4月19日(火) その14校時の調査が終わり、6年生の子ども達はへとへとな様子でした。「国語が難しかった」と話していた子が全体的に多く見られました。調査用紙の内容を私も全て目を通してみましたが、大人が見ても「なるほど」と思うほどの問題ばかりです。詳細については、プレス発表されるまでお伝えすることができません。しかし、多くの思考力を駆使して解答するように作られた問題であるということだけはお伝えしておきます。ですから、普段学校で行っているワークテストとは全く違った形式で出題されています。知識を使うのはわずかで、ほとんどが思考力・判断力を使った問題でした。 3教科とも、解答時間終了後に、先生の指示で振り返りをして答える問いがあります。「最後まで解答を書こうと努力した」か、「途中であきらめたりしたものがあった」か、「全く解答しなかった」かから選ぶようになっていました。こういう問題で高得点を取るために、どんな学習をしたらよいかと逆に考えた場合、いくつか見えてくるものがあります。 各教科で身につける知識以外のことで考えるならば、2つのことが考えられます。あれだけの内容を全て読んで理解して、総合的に判断して答えなければならないので、文字を読み取る力がまず必要です。新たに目にする文章をスラスラと読み、内容を把握する力・・・やはり読書が欠かせないということでしょうか。 もう一つは、最後まであきらめないというがまん強さ、ねばり強さです。集中力といっても良いかもしれません。これは、普段の授業や家庭学習(宿題)の積み重ねで身につけられそうです。 ところで、子ども達の解答用紙には、自分で書く名前とともに、各自に割り当てられたQRコードのシールを貼り付けるようになっています。何年か前までは、個人の識別番号を書かせていましたが、集計を正確に行うためにQRコードにしたようです。(写真上) 6年生が学力調査をしている頃、1年1組では、国語の音読の学習をしていました。「うたに あわせて あいうえお」のページを開き、姿勢を正して教科書を持ち、口をしっかり開けて声に出して読む練習をしていました。クラス全員で声をそろえて読む「音読」は、小学校の6年間でほぼ毎日のように行われていきます。先の学力調査のことを考えると、まずはこの音読が基本になるように感じます。 「あかるい あさひだ あいうえお いいこと いろいろ あいうえお うたごえ うきうき あいうえお・・・」かわいらしいカエルの絵が載っていて、音読の楽しさをたっぷり味わえる教材です。このうたは、工藤 直子さんの詩です。様々な学年の国語の教科書に工藤 直子さんの詩が登場してきます。自分の口から声に出して読む音読がしっかりとできるように、何度も何度も練習していきます。(写真下) 4月19日の給食鶏のから揚げ 千草和え 豆腐のすまし汁 牛乳 一口メモ 全校児童の進級・進学をお祝いして、赤飯を炊きました。赤飯に使った「ささげ」という豆からは、赤い煮汁が出ます。その煮汁ともち米を一緒に炊いたのが赤飯です。 昔から、「赤い色には、魔除けの効果がある」と言われてきました。そこで、お祝いの時に赤飯を食べることで、災いを追い払おうとしたと言われています。 今年度も、給食室から全校の子ども達が元気に過ごせるように、一生懸命心を込めて給食を作っていきます。 4月18日(月) その21年生にとっては、小学校で初めての避難訓練です。保育園や幼稚園でも同様の訓練があったと思いますが、より一層「自分の命は自分で守る」ということを指導していく必要があります。 1年生の教室を見に行くと、大きな地震が起こった際の身の守り方を指導していました。机の下にもぐり、しっかり自分の頭をかくすようにするとともに、机の脚をしっかり両手で押さえるようにします。合図があるまでは、黙ってそのままの姿勢で待つことも指導していました。 校庭への避難がある場合は、防災頭巾を身につけます。1組では、椅子の背もたれのカバーの中にある防災頭巾を取り出し、身につける練習をしている最中でした。(写真上) 練馬区では、昔から1年生の入学と同時に、全員に防災頭巾が配布されてきています。昔は布製のものが主流でしたが、最近はアルミ加工された耐熱性のある防災頭巾に変わりました。旭町小では、体育館や専科の教室に移動する時にも防災頭巾を持ち歩くようにさせ、いざという時に備えています。 今年度のスタートも、歌とリコーダー、鍵盤ハーモニカができない音楽の授業が続いています。それらの制限が緩和されるまでは、工夫して音楽の授業を進めていくしかありません。 4年生の音楽の時間に、鑑賞教材「ピーターと狼」を扱っていました。「ピーターと狼」は、プロコフィエフが作曲した子どものための音楽作品です。ナレーター付きの管弦楽作品となっていますが、純粋にオーケストラだけで聴いてもすばらしい作品です。 この曲には、物語の進行に合わせて登場人物を表す7つのモチーフが変化しながら表れるという特徴があります。そして、ピーターは弦楽器、狼はホルン、小鳥はフルート、あひるはオーボエのように、登場人物にそれぞれの楽器を決めています。時々CMなどでも使われることがあるので、冒頭のピーターの動機を聞いただけで「ああ、この曲か…」と思われることでしょう。 音楽室では、DVDを使って子ども達に演奏と人形劇を見せていました。ナレーターは、黒柳徹子さんです。(写真中)黒柳さんの若々しい声と、指揮をしている芥川也寸志さんが映っていることから、40〜50年前に製作されたものと思われます。ちなみに…芥川也寸志さんは、指揮者でもあり作曲家でもありました。芥川龍之介のご子息にあたる方でした。 先週、3年1組でヒマワリの種を観察している様子をお伝えしました。今日は、2組でホウセンカとオクラの種を観察していました。 3年生の理科では、いろいろな植物を種から育てて、それぞれの植物の育ち方の共通点や違いを見つけていきます。3年生の教科書で扱っているのは、ヒマワリ、ホウセンカ、オクラ、ダイズ、マリーゴールドなどです。いずれも春まきの植物ですが、特にオクラは、発芽適温が高めなので5月に入ってからが適期となります。 教室では、豆粒のようなホウセンカの種を観察してから、それよりは少し大きめのオクラの種を手に取りました。それでも直径4〜5mm程度しかありません。(写真下) 普段食卓にあがるオクラは、未熟な実です。中にある種は白い色をしています。オクラの実が茶色くなるまで収穫せずにいると、茶褐色の種が採れます。オクラは、アオイ科の植物で、クリーム色のとてもきれいな花が咲きます。 4月18日の給食三色サラダ 牛乳 一口メモ 給食のカレーは、ルーから手作りをしています。 カレー粉は、ターメリックとコリアンダー、クミンなどのスパイスからできています。カレー独特の黄色は、ターメリックによるものです。また、コリアンダーは、柑橘系の甘く爽やかな香りをもつスパイスで、カレーの味わいに一体感をもたらすのが大きな特徴です。さらにクミンは、カレー特有のスパイシーな香りとほのかな苦味が特徴です。クミンが入っていないとカレーの味が落ちるとまで言われるため、まさにカレー粉の主役と呼ぶにふさわしいスパイスです。 スパイスには、血の流れを良くして体を温めたり、香りで食欲を増したりするはたらきがあります。 4月18日(月) その1・・・今日は、このマークについてのお話をします。(旭町小学校の校章を拡大した図を見せる)そう、旭町小学校のマークです。学校のマークのことを「校章」と言います。みんなは、どこでこの校章を見ますか? 毎日かぶる校帽についていますよね。そして、体操着にもこの校章がついています。国旗掲揚等の旗は「校旗」と呼ばれていて、校章がついた旗になっています。さらに、正門から入って児童玄関前で校舎を見上げると、3階の渡り廊下のあたりにこの校章がついています。 では、この校章の形は、何をイメージして作られたものか知っているでしょうか? よく見ると何かの形に似ています。そうです、桜の花びらをデザインして作られたのが旭町小の校章です。桜の花は、3月から4月にかけて、ピンクや白色のきれいな花をたくさん咲かせます。桜の木の種類にもよりますが、花びらは基本5枚でできています。 昭和32年(今から65年も前のことです)に旭町小学校ができると同時に、校章を決める委員会が開かれたそうです。たくさんの人達が集まって、旭町小学校のマークをどんなデザインにしようかと話し合いました。そうやって、たくさんの人の思いを込めてやっと決まったのがこの校章というわけです。 当時、旭町小学校の校章を決めた人たちの思いが、きちんと記録されているので、読んでみます。「清く上品な桜の花、旭の光をそえて、明るく、ほがらかで、思いやりのある人がらに旭ののぼるような希望。それにみちあふれた校風を表したのが、この学校の校章です。また旭の光は校名の旭町からきており、日に日に、いっそうりっぱなっていく旭町小学校全体のこれからの姿を表したものです。」…桜の花びらを取り入れた理由や、太陽が昇る朝日(旭)をイメージして決められたことが分かります。さらに、子ども達のすこやかな成長を願ってこのマークにしたことも伝わってきます。世界のそれぞれの国々に国旗があるように、みんなの旭町小の校章を大切にするようにしましょう。 校章を大切にするということは、校帽を大切にし、毎日きちんとかぶって登校するということです。校帽をかぶっていることで、一目で旭町小の子どもであることが分かります。自動車を運転している人に、小学生が歩いていることを知らせ、事故を防ぐ効果があります。また、もしも頭に物がぶつかった時に、大切な頭を守ってくれます。実際に10年前、区内の学校で移動教室中に大きな事故がありました。崖から落ちて頭を打った子が奇跡的に助かったのは、校帽をかぶっていたからだと言われています。 毎朝の登校の様子を見ていると、当たり前のことですが、きちんと校帽をかぶっている子がほとんどです。校帽をかぶってこない子や、よく忘れてくる子は、学校の他のきまりもしっかり守れていないのではないでしょうか。先ほど話した、安全面で校帽をかぶることももちろん大切なのですが、学校のルールをしっかり守れる子であるかどうかも重要なことです。 校帽をしっかりかぶり、旭町小の長い歴史のある校章、そしてたくさんの人達の思いが込められた校章を大切にしていきましょう。・・・ 校庭では、「大きく前へならえ」で間隔を取って、十分に広がるようにしています。オンラインを使っての全校朝会も考えましたが、直接子ども達に向かって話す方が話の内容が浸透します。さらに、週の始まりの月曜日の朝、この春の空気を全員で感じ取り、一緒にあいさつをすることを大事にしたいと考えました。 朝会の後、学年ごとに行進をして昇降口に行くように指導しています。昇降口が混み合わないようにするとともに、運動会に向けた集団行動の練習に位置づけています。(写真下) 初めての給食(1年生)学校に通い始めて、初めての一週間が過ぎましたが、まだまだ慣れない部分、お家の人に会いたい気持ちがあるようです。普段は2校時の終了辺りから「いつ帰るの?」「ママに会いたい」という声が聞こえてきます。しかし、今日はそのような声が聞こえず、「今日は給食だよね」という声が多く聞こえてきました。どの子も、かなり給食を楽しみにしていたようです。 4校時から、給食時のルールや配膳方法、流れを細かくゆっくりと確認しました。給食当番の子どもたちも緊張した面持ちで、真剣に自分の仕事に取り組んでいました。 いざ、食べ始めると、黙食なので「おいしい」という声は出せないものの…食べ終わった後に「おいしかった」「給食当番も楽しかったよ」と笑顔で話していました。 これからは、苦手な食べ物にも少しずつ挑戦し、すくすくと成長していってほしいです。 4月15日(金)図工の教科書の後ろにある「学びの資料」のページに、はさみの使い方が詳しく書かれています。はさみの使い方として、「柄の前に人差し指をかけて、支えにすると切りやすい。」と写真に添えて説明が書いてありました。実際にはさみを持ってみると分かります。はさみの持ち手の大きい方の穴には、中指(あるいは中指と薬指)を入れます。人差し指は外に出ていて、確かに持ち手を支えるように添えます。自然にそうしていながら、言われると「なるほど」と思います。 さらに教科書には、紙をきれいに切るコツとして、「体の正面で切ること」「丸く切る時は、紙の方を回すこと」「刃のもとの方まで入れて切ること」などが書かれています。これらは、実際に使いながら覚えていくことかもしれません。そこで今日は、画用紙に印刷された渦巻きを切り取って作る、「びょんびょん」作りに挑戦しました。 画用紙が配られると、線に沿って慎重にはさみで切っていきました。紙を回さずに自分が回転していた子もいましたが、無事に長いへびのような渦巻きを切り取ることができました。(写真上) 先生にリボンを取り付けてもらうと、バネのように「びょんびょん」するおもちゃができあがりました。3校時には、2クラスそろって体育館に行き、びょんびょんを手に走り回りました。空気の抵抗を受けて、クルクルと回転し、子ども達は大喜びでした。 5年生は、国語の時間に「なまえつけてよ」という物語文の学習をしています。登場人物同士の関わりをとらえて、感想を伝え合うことを目的とした学習です。 この物語は、主人公の「春花」が子馬の飼い主から、その子馬に「名前、つけてよ」と言われたことから始まるお話です。一方、同級生の勇太は、無関心で無愛想であり、春花とはなじみのない関係でした。しかし、子馬に名前がつけられなくなったことをきっかけに勇太の優しさに触れ、2人の関係に変化が起こります・・・。 物語の主人公が5年生と同じ年頃の設定なので、主人公と自分とを比べて読むことができます。それだけに、内面の心情や作者の伝えたいことが読み取りやすく感じられる教材です。 牧場のおばさんが、「がっかりさせちゃったね。せっかく考えてくれた名前、教えてくれる。」と言った後の春花のセリフが重要です。『「いいんです─。それなら、しかたないですね。」春花は、子馬の鼻にふれたまま、明るい声でそう答えた。』と書かれています。せっかく名前を考えたのに…というショックな気持ちが前半にあり、でも気を取り直して明るく「しかたないですね。」と言えた春花のセリフから、人物像が見えてきます。そして、その言葉と態度が勇太の気持ちを変えることになります。 この大事な場面を、5年生の子ども達はどうとらえることができたでしょうか。2組では、先生が作成したワークシートに、主人公の心情曲線を描きながら考えさせていました。(写真中) 今日から1年生の給食指導が始まりました。6年間の給食のスタートということで、準備や片づけの仕方等、たくさんのルールをしっかり指導する必要があります。学年の先生方は、4校時から給食の時間までたっぷり使い、ていねいに子ども達に指導していました。 手をきれいに洗ってから、当番になった子ども達が給食着を身につけました。ぶかぶかの白衣が1年生らしさを感じさせます。今日のメニューは、パンと野菜サラダとシチュー、牛乳でした。サラダとシチューをよそるのは、しばらくは先生が中心に行います。また、今年も両方の教室に1名ずつ、給食指導の支援に地域の方に入っていただいています。 じっくりと時間をかけて準備が整い、「いただきます」をしました。マスクを外して、パクパクと食べ始めました。牛乳パックにストローをさして飲むのも初めて、という子が多かったようです。ペロリと食べてお代わりをしていた子もいれば、野菜が進まない子もいたようでした。給食では様々な食材が使われ、工夫した献立になっています。大切な食育として、きちんと指導していきます。 しかし、幼稚園や保育園でもそうだったと思いますが、給食の時間は「黙食」です。おいしくても「おいしい!」と言えない子ども達…目が合うと、ニコッと笑っておいしいを表現するしかない状況です。こういう給食になり、3年目を迎えました。(写真下) 4月15日の給食じゃこ入りサラダ 春野菜の豆乳シチュー 牛乳 一口メモ 今の時期は、名前の頭に「春」や「新」がつく野菜がたくさん出回っています。実をつけたばかりだったり、この時期にしか食べられない味わいだったりする野菜のことを呼びます。 今日使った春野菜は、新玉ねぎや春キャベツ、グリンピースです。新玉ねぎは、みずみずしくて辛さが少ないのが特徴です。春キャベツは、葉が柔らかくて甘みがあり、生で食べるのもおすすめです。 4月14日(木)1校時に2組では、教科書の絵の中から「1つだけあるもの」を探しました。そして、数字の「1」の書き方を練習しました。鉛筆を持って、縦棒の「1」を書くのですが、なかなか真っすぐに書くのはまだ難しいようでした。(写真上) ところで、子どもの頭の中で、数はどのように理解できているのでしょうか。よく、お風呂で「10まで数えたら出ていいよ」と数を唱えさせることがあります。では、「1、2、3・・・10」と、10まで数が言えたら、子どもは10まで分かったと言えるでしょうか。小学校に入る前の子どもは、並んでいるものを指さしながら数えて、右から数えた時と左から数えた時とが違っていても、不思議に思ったりしません。それが6歳くらいになると、ものの数と数字が一致して考えられるようになってくると言われています。大人が当たり前に思っていることであっても、子どもの数の概念はまだ未発達の部分が多いものです。実際の生活の中で、ものの数を数えさせたり、比較して多い少ないを考えさせたりするという経験を積ませることが大切です。 3年1組の理科の時間に、タンポポについて学習していました。(写真中)教科書に「タンポポを見分けよう」というコラムがあります。そこには、タンポポは大きく分けると2種類に分けられるということが書いてあります。もともと日本にあったタンポポと、外国からやって来たセイヨウタンポポです。日本由来のタンポポには、カントウタンポポやカンサイタンポポ、シロバナタンポポと呼ばれるものがあります。セイヨウタンポポとの違いは、花の裏側の総苞片と呼ばれる部分で簡単に見分けることができます。(外側に反り返っているのがセイヨウタンポポです。) 動物も植物も、外来種が日本に入ってきて広がり、日本古来の種が減ってしまうという被害がよく話題に上がります。タンポポは、その代表例と言えます。セイヨウタンポポが日本に入ってきたことで、カントウタンポポのような日本種が激減しました。セイヨウタンポポは、自家受粉で簡単に増えたり一年中花をつけたりと、かなり強い品種です。虫などの媒介が必要で春にしか花を咲かせないカントウタンポポは、みるみる姿を見せなくなってしまいました。 ところがみなさん! 光が丘公園に、カントウタンポポの自生地があるのをご存知でしょうか? 公園を最初につくった頃、カントウタンポポがあったため、大切に残していこうと管理をしてきて今に至っています。東京でカントウタンポポが見られるのは、光が丘公園くらいではないでしょうか。タンポポ愛好家の「聖地」とも呼べる場所が、光が丘公園にあります。 3年生の社会科では、1年間かけて練馬区の学習をしてきました。4年生では、東京都についての学習をしていきます。4年1組では、関東地方の都道府県名と、東京都との位置関係についての学習をしていました。教科書や地図帳を見ると、東京都は4つの県と接していることが分かります。(写真下) そこで、教科書には次のような問題がありました。「東京都は、○○県の北にあります。」(「北」以外に、「南」、「東」、「西」の問題もあり)・・・地図で上の方角が北、下の方角が南などについては理解しているのですが、東京都がどの県から見ると北(南・東・西)になるかという見方は、4年生の子ども達にとって、とてもとてもとっても難しい考え方です。先生も説明に苦労していました。 4月14日の給食ツナコロッケ 野菜の辛子和え なめこ汁 牛乳 一口メモ ツナは、マグロやカツオをサラダ油と塩とで一緒に缶詰めにしたものです。 ツナは、淡泊な味付けであり、どんな料理にも使えるうえに、栄養がバランス良く含まれています。良質のタンパク質をはじめ、ビタミンBやDHA、EPAなどがたくさん含まれています。タンパク質は、細胞と免疫物質を作る役目を果たします。また、DHAやEPAは、血管を健康に保つ栄養素です。 マヨネーズと和えてツナマヨネーズとして使われたり、サラダやパスタの具などにも使われます。今日の給食では、コロッケの具に混ぜました。 6年生の取り組み
最高学年となったので、学校を支えるために様々な仕事に取り組んでいます。まず、登校後すぐに1年生のお世話をします。道具箱やロッカーの整理、トイレの声かけなどを行います。
また、校旗の旗揚げも6年生が行っています。さらに、学校の行事がある度に準備や片付けをしています。 これから委員会活動やクラブ活動、たてわり班活動などの中心となって活動していきます。子供たちは、自分たちが旭町小を引っ張っていこうという意気込みをもって取り組んでいます。学校支える立場になった大変さを感じることもあると思いますが、達成感を味わえるように励まし、見守っていきます。 国語 線のおけいこ(1年生)正しい鉛筆の持ち方、正しい姿勢を動画で確認してから…いざ本番。鉛筆を腕全体で動かすのではなく、指先をうまく使って線をなぞるのはなかなか難しかったようでした。 そして、今日から宿題が出ました。宿題の内容は「線をなぞる復習」です。 明日からいよいよひらがなを書く授業に入ります。自分の名前を綺麗にかける日が来ることが待ち遠しいです。 4月13日(水)鉛筆は、親指と人差し指、中指の3本の指で軽く持ちます。そして、鉛筆は人差し指に沿わせるように持つようにします。鉛筆は、小学校の入学前から手にしていた子がほとんどです。その時に正しい持ち方であればよいのですが、なかなか小さい子に指導するのは難しいものです。1年生の今のうちに、正しい鉛筆の持ち方で字が書けるように見てあげることが重要です。 1年生の各教室では、プリントに印刷された線をなぞったりして、縦横自由に鉛筆で線が引けるように練習をしていました。(写真上) ところで、鉛筆を正しく持つことのメリットは何でしょうか? まず、力まずに字が書けるので、疲れにくくなります。そして、「とめ」「はね」「はらい」がきれいにでき、文字を美しく書くことができます。さらに、姿勢が良くなるとともに、視力にもプラスに影響します。 大人で変わったペンの持ち方をしている人をよく見かけます。人差し指に親指がかぶっていたり、4本指でペンを握る持ち方、さらには、逆方向にペンを寝かせる持ち方など、よくこんな持ち方で字が書けるなと不思議に思う時があります。 鉛筆の持ち方は、箸の正しい持ち方にも共通するところがあります。また、東大生の8割は正しい鉛筆の持ち方をしているとか…。学力と鉛筆の持ち方には、相関する部分がありそうです。 5年生は、理科の時間に「天気と情報(1)天気の変化」の学習をしています。天気の変化の仕方について、雲の量や動き方等に関連付けて調べていく学習単元です。雨雲の衛星写真や雲の動きの画像など、テレビの天気予報に注目すると学習に役立ちます。 「快晴」と「晴れ」、「くもり」の違いは何でしょうか。…空全体に対する雲の分布の割合で決められています。空全体を10とした時に、雲の割合が0または1の時は快晴、雲の割合が2〜8の時は晴れ、雲の割合が9または10の時がくもりとなります。意外に思われるかもしれませんが、空全体の80パーセントが雲でおおわれていても「晴れ」です。天気は、結局人の目による観測で決めることになります。理科では、実験や観察がつきものとよく言われますが、地学の天文や気象などの分野では、「観測」が重要になってきます。 5年1組の子ども達が、北校舎の屋上にやってきました。まず、今日の空全体を見渡しました。薄い雲が広がっているものの、ところどころに青空が見えていたので「晴れ」です。何人かの子が、自分のタブレットで雲の写真を撮っていました。毎日雲の写真を撮って記録を残しておくと、いろいろな雲や天気があるということが実感できます。(写真中)明日は、久し振りに雨の予報が出されています。雨の日の雲の様子にも着目させたいものです。 一方、5年2組では、家庭科の授業が行われていました。記念すべき、高学年になって初めての家庭科の学習でした。今日は、「家庭科の時間にどんなことができるようになりたいか」ということを考えさせていました。そのためには、家庭科の授業でどのようなことを学んでいくかを知らなければなりません。見開きや分野別に2年間の家庭科の内容が書かれている教科書のページを開きながら、これからの学習の見通しをもちました。 家庭科で学ぶ学習は、「衣・食・住」に分けられ、それぞれの内容は多岐にわたります。調理や裁縫の実習がすぐに思いつきますが、買い物の仕方や身の回りの整理の仕方、部屋の明るさに関することなど、どれも生活に直接役立つ内容ばかりです。子ども達は、これから学んでいく家庭科の学習に、大いに関心をもつことができました。(写真下) 4月13日の給食チャプチェ 味噌ワンタンスープ 牛乳 一口メモ 日本の発酵食品を代表する「味噌」は、大豆でできています。大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含む食品で、「畑の肉」と呼ばれているほどです。 発酵すると、アミノ酸やビタミンなどが多量に生成され、栄養的に優れた食品に生まれ変わります。今日は、ワンタンスープを味噌味に仕立てました。 生活科 校庭探検(1年生)今日は、生活科の学習で校庭を探検しました。どの子も、校庭の隅々まで見て回り、たくさんの発見があったようです。 実がなる木を集めている果樹園では、どんなものができるのか興味津々でした。また、今年は例年よりも早く藤の花が咲き始めました。いい香りを漂わせていることにも気づいた子がたくさんいました。 日時計や掲揚台(校旗や国旗をあげるところ)についての話も聞きました。掲揚台を見上げて、校旗が掲げてあるのを確認しました。 今度は、中庭や校内の探検に行くのを楽しみにしているようです。 3年生 外国語活動今回は、1年間自分が使うネームタグを書き、ALTの先生と世界のあいさつについて学習しました。中国、韓国、インド、ドイツ・・・日本語とは違う国名の言い方に子供たちは興味津々でした。 インドの挨拶「ナマステ」やケニアの挨拶「ジャンボ」など、授業が終わった後も子供たちは「ナマステ〜」「ジャンボ〜」と廊下で楽しく話す姿が見られました。 4月12日(火)ある学級では、先生から子ども達に、タブレットを使ってアンケート調査が配信されていました。学級だよりのタイトルをクラスのみんなから募集するという内容でした。果たしてどんな言葉が集まり、学級だよりのタイトルに決まるのでしょうか。(写真上) 「学年だより」は、月に1回、学年の先生が作成したものが配布されています。タイトルは、4月の初めに2人の担任で話し合って決めています。タイトルには、それぞれの学年の思いが込められているものです。 一方の「学級だより」は、担任の個性を生かした自由な内容です。また、学級たよりは担任の自由意思で発行するものであり、管理職が内容の点検はしますが、強制で作成しているものではありません。私も、長い担任時代によく学級だよりを発行していました。現在は、「校長通信」として、先生方に週1回発行しています。私の担任時代の学級だよりのタイトルは、いつも「あしたば」でした。教職スタートの下田学園での経験から、明日葉のようにたくましく成長してほしいという願いでつけたタイトルでした。 中休みは、今日もたくさんの子ども達が汗びっしょりになって遊んでいました。校庭の周りにいろいろな遊具がありますが、鉄棒やうんていも人気の遊具です。特に低学年の子ども達がよく使っています。昨日、休み時間の後に2年生の子がやってきて、「うんていの端までできたよ」と教えてくれました。真っ赤になった手のひらを見せながら…。とっても嬉しかったのですね。 うんていをがんばる子ども達にカメラを向けながら、「よし、もう少しだ!」「すごい、すごい、ガンバレ!」と声をかけました。子どものがんばりはすごいものです。大人が声をかけると、さらにその上を行く力が発揮されるのです。1年生の子も、上級生に負けずにがんばっていました。(写真中) 3校時に、1年生は生活科の学習として、「校庭探検」をしていました。先生に連れられて、校庭をぐるっと一周しながらいろいろなものを発見していました。みんなで学校のプールを見ていた時に、「水が凍っているのかな?」とつぶやいた子がいました。プールの方を見て分かりました。桜の花びらがたくさん水面に浮いていたのです。子どもなりに、いろいろな考え方をするものだなと思いました。 フジ棚の下に子ども達がやってきました。フジ独特の何とも言えない香りが漂ってきました。ここ数日の暖かさにより、一気にフジの花芽が伸びてきていました。きっとこの分だと、来週初め頃にはきれいな藤色の花房でいっぱいになることでしょう。 学年の先生がフジの花の説明をしていましたが、ほとんどの子は飛び回っている虫の方が気になっていたようです。(写真下) 4月12日の給食白身魚と野菜の炒め煮 キャベツの味噌汁 牛乳 一口メモ ひじきには、カルシウムが多く含まれています。カルシウムは骨を丈夫にするだけでなく、筋肉がスムーズに動くようにもはたらいています。 骨はカルシウムの倉庫で、足りなくなると骨を溶かしてカルシウムを血液の中に送り出します。カルシウムを送り出してしまうと、骨が弱くなってしまいます。 日本人は、カルシウムが不足しがちであると言われています。毎日給食についている牛乳や、シシャモなどの小魚、海藻類などを食べるようにしましょう。 体育「40m走」なぜ、40m走をしたかというと・・・「ハードル走」の目標記録を設定するためです。 40m走のタイムと、ハードルの台数などで計算して、個人の目標記録を出します。子ども達には、ぜひ自分の目標を達成できるように、運動のコツを学んで身につけていってほしいです。 5年生になって初めての体育。春にしては少し暑いような気温でしたが、水分補給をしながら、子ども達は元気よく走ることができました。 4月11日(月) その2校庭の東側には、登り棒があります。3,4年生くらいの子ども達がすいすいとてっぺんまで登っていくのを見て、1年生の子も挑戦しにやって来ました。棒には3段階に色が塗ってあり、目標の目安になります。まずは、真ん中の色をめざしてがんばります。(写真上) ところで、写真の手前は、南校舎(2年1組側)の裏にあたります。主事さんにお願いして、しばらくは雑草園にしてもらっています。理科や生活科で虫の観察などに使うためです。今は、カラスノエンドウがはびこっていますが、ところどころからチューリップが伸びてきて花を咲かせています。 以前、1年生で育てていたチューリップを土ごと捨てて、そのまま球根が育ったのでしょう。毎年この辺りに赤・黄色・白のチューリップが咲くようになりました。 全国に、チューリップ畑の有名なところがあります。昨日、自宅から車で30分ほどのところにある鴻巣のチューリップ祭りに行ってきました。「花のオアシス」というところで毎年行われています。同色のチューリップが一斉に咲いている光景は、思わず「わぁ〜」と声を上げたくなるほど感激します。しかし、いつも広々とした畑に咲き誇るチューリップを見ながら、秋に球根を一つ一つ手作業で植え付けた人たちの苦労を想像してしまいます。 3年生の教室では、理科や社会科の授業が始まりました。生活科の学習が始まる前までは、小学校の低学年にも理科と社会科の授業がありました。それはもう30年も前のことですから、保護者の皆様は生活科時代の方々ですよね。 3年生の理科では、1学期はおもに植物や虫を育てる学習が中心になります。今日は、これから育てていく植物の一つであるヒマワリの種を観察していました。3年生の子ども達は、1年生でアサガオ、2年生ではミニトマトを育ててきました。ヒマワリの種は、それらに比べれば少しは大きい方ですが、それでも1cm弱と小さいものです。形や模様をくまなく調べながら、観察記録のカードに書いていました。 種袋には、「大輪ヒマワリ」と記されていました。大人の背丈以上に大きくなるタイプのヒマワリです。ちょうど3年生の理科の教科書の表紙にも、ヒマワリの写真が使われていました。(写真下) |
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