7月24日(水)4年生は、「いきいき 夏ドリル」という1学期の復習問題が夏休みの宿題になっています。国語と算数の他にも社会科と理科のページも含まれている、4教科の復習ができるワークブックです。先生が用意した算数プリントに挑戦したり、宿題のワークブックに取り組んだりしていました。 社会科のページには、47都道府県の白地図があり、都道府県名を記入する問題がありました。全国の都道府県名は、4年生で覚えることになっています。また、全て漢字で書くようにも指導されています。これは国語の学習にも関連していて、4年生の1学期の新出漢字の多くは、都道府県名の漢字でした。(写真上) 5年生は、サマースキルの宿題に向かう子ども達の他に、家庭科の宿題に取り組む姿が見られました。5年生の夏休みの課題として、家庭科の「トライカード」があります。1学期の家庭科の学習を生かして、衣食住にかかわる家事に挑戦し、カードに記録することになっています。調理実践や裁縫道具を使った作品づくりを行うことになりますが、自由研究とともに、何をしようかと悩みどころになりそうです。今日参加していた子ども達は、先生から布をもらい、小物づくりを考えていたようでした。 夏休み中の学力補充教室は、先生にとっては個別指導のチャンスでもあります。普段の授業でも様々な機会をとらえて指導していますが、ゆっくりていねいにかかわってあげられる時間が取りづらいのが実情です。(写真中) 6年生は、夏休み用のワークブックは購入せずに、タブレットを使ったドリルパークが宿題として出されています。また、補充教室に参加した子ども達には、国語や算数のプリントも用意してありました。(写真下) その中に、「ちょいムズ問題」という、算数の発展的な問題がたくさん載っているプリントがありました。算数の計算を使いながらも、ひねった問題の数々がたくさんある頭の体操的な内容でした。 その中の一つに、「1から100までの数の中に、『4』は全部で何回出てきますか。」という問題がありました。40〜49までの数字に4が使われているので、まず10個あります。他には、4・14・24…94まで10個あります。ここで、「合わせて20個」としてはいけません。そうです、44を両方で数えてしまいました。だから「19個」でいいでしょうか? ・・・残念! 不正解です。 問題文は、「『4』は全部で何回出てきますか。」となっています。「44」という数字で、4は2回と数えなければいけません。答えは、20個(回)でした。 7月23日(火)1年生は、国語と算数の1学期の復習プリントを行い、それが終わった子から夏休みの宿題の「サマースキル」に取り組ませていました。(写真上) 国語のプリントは、「お」と「を」の使い分けやつまる音「っ」の使い方の問題でした。算数は、たし算とひき算の計算問題と文章題のプリントです。一方、サマースキルも国語と算数が中心ですが、いろいろな問題が出ていて、子どもにとってはとても難しい内容のようでした。13ページに、「どのペットかな?」という算数の問題があります。わからなくて悩んでいる子がいました。まず、問題文に「だれもかっていないペットはどれかな。」と書いてあり、その下に5種類の動物の絵があります。これだけでは、答えがわからなくて当然です。さらにその下にあるヒントを読んでいかなければなりません。一緒に読んであげました。「ぼくがかっているのは、右から2ばんめだよ。」(けんた)・・・というように、4人のセリフをヒントに残った動物が答えになるという問題でした。 やり方を説明しましたが、それでもなかなかその子はよく分かっていないようでした。しばらくその子とやり取りしていて気がつきました。まず、右と左がよく分かっていなかったのです。「右手はどっち? 左手は?」と言うと自身の手を正しく指させるのですが、「右から2番目」という言い方や「一番左」という言い方が理解できていないようでした。さらに、問題文を読むのもたどたどしかったのです。1年生では、子どもの実態に合わせて個別に指導・支援してあげることが必要です。改めて補充教室の場が大切であることが分かりました。 2年生も、夏休みの宿題になっている「サマースキル」に取り組んでいました。国語の文章題では、物語文や説明文を読んで解答する問題がありました。また、「文を書こう」というページでは、夏を感じるものを2つ書き、それを題材に作文を書くという問題がありました。作文が苦手な子は、鉛筆がずっと止まったままになりそうなページでした。(写真中) 3年生は、1学期の復習プリントが終わった子が先生に丸付けをしてもらっていました。1学期の算数の時間に、わり算を学習しました。九九を1回使って答えを出すわり算ですが、2学期以降のことを考えると、しっかり復習しておくことが欠かせません。(写真下) どの学年も、明日までは学校の先生に分からないところを聞くことができます。それ以降は、ぜひご家庭で教えてあげてください。まずは、どういうところでつまずいているのかをしっかり見てあげることが重要です。 7月22日(月) その2水溶液の学習は、6年生の理科の教科書にあります。同じ名前の単元で、3学期に指導するようになっています。今回の科学実験教室では、クエン酸や重曹を使って水溶液を作り、酸性やアルカリ性、中性について学びました。 6年生の教科書では、塩酸やアンモニア水などを使って実験をします。今回の実験では、クエン酸や重曹を使ったことで、安全性を高めていました。また、水溶液がより身近なものに感じさせることにもつながりました。クエン酸は、柑橘類などに含まれる有機化合物で、食品添加物としてよく利用されています。レモンジュースやトマトピューレなどに使われていて、サプリメントにも多く含まれています。一方の重曹は、さらに身近な粉末です。ベーキングパウダーの代替品として、パンケーキやクッキーなどを作る時に使われます。また、茶渋落としや油汚れの掃除に大活躍するのが重曹です。今回は、酸性の水溶液としてクエン酸液、アルカリ性の水溶液として重曹の水溶液を使いました。 90分の授業を通じて、水溶液の性質について学んだことはもちろんですが、一番子ども達にとって「実験をした!」と感じられたのは、様々な実験器具を自分の手で扱えたことでした。ビーカーやメスシリンダー、ピペットを使って、正確に水溶液を量り取る経験ができました。また、リトマス紙を使って反応を調べるとともに、万能試験紙(ph試験紙)を使って酸性やアルカリ性の強度まで細かく調べることができました。 さらに、ムラサキキャベツを使った実験も行いました。細かく刻んだムラサキキャベツを今までの水溶液に少しずつ入れていくと、酸性・アルカリ性の強弱に合わせたきれいな色水が出来上がります。身の回りの材料を使った「試験紙」替わりになるのがムラサキキャベツです。 最後に、クエン酸と重曹を混ぜて「中和反応」を調べる実験もしました。水溶液について盛りだくさんな内容でしたが、どれも子ども達の興味・関心を大いに刺激する実験ばかりでした。夏休みの自由研究にしても面白いだろうなと思われる内容でした。 7月22日(月) その1旭町小では、一昨年から夏休み中に開催しています。6月末に募集をかけたところ、低学年では2.9倍、高学年では1.5倍の申し込みがありました。(抽選で参加者を32名ずつにして行いました。) 低学年の部は、「磁石でマジックタワーを作ろう」という実験が行われました。磁石は、子ども達の身近なところにたくさん使われています。低学年の子ども達は、磁石がものをくっつけるはたらきがあるということは、なんとなく知っています。しかし、詳しい磁石の性質については知らない子がほとんどです。(3年生が理科で「じしゃくのせいしつ」の学習をするのは、3学期になります。) まず、磁石にはいろいろな形のものがあること、そして鉄を引きつけるはたらきがあることを学びました。鉄以外の様々な金属や硬貨が用意してあり、一つずつくっつくはたらきがあるかを調べました。次に、磁石にはN極とS極があり、くっつき合ったり反発し合ったりする性質があることを実験で確かめました。 また、目に見えない磁力を可視化するために、砂鉄を使った実験を行いました。画用紙に砂鉄を均等に敷き、棒磁石の上に静かに置きます。棒で軽くトントンとたたいていくと、磁石の両極を結ぶように、磁力線がくっきりと浮き出で見えてきました。さらに、磁石の両極部分は、砂鉄がこんもりと立ち上がり、磁力が強いことがよく分かりました。 最後に、磁石の力を使ったマジックタワーを製作しました。磁石に筒状の紙をつけたマジックタワーを作り、紙の下から丸い磁石を使って動かしていきます。磁石の向きを変えると、マジックタワーがくるくると回転して動くようになります。マジックタワーと磁石は、お土産として持ち帰りました。とても楽しい科学実験教室になりました。 5年生「着衣泳」今までの水泳学習とは異なる状況に興奮気味の子供たちでしたが、服を身に付けての水中での動きにくさを体感し、自分の身を守ることの大切さを知ることができました。いざというときに備えた命を守る学習を、今後に生かしてもらいたいです。 7月19日(金) その2夏休みの宿題についての指導も、最終日の学級指導としてどのクラスでも行われていました。大きな封筒に夏休みの宿題の一覧が貼ってあり、次々と配られるプリントや感想文を書く原稿用紙などを入れていきました。 2年生には、夏休み用のドリルが配られていました。1学期に学習した国語と算数の復習問題が冊子になっているドリルです。明日から毎日、少しずつ取り組んでいくことになります。(写真中) どの学年も、夏休みならではの自由研究(あるいは自由制作)の宿題が出ています。夏休み明けには、それぞれのクラスで自由研究の発表会を行い、教室や廊下に展示します。ですから、みんなの前で発表できるようなものに取り組ませるようにしてください。画用紙や模造紙にまとめるとか、制作した過程がわかるような説明や写真をつけるなどすると、展示した時に役立ちます。9月9日(月)〜13日(金)の15時30分〜16時30分を作品展示会とし、保護者の皆様にも公開する予定です。 学期末につきものの取り組みの3つ目は、大掃除です。机や椅子を廊下に出して、教室の床をみんなできれいにしているクラスがありました。掃除をして身の回りをきれいにするということは、気持ちの切り替えとしてとても大切な取り組みです。明日から長い夏休み期間になりますが、ご家庭でもたくさんのお手伝いをさせるチャンスです。自分のことは自分で行い、そして家族のために進んでお手伝いをする…家庭でしっかり身に付けさせたい力です。(写真下) 7月19日の給食キャベツサラダ 小玉スイカ 牛乳 一口メモ 今日で1学期が終了です。今学期の給食を振り返ると、給食の準備や片付け、食べる時のマナーなど、たくさんのことを給食指導で学びました。また、好き嫌いなく食べることも給食を通じて学んできています。 引き続き、夏休み中も何でもよく食べ、1日3食をしっかり食べられるように心がけるようにしてください。また、料理の手伝いや片付けなども積極的にさせたいものです。 1学期は、69回の給食がありました。朝早くから給食を作り、食器の片づけなども行ってくれた調理員さんたちに対する感謝の気持ちを大切に、今学期最後の給食もおいしくいただくようにします。 7月19日(金) その1・・・4月8日からスタートした1学期の学校生活が、今日で終業式を迎えることになりました。今日は、各教室で担任の先生から1学期の通知表「あゆみ」をもらいます。この3か月半の学校生活での成果(できるようになったこと・がんばったこと)をしっかり確認するとともに、2学期に向けての課題(これからがんばらなければならないこと)をはっきりとさせておくことが大切です。 明日から土日を含めると、夏休みは44日間もあります。9月になり、2学期の始業式を迎えた時に、「楽しく充実した夏休みだったなぁ」とか、「よし、2学期もがんばるぞ」という気持ちで会えるようにしたいですね。そのためには、規則正しい生活を心がけることや計画に沿って毎日少しずつ学習をすること、そして夏休みならではの宿題として自由研究や自由制作に進んで取り組むことが大切です。さらに、お手伝いをたくさんすることも欠かせません。 こうして考えてみると、長い夏休みにたくさんやるべきことがありますね。でも、そんな夏休みも、まずは健康な体がなければ、全てが楽しい思い出として残ることはありません。また、毎年、水の事故や交通事故により、全国でたくさんの人が命を落としています。自分自身の健康と安全に留意して、夏休みが楽しい思い出となるようにしてください。そして、9月2日の始業式に、全員が健康で元気な姿でまた会えるようにしましょう。 さらに、ちょうど1週間後には、パリで行われるオリンピック・パラリンピックが始まります。世界から集まるアスリートの競技を見ると、得るものがたくさんあります。ぜひ、注目してみてください。・・・ 続いて児童代表の言葉は、2年生が担当しました。1学期の思い出として、消防写生会で絵を描いたことと、生活科で町たんけんに行ったことを話していました。また、算数の文章問題が正しく解けるようにするために、夏休み中に計算練習をがんばりたいと、しっかり発表することができました。(写真上) 次に、全校で校歌を歌いました。1年前から体育館で終業式が行えるようになりました。(コロナ禍は、オンラインや校庭で行ってきました。)体育館で終業式が行える一番のメリットは、校歌斉唱にあります。ピアノ伴奏で歌えるとともに、全校児童の声がしっかり響き渡るからです。体育館の後ろの壁には、「風うつくしい丘」の横断幕(PTAスポーツの応援幕)が子ども達を支えてくれているように見えました。(写真中) 終業式の後、生活指導主任の先生から、夏休みの過ごし方についての話がありました。小学生に聞いた「夏休みに行きたいところ ベスト3」は、「プール」「キャンプ」「遊園地」だそうです。その一方で、夏休みに小学生が命をおとしてしまう1位が「水の事故」であるといいます。水辺で遊ぶ時には、必ず家の人に知らせるようにすることが大切です。その他にも、交通事故(特に自転車の乗り方)や花火の危険についても話がありました。(写真下) 図工「陶の箱庭」(3年生)土粘土で、自分だけのすてきな箱庭をつくります。「おもしろそう!」と、はりきってつくる姿が見られました。池や川、ウォータースライダー、人間、動物、家、橋、木など、それぞれの箱庭に考えたものをつくって配置しました。 作品は乾燥させた後、素焼きをします。ガラスやビー玉をのせて本焼きする予定です。 とうもろこしの皮むき(2年生)まず、栄養士さんからとうもろこしについて詳しく教えていただきました。とうもろこしは、黄色いものだけでなく、白や黒、虹色のものまであると聞き驚いていました。また、とうもろこしのクイズを通して、とうもろこしについてより詳しくなりました。 その後、全校分150本のとうもろこしの皮むきに挑戦しました。子どもたちは「ひげがたくさんついている。」「色がきれい。」といろいろな発見をしながら、一本一本丁寧にむいていました。 自分たちでむいたとうもろこしの味は格別だったようで、給食で出たとうもろこしを嬉しそうに味わっていました。 保健給食委員会の発表出演した子供たちは、2週間みっちり稽古した成果を十分に発揮しました。脚本からキャスティング、演出まで自分たちで行いました。本当によく頑張りました。 7月18日(木)まず、栄養士さんからとうもろこしについての話をしていただきました。畑でどのように実っているのかが分かりやすいように、とうもろこしの苗を根こそぎ1本用意してもらいました。とうもろこしの花がどこについているのかを観察させると、一番上のてっぺんについていると答えた子がほとんどでした。確かにそれも正解ですが、それは雄花です。とうもろこしにはもう1か所、雌花がついているところがあります。とうもろこしの実がなっている部分で、長い「ひげ」がめしべに当たります。ひげの1本1本がとうもろこしの実とつながっている仕組みになっています。そのため、ひげがたくさんあるとともに、茶色く熟した状態のものを選ぶと良いと言われています。 とうもろこしの皮むきは、多くの子が家でも経験があると話していました。ところが、一気に皮をむこうとしてなかなかむけなかったり、ひげをていねいに取るのに苦労したりしていました。そういう苦労があった分、給食で出てきたゆでとうもろこしは、2年生にとって格別の味だったはずです。(写真上) とうもろこしは、スーパーなどでも皮つきで売られています。夏休みのお手伝いとして、子ども達に皮むきをさせてみてください。しかし、調理方法としては、皮つきのまま(あるいは薄皮をつけてラップで包んで)電子レンジで温めるのがお勧めです。蒸すことで甘味が増すとともに、お湯でゆでないので栄養価が逃げません。テレビでもよく紹介されているのを見かけます。 1,2校時に、5,6年生の着衣泳指導がありました。今年は水難学会の方々に来ていただき、専門的な指導を受けることができました。 水難事故は、毎年夏場に多く発生しています。全国の川や海で、毎年何百人もの人が命を落としています。水難事故のほとんどは、着衣の状態で発生しています。そのため、水難事故から身を守るためには、水泳の練習ではなく、着衣泳を経験させることが重要であるとされています。 最初に、水難学会と教員とで、水に落ちてしまった場合のデモンストレーションがありました。一人が水に落ちた場合、助けに水に入るのではなく、「浮いて待て!」と指示します。ランドセルなど、つかまって浮けるようなものを投げ入れます。同時に救急へ連絡をします。とにかく、助けるために入水しないということの指導がありました。 次に、着衣の状態でプールに入り、動きにくくなることを実感させました。水着でプールに入るのとは、何倍も動きずらいことが分かります。そして、どうやって浮いて待つことができるかという実践を行いました。ペットボトル1本を胸に抱えて仰向けになることで、長く浮いていることができます。(さらにペットボトル無しでも浮くことができますが、これは子どもには難しい。) 川や海など、夏のレジャーには水場がつきものです。しかし、大きな危険があるということを心しておかなければなりません。「浮いて待て」というのは、現実ではそう簡単にできないことです。「助けて〜」と大声を出してしまい、沈んでいくのが非常時にはありがちなことです。また、流されていく我が子に「浮いて待て」と冷静でいられる親はいません。つまり、着衣泳で学んだ一番大切なことは、着衣のまま水に入ったらほとんど助からないということです。着衣泳をやったからいざという時に助かると、安易に考えてはいけないのです。(写真中) 4年生は、国語の時間に「夏の楽しみ」という学習をしています。さし絵や写真を見たり俳句を音読したりして、夏の自然の様子や行事を表す言葉を考える学習単元です。教科書には、6月から8月までの季節行事が掲載されています。(写真下) 6月には「ころもがえ」、7月は「七夕」、8月は「ぼんおどり」が載っています。そして8月の盆踊りの絵には、「やぐら」「ゆかた」「じんべえ」という文字が書かれています。旭町小の校庭で行われる盆踊りは、今年は7月25日(木)と26日(金)に予定されています。ちょうど1週間後です。校庭の中央に、今年も大きな櫓(やぐら)が設置され、たくさんの子ども達が浴衣や甚平を着て集まってくることでしょう。現在、南校舎の工事が始まり、昨日から急速に足場が4階まで組み上げられているところです。また、昨年に引き続き、正門から校庭への通路が狭くなっています。盆踊りに来られた際は、校舎の工事の様子もご確認いただけると思います。 7月18日の給食野菜の中華和え とうもろこし 牛乳 一口メモ 今日のとうもろこしは、1時間目に2年生が皮むきをしたものを使っています。とうもろこしの皮が何重にもなっていて、さらにひげもついているため、きれいにするのは大変でした。しかし、2年生の子ども達は、とても上手にむいてくれました。 今日のとうもろこしは、練馬区の農家さんが作った「ゴールドラッシュ」という品種を届けてもらっています。収穫したてのとうもろこしは、一味違います。新鮮なおいしいとうもろこしを楽しめる献立になりました。 今日は、北校舎1階の給食室前に、畑で育っているままのとうもろこしの茎を展示しています。子ども達の背よりもずっと大きなとうもろこしの苗の様子が見られるようにしました。 児童集会(誰の声でしょう)全学年の児童が楽しめるようにと、集会委員が企画しました。たくさんの先生に協力してもらい、普段先生方が言わなさそうなセリフを考えて、言っていただきました。 声のトーンを変えたりものまねをしたりする先生もいたので、難しいのではないかと感じられました。しかし、担任の先生の声はよくわかるようで、すぐに「○○先生だ〜」と答える声が聞こえてきました。 集会委員は、全校の児童に楽しんでもらうことができて、達成感を感じることができたようです。2学期以降も、みんなが楽しめる集会を企画していきます。 6年生 家庭科(洗濯実習)汚れた衣類をそのまま洗濯機で洗うのではなく、手洗いで汚れを落とすとよいことを学びました。「もみ洗い」「つまみ洗い」をうまく使い分けて、汚れに合わせて洗ってみると、洗剤を混ぜた水がどんどん濁りました。きれいそうに見えても、意外と汚れていることに驚いた様子でした。 夏休みに入り、たくさん汗をかいたり汚れたりすることが多くなると思います。今回の学習を生かして、すすんでお手伝いをしてほしいと思います。 7月17日(水)高学年になると、子ども達はどんな基準で読もうとする本を選んでいるのでしょうか? 教科書には、4通りの本の選び方が載っています。(1)作家で選ぶ (2)ジャンルで選ぶ (3)本の一部分だけ読んで選ぶ (4)図書館や友達の「おすすめ」から選ぶ・・・きっと、高学年になると、作家やジャンルで選んでいる子が多くなってきていることでしょう。特に読書好きの子ほど、「作家で選ぶ」という傾向にあるのではないでしょうか。 低学年の頃から読書に親しんでくると、自分のお気に入りの作家が見つかるようになります。同じ作家の別の本を手にしてみようという気持ちは、よく分かります。私は子どもの頃、江戸川乱歩が書いた推理小説が大好きでした。少年探偵団のシリーズは、小学生の頃にほとんど読みました。というか、それ以外の本は読んでいなかったような気がします。さらに中学生になると、江戸川乱歩の短編集を読みあさりました。あのドロドロとした異様な世界が大好きでした。そして、さらに横溝正史や森村誠一、高木彬光へと…結局、推理小説ばかり読んでいたのです。 小学校の高学年は、将来の読書への趣向が大きく決まってくる大切な時期なのかもしれません。夏休みに向けて、一人5冊まで学校の本を借りることができます。5年2組の子ども達も、この後すぐに図書室に移動して借りる本を選んでいました。夏休みはもうすぐです。すばらしい本に出会うとともに、好きな作家を見つけてほしいと思います。(写真上) 6年生は、家庭科の時間に「夏をすずしく さわやかに」という学習をしています。そして、暑い夏を快適に過ごすための衣服の働きや着方についても学習しています。そこからさらに、衣服の手入れや洗濯の仕方についても学んでいきます。 今日は、家庭科室で手洗いによる洗濯の実習をしていました。(1,2校時は2組、3,4校時は1組が実習をしました。)日常生活では、洗濯機を使って衣服を洗っています。しかし、事前に手洗いをすることで、汚れが落ちやすくなる場合があります。また、少量の洗濯ものであれば、手洗いで済ます方が洗剤や電気、水の節約にもつながります。洗濯機の使い方についても教科書に載っていますが、手洗いの大切さから洗濯に関する知識を身に付けさせようというねらいがあります。 実習では、たらいに洗剤を溶かし、まず用意してきた靴下やタオルを手もみ洗いしました。その後、水ですすいでしぼります。しぼり方の写真が教科書に載っています。「縦しぼり」が正しいしぼり方です。竹刀を握るようにして布を持ち、内側に手首をひねります。大人でも正しくしぼれる人は4割ほどだとか…。子どもの頃から、こういうことをきちんと教えてあげたいものです。(写真中) 1年1組の教室で、折り紙を使って「金魚」を作っていました。インターネットで調べると、いろいろな折り紙の作り方を動画で見ることができるので便利です。折り紙で作る金魚には、いろいろな種類があります。今日折っていたのは、「かぶと」を作る折り方から金魚になるという方法でした。最後にはさみで切れ込みを入れて尾を作ります。 1学期に何回か折り紙を練習してきたので、子ども達は折り紙がだいぶ上手になりました。角と角を合わせてきれいにそろえて折ったり、指の腹でしっかり折り目をつけたりできる子が増えた気がします。また、折り方がわかった子が友達に優しく教えてあげる姿も見られました。(写真下) 以前、折り紙を使って夏休みの自由研究を行った子がいました。自分で調べていろいろな虫や動物を折り紙で作り、模造紙に貼ってすばらしい自由研究に仕上がりました。折り紙の本を見ながら挑戦したので、苦労の跡がうかがえる作品でした。夏休みまであと2日です。旅行の予定とともに、自由研究の計画も立てていくようにしてください。 7月17日の給食ホキのマヨネーズ焼き ゆかり和え とうがん汁 牛乳 一口メモ 今日のスープは、冬瓜という野菜を使用しています。漢字で書くと、冬に瓜と書いて「冬瓜(とうがん)」です。冬という漢字が入っていますが、なぜでしょうか? (1) 冬が旬の野菜だから (2) 冬まで保存しておける野菜だから (3) 冬さんが発見した野菜だから 答えは、(2)の「冬まで保存しておける野菜だから」です。冬瓜は、切らなければ冬まで保存することができます。冬瓜は大きくて重く、小型のものでも約2kgもあります。そして、大型のものは約10kgもあります。とてもみずみずしく、くせがなくておいしい野菜です。 今日はスープにしましたが、煮物や味噌汁、あんかけなどの料理にもよく使われる野菜です。 たてわり班給食計画・準備・司会進行は6年生です。配膳は5年生と4年生、給食配りは4年生と3年生、「いただきます」と「ごちそうさま」に一言言葉を添えて言うのは2年生と、いろいろな学年で役割を分担しました。 水泳記録会に向けて(6年生)スタートの姿勢、タッチの仕方、ターンの仕方など、自分で選んだ種目で正しくできるかどうか確認しました。まだまだ泳法については課題がある子供たちもいるので、夏休みの練習にたくさん参加して力をつけてほしいと思います。 7月16日(火)1年生の教室では、「はなび」(作・絵 秋山とも子)という絵本の読み聞かせが行われていました。花火がどのように作られていき、さらにお祭りの会場でどのように打ち上げられていくのかを、詳しく描いた絵本です。美しい花火の絵もすばらしいですが、花火が作られていく舞台裏についても知ることができる絵本です。(写真上) この絵本は、新潟県小千谷市片貝町で行われている「片貝まつり」を取材して作られたものです。新潟県は、日本でも屈指の花火王国と言われています。長岡の花火大会がよく知られていますが、越後三大花火大会の一つに「片貝まつり花火大会」も入っています。(もう一つは、柏崎まつりの花火大会です。) 三尺玉発祥の地として知られる片貝の花火は、江戸時代後期からの歴史があります。昭和60年には四尺玉の打ち上げにも成功して、世界一の打ち上げ花火として知られるようになりました。ちなみに、今年は9月13日(金)と14日(土)に花火大会が催されるとのことです。 片貝まつりは、江戸時代から続いているお祭りです。そして、子どもの誕生日や還暦、厄払いなどにちなんで、町の人々が神社に花火を奉納する習慣があります。毎年、個人や企業がさまざまな想いを込めて花火を神社に奉納しています。花火大会のホームページには、「あなたも奉納煙火を申し込めます。」と書かれていて、花火の大きさによって金額が出ています。(スターマインは、22万円以上からとなっています。)打ち上げの際には、奉納した人の紹介もアナウンスされるそうで、絵本にもそのことが分かる描写がありました。 1年生の各クラスでは、今学期の算数の復習プリントに取り組む姿が見られました。たし算50問とひき算50問の「計算100問プリント」でした。 1学期中に、1年生は算数の時間に様々な内容を学習してきました。中でも最も大切な学習が、繰り上がりや繰り下がりのない「10までの たし算とひき算」でした。数の合成・分解を学んでから、たし算やひき算の学習を行ってきました。また、計算カードを繰り返し使いながら、素早く答えが出せるようにも練習してきました。 計算式が100問、びっしりと印刷されたプリントを前に、みんなもくもくと取り組んでいました。ほとんどの子が、まだ指を使っての計算です。夏休みの宿題でも、たし算とひき算は繰り返し行うことになるでしょう。それだけ2学期以降の算数の内容に結びつく基礎となる学習です。2学期には、繰り上がりや繰り下がりのあるたし算とひき算を学習することになります。今後は、指を折って数えるのが難しい計算になっていきます。(写真中) 2年生は、算数の時間に「水のかさの たんい」の学習をしてきました。2組では、身の回りの中からmLやLの単位が使われているものを探し、量の感覚を身に付けさせていました。 身の回りの容器を調べると、mLやLで表示されているものがたくさん見つかります。家庭にあるものを探して、タブレットを使って写真を撮ってくることが宿題になっていたようです。たくさん探して写真に収めてきた子がいました。ソースやしょう油などの調味料やペットボトル、栄養ドリンク、ヨーグルトの容器など、至る所に量を表す表示がありました。そして、1L=1000mLであることや、水やりに使っているペットボトルが500mLであることから、それぞれの量の感覚をつかみ取らせていきました。(写真下) 2年生の教科書には、mLの代わりにml、Lの代わりにlが使われていたりするものもあると書かれています。(リットルの「L」が小文字の「l」や筆記体の「l」が使われる場合があるということ)教科書では、ミリリットルをmL(小文字のmと大文字のL)と書き表しています。確かに、様々な容器には昔懐かしい筆記体のエル「l」があることに気がつきます。 |
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