1月28日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() きっと学校関係者が今日の見学コースを聞いたら、びっくりすることでしょう。どこの小学校でも、このような組み合わせの6年生の社会科見学は、まず考えられないのではないでしょうか。 午前中に最高裁判所と高等裁判所に行きました。どちらの裁判所も見学の予約を取るのが大変な場所です。担任や校長として20回近く6年生の社会科見学の引率をしてきましたが、どちらの裁判所も1〜2回しか行ったことがありません。(たいていは抽選漏れです。)さらに、午後の国会参議院の体験プログラムも、競争率の非常に高い見学場所です。というわけで、とてもラッキーな組み合わせの社会科見学となりました。 朝7時半に集合し、早めに学校を出たこともあり、予定より早めに最高裁判所に着きました。コンクリートで囲まれた建物からして、とても厳格な感じがする裁判所です。係の方に案内されてロビーに入ると、大理石で囲まれた広々とした空間になっていました。天井がとても高く、「最高裁判所に来たんだ」と思わせるような造りになっていました。 最高裁判所には、小法廷が3つと大法廷1つの4つの法廷があります。正面の大法廷に入ってから、傍聴席に座らせてもらって説明を受けました。正面には、15人の裁判官が横一列に並んで座る椅子が、高い位置にありました。日本のトップに立つ裁判官が座る席です。そして、中央には原告や被告が証言する席があります。その真上(天井)は、丸くて高い天窓になっていました。もちろん照明はついていますが、自然光も取り入れて明るくする工夫がされていました。さらに壁面には、太陽や月をイメージした大きな壁かけの絵が飾ってありました。 最高裁判所では、1200件もの裁判を扱っています。しかし、そのほとんどは書類審査で終わっているそうです。(2審までの資料を基に裁判を終了するということ)そのため、法廷は年間にほんの数件しか使われていないそうです。 次に訪れた高等裁判所は、地上19階・地下3階建てで、東京地方裁判所と東京簡易裁判所との合同庁舎になっています。そのため、毎日たくさんの人が出入りしているとともに、多くの裁判が行われている場所です。ここでも法廷の1つに入らせていただき、裁判の仕組みについての説明を聞くことができました。さらに、あらかじめ決めておいた配役で、「模擬裁判」をさせていただきました。裁判官や検察官、弁護人、そして被告人や証人役と、それぞれ台本に沿って裁判の様子を再現していきました。 コンビニ強盗で捕まった被告人でしたが、傍聴席で見ていた子ども達が裁判員裁判のつもりで判決を考え、多数により「無罪」となりました。証人のコンビニ店長は、「マスク姿だったが、目元はこの人物が犯人であるのは間違いない。」と言いました。一方、弁護人側の証人は、「ゲームソフトを買いに行った場所で被告人を確かに見た。」と証言しました。はっきりとした証拠がなく、無罪と考えた子どもが多かったようです。(正しい判断です) どちらの裁判所も、社会科見学でこれからも訪れる可能性はあるでしょう。しかし、実際に自分が法廷に入ることはないかなと思っていました・・・が、傍聴席にはだれでも入ることができること(年齢制限なし)、さらに裁判員制度で裁判する側に立つ可能性があることに気がつきました。(18歳以上になれば、可能性があります。) 午後は、国会議事堂裏にある参議院特別体験プログラムの建物にまず入りました。法律ができるまでの説明を受けてから、こちらもあらかじめ決めておいた役割分担で、委員会と本会議の審議の流れを模擬的に体験させてもらいました。委員長が司会をし、大臣や法案提案者(議員)が様々な委員の質問に受け答えしていきます。模擬法案として、「身体障害者補助犬法案」を扱いました。賛成多数で可決された後、参議院の本会議にかけられます。こちらも本会議場のようなセットが用意してあり、議長が本会議を進めていきます。他の子ども達は全て「参議院議員」という設定で、椅子の前にある賛成・反対のボタンを押して投票しました。(結果…賛成多数でした) その後、本物の国会参議院の中を案内され、見学コースを歩いてきました。学校団体は旭町小だけだったこともあり、ゆっくりと見学することができました。特に本会議場では、傍聴席に座って案内の放送を最後まで聞くことができました。(忙しいと素通りになる場所です。) 小学校最後の校外学習での集合写真は、国会議事堂の正面玄関で撮りました。すてきな笑顔で撮れていると思います。 ※裁判所の中の写真は、ホームページに上げることができません。校内で掲示する分にはOKとのことでした。(写真上…参議院の体験プログラム、写真中…参議院の本会議場、写真下…国会の中央広間) 社会科見学(6年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最高裁判所・東京高等裁判所では、刑事裁判と民事裁判のちがいや裁判員制度などについて詳しく学びました。その後、模擬裁判を子ども達だけで行いました。裁判官・検察官・弁護人・被告人などの役に分かれて、台本に沿って裁判を進めていきます。実際の法廷で、模擬裁判を行うことにとても緊張している様子の子ども達でした。 参議院では、模擬国会として「法案を委員会で検討すること」と「国会で多数決をとること」をみんなで体験しました。さらにそのあと、実際の参議院を3階席から見学し、厳かな雰囲気を味わいました。 小学校生活最後の校外学習でした。子ども達の思い出に残る社会科見学になりました。保護者の皆様、朝早くからお弁当のご準備等ありがとうございました。 1月28日の給食![]() ![]() ![]() ![]() ししゃものカレーフライ 切干大根のサラダ スキー汁 牛乳 一口メモ スキー汁は、新潟県上越市の郷土料理です。上越市は日本で初めてスキーの技術が伝えられた場所として知られています。 スキー汁に入っている食材や切り方には、それぞれ意味があります。短冊切りの大根や人参はスキー板、糸こんにゃくはスキーで滑った時の雪の上にできた跡、豆腐は雪やあられを表しています。そして、ホクホクとした甘いさつまいもが入るのもスキー汁の特徴です。 まだまだ寒い日が続いています。スキー汁を食べて体も心も温まりましょう。 1月27日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今年から新しく教科書に採用された教材で、「考えることとなやむこと」(鴻上尚史)、「考えることを考え続ける」(石黒 浩)、「考える人の行動が世界を変える」(中満 泉)の3つの説明文が掲載されています。それぞれ、2ページずつの短い説明文ではありますが、繰り返し読めば読むほど筆者が何を言おうとしているのか分かりにくく感じてしまいます。 2組では、日本のロボット工学者であり、工学博士でもある石黒 浩さんが書いた「考えることを考え続ける」の文章について読み取りをしていました。「私は人間らしいロボットの研究に取り組んでいる。しかし、いまだにロボットが人間のように考えることは実現できていない。人間は、考えるとは何か説明できなくても考えることができる。だから私は、考えることを説明できるまで考え続けなくてはいけない。」…ロボットとそれを開発している人間とを比べながら、「考える」ということについて論述しています。これをChatGPTにさらに要約させると、「人間らしいロボットを研究中だが、思考の実現には課題がある」となります。きっと石黒さんは、AIがこれほど急速に発展する前にこの文章を書かれたのだと思います。であるならば、現在は少し石黒さん自身の考えが変わってきているのかもしれません。(写真上) ところで、日本を代表する作家でもあり文芸評論家でもあった小林 秀雄が「考えるヒント」を著したのは、ちょうど半世紀前のことでした。高校生の頃、現代国語の先生に薦められて読んだ覚えがありますが、ほとんど理解することができませんでした。しかし、その本の中に、コンピューターと人間とが将棋をしたらどうなるか…ということを論じた文章があったのを覚えています。「考えるということを考える」のは、作家にとっても永遠の課題であるように感じます。 2校時に2年2組の体育の授業観察がありました。体育館で、なわとびを使った授業が行われていました。 最初に、2人組になって「なかよしなわとび」に挑戦していました。カードには4つの技が載っていました。1人がなわとびを回してもう1人が跳ぶ技や、1本のなわとびを2人で跳ぶ技など、できそうでなかなか難しい技ばかりのようでした。それでも、ペアになった2人のタイミングが合うと、ぴょんぴょんと何回か跳ぶことができ、子ども達は喜んで何度も挑戦していました。 次に、1人で行うなわとびカードを使った技の練習を行いました。検定をしてもらおうと、次々と先生の前に行列ができていました。2学期の終わりから取り組んできたようで、1人技のなわとびもだいぶ上達してきました。(写真中) 最後に、大なわの練習を行いました。昨年の1年生の時は「波跳び」でした。2年生にとって「8の字跳び」は、まだ始めたばかりです。それでも上手に跳べる子が何人かいます。他の子ども達も、友達に背中を押してもらいながら、なわに入るタイミングが少しずつ分かってきたようです。 3校時は、図工室で授業観察を行いました。2年生の「すけるん たんじょう」という作品制作の授業でした。クリアファイルを様々な形に切り、それを組み合わせることで、不思議な生き物「すけるん」を作る活動を楽しみます。 まず、クリアファイルを使っているところに、この作品の面白さがあります。クリアファイルは、半透明のシートが2枚重ねになっているため、線対称な形を切り出すことができます。鳥のような翼を作っている子が多く見られました。また、クリアファイルは自由に曲げたり折ったりすることができます。さらには、ねじったりひねったりもできます。クリアファイルのパーツをセロテープで取り付け、様々な立体感覚のある生き物ができ上がってきました。 「すけるん」は、子ども達一人一人の心の中に存在する生き物です。どんな形にしてほしいと言っているのか、自分の心に問いかけながら制作していました。それだけに、自分の「すけるん」のことをたくさん伝えたいようで、何度も制作途中に作品を手に説明に来る子がたくさん見られました。(写真下) 1月27日の給食![]() ![]() キャベツシュウマイ 五目さっぱりスープ 牛乳 一口メモ 今日は、練馬大根のたくあんを使ったキムチたくあんご飯を作りました。たくあんのポリポリとした食感が楽しいご飯です。 練馬大根は、作るのに手間がかかります。さらに、環境の変化や食生活の変化などにより、昭和30年頃から栽培が減ってきてしまいました。そのため、現在では市場に出回ることがほとんどなくなり、幻の大根となっています。 練馬区では、地元JAと生産者さんの協力により、伝統野菜である練馬大根を復活させる取り組みを行っています。練馬大根の引っこ抜き大会もその取り組みの一つです。 今日は、練馬区の漬物業者さんが作ったたくあんを学校に届けていただきました。 1月27日(月) その1![]() ![]() ![]() ![]() ・・・先週の木曜日に、体育朝会で大なわを行いました。そして、今日から大なわ週間が始まります。中休みに校庭に出て、クラスごとに大なわの練習に取り組みます。金曜日には記録会を行うので、クラスの最高記録をめざしてがんばりましょう。 1年生は波跳び、2年生以上は8の字跳びで、何回跳べたかを数えます。8の字跳びで記録を伸ばすには、なるべくなわに引っかからないようにすることです。そのためには、全員でタイミングを合わせて跳ぶことが重要になります。この「全員でタイミングを合わせる」というところがポイントで、その一番の方法は、「全員で声を出して跳んだ回数を数えること」です。跳んだ回数を数えるためには、回っているなわを見ていなければなりません。そのため、クラス全員の集中力が高まります。だから、跳び終わってホッとして、安心していてはいけないのです。跳び終わっても、すぐに跳んでいる人の方を見て、みんなで回数を数えていくようにします。そうすれば、どんどん回ってくる次の順番に備えることにもなります。 また、不思議なことに、クラス全員が大きな声を出せば出すほど記録が伸びます。これは、実際にやってみると分かります。黙って跳ぶ大なわと、みんなで「1,2,3…」と数えるのとでは全然違ってきます。 次に、なわに引っかからないように跳ぶコツについて話をします。きっと、大なわを跳ぶ時に縄に飛び込むタイミングがつかめずに時間がかかってしまう子が多いのではないでしょうか。見ていると難しそうに感じますが、慣れてしまえば簡単です。コツは、「なわが地面に当たったらGO!」ということです。回っているなわが地面に当たる音がした時に、すばやく飛び込みましょう。それでも引っかかる子は、すばやく入れていないということです。思い切ってなわの中に入ることが大切です。 そしてもう一つのコツは、回っているなわの中心で跳ぶということです。これも、怖がっている子ほどなぜか中心を外れて跳ぼうとして、引っかかってしまうようです。「全員で声を出して回数を数える」、「なわが地面に当たったら思い切って入る」、「なわの真ん中で跳ぶ」…今日からの練習で心がけてみましょう。 最初に、「記録を伸ばすには、なるべくなわに引っかからないようにすることです」と言いました。引っかからないようになってきたら、連続して跳べるように挑戦してみてください。つまり、一人がなわを跳んで出たら、続けて次の人が入るという8の字跳びです。連続して跳ぶ方が、制限時間内に跳んだ回数を伸ばすことができます。高学年ほど練習すればきっとできるはずです。そして、驚くほど最初の頃よりも最高記録がどんどん増えてくるでしょう。クラスの記録が伸びると、がんばって良かったという気持ちや、クラス全員の一体感を味わうことができます。 さあ、休み時間や体育の時間を使ってクラスみんなで練習し、楽しい大なわ週間にしていきましょう。・・・(写真上) 話の後、体育館の中央にスペースをとり、5年生の代表の子ども達に大なわの実演をしてもらいました。8の字跳びで連続してなわに入る姿が、全校のよいお手本となりました。「今日の中休みからがんばろう!」という気持ちが高まってきました。(写真下) 1月24日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2組では、「いかしてみよう」という学習の仕上げのページにある問題に取り組んでいました。(P61)身の回りから数が使われている場面を探して、ものの大きさを表しているものと、表していないものとに分類するという問題です。教科書には、「ものの大きさを表しているもの」として、200枚と書かれた折り紙の袋と147円と表示されているお菓子が載っています。逆に「ものの大きさを表していないもの」として、車のナンバープレート、電話番号、時計の文字盤、封筒の郵便番号の写真が出ています。 子ども達は、宿題として家で数字が書かれているものを見つけて、タブレットで写真を撮ってきました。それをクラスのみんなで共有し、ものの大きさを表しているものと表していないものとに仲間分けしていきました。子ども達が見つけてきた数は様々あり、それがどちらに分類されるのか、指導する先生も迷ってしまうものがいくつかありました。 分類の判断として、「大きい、小さい」(あるいは、多い、少ない)で考えられるものは「ものの大きさを表しているもの」と言えます。しかし、時計の文字盤の数字は、時間という数量を表しているととらえれば、ものの大きさを表す方に入れても良さそうです。指導する側が考えさせられてしまう問題でした。(写真上) 1年生は、国語の時間に「どうぶつの赤ちゃん」という学習をしてきました。教科書には、ライオンとシマウマの赤ちゃんについて、生まれたばかりの様子やどのように大きくなっていくのかが書かれています。ワークシートにまとめながら、2つの動物の赤ちゃんについて比べることができました。 今日は、さらに発展的な学習として、他の動物の赤ちゃんの本を読み、同じようにワークシートにまとめていきました。アザラシやパンダ、キツネなど、いろいろな動物の赤ちゃんについて書かれている本から印刷し、それをもとにまとめました。パンダの赤ちゃんは、「生まれた時は100グラムくらいで、目も耳も閉じていて、お母さんとは全く似ていません。」と書いてありました。しかし、子ども達のワークシートに貼る写真は、その何か月か後のパンダのようで、ぬいぐるみようなかわいらしい白黒姿が写っていました。 とにもかくにも、今回の説明文の学習を通じて、1年生の子ども達にとり、「教科書の文章の中から書き出す」ということがきちんと身についてきたようです。(写真中) 4年生は、理科の時間に「水のすがたと温度」という学習をしています。水が温度によって水蒸気や氷に変わることや、温度を変化させたときの水の体積や状態の変化について、実験を通して学んでいきます。 理科室で、1組が実験をしていました。ビーカーの水を熱していき、温度がどのように変化しながら沸騰するのかを調べました。子ども達の予想では、100度で沸騰するだろうと考えた子がほとんどのようでした。しかし、そのまま熱し続けると温度がどうなるかということについては、いろいろな考え方があったようです。 実験用コンロに火をつけ、1分ごとに水の温度を測っていきました。ビーカーの中の水を観察していると、しばらくして水蒸気のあわが立ち始め、やがてボコボコと沸騰が始まりました。温度計は、99度近くを示していた班がありましたが、96度〜97度辺りで止まったままの班が多かったようです。子ども達にとっては、予想していた100度まであと少しというところで上昇が止まってしまい、「あれっ」という思いだったようです。その後もしばらく沸騰させて様子を見ましたが、温度上昇は見られませんでした。(写真下) 水の沸点は100度です。しかしこれは、厳密には1気圧の場合です。(気圧の低い山の上では、沸点が下がります。)100度にならなかったのは、気圧の関係でしょうか。それよりも関係がありそうなのは、実験装置です。まず、温度計・・・正確な温度を測るには、棒温度計では無理があります。しかし、もっと関係がありそうなのは、「水」です。純水の沸点は100度ですが、水道水には不純物が含まれています。(教書も「100度近く」という表記になっています。) 1月24日の給食![]() ![]() いちごジャム 鯨のマリアナソース ワンタンスープ 牛乳 一口メモ 今日は、昔の給食の献立です。昭和25年頃に出されていた献立を再現してみました。 この頃の給食は、パンと牛乳、おかずといった献立でした。当時は安価だった鯨肉や、ちくわがよく使われていたそうです。 「鯨っておいしいの?」と思う人がいるかもしれません。しっかりとした味をつけた鯨を揚げて、子ども達が好きなケチャップやカレー粉で作ったソースを絡めているので、とてもおいしく仕上がっています。 鯨のマリアナソースは、リクエストメニューに選んでくれる子がいるほどの人気メニューです。鯨は昔は安価な食材でしたが、今では高価で貴重な食材です。そのため、給食ではこの1回しか出せません。ぜひ味わって食べてほしいと思います。 体育朝会(大なわ)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まず、なわの回し方や数え方を確認しました。運動委員会の児童が上手にお手本の跳び方を示してくれました。その後、クラスごとに分かれて3分間の練習を行いました。友達同士声を掛け合ったり一緒に数えたりしながら、集中して取り組んでいました。 来週から、大なわ週間が始まります。中休みは、全校で大なわに取り組む時間となります。4分30秒で何回跳べるかを数えていきます。 最終日の31日金曜日は記録会を行い、跳べた回数を載せた記録証も渡す予定です。各クラスで協力し合って、良い記録が出せるように練習をしていきます。 1月23日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 和太鼓やしめ太鼓、鉄琴、木琴、ウッドブロックなど、全員がローテーションしながら全ての楽器に挑戦できるように指導していました。2年生の子ども達は、初めて演奏する楽器に興味津々に挑んでいました。楽器によって演奏するリズムに違いがありながらも、よく理解して演奏していました。 特に和太鼓は、たたいてみるととても気持ちのよい楽器です。バチを上段に構えて足を前後に開き、堂々とたたいていた子がいました。どの子も音楽の授業が大好きな様子がよく伝わってきました。(写真上) 2年2組の教室で、「日本のお米、世界のお米」という資料を使った道徳の授業が行われていました。他国から伝わってきたものがあることに気づかせるとともに、様々な国の文化に親しませることを目的とした「国際理解」に関する内容です。 資料では、お米が外国から伝わってきたことや、他の国にはいろいろなお米をつかった料理があることを知った主人公が、様々なお米料理を調べようとする姿が描かれています。また、次のページには、世界のお米を使った料理が写真を使って紹介されています。子ども達にとって親しみのある料理もあれば、あまり見る機会がない料理もあります。写真が載っているパエリア(スペイン)やビビンバ(韓国)、ロコモコ(アメリカ)などは、2年生の子ども達もよく知っていたようです。教科書には、それ以外にもジャマイカやモザンビークのお米料理が紹介されています。(写真中) 日本では、お米を炊いたご飯を主食としています。しかし、世界の国々では、お米を使って料理したものがたくさんあります。さらに、世界の多くの国々でお米が作られていて、昔から大切な食糧の一つとされてきたことも重要な情報です。今は、テレビ等を通じて様々な国の文化や食生活を知ることができます。今日の授業を通じて、改めて他の国と私たちがつながっていることや、日本の文化との違いに気づくことができました。 6年生は、国語の時間に「大切にしたい言葉」という学習をしています。この単元は、自分にとって大切にしたい言葉を選び、関連する経験を伝えるための「書く」ことに関する学習です。 まず、大切にしたい言葉を選ぶことから始めなければなりません。6年生にもなると、今までいろいろな言葉(名言)に出会い、心に留めてきているのではないでしょうか。まず、担任の先生が4つの名言を紹介していました。 「失敗は成功への近道だ」…これは、アインシュタインの言葉です。失敗が大切であるという言葉は様々な偉人が残しています。続いて、「天才とは、1%のひらめきと99%の努力」…これは、エジソンが残した言葉です。努力が大切という名言も、たくさんの偉人が口にしてきています。(写真下) 続いて「最後まで希望を捨てちゃいかん。諦めたらそこで試合終了だよ。」…アニメ「スラムダンク」から、安西先生の言葉です。もう1つは、「奇跡は、諦めない奴の頭上にしか降りてこない」…アニメ「ワンピース」の中に出てくるセリフです。 他にも、アニメの中の名言と言えば、「こち亀」の両津勘吉の言葉が有名です。「人間!つまずくのは恥ずかしい事じゃない!立ち上がらない事が恥ずかしいんだぞ!」というのもあれば、「人生はビッグゲームだぞ!おもしろおかしく生きた方が勝ちだ!」という言葉もありました。 私は、名言というよりも自分で座右の銘としている言葉があります。「こだわりのある有言実行」です。自分のモットーであり、自分で決めた言葉です。さて、6年生の子ども達は、どんな名言を見つけていくでしょうか。 たてわり班遊び![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 体育館で遊ぶ班が2つ、視聴覚室で遊ぶ班が1つ、それ以外の班は校庭遊びです。それぞれの集合場所に児童が集まってきたら、まず全員が揃っているのか5年生がメンバーを確認します。次に、遊びの内容やルールー、チーム分け等について班のメンバーに伝えます。 遊びの進行も5年生です。始まりの合図とともに、鬼ごっこの班の児童が勢いよく走り出していきました。その中で、ドッジボールやけんけんどんちけた等の遊びで盛り上がっている班もありました。 体育館での遊びは、ジェスチャー伝言ゲームとラインおにです。視聴覚室では、漢字クイズが行われていました。これらの遊びについても5年生が計画しました。 終了の放送が流れたら、5年生中心に班ごとに振り返りをします。解散した後は、さらに各班の担当の先生と今日の遊びの良かった点や課題について話をしてから、片づけをしてようやく終わりです。 これを2学期までは6年生が全て行っていました。まだ始まったばかりなので慣れていない5年生もいましたが、さりげなくサポートしている6年生の姿も見られて感心してしまいました。2月のお別れ給食会や3月のロングたてわり班遊びでの5年生の活躍を期待しています。 1月23日の給食![]() ![]() キーマカレー キャロットドレッシングサラダ にんじんケーキ 牛乳 一口メモ 明日、24日から30日は、「全国学校給食週間」です。学校給食の意義や役割について、たくさんの人に知ってもらうとともに、給食について考えてもらうことを目的としています。 旭町小では、この期間内に、昔の給食や練馬大根たくあんを使った献立、練馬区の食材を使った献立を予定しています。 学校給食は、今から約130年前、山形県のある小学校で始まりました。お金がなくて、お弁当を持ってこられなかった子ども達のために給食を提供したのが始まりです。協力してくれる人を募って、おにぎりを作ってあげたそうです。 今では当たり前のように食べられている給食ですが、様々な歴史があり、たくさんの人の力で給食が成り立っていることを忘れてはなりません。昔の給食を知り、感謝の気持ちがもてるようにしていきたいものです。 1月22日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この説明文の第1段落は、「ありはものがよく見えないのに、なぜ、ありの行列ができるのか」という問いかけで始まっています。そして、次の第2段落から「中」の部分になり、アメリカのウイルソンという学者が行った実験と観察について紹介していきます。巣から離れたところに置いた砂糖に働きありが気づき巣に戻っていくと、次々と仲間のありが出てきます。不思議なことに、最初の働きありと同じ道を通っていきます。 次の実験は、その通り道を石でふさぐというものでした。しばらくありの列はばらばらになりますが、1匹が目的地にたどり着くと、やがて行列ができ始めます。これらの実験から、ウイルソンは、ありが地面に道しるべになるものをつけたのではないかと考えました。実際、ありの体の仕組みを調べてみると、お尻のところから特別の液を出すことが分かりました。 きっと子ども達の中には、この説明文に書かれていることと同様の実験(いたずら)をしたことがあるのではないでしょうか。それだけに、昔から長く説明文として教科書に使われてきたわけなのでしょう。やはり1,2年生の説明文と同じく、まずは正しく音読できるようにすることが欠かせません。(写真上) 3校時に、算数少人数教室の授業観察に行きました。今週から来月上旬にかけて、先生方の授業を1時間ずつ管理職で見に行く授業観察を実施します。教員の指導力向上のために、毎学期1回ずつ実施している取り組みです。 5年生は、算数の時間に「比べ方を考えよう(2)」という「割合」の学習をしています。小数を使って表す割合や、百分率(パーセント)、さらに歩合(割・分・厘)について学習を進めてきました。いよいよこの単元の最後になりました。 今日は、「仕入れの値段が500円の筆箱に、30パーセントの利益を加えて売ると、値段はいくらになりますか?」という問題について考えました。500円の30パーセントにあたる値段を求めると、「500×0.3=150」となるので、「500+150=650(円)」になります。あるいは、売る値段の割合は「1.3」にあたるので、「500×1.3=650(円)」でも求めることができます。 算数少人数教室で学習していたのは、「ジャンプコース」の子ども達でした。自分の考えを友だちと交流したり、積極的に前に出て発表したりする姿が見られました。百分率や歩合は、日常生活の中でよく使われています。これからも関心をもって取り組めるように指導していきます。(写真中) 5校時は、3年1組の授業観察を行いました。「ヌチヌグスージ」という資料を使った「生命の尊さ」についての道徳の授業が行われていました。草場 一尋さんが著した「いのちのまつり ヌチヌグスージ」という絵本をもとにした資料です。 「ヌチヌグスージ」とは、沖縄で行われている「命の祭り」のことです。先祖の墓の前で、感謝の気持ちを歌や踊りで伝える行事です。初めて沖縄にやってきた「コウちゃん」は、島の人たちが墓の前で行っているお祭りを見て驚きます。その様子を見ていた島のおばあちゃんから、命は父と母から受け継いだものであり、さらには祖父母や祖父から受け継いだものであること、そして、数えきれないほどのご先祖様がいて、そのうち1人でも欠けたら今の自分は存在しないという話を聞きます。・・・資料提示として、この本の朗読に使われているアニメーションを使いました。とても効果的に子どもたちに伝えることができました。 また、終末には、相田 みつを さんの「自分の番 いのちのバトン」の詩を読み、しっとりと終えるようにしていました。この授業は、再来週行う3年2組の研究授業に向けた事前授業も兼ねていました。同じ中学年分科会の先生方も参観し、さらに指導案の検討を深めていきます。(写真下) 1月22日の給食![]() ![]() おでん 白菜のゆず風味 オレンジ 牛乳 一口メモ 今日は、寒い季節にうれしい「おでん」の献立です。おでんは、煮物料理の一つで、かつおや昆布でとっただし汁に、しょう油などの調味料で味をつけて、様々な具材を入れて煮込む料理です。 具材で代表的なものは、大根や卵、こんにゃく、さつま揚げ、昆布などがあります。また、地域によって、タコや貝などの魚介類が入っている場合もあります。さらに味付けも、味噌味や生姜風味など、それぞれの地域で特徴のあるおでんが作られ、親しまれています。 豆腐を焼いて味噌をつけて焼いた「味噌田楽」が、おでんの由来のもとのようです。ある時から、味噌田楽をしょう油で煮込んで食べるようになったのが始まりだそうです。 関東では、「おでん」という呼び名が一般的ですが、関西ではおでんのことを「関東煮(かんとだき)」とも呼んでいるそうです。 1月21日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ちなみに、佐藤知正さんが監修した本に、「社会でがんばるロボットたち」(全3巻)があります。今回、光が丘図書館の団体貸し出しとして教室に置いてあります。その本には、様々なロボットのことが載っていて、小学生にも分かりやすく紹介されています。こんなに身近なところでいろいろなロボットが使われているということにびっくりします。 教科書の説明文では、まず題名が書かれているページに、犬型ロボットと掃除ロボットの写真が掲載されています。掃除ロボットというのは、よく家庭にある円盤型の床のごみを吸い取ってくれる機械のことです。子ども達は、「そうか、これもロボットなんだ」と思うでしょう。説明文の冒頭には、「ロボットは、人を助けてくれる、かしこい機械です。」と書いてあります。人や動物の形をしていなくても、人の代わりに働いてくれる機械を総称してロボットとしています。産業分野で使われている機械のほとんどはロボットで、全国の工場内で見ることができます。 本文では、「荷物を届けるロボット」や「水族館で案内をしてくれるロボット」、「空を飛んで、危ない場所を見に行ってくれるロボット」を例に説明しています。(「空を飛んで…」というのは、ドローンのことです。)子ども達も、様々な場所でロボットを見たことがあるのではないでしょうか? 特に案内をするロボットは、ファミリーレストランでは当たり前のように通路を行ったり来たりしています。昨日紹介した1年生と同様に、まずは音読を繰り返し練習し、説明文の意図する内容をしっかりとつかめるようにしていくことが大切です。(写真上) 4年生は、図工の時間に「ゆめいろランプ」という作品の制作に取りかかり始めました。ペットボトルなど光を通す材料の中に、LEDライトの光源を入れて光を外に向けて出します。そのペットボトルに、色セロハンやマーカーなどで彩色することで、中から発する光を様々に変える工夫を楽しむ制作を行っていきます。 学習のスタートとして、子ども達を第二図工室に集めて、これから使うLEDライトの光を体感させていました。図工の教材カタログには、様々なLEDの明かりが載っています。小型のものでありながら、赤や青、黄色などの光に次々と変わっていき、とてもきれいです。部屋の明かりを消したら、子ども達のLEDの明かりがすてきな空間を彩り、思わず「うわぁ〜」と声が上がりました。(写真中) この光を体感させてから制作に取りかかるところに、図工の授業としての重要な意義があります。ペットボトルの中から出たLEDの光が、友達の顔を照らしたり、天井に映ったりしていました。さあ、どんなアイデアでその光をさらにすばらしいものにしていこうかな…と、子ども達の考えが広がっていきます。ペットボトルと色セロハンを与え、できた子からLEDライトを渡すような授業では、子どもの楽しいアイデアは生まれないでしょう。 5校時に、1年2組で道徳の研究授業がありました。「二わのことり」という資料を使った友情・信頼について考える内容でした。 お話には、3種類の鳥の名前が出てきます。主人公の「みそさざい」は、「やまがら」のお誕生会に行こうか、「うぐいす」の音楽会の練習に行こうか迷います。小鳥たちはみんな「うぐいす」の家に行きます。「みそさざい」も「うぐいす」の家に行きますが、誰も行こうとしない「やまがら」のことが気になってしかたがありませんでした。迷ったあげく、「みそさざい」は「やまがら」の家に行きます。「お祝いに来たよ。」とみそさざいが言うと、やまがらは喜んで小さな目に涙を浮かべたのでした。・・・ミソサザイとは聞きなれない名前ですが、スズメほどの小さな鳥です。他のウグイスやヤマガラに比べて比較的地味な色合いですが、道徳の授業では重要な役割を果たしています。 ところで授業ですが…資料提示は、低学年の子ども達にしっくり入り込めるように、ペープサートを使って行いました。3羽の小鳥や鳥の家の中の風景は、図工専科の先生に協力して作ってもらいました。小鳥の絵を見せたとたんに、子ども達から「かわいい〜」という声が聞こえてきました。もうすでに、全員がお話の中に入り込んできました。短いお話ですが、手作りのペープサートと担任の先生の語りで、すばらしい資料提示になりました。また、さらに役割演技を入れながら、子ども達から様々な考えを引き出す授業になりました。(写真下) 今回も、本校歴代校長の土屋先生に、研究講師としてお越しいただきました。教材提示や終末のあり方など、たくさんのご指導をいただきました。 1月21日の給食![]() ![]() カリカリポテトのサラダ いちご 牛乳 一口メモ いちごの表面にあるつぶつぶは、いちごの種のように見えます。これは本当にいちごの種でしょうか? 答えは、×です。いちごの果実は赤い部分ではなく、種のように見える「細かいつぶつぶ」のところです。私たちが食べている赤い部分は、「花托(かたく)」と呼ばれています。花托は、果実を育てるためのふかふかの布団のような役割をしています。果実のようで果実でない、このいちごのようなものを、偽の果実という意味で「偽果(ぎか)」と呼んでいます。 いちごは、おいしいだけでなく、免疫力をアップしてストレスから体を守る働きのあるビタミンCを多く含んでいます。そのため、風邪をひきやすい季節のデザートにぴったりな果物です。 1月20日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今回の説明文では、「比較」の力を付けることが大きなねらいとなっています。教科書には、ライオンの赤ちゃんとシマウマの赤ちゃんの説明が載っています。そして、それぞれの赤ちゃんの生まれたばかりの様子と、どのようにして大きくなっていくのかが書かれています。本文の言葉を詳しく読み取りながら表にまとめ、2つの動物を比較できるようにしていきます。また、2つの動物の読み取りが終わると、教科書にはさらにカンガルーの赤ちゃんについて書かれた説明文も別に用意されています。 物語文も同じですが、特に説明文では、正しく教科書の文章を音読する力が必要になります。音読カードを使って、家庭でも毎日繰り返し読んでいくでしょう。教科書を目で追いながら、きちんと音読できるようにしていくことが大切です。(写真上) ところで、動物の赤ちゃんの本は、様々な出版社からたくさん出されています。1年生の教室にも、光が丘図書館の団体貸し出しでたくさんの動物の本が届いていました。説明文での学習をきっかけに、読書の関心が高まることにも期待したいと思います。 4年生は、算数の時間に「広さのくらべ方と表し方を考えよう」という面積の学習をしています。面積の単位については、4年生で初めて習うことになります。しかし、実は面積(広さ)の概念は、1年生の算数で学習済みです。1年生の3学期に、「どちらがひろい」という単元があります。(1年生は、もうすぐ学習する予定です。)1年生は、1,2学期に長さやかさを比べたのと同様に、広さも任意単位を使って比べられることを学習します。 それから3年も経って、面積についての本格的な学習に取り組むのが4年生のこの単元です。平方センチメートルの単位を習うとともに、正方形や長方形の面積の求め方を学びます。さらに、面積の単位には、広い場所を表すためのものがあります。平方メートル、アール、ヘクタール、平方キロメートルと、土地の面積などの用途によって、様々な単位が存在します。4年生の面積の学習では、これらの単位が一気に出てきます。(写真中) 今日は、アール(a)とヘクタール(ha)について、各習熟度別のコースで学習していました。一辺が10mの正方形にあたる面積が1aです。さらに一辺が100mの正方形では、1haとなります。日常では、おもに農地などを表す単位として使われているため、子ども達にはなかなかピンとこない単位かもしれません。旭町小の敷地は、2871平方メートルあります。1a=100平方メートルなので、28.71aの広さがあると言えます。このような単位の変換がまた難問です。 2校時に、3年2組で教育アドバイザー訪問の授業がありました。若手教員の育成のために行われている取り組みで、教育アドバイザーとして前校長の道山先生にお越しいただきました。社会科「練馬区のうつりかわり」の授業への指導・助言をいただきました。 授業では、昔の道具の変遷について関心をもって調べていく活動が行われていました。昔の道具として「七輪」と「洗濯板」を取り上げ、それぞれの道具を子ども達が触りながら、様々な部分に気づかせていきました。タブレットを活用し、気づいたところの写真を撮り、オクリンク機能を使ってみんなで共有するようにしていました。 七輪も洗濯板も、この学習のために学校で用意してあるものを使っています。七輪は、中に炭が入っていたり網が一緒に置いてあったので、魚などを焼く道具であることは容易に想像できました。しかし、洗濯板については、何の道具か分からない子がたくさんいたようです。洗濯板は部分洗いができるため、頑固な汚れを落としやすくなるというメリットがあります。例えば、靴下の黒ずみや泥汚れなど、洗濯機で一度洗っただけでは落とせないものも、洗濯板を使って部分的にこすり洗いすることで落とすことができます。ホームセンターや百均でも売られているようなので、洗濯板は現在でも重宝されているもののように感じられます。(写真下) 3年生は、来月の中頃に社会科見学があり、石神井公園ふるさと文化館に行く予定です。2階の展示室には、たくさんの昔の道具が展示されています。それまでに、学校でしっかりと学習を進めておくようにします。 1月20日の給食![]() ![]() サワラの西京焼き キャベツのおかか炒め きりたんぽ汁 牛乳 一口メモ 「きりたんぽ」は、秋田県の代表的な郷土料理です。今日の給食では、このきりたんぽを汁に入れて使いました。 昔、炭焼きや狩りをする漁師さんが山にこもる時、持ってきた杉の木で作った串に、ご飯を細く巻きつけて、炭火でこんがりと焼いていたそうです。そして、山で仕留めたキジや山鳥、近くでとれた山菜やきのこなどと一緒に煮込んで食べたのが始まりであるとされています。 「きりたんぽ」の「たんぽ」とは、槍の刃を覆う部分のことを意味しています。棒に巻き付けた形が似ていることから「たんぽ」と呼ばれ、鍋に切って入れるから「切りたんぽ」と呼ばれるようになったそうです。 1月20日(月) その1![]() ![]() ・・・まず、あいさつ運動のことについて話をします。先々週の始業式の翌日から、代表委員会の人たちが中心となってあいさつ運動が始まりました。正門側と南門側に分かれて、登校してくる子ども達に向かって、元気よくあいさつを投げかけていました。最初の計画では、あいさつ運動は3日間の予定でした。ところが、代表委員会の人たちの強い希望で、あいさつ運動を一週間行うことになりました。さらに、最終日の先週木曜日の朝、あいさつ運動が終わってから、「木曜日で終わるのは中途半端なので、金曜日までやらせてください。」とお願いに来ました。このような代表委員会の人たちの積極的な取り組み姿勢に、とてもすがすがしい気持ちになりました。何事も、自分から進んでやろうという心意気は、周りの人たちに良い影響を与えます。きっと、代表委員会のこの積極的な取り組み姿勢が、全校児童のあいさつを良くしたのだと思います。旭町小のあいさつが、3学期に入ってとてもすばらしくなりました。あいさつ運動が終わっても、さらに良くしていこうという気持ちをもって、これからもしっかりあいさつをしていきましょう。 ところで、今日は1月20日です。二十四節気で今日から「大寒」に入りました。(「大寒」の文字を見せながら)二十四節気とは、一年を春夏秋冬の4つの季節に分けて、さらにそれぞれを6つに分けたものです。つまり、一年間を2週間ぐらいずつの24個に分けた呼び名の一つが「大寒」です。 大寒は、文字を見ると分かる通り、一年で一番寒い頃という意味があります。二十四節気の大寒の次は、「立春」です。(「立春」の文字を見せる)今年は、2月3日が立春となっています。すぐに暖かくなるというわけではありませんが、今日から約2週間の大寒を過ぎれば、ようやく春がやって来ることになります。もう少しの辛抱です。 昔から「子どもは風の子」と言われてきました。しかし、極端に寒がる子どもが最近増えてきているそうです。ある大学病院のお医者さんの話によると、「食事」と「睡眠」、そして「運動不足」が寒がりの子に共通している原因だそうです。 人間の体温は、ほんのわずかですが1日の生活の中で上がったり下がったりしています。一番体温が下がるのが、夜寝ている時だそうです。朝、きちんと目覚めてまず朝食を食べることで、体温が上昇してきます。毎朝、しっかり朝ご飯を食べてから学校に来ているでしょうか? 次に「睡眠」です。きちんと眠る時間を確保することが重要です。そのためには、早く布団に入って寝ることが欠かせません。また、しっかりとした睡眠をとるには、夜遅くまでゲームをしていたりスマートフォンなどの光を浴びたりしていてはいけません。毎日ぐっすりと眠れているでしょうか? 最後に「適度な運動」をすることです。先週まで、なわとび旬間がありました。なわとびをちょっと跳んでいるだけで、体がぽかぽかと温かくなることは知っていますよね。体を動かす運動や遊びを進んで行うことで、体の中を流れる血液の働きが盛んになり、体温を上げることにつながります。学校でできる寒さ対策は、この体を動かすということです。体育の授業や休み時間に進んで体を動かしているでしょうか? さあ、いつも寒い寒いと思っている子は、今お話した「食事」と「睡眠」、そして「運動すること」を心がけてみましょう。同じ話をどこかで聞いたな…と思った子がいるのではないでしょうか? 3学期が始まってすぐに、「冬も元気に過ごそう はっぴ〜貯金」というカードが配られ、毎日チェックをしました。その時にも同じことが指導されていました。それだけ早寝・早起き・朝ご飯が大切であり、運動が欠かせないということなのです。・・・ 方言の授業(5年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 授業は、説先生の出身地である鹿児島県喜界島の方言を使った挨拶でスタートしました。説先生に教えていただいた挨拶をペアで行ったり、仙台・石川等の様々な方言に触れてみたり、喜界島の自然や名所を写真で教えていただいたりしました。 中でも子どもたちがくぎ付けだったのが、島の名産である「さとうきび」が登場した時です。外側のとても固い皮が、みるみると歯で剥かれていき、おいしそうに吸われる様子を見て、子どもたちも食べたい気持ちが高まっていきました。今回は特別に、さとうきびを全員分用意していただき、給食の時間に美味しく味わうことができました。初めて食べる子も多く、そのみずみずしさや程よい甘さが、とても気に入ったようです。 方言やその地方の文化を、五感を使って感じることができる時間でした。お家でもぜひ、今日の話を聞いてみてください。 |
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