11月1日(火)今日は、2組の子ども達がどんぐりの工作に挑戦していました。ビニール袋にいっぱいに入ったどんぐりの他に、爪楊枝やモール、竹ひご、紙コップ、箱など、工作に使えそうな材料をたくさん用意してきました。生活科の教科書には、どんぐりを使って作った見本が載っています。コマやけん玉、迷路、やじろべえなど、どんぐりを使っていろいろなおもちゃを作ることができます。 子ども達は、さっそく箱に仕切りをつけて迷路を作ったり、紙コップにどんぐりを入れてマラカスにしたりしていました。また、多くの子ども達は、どんぐりに穴を開けて工作をしたかったようです。コマもやじろべえも、どんぐりに穴を開けて爪楊枝や竹ひごを通します。 そこで毎年この時期に活躍するのが、「木の実用 穴あけドリル」です。生活科で使う用具として、学校に何台か買いそろえてあります。以前までは、先生がキリで穴を開けていました。丸みがあって、さらにかたいどんぐりに穴を開けるのは、至難の業です。先生の負担が、これでずいぶん軽くなりました。…と言いたいところですが、こういう文明の利器があると、子ども達の注文もただの穴開けに留まりません。どんぐりに穴を開ける位置を細かく指定したり、穴を貫通させるのか中心までの穴にするのかなど、いろいろな要望を聞くことになりました。(写真上) 工作の続きは、また来週も行うようです。ところで、大人で「やじろべえ」を知らない人がいるそうです。私のような年配者は、子どもの頃に学校で習いました。当時は1,2年生に理科の授業があり、2年生でやじろべえを使った実験があったと思います。おもりのつり合いの実験だったのでしょう。低学年の理科がなくなって生活科が始まったのは、平成4年度(1992年)からのことです。秋の実や落ち葉で遊ぶ学習として、生活科に移行しました。その時にやじろべえを作った経験があれば、大人になっても覚えています。しかし、キリで穴を開けるのが危険という理由から、やじろべえを作らなかった学校も多かったのではないでしょうか。 5年1組が、稲刈りをしていました。夏休み明けにプール側にバケツ稲を移動し、鳥よけの網をかけて管理をしてきました。稲穂がすっかり垂れてきて、刈り取りはいつかと待っていました。今日から11月に入り、ようやくその時がやってきました。 実際は鎌を使って稲刈りをしますが、子ども達はハサミを持って刈り取りました。バケツの中央に植え付けた数本の苗が、分げつして太く大きくなり、ハサミでは刈り取るのが大変なほどでした。刈り取った稲は、スズランテープで縛って、しばらく乾燥させるために校内に干しておきます。(写真中) 5年生が総合の学習で取り組んでいるお米の学習は、これで終わりではありません。今後は、脱穀やもみすり、精米の作業があります。稲を育ててからお米になるまでを学習し、それがいかに大変なことであるかを体験させていきます。 放課後に希望者が参加する「地域未来塾」が今日から始まりました。練馬区で推進している地域連携事業の一環で、子ども達への補習的な学習支援を行う取り組みです。子ども達の受講料等は、一切かかりません。また、スタッフの方々へは、区から手当てが支給されています。 指導者は、地域連携事業でコーディネーターをしていただいている早川さんを中心に、今日は2名の方に来ていただきました。地域連携事業では、この未来塾の他にも、1年生の給食指導支援や全校遠足の引率支援、水泳指導の補助も行っていただいています。 今年度は、2,3年生を対象に、計4回実施する予定です。2年生は、5校時が終わった後の6校時の時間帯、3年生は6校時が終わった後の放課後の時間帯を使って行います。場所は、北校舎2階の理科室を使います。 どちらの学年も、算数の復習プリントを配り、解き終わった子から丸付けをしてもらっていました。そして、合格した子から帰るようにさせました。月に2回程度の未来塾ですが、少しでも子ども達の学力と学習意欲の向上につながればという思いで続けていきます。(写真下) おはなし会(1年生)「あきのおいしいたべもの」をテーマに、いろいろな本を紹介していただきました。柿(干し柿)、どんぐり、きのこ…など、子どもたちが楽しめそうな本をたくさん紹介していただき、楽しい時間を過ごしました。 読み聞かせだけでなくクイズもあり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 食べ物を干すとどうなるのかを教えてくれる「干したから」という本や、動物のかくれんぼを取り上げた「もりのかくれんぼ」など、興味深い絵本もありました。 紹介していただいた本のリストを配りましたので、お家でもご覧ください。 11月1日の給食四川味噌豆腐 中華サラダ パインゼリー 牛乳 一口メモ フランス料理、トルコ料理、中華料理の3つは、世界三大料理と言われています。その中でも、世界で一番多く食べられているのは中華料理だそうです。 中華料理と一言で言っても、実は8つもの地域に分けられています。今日はその中の一つで、四川地方で食べられている「四川料理」にちなんだメニューになっています。四川料理は、唐辛子を使った辛い料理が多いのが特徴です。 今日の四川味噌豆腐は、鶏肉、にんじん、玉ねぎ、たけのこに加えて、たっぷりの木綿豆腐が入っています。味噌の味に、ラー油と豆板醤という辛い調味料で辛味をつけています。1年生から6年生までがおいしく食べられるように、辛さを調整してあります。 |
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