あいさつ運動(6年生)6年生の子ども達は、いつもよりも声を出してあいさつをする様子が見られました。終わった後に話を聞くと、「いつもよりも声が出せた」「あいさつが返ってくると嬉しい」といった、あいさつに対して前向きに取り組めた感想を話していました。一方で、「あいさつが返ってこなかった」「声が小さくて、あいさつされていない感じがした」など課題も見つけられたようです。 この経験を生かして、6年生から気持ちのよいあいさつの輪を広げていってほしいです。 おはなし会(2年生)魔女の不気味なシチューのお話から、いろいろなものを飲み込んでしまう魚や猫のお話、虫食い植物の本まで、面白くてじっくり読んでみたくなる本ばかりでした。読み聞かせもクイズもあって、みんな大満足な一時間だったようです。 11月5日(火)これまでの小学校の英語教育は、2011年に小学5,6年生を対象に必修として始まった「外国語活動」が始まりでした。その成果と課題を受けて、2020年4月からは、3,4年生が必修化の対象となり、英語教育の開始が5年生から3年生へと引き下げられました。さらに、5,6年生の英語教育に関しては、「教科化」となりました。つまり、国語や算数と同じように、「外国語」という名前で教科として扱われています。年間70時間、およそ週2回ペースで授業を実施し、通知表に成績も示すようになりました。 この英語4技能検定は、英語における4技能「リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング」の定着度を把握するために実施しています。そして、その結果をもとに授業改善に役立て、子ども達の英語力の向上を図ることをねらいとしています。 事前に、調査問題や機材が委託業者から送られてきていました。全員に専用のタブレットとヘッドセットが配布され、全てタッチペンで画面を操作しながら解答していく試験になっています。ヘッドセットを通じて英語を聞き取り、選択肢から答えを選んだりしていくので、検査中の教室内は全く音もなく静かです。また、スピーキング問題では、自ら英語で発音した音声がタブレットを通じて録音されていきます。(写真上) 今後、採点等は委託業者が行い、個人成績表が送付されてくることになっています。採点結果では、今後の学習に向けたアドバイスやライティング問題での添削メッセージなどが示されるそうです。子ども達の英語の力がどの程度身についてきたか、学校全体の傾向も気になるところです。 試験が終わってから子ども達に聞いてみたところ、「難しかった」と話していた子がほとんどでした。ただ、リスニングが難しかったと言う子と、ライティングやスピーキングが難しかったと話していた子と、難しさの中身はそれぞれ違いがあったようでした。 3年生は、国語の時間に「ことわざ・故事成語」の学習をしています。長い間使われてきたことわざや故事成語の意味を知るとともに、使うことができるようにすることをめあてとした単元です。意味や成り立ち、使い方を調べることを通して、その言葉を理解し、自分たちの生活の中であればどのような場面で使うことができるのかを考えさせていきます。 2組では、みんな一生懸命国語辞典を引きながら、教科書に出てきたことわざについて調べていました。「犬も歩けば棒に当たる」、「猿も木から落ちる」、「善は急げ」、「ちりも積もれば山となる」・・・3年生の子ども達にとって、どれも一度は聞いたことのあることわざです。しかし、「その意味は?」と聞かれるとはっきりと分からないものばかりです。まずは国語辞典を使って調べる活動から始まりました。 ちなみに、「犬も歩けば棒に当たる」とは、どういう意味で使われることわざでしょうか? このことわざには2つの意味があり、全く違うことを表しています。まず、棒を災難ととらえ、「何かをしようとすれば、何かと災難に遭うことも多い」という使い方です。もう一つは、棒を幸運ととらえ、「出歩けば、思わぬ幸運に出会う」という意味です。どちらかというと後者の意味で使われることわざであってほしいものです。 ところで、国語辞典の使い方は、3年生の1学期(それも4月でした)に初めて習いました。久し振りに国語辞典を使うのか、1つのことわざを探すのにもかなり苦労していました。「若い時の苦労は買ってもせよ」です。(写真中) 2年生の教室で、いよいよかけ算九九の学習が始まりました。最初に覚える九九は、「5の段」からです。では、なぜ5の段から覚えるように指導するのでしょうか? ちなみに、1の段は一番最後に指導します。1の段は、たし算と区別がつきにくく、唱えにくいので一番最後に指導することになっています。 「5の段」の数字は、私たちの生活と密接な関係があるため、2年生にとって分かりやすいということが理由のようです。「5,10,15,20…」と、ものの数を数える時に「5とびの数え方」がよく使われています。また、時計の文字盤でも、数字は5ずつ表示されています。2年生の子どもにとって、一番理解しやすいのが5の段ということです。2番目に習う「2の段」も、2とびの数え方(に、し、ろ、は、とお…)が浸透しているためです。その後、3の段、4の段、6の段、・・・9の段と続いていきます。 教科書には読み仮名がふってあり、「五一が 5、五二 10、五三 15・・・五九 45」と5の段の九九が載っています。電子黒板に映っていた教師用のデジタル教科書は、音声も出る仕組みになっていました。40は「しじゅう」、そして45は「しじゅうご」と読ませます。九九ならではの言い回しをしっかり覚えさせていきます。(写真下) 5年生「ブックトーク」読書旬間を通して、新たなジャンルの読書に挑戦する児童も多くなり、どんどん新しい知識を得ることや新しい世界観を味わうことに喜びを感じているようです。 読書旬間終了後も、よい読書習慣を身に付けることができるように、環境を整えていきます。 11月5日の給食メンチカツ じゃこ入りサラダ キャベツの洋風味噌汁 牛乳 一口メモ 今日の「メンチカツ」は、ひき肉に玉ねぎとたっぷりのキャベツを混ぜて、衣をつけて揚げました。サクサクの衣とジューシーな肉、そしてキャベツのシャキシャキ感の組み合わせがおいしいメンチカツです。 クイズです。メンチカツの「メンチ」という名前の由来は、次のうちのどれでしょう? (1) 「メンチ」さんが作ったから (2) 「ミンチ」という肉を使っているから (3) 「メンチ」という地域で作られたから 答えは、(2)の「ミンチ」という肉を使っているからです。ひき肉を意味するミンチという言葉から、メンチカツと呼ばれるようになりました。 11月1日(金) その31組の子ども達が視聴覚室に行き、空気でっぼうで遊んでいました。(実験です)4年生は、全員に実験セットを購入しています。(これはとても大事なこと!)学習が終わった後も、家に持ち帰って遊ぶことができます。理科では、たっぷり遊ばせながら科学的思考を高めていくことが重要です。 「スポン!!」とか「スポッ!」という気持ちのよい音がして、黒板に書いた的に向かって玉が勢いよく飛んでいました。透明のプラスチックの筒に、押し棒、そして玉はフォームポリエチレン製のものを使っています。筒に両側から玉を詰め、片方を押し棒で押していきます。最初は、「後ろの玉が前の玉を押すから飛び出すのかな?」と考える子がいます。実験していくうちに、中の空気が押し縮められて飛んでいくという仕組みに気付いていきます。さらに、「押し縮める空気の量(体積)を変えるとどうなるか」という実験にも挑戦していました。(写真上) 一方屋上では、3年1組が理科の学習をしていました。「太陽とかげ」の学習でした。太陽と日陰や影の位置、日なたと日陰の地面の様子について調べていく学習単元です。こういう太陽がさんさんと輝いている日でないとできない学習です。 1,2校時に、1組の子ども達が北校舎の屋上に行って学習していました。単元の最初は、「かげふみ遊び」をよくさせます。逃げ回る友達の陰を足で踏むという遊びです。そういう遊びを通して、人の陰ができる方向と太陽の位置との関係に気付かせていきます。 また、太陽の向きと陰との関係を調べるために、遮光プレートを使って太陽を見させていました。太陽を直接見ることはできませんが、濃いサングラスのはたらきをする遮光プレートを使えば見ても大丈夫です。「太陽ってホントにまん丸なんだ」と子ども達が言っていました。以前、皆既日食があった時にこの遮光プレートを使って観察したことがあります。(写真中) 6年生は、社会科の時間に「江戸時代の文化」について学習しています。6年生は、2人の担任で社会科と外国語の交換授業を行っています。今日の2校時は、2組の担任が1組の社会科を指導し、1組の担任が2組の外国語の授業を行っていました。 江戸時代は260年もの長きにわたったこと、さらに鎖国の影響もあり、庶民を中心に様々な文化が花開きました。文学や学問だけでなく、歌舞伎や落語、相撲なども庶民の支持を集めて栄えました。さらに浮世絵の技術も発達し、葛飾北斎や歌川(安藤)広重などが活躍しました。 授業では、同時期に西洋で有名になっていたゴッホの油絵と広重の浮世絵とを比較して考えていきました。ゴッホの描いた「ひまわり」は58億円であったのに対し、浮世絵は1枚あたり100〜500円でした。浮世絵は版画です。何枚も同じ絵を刷ることができるため、値段としては安いものでした。 しかし、その浮世絵が西洋に伝わると、一気に日本の文化が注目されることになります。あのゴッホさえも、浮世絵を真似て油絵に表しました。他にもモネ、マネ、ドガ、クリムトなど、多くの画家が影響を受けています。(写真下) また、音楽の分野でも浮世絵が与えた影響は大きなものがありました。フランスの作曲家ドビュッシーは、日本の浮世絵にインスピレーションを受け、交響詩「海」を作曲したのではないかと言われています。北斎の「神奈川沖波裏」(富嶽三十六景の1つ)がドビュッシーのお気に入りでした。(よくこの曲のレコードのジャケットにも使われていました)それだけに、鎖国をしていなかったら、もっと日本の多くの画家が海外に出て活躍していたことでしょう。同様に他の文化人も…。 しかし、逆に鎖国をしていたからこそ注目されたということも考えられます。東洋の神秘的な国として、多くの西洋人があこがれる「ジャパン」であったわけです。 サクラ草の植え替え(4年生)
サクラ草の植え替えを行いました。
毎年行っているので、子供たちの手際がよく、素早く植え替え作業を終えることができました。自分のサクラ草の植え替えを終わらせると、友達の手伝いや片付けを率先して行う姿も見られて素晴らしかったです。 これからたっぷりの愛情とお水をあげて育てていきます。どの子も自分の植えたサクラ草が、きれいな花を咲かせる日を心待ちにしています。 11月1日(金) その2 武石移動教室の様子から移動教室のあるある・・・東京との空気の違いです。バスを降りたとたん、武石の空気との違いを子どもながらに実感していたようです。しかしそれと同時に、家の人たちのお迎えの姿を見て、ホッとした気持ちも強かったことでしょう。(写真中) 最後に解散式を行いました。副校長先生の話や児童代表の言葉を聞きながら、一人一人語り尽くせない3日間の思い出を振り返っていたことでしょう。「家に帰ったら、家族にお土産を渡すとともに、いろいろな話を伝えましょう。」とは言いますが、きっと子どもにとって表現できないほどの想いがいっぱいあったはずです。 天候もよく、全員元気にそろって帰って来ることができ、ハナマルの移動教室でした。今後の5年生の活躍に期待しています。(写真下) おはなし会(1年生)おはなし会のテーマは「はんぶんこ」でした。「ぱくぱくぶんぶん」「すっぱりめがね」「だんめんず」「うれしいさん かなしいさん」など、様々な本を紹介していただきました。子ども達は、とても楽しみながら聞いていました。 今、学級にある50冊の光が丘図書館の本の他に、さらに20冊ほど本を貸し出していただきました。ぜひ本に親しんでほしいです。 11月1日の給食鶏肉と野菜のカラフルサラダ ABCトマトスープ 牛乳 一口メモ 11月に入りました。今月の給食のめあては、「感謝の気持ちで食事をしよう」です。給食に限らず、家でも食事の時にあいさつをしているでしょうか? 今、私たちの目の前にある食べ物は、どれだけの人が関わってできているのでしょうか? 野菜を育てている農家さん、魚をとる漁師さん、肉や牛乳を生産する畜農家さん、またその他にも食材を加工する人や運搬する人、店に並べて売っている人もいます。そして、食事を考えて作ってくれている人などなど、数えきれない人々が関わって食事が成り立っています。 さらに、食べ物となった生き物の命をいただくことへの感謝の気持ちも忘れてはなりません。単なるあいさつとしてではなく、意味を考えて心を込めて「いただきます」と言えるようにしましょう。 11月1日(金) その1 武石移動教室の様子から2日目は快晴に恵まれ、標高2000mを超える美ヶ原高原美術館でも快適に過ごせたそうです。 まず、鷹山ファミリー牧場で体験活動を行いました。最初は乳しぼり体験です。この牧場では、体験活動の前に命の大切さについての話があります。命とは動物の命のことです。動物たちの命を人間がいただくことで、毎日の食生活が成り立っています。その話を真剣に聞くことから始まります。その後、全員が乳しぼり体験をしました。(写真上) 続いて、飯盒水さんをしました。飯盒でご飯を炊き、鍋でカレーを作ります。薪や食材などは全て用意してありますが、かまどに火をつけたり、米を研ぐ、カレーの材料を切るところから全て自分たちの手で行いました。もちろん、各班に牧場のスタッフの方々が助言してもらえますが、なるべく子ども達の手で…というのが方針になっています。悪戦苦闘しながら出来上がったカレーをおいしく食べることができたようです。(写真中) 片付けのチェックも厳しいことで有名な体験です。鍋や飯盒を洗うのに、何度もやり直しになった班があったようです。そういう指導をしていただけるのもありがたいことです。 午後は、そこからバス乗って美ヶ原高原美術館に行きました。屋外の彫刻の数々を見て回ったり、お土産を買ったりしました。お小遣いの2千円を上手に使おうと、頭の中の電卓で計算しながら買い物を進めました。移動教室の学校には1割引きになっています。その計算が難しかったのか、お釣りを見ながらまた買い物を考えていたようです。家族へのお土産にどんなものを買ったのでしょう。お楽しみに…。(写真下) 夜は、館内で肝試しを行いました。おどかし役は教員です。副校長いわく…「すごく楽しかった」そうです。 |
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