音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

10月18日の給食

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献立名           ご飯(山形県産 はえぬき)
              五目卵焼き
              いそ和え
              生揚げの味噌汁
              牛乳


一口メモ

 「お米の食べ比べ週間」の今日は、山形県産の「はえぬき」のお米を使っています。お米の粒がしっかりとしていて、冷めてもおいしいのが特徴と言われています。
 日本では、多くの種類のお米が作られています。スーパーに行ってみると、様々な種類のお米が売られているので、選ぶのに迷ってしまうほどです。日本では、主食用のお米として登録されているものが約280種類もあるそうです。
 日本は、北は北海道、南は沖縄県まで、縦に長い国なので、気候が大きく異なります。そのため、気候に適したお米がその土地土地で作られてきました。
 甘い、さっぱり、もちもち、しゃっきり、粒が大きい、小さいなど、お米の品種それぞれにいろいろな特徴があります。自分好みのお米を探してみるのも楽しいでしょう。

10月17日(月) その2

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 6年生は、今年も体育発表会に向けてマーチングの練習に取り組んでいます。先週から校庭での練習が始まり、マーチングの勇ましい音楽が響き渡るようになりました。本来、旭町小のマーチングは、吹奏楽器が使われてきていましたが、今年も感染症対策のために使用を控えています。その代わりに、マーチングキーボードや和太鼓などを有効利用しています。
 今日は、全校朝会の後の1校時にマーチング練習になっていました。6年生の演奏が、学校の周り一帯にもよく響いていたと思います。マーチングは、楽器の演奏だけでなく、行進や隊形移動も大きな見せ場となっています。そのため、道行く人々も思わず足を止めて、その様子を見ていたようでした。
 今年の6年生の演奏曲目は、「史上最大の作戦」、「奇跡」、「群青(ぐんじょう)」の3曲です。今週木曜日の児童鑑賞日と、土曜日の保護者鑑賞日に向けて、いよいよ仕上げの段階になってきました。(写真上)
 先週は天候の悪い日が続き、どの学年も肝心の校庭での練習がうまく進みませんでした。運動会前(体育発表会前)のこの時期は、どの先生も天気予報を1日に何度もチェックしながら練習予定を練り直すものです。練習割り当ての学年は、雨天の場合は体育館を使うことができますが、本番が行われる校庭とはずいぶん違いがあります。
 今日は、午前中から雨が降ったりやんだりの天気でした。残念ながら、体育館での練習に変更した学年がいくつかありました。今週の天気は、今のところ後半は良さそうです。明日の練習が校庭でできるかどうかが重要なポイントになりそうです。
 2学期から1年生は、日直の子が前に出て、朝の会でスピーチをすることになっています。2組では、「好きな教科」というテーマでスピーチをしていました。「ぼくは、図工が好きです。理由は…」、「私は、体育が好きです。理由は…」というように、好きな教科に続いてその理由を話すようにさせていました。(写真中)
 子ども達に、「話す力・聞く力」をつけさせるためにスピーチを取り入れることは、とても効果的な指導です。「みんなの前で話をする」ということは、普段からよく発表をしている子にとっては比較的簡単なことです。しかし、引っ込み思案な子にとっては、かなり高い壁となっているでしょう。みんなの前で話をすることと、自分の言葉で話ができるようにすることを目標にしているのが「スピーチ」です。子どもにとって話す力は、「単語は言えても、文章で話すことができない。」という傾向が強いのではないでしょうか。つまり、問題の答えは言えても、その解き方を説明することが難しい子が多いということです。低学年のスピーチでは、話型を示してあげながら、少しずつ話がふくらむように指導を続けていきます。
 高学年になってくると、テーマを広げて設定しても、上手にスピーチができる子どもが増えてきます。(ただし、これも積み上げが重要です。)私が担任をしていた時は、毎日「1分間スピーチ」を朝の会で行っていました。砂時計の1分計をひっくり返しながら、日直が順に話をしました。1日に2人ずつ発表するので、1か月に1回以上はスピーチをすることになります。年度当初は話をするのが苦手だった子も、2学期、3学期と回数を重ねるうちに、スラスラとスピーチができるようになってくるものです。
 6年生は、理科の時間に「月と太陽」の学習をしています。月と太陽との位置関係から、月の形が日によって変わって見えることを学びます。つまり、三日月から半月になり、さらに満月になった後に月が欠けていくことが、太陽と地球、月との位置関係で変わってくるということを学習していきます。
 4年生の星や月の動きの学習もそうですが、実際に月が見えていない昼間に学習するので、指導する先生は大変です。そこで1組では、ボールに懐中電灯の光を当てながら、月と太陽の位置関係を確かめていました。ボールが月で、ライトが太陽の光です。(写真下)
 実際に見えている月をボールにたとえ、さらに太陽を懐中電灯にたとえているというのは、子どもにとっては難しい考え方です。さらに、教科書にあるような、太陽と月との位置関係から月の形が変わって見えるという図は、いったいどれだけの小学生が理解できるというのでしょうか。(きっと大人でも理解できない方が多いはずです。)それは、「図の中心に描かれている地球上に自分がいる」という視点で考えることの難しさが影響しているからでしょう。
 三日月がなぜ夕方の西の空に見えるのか、満月はなぜ夕方東の空に見えるのか…これらをきちんと説明できるようにするためには、実際の月を見ながら太陽との位置関係を考えさせるのが一番です。

10月17日(月) その1

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 全校朝会では、「体育発表会に向けて」という話をしました。
・・・今週土曜日に行われる体育発表会の日が近づいてきました。どの学年も練習に一生懸命取り組んできています。いよいよ本番に向けた仕上げの段階です。本来の年であれば、全校児童が校庭に集まり、赤組と白組に分かれて競い合う運動会が行われています。運動会では、応援団やリレーの選手が活躍したり、玉入れや綱引きなどの団体競技で盛り上がったりします。しかし、今年も感染症対応を考えて、運動会に替わる「体育発表会」という名前で実施します。学年ごとに、徒競走と表現種目を発表します。
 さて、どの学年も9月から、ダンスの表現種目に練習時間を一番多く使ってきました。それだけ表現種目は、体育発表会にとって見ごたえのある大切な種目であると言えます。そして、「踊り方を一通り覚えたからもうできた」というわけではないですよね。入場の仕方や退場の仕方の練習、隣の人との間隔をとって自分の踊る場所を決めたり、途中で踊る場所を変える隊形移動を覚えたりする必要があります。ですから、1つのダンス表現の中に、たくさんの要素がつまっていることになります。体育発表会では、一人一人の踊りが上手にできたということで終わるのではなく、学年全員で協力して作り上げる「心を一つにした動き」を大切にしています。
 一方、徒競走では、ゴールをめざしてどれだけ全力で走ることができるかが大切です。全神経を集中させてスタートダッシュを決めましょう。そして、腕をしっかり振って、ゴールの先の先をめざして走り切りましょう。本番当日は、多くの人達が最後まで走りぬく姿に注目して見てくれることでしょう。
 体育発表会は、土曜日に保護者の方々に見ていただきます。その2日前の20日(木)には、全校児童でお互いの表現種目を見合います。練習で全力を尽くしてがんばることができる子は、本番でさらにそれ以上の力を発揮することができます。みんなのがんばりで、すばらしい体育発表会になるようにしましょう。
 今年の旭町小学校の運動会のスローガンは、「仲間とともに、協力して思い出に残そう」です。このスローガンは、体育発表会の本番の日だけのめあてではありません。今日を含めた毎日の練習の一つ一つが、「仲間とともに、協力して思い出に残そう」なのです。がんばりましょう。・・・
 続けて、運動靴の正しいはき方について、朝礼台の上で実演とともに話をしました。紐の運動靴のはき方で一番の誤りは、紐をしばったままの運動靴に足を入れてはくことです。必ず紐をほどいてから足を入れ、毎回きちんとしばることが肝心です。
 さらに、紐はきつすぎるほどしっかり力を入れて、きつくしばる必要があります。足の甲をしっかり運動靴にフィットさせるためです。(マジックテープ式の運動靴も同様です。)朝礼台の上に椅子を置いて、運動靴にはき替えるところを実演しました。(写真上下)

10月17日の給食

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献立名           コメッコチキンカレー
              マカロニサラダ
              ぶどう(巨峰・シャインマスカット)
              牛乳


一口メモ

 今日のデザートは、巨峰とシャインマスカットの2種類を用意しました。
 巨峰は、一粒がとても大きく、甘みが強くてジューシーな果汁が特徴のぶどうです。皮はむき、種にも気をつけて食べるようにします。
 一方のシャインマスカットは、薄い緑色がとてもきれいで、最近とても人気のあるぶどうです。シャインマスカットは、皮が薄いので、そのまま皮ごと食べることができます。
 他にも、いろいろな種類のぶどうが出回っています。ぜひ、ご家庭でも味わってみてください。

サクラ草の植え替え(2年生)

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 ミニトマトの栽培が終わり、校長先生の指導のもと、サクラ草の植え替えを行いました。
 一年ぶりのサクラ草の植え替えに喜んでいる子がたくさんいました。「去年は、ピンク色の花が咲いた!」「今回は何色かな。」と花の色を楽しみにする声や、「また今日から水やりをがんばろう。」と意気込んでいる声が挙がっていました。
 毎日、水と愛情をたっぷりあげて、サクラ草を育てていってほしいと思います。

10月14日(金)

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 先月から毎月1回、図書ボランティアの皆さんによる読み聞かせが行われています。10月は、今日の「朝読書」の時間を使って行われました。1年生から4年生の全クラス(8学級)で一斉に読み聞かせが始まりました。
 コロナ禍になってから、図書ボランティアの活動が中断されていました。今年度に入ってから募集をかけ、たくさんの保護者の方々に参加していただきました。とてもありがたいことです。それぞれの学年にどんな本を読んであげようかと、本の選定が一番の悩みどころのはずです。そこは、図書管理員さんが勤務している日があるので、ぜひ連携を取っていただければと思います。(図書に詳しい教員もいます。)
 子ども達は、どんなお話が聞けるのかと、とても楽しみに待っていたようでした。低学年では、担任の先生からの読み聞かせとは違って、友達のお母さんが教室に入ってきただけで大喜びです。また、1年2組では、お父さんが登場して絵本の読み聞かせをしていました。男性の声による読み聞かせもいいものです。
 4年1組の教室では、「じゅげむ」というお話の読み聞かせがありました。川端 誠の落語絵本シリーズの第4弾に、落語で有名な「じゅげむ」があります。めでたい名前を考えているうちに、世界一長い名前の「じゅげむ」ちゃんになりました。あまりにも名前が長いので、名前を呼んでいるうちにいろいろな騒動が起きてしまいます。読み聞かせをする方も大変なお話ですが、子ども達にはとても楽しいお話です。(写真上)
 来月に入ると、秋の読書旬間が始まります。各学年へのブックトークや、3,4年生への本の探検ラリーなど、光が丘図書館と連携した取り組みを計画しています。また、11月2日には、「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」によるすてきな公演も予定しています。体育館でスクリーンに絵本を映し、朗読と生演奏をコラボさせた催しです。「たんぽぽの会」は、洗足学園音楽大学の学生で組織された公認サークルです。先日、学生さんたちに来てもらい、打ち合わせを行いました。どんなプログラムを用意してくれているか、とても楽しみです。
 1校時に、算数少人数教室の授業観察がありました。3年生の「数の表し方やしくみを調べよう」という小数の学習内容でした。小数は、3年生から学習します。今日は、その最初の学習場面でした。
 最初に、生活の中で小数が使われているものをモニターに映しました。水筒には1.3リットル、上履きには21.5センチ、体温計には36.5度など、子ども達は今まで小数を身近なところで目にしていることが分かります。(写真中)
 そこで、1リットルよりも少ない量をどのように表したらよいかを考えさせていきました。2年生までの学習では、デシリットルの単位を使いました。1デシリットルは、1リットルを10等分したうちの1つ分です。これを新しく「0.1リットル」と表すことを習いました。今後は、さらに小数のたし算・ひき算についても学習をしていきます。
 2校時は、3年1組の社会科の授業観察に行きました。「安全なくらしを守る」という学習単元の消防に関する学習内容でした。
 火事が起きた場合に119番に電話をするということは、どの子もよく知っています。では、119番に電話をしたら、だれがどのような仕事をするのでしょう? 「消防車が来て火を消す」というのは当然ですが、火災の場合には他にも様々なところにすばやく連絡が行くことになっています。教科書の資料を使って調べていきました。そして、さらにグループワークを通じてまとめていきました。(写真下)
 警察署⇒交通整理をします。水道局⇒水がたくさん使えるようにします。ガス会社⇒危険なのでガスを止めます。電力会社⇒危険な場合は電気をストップさせます。他にも、けが人がいれば病院とも連絡を取り合います。119番の電話が、様々な機関と連携して仕事をしていることを学びました。
 先日、3年生の子ども達が、校内の防火設備について調べていました。どの教室にも煙探知機がついていたり、ところどころに消火器や消火栓が備わっています。防火扉や防火シャッターにも気づいていました。実は、学校のプールも防火設備の一つです。近隣で火災があった場合は、ポンプ車がやって来て、学校のプールの水を使うことになっています。ですから、プール開始時期に掃除をするために水を抜いた場合は、必ず消防署にそのことを伝えておかなければなりません。なるほど情報でした。

10月14日の給食

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献立名           ご飯(ゆめぴりか)
              鶏肉の照り焼き
              野菜のおかか和え
              田舎汁
              牛乳


一口メモ

 いつもは、給食では秋田県産の「ひとめぼれ」というお米を使っていますが、今日から21日まで、全国各地のお米を日替わりで使うことにしました。お米の種類によって味の違いがあるのか、ぜひ味わって食べてみてほしいと思います。今日は、北海道で作られた「ゆめぴりか」という種類のお米です。
 毎日あたり前のようにお米を食べているので、お米のおいしさや大切さを忘れがちです。お米は、収穫できるまでに長い時間がかかり、作業も大変です。お米を収穫するまでには、八十八の手間がかかると言われ、漢字の「八十八」を合体させて「米」という字ができました。
 生産者の方が一生懸命作ってくださったおかげで、今年もおいしいお米が食べられることに感謝しなければなりません。

10月13日(木)

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 1年生は、国語の時間に「かずと かんじ」の学習をしています。一から十までの漢数字を新しく習うとともに、教科書の数え歌を通じて数の読み方について学習していきます。(写真上)
 日本語が一番難しいと言われるのは、同じ漢字でも様々な読み方があるからではないでしょうか。それも、漢字が使われている文章に合わせて、その読み方を変えなければなりません。教科書の数え歌の最初に、「一つ たたくと、こぶたが 一ぴき。」と書いてあります。「一」には、「いち」と「ひと(つ)」という読み方があります。同じように、二(に、ふた(つ))、三(さん、みっ(つ))、四(よん、よっ(つ))・・・と続きます。
 1年生にとって、「いち、に、さん、し、ご・・・じゅう」という算数でよく使う数え方は、どの子もよく知っています。ところが、「一つ、二つ、三つ、四つ・・・九つ、十(とお)」の数え方はどうでしょうか。運動会で玉入れの数を数える言い方です。
 また、教科書では、子ブタの数え歌になっているので、「匹」という単位をつけた言い方を練習します。匹がつくと、また数字の言い方が少し変わってきます。「いっぴき、にひき、さんびき、よんひき・・・」では、最後の「十匹」の読み方はどうでしょうか? もともとは「じっぴき」が正解のようですが、最近は「じゅっぴき」という読み方でも良いことになっています。(教科書にも両方の読み方が書かれていました。)
 4年生の各クラスに、ユニバーサルデザイン出前授業がありました。練馬区を通じて、講師として田中さんにお越しいただきました。1,2校時に2組、3,4校時に1組の教室で授業をしていただきました。
 田中さんは、生まれながらにして右目が見えないという障害のある方です。左目の視力は良いのですが、片方の目だけでは視野が少し狭くなったり、遠近感がつかみにくかったりということでの苦労があるはずです。しかし、各クラスへの90分間の授業では、そのようなハンディキャップは全く感じられませんでした。ユニバーサルデザインは、自分とは違う他の人のことを思いやる考えがコンセプトになっています。
 授業の前半では、日常生活のどんなところでユニバーサルデザインが使われ、どのようなはたらきをしているのかを考えていきました。点字ブロックや玄関前のスロープ、多機能トイレなど、身近なところにたくさんのユニバーサルデザインが使われていることが分かります。ドアの取っ手が、回すタイプからレバーを下げるタイプに変わってきていることも、ユニバーサルデザインの一つです。車椅子の人は、ドアノブを回して押す(または引く)ことはとても困難なことです。それでレバー式の取っ手が増えてきているそうです。
 また、自動車のドアについても昔と今の違いがあります。昔の車のドアは、手のひらを上に向けて握るタイプでした。今は、上から手をかけて引くタイプになっています。さらに、自動車の運転で、鍵をさして回すという動作も今はなくなりました。・・・いろいろな例を聞いていると、一昔前は様々な障害のある人への配慮がされていなかったことが分かります。ユニバーサルデザインが行き届いている今は、逆にその理解が重要であると言えます。障害のある人のためのものであるということを受け止めて生活しなければなりません。
 授業の後半は、グループワークを行いながら、ユニバーサルデザインについてさらに考えを深めました。イラストに描かれた中から、誰がどんなことで困っているのかをみんなで考え合いました。人は、一人一人違いがあるということを理解しなければなりません。そして、人の気持ちを想像し、何が自分にできるのかを考えることが大切です。(写真中)
 午後から、6年生の中学校授業体験がありました。今年も豊渓中学校での授業を実際に体験する機会をいただきました。あらかじめ、6教科から各自の希望を取り、体験する1教科を決めておきました。
 今回、授業体験として受け入れていただいたのは、中1の英語と理科、中2の社会と数学、中3の国語と保健体育でした。どの教科も、中学生と一緒に授業を受ける形で体験をさせてもらいました。特に中3の生徒と一緒に授業を受けた子ども達は、かなり緊張する場面の連続だったことでしょう。体験が終わって行った終わりの会では、「最初は少し怖かったけど、先輩が優しく教えてくれて…」と感想を発表した子がいました。正直な気持ちに受け取れました。
 中学校の学習内容だったので、どの教科も6年生には理解できない難しさもありました。半年後の中学校進学に向けて、勉強に向かう姿勢の大切さを身に染みて感じることができた授業体験となりました。(写真下)

練馬区 ユニバーサルマナー教室 4年

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 総合的な学習の時間「考えよう、わたしたちの町のユニバーサルデザイン」の学習として、講師をお招きして「ユニバーサルマナー教室」を実施しました。
 講師の田中利樹(りき)先生から、左目が全く見えないこと、大学時代はアーチェリーにうちこんだこと、自動車が大好きなことなど、ご自身のことからお話してくださいました。
 子供たちは、お話を聞きながら険しい表情を浮かべたり、関心して「すごい!」と声をもらしたり、興味津々な様子でした。
 ユニバーサルデザインとは何か、どんな道具があるかなど一通りお話をしてくださった後、連想ゲームをする場面がありました。「動物園にいる動物といえばなに?」というお題に、心の中で一つ連想するものを決めました。田中先生の合図で声に出したとき、「ゾウ」「キリン」「ライオン」・・・と言葉が混ざり合って連想されたものが一つではないことに気づきました。そこで田中先生は「同じ考えの人もいれば、ちがう考えの人もいたね。ちがう考えがあることってまちがいなのかな。」と子供たちに問いかけました。「自分とちがう人がいることはまちがいではないんだよ。」というメッセージを子供たちはしっかり受け取っていました。
 出前授業では、たくさんお話を聞いたりグループワークをしたりして、学びを深めることができました。今日学んで知ったことや考えたこと、感動したことを、友達や兄弟、おうちの人に、自分の言葉で語ってほしいと願っています。

中学校授業体験(6年生)

 中学校の授業を体験しました。教科は、英語・理科・社会・数学・国語・保健体育でした。その中から自分が希望した教科を受けることができました。
 中学生の中に入って授業を受けるのは、かなり緊張したようです。学習の内容はやはり難しかったですが、50分間集中して授業を受けることができました。
 体験後の振り返りでは、「中学生が優しく教えてくれたから楽しく学習できた。」「難しかったけど先生の教え方がわかりやすくて楽しかった。」などの意見が出ていたので、楽しく学習ができたようです。
 中学校に進学することは、楽しみなことだけでなく不安なこともあると思います。今回の授業体験で中学校の雰囲気を感じ取れたことが、不安の軽減につながったのではないかと感じています。

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体育朝会

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 今日は、第5回体育朝会がありました。体育発表会に向けて、走る運動の前に行うとよいストレッチと、運動会の歌を練習しました。

 体育発表会の保護者鑑賞日に、各学年で短距離走があります。低学年は50m走、中学年は80m走、高学年は100m走です。陸上運動では、肩や股関節をほぐしておくことが大切です。今日は関節を意識して3つのストレッチに取り組みました。運動委員の手本を見ながら、ほぐし方を学びました。

 後半は、運動会の歌の練習でした。音楽委員の演奏も慣れたもので、安定感がありました。あとは、本番まで各クラスで練習し、児童鑑賞日に素敵な歌声を響かせられるようにしていきます。

 体育発表会まで、約1週間となりました。各学年の発表も、仕上げに入っていきます。

10月13日の給食

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献立名           わかめご飯
              真鯛の甘酢あんかけ
              けんちん汁
              みかん
              牛乳


一口メモ

 今日の給食では、真鯛を使った献立を考えました。使用している愛媛県産の真鯛は、子ども達の給食のためにと無償で提供していただきました。新型コロナの影響で、消費が減っている生産者さんを援助するために行われている、国の取り組みによるものです。
 鯛は、「めでたい」に通じることから、昔から縁起の良い魚と言われてきました。また、赤い色は、災いを避けてくれるものとされてきました。ですから日本人は、昔から鯛をお祝いの時に食べる習慣があります。
 真鯛は、貴重で高価な食材なので、給食ではなかなか使用することがない魚です。提供してくださった生産者さんに感謝の気持ちをもっていただくようにします。

10月12日(水)

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 1校時に、1年1組でタブレットを使った学習をしていました。先生と子ども達とで使っていたのは、「オクリンク」という機能です。タブレット学習用ソフトとして、「ミライシード」を使っています。ミライシードは、協働学習や一斉学習、さらに個別学習のそれぞれの学習場面に対応したオールインワンソフトです。そして、その中の1つが「オクリンク」という機能で、旭町小では様々な学年でよく使われています。
 先生から、「最初に『お』がつく言葉を絵で表しましょう。」という問題が出されました。子ども達は、「お」のつくものを探して、自分のタブレットに指やペンで絵を描きます。ペイント機能で上手に色をつけていた子もいました。出来上がったら先生に提出します。提出と言っても、自分のタブレットから「提出BOX」にカードを移動するだけで先生のタブレットに届きます。先生が全員から届いたカードを教室のモニターに一覧表示することで、クラスのみんなでお互いの意見を共有することができます。
 「友達が考えつかない言葉を見つけた子が勝ち」というルールで行っていました。絵で表現しているので、何を描いたのか一人一人に聞いていきました。おにぎり、鬼、折り紙…何人か友達と一緒になってしまった言葉がありました。一方で、男の子とか音符など、他の子が考えつかなかったものを絵にしたものもありました。1年生もタブレットの扱い方にだいぶ慣れてきたようです。(写真上)
 2校時に、4年1組の授業観察がありました。算数「計算のやくそくを調べよう」の単元で、1組で指導を受けている子ども達の授業を見ました。(算数は、習熟度別に分けた3つのコースで指導をしています。)この単元では、( )や四則計算が含まれた数式での計算順序について学んでいきます。
 昨日の算数の時間から取り組んでいるのは、図からドットの数を式で表したり、逆に式が表す考え方を理解していくという内容でした。教科書の上の方に、「今日の深い学び」と書かれている単元内にある学習コラムの内容です。学習したことを発展させて、数学的活動をより具体的な場面で伸ばしていくために入っているコーナーです。
 1組のコースでは、昨日からタブレットを使って授業をしています。算数の学習でも、こういう時にタブレット学習が有効であるということがよく分かる授業でした。先ほどの1年生と同様にオクリンクの機能を使い、全員の考えをモニターで共有していました。また、友達が提出した考えを自分のタブレットに映して考えを深めることもできます。
 普段の授業では、ノートに書いた各自の考え方を全員分集めて先生が評価することになります。(翌日以降まで、ノートを返却することができない。)タブレットを使えば、各自の考え方はデータで先生が一括管理し、後でゆっくり評価することができます。一方、充電がきちんとされていなくてタブレットが使えない子が出てきたり、トラブルへの対応で手間取ることもしばしばあります。子ども達全員がきちんと扱えるようになるには、何度か繰り返し使用しながら慣れさせていく必要があります。(写真中)
 5年2組の教室で、家庭科「身の回りをきれいにしよう」という学習を行っていました。整理・整とんや掃除の必要性を理解し、それらの適切な仕方を考えて、実践させていくことをねらいとした学習です。整理整とんについて学ぶのも、家庭科の学習の一つです。
 教科書には、「やってみよう」という活動例が載っています。道具箱を使いやすい状態に整理して、工夫したことを伝え合う活動でした。学校の道具箱でよく使うのは、のりやハサミです。そういう文房具類は、道具箱を引き出してすぐのところにあると便利です。子ども達は、自分の道具箱を机の上に出して中身を整理するとともに、工作用紙を使って仕切りを作る工夫をしていました。(写真下)
 自分の家で子ども達は、整理整とんをきちんと心がけているでしょうか? そう言う私自身も、片付けが苦手なタイプです。整とんすることで心がすっきりとするという気持ちは、今まで十分に分かっています。しかし、すぐに周りにいろいろなものを乱雑に置いてしまいます。自分の手の届くところにいろいろなものがある方が安心で、なかなか片付けが追い付かないというのが現状です。きっとこれを読みながら、共感している方が少なからずいらっしゃるはずです。

10月12日の給食

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献立名           コーンピラフ
              キャベツのスープ
              ブルーベリーケーキ
              牛乳


一口メモ

 「10」を横にすると目と眉毛に見えることから、10月10日は「目の愛護デー」とされています。
 今日は、目の健康に役立つと言われるアントシアニンを多く含むブルーベリーが入ったケーキを作りました。また、ビタミンAも目の健康に欠かせない栄養素です。給食に毎回入っている食材の一つであるにんじんは、ビタミンAが多く含まれています。
 ゲームやタブレット、テレビなどを見る機会が多いと思いますが、使い過ぎは視力の低下の原因にもなります。大切なはたらきをしている目の健康について考えてみましょう。

10月11日(火)

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 1校時に、5年2組の授業観察がありました。理科室で「もののとけ方」の学習の様子を見ました。
 5年生の理科「もののとけ方」の授業については、土曜公開での実験の様子をお伝えしたばかりです。先週は、「水に食塩を溶かした時に、その重さはどうなるか」という実験でした。今日は、同じく水と食塩を使って、「食塩が水に溶ける量に限りがあるのだろうか」というテーマで実験を行いました。
 食塩は、水によく溶ける物質です。また、よく調理で扱うこともあり、食塩は限りなく水に溶けていきそうな感じがします。ちなみに、理科では「塩」と呼ばずに「食塩」という言い方をします。
 実験は、水50mlに5グラムずつ食塩を溶かしていくことを繰り返しました。最終的に何グラムまで食塩を溶かすことができたかを調べました。今日は、メスシリンダーの使い方についても学習しました。正確に50mlの水を計り取るために使います。メスシリンダーは、少なめに水を入れてからスポイトで微調整をします。また、目盛りの読み方や目の高さも重要です。
 ガラス棒でかくはんする際に、ビーカーから水が少しでも飛び散ったら正確な実験とは言えません。また、先日のように電子てんびんで食塩を量り取る際にこぼしてしまっても正確な実験になりません。さらに厳密なことを言えば、5グラムを計量する際は、少しずつ乗せていくことが重要です。子ども達の様子を見ていると、最初から5グラムを超える量を乗せてしまい、薬さじで戻す場面を何回か見かけました。物質を薬ビンに戻すというのは、理科ではNGな行為です。
 実験の結果、15グラムまでは溶けましたが、次の20グラム目で食塩が溶け残りました。溶ける量には限りがあるということが分かりました。では、他の物質・・・砂糖ではどうなるでしょうか。あるいは、溶け残った食塩をさらに溶かすには、どうしたらよいでしょうか。5年生の実験は、さらに続いていきます。(写真上)
 旭町小には、プールの近くに果樹園があります。モモ、ミカン、カリン、ヒメリンゴと、昔植えられた様々な果樹があります。その中の一つにザクロの木があり、実がついていました。
 ザクロは、春にオレンジ色の花を咲かせます。今まで十分な手入れが行われてこなかったようで、枝が伸び放題になっていました。先週、用務主事さんに剪定をしてもらい、かなり枝がすっきりしました。きっと来年以降は、さらに実をたくさんつけることでしょう。
 中休みに、近くで遊んでいた低学年の子ども達を集めて、ザクロの実について話をしてあげました。ザクロは、熟してくると外側がはじけて、中の赤い実が見えてきます。子どもの頃は、口の中が赤くなるほどザクロの実をよく食べたものでした。ほとんどが種なので、酸っぱい中に感じるかすかな甘い汁を吸いながら、種を吐き出して味わったものです。(写真中…上の矢印のところに実があります)
 6年生は、国語の時間に狂言「柿山伏」の学習をしています。日本の文化や伝統に関心をもたせるとともに、音読を通して狂言の面白さを表現する力を身につけることを目的とした学習です。
 「柿山伏」は、主人公「山伏」が柿を盗もうとしたところ、柿の持ち主に見つかり、猿や鳶(トビ)などのまねをさせられ、自分の罪をおおい隠そうとする姿を面白おかしく描いている作品です。日本の伝統文化である狂言を、「柿山伏」の物語を通して理解することで、伝統芸能の面白さや、昔の人々の生き方を考えさせていくことにつなげていきます。
 6年1組では、狂言「柿山伏」の動画を視聴し、実際の舞台の様子をつかんでいました。(写真下)狂言は、独特なリズムや言い回しが随所に見られます。少し前に、日本の伝統芸能の狂言ネタでブレイクした芸人さんがいました。今も時々テレビで見かけます。「〜でござる。」とか「〜じゃ。」、「そろりと参ろう。」など、その芸人さんのおかげで、子ども達にとって狂言は少し身近なものになっているでしょう。確かに狂言は、当時の庶民にとっての娯楽として親しまれ、今でいう「コント」のようなものでした。

3年生 サクラ草の植え替え

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 3年生は、1年ぶり・2回目の「サクラ草の植え替え」を行いました。校長先生がしっかりと教えてくださって、子供達は1年前の復習がばっちり!

 てきぱきと動き、校長先生に時折聞きながら、一人一人ていねいにサクラ草の植え替えを行う姿が見られました。早く終わった子は、まだ終わっていない子を手伝ったり、お休みの子の分を一生懸命に植え替えたりする姿も見られました。また、最後の片付けも素早く、大変立派でした。

 一人一人何色のサクラ草が咲くんだろう?と楽しみにして、愛情たっぷりに毎日の水やりをしていきます。

サクラ草の植え替え(4年生)

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 4年生では、昨年に引き続き、サクラ草の植え替えを行いました。

 子ども達は説明をしっかりと聞いて、土の順番を確認し、丁寧に植え替えをしました。苗によって花の色が少しずつ違うので、念入りに苗を選んでいました。(写真上・中)

 校長先生のチェックを受けて、合格した子から水やりをします。(写真下)

 何色の花が咲くのか、今からとても楽しみです。

10月11日の給食

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献立名           舞茸ご飯
              肉豆腐
              野菜の和風ごま炒め
              牛乳


一口メモ

 「舞茸ご飯」は、ご飯にしょう油などで味を付けた舞茸、にんじん、油揚げを混ぜ込んで作りました。舞茸は、歯ざわりと香りがとても良い食材です。
 舞茸は、今ではスーパーなどで手軽に購入できる食材ですが、昔は人工栽培ができなかったので貴重なきのこでした。そのため、見つけた人が舞い踊るほど喜ぶことから、「まいたけ」という名前が付いたそうです。
 また、舞茸の姿が着物の裾を振りながら踊っているように見えることから、「まいたけ」という名前になったとも言われています。
 スーパーに売られているパック詰めの舞茸の株をよく見てみましょう。大輪の花のように、とてもきれいな形をしています。

10月8日(土)

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 今日は、第二土曜学校公開日でした。たくさんのご参観を、ありがとうございました。学校公開は、普段の授業の様子を知っていただく、一番の手立てとなります。また、子ども達にとっては、学校でのがんばりを認めてもらう機会にもなります。
 今回は、あらかじめお知らせした授業予定をもとに、自由に参観していただくようにしました。(低学年はいつも人数が多いので、1時間とさせていただきました。)少しずつ感染症対策を緩めていかなくてはならないということもありますが、グループ分けの参観の難しさも理由となっています。毎回同じ教科にならないように、A〜Cグループへの時間割を組んでいくのは大変なことです。今後は、さらに低学年の参観時間を増やしたり、人数制限なしで参観したりできるように考えていきます。
 2年生以上の国語の教科書には、春夏秋冬に合わせた2時間扱いの単元が組まれています。2年生の各クラスでは、国語の授業で「秋がいっぱい」という学習を行っていました。秋を感じる言葉を探し、自分で経験したことを文章に表すことを目的とした学習内容です。
 教科書には、キキョウやイチョウ、コスモスなどの秋の植物や、コオロギやすず虫、赤とんぼなどの虫が例示されています。2組の授業では、どんぐりやクリ、キンモクセイなど、秋に関する様々なものを見つけて発表していました。(写真上)
 次回は、自分で見つけた「秋」について、カードに絵と文を書いていきます。教科書にはその見本となる作品が載っています。「きのう、家で、さんまを食べました。おにいさんが、『秋は、さんまがおいしいきせつだよ。』と言っていました。」・・・おいしそうな焼き目がついたサンマの絵が描いてあります。
 しかし、今年もサンマは庶民の味方ではなくなっています。先日も鮮魚コーナーで見かけましたが、かつての値段の2〜3倍はしていました。しかも、すっかりスマートな体型でした。次回の教科書改訂の際は、ぜひ焼きいもかモンブランを食べているところを見本として載せてほしいと思います。
 一方、5年1組では、「秋の夕暮れ」の学習を行っていました。1学期に学習した「春の空」や「夏の空」と同じく、今回も「枕草子」の一節が掲載され、古文に親しむことを兼ねて学習しています。「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端(は)いと近う(ちこう)なりたるに・・・」清少納言は、秋の印象として、夕暮れに鳥が飛んでいく様子や虫の鳴き声を記しました。当時は、今のように街灯やネオンのない時代です。夕暮れが日に日に早くなっていく自然界の美を、しみじみと感じ取っていたのはすごいことです。(写真中)
 教科書の次のページには、秋に関する言葉が書かれています。「秋の夜長、望月、十六夜(いざよい)、弓張月、星月夜」…望月は満月のことです。しばらく雨の日が続き、月が見えていませんでしたが、今月はあさって満月を迎えます。今日もそれに近い月が見えることでしょう。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。1校時に2組、3校時に1組が理科室で実験を行っていました。水に食塩を溶かす前と後とで、全体の重さがどのようになるのかを調べる実験でした。水にものが溶けた透明な液のことを「水溶液」と言います。水に食塩を溶かした場合、食塩の粒は見えなくなってしまうので、「水+食塩」よりも軽くなると考える子どもが出てきます。一方で、溶けても水の中に食塩は存在する(しょっぱい水になるから)と考えて、溶かしても「水+食塩」の重さは変わらないと考える子もいます。
 いざ、実験が始まりました。電子てんびんを使って薬包紙に食塩を乗せ、水を入れた容器とともに最初の重さを量りました。次に食塩を容器に入れ、蓋をしてよく振り、溶かします。食塩水の入った容器と薬包紙の重さを量り、最初の数値と比較してみました。(写真下)
 質量は保存され、ものが水に溶けてもその物質の重さは水の中に残ります。子ども達の結果は、班によって様々でした。ちょっと軽くなったという班がいくつかあり、実験していた子ども達も「あれっ?」といった感じでした。参観された保護者の方は気がつかれたと思います。まず、食塩をところどころでこぼしてしまっていたことが原因です。また、容器を振っている時に液がもれた班も見られました。さらに、電子てんびんの使い方がポイントでした。精密な機器なので、量るものを静かに乗せる必要があります。いかに実験を正確に行うかという技能面も、理科の授業では大切な要素となります。

10月7日(金)

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 1校時に、1年1組の授業観察がありました。算数の「たしざん」の授業でした。1学期までに、10の合成・分解についての学習や、10以下の1位数同士のたし算について学んできました。2学期は、いよいよ繰り上がりのあるたし算を勉強していきます。
 1組では、昨日「9+4」の計算の仕方について学習していたようです。今日は、その計算の方法を使って、「9+3」や「8+3」、「7+4」の計算の仕方を考えていきました。
 「9+3」の計算では、まず算数ブロックを使って、具体物の操作をさせていました。9個と3個のブロックを用意し、たす方の数のブロック(3個)を1個と2個に分けます。次に、9個と1個を合わせて10個にし、残りの2個を合わせて12(個)と答えが出ます。(写真上)
 この10のまとまりを作って「10といくつ」で答えを求めていく、繰り上がりのある計算方法を「さくらんぼ計算」と名付けています。先の例で言うと、3の数字の下に枝分かれして1と2を書いたものが、さくらんぼの形に似ているためにそう呼ばれています。1年生の保護者の方は、お子さんの教科書で確かめてみてください。(ただし、教科書には「さくらんぼ計算」という言葉は使われていません。)
 2学期のこの時期になると、4月から学級で指導してきたことがしっかり定着し、担任と子ども達との関係が出来上がっている様子がうかがえます。1時間の授業の中で、机の上に用意するものややるべきことの指示が、次々と先生から発せられます。1年生の段階なので、担任の先生はゆっくり全員が揃うまで待つようにしていますが、この積み重ねが6年間の学習に大きく影響していくのだなと思いました。
 また、机の上の整とんも大切な学習の力であることを感じます。今日は、教科書、ノート、筆箱、算数ブロックを使いました。ブロックを使う時は、「机の上に広場を作って…」と先生が指示を出します。ノートや教科書を端に寄せて、ブロックを操作する場所を作りなさいという約束です。一方、ノートに書く時間になると、教室のあちこちでいろいろなものが落ちる音がします。筆箱や教科書が落ちたり、ガシャ〜ンと算数ブロックが散らばったりします。一人当たりの机の大きさは決まっているので、それ以上広げることはできません。そのスペースで、いかに物を落とさずに上手に学習を進めていけるのかということも、大切な学びの一つです。
 2校時は、3年2組の授業観察に行きました。国語の「修飾語を使って書こう」という学習内容でした。3年生では、主語と述語の関係については、すでに学習済みです。「文の意味をを詳しくする言葉」ということで、修飾語について学習していきます。文章の中で、「何を」「どのように」「どんな」「どこで」など、他の言葉をより詳しく説明する言葉が修飾語です。
 最初は「花が、咲きました。」の主語と述語だけだった文章が、修飾語の「赤い」「たくさん」等をつけることで、だんだんとわかりやすい文章になることに気づいていきました。(写真中)
 2年生は、国語の時間に「お手紙」という学習をしています。物語教材ですが、お話全体がほとんど会話文で構成されているため、単元の終わりには音読劇を行う予定です。アーノルド・ローベルの「がまくんとかえるくん」シリーズの1冊に、「ふたりはともだち」という絵本があります。仲良しのがまくんとかえるくんが、2人の間で繰り広げられる様々なエピソードが会話形式で描かれています。相手を思う気持ちがとっても優しくて、そしておかしくて、でもちょっぴり切ないところもあります。その中にあるお話の1つが「お手紙」です。他の4つのお話も、とても面白い内容です。
 教科書にある「お手紙」は・・・手紙を一度ももらったことがないと言って悲しい気持ちになっているがまくんを心配したかえるくんが、がまくんに内緒で手紙を出し、一緒に待ちます。手紙を待ち続け、寂しさに心がいじけてしまうちょっぴりわがままで自分勝手ながまくんと、一生懸命相手に優しい言葉をかけるかえるくんの温かい友情を読み取ることができます。(写真下)
 かえるくんが手紙を託した相手がかたつむりくんであったことや、かえるくんががまくんに自分が手紙を書いたことをしゃべってしまうところなど、かわいすぎて笑ってしまいます。そして、作者自身の手による「さし絵」がまたすばらしい絵本です! 現在、学校の図書室の入口付近にその絵本が置いてあります。

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