない期間が続いたので、電子ミニキーボードで練習をしてきました。鍵盤ハーモニカが4月下旬からやっと使用できるようになったので、基本からしっかり教わっています。「かえるのがっしょう」をみんなで繰り返し練習していました。指使いもしっかりできている子がたくさん見られました。「吹き終わるとすぐにマスクをする」という約束を守り、しっかり練習をしていました。(写真上)
 2校時は4年2組に行き、算数の習熟度別(ステップコース)の授業観察を行いました。旭町小では、3年生以上の学年の算数は、少人数担当教員と学年の担任とで、2クラスを3つのコースに分けて指導しています。4年生は、1クラスあたり27名の子ども達がいますが、3つのコースに分けると、平均18人ずつの人数になります。先生の目が行き届きやすく、個別に指導する時間を確保することができます。
 4年生の算数は、「わり算のしかたを考えよう」という単元に入っていて、筆算のやり方を中心に学習しています。わり算の学習は、3年生の時から始まっています。しかし、わり算の筆算について学習するのは、4年生のこの単元からです。最初は2桁÷1桁の筆算から始まりました。今週からは、3桁÷1桁のわり算筆算の学習をしています。
 今日は3桁÷1桁で、商が空位(十の位や一の位に0が入る場合)になる筆算について、その計算方法を考えさせていました。算数は、今まで習ったことを利用して、新たな課題を解決する方法を見つけるところに面白さがあります。今日の学習課題では、2桁÷1桁で一の位が0になる場合の筆算を利用することで、解決に向かうことができます。あとは、わり算の筆算の方法である「立てる⇒かける⇒ひく⇒おろす」を繰り返していきます。(写真中)
 4年生のこの1学期のわり算は、1桁で割る計算です。2学期に入ると、今度は2桁で割る筆算が出てきます。4年生の算数の山場がそこにありそうです。
 6年1組が、調理実習を行っていました。「いろどり炒めを作ろう」という炒める調理の実習でした。先週も紹介しましたが、朝食として手軽に調理ができ、野菜をしっかりとるために、6年生では「炒める」調理法を実習することになっています。
 食材として、にんじん、ピーマン、玉ねぎ、キャベツが用意されていました。それぞれ、「短冊切り、千切り、うす切り、ざく切り」と、切り方に違いがあります。包丁やピーラーを上手に使って、グループで協力して食材の下準備をしていました。
 フライパンに油をひき、炒める調理が始まると、家庭科室の廊下にまでいい香りがしてきました。フライパンに入れる順番があり、火が通りにくいものから順に炒めていきます。炒める調理は、サッと手際よく行うのがおいしさの秘訣です。できあがった野菜炒めをお皿に取り分け、おいしそうに味わっていました。塩コショウの味付けだけでも、自分たちで作った野菜炒めの味は格別だったことでしょう。(写真下)

5月20日の給食

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献立名           ご飯
              油揚げのチーズ入り肉詰め焼き
              大根きんぴら
              実だくさん味噌汁
              牛乳


一口メモ

 「油揚げのチーズ入り肉詰め焼き」は、ひき肉やみじん切りにとた大豆と野菜、角切りのチーズを、半分に切った油揚げに詰めてオーブンで焼きました。
 パリッと焼きあがった油揚げと、とろっととけたチーズの組み合わせで、とてもおいしく仕上がっています。
 クイズです。油揚げは、次のどの食材から作られているでしょうか?
(1) 大豆
(2) 牛乳
(3) 小麦

 答えは、(1)の大豆です。豆腐を薄く切って、油で揚げて作られています。他にも、味噌やしょう油、きな粉、納豆も大豆から作られており、大豆は変身上手な食材と言えます。

5月19日(木) その2

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 2年2組の子ども達が、生活科の学習で育てている野菜の苗の様子を観察していました。2年生の学年園(2年1組の教室の外)には、オクラやキュウリ、
ナス、ピーマンなどの野菜苗が植えられています。
 よく見ると、ナスとピーマンの苗に花が咲いていました。ナスの花は、きれいな紫色です。一方、ピーマンの花は白い小さな花です。葉っぱに隠れて下向きに咲いているので、よく観察しないと気がつきません。しかし、すでに小さなピーマンの実がついていたので、子ども達は興味をもって観察していました。(写真上)
 野菜類には、ピーマン以外にも「ナス科」の植物がたくさんあります。じゃがいもやシシトウ、トマトなど、家庭菜園でもおなじみの野菜に多く見られます。野菜を育てる場合は、連作障害に気をつけなければなりません。前年と同じ作物を同じ場所に植えると、育ちが悪くなります。ナス科同士の作物でも連作障害が出やすいので、注意が必要です。
 5校時に、4年2組が理科の学習のために中庭に出てきました。池の周りを囲むように子ども達が集まり、プリンカップを手に何かをすくい取っていました。カップの中をのぞき込むと、小さな黒いカエルがいました。ヒキガエルが春に産卵し、たくさんのオタマジャクシが産まれましたが、すでにカエルになって池の中を泳いでいました。よく見ると、まだしっぽがついているカエルもいました。(写真下)
 3月上旬に冬眠から覚め、池に卵を産みにやってきたヒキガエルは、体長が12〜13cmはありました。子ども達が観察していたのは、5mmほどのカエルです。数か月で親ガエルのように大きくなっていくのでしょうか? また、今は真っ黒の体色ですが、いつどのようにヒキガエル独特の模様になっていくのかも疑問です。この小さなカエルを育てて、その成長の様子を確かめてみたい気持ちもありますが、今後中庭で出会うカエルたちを楽しみに、自然の中で観察していくことにします。
 池の水が真っ黒になるほどオタマジャクシが産まれ、無数のカエルがこれから池の外に出ていきます。親ガエルになれるのは、そのうちのほんのわずかです。池から出たら、多くの試練がこの小さな命に降りかかってくることでしょう。

グリンピースのさやむき(2年生)

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 2年生は、1校時にグリンピースのさやむき体験をしました。
 さやの中にいくつの豆が入っているのか、どんなふうに入っているのかを見ながら、さやをむきました。むき方がわかってくると作業がどんどん進み、カゴの中はグリンピースの豆でいっぱいになりました。
 終わった後、「たくさんむけて、楽しかった。」「一つのさやの中に9こも入っていて、びっくりしました。」などの感想が出ました。
 給食では、みんなでグリンピースご飯を味わって、モリモリ食べました。

5月19日(木) その1

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 1校時に、2年生がグリンピースのさやむき体験を行いました。1年生のそら豆のさやむきに続き、食育の一環として毎年実施しています。
 まず、栄養士さんから、グリンピースについての話を聞きました。グリンピースの豆は知っていても、さやつきの状態を見たことがある子は少ないのではないでしょうか。いろいろな豆類のさやの状態を写真で見せてもらいました。そら豆やインゲンマメ、絹サヤエンドウ、スナップエンドウ、枝豆と、同じ豆類にも様々な形や大きさのさやがあることが分かりました。
 グリンピースは、サヤエンドウよりも成長した状態で、熟す前のエンドウをむき実にして食べる仲間の1つです。年中出回っているのは、缶詰や冷凍品などが使われています。畑で収穫されるのは、ちょうど今が旬です。今の時期のとれたてのグリンピースは、ほっくりとして、香りも甘みも格別なものです。
 子ども達がさやを2つに割ると、中から行儀よく並んだつやつやのグリンピースが顔を出しました。そら豆のさやむきよりも簡単に豆を取り出すことができますが、グリンピースは真ん丸でコロコロと転がってしまうので大変です。何人もの子が、転がって行ったグリンピースを追いかけていました。(写真上)
 給食では、グリンピースご飯として味わいました。自分たちの手でさやむきをした2年生の子ども達にとっては、とってもおいしく感じられたことでしょう。先週、1年生のそら豆のさやむき体験があったので、土曜日にスーパーでさやつきのそら豆を買ってみました。家でそら豆くんのベッドを確かめながらさやをむき、塩ゆでにして味わいました。グリンピースも今が旬なので、スーパーなどでさや付きのものを手に入れることができそうです。
 3校時に、5年1組の授業観察がありました。社会科で学習している「自然条件と人々のくらし」の沖縄県についての授業でした。一年中気温が高いことや、台風がたくさん上陸する気候から、どのようなくらしの特徴があるのかを調べていく内容でした。特に、沖縄県の住まい(建物のつくり)に着目して、人々のくらしの工夫について考えていきました。
 沖縄県の代表的な家屋として提示された写真は、鉄筋コンクリートの建物でした。屋根の部分は平らで、東京で見られる屋根の三角部分がありません。また、窓には格子がついていたり、屋上にタンクのようなものが見えます。子ども達は、自分の考えをさらにグループ内で広げながら、台風の強風に備えた工夫であることを学び取っていきました。(写真下)
 ちなみに、なぜ給水タンクが各家庭にあるのかというと、沖縄県の水不足に理由があるようです。台風が多く雨も多いはずなのに、なぜ水不足になるのでしょうか? 一つは、沖縄県の川は短く、降った雨がすぐに海に流れ出てしまうことが挙げられます。さらに、都市化が進み、人口が増えたことも理由の一つのようです。雨水をろ過して、飲料水以外の水として利用するタンクのようです。

5月19日の給食

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献立名           グリンピースご飯
              つくね焼き
              五目汁
              牛乳


一口メモ

 今日は、グリンピースを混ぜた「グリンピースご飯」の献立です。
 グリンピースというと、苦手な子もいることでしょう。よく使われているグリンピースは冷凍のものですが、今日は収穫したての生のグリンピースを使っています。生のグリンピースを楽しめるのは、この時期だけです。いつものグリンピースとはひと味もふた味も違う、おいしい豆の味が楽しめるメニューになっています。
 また、今日のグリンピースは、1校時に2年生が皮むきをしてくれたものを使っています。全校児童分となるグリンピース15kgを、みんなで一生懸命むいてくれました。

50m走 3年生

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 今日は、晴天の中、3年生で50m走を行いました。

 スタート位置や気をつけの姿勢、スタートの合図などを確認してから走りました。ゴールまで走りぬくと、達成感のある表情で戻る子どもたちの顔が印象的でした。
 1回目の計測後、子どもたちから「もう一度やりたい!」という声がたくさんあり、2回目も計測を行いました。2回目の計測では、より速く走り切れた子がたくさんいました。みんな最後まで一生懸命に頑張っていました。

 これからの体育でも、新体力テストに向けて、様々な種目に取り組んでいきます。

5月18日(水)

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 今日から、1学期の授業観察が始まりました。授業観察は、校長と副校長が各担任や専科教員の授業を1時間ずつ見に行き、指導・助言をすることで授業力の向上を図る取り組みです。旭町小では、毎学期全教員に1回ずつ実施しています。
 1校時は、6年1組の社会科の授業を見に行きました。「裁判所のはたらき」の学習をしていました。昔から6年生の社会科は、縄文時代の頃を中心とした歴史の学習から始めていました。2年前に新しい教科書に替わってから、政治の学習を先に行うようになりました。今年の6年生も、歴史の学習がスタートするのは、1学期の後半からになります。
 今日の授業では、裁判所の種類を知るとともに、三審制の役割について子ども達に考えさせていました。裁判所の種類については、最初にNHKの動画資料から学びました。簡易裁判所、家庭裁判所、地方裁判所があり、さらにその他に高等裁判所と最高裁判所があります。また、1つの事件につき、3回まで裁判を受けることができるしくみを「三審制」ということも学びました。(写真上)
 三審制は、公正で慎重な裁判を行うとともに、裁判の誤りを防いで人権を守るという目的があります。授業の後半は、なぜ日本の裁判が三審制になっているのかをテーマに話し合いをしました。どのグループも、子どもなりによく考えて意見を出していました。また、教科書や資料集には裁判員制度についても掲載され、指導内容に加わっています。
 6年1組の教室は、いつも入ると懐かしさを感じます。かつて旭町小で担任をしていた時は、よくこの教室で授業をしていたことを思い出します。窓から見える景色は、昔と大きく変わっていません。すぐ近くにタイザンボクの木があり、教室の窓から見下ろすことができます。すでに、ところどころに大きな白いつぼみが見える時期になりました。
 2校時は、3年1組の教育アドバイザー訪問の授業がありました。初任から3年次までの教員の研修として、年間に何回かアドバイザー訪問があります。研修の一つと位置付け、授業観察を通じて指導や助言をしていただきます。
 今年度は、本校の前校長である道山先生が、旭町小のアドバイザーを担当することになっています。道山先生が来校されるのは、2月の展覧会以来です。さっそく3年1組の教室に入ると、子ども達が道山先生の周りに寄ってきました。1年生の頃と比べて大きく成長した子ども達を、目を細めてご覧になっていました。
 さて、授業は国語の「もっと知りたい、友だちのこと」という単元の学習でした。「話すこと・聞くこと」についての学習単元です。導入として、朝のスピーチを例に示しました。2人が前に出て、小鳥のことや好きなキャラクターについてスピーチをしました。発表内容は良かったのですが、聞いていた子ども達は、当然のことながら「もっと知りたいな…」と思ったことがそれぞれにあります。そこで、「さらに知りたいと思ったことを考えて質問しよう」というめあてで学習を進めていくことになりました。
 話すことと聞くことは、全ての授業での基本となる活動です。今日の授業の中でも、周りの友だちと話し合って意見交換をする活動が取り入れられていました。きちんと向き合って話し合いができる雰囲気がすばらしいなと思いました。(写真中)
 中休みに、全校児童が校庭に出て、クラスごとに大なわ跳びに取り組みました。今週は、大なわ跳び週間です。中休みに毎日取り組む計画でしたが、おとといと昨日は雨のために中止となってしまいました。しかしその分、体育の時間を使って練習しているクラスが増えてきました。
 今日は、久し振りに青空の中休みになりました。真っ先に校庭に出てきて練習を始めていたクラスがありました。なわを回す先生も気合いが入っています。開始の合図が一斉にかかり、時間内で何回跳べたかを毎日運動委員が記録をとっていきます。クラスの最高記録が出たのか、「やめ!」の合図がかかると同時に歓声が聞こえました。明日以降も続け、最後の記録は来週月曜日にとる予定です。(写真下)

5月18日の給食

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献立名           マーボー豆腐丼
              春雨スープ
              牛乳


一口メモ

 今月の給食目標は、「食事のマナーを身につけよう」です。食事のマナーを守るということは、「クラスのみんなが気持ちよく過ごせるように」という思いやりにもつながります。給食の時間がさらに楽しくなるように、マナーを守って食べることを指導していきます。
 給食のマナーでは、配膳の仕方も大切です。ご飯は左側に、汁物は右側になるように置きます。これは、配膳する時の基本です。ご飯を左側に置くことで、スムーズに食事を進めることができます。ぜひご家庭でも、配膳の位置を確認してみてください。

5月17日(火)

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 物語教材は、国語の授業において、子ども達に最も興味・関心のある内容です。1年生が、国語の授業で初めて習う物語文は、「はなのみち」(岡 信子 著)です。1組では、今日から学習が始まりました。(写真上)
 「はなのみち」の学習では、語のまとまりに気を付けて音読したり、場面の様子に着目して、登場人物の行動を想像しながら読む力を身に付けさせることをねらいとしています。それだけに、教科書の挿絵がとても重要な役割をもっています。挿絵を見ることにより、子どもなりにその場面の想像が大きくふくらんでいきます。
 物語は、くまさんが袋を見つけたところから始まります。・・・くまさんは、「なにかな?」と思って、友だちのりすさんに聞きに行くのですが、行く途中で袋に穴が開いていたため、中身を落としてきてしまいます。しかし、くまさんは、袋に穴が開いていたことに気づいていません。暖かい風が吹き始め、花の一本道ができました。・・・というお話です。
 物語では、詳しい描写がない分、その表現していない部分を読み取る必要があります。それこそが物語を読み取る楽しさです。そして、表現されていない見えない部分を読み取ることで感動が生まれていきます。
 「どうして花の道ができたのかな?」と聞いて、最初は分からない子がいるかもしれません。でも、何度も音読するうちに分かってくるのではないでしょうか。繰り返し音読をすることの大切さを感じます。
 先週、「節度・節制」の内容項目で行われた、6年生の道徳の授業についてお伝えしました。今日は、4年2組で「目覚まし時計」という資料を使った道徳(節度・節制)の授業が行われていました。
 主人公のよし子は、進級祝いにもらった目覚まし時計をきっかけに「生活のきまり」をつくり、守ろうと努めていました。ところが徐々に守れなくなり、とうとうある日、寝不足から全校朝会の時に気分が悪くなってしまいます。よし子の言動を追いながら、保健室のベッドに横たわるよし子の心情に視点を当てて、時間を守ることや節度のある生活をすることの大切さについて、深く考えさせていくという内容です。
 「節度・節制」は、子ども達に最も身近な道徳的実践力でありながら、実際の行動に移すのが難しい内容でもあります。「わかっちゃいるけど…」という気持ちで、ついつい自分のやりたいこと(先週の6年生の授業ではゲームでしたが、今回はテレビに夢中になった内容です。)に気持ちが流れてしまいます。しかし、これは大人にとっても永遠の道徳の課題なのではないでしょうか。食べ過ぎや飲み過ぎは、大人の「節度・節制」の無さからくるものです。
 ところで、道徳の授業では、導入の後に教師が資料の範読をします。子ども達の心に残るように、ゆっくりとていねいに本文を読み聞かせることが重要です。(写真中)
 1年生が、学年全員で体育の授業を行っていました。新体力テストの種目である「反復横跳び」の練習をしていました。反復横跳びは、体の敏捷性を測定する種目です。中央ラインの両側に、平行な100cm間隔のラインを引き、両足のステップでラインを何回またぐことができるかを測定します。時間は20秒間で、サイドステップにより、ラインをまたいで越すか踏むようにしなければ得点になりません。1年生の全国平均は、27〜28回です。
 1年生は、人と同じように動くことはできますが、自分の限界までどんどん挑戦させるのは、練習を繰り返さないと難しいところがあります。他の種目も含めて、本番までに何度かやり方を理解させ、練習を積んでおくようにします。(写真下)

5月17日の給食

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献立名           ご飯
              かつおの香味揚げ
              煮びたし
              けんちん汁
              牛乳


一口メモ

 「かつおの香味揚げ」は、今が旬のおつおを使った料理です。
 かつおには、美味しい時期が2回あります。ちょうど今の時期、初夏の頃は「初がつお」といって、身がしまっていてあっさりとした味が楽しめます。また、秋には北の方から戻ってくる「戻りかつお」が味わえます。戻りかつおは、脂がのっているのが特徴です。
 今日は、かつおを一口大に切って、しょう油やにんにく、しょうがなどで味付けをして、片栗粉をまぶして油で揚げました。子ども達の大好きなから揚げの味付けなので、ご飯にぴったりのおかずとなり、とてもおいしくいただけます。

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