2月4日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日の授業は、「入学してからの自分の成長を見つけよう」ということをめあてとした学習内容でした。導入場面では、1年生として最初に撮った「入学式のクラス集合写真」を映して見せていました。これだけでクラスの子ども達は「ワァァ〜」と大歓声でした。さらに、当時各学級で撮った個人写真も電子黒板に映していきました。(写真上) 2年生の子ども達にとって、1年生の頃(それも昨年度の4月ですから、約2年前になります。)の記憶は、相当昔のことに感じたのでしょう。さらにこの2年間の成長を見つめ直すために、次に先生が取り出したのが「キャリアパスポート」です。1年生の頃に書いたシートには、アサガオの成長日記や運動会の絵、そして冬休みにお手伝いをした「家族にこにこ大作戦」のカードが挟んでありました。一枚一枚を振り返りながら、懐かしい気持ちが湧いてきたようでした。 次に、自分の成長を「体」と「心」、「できるようになったこと」に分けてワークシートにまとめていきました。「きちんとあいさつができるようになった」、「優しい言葉が言えるようになった」、「手を挙げて発表することができるようになった」…と、たくさんの成長を見つけることができました。そういう風に自分自身を見つめ直すことができるようになったのも大きな成長の一つです。 最後に、先日の保護者会で出た「我が子の成長」について、子ども達に紹介していました。「字が上手になり、書き初めの練習をがんばっていた」、「九九を毎日お風呂でがんばって練習していた」・・・中には、「顔つきが大人っぽくなった」という言葉も保護者会で聞かれたそうです。 2,3校時に、1年生が4つの保育園と交流会を行いました。先月は、旭幼稚園との交流会を行っています。今回は、旭町保育園と旭町第二保育園、さくらさく未来旭町保育園、さくらさく未来田柄保育園の4園の年長さん(47人)を迎えて行いました。 体育館ではじめの会をした後、3つのグループに分かれて交流活動をしました。1つのグループは、体育館で体を動かす活動交流でした。まず、広い体育館を使って、「だるまさんがころんだ」をしました。次に、昔遊びを一緒に体験しました。けん玉やこま、あやとりを用意し、保育園の子ども達にやり方を教えてあげました。中にはけん玉が得意な保育園があったようで、1年生が逆にコツを教えてもらえそうな場面もありました。 2つ目のグループでは、2組の教室を使って学校クイズをしました。学校生活や給食など、様々なクイズを出題し、保育園の子ども達に答えてもらっていました。 3つ目のグループでは、学校生活の様子を体験してもらいました。1組の教室に案内し、ランドセルを背負わせてあげたり、道具箱の中身の紹介をしたりしました。計算カードや算数ブロックを使って、簡単な算数の計算を教えてあげる姿も見られました。また、鉛筆で線を引くプリントに取り組ませ、先生から花丸をもらうという体験もしました。鉛筆の正しい持ち方から教えてあげる子もいて、1年生とは言えもうすぐ2年生になるのだなと感じさせられる光景が見られました。(写真中) 5校時に、3年2組で道徳の研究授業がありました。今年度最後の研究授業でした。「つながる命」を主題とした「ヌチヌグスージ」という資料を使った授業でした。自分の命がたくさんの人に関係していること、そしてその繋がりを知ることで生命の不思議さや雄大さについて子ども達に感じさせる内容でした。 主発問の前には、このお話の絵本から拡大した掲示物を提示したことで、子ども達に強烈なインパクトを与えていました。子ども達に遠い祖先から受け継がれてきた命の不思議さと生命の連続性を、視覚的に印象付ける効果がありました。(写真下) 今回も、本校歴代校長の土屋先生に、研究講師としてお越しいただきました。また、今年度、若手教員の指導でお世話になった教育アドバイザーの道山先生にもお越しいただきました。お二人の歴代校長先生方にご指導いただくという、とても豪華な研究授業の締めくくりとなりました。 保育園との交流会(1年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 旭町保育園、旭町第二保育園、さくらさくみらい旭町保育園、さくらさくみらい田柄保育園の4園の年長さんたちが来てくれました。 1月には旭幼稚園との交流会があり、今回も同じ流れでの交流でした。子どもたちは、前回よりももっとパワーアップしており、声かけや関わり方を工夫していました。笑顔で話しかけたり、見守っていたりする姿があちこちで見られ、成長を感じました。 年長さんたちにとって、とても貴重な体験になったようですが、1年生にとってもいい学習の機会になりました。 今日の気持ちを忘れずに、新1年生を迎える準備をしていきたいと思います。 2月4日の給食![]() ![]() レモドレサラダ いちご 牛乳 一口メモ もうすぐ卒業を迎える6年生に、もう一度食べたい給食のメニューのアンケートを取りました。リクエストにあったメニューは、2,3月の献立に入れています。献立表に星印がついているメニューがリクエストに入っていた料理です。 金額や栄養バランスの問題で、全てのリクエストをかなえることはできませんが、旭町小学校の楽しい思い出の一つになったら嬉しいです。 他の学年の子ども達も、6年生になった時にどのメニューをリクエストするのか、今から楽しみなことでしょう。 2月3日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2組では、単元全体の導入として、体の部分を使った長さについて知ることから始めました。「あた」「つか」「ひろ」という長さをご存知でしょうか? 日本で昔の人が使っていた長さの呼び名で、いわば昔の「ものさし」とも言える単位です。「あた」は、親指と中指をいっぱいに開けた時の長さです。「つか」は、手でものをつかんだ時の手の幅をさし、「ひろ」は両手を左右に広げた幅です。 まず、「ひろ」に当たる長さを友だちと一緒に測ってみようということになりました。両手を広げると、身長と同じ位の長さになると言われています。30cmのものさしをあてがいますが、その何倍もありそうです。ものさしで測り取ることを繰り返しながら、ようやく120cmを超える長さを測ることができました。(写真上) このように、これから長いものの長さを測るためには、もっと大きなものさしが必要になるということを実感させていきました。そして、1mものさしを取り出し、いかに便利なものであるかを知らせていきます。 一方、6年生の算数は、6年間のまとめとなる「算数のしあげ」に取り組んでいます。今日は、量の比べ方と単位に関する学習内容の復習を行っていました。 小学校6年間で、算数の時間に様々な単位について学んできました。長さ(km、m、cm、mm)、かさ(kl、l、dl、ml)、重さ(t、kg、g)、面積(平方キロメートル、ha、a、平方メートル)、体積(立方メートル、立方センチメートル)など…、いつの間にかたくさんの単位を学習していたことに気がつきます。(他にも、早さや時間の単位もありました。) 2年生から数量の単位について学び始めますが、単位の換算に関する問題が得意な子はほとんどいません。これは、言葉の意味をきちんと理解しないままどんどん新しい単位が出てくることや、実際の場面で単位を用いる見当がついていないことが原因になっています。例えば、教室の縦の長さや卵1個の重さなど、おおよその量が分かるかどうかが大切です。そういう感覚が育っていなければ、単位の換算は机上での計算でしかないのです。 今日は、6年生の各コースで、「簡易換算表」なるものを子ども達に紹介していました。面積・長さ・液量・重さ・体積の各単位が方眼上に表記してあり、それとは別に数字の1と0が書かれた帯があります。数字の帯を左右にスライドさせてあてがうと、一目で単位が換算できる仕組みです。例えば、「1」を「km」の位置で止めると、「1km=1000m=100000cm」と読み取れます。(写真中) 「キロキロ(k)とヘクト(h)デカ(da)けたメートルが、デシ(d)に追われてセンチ(c)ミリミリ(m)」…こんな呪文のような言葉を小学校時代に習ったという方が多いのではないでしょうか? k(キロ)は1000倍、h(ヘクト)は100倍、da(デカ)は10倍、d(デシ)は1/10、c(センチ)は1/100、m(ミリ)は1/1000という意味があります。こういう言葉は「一生もの」です。 2月に入り、今月末には全校で「6年生を送る会」があります。6年生を送る会は、もちろん卒業する6年生が主役の行事ではありますが、同時に5年生にとってもとても重要な取り組みです。会の中での「引き継ぎ式」では、校旗が6年生から5年生に渡されます。さらに、委員会やたてわり班のリーダーとしての役割をバトンタッチするセレモニーもあります。 当日は、続けてたてわり班で給食を食べる「お別れ給食会」が行われます。すでにたてわり班については、先月から5年生に運営が引き継がれています。お別れ給食会では、一年間お世話になり、班をリードしてくれた6年生にメッセージカードをプレゼントします。5年生の各教室では、その準備が行われている最中でした。 たてわり班ごとに、1〜5年生が書いたメッセージが集まりました。一人一人、ていねいな文字で6年生に向けた感謝の言葉が書かれています。5年生の各教室では、それらとともに全校遠足の時に撮った写真と表紙をつけて、リボンで綴じる作業が行われていました。6年生に喜んでもらえるように…という思いを込めて、どの班もていねいに作成していました。(写真下) 2月3日の給食![]() ![]() シシャモのピリ辛焼き きな粉豆 すまし汁 牛乳 一口メモ 今日の給食は、節分の献立です。今年の節分は、昨日(2月2日)でした。節分は、「季節を分ける日」のことです。連日寒い日が続きますが、暦の上では冬から春になります。節分には、ヒイラギの枝にイワシの頭を刺して、玄関にかけておく風習があります。これは、イワシの匂いで鬼を寄せ付けないようにするため、あるいはヒイラギの葉先のトゲで目を突かれた鬼が逃げ出したという伝説からの言い伝えです。また、大豆を歳の数だけ食べると、一年間健康で幸せに過ごすことができるとも言われています。 今日のちらし寿司は、海苔で巻いて「恵方巻き」のようにして食べるようにしました。今年の方角は、「西南西」です。すまし汁には、鬼のデザインのかまぼこが入っています。節分のメニューを食べて、体の中からも鬼を退治できるようにしましょう。 2月3日(月) その1
全校朝会は、体育館で行いました。先週の大なわ週間の取り組みから、「支え合う優しさ」というテーマで話をしました。
・・・先週の大なわ週間では、どの学年・クラスもよくがんばりました。大きな声で跳んだ回数を数えているうちに、クラスの新記録が出ると、自然にクラス全体がわき上がるような大歓声に包まれていきました。一人だけ楽しいのではなく、みんなで一緒に喜べるというのは、とてもすばらしいことです。運動会の時のことを思い出してみてください。団体競技では、赤組対白組で競い合いました。自分のチームが勝った時には、赤組も白組もみんなで大喜びしましたよね。そして、たくさん練習してがんばったダンスが終わった瞬間、あるいはマーチングが終わった時のことを思い出してみてください。学年みんなでうれしい気持ちになれたはずです。さらに、音楽会の歌と合奏が終わった時にも同じような感覚を体験できたことでしょう。仲間と一緒に取り組むことのすばらしさを、今回の大なわ週間でも経験することができました。 ところで、みんながみんな大なわが得意だったわけではありません。中には、「大なわに引っかかったらどうしよう。」とか、「大なわを跳ぶタイミングが分からないから苦手だな。」と思っていた子が少なからずいたはずです。校長先生が高学年の担任をしていた頃に、こんな思い出がありました。 クラスに「コウちゃん」という男の子がいました。大なわが大の苦手で、クラスで大なわをやっていて自分の番が来ても、ちっとも跳ぼうとしませんでした。「コウちゃん、引っかかってもいいから跳ぼうよ。」とみんなが優しく言っても跳ぼうとしませんでした。以前、いつもなわに引っかかっていたので、大なわはもう跳ばないと決めてしまっていたのです。やがて、旭町小と同じように大なわ週間が始まり、休み時間にみんなで練習をすることになりました。 ある日のことです。みんなで大なわを練習していた時に、コウちゃんがすごい勢いで走って来て、なわの中をくぐり抜けていきました。なわを跳んだわけではなかったのですが、回っているなわの中を走り抜けることができたのです。その時、クラスの子がこう提案しました。「コウちゃんだけ、なわをくぐり抜けてもいいことにしよう。」もちろんみんな賛成しました。それは『コウちゃんルール』と呼ばれるようになり、先生のクラスだけの特別ルールになりました。みんなが8の字跳びをして、時々コウちゃんが回っているなわの中をビューとすり抜けていきます。それからは、コウちゃんも喜んで参加するようになりました。記録会の日にクラスの最高記録が出せた時、クラスみんなで大喜びしました。もしコウちゃんが参加しないままだったら、あんなにみんなで喜べなかったと思います。忘れられない思い出になりました。 誰にでも苦手なことはあります。みんながみんな同じようにやろうとしても、どうしてもできないことはあるのです。それをお互いに理解し合い、ともに支え合う優しさが大切です。 最後に、ふれあい月間についての話をします。今日から2月の学校生活が始まりました。練馬区では、毎年6月と11月、そして2月をふれあい月間に位置付けています。いじめや暴力のない毎日が過ごせるように、重点的に取り組むことになっています。ふれあい月間のたびに伝えていますが、身近な友達へのからかいや仲間はずれがいじめの原因となります。また、大人による暴力で困っているという小学生も全国で増えています。いじめや暴力で困った場合は、すぐに相談するようにしてください。・・・ |
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