2月7日(金) その2![]() ![]() ![]() ![]() 今日は、ロボロボ(教科書に出てくる黄色いロボット)が書いた1年生への手紙を読み、相手や場に応じた表現について考える学習を行いました。ロボロボは、こんなお知らせの張り紙を作りました。「1年生へ 『お楽しみ交流会』に出るにあたり、各自が写真をとれるよう、タブレット端末を持参すること。多様なゲームを用意したから、楽しみに待っていろよ。」・・・その後、これを見た1年生が、困ったり嫌な気持ちになったりしているということが分かりました。どの言葉をどのように直したらよいか、ということについて考えてさせていきました。(写真上) まず、相手が知っている言葉を使う必要があります。1年生に難しそうな言葉はないか、そしてそれをどう書き換えたらよいかを考えると・・・「持参する」→「持ってくる」や「多様」→「いろいろな」というように書き換える必要があります。次に、文末表現に気をつけることも大切です。「〜すること。」や「待っていろよ。」は、あまりにもぶっきらぼうな表現です。 授業では、グループで話し合い、ロボロボくんが作った手紙を書き直す作業に取り組みました。言葉の使い分けは、大人になっても難しいところがあります。それだけに、この単元を通してしっかりと理解させていくことが重要です。 4年生は、理科の時間に「水のすがたと温度」という学習をしています。以前、水を沸騰させた時の温度変化と、水(お湯)の様子を調べる実験についてお伝えしました。今日は、水を冷やして氷になる時の温度変化や、その様子について調べる実験を行っていました。 大きなビーカーに氷と食塩を入れ、冷却するための装置を用意しました。そこに水の入った試験管を入れて、氷になるまでの温度を1分おきに測っていきました。棒温度計はスタンドに吊るし、試験管の水の温度を測るのに使います。 スタートして、すぐに急激に温度が下がりました。(2〜3分で0度になりました。)しかし、その後もずっと0度のまま変化が見られませんでした。試験管の中の水もそのままです。ところが、10分ほど経つと、試験管の中の水が氷になったことに気がつきました。アイスキャンディーのように棒温度計に氷がつきました。さらにその後が重要です。0度のままだった温度計の目盛りが下がり始め、どんどんマイナスの温度を示すようになりました。(写真下) 水は、冷やされて0度になると凍り始め、全て氷になるまで0度のままの状態でいます。そして、全て氷になると、さらに温度が下がっていくということが分かりました。水を沸騰させた時は、100度よりも温度が上がりませんでした。逆に水を凍らせた時は、0度からさらに温度が下がるという違いがあります。 また、水が氷になると、体積が少し増えるということも分かりました。プールの注水栓は、冬前に水抜きをしてあります。鉄の管ではありますが、水が入った状態で凍ってしまうと、体積の膨張で注水栓が隆起するという事故が発生するからです。 2月7日(金) その1![]() ![]() ![]() ![]() 4年生にとっては、初めてのあいさつ運動です。みんなよりちょっと早く登校してきたのもうれしかったのでしょう。全校児童が登校してくるのを、門の近くで今か今かと待ち構えていました。今日担当した子ども達も、とても気持ちのよい声で、元気よくあいさつを投げかけていました。 児童玄関を入ると、すでに明日の学校公開のための受付が用意してありました。そしてその隣には、連合書写展と連合図工展に出品された児童の作品が掲示してあります。登校してきた子ども達が、さっそく友達の作品に見入っていました。(写真上) 以前通知しましたが、例年会場として使われている区立美術館の改築工事により、今年は展示会場に変更がありました。書写展は練馬区立産業プラザ、図工展は石神井公園区民交流センターで行われました。どちらの作品展にも行ってきましたが、会場のスペースの関係で各校からの作品が少なく、少し寂しい印象を受けました。 連合書写展も図工展も、出品した子は限られていましたが、学校で選出した人数は例年通りたくさんいます。(校内書き初め展では、金色の印をつけて掲示していました。)表彰する時は、学校で選出した全ての子ども達に賞状(出品証)を渡す予定です。 さらに明日の受付の横には、5年生の図工作品「立ち上がれ! マイライン」を展示しています。1本のアルミ線からできることを試しながらイメージを広げ、おもしろい形を追求した作品です。また、低学年の廊下には、図工の絵画作品を掲示しました。学校での授業公開は、9月の第二土曜以来となります。授業はもちろんですが、各階の廊下等に掲示・展示されている作品にもご注目ください。 1校時に、6年生の算数の授業がありました。現在6年生は、6年間の総復習となる「算数のしあげ」という学習をしています。今日は、「割合」に関する学習内容の復習問題に取り組みました。 割合は、基準量を1とみた時に、比較量がどれだけにあたるかを表した数です。1年前の5年生の時に学習しましたが、この考え方は小学生にはとても難しい部分です。「割合=比べられる量÷基にする量」と、何度も繰り返し学習してきましたが、問題文からどれが比べられる量で、どれが基にする量なのかがさっぱりわからないという子が多かったのが1年前でした。中学校の「数学」になる前に、もう一度しっかり割合の意味を復習し、理解しておくことが大切です。いよいよ「算数のしあげ」も終わりに差しかかっています。(写真下) 2月7日の給食![]() ![]() 冬野菜のポトフ オレンジ 牛乳 一口メモ カレーライスを始め、カレーパンやカレーうどんなど、カレー料理は大人にも子どもにもとても人気があります。 今日は、カレーパンを給食で作るようにアレンジし、揚げるのではなく、オーブンで焼いた「焼きカレーパン」を作りました。 最初に、豚のひき肉とにんじん、玉ねぎなどで中の具材となるカレーを作りました。その後、柏型のパンにカレーを挟んで、オーブンで焼いて仕上げています。限られた時間の中で具を作ってパンに挟まなければならないので、大変な作業でした。調理員さんたちががんばって作ってくれました。 2月6日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() その体育朝会は、登校後すぐに校庭に集合して行いました。体つくり運動として、バランスや柔軟性を高める運動や、全身を使った「体ジャンケン」を行いました。元気よく動いたことで、体も心も少し温かくなったようでした。それでもまだ寒がっている様子が見られましたが、日本海側で大雪になっていることを考えると、こうして晴天の下で運動ができるのは大きな幸せです。 体育朝会が終わって校内に入る前に、1年生の先生がクラスの子ども達を中庭に連れてきました。池に氷が張っていたので、それを見せるためです。毎年この時期に、池に氷が張る日が見られるようになります。今日は、いつもより分厚い氷が張っていました。「そぅ〜とさわってごらん」と先生が声をかけると、恐る恐る池に近づき、手を差し伸べていました。(写真上) 「冷た〜い」「カチカチ」…氷の感触にみんなびっくりしていました。でも、1年生の子ども達の中には、なんで凍ってしまったのかがよく分からない子もいたようです。それだけ今まで、水が凍るほどの寒さを経験してこなかったのでしょうか。やはり東京の冬は暖かい方だと思います。私の住んでいる埼玉では、辺り一面霜が降りて真っ白ですし、外の水道はお昼ごろまで凍っていて水が出せません。 2月になり、中庭に太陽の光がたっぷり届くようになりました。そして、陽の光の強さを感じるようになってきました。1年生をびっくりさせた池の氷も、中休みの頃にはすっかり融けてしまっていました。 4年生は、総合の学習の時間に「都道府県博士になろう」という学習をしています。自分で関心のある都道府県を選び、観光地や特産品などを調べてクイズ形式でまとめていきます。タブレットを使って調べるとともに、スライドを工夫してクイズにまとめていく予定です。 1組の様子を見に行きました。北海道や静岡県、秋田県、沖縄県など、日本全国様々な都道府県を一人一人が選んでいました。どうしてその都道府県にしたのかを聞いてみると、「親戚が住んでいるから」や「旅行で行ったことがあるから」という理由がほとんどでした。 新潟県について調べている子が3人いました。タブレットの画面を見せてもらうと、「笹だんご」の写真が・・・新潟県を代表するお土産のナンバー1です。笹だんごは、緑色の餅の中にあんこ(粒あんです!)が入っています。それを笹でくるんであり、さらにひもで縛って売られています。緑色なのは、ヨモギが練り込まれているからで、このヨモギと笹の香りがおいしさを引き立てます。大学生の頃、帰省するたびに笹だんごをお土産として買い求め、友達に配って喜ばれました。 さらに4年生の子が調べていたのは、「タレカツ丼」でした。これは、新潟県の中でも新潟市に近いあたりで有名なようです。最近は、よくテレビでも取り上げられています。私は富山県寄りの上越市出身なので、このカツ丼についてはよく知りません。揚げたての薄めのトンカツを甘辛醤油ダレにくぐらせて、ご飯にのせただけのシンプルなもののようです。(写真中) 5年生は、理科の時間に「電流がうみ出す力」という学習をしています。電磁石の性質について学習する単元です。実験教材として「電流のはたらき C型」という基本実験セットを全員に購入しました。乾電池2個をつなげて、電磁石の性質を調べる実験ができる教材です。箱には、「魚つり、クレーンゲームもできるよ」と書いてあります。子ども達のワクワク感が倍増します。 しかし、まずは説明書を見ながら実験セットを一つ一つ作っていくところからやらなければなりません。(これが、実はとても重要なのです!)ビニル導線を決まった長さに切り分け、端から数センチ分のビニルをむいていきます。電池ボックスを作り、スイッチ金具を取り付け、そして最大の難関は100回巻きのコイルを作ることでした。 2組の教室に行くと、先生にヘルプを求める子の声があちこちから聞こえてきました。エナメル線を筒状のプラスチックに100回巻いていくのですが、束ねてあったエナメル線がこんがらがって大変なことになっていました。これは、この実験セットを買うと毎年必ず出くわす出来事です。私も担任していた頃、からまったエナメル線をほどく作業を夜遅くまでやることになりました。 教材を作っている会社も、そういう学校の困り感はよく知っているようです。束ねてあるエナメル線を単1電池に巻き付けて使うようにさせる方法が出始め、からまる子が少なくなりました。200回巻きの電磁石は、最初から巻いてあるものがセットにはいています。中には、100回巻きも最初から巻かれている簡単コースの実験セットも売られています。しかし、それはいけません。子ども達に100回巻きを苦労して作らせるところに意義があるのですから。 悪戦苦闘して作った100回巻きの電磁石を使って、次回の理科の時間からいよいよ楽しい実験の始まりです。(写真下・・・とてもきれいに作った子の電磁石です。) 体育朝会![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() まずはバランス感覚を養うために10秒間、目を瞑って片足立ちをしました。意外にも目を瞑ることでバランスをとることが難しくなり、フラフラして両足を地面に着けてしまう子が多かったです。10秒間バランスを崩さなかった子供たちからは、「やったー!」「できたよー!」という声が聞こえてきました。 次に、柔軟性を高める運動に取り組みました。足を肩幅に広げ、つま先を交互にタッチしました。10秒間でたくさんタッチすることができていました。 最後に体ジャンケンを行いました。体を大きく使い、「グー、チョキ、パー」と表現してジャンケンをします。ジャンケンに勝った子は「イェーイ!」と声を出して喜んでいました。楽しく運動することができたようです。 今日やった運動は、どれもその場でできる運動なので、是非様々な場所でも取り組んでみて欲しいです。 2月6日の給食![]() ![]() じゃこふりかけ 筑前煮 野菜のごま酢和え 牛乳 一口メモ クイズです。筑前煮は、別の名前でも呼ばれています。それは、次のうちのどれでしょうか? (1) がめ煮 (2) まめ煮 (3) しめ煮 答えは、(1)の「がめ煮」です。筑前煮は、福岡県の郷土料理です。福岡県の北部は、「筑前の国」と呼ばれていたためこの名前がつきました。 鶏肉や野菜などのいろいろな材料を使う煮物の料理です。方言で「寄せ集める」という意味の「かめくりこむ」から「がめ煮」という呼び名もあります。 筑前煮は、具だくさんで栄養バランスのよい料理です。今日は、鶏肉やにんじん、たけのこ、こんにゃく、里芋、干ししいたけ、ごぼう、さつま揚げ、いんげんの9種類の具材を使っています。 2月5日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今まで1年生は、9月に「なんじ なんじはん」という学習をしてきました。長針が「12」のところに来た場合の「何時」と、長針が「6」になった場合の「何時半」の読み方を学んできました。しかし、普段見ている時計は、いつもちょうど何時や何時半とは限りません。長針がいろいろな数字や目盛りのところにある場合の時計の読み方が必要になります。 今まで1年生の先生は、「長い針が9のところになったら勉強を始めるよ。」とか、「長い針が11になるまでに給食を食べましょう。」という言い方をしてきました。これからは、「〇時〇分まで休み時間にします。」という時刻で伝える指示を出すことができます。 では、1年生に時計の読み方(何時何分)をどのように教えていったらよいでしょうか? まず、時計の文字盤に書いてある数字(1〜12)がそれぞれ何分になるのかを調べさせていきます。「5,10,15・・・60」と、5とびの数字になり、文字盤1周で60分であることを確かめます。文字盤に書いてある数字は短針を読むためのもので、長針は細かい目盛りの数で表されることを理解させました。 次に、算数用の模型時計を全員に渡し、針を動かしながら「何時何分」が言えるように練習していきました。クラスの多くの子は時計の読み方をよく知っていました。家庭で教えてもらっていたり、自然に覚えたりしてきたのでしょう。時計を読むことに自信がない子は、数人だけのようでした。しかし、すかさず先生がその子たちに伝えています。「今、分からなくても大丈夫だからね。時計は必ず読めるようになるから心配はいらないよ。」…その通りです。一通り時計の読み方を習ったので、これからの生活の中で意識して時計を見て練習していけば大丈夫です。何時何分が読めない大人はいませんから。(写真上) 教科書(P109)に載っているQRコードにアクセスすると、時計の読み方を確かめるサイトにつながります。「もんだい」と「こたえ」をクリックして、時刻を読む練習ができるようになっています。また、「今のじこく」をクリックすると、ちゃんと現在時刻に時計の針が動くようにもなっています。 1,2校時に、5年生の両クラスで書写(毛筆)の授業がありました。「文字の配列〜用紙に合った文字の大きさ」の学習として、「飛行」という文字を練習していました。 この2文字の場合は、どうしても「飛」という字が大きくなってしまいがちです。「飛」は画数が多く、「行」は少ない文字なので、書く前に文字の大きさと配置を決めることが重要になります。字のバランスをとるために、まずは一画目の太さや長さに気を付けることが大切です。お手本をよく見ながら、一画ずつていねいに練習していました。 「飛」という漢字をバランスよく書くためには、正しい書き順が重要なポイントになります。正しい書き順をご存知でしょうか? 小学校で習う漢字の中でも、最も書き順の間違いが多いものの一つが「飛」です。3画目まではよいのですが、4画目を間違えて覚えていないでしょうか? 正しくは、中心の縦画が4画目になります。ちなみに、5画目は短く外に、6画目は立ててはらいます。7〜9画目は、1〜3画目よりも全体が大きくなるように書くのがポイントです。(写真中) 6年生は、図工の時間に「わたしはデザイナー」という木工作の学習に取り組んでいます。板材を使って、生活を楽しくするものをデザインしてから制作を始めてきました。さらに、いきなり大きな板を切っていくのではなく、工作用紙でミニチュア版の作品を作ることにも取り組んできました。そうすることで、どこにどんな板材が必要かをよく考えて制作することにつながります。 どの子も、自分の家にあるどんなものを置くための棚が欲しいのかをよく考えて設計してきたようです。高さや奥行きなど、一人一人いろいろなサイズの棚ができ上がりつつあります。また、組み立てた後には色を塗って仕上げていきます。のこぎりや金づちを使い、6年間の図工の集大成の力作ができ上がってきました。(写真下) 2月5日の給食![]() ![]() 手作りジャンボ餃子 広東スープ 牛乳 一口メモ チャーハンとピラフは、どちらも日本では定番の米料理ですが、その違いを知っていますか? チャーハンは炊いたご飯を使って作りますが、ピラフは生の米を具材と一緒に炒めてからスープでご飯を炊いて作ります。 給食でも、ピラフやチャーハンがよく登場しています。どちらも給食で作る場合は、調味料を入れて炊いたご飯に炒めた具材を混ぜ込んで作る「混ぜご飯」になっています。学校給食では、大量に作らなくてはならないので、おいしく安全に作るための工夫の一つです。また、ご飯がパラっとするように、麦ご飯を使っています。 2月4日(火)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日の授業は、「入学してからの自分の成長を見つけよう」ということをめあてとした学習内容でした。導入場面では、1年生として最初に撮った「入学式のクラス集合写真」を映して見せていました。これだけでクラスの子ども達は「ワァァ〜」と大歓声でした。さらに、当時各学級で撮った個人写真も電子黒板に映していきました。(写真上) 2年生の子ども達にとって、1年生の頃(それも昨年度の4月ですから、約2年前になります。)の記憶は、相当昔のことに感じたのでしょう。さらにこの2年間の成長を見つめ直すために、次に先生が取り出したのが「キャリアパスポート」です。1年生の頃に書いたシートには、アサガオの成長日記や運動会の絵、そして冬休みにお手伝いをした「家族にこにこ大作戦」のカードが挟んでありました。一枚一枚を振り返りながら、懐かしい気持ちが湧いてきたようでした。 次に、自分の成長を「体」と「心」、「できるようになったこと」に分けてワークシートにまとめていきました。「きちんとあいさつができるようになった」、「優しい言葉が言えるようになった」、「手を挙げて発表することができるようになった」…と、たくさんの成長を見つけることができました。そういう風に自分自身を見つめ直すことができるようになったのも大きな成長の一つです。 最後に、先日の保護者会で出た「我が子の成長」について、子ども達に紹介していました。「字が上手になり、書き初めの練習をがんばっていた」、「九九を毎日お風呂でがんばって練習していた」・・・中には、「顔つきが大人っぽくなった」という言葉も保護者会で聞かれたそうです。 2,3校時に、1年生が4つの保育園と交流会を行いました。先月は、旭幼稚園との交流会を行っています。今回は、旭町保育園と旭町第二保育園、さくらさく未来旭町保育園、さくらさく未来田柄保育園の4園の年長さん(47人)を迎えて行いました。 体育館ではじめの会をした後、3つのグループに分かれて交流活動をしました。1つのグループは、体育館で体を動かす活動交流でした。まず、広い体育館を使って、「だるまさんがころんだ」をしました。次に、昔遊びを一緒に体験しました。けん玉やこま、あやとりを用意し、保育園の子ども達にやり方を教えてあげました。中にはけん玉が得意な保育園があったようで、1年生が逆にコツを教えてもらえそうな場面もありました。 2つ目のグループでは、2組の教室を使って学校クイズをしました。学校生活や給食など、様々なクイズを出題し、保育園の子ども達に答えてもらっていました。 3つ目のグループでは、学校生活の様子を体験してもらいました。1組の教室に案内し、ランドセルを背負わせてあげたり、道具箱の中身の紹介をしたりしました。計算カードや算数ブロックを使って、簡単な算数の計算を教えてあげる姿も見られました。また、鉛筆で線を引くプリントに取り組ませ、先生から花丸をもらうという体験もしました。鉛筆の正しい持ち方から教えてあげる子もいて、1年生とは言えもうすぐ2年生になるのだなと感じさせられる光景が見られました。(写真中) 5校時に、3年2組で道徳の研究授業がありました。今年度最後の研究授業でした。「つながる命」を主題とした「ヌチヌグスージ」という資料を使った授業でした。自分の命がたくさんの人に関係していること、そしてその繋がりを知ることで生命の不思議さや雄大さについて子ども達に感じさせる内容でした。 主発問の前には、このお話の絵本から拡大した掲示物を提示したことで、子ども達に強烈なインパクトを与えていました。子ども達に遠い祖先から受け継がれてきた命の不思議さと生命の連続性を、視覚的に印象付ける効果がありました。(写真下) 今回も、本校歴代校長の土屋先生に、研究講師としてお越しいただきました。また、今年度、若手教員の指導でお世話になった教育アドバイザーの道山先生にもお越しいただきました。お二人の歴代校長先生方にご指導いただくという、とても豪華な研究授業の締めくくりとなりました。 保育園との交流会(1年生)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 旭町保育園、旭町第二保育園、さくらさくみらい旭町保育園、さくらさくみらい田柄保育園の4園の年長さんたちが来てくれました。 1月には旭幼稚園との交流会があり、今回も同じ流れでの交流でした。子どもたちは、前回よりももっとパワーアップしており、声かけや関わり方を工夫していました。笑顔で話しかけたり、見守っていたりする姿があちこちで見られ、成長を感じました。 年長さんたちにとって、とても貴重な体験になったようですが、1年生にとってもいい学習の機会になりました。 今日の気持ちを忘れずに、新1年生を迎える準備をしていきたいと思います。 2月4日の給食![]() ![]() レモドレサラダ いちご 牛乳 一口メモ もうすぐ卒業を迎える6年生に、もう一度食べたい給食のメニューのアンケートを取りました。リクエストにあったメニューは、2,3月の献立に入れています。献立表に星印がついているメニューがリクエストに入っていた料理です。 金額や栄養バランスの問題で、全てのリクエストをかなえることはできませんが、旭町小学校の楽しい思い出の一つになったら嬉しいです。 他の学年の子ども達も、6年生になった時にどのメニューをリクエストするのか、今から楽しみなことでしょう。 2月3日(月) その2![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2組では、単元全体の導入として、体の部分を使った長さについて知ることから始めました。「あた」「つか」「ひろ」という長さをご存知でしょうか? 日本で昔の人が使っていた長さの呼び名で、いわば昔の「ものさし」とも言える単位です。「あた」は、親指と中指をいっぱいに開けた時の長さです。「つか」は、手でものをつかんだ時の手の幅をさし、「ひろ」は両手を左右に広げた幅です。 まず、「ひろ」に当たる長さを友だちと一緒に測ってみようということになりました。両手を広げると、身長と同じ位の長さになると言われています。30cmのものさしをあてがいますが、その何倍もありそうです。ものさしで測り取ることを繰り返しながら、ようやく120cmを超える長さを測ることができました。(写真上) このように、これから長いものの長さを測るためには、もっと大きなものさしが必要になるということを実感させていきました。そして、1mものさしを取り出し、いかに便利なものであるかを知らせていきます。 一方、6年生の算数は、6年間のまとめとなる「算数のしあげ」に取り組んでいます。今日は、量の比べ方と単位に関する学習内容の復習を行っていました。 小学校6年間で、算数の時間に様々な単位について学んできました。長さ(km、m、cm、mm)、かさ(kl、l、dl、ml)、重さ(t、kg、g)、面積(平方キロメートル、ha、a、平方メートル)、体積(立方メートル、立方センチメートル)など…、いつの間にかたくさんの単位を学習していたことに気がつきます。(他にも、早さや時間の単位もありました。) 2年生から数量の単位について学び始めますが、単位の換算に関する問題が得意な子はほとんどいません。これは、言葉の意味をきちんと理解しないままどんどん新しい単位が出てくることや、実際の場面で単位を用いる見当がついていないことが原因になっています。例えば、教室の縦の長さや卵1個の重さなど、おおよその量が分かるかどうかが大切です。そういう感覚が育っていなければ、単位の換算は机上での計算でしかないのです。 今日は、6年生の各コースで、「簡易換算表」なるものを子ども達に紹介していました。面積・長さ・液量・重さ・体積の各単位が方眼上に表記してあり、それとは別に数字の1と0が書かれた帯があります。数字の帯を左右にスライドさせてあてがうと、一目で単位が換算できる仕組みです。例えば、「1」を「km」の位置で止めると、「1km=1000m=100000cm」と読み取れます。(写真中) 「キロキロ(k)とヘクト(h)デカ(da)けたメートルが、デシ(d)に追われてセンチ(c)ミリミリ(m)」…こんな呪文のような言葉を小学校時代に習ったという方が多いのではないでしょうか? k(キロ)は1000倍、h(ヘクト)は100倍、da(デカ)は10倍、d(デシ)は1/10、c(センチ)は1/100、m(ミリ)は1/1000という意味があります。こういう言葉は「一生もの」です。 2月に入り、今月末には全校で「6年生を送る会」があります。6年生を送る会は、もちろん卒業する6年生が主役の行事ではありますが、同時に5年生にとってもとても重要な取り組みです。会の中での「引き継ぎ式」では、校旗が6年生から5年生に渡されます。さらに、委員会やたてわり班のリーダーとしての役割をバトンタッチするセレモニーもあります。 当日は、続けてたてわり班で給食を食べる「お別れ給食会」が行われます。すでにたてわり班については、先月から5年生に運営が引き継がれています。お別れ給食会では、一年間お世話になり、班をリードしてくれた6年生にメッセージカードをプレゼントします。5年生の各教室では、その準備が行われている最中でした。 たてわり班ごとに、1〜5年生が書いたメッセージが集まりました。一人一人、ていねいな文字で6年生に向けた感謝の言葉が書かれています。5年生の各教室では、それらとともに全校遠足の時に撮った写真と表紙をつけて、リボンで綴じる作業が行われていました。6年生に喜んでもらえるように…という思いを込めて、どの班もていねいに作成していました。(写真下) 2月3日の給食![]() ![]() シシャモのピリ辛焼き きな粉豆 すまし汁 牛乳 一口メモ 今日の給食は、節分の献立です。今年の節分は、昨日(2月2日)でした。節分は、「季節を分ける日」のことです。連日寒い日が続きますが、暦の上では冬から春になります。節分には、ヒイラギの枝にイワシの頭を刺して、玄関にかけておく風習があります。これは、イワシの匂いで鬼を寄せ付けないようにするため、あるいはヒイラギの葉先のトゲで目を突かれた鬼が逃げ出したという伝説からの言い伝えです。また、大豆を歳の数だけ食べると、一年間健康で幸せに過ごすことができるとも言われています。 今日のちらし寿司は、海苔で巻いて「恵方巻き」のようにして食べるようにしました。今年の方角は、「西南西」です。すまし汁には、鬼のデザインのかまぼこが入っています。節分のメニューを食べて、体の中からも鬼を退治できるようにしましょう。 2月3日(月) その1
全校朝会は、体育館で行いました。先週の大なわ週間の取り組みから、「支え合う優しさ」というテーマで話をしました。
・・・先週の大なわ週間では、どの学年・クラスもよくがんばりました。大きな声で跳んだ回数を数えているうちに、クラスの新記録が出ると、自然にクラス全体がわき上がるような大歓声に包まれていきました。一人だけ楽しいのではなく、みんなで一緒に喜べるというのは、とてもすばらしいことです。運動会の時のことを思い出してみてください。団体競技では、赤組対白組で競い合いました。自分のチームが勝った時には、赤組も白組もみんなで大喜びしましたよね。そして、たくさん練習してがんばったダンスが終わった瞬間、あるいはマーチングが終わった時のことを思い出してみてください。学年みんなでうれしい気持ちになれたはずです。さらに、音楽会の歌と合奏が終わった時にも同じような感覚を体験できたことでしょう。仲間と一緒に取り組むことのすばらしさを、今回の大なわ週間でも経験することができました。 ところで、みんながみんな大なわが得意だったわけではありません。中には、「大なわに引っかかったらどうしよう。」とか、「大なわを跳ぶタイミングが分からないから苦手だな。」と思っていた子が少なからずいたはずです。校長先生が高学年の担任をしていた頃に、こんな思い出がありました。 クラスに「コウちゃん」という男の子がいました。大なわが大の苦手で、クラスで大なわをやっていて自分の番が来ても、ちっとも跳ぼうとしませんでした。「コウちゃん、引っかかってもいいから跳ぼうよ。」とみんなが優しく言っても跳ぼうとしませんでした。以前、いつもなわに引っかかっていたので、大なわはもう跳ばないと決めてしまっていたのです。やがて、旭町小と同じように大なわ週間が始まり、休み時間にみんなで練習をすることになりました。 ある日のことです。みんなで大なわを練習していた時に、コウちゃんがすごい勢いで走って来て、なわの中をくぐり抜けていきました。なわを跳んだわけではなかったのですが、回っているなわの中を走り抜けることができたのです。その時、クラスの子がこう提案しました。「コウちゃんだけ、なわをくぐり抜けてもいいことにしよう。」もちろんみんな賛成しました。それは『コウちゃんルール』と呼ばれるようになり、先生のクラスだけの特別ルールになりました。みんなが8の字跳びをして、時々コウちゃんが回っているなわの中をビューとすり抜けていきます。それからは、コウちゃんも喜んで参加するようになりました。記録会の日にクラスの最高記録が出せた時、クラスみんなで大喜びしました。もしコウちゃんが参加しないままだったら、あんなにみんなで喜べなかったと思います。忘れられない思い出になりました。 誰にでも苦手なことはあります。みんながみんな同じようにやろうとしても、どうしてもできないことはあるのです。それをお互いに理解し合い、ともに支え合う優しさが大切です。 最後に、ふれあい月間についての話をします。今日から2月の学校生活が始まりました。練馬区では、毎年6月と11月、そして2月をふれあい月間に位置付けています。いじめや暴力のない毎日が過ごせるように、重点的に取り組むことになっています。ふれあい月間のたびに伝えていますが、身近な友達へのからかいや仲間はずれがいじめの原因となります。また、大人による暴力で困っているという小学生も全国で増えています。いじめや暴力で困った場合は、すぐに相談するようにしてください。・・・ 1月31日(金)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 同じ資料を使った授業でも、先生の指導の仕方によって、子ども達の反応が大きく変わってきます。他の教科でもそういうことはありますが、特に道徳の授業では大きな違いが生じやすいものです。それだけ道徳の授業では、教師の役割りが大切であるということです。資料提示の仕方や先生の話し方、子どもの意見の取り上げ方次第で、ずいぶん授業の流れが変わってくるのです。 今日の授業では、教科書の挿絵を映しながら先生が資料を読んでいました。アンリが隣の家の梨を取ってしまったところや、父親のもとに呼ばれたところ、そして泣いているアンリを父親が優しく抱きしめている場面の絵です。(写真上) また、主発問(道徳のその時間の中で、一番大切とする先生の発問)が1組と2組とで違っていました。それぞれの先生の思いがあってのことですが、やはりここで大きく授業の流れが変わったなと感じました。そして、最後の「教師の説話」も重要であると思いました。 今年度は、道徳の授業について、たびたびこのホームページで取り上げて紹介しています。それは、旭町小の校内研究を道徳として取り組んでいることが一番の要因です。昨年度までの2年間は、算数の研究に取り組んできました。今年度から、本校元校長の土屋先生に講師をしていただき、道徳の授業研究に力を入れています。そのため、先生たちの授業観察で道徳の授業がよく行われるようになったり、普段の道徳の時間にも熱心に取り組むようになったりしています。 来週の土曜日は、今年度最後の第二土曜学校公開日です。同時に、道徳授業地区公開講座として、全学級の道徳の授業を公開します。各教室の入口に、当日の道徳の資料を印刷して用意します。資料を見ながら、ぜひ関心をもって道徳の授業の様子をご覧ください。 6年生の社会科の学習は、日本の歴史のいよいよ最後の方に差しかかっています。単元名は、「平和で豊かな暮らしを目ざして」・・・第二次世界大戦が終わり、戦後の日本の復興に向けた動きについて学習していきます。 まず、いつものように、資料集のイラストや写真から気がついたことを、みんなで黒板に書き出していきました。配給に並ぶ人の列や青空教室の様子、食料を求めて闇市が開かれたり、買い出しの列車にたくさんの人が殺到している様子、さらには子どもが靴磨きをしていたりバラック小屋で生活していたりする様子…どれも現在の東京とはかけ離れた、想像を絶する光景です。 その後、当時の人々の様子を伝える動画をいくつか見ました。男の子たちはみんな丸坊主頭で青空教室に来ていました。当時は、ノミやシラミが発生し、衛生的にもひどい状況でした。私の父は昭和4年生まれなので、中学生の頃に終戦を迎えています。戦争中は東京の麻布に住んでいたので、大空襲と焼け野原の中を生き延びてきた一人でした。当時の生活の様子は、私が子どもの頃から何度も聞かされてきました。(写真中) 武道館の近くにある「昭和館」は、以前6年生の社会科見学でよく訪れた場所です。(竹橋の駅のすぐ近くにあります。)6階と7階に展示室があり、戦争中から戦後の昭和の暮らしを知ることができます。近くに行く機会がありましたら、ぜひ寄ってみてください。 今週は、大なわ週間でした。中休みに校庭に出て、クラスごとに大なわにチャレンジしてきました。4分半(流している曲の長さ)で何回跳べたかを毎日数えながら練習してきました。もちろん、どのクラスも体育の時間にも練習をがんばってきています。 いよいよ今日は最終日・・・クラスの記録を計測する日でした。校庭に出ると、すでにいくつかのクラスが練習に取り組んでいました。気合十分です。合図とともに曲が流れ、大なわが回り始めました。それと同時に、あちこちから「イチ!、ニ!、サン!・・・」と元気のよいかけ声が響いてきました。 曲が終わり、終了の合図がありました。校庭のあちこちからたくさんの歓声がわき上がりました。クラスの新記録が出たのでしょう。みんな笑顔いっぱいで、よくがんばったことが伝わってきました。(写真下) 1月31日の給食![]() ![]() キャベツのキッシュ風 ポテトスープ 牛乳 一口メモ 学校生活の中で、毎日の給食を楽しみにしている子が多いと思います。そのような給食で、食中毒などの事故が起こらないように、給食を作る際にはたくさんのルールが決められています。 (1)給食に使用する食材は、50g以上を専用の冷凍庫で2週間保存しなければなりません。何か問題が起きた時には、この食材を検査して原因を特定することになります。 (2)使用する野菜やくだものは、3回以上洗浄してから使用しなければなりません。 (3)調理中は、温度計を使って食材の中心までしっかり過熱されたかを確認しなければなりません。 (4)出来上がった給食は、子ども達が食べる30分前までに、校長先生が食べて安全な給食かを確認してもらわなければなりません。 このように、給食は厳しい衛生管理の下で作られています。 音楽朝会![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 本番では、5・6年生の音楽委員会児童による楽器演奏に合わせて歌う予定です。6年生を送る会は、2月28日(金)3・4校時に実施します。全校合唱以外にも、集会委員会が企画・進行する全校ゲームや6年生から5年生への校旗・指揮杖・たてわり班セットの引き継ぎ式なども予定されています。 また、6年生へ感謝の気持ちを伝える各学年からの出し物や6年生からのお礼の出し物などの準備も進めています。6年生にとっては、6年間の最後の全校行事になるので、6年生の保護者のみ参観できることになっています。ご都合がつくようでしたら、ぜひご来校いただければと思います。 1月30日(木)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 1校時は、5年2組の教室で「割合をグラフに表して調べよう」という単元の授業観察を行いました。5年生は、3学期に入ってから割合の学習をしてきました。比べられる量をもとにする量でわることで、割合を求めることができます。そして、その割合を百分率や歩合で表す方法も学習済みです。 それに続くこの単元では、帯グラフと円グラフの特徴と使い方を知り、割合をグラフに表すことを目標に学んでいきます。今日は、実際に帯グラフと円グラフをかくという学習活動の授業でした。教科書には、低学年と高学年それぞれの「好きな給食のメニュー」について調べた結果が載っています。そこから割合を出し、さらに帯グラフと円グラフを完成させていきました。 帯グラフと円グラフは、割合を表す場合によく使われます。5年生の子ども達は、すでに社会科の時間にこのようなグラフをたくさん見てきています。帯グラフは、複数のデータ間の比較をする場合に有効です。逆に円グラフは、1つのデータについての割合を調べる場合によく使われます。グラフが書き終わったら、好きな給食メニューについて調べた結果から分かったことをまとめていきました。低学年と高学年のグラフを比較すると、いろいろなことに気がつきます。(写真上) 2校時は、6年1組の教室で「算数の学習をしあげよう」という単元の授業観察を行いました。6年生の算数は、新しく学ぶ学習単元は終了し、6年間の復習問題に入っています。今日はその中でも、「面積の復習」に関する問題に取り組みました。 示されたのは、四角形ABCDの面積を求める問題でした。台形のようで台形ではない四角形で、1cm四方の方眼に描かれているのがヒントになっています。対角線を引いて2つの三角形にして求める方法や、いくつかに区切って図形を変形させる方法など、様々な考え方が出てきました。面積の公式は、今まで正方形や長方形、並行四辺形、台形、三角形、円について習ってきました。これらの公式を使えば、いろいろな面積を求めることができます。(写真中) 算数は応用問題が難しいと言われますが、様々な考え方を駆使して解くところに楽しさがあります。4月からは算数が数学に変わります。問題を解いて「分かった。楽しい!」と思える経験を積んでいってほしいものです。 4年生は、理科の時間に「水のすがたと温度」という学習をしています。2組が理科室で、水を沸騰させた時に出てくる泡と湯気の正体を調べる実験をしていました。 ビーカーの水をコンロの火にかけ、しばらくするとビーカーの底から小さな泡が出てきます。家庭でも、鍋に水を入れて温めているうちに、底の方からグツグツと泡が出て沸騰してくる様子を見たことがある子がいるはずです。ビーカーは透明なので、その泡の様子がとてもよく分かります。ビーカーにはアルミホイルの蓋がしてあり、その中央に小さな穴が開けてありました。沸騰してくると同時に、その穴から白い煙のようなものが出てきました。「湯気」です。これも子ども達は、日常生活の中で見ているはずです。やかんのお湯が沸くと、注ぎ口から白い湯気が勢いよく出てきます。また、鍋の蓋を開けた時や、熱いお茶から湯気が上がってくるのは経験済みでしょう。しかし、その「泡」や「湯気」の正体を考えたことはなかったのではないでしょうか。 「泡」は透明で、「湯気」は白色をしています。また、アルミホイルの蓋から出てくる湯気にスプーンを近づけてみると、水滴がつくことが分かりました。これらのことから、「泡」の正体は「水蒸気」であり、「湯気」は「水」であるということが分かります。(写真下) 大人でも間違えやすいのですが・・・水蒸気と湯気は別な物です。沸騰して水が気体の状態になったものが「水蒸気」であり、水蒸気が冷えて水の粒になったものが「湯気」です。 1月30日の給食![]() ![]() わかめサラダ ごろごろみかんゼリー 牛乳 一口メモ 今日のみかんゼリーは、見てびっくりのゼリーです。皮をむいたみかんを丸ごと1個のまま缶詰にしたものを使っています。見た目も味も楽しめるゼリーです。 フルーツの缶詰というと、みかんを始めとしてパインや桃、サクランボなどをよく目にします。調べてみると、梨やりんご、ビワ、キウイ、いちご、グレープフルーツ、マンゴーのように、様々な種類の缶詰が作られていることが分かります。それぞれどんな味がするのか、一度食べてみたいものです。 1月29日(水)![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「昆虫記」を著すなど、昆虫の研究者として世界的に有名なファーブルの幼少期の話です。・・・アンリは、お腹を空かせてせがむ弟のために、隣の家の梨を盗んでしまいます。盗むことはいけないとわかっていても、無邪気な弟の言葉に促され、とうとう梨の実を取ってしまいます。大喜びの弟のそばで、アンリの気持ちはなんとなくすっきりしません。自分たちのしたことが明らかにならないかとびくびくしていたアンリは、夜になって父親に呼び出されます。怖い顔をして待っていた父親は、状況を察すると、ゆっくり諭すように話し始めました。アンリは父親の思いを知り、話を聞き終わらないうちに自分のしたことを正直に話し始めました。そんなアンリの手を優しく包み、一緒に謝りに行こうと父親は諭します。アンリにとって、この日の出来事は、一生忘れることができないこととなりました。 悪いことをしてしまった時に、正直に言うべきか迷ってしまう葛藤場面は、子ども達にとって日常的によくあることではないでしょうか。幼いころから「正直に言いなさい。」と言われてきていても、実際にその場になると自分から素直に言うことができないのが人間の常です。授業では、アンリの気持ちについて考えていきました。梨の実がたくさん取れても素直に喜べなかったことや、この日のことを一生忘れられないと思った理由について、考えを深めました。 道徳の授業では、最後に「教師の説話」を行います。授業者の経験談を子ども達に語り、静かに締めくくるのが定石となっています。担任の思い出として、小学校時代に友達と遊んでいた時の失敗談から、正直に謝って良かったという話をしました。私だったら…と思うと、いくつかそういう場面が浮かんできます。父親がていねいに煮込んで作った苺ジャムの瓶を落として割ってしまったこと、家の前で野球をしていて隣の家のガラスを割ってしまったこと・・・もちろん、どちらも謝ったのですが、その時の血が引くような思い出は、今でもありありと映像が浮かんでくるほどです。 1年生は、図工の時間に「一年間の思い出の絵」を描いています。この一年間の学校生活を振り返り、学校行事や学習場面を絵に表すという学習です。子ども達の作品は、4月から入学してくる新1年生へのプレゼントとして、教室や廊下に飾る予定です。作品を見た新1年生に「学校は楽しいことがいっぱいあるよ」と思ってもらえるように、いろいろな場面をみんなで分担して描くことにしました。 1年生の子ども達にとって、この一年間の学校での思い出にはどんな場面があるのでしょうか。運動会や音楽会という大きな行事はもちろんですが、三角すべり台で遊んだことや、なわとびの学習、光が丘公園にどんぐりを拾いに行ったこと、水泳の授業など、限りなくたくさんの場面が浮かんできます。先週1組では、いろいろな学習や行事があったことをみんなで思い出し、どの場面を絵にするか分担を決めました。そして、クレヨンで絵を描いていきました。今日は、絵の具を使って背景に色をつけていきました。クレヨンと絵の具の組み合わせは、とてもすてきな効果を生みます。クレヨンは絵の具をはじくので、背景を塗った後にクレヨンの線が浮き出てきます。 アサガオのつるが伸びていく絵や、生活科見学でモルモットを触っているところの絵もありました。また、給食で大好きなカレーライスを食べている絵まで、みんなとても上手に描いていました。きっと、春に入学してくる1年生は、今の1年生の絵から学校の楽しさを感じ取ることでしょう。(写真中) 2年生は、今まで国語の時間に「ロボット」という説明文の学習をしてきました。教科書には、単元のまとめとして「ロボットについて説明する文章を読み、考えたことを伝え合おう」という活動が紹介されています。1組では、本を見て見つけたロボットや、自分で考えたロボットについてカードにまとめ、その発表会を行っていました。(写真下) 1学期に「あったらいいな、こんなもの」という学習がありましたが、子ども達の発想は今回も豊かなものばかりでした。「忘れ物を持ってきてくれるロボット」を考えた子は、よく忘れ物をするので考えついたそうです。「お手伝いをしてくれるロボット」を考えた子は、大変な時や疲れた時に役立つと書いてありました。そして、宿題でわからないところまで教えてくれるロボットなのだそうです。 その他にも、宿題に関してロボットがいたらいいなと感じている子が多いようです。「丸付けをしてくれるロボット」…丸付けが終わったら、新しい問題も出してくれるそうです。「九九聞き取りロボット」…九九の暗唱を聞いてくれるロボットです。家の人がいない時に活躍しそうです。AIの技術で、近いうちに実現しそうなロボットなのかもしれません。 |
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