11月13日(水)真ん中に給食のイラストがあり、その周りに給食ができ上がるまでにどんな人が関わっているのかが写真で示されています。子ども達に「給食ができるまでに、どんな人が関わっていると思う?」と聞いたら、きっと「栄養士さん」や「給食室の人たち」と答えることでしょう。しかし実際は、そういう方々だけではありません。 食材を作っている人たちや、食材を売ったり仕入れたりしている人たち、さらにはそれを運んできている人などなど、たくさんの人々が関わっています。この掲示物にも、漁師さんや酪農家さん、畜産家さん、農家さん、米農家さん、配送業者さん…そして調理員さんと栄養士さんが写真やイラストで表され、一つの輪で結んであります。(写真上) そして、資料にはこんな説明書きがあります。「…食事があることが当たり前と思わず、感謝の気持ちを込めて『いただきます』と『ごちそうさま』が言えるといいですね。」さらにさらに、「いただきます」は、私たちが生きていくために命をくれた動物や植物、手間をかけてくれた人たちに対しての感謝の気持ちを表す言葉であることが表示されています。(「ごちそうさま」も同様です) 私は、子どもの頃から「食べ物を粗末にするな」と親からこっぴどくしつけられてきました。きっと、私の両親が戦中〜戦後を経験していたからでしょう。食べ物の好き嫌いや、立ち歩いて食べること、箸の使い方など、事あるごとにひどく叱られたものでした。今から思うと、その教えにはとても感謝しています。現代でも、毎日食べ物がいただけることに感謝する気持ちは、決して忘れてはなりません。 1,2校時に、1年生の各クラスにサクラ草の植え替え指導を行いました。いつもの年より1か月遅れとなりましたが、これで全学年の植え替え作業が終了しました。 1年生の子ども達にとって、サクラ草の植え替え作業は初めてです。お手本を示しながら、上手に植え替えるコツや土をこぼさないコツを説明していきました。みんな目を輝かせるようにして、しっかり話を聞いていました。 低学年には、2人組で植え付けるようにさせています。サクラ草の苗をそっとひっくり返し、黒いビニールポットを友達に外してもらいます。そして1年生は、チューリップの球根も一緒に植え付けるようにしています。サクラ草の苗と球根が隣同士になるように置いてから、培養土を入れて完成です。(写真中) アサガオが終わった後の鉢は、チューリップの球根だけで植え付けている学校が多いはずです。チューリップは、冬の寒さを経験してから芽が伸びてきます。それまでずっと、土しか見えない鉢に水やりをしているのでは面白くないでしょう。その点、サクラ草の苗が植えてあれば、毎日水やりを楽しく行うことができます。 サクラ草は、冬休み前後には咲き始め、4月中旬まで花を楽しむことができます。一方、チューリップの花は、春休み頃に咲く予定です。2年生への進級に向けて期待が高まっている頃、サクラ草とチューリップの花の競演が楽しめることでしょう。 2年生は、国語の時間に「紙コップ花火の作り方」という説明文の学習をしています。説明文を読むとともに、その説明の工夫を生かして書くことも含めた、「読むこと」と「書くこと」の複合単元になっています。 昨日1組では、説明文を読みながら、実際に自分たちで紙コップ花火を作ってみました。今日は、その制作の経験をもとに、作り方の説明書を書くための表現の工夫を見つけていきました。「紙コップ花火の作り方」は、「前書き」、「材料と道具」、「作り方」、「楽しみ方」という内容のまとまりで書かれています。さらに「作り方」では、5段落で手順が示されています。(写真下) これから子ども達は、自分で作りたいおもちゃを選び、その作り方を分かりやすく説明する文章を考えていきます。さらに、生活科の「作ってためして」の学習にもつなげていきます。 ところで、教科書の改訂によって、今年から「紙コップ花火の作り方」になりました。昨年までは、「馬のおもちゃの作り方」が教科書に載っていて、各家庭からレトルトカレーの空き箱を用意してもらっていました。馬のおもちゃも面白かったのですが、材料の準備としては今回の説明文の方が簡単です。 11月13日の給食コールスローサラダ 牛乳 一口メモ クイズです。コールスローサラダは、給食でも定番のサラダの一つです。では、コールスローサラダとは、どんなサラダのことを言うのでしょうか? (1) ゆっくりと時間をかけて作るサラダのこと (2) マヨネーズで味付けをしたサラダのこと (3) キャベツの千切りが入ったサラダのこと 答えは、(3)のキャベツの千切りが入ったサラダです。オランダ語で「キャベツの千切り」のことを「コールスラ」と言います。その言葉から、千切りのキャベツを使ったサラダのことを「コールスロー」と呼ぶようになったそうです。 11月12日(火)1組では、自分が伝えたい日本文化について、まずタブレットを使ってインターネットで情報集めをしていました。神社や歌舞伎、着物、お茶、納豆など、日本特有の文化について、インターネットを使うと様々な角度から調べることができます。しかし、情報を集めることが重要なのではなく、調べた情報を取捨選択する力が大切になります。伝えたいことに応じて詳しく書く部分と、簡単に書く部分とを考えながら文章にしていくことが必要になります。そのような書くことの資質・能力を身に付けるための単元であると言えます。(写真上) 今年になり、日本各地にたくさんの外国人観光客が訪れています。テレビ等の報道を見ていると、観光客の目的のほとんどは、日本文化に触れることのようです。衣食住、さらには日本のアニメなど、外国の人たちにアピールできるものがたくさんありそうです。 2校時に、5年2組で教育アドバイザー訪問の授業がありました。若手教員の育成のために行われている取り組みです。今回は、3年次研修の一環として授業を参観し、指導・助言をいただきました。教育アドバイザーは、本校の前校長の道山先生です。 行われていたのは、「おばあちゃんからもらった命」という資料を使った道徳の授業でした。「感謝」について考えさせる道徳の内容項目にあたる資料です。・・・広瀬めぐみさんは、中学3年生の時に阪神・淡路大震災で被災しました。おばあさんと一緒に建物の下敷きになりました。おばあさんがめぐみさんを守るように覆いかぶさってくれたことで、かろうじて助かりました。しかし、めぐみさんがおばあさんの頭を抱えていた手をずらした途端、梁が頭に当たっておばあさんは亡くなってしまいます。その後、めぐみさんは自身を責める日々が続きました。やがて、助けてもらった命の恩返しをするつもりで、めぐみさんは介護福祉士になることを決意したのでした。・・・ 罪悪感に自分を責めてばかりいためぐみさんに、お父さんが声をかけるところで気持ちが変わります。「めぐみの無事が、おばあちゃんの何よりの望みだったはずや。」と繰り返し諭したと書かれています。周りの人の支えを知ることにより、人は感謝の気持ちをもつようになります。実話に基づいた道徳の資料ということもあり、さらに命にかかわる内容でもあるため、子ども達は真剣に授業に向かい、考えを発表していました。(写真中) 3校時に、5年生全員が1組の教室に集まり、学年集会を行っていました。音楽会に向けて、学年全員で気持ちを高めていくことを目的にした指導のようでした。 音楽会に向けた体育館での学年練習は、いよいよあさってから始まります。体育館のステージにひな壇を用意し、学年ごとに合唱や合奏の練習に取り組んでいきます。 まず、5年生が歌う合唱曲「君をのせて」の音声を子ども達に聴かせていました。他校の児童の歌声から、歌い出しのすばらしさに気付かせていきました。次に、自分たちの歌声を録音し、みんなで聴いてみました。ソプラノとアルトパートに分かれた二部合唱がきれいに聴こえてきたものの、部分的に歌声が小さくなってしまったり、そろわなかったりしたところがあったようです。本格的な練習はこれからです。まずは、学年全員が一丸となって気持ちを入れて取り組むことの重要性を確認し合いました。運動会の表現で一致団結したように、今度は音楽を通じて心を一つにしていきます。(写真下) 11月12日の給食ヤンニョムチキン チョレギサラダ 塩カルビスープ 牛乳 一口メモ 今日は、韓国料理の献立です。「ヤンニョムチキン」は、鶏のから揚げにコチュジャンやニンニクなどで作った甘辛いタレ(ヤンニョム)をからめて作ります。1980年代に韓国でブームになり、現在ではファストフードやスーパーなどでも見かけるほど、定番の料理になっています。 ヤンニョムとは、薬味や香辛料などを混ぜ合わせた調味料のことを呼びます。料理によって使用するヤンニョムは異なります。ヤンニョムチキンの場合は、コチュジャンやニンニク、砂糖などを混ぜ合わせたものを使います。ご飯がすすむ味付けになっています。 11月11日(月) その25月中旬に行われる三社祭は、江戸三大祭の一つとして有名です。毎年5月の第三土曜日を基点とした金・土・日曜日に行われ、江戸風情の残る下町浅草が一年で最も活気づく、東京の初夏を代表する風物詩となっています。教科書には、浅草神社の宮司さんの話や、長年浅草に住んでいる人の話が載っています。三社祭に対する浅草の人々の強い思いを感じ取ることができます。また、コロナ禍で4年間も開催されなかった時期が続いたことも書かれていて、そこからも三社祭に対する人々の願いや苦労が読み取れます。それらの資料を基に、4年2組では、三社祭のキャッチコピーを考え、調べたことのまとめにつなげていました。(写真上) 4年生は、2月18日(火)に社会科見学があり、浅草寺周辺に行く予定です。ボランティアガイドさんに案内していただき、三社祭の神輿が置いてあるところを見学することになっています。 ところで、「わたしたちの東京都」の91〜92ページには、練馬区の文化財マップが載っています。その一つに、旭町にも区の貴重な文化財に指定されているものがありました。「聖観音立像(しょうかんのんりつぞう)」という名前とともに、写真が掲載されています。場所は、なんと上練馬公園です。(ぜひ探してみてください。)もともとは光が丘公園の西側にありましたが、マンションの建設とともに移設され、回りまわって上練馬公園に設置されたようです。 2校時に、2年1組がサクラ草の植え替え作業を行いました。低学年は、中庭で植え替えをした後、校庭の藤棚のところに鉢を持って行ってから水やりをします。早く終わった子ども達が中庭に戻って来て、池の中にあるものに気がつきました。「ガマの穂」です。 水辺に生息する植物であるため、子ども達にとっては初めて目にする子が多かったようです。きりたんぽのような穂の部分が特徴の植物で、この穂の茶褐色部分は雌花に当たります。ガマの雌花は弾力があって、ふんわりと膨らんでいます。ガマの穂の上部には細長い棒があり、これがガマの雄花の部分です。花弁がないのでとても花には見えないため、通称「ガマの穂」と呼ばれています。(写真中) ちなみに・・・ガマの穂は爆発します。爆発すると言っても、火を放って爆発するわけではありません。膨らんだガマの穂を手でつぶすと、勢いよく破れて中から白い綿毛が飛び出すため、爆発すると言われています。 1年1組の教室で、タブレットを使って絵を描いていました。テーマは「秋」でした。紅葉する木々や秋の果物など、1年生なりによく考えて絵に表していました。出来上がった作品は、オクリンクで先生に送信していました。(写真下) お絵かきするアプリでは、使う色や筆のタッチなど、いろいろな設定ができるようになっています。今やパソコンを使ってデザインや設計をしたり、さらには絵を描いたりするアーティストがどんどん増えてきています。 いつかタブレットを手に写生をしたり、図工室に行かなくても教室の机上で絵を描いたりする時代が来るのでしょうか? しかし、クレヨンや水彩画の味わいは残ってほしいものです。そして、手や服を汚しながら絵を描く図工の時間は、なくなってほしくはありません。 サクラ草の植え替え(2年生)校長先生のお話をよく聞いて、友達と協力しながら作業を進めることができました。1年生の時より、素早く上手に植え替えられている子が多かったです。 これから愛情と水やりをたくさんあげて、きれいな花を咲かせてほしいです。 クリーン運動学年ごとに場所を分担し、学校周辺をきれいにする活動です。普段は主事さん方が校庭やその周辺をきれいにしてくださっていますが、今日はPTAのボランティアの方たちも一緒に、児童全員で落ち葉をたくさん拾い集めました。 短い時間ではありましたが、ごみ袋には落ち葉が次々とたまり、多くの落ち葉が落ちていたことに驚いていました。「たくさん落ち葉を集められてよかった。」「きれいになってすっきりした。」と感想が聞かれました。 11月11日の給食具だくさんオムレツ きのこスープ カルピスゼリー 牛乳 一口メモ 今日は、保健給食委員会が考えた「かみかみ献立」の第3弾です。献立のポイントは、カルピスゼリーです。 ゼリーに使われている寒天は、食物繊維がたくさん入っています。ゼラチンを使っている普通のゼリーより、ややかたい食感です。寒天は、その80%以上が食物繊維です。寒天に含まれる豊富な食物繊維の効果によって、便秘の改善のほかにも、生活習慣病の予防やその改善効果などが期待されます。 11月11日(月) その1・・・11月に入り、秋の深まりを感じるようになりました。先週、出張があり、自転車で光が丘公園の中を通りました。公園内の木々は少しずつ紅葉が進み、イチョウやサクラの木からたくさんの葉っぱが落ちてきていました。公園内には、犬の散歩をする人や遠足で来ていた小学生など、秋の季節を満喫するたくさんの人がいました。 そのような公園の中をよく見ると、あちこちで落ち葉を集めて掃除をしている方々が目に留まりました。落ち葉だけでなく、垣根の間に入って空き缶やビニールごみを集めたりもしていました。光が丘公園でこれらの作業をしている方々は、仕事として掃除をしているのではありません。ボランティアとして働いている人達です。 ボランティアというのは、自分でできることをすすんでみんなのために働く活動のことをいいます。お金をもらって仕事をするのではなく、人のためや社会をよくするために行う活動をボランティアと呼んでいます。 みなさんの身近に、ボランティア活動をされている方がいます。先週金曜日に、1年生から4年生の教室で読み聞かせがありました。毎月1回、読み聞かせボランティアの方々が絵本の読み聞かせをしてくださっています。みなさんの保護者や地域の方々が、絵本を通して子ども達の心を豊かにしようという思いで読み聞かせボランティアに参加されています。 また、PTA活動もボランティアとして行われています。運動会の時に会場の見回りをしたり、テントの片付けを手伝ったりしていただきました。さらに、夏のラジオ体操の運営をしたり、6年生の卒業アルバムの手配をしたりしているのもPTAの方々がボランティアで行っている取り組みです。そして、まさに今日、みなさんの前に並んでいるPTAの方々は、クリーン運動担当のボランティアとして来ていただいています。 今日は、これからクリーン運動を行います。学年で手分けをして、学校の敷地内や周辺道路、さらに上練馬公園の掃除をします。クリーン運動は、みんなで力を合わせて、学校や地域をきれいにするボランティア活動です。これを機に、みんなのために、そして社会全体のために貢献しようというボランティア精神を身に付けていけるようにしましょう・・・ 続けて、表彰を行いました。昨日、校庭で広場の祭典がありました。そのプログラムの表紙の絵に応募し、採用された児童の表彰です。6年生の子は、表紙の絵に、3年生の子はプログラムの中に応募したイラストが採用されました。どちらも楽しいお祭りにふさわしい、とても上手なイラストでした。 3年生 サクラ草の植え替え1,2年生の頃は、1つの苗に対してペアで行っていた植え替えを3年生になり初めて一人で挑戦しました。最初に校長先生から植え替えのやり方を目の前で実際にやりながら説明してもらいました。その後、鉢に対して入れる土の分量や赤玉土、培養土、肥料を入れる順番を「これでいいのかな」、「次はどれだったっけ?」とその都度確認しながら慎重に作業を進めていました。 苗を選ぶときも、元気そうな苗や気に入った形の苗を吟味して「これにしよう」と決めて大事そうに自分の鉢に移し替えていました。根が見えなくなるように、そして葉にはかからない様に丁寧に土を入れ、最後に校長先生に合格をもらったらジョーロで水をあげて植え替え作業を終えました。 今後は、子どもたちが水とたっぷりの愛情を注いで育てていく様子を一緒に見守りたいと思います。 11月10日(日)今年の広場の祭典のテーマは、「つなげよう みんなの心 地域の心」でした。その名の通り、地域の方々のつながりが深く感じられるお祭りになりました。 模擬店にはPTAや各団体が出店し、様々な飲食やゲームで楽しめるコーナーがたくさんありました。子ども達はもちろん、多くの家族連れで賑わいました。また、特設イベント広場では、様々な催しが行われました。 その特設ステージを使って、今年は5年生の有志が「旭町ソーラン+ダンスパフォーマンス」を披露しました。10月の運動会で踊ったソーランとダンスに磨きをかけ、18名で颯爽と踊る姿がとてもかっこよかったです。 お昼の式典後は、園児や小学校低学年の子ども達による「おみこし」が行われました。かわいらしい「ワッショイ、ワッショイ…」のかけ声とともに、賑わう会場内を練り歩きました。 旭町広場の祭典実行委員会を始め、青少年育成第六地区委員会の皆様、各町会や団体の皆様、どうもありがとうございました。 ロングたてわり班遊び遊び場所としては、校庭と体育館、視聴覚室の3か所です。雨の場合は校庭が使えないので、室内遊びの計画も立てています。低学年の子供たちは、6年生のお兄さん、お姉さんと一緒に遊ぶことができる時間をとても楽しみにしています。他の学年の子供たちも、授業の時間を使って遊ぶことができるので大喜びです。 遊びの内容としては、ドロケイ、どんちけた、バナナおに、かわりおに、田んぼの田、ジャンケン列車、ドッジボール、とりかご、じゃんけん鬼ごっこ、いろいろなドッジボール、王様ドッジボール、ドッジビー、だるまさんがころんだ、だるまさんの一日、絵伝言と様々です。 旭町小の子供たちは、このたてわり班遊びを通して、いろいろな遊びを経験することができます。校庭を思う存分走り回ったり、ボールを追いかけたり、ゲームで盛り上がったりで、あちらこちらから笑い声や歓声も聞こえてきました。お天気にも恵まれて、とても楽しい時間を過ごすことができました。 11月8日(金)2年1組の読み聞かせは、「うんちしたのは だれよ!」という絵本でした。ドイツの絵本作家が著した絵本で、頭にうんちが乗っているもぐらくんの絵が表紙になっています。・・・もぐらくんが地面から顔を出した瞬間に事件が起こります。もぐらくんの頭の上にうんちが降ってきたのです。「なんて ひどいことを!」と怒ったもぐらくんは、犯人を捜して歩き回ります。「ねえきみ、ぼくの頭にうんち落とさなかった?」(このように聞くもぐらくん自体が面白い)もぐらくんは、いろいろな動物に出会います。ハトやウマ、ウサギ、ヤギと、次々に聞いてまわるのですが、だれも違うと言います。その証拠に、それぞれの動物が自分のうんちの形や大きさを見せてあげます。(これも笑えます)最後に犯人が分かりました。もぐらくんは、ちょっとした仕返しをしてスッキリします。誰が犯人かは、読んでみてのお楽しみです。・・・(写真上) 続いての読み聞かせは、「ずっとそばに…」という絵本でした。「てぶくろを買いに」で有名な、絵本作家 いもとようこさんが著した絵本です。・・・動物たちは、森の中で仲良く暮らしてきました。しかし、その森が人間によって開発されてしまいます。餌がなくなってきて、とうとうくまさんはみんなの代わりに里まで出ていくことにしました。・・・かわいらしい動物たちの挿絵とは裏腹に、読み進めていくと涙があふれてくる絵本です。 頭にうんちを乗っけたもぐらくんの絵本の後に、しっとりと心に沁みる絵本の読み聞かせ…なんとすてきな組み合わせなのでしょう。10分〜15分の読み聞かせですが、子ども達をいろいろな世界に連れて行ってくれるすばらしい時間になっています。 3年生は、理科の時間に「太陽とかげ」の学習をしています。先週は、北校舎の屋上を使ってかげ踏み遊びをしたり、遮光プレートを使って太陽とかげの関係を調べたりしました。今日は、時間によって太陽とかげの位置がどのように変化するのかを調べていました。 画用紙の中央にストローを立てるようにくっつけ、屋上に持っていきました。ストローのかげを定規でなぞり、1時間後にかげの位置がどうなるかを調べました。画用紙は屋上の観測場所に貼り付け、動かさないようにします。(これが重要です)1時間後、ストローのかげは、先ほどの位置よりも動いていました。太陽はかげの反対側方向にあるわけですから、太陽の位置が変わった…ということになります。(写真中) 「かげの位置が移動する=太陽の位置が動いた」と考えるのは、意外に3年生では難しい思考です。なんとなく一日の中で太陽の場所が変わっているということは分かっていても、太陽が常に動き続けているという感覚はありません。校庭に長い棒を立てておくと、かげが動いていく様子がすぐに分かります。校庭にできた長いかげに線を引き、ほんの5分、10分するだけで、かげの位置が移動するのを見ることができます。 5校時に、4年2組で学級会(クラス会議)を開いていました。議題は、「最近のクラスでよかったことと困ったことを出し合おう」という内容でした。2学期の半分を過ぎ、クラスみんなで振り返りをし、新たにがんばろうという趣旨でしょうか。 よかったことは、たくさん挙げられていました。「授業の時間を守る人が多くなった」、「片付けじょうずのカードがもらえた」、「給食の準備が早くなった」、「(授業の)始まりと終わりのあいさつがよかった」・・・その他にも、個々によかったこと(跳び箱の技ができたことや理科の実験をがんばったなど)が出されていました。(写真下) 4校時にはロングのたてわり班遊びがありました。遊びが終わると、いつも班ごとに振り返りをしています。さらに各教室に戻ってからも、クラスごとにその日のたてわり班遊びが楽しかったか、きちんと参加できたか、下学年の子に優しくできたかなど、振り返りをしています。毎日の「帰りの会」も一日の学校生活の振り返りです。掃除の反省会も同様です。しっかり振り返ることで、子ども達の成長を促していきます。 11月8日の給食白身魚のクリスピーフライ カリカリ油揚げのサラダ わかめと豆腐の味噌汁 牛乳 一口メモ 今日は、保健給食委員会が考えた「かみかみ献立」の第2弾です。献立のポイントは、白身魚のフライです。衣にコーンフレークとパン粉を使っていて、より噛み応えのあるフライになっています。 よく噛むことには、肥満予防や脳の発達の効果があります。 また、今日のご飯は「さつまいもご飯」です。秋の旬の野菜であるさつまいもを使って作りました。さつまいもの甘味がご飯とよく合い、とてもおいしく仕上がりました。 稲刈り(5年生)夏休み中にも当番制で水やりを行い、約一か月前にはすずめ対策でバケツの場所を移動させる等、細かくお世話をしてきました。今日は、そんな稲を友達と協力し合って刈りました。5月の小さかった苗の面影は一切なくなり、かなり大きくなった稲を刈るのはとても大変だったようです。「くすぐったい」「固すぎてうまく切れない」という声がたくさん聞こえてきました。 刈った後の稲は、一束にして4階の踊り場に干しています。総合的な学習「米作りに挑戦!」の集大成として、今後はもみをとり、精米していく作業も楽しみです。 11月7日(木)「かたちあそび」の単元は、1年生にとって初めて習う図形の学習です。身の回りにあるいろいろな立体について、その特徴をとらえることがねらいとなっています。そして、立体図形の構成要素としての平面図形の理解を図っていきます。 1組では、視聴覚室に移動して、箱を使った遊びを通して立体図形に親しむところから始めていました。各自持ってきた箱を使い、グループごとにいろいろなものを作りました。箱があると子ども達は、まずは積み上げてみたくなるものです。隣のグループが高いタワーを作り始めると、自分たちも負けまいとどんどん積み上げていきます。ついには自分たちの背の高さを超えるくらいまでのタワーができ上がっていきました。(写真上) 何度か箱を積み上げていくうちに、土台とする箱や上の方にふさわしい箱などの気づきが生まれてきます。また、箱の向きも大切な要素であることが分かってきます。形の概念は、こうした遊びを通じて形成されていきます。小さな子どもの遊び道具として、昔から積み木が使われています。手で触りながら試行錯誤することは、子どもの発育を促すとともに、算数の基本概念を育むことにもつながっています。 2年生は、国語の時間に「そうだんにのってください」という学習をしています。子ども達は、いろいろな学習場面で話し合い活動を行っています。しかし、この学習では、話し合いを進める上で大切な「相手の発言を受けて話をつなぐ力」を育てていきます。 まず、教科書をもとに「考えを言う時、考えを聞く時」と「友達と考えを出し合う時」の注意点について学びました。そして、いよいよグループで話し合いの実践です。1組では、4人のグループで相談する子と相談に答える子に分かれて話し合いをしていました。では、実際にどんな相談とそれに対する考えが返ってきたのでしょうか? ある子は、「授業にどうしたら集中できるのかを相談しました」と話していました。友達からは、「先生の話をしっかり聞いていると集中できるよ」と言われたそうです。…答えてあげた友達も立派です。 その隣の子にも聞いてみました。「ぼくはすぐに眠くなるから、どうしたら夜ぐっすりと眠れるかを聞いてみました」と話していました。それについては、私がアドバイスしてあげました。「昼間、よく運動すること。夕食をしっかり食べること。お風呂に入ったらすぐに布団に入るようにすること。」…周りの子ども達も「そう、そう」とうなずいていました。私は、布団に入ったら数分も経たずに眠れる方です。(写真中) 6年生は、理科の時間に「てこのはたらきとしくみ」の学習をしています。加える力の位置や大きさに着目して、これらの条件とてこの働きとの関係を多面的に調べていきます。そして、様々な実験からてこの規則性についての理解を深めていきます。 5校時に、2組が理科室で実験をしていました。1本の長い棒を使って、砂袋を様々な方法で持ち上げ、手ごたえ(力の入り方)を調べる実験です。生活の中で、子ども達が大がかりなてこを利用する機会はほとんどないのではないでしょうか。てこを利用すると、小さな力で重い物を持ち上げることができます。重い砂袋も、棒を持つ位置や砂袋をつるす位置を変えるだけで、ずいぶん手ごたえが違ってくるものです。(写真下) 単元の後半では、実験用てこを使って「支点・力点・作用点」の関係を調べていきます。さらに、身の回りで使われているてこの原理についても学習します。 音楽朝会音楽会の全員合唱曲は、全校児童が体育館に集まる一日目のみの歌唱になります。「つばさをください」は昔からよく歌われている曲です。そのため、音楽の授業で初めて紹介した時に、「お母さんが歌っていた」とか「この曲聞いたことある」と言って、すぐに歌える子がたくさんいて驚きました。 後半の音程が高いので、実際に歌ってみると難しかったりもします。しかし、それ以上に楽曲の魅力の方が大きくて、学年に関係なく子供たちが大好きな歌です。 せっかくなので、今日は学年ごとにどんな声で歌っているのかを聞き合うことにしました。低学年がどんな声で歌うのかが心配でもあったのですが、高音をとてもきれいな声で歌っていて感心してしまいました。中学年は、そこにさらに響きが加わってとてもすてきな声で歌っていました。そして、高学年です。5年生は響きの上に力強さが加わって安定感のある歌声を聴かせてくれました。6年生は、変声期の関係で声のコントロールに苦しんでいる男子が多いので、その分を誰が補っていくのかという難しい課題に直面しています。それでも、未だに天使の歌声を失っていない男子や身体の成長とともに声の響きに磨きがかかってきた女子の頑張りで音楽会を乗り切ることができるのではと期待しています。 最後に全校児童で歌った「つばさをください」は、体育館中に伸び伸びとした素晴らしい歌声が響きわたって本当にすてきでした。音楽会が楽しみです。 11月7日の給食野菜チップス 黒蜜きなこ餅 牛乳 一口メモ 今日から3日間、保健給食委員会が考えた「かみかみ献立」が登場します。「かみかみ献立」とは、よく噛んで食べることを意識した献立のことです。そのために、よく噛めるような噛み応えのある食材と、丈夫な歯を作るために必要なカルシウムの多い食材を使うようにしています。 今日の「かみかみうどん」は、太麺を使っていて、噛み応えがあります。具材は、ごぼうやたけのこなど、たくさん噛むものを使っています。 よく噛んで食べると、発音がはっきりしたり、脳が発達したりする効果があります。 消防署、警察署見学(3年生)前の週に、学校内の消防設備の種類や数を数える学習を行ったこともあり、地域の消防設備を探しながら移動しました。 まず、最初に消防署で行われている訓練を見学しました。ポンプ車から長く伸びたホースやはしご車を使い、要救助者役の人を助ける様子を見ることができました。その後、消防署で働く人の一日の流れや仕事の内容、署内の施設についての説明を聞いたり、質問をしたりしました。A4の紙にびっしりとメモをとっている子がたくさんいました。特に、訓練が毎日行われていることや、全装備の重さが30キロ前後もあること、そしてはしご車のはしごが30m以上も伸びることを聞いた際には、「おーっ」と驚いていました。 次に、すぐお隣の警察署へ場所を移して、交番や警察署の人の仕事の種類の説明を受けました。似顔絵を書く警官の特徴を捉えた絵や、パトカーだけでなく船やヘリコプターも使われていること、さらにそれぞれの現在地が大きなモニターに映し出される様子のVTRを見て学びました。 また、自転車の交通ルールについてのクイズにも答えました。自転車のルールについて再確認することができました。自転車は本当に危険なとき以外はベルを鳴らしてはいけないこと、そして保険に必ず入らなければいけないことについて、改めて知ることができました。 最後にパトカーの中を交代で見せてもらいました。普通の車には無いボタンを見て、「なんのボタンかな?」と興味津々に見学していました。パトカーの元の車種や階級章、逮捕状の取り方、警視総監になる方法を質問した子がいたことに、警察署の方は少しびっくりしていたようでした。 見学が楽しかったようで、いつもより給食を多めに食べている子がたくさん見受けられました。 11月6日(水)4年生は、1学期に「アップとルーズで伝える」という説明文を学習しました。しかし、要約についてはその学習の後、しばらく経ってから習っています。ですから、説明文を通して各段落の文章を要約していくのは今回が初めての取り組みとなります。 昨年までの教科書では、「世界にほこる和紙」という説明文が載っていました。教科書の改訂とともに、新しく「未来につなぐ工芸品」という説明文に替わりました。説明文の読み取りが終わった後には、「工芸品の魅力を伝えよう」という「調べて書く学習」があります。和紙も日本の伝統的な工芸品ですが、より全面的に工芸品を扱った説明文を示すために変更したのかもしれません。筆者は、途中で「奈良墨」や「南部鉄器」を例に出し、分かりやすく説明しています。 ただ、子ども達にとっては要約するということがまだ難しいようで、若干頭を抱えながら考えていたように見えました。(写真上) 午前中、3年生の社会科見学がありました。歩いて光が丘消防署と警察署に行き、各施設で説明を聞いてきました。3年生は、社会科の時間に「地域の安全を守る」という学習をしています。火事から町を守る仕事として「消防署」、さらに事故や事件から町を守る仕事として「警察署」の役割について学んでいます。光が丘にある消防署も警察署も、歩いて30分弱で行ける距離なので、見学にぴったりです。 消防署は、毎年3年生が見学に行ってお世話になっています。私も毎年後から自転車でかけつけ、一緒に見学させてもらっています。今年はとてもラッキーでした。消防署の中庭で、消防隊の大掛かりな訓練を見ることができたからです。もうすく消防隊の競技大会があるようで、本番さながらの訓練が行われていました。子ども達は、3階のベランダからその様子を見させてもらいました。ポンプ車とともにはしご車も乗り入れ、6階にいるけが人を救助する訓練を目の前で見ることができました。(写真中) 続いて光が丘警察署の見学に行きました。(消防署のすぐ隣です)警察署の見学は、本校では今まで行っていなかったので、初めての試みでした。警察の仕事について、映像を見て学んだ後、交通安全についての説明がありました。その中で自転車についてのクイズが何問か出されました。最終問題は、超難問でした・・・「自転車に乗る人は、対人賠償事故に備える保険に入ることが義務化されている」これは、〇でしょうか、×でしょうか? 正解は、〇です。3年生には難しすぎますが、大人にとっても意味が解っていても難しい問題です。東京都では、令和2年の4月から義務化されています。私もよく出張で自転車に乗りますが、対人賠償の保険に加入しています。 1年生は、国語の時間に「じどう車くらべ」という説明文の学習をしています。1年生は、1学期に「つぼみ」という説明文を学習しました。2回目となる説明文は、子ども達にとって関心の大きい自動車についての内容です。いろいろな自動車について、どんな仕事をしていてそのためにどんな造りになっているかを説明している文章です。教科書には、「バスや乗用車」、「トラック」、「クレーン車」の順に説明しています。 1組では、バスや乗用車についての段落を繰り返し音読しながら読み取りをしていました。説明文の理解のためには、繰り返し読むことが大切です。そうすることで、「〜の仕事をしています。」とか「そのために〜」というヒントとなる言葉に気がつくようになっていきます。(写真下) ところで、やはり昨年までの教科書との違いを見つけてみたくなりました。文章は同じですが、挿絵が変わりました。今までよりもはっきりとした色合いになっています。さらに発見しました! ・・・シートベルトの違いです。昨年までの挿絵では、バスの運転手はシートベルトをつけていましたが、乗客はつけていませんでした。今回の教科書では、バスの乗客も全員ちゃんとシートベルトを着用しています。こんなところまで気を配りながら挿絵が考えられているのですね。 |
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