命の授業

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3月15日

柔道整復師としてリハビリ医療にかかわり、
現在も治療家としてお仕事を続けるマカさんが
今年も6年生に「命の授業」をしてくださいました。

マカさんは、神経系が侵され全身の筋肉が次第に動かなくなる
ALSという病気の患者です。
ご自身の病気と向き合いながら、子供たちに
自分の命を大切にしてポジティブに生きることを訴え続けている方です。

 「行ってきます」と家族に言おう。それが最後になるかもしれない。
 今あることが当たり前ではないということ。

 自分の命は自分だけのものではない。
 相手の命もその人だけのものではない。

 これからは一度では乗り越えられない壁ばかりだけれど、
 あきらめないで。苦しいときは誰かの力を借りてもいい。

 やるか、やらないか。止まっていればゼロ。でも、
 少しでも動けばそれが1にも2にもなる。

 今までみんなは周りの人に守られてきた。
 これからは、大切な人を守れる存在になる。

途中、呼吸が苦しくなりながらも語り続けるマカさんの
言葉の一つ一つを聞き逃すまいとする子供たち。
「未来に生きるあなたたちに残す、マカの遺言です。」
という言葉の重みを感じながら、自分のことを振り返り
これからの自分について考えることができたのではないでしょうか。

心からのありがとうをマカさんに届けます。

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