音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。29日(金)…児童鑑賞日 30日(土)…保護者鑑賞日

クラブ見学(3年生)

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 3年生は、4年生から始まるクラブ活動に向けてクラブ見学をしました。
 7つの様々なクラブ活動を見学して、来年からの活動のイメージができたようでした。
 体を動かすクラブや芸術系のクラブなど、自分の好きなものや得意なことを考えて体験をした子供達。教室に戻ってきても、クラブの話で盛り上がっていました。

大根の収穫(4年生)

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 4年生は、総合的な学習の時間「練馬大根を育てよう」で、9月から練馬大根と青首大根を育ててきました。

 今日は、4年生みんなで大きくなった練馬大根と青首大根を収穫しました。種まきをした頃と比べ物にならないくらい、青々とした大きな葉になりました。
 実は、大雨や強風で成長に大きな差があり、2学期の終わりに収穫が間に合うかどうか、とても心配していました。しかし、今日収穫した大根を見て子ども達はとても驚き、喜んでいました。大根を引き抜くときにコツとパワーが必要で、苦戦している子ども達も見られました。複数人で1本の大根を力強く、協力して引き抜いているようでした。(写真上・中)
 また、練馬大根と青首大根を比べて、色や葉っぱの広がり具合が違うことに気づき、学びを深めているようでした。(写真下)

 収穫した大根は、明日の給食に使われて、全校児童に食べてもらうことになりました。どのメニューに使われるのか、今からとても楽しみです。

調理実習(6年生)

 6年生は、栄養バランスを考えた献立を考え、調理することの大切さについて学びました。学習のまとめとして、「厚揚げのチャンプルー」と「青のりポテト」を作りました。
 5年生で習ったことを生かして取り組みました。じゃがいもは水から茹でることや、炒めものは強火で短時間で仕上げることなど、振り返りながら調理しました。初めて一度に2品の料理を作りましたが、役割を分担して手際よく調理することができました。
 味の感想を聞くと、たくさんの子供たちが「おいしかった!」と言っていました。他には、「にんじんが硬かったから、もっと薄く切ればよかった」など、次につながる意見も出ていました。今回の経験を生かして、ご家庭でも作ってほしいと思います。
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12月21日(水)

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 低学年も、書き初めの練習が始まっています。1年2組では、前回に続いて2回目の練習を行っていました。
 1年生にとっては、小学校に入って初めての書き初めです。机の上に4Bの濃い鉛筆を用意し、先生の説明をよく聞いてから書き始めました。清書用紙では、消しゴムを使うことができません。1年生が書くのは、「お正月に、おぞうにを食べました。からだがぽかぽかしました。」という2つの文章です。漢字2文字とひらがな24文字の合計26文字で成り立っています。
 書き初めに出題されている文字は、意図があって出されているように思われます。「正月」の漢字2文字や、いろいろなひらがなに混ざって「を」が入っているのもそうでしょうか。(2年生の書き初めにも「を」が入っています。)
 きれいな字とは、バランスの取れた文字のことを言います。毛筆もそうですが、作品全体に整っていなければなりません。そのためには、中心や文字の大きさがしっかりとそろっていることが大切です。担任の先生は、まず、座る姿勢のことから指導をしていきます。冬休み中の宿題にも書き初めが出されますが、まずは机にしっかり向かって書く姿勢に気を配ってみてください。
 1年生でも、26文字(句読点を含めると29文字)を書くのには、かなりの時間を要するものです。それだけに、粘り強さと集中力が必要です。(写真上)
 6年2組が、家庭科室で調理実習を行っていました。(1組はすでに実施済みです。)「厚揚げと野菜のチャンプルー」と「青のりポテト」を作っていました。チャンプルーは、にんじんとキャベツ、もやしを炒めて、塩コショウとしょう油で味付けをします。また、青のりポテトはじゃがいもの皮をむき、一口大に切り分けてゆでていきます。先生の説明の後、グループごとに実習が始まると、家庭科室は一転して賑やかになりました。(写真中)
 炒め物なら他の材料でも…と思われるかもしれませんが、アレルギーのある子どものことを考えた組み合わせのようでした。炒め物ができると、料理の幅が広がります。チャーハンや焼きそばも、フライパンを使って炒める料理です。もうすぐ冬休みなので、お手伝いの意味も込めて一緒に台所に立たせてみてはどうでしょうか。
 私が小学校の高学年になった頃、母親が働きに出るようになりました。その頃の土曜日は、毎週午前授業がありました。家に帰ると、刻まれた食材が用意してあり、兄弟でいつもチャーハンを作って食べていました。さらに中学生になると、自分でなんでも作って1食分を用意していました。お金を渡してコンビニで…という時代ではなかった分、自炊する力が自然についていったものでした。時代が変わっても、そういう生活力はつけさせてあげたいものです。
 4年生が大根の収穫をしました。9月の初めに、校庭西側の学年園の畑に、練馬大根と青首大根の種をまきました。途中、大雨で種が流れてしまったところもありましたが、何度か間引きをしながら大切に育ててきました。葉が茂っていて、地面の中の様子が想像もつかなかったようですが、いざ力を入れて抜いてみるとよく分かりました。4年生の一人の力では抜くのが難しいほど根が伸びていました。3〜4人かがりでやっと抜けた大根もあり、なかなかの大物に、子ども達は大喜びしていました。(写真下)
 練馬大根と青首大根を比べてみると、大根の形の違いがはっきりと分かりました。練馬大根は、中央部分が少しふくらんでいて、細長い形をしています。収穫した大根は、栄養士さんにお願いして、明日の給食の食材として使ってもらうことになりました。どんな料理に変身するか、とても楽しみです。

12月21日の給食

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献立名           サンマのひつまぶし
              小松菜と豚肉の炒め煮
              高野豆腐としめじの味噌汁
              牛乳


一口メモ

 サンマのひつまぶしは、一口大のサンマをから揚げにして、タレに絡めてご飯の上にのせた料理です。ご飯がもりもり食べられる味付けになっています。
 サンマは、漢字で「秋」の「刀」の「魚」と書きます。見た目がすらりとしていて、銀色で長く、刀のような形をしている魚なので、このような名前が付きました。
 そんなサンマの獲れる量がここ数年で急激に減ってきていることを知っていますか? サンマが獲れなくなった原因の一つに、地球温暖化があると言われています。日本の近くの海水温が高くなったことで、冷たい海を好むサンマが日本に近寄らなくなってしまったそうです。
 気候の変化は、私たちの食生活にも影響を与えています。これからもおいしいサンマが楽しめるように、私たちにどのようなことができるのかを考えていきましょう。

たてわり班活動振り返り会

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 本校では、たてわり班での清掃を実施しています。校外学習などで全学年が揃わない時や学期の始めと終わりなどは、クラスごとの清掃になります。
 たてわり班は、1組グループで6班、2組グループで6班あり、さらに各班をA・Bの2つに分けているので、全部で24班が各教室や廊下、階段、特別教室などを分担して清掃活動を行います。一つの班に1年生から6年生までの13〜14名の児童がいて、そのメンバーをリーダーとして束ねていくのが6年生の役割になります。掃除場所によって掃除の仕方も変わってくるので、それに合わせて6年生が分担を決め、指示を出し、低学年の面倒を見ながら清掃をしていきます。
 同じ6年生でも弟や妹がいる児童は慣れたもので、上手に面倒を見るのですが、一人っ子だったり自分自身が一番下という児童は、このたてわり班活動の中でいろいろなことを学んでいく場にもなっています。たてわり班での活動は、清掃以外にもひと月に1度の中休みを使っての遊びや学期に1度のロングたてわり班遊び、全校遠足でのたてわり班ごとの活動などもあり、6年生には様々な場で活躍してもらっています。
 この時期になると1年生もだいぶ慣れてきて、6年生にまとわりついて離れません。6年生が好き過ぎて、時には6年生をからかって叱られたりもしていますが、6年生も大人です。上手に相手をしながら楽しい雰囲気を作っています。低学年の時にたくさん面倒を見てもらって、自分が6年生になったら逆に下の学年の面倒を見る立場に成長していきます。
 3学期からは、いよいよ5年生が6年生の役割を引き継いで、班長として班をまとめる立場になります。その引継ぎのための「たてわり班活動振り返り会」を昨日実施しました。1月のたてわり班遊びもたてわり班清掃も、これからは5年生がリーダーとして活躍することになります。最初のうちは6年生のようには上手く進められないかもしれませんが、少しずつ慣れていきながら、4月から最高学年になる準備をしていきます。その頑張りに期待しています。

12月20日(火)

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 4年1組の教室で、冬休みに取り組むタブレットを使った学習の説明をしていました。子ども達のタブレットには、ミライシードという学習支援アプリが入っています。その中の「ドリルパーク」は、個々の力に合った基礎・基本の学習を繰り返し学ぶために、どの学年もよく活用しています。各教科こどに、ベーシックドリルからパワーアップドリルまで、たくさんの問題が用意されています。
 今日は、その中の漢字ドリルの使い方についての指導をしていました。タブレットでの漢字ドリルでも、漢字を読んだり(読み仮名を書く)、漢字を書いたり、送り仮名を書いたりすることができるようになっています。さらに、書き順をテストする問題もあります。(写真上)
 タブレットの問題に答えるには、タッチペンか手書きで入力をします。自動採点システムにより、瞬時に正解かどうかを知ることができます。間違えた場合は、正しい答えを確認し、再度挑戦することもできます。自動採点システムは、採点基準のレベルを調整することができるようになっています。漢字の採点では、普段の漢字テストでも、とめやはね、隙間が空いた文字など、担任の先生から厳しく赤ペンが入ることがありますが、タブレットも同じです。あまりいい加減な文字を入力すると不正解と判定されます。しかし、その基準は変えることができるようになっています。タブレット内に「漢字判定設定」があり、3段階に調節ができるようになっています。厳しい先生と普通の先生、甘い先生に変えることができるということです。・・・しかしこの設定は、先生側のタブレットのみの操作とのことでした。
 その他にも、子ども達のやる気を高める工夫がされています。正解すると花丸がついたり、正解数や取り組みに応じてメダルやポイントがもらえたりします。(タブレット内でのことですが…)また、先生側からの働きかけの機能もあります。必要なプリントを選んでクラスの子ども達に送ったり、学習履歴を先生が確認してコメントを入れたりすることができます。冬休みの宿題として出し、休み中に先生がクラスの子ども達の学習状況をチェックし、励ましの言葉を入れていきます。(教員の働き方改革もあり、休むべき時にきちんと休養を取らなればなりませんが…)
 いよいよ各クラスで、書き初めの指導が始まりました。廊下に墨汁のにおいがするようになり、冬休みが近づいてきたことが実感できます。3年生以上の毛筆による書き初めは、習字道具を床に置いて正座の状態で書いていきます。5年1組では、教室以外に隣の多目的室も使い、スペースを広くとって行っていました。
 5年生の書き初めは、「新しい風」という文字を書きます。特に「風」が難しそうです。1画目の左払いと2画目の「そり」と「はね」のバランスで、文字の組み立てがずいぶん変わってきてしまいます。先週の全校朝会で、「一画ずつお手本をよく見て書くこと」の大切さについて話をしました。心を落ち着けて、ゆっくりていねいに描き進めていました。(写真中)
 23日の最終日に、学年だより冬休み号が配布されます。習字道具の点検について書かれている学年が多いです。墨汁の残量や筆については、各家庭でよく見ておいていただければと思います。墨汁は、いつもの習字の学習時よりもたくさん使います。また、筆はきちんと使える良い状態であるかを確認するようにしてください。「弘法は筆を選ばず」と言われますが、小学生は筆を選んだ方が良いです。筆を新しく買う時には、少しでも高いものを買った方が良いとも言われています。
 冬休み中は、3枚ほどしか清書用紙を持ち帰りません。新聞紙で同じ大きさの練習用紙を作るか、同じサイズの半紙を購入するなどして、何度も練習してから書き初めに取り組むことも重要です。
 寒い日が続いていますが、こういう寒い冬の時期の方が空気が澄んでいて、夜空に星が良く見えるものです。4年生の理科では、月や星の学習が年間3回のシーズンに分けて行われています。7月は、「星の明るさや色」について学習しました。夏の大三角形や星座について学び、星にはいろいろな明るさや色があることを知りました。また、星座早見盤の使い方についても学習しています。2学期には、月の動き方について調べました。月が太陽と同じように、東からのぼって南の空を通り、西に沈むことを学習してきました。
 今回は、冬の星に着目して、今までの学習内容が当てはまるのかを確かめます。ちょうど今の時期は、東から南の空にオリオン座が輝いて見える頃です。また、北の空ではカシオペヤ座が見やすいでしょうか。それぞれの星座が、時間がたつとどの方向に動いたかを調べたり、星の色が様々であることなどを観測します。・・・と言っても、夜に行う宿題で、各家庭にご協力いただかなければできません。オリオン座は東京でも見つけやすいと思うので、ぜひ夜空を一緒に眺めてみてください。(写真下)

12月20日 給食室より

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 今日のデザートは学期末が近いということで、特別にUFOゼリーを作りました。

 最初にアルミのマドレーヌのカップを並べて、缶詰の輪切りのパイナップルを入れます。(写真1枚目)
 次に、茹でた白玉団子をパイナップルの真ん中に入れていきます。(写真2枚目)
 そこにぶどうゼリーを注いで、固めたら出来上がりです。(写真3枚目)

 パインが円盤で白玉がUFOの丸い部分をイメージしていますが、UFOの雰囲気が出ているでしょうか? 子供たちはUFOゼリーを楽しんでくれたようです。

12月20日の給食

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献立名           牛丼
              野菜たっぷり味噌汁
              UFOゼリー
              牛乳


一口メモ

 「UFOゼリーって、何だろう?」と思っていた人が多かったかもしれません。UFOゼリーは、その名の通り、UFOをイメージして作ったゼリーです。
 輪切りのパイナップルの真ん中に白玉だんごを入れて、ぶどうゼリーで固めました。味だけでなく、見た目も楽しいデザートです。
 給食室で、全部で約500個のUFOゼリーを作りました。普通のゼリーとは違って、手順が多いので大変な作業です。子ども達に楽しんでもらえるように、調理員さんたちががんばって作りました。

12月19日(月) その2

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 1年生は、国語の時間に「てがみで しらせよう」という学習をしています。遠く離れた人に手紙を出すということは、1年生ではまだ経験がない子が多いはずです。この単元では、実際にハガキに伝えたい文面を書くことを中心に学習を進めていきます。
 まず、誰にどんなことを伝えようかと考えさせていきました。1年生の子ども達が真っ先に思い浮かぶのが、おじいちゃんやおばあちゃんといった親戚の方々です。次に、手紙に書く内容を考え、下書きの用紙に書いていきました。音楽発表会のことを書いている子が多かったようです。また、現在体育で取り組んているなわとびのことを書いていた子もいました。(写真上)
 下書きが完成したら、いよいよハガキへの清書です。1組では、書き終わった子のハガキを一人ずつ先生が点検をしてあげていました。宛先を書くのは、持ち帰って家の人に書いてもらいます。ちょうど、年賀状を書く時期でもあります。これを機に、年賀ハガキを書くことも教えてあげると良いと思います。
 ところで、大人でもハガキを出すという機会は昔よりずいぶん減ってきています。電話やメールで済ませてしまうことが多く、手紙で近況を伝えたりお礼を伝えたりするということは珍しくなってしまいました。年賀ハガキも、近年は「終活年賀状」というものが出始めているようです。「もう来年からは年賀状を出さないことにします。」という「年賀状じまい」を考えている人が増えてきたとか…。年賀状を書く楽しさが、いつの間にか手間や苦痛に感じてくれば仕方のないことかもしれませんが、少し寂しい気もします。
 一方、4年生は、国語の時間に「冬の楽しみ」という学習をしています。季節ごとに日本の文化や伝統的な行事、季節を表す言葉などについて学ぶ学習単元です。教科書では、「冬」として12月〜2月の3か月間を取り上げて紹介しています。「師走」、「睦月」、「如月」という月の言い方や、「冬至」、「大みそか」、「お正月」、「節分」といった季節行事、さらには「かぼちゃ」、「年越しそば」、「おせち」、「七草がゆ」などの食べ物に関する言葉も載っています。(写真中)
 面白いなと思ったのは、教科書に日本各地の雑煮が写真入りで紹介されていることです。「雑煮には、地域によって、味付けや餅の形、具が違います。」という注意書きがあり、岩手県と東京都、京都府、香川県の雑煮の写真が掲載されています。岩手県の雑煮は、別のお椀に餅を取り出して、くるみだれにつけて食べるものです。京都府は、白味噌を使った雑煮で有名です。また、香川県は、あんこの入った餅を使った雑煮です。(確かに、小さな写真ですが、半分に切った餅からあんこが見えている写真が使われています。)きっと、全国にはもっといろいろな雑煮があるのでしょうね。
 3年1組の教室では、「ふろしき」という道徳の授業が行われていました。この資料を使った学習は、身近にある我が国の文化や伝統に触れ、日本の文化や伝統を大切にしていこうとする気持ちを育てることをめざしています。
 ふろしきになじみのなかった主人公の女の子が、きれいな布を見つけ、ふろしきであることを知ります。母から話を聞いて、実際に使ってみることでその良さについて身をもって知ることになりました。そして、他の日本の古いものの良さにも思いをはせていく・・・というお話です。
 授業の始めに、風呂敷が家にあるか聞いたところ、数人の子の手が挙がりました。しかしほとんどの子は、「家にあるかどうか分からない」「見たことがない」という回答でした。確かに、私の家にも風呂敷があるのかどうか…。最近はふろしきを見なくなりました。物を運ぶ時は、手提げバッグやビニール袋を使うのが一般的な生活になってしまったからです。しかし、環境問題がクローズアップされてきている近年、伝統的なふろしきの文化がまた見直されても良いように思います。昔の人々の「エコ」感覚と、日本文化の「粋(いき)」な計らいがふろしきにあるように感じられます。(写真下)

12月19日の給食

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献立名           ご飯
              がんもどきの吹き寄せ
              野菜の辛子ごま和え
              牛乳


一口メモ

 箸を上手に使っていますか? 箸は、「つまむ」「はさむ」「切る」「すくう」「くるむ」「混ぜる」など、いろいろなことができます。
 箸を正しく持つと、自分の手の一部のように、スムーズに食事をすることができます。また、正しい持ち方は、食べやすいということだけではありません。正しい持ち方で食事をしている姿は、一緒に食べている人も気持ちよく食事をすることにつながります。
 毎日1回は箸を持つと思うので、苦手な子は上手に使えるように練習していくことが大切です。少しずつ意識して練習することで、上達すること間違いなしです。

12月19日(月) その1

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 今学期最後の全校朝会を校庭で行いました。ちょうどサッカーワールドカップの決勝戦が行われた翌日です。(翌日というか、ついさっき終わったばかりというか…)そこで今日の朝会では、「サッカーワールドカップから学ぼう」というテーマで話をしました。
・・・サッカーワールドカップ カタール大会が終わりました。夜中に決勝戦が行われ、アルゼンチンが優勝を果たしました。11月から開催されていたこの大会では、全日本代表チームが大活躍していました。きっと、日本チームの試合の様子を見たよという家庭が多かったのではないでしょうか。校長先生も、夜中や明け方にテレビをつけて試合の様子を見ていました。日本チームは、1次リーグで強豪のドイツとスペインに勝つという快挙を成し遂げました。決勝リーグでは、今回3位となったクロアチアにPK戦で敗れてしまいましたが、日本チームの戦いぶりは、世界中の人から絶賛されるほどすばらしいものでした。
 ところで、今回のサッカーワールドカップから、たくさんのことを教えられたように思います。仲間を信じて協力し合うことの大切さや、最後まであきらめないこと、あるいは気持ちを切り替えてがんばろうとする心など、選手たちからたくさん学ぶことができました。それらの中でも、校長先生が一番重要だなと思ったのは、「目標に向かってがんばることの大切さ」です。日本チームは、「今までのワールドカップで一度も到達したことがないベスト8まで勝ち進もう」という目標でこの大会に臨んできました。結果、惜しくももう一歩というところで負けてしまいましたが、ベスト16まで勝ち進むことができたのは、大きな目標をもってがんばる気持ちがあったからと言えます。
 今週金曜日に、2学期の学校生活が終わります。9月の初めに、2学期の自分のめあてを決めて学校生活がスタートしました。目標に向かって、毎日がんばってきましたか? そして、目標に対してどれだけ達成することができたでしょうか。初めのうちは、「よし、がんばろう!」と意気込んで目標を立てておきながら、1か月、2か月と経つうちに、気持ちが薄れてきた人はいませんか? 目標をもち続けてがんばるというのは、簡単そうで実は難しいことです。
 9月から10月にかけて植え替えをしたサクラ草に、少しずつ花が咲き始めています。これからますます寒い季節を迎えますが、サクラ草は元気に育っていきます。葉がたくさん茂ってきたので、きちんと鉢の底から水が出るまでたっぷりと水をあげるようにしてください。また、枯れた葉っぱや黄色くなった葉っぱは取り除くようにします。(サクラ草の鉢を見せながら今後の管理の仕方を説明する。)
 ところで、クラスごとに植え替えを指導した時に、毎日必ずサクラ草にあげるものについて話をしたのを覚えていますか? 2つありました。「水やり」と「愛情」です。植え替えをしてしばらくの間は、みんな必ず水やりと愛情を注ぐために、毎日自分の鉢のところに行っていましたよね。その後も続けていましたか? 1つのことを毎日続けるというのは、簡単そうでありながらとても大変なことです。丹精込めて植え替えたサクラ草は、いよいよこれからたくさんの花を咲かせる時期に入ります。今後も毎日、水やりと愛情を忘れずにあげていきましょう。・・・(写真上)
 続いて、表彰を2つ行いました。読書感想文コンクールに応募した子ども達への表彰(写真中)と、今年度のジュニアリーダー講習会に参加した子への修了証授与を行いました。(写真下)

12月16日(金)

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 今日は、4年生の社会科見学がありました。浅草寺周辺の見学と、ガスの科学館「がすてなーに」に行ってきました。
 午前中は、バスで浅草に向かいました。4年生は、社会科で東京都の学習を1学期から行ってきています。さらに今学期は、浅草に昔から伝わる「三社祭」についても学習しています。実際に古くから伝わる街並みを見学するために、社会科見学のコースに入れました。
 渋滞も考えて、早めにバスに乗って出発しましたが、首都高に乗るまでの川越街道が混んでいました。結局、予定よりも30分近く遅れて浅草に到着しました。浅草は、やはり東京を代表する観光地です。人、人、人…と、たくさんの人が観光に来ていました。修学旅行の中学生や高校生の団体が多く、他にも外国から来た観光客もたくさん見られました。
 2クラスが6つのグループに分かれ、それぞれにボランティアガイドさんが説明役につきました。見学時間は短くなりましたが、ところどころで立ち止まって、浅草の歴史や建物の説明をしていただきました。私も1つのグループを担当し、混雑をかき分けながら一緒に説明を聞きました。雷門では、大きな提灯(提灯の底には、龍の彫刻が彫られています)や左右にある風神雷神の説明をしてもらいました。(写真上)
 仲見世通りを浅草寺に向かって歩いて行くと、両側からいい匂いが漂ってきました。人形焼きやお団子を売っている店を気にしながら、はぐれないようにガイドさんの後をついていくのが大変でした。ところどころで修学旅行生の行列ができていて、インスタ映えするカラフルな団子が人気のようでした。
 宝蔵門には、4.5mもある大きなわらじが飾ってありました。この門は、仁王門とも言い、大わらじは仁王様の力を示しているそうです。そして振り返ると、立派な五重塔がありました。この辺りは、どの方向を見てもすばらしい建築物が見られる撮影スポットになっています。(写真中)
 この他にも、本堂から浅草神社、そして樹齢800年と言われる御神木のイチョウの木の説明もしてもらいました。まだまだ見どころたっぷりの浅草寺です。ぜひ、家族でゆっくり見学に行ってみてください。ほとんどの修学旅行生が手にしていた「いちご団子串」は、要チェックスイーツです。
 次に、バスに乗ってお台場に向かいました。レインボーブリッジでは、バスの左右の窓からすばらしい景色を見ることができました。ガスの科学館「がすてなーに」は、豊洲市場の近くにあります。
 バスを降りるとちょうど12時でした。近くの公園で、お弁当を広げました。お台場に立ち並ぶタワーマンション群の絶景を眺めながら、暖かな日差しの下でお弁当を食べました。
 ガスの科学館では、クラスごとに館内を見学しました。ガスの秘密やエネルギーについて、様々なブースで体験しながら学ぶ施設になっていました。ガスは、もともとは無色透明な物質です。ガス漏れがあった場合に分かりやすいように、後からにおいをつけているという説明がありました。また、ガスは、超低温の液化天然ガスとして輸入しています。地下資源としての天然ガスは、あと53年で人類が使い切ってしまうそうです。科学館のガイドをしていたお姉さんが、「53年後はみなさん何歳ですか? 」と聞きました。そこにいた3人の子が「63歳です。」と元気に答えましたが、私は答えられず…。
 最後に、正面玄関内でクラス写真を撮りました。写真屋さんが、「みんな疲れた顔になってるよ〜。笑顔で、ハイッ!」とシャッターを切りました。そこには気球の模型があり、ガスの火で空気を温めるところが見られます。しばらくして温まった空気がいっぱいになり、気球が上に行くところが見られました。(写真下)
 古い東京の歴史と、近代的なお台場の風景の両方に触れることができました。自分たちの住む東京をしっかり感じ取れた一日でした。

冬のおもちゃランド(2年生)

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 16日(金)の3・4校時に、1年生を招待して「冬のおもちゃランド」を行いました。
 生活科「作ってためして」の学習で友達と協力しておもちゃを作ったり、遊び方を考えたり、看板を作ったりしてきました。
 1年生が遊びに来ると、2年生はお兄さんお姉さんとして優しくやり方を説明する様子が見られました。何をして遊ぼうか迷っている1年生に声をかけて案内し、「こんにちは。」「いらっしゃいませ。」と笑顔で話しかけている姿に、成長を感じました。
 5校時の振り返りでは、「1年生がとても喜んでくれてうれしい。」「自分たちが作ったおもちゃを気に入って、何回も遊びに来てくれた子がいた!」「にこにこしている子がいて、ぼくもうれしかった。」「たくさん声を出して疲れたけれど、楽しかった。」という声が挙がりました。
 これからも、1年生の子に優しく接する2年生であってほしいなと思います。

4年生 社会科見学

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 12月16日(金)は、4年生の社会科見学を行いました。
 行き先は、社会科「伝統をうけつぐ町 浅草」やエネルギーの学習に関連して、浅草寺周辺とガスの科学館「がすてなーに」です。
 浅草寺周辺は、たくさんの人でにぎわっていました。外国からの観光客もたくさんで、英語で浅草や日本の文化を解説する声があちらこちらから聞こえてきました。旭町小学校の4年生は、6班に分かれてボランティアガイドさんと一緒に散策しました。浅草寺は東京都で一番古いお寺です。教科書で見た写真よりも大きく、そして美しい建物の様子を自分の目で見ることができました。教科書では「多くの人が訪れる」と紹介されています。その理由を肌で感じられたのではないでしょうか。
 午後は、ガスの科学館「がすてなーに」へ向かいました。クイズホールでは、まるでテレビのクイズ番組の出演者になったような気分を味わいながら、ガスの利用と私たちの生活について楽しく学習できました。また、エナジースタジオでは、家庭にどのようにガスが送られてくるのか、天然ガスの原料の正体はいったい何なのかなど、詳しい展示物を見ながら学ぶことができました。各家庭にガスを送るガス管は金属ではなく、黄色いプラスティックのような素材で出来ていて、地震などで圧力が加わっても壊れないようになっているのだそうです。実際にガス管を組み立てることもでき、体験的に学ぶことができました。
 一日よく歩き、よく学びました。きっと子供たちは五感を働かせて、今日の学びを吸収したことでしょう。来週は2学期の最後の一週間です。今日はゆっくり休み、しっかり学習のまとめに取り組んで欲しいです。

12月16日の給食

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献立名       衣笠うどん
          牛乳
          ちくわの磯部揚げ
          かぶの昆布付け


一口メモ

 衣笠うどんはだし汁にたっぷりの油揚げとネギ、溶き卵が入っているかきたまうどんのような料理です。京都には油揚げとネギを卵でとじてご飯にのせた「衣笠丼」という料理があり、これをうどんにしたのが「衣笠うどん」です。名前の「衣笠」は京都の地名の衣笠山からきているそうです。
 うどんの汁には片栗粉で少しとろみをつけてあります。とろみをつけるとうどんに汁がよく絡んで美味しく食べられます。また汁が冷めにくくなる効果もあります。

 おかずにはちくわの磯部揚げを作りました。給食で使うちくわはとても大きく、1本を4等分に切りましたが1つでもボリュームたっぷりです。(写真2枚目)

12月15日(木)

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 3年生は、理科の時間に「電気の通り道」の学習をしています。豆電球と乾電池を使い、電気を通すつなぎ方(回路)について調べていきます。また、電気を通すものや通さないものについて、実験を通じて確かめます。だいぶ前になりますが、今のように低学年に生活科の時間がなかった頃、1,2年生にも理科や社会科の学習がありました。その頃は、豆電球を使った回路の実験は、低学年で指導していました。
 3年生の子ども達にとって、乾電池は日常的によく目にしていることでしょう。おもちゃやゲーム機、リモコンの電池など、どこの家庭でも様々に使われています。また、いろいろな大きさの乾電池があることや、プラス極とマイナス極があることも知っている子が多いのではないでしょうか。しかし、豆電球は初めて目にする子が多いかもしれません。ソケット付きの豆電球と乾電池をつなぎ、明かりが点くだけで子ども達は大喜びです。この単元の初めの方で、豆電球の仕組みを知るために、ソケットなしで明かりを点けるという実験があります。豆電球には、意外に大人でも知らないような秘密が隠されています。
 ところで、今日2組が教室で行っていたのは、電気を通すものと通さないものを調べる実験でした。豆電球と乾電池をテスター代わりに使い、どんなものが電気を通すか(豆電球の明かりが点くか)調べていきました。はさみやクリップ、アルミホイル、空き缶は電気を通しました。一方、ペットボトルや輪ゴム、ノートは電気を通しませんでした。ちなみに、空き缶はスチール製とアルミ缶の2種類用意してあり、外側の塗料を削ってあるところを使いました。
 では、硬貨は電気を通すでしょうか? 10円玉を使って実験をしました。豆電球の明かりが点いて、電気を通すことが分かりました。(写真上)
 6年生の音楽の時間に、「剣の舞」の鑑賞教材を使って授業が行われていました。「曲のおもしろいところを見つけて聴こう」というめあてで鑑賞していました。剣の舞は、誰もが聞いたことがある曲でしょう。テレビの番組や運動会などでよく使われています。・・・ティンパニの力強い前奏の後、木琴の速く激しい旋律が始まり、合いの手にトロンボーンのグリッサンドが入ります。中間部にはサクソフォーンが妖しげな音楽を奏で、また初めの旋律に戻るというABAの三部形式の曲です。個々の楽器の音色や旋律、リズムが特徴的で、子ども達にとって曲の面白さを感じ取りやすい曲です。
 鑑賞は、DVDを使って行っていました。使われている楽器を知るためにも、映像で見せる音楽鑑賞は重要なことです。しかし、その映像はちょっと古いものでした。30年以上前のものです。映っていたのは、NHK交響楽団のコンサートから取られた演奏でした。指揮者のホルストシュタインが首席客演指揮者をしていた頃です。80年代の後半頃でしょうか。(写真中)
 また、ティンパニ奏者も超有名な懐かしい人が映っていました。ペーター・ゾンダーマンという、ドレスデンのオーケストラのティンパニ奏者として名高い人でした。ゾンダーマンは、ドイツの指揮者に呼ばれて、時々N響に客演して参加していました。N響の音を変えたと言われるほどすごい奏者でした。剣の舞は、出だしでいきなりティンパニの強打があるので、アップで映っていました。
 今日の5校時に、6年生の算数の研究授業がありました。「順序よく整理して調べよう」という、順列や組み合わせを調べる単元の授業でした。昨日までは順列について学習していましたが、今日の学習内容は「組み合わせ」を調べるものでした。A〜Dの4チームで試合をする場合、どのような組み合わせが考えられるのかを調べる問題でした。この場合大切なのは、「落ちや重なりがないように調べる」ということです。
 ホップ、ステップ、ジャンプの習熟度別に分かれた3つのコースで、子ども達は様々な考えを出し合って解いていきました。10月に続いて、年間講師をお願いしている教育アドバイザーの山口先生にご指導をいただきました。授業会場が3階と4階に分かれていたため、教室を行ったり来たりしながら参観していただきました。(写真下)

12月15日の給食

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献立名           冬野菜カレー
              じゃこ入りサラダ
              オレンジ(紅マドンナ)
              牛乳


一口メモ

 今日のカレーライスは、いつも入っているにんじんや玉ねぎ、じゃがいもの他に、れんこんと大根を入れました。カレーに大根は意外な感じがしますが、実はカレー味の大根がおいしさのポイントになっています。
 家では、市販のカレールーを使うことが多いと思いますが、給食のカレーはルーも手作りで行っています。スパイスは、コリアンダーやガラムマサラ、オールスパイスなどのスパイスを何種類か合わせているので、本格的なカレーと言っていいでしょう。また、大きな鍋でたくさん作るので、その分おいしく仕上がります。
 カレーの日は、給食室からカレーのにおいがしているので、朝から給食の時間を楽しみにしている子がたくさんいるようです。

出張美術館(6年生)

 12月14日の3・4校時に、6年生対象として、三井記念美術館による出張美術館授業を行いました。
 円山応挙作、国宝「雪松図屏風」の原寸大で、実物と見分けのつかない複製品を体育館に運び、屏風や作者などの解説を美術館の方から聞きながら鑑賞しました。薄暗い当時の明るさの中で、屏風が展開されると子どもたちから、思わず驚きの声が上がりました。
 日本美術を知る良い体験でした。

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12月14日(水)

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 4年生は、国語の時間に「感動を言葉に」という学習をしています。この単元では、「詩を書く」という言語活動を中心に指導します。2組では、最近心を動かされたことなどを一生懸命に思い出して、詩に書きたいことを選んでいました。
 教科書には、2つの詩が載っています。1つは、まど みちお さんの「ニンジン」という詩です。これは、まど さんの有名な一行詩です。「おふろあがり」としか書いてありません。でも、なんとなく掘りたての真っ赤なニンジンが目に浮かびます。お風呂上がりの体のように、湯気が立ち上っているようなニンジンが、たった一行で表現されているのはすごいなと思います。
 「さあ、詩を作ってみましょう。」と先生が言っても、そうすぐには思いつくものではありません。子どもが詩を考えると、たいていは身近にある文房具や窓から見える景色が詩の題材になりやすいものです。しかし、「感動を言葉に」という単元名の通り、最近心を動かされたことの中から、最も伝えたい題材を選ぶ必要があります。
 日常生活の中で心を動かされるという経験自体、そうあるものではありませんが、家で詩の題材を考えさせてきたのでしょうか。画用紙に作った詩を書いている様子を見て回ったら、「母」や「けんか」、「ワールドカップ」を詩に表している子がいました。(写真上)
 1年1組の教室では、図工の時間にクリスマスリース作りをしていました。折り紙で作るクリスマスリースは、様々な折り方が紹介されています。その中でも最も簡単な、折り紙8枚で作る方法で行いました。隣り合う折り紙の色を変えて作ると、とてもきれいなリースが出来上がります。
 簡単と言っても、それは折り方のことです。同じように折った8枚を、上手にのりで貼り付けてリースにしていくのは、1年生には難しいことのようでした。折り目に合わせて角度が一緒になるようにのり付けしていかないと、8枚目でちょうど一周になりません。1年生でも、1学期にはここまではなかなかできなかったでしょう。1年生なりに試行錯誤する知恵が身についたのだなあと成長を感じました。また、クラスには優しい子がいるもので、早く出来上がって合格した子が先生代わりになり、いろいろな子に教えてあげていました。(写真中)
 6年生の各クラスに、出張美術館の授業がありました。三井記念美術館とキャノン株式会社の協力で、貴重な授業をしていただきました。
 体育館に国宝の「雪松図屏風」を展示してもらい、子ども達が鑑賞するという授業でした。もちろん、国宝の屏風を学校に運び込むことは不可能です。今回持ってきていただいたのはレプリカで、本物そっくりに伝統工芸士が作った作品です。レプリカと言っても、とてつもなく高い値段の屏風とのことでした。
 屏風についての説明の後、体育館の照明を消し、ろうそくの火と同じ程度の明かりで鑑賞をしました。昔は蛍光灯はなく、当時の人々は、昼間の明るさかろうそくの火で屏風を見ていました。
 最初は離れた位置から鑑賞し、グループで感想を伝え合いました。その時は、「描かれているのは松の木ではないか」、「雪が積もっているので冬の景色だろう」という程度でした。次に、屏風に近づいてじっくり鑑賞していきました。色の強弱や、松の葉のタッチまで鮮明に見えてきました。(写真下)
 また、「雪」を表現している白い部分が、白を塗っているのではないことにも気づいた子がいました。紙の色の「白」を生かして、何も色をつけずに雪が表現されていました。木曜日に、水彩画の査定をするテレビ番組があります。そこに出てくる特待生は、やはり画用紙の白を生かす手法をよく使っています。
 キャノンは、高解像度の撮影技術を生かして、多くの国宝級の作品を高精度複製品として制作するプロジェクトに取り組んでいるそうです。今回のように、本物に近い美術作品を学校に持ってきていただき、教材として授業に活用できるというのは、とてもありがたいことです。

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学校行事
12/21 クラブ(3年見学)
12/22 児童集会
12/23 2学期 終業式
給食終
12/25 2学期終
12/26 冬季休業日始

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