1月13日の給食![]() ![]() ぶりの照り焼き 紅白なます きりたんぽ汁 牛乳 一口メモ 「きりたんぽは」、秋田県の代表的な郷土料理です。今日の給食では、このきりたんぽを汁に入れて「きりたんぽ汁」にしました。 きりたんぽは、昔、炭焼きや狩りをする漁師さんによって始まった料理であると言われています。山にこもる時、持ってきた杉の木で作った串にご飯を巻きつけて、炭火でこんがりと焼きました。それを山でしとめたキジやヤマドリ、近くで採れた野菜、きのこなどと一緒に煮込んだことから始まりました。 「きりたんぽ」の「たんぽ」とは、槍の刃を覆う部分のことで、棒に巻き付けた形がそれに似ていることからそう呼ばれました。さらに、鍋に入れる時に切って入れたことから、「切りたんぽ」という名前がついたそうです。 1月12日の給食![]() ![]() ソーセージ入りポトフ バジルポテト 牛乳 一口メモ ポトフは、野菜も肉もバランスよく摂ることができるので、給食では定番の料理の一つです。では、クイズです。ポトフはどこの国の料理でしょうか? (1) フランス (2) ドイツ (3) アメリカ 答えは、(1)のフランスです。ポトフとは、フランス語で「火にかけた鍋」という意味で、家庭でよく食べられている料理の一つです。 入っている具材は家庭によって様々ですが、肉と大きく切った野菜を長時間コトコト煮込んで作ります。スープに、野菜と肉のおいしさがたっぷり溶け出た料理です。おいしいスープを味を味わうとともに、体の中から温まることができる一品です。 1月11日の給食![]() ![]() かぼちゃとイカの天ぷら 牛乳 一口メモ 天ぷらは、日本を代表する料理の一つです。外国人観光客からも、「食べたい和食」、「おいしかった和食」の一つとして、常に名前があがる人気の料理です。今日の給食では、かぼちゃとイカの天ぷらを作りました。 天ぷらは、室町時代にポルトガルから伝わったとされています。天ぷらの名前の由来は、ポルトガル語で「料理」という意味の「テンペーロ」、または「テンポーラ」という宗教の行事からきているなど、諸説があります。 また、江戸時代の天ぷらは、今でいうとファストフードのような感じで、串に刺しておやつ感覚で食べられていたようです。 天ぷらというと、エビや魚介類、野菜が一般的ですが、りんごやバナナ、まんじゅうなど、意外な食材の天ぷらもおいしいものです。 1月10日の給食![]() ![]() 松風焼き 七草汁 みかん 牛乳 一口メモ 1月7日には、1年間の健康を願い、七草をおかゆにして食べる風習があります。一般的な七草は、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(カブ)・スズシロ(大根)」です。しかし、七草の種類は時代や土地によって異なります。七草の種類が多かったり、逆に少ない地方もあります。共通して一緒なのは、年頭にあたって豊年を祈願するとともに、「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」と願いながらおかゆをいただく気持ちです。 給食では、おかゆではなく、七草のうちの大根とセリ、カブを使った「七草汁」を作りました。七草汁を食べて、3学期も元気に過ごせるように願っています。 12月23日の給食![]() ![]() フライドチキン ボイルキャベツ ベジタブルスープ セレクトデザート (冷凍パインまたは、冷凍もも) 牛乳 一口メモ 今日は、一足早いクリスマスの献立です。クリスマスと言えば、日本では鶏肉をよく食べます。しかし、アメリカやイギリスでは七面鳥、フィンランドやスウェーデンでは豚肉のオーブン焼きやサーモン料理というように、国によってクリスマスに食べる料理が違っています。 さらに、食べ物だけでなく、クリスマスの過ごし方も異なっています。アメリカではクリスマスは日本でいうお正月のような位置付けで、親戚や家族が集まってゆっくり過ごすそうです。それぞれの国のクリスマスについて調べてみるとおもしろそうですね。 今日で2学期の給食が終わりになります。2学期は、75回の給食がありました。楽しい給食の時間を過ごすことができたのではないかと思います。3学期も、学校に来るのが楽しくなるような給食を準備していきます。 12月22日の給食![]() ![]() カジキのゆず味噌焼き 野菜の香味和え かぼちゃ団子汁 牛乳 一口メモ 今日は「冬至」です。冬至は、一年で一番昼の長さが短い日です。 冬至の日には、かぼちゃを食べる習慣があります。昔は、冬至の頃になると秋野菜の収穫が終わり、食べ物がとても少なくなりました。かぼちゃは夏にとれますが、保存がきく野菜です。そこで、「元気に過ごせますように」との願いを込めてかぼちゃを保存しておき、冬場の栄養源として食べていました。 また、冬至には、「ん」のつく食べ物を食べると「運が呼び込める」と言われてきました。「なんきん(かぼちゃ)」、「れんこん」、「にんじん」、「ぎんなん」、「きんかん」、「かんてん」など、2つ「ん」がつくものは、よりご利益があるとされました。 今日の給食にも「ん」のつく食べ物がいくつか入っています。 12月21日の給食![]() ![]() 小松菜と豚肉の炒め煮 高野豆腐としめじの味噌汁 牛乳 一口メモ サンマのひつまぶしは、一口大のサンマをから揚げにして、タレに絡めてご飯の上にのせた料理です。ご飯がもりもり食べられる味付けになっています。 サンマは、漢字で「秋」の「刀」の「魚」と書きます。見た目がすらりとしていて、銀色で長く、刀のような形をしている魚なので、このような名前が付きました。 そんなサンマの獲れる量がここ数年で急激に減ってきていることを知っていますか? サンマが獲れなくなった原因の一つに、地球温暖化があると言われています。日本の近くの海水温が高くなったことで、冷たい海を好むサンマが日本に近寄らなくなってしまったそうです。 気候の変化は、私たちの食生活にも影響を与えています。これからもおいしいサンマが楽しめるように、私たちにどのようなことができるのかを考えていきましょう。 12月20日 給食室より![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最初にアルミのマドレーヌのカップを並べて、缶詰の輪切りのパイナップルを入れます。(写真1枚目) 次に、茹でた白玉団子をパイナップルの真ん中に入れていきます。(写真2枚目) そこにぶどうゼリーを注いで、固めたら出来上がりです。(写真3枚目) パインが円盤で白玉がUFOの丸い部分をイメージしていますが、UFOの雰囲気が出ているでしょうか? 子供たちはUFOゼリーを楽しんでくれたようです。 12月20日の給食![]() ![]() 野菜たっぷり味噌汁 UFOゼリー 牛乳 一口メモ 「UFOゼリーって、何だろう?」と思っていた人が多かったかもしれません。UFOゼリーは、その名の通り、UFOをイメージして作ったゼリーです。 輪切りのパイナップルの真ん中に白玉だんごを入れて、ぶどうゼリーで固めました。味だけでなく、見た目も楽しいデザートです。 給食室で、全部で約500個のUFOゼリーを作りました。普通のゼリーとは違って、手順が多いので大変な作業です。子ども達に楽しんでもらえるように、調理員さんたちががんばって作りました。 12月19日の給食![]() ![]() がんもどきの吹き寄せ 野菜の辛子ごま和え 牛乳 一口メモ 箸を上手に使っていますか? 箸は、「つまむ」「はさむ」「切る」「すくう」「くるむ」「混ぜる」など、いろいろなことができます。 箸を正しく持つと、自分の手の一部のように、スムーズに食事をすることができます。また、正しい持ち方は、食べやすいということだけではありません。正しい持ち方で食事をしている姿は、一緒に食べている人も気持ちよく食事をすることにつながります。 毎日1回は箸を持つと思うので、苦手な子は上手に使えるように練習していくことが大切です。少しずつ意識して練習することで、上達すること間違いなしです。 12月16日の給食![]() ![]() ![]() ![]() 牛乳 ちくわの磯部揚げ かぶの昆布付け 一口メモ 衣笠うどんはだし汁にたっぷりの油揚げとネギ、溶き卵が入っているかきたまうどんのような料理です。京都には油揚げとネギを卵でとじてご飯にのせた「衣笠丼」という料理があり、これをうどんにしたのが「衣笠うどん」です。名前の「衣笠」は京都の地名の衣笠山からきているそうです。 うどんの汁には片栗粉で少しとろみをつけてあります。とろみをつけるとうどんに汁がよく絡んで美味しく食べられます。また汁が冷めにくくなる効果もあります。 おかずにはちくわの磯部揚げを作りました。給食で使うちくわはとても大きく、1本を4等分に切りましたが1つでもボリュームたっぷりです。(写真2枚目) 12月15日の給食![]() ![]() じゃこ入りサラダ オレンジ(紅マドンナ) 牛乳 一口メモ 今日のカレーライスは、いつも入っているにんじんや玉ねぎ、じゃがいもの他に、れんこんと大根を入れました。カレーに大根は意外な感じがしますが、実はカレー味の大根がおいしさのポイントになっています。 家では、市販のカレールーを使うことが多いと思いますが、給食のカレーはルーも手作りで行っています。スパイスは、コリアンダーやガラムマサラ、オールスパイスなどのスパイスを何種類か合わせているので、本格的なカレーと言っていいでしょう。また、大きな鍋でたくさん作るので、その分おいしく仕上がります。 カレーの日は、給食室からカレーのにおいがしているので、朝から給食の時間を楽しみにしている子がたくさんいるようです。 12月14日の給食![]() ![]() シシャモのマヨ味噌焼き 鶏団子鍋 みかん 牛乳 一口メモ 寒い季節になってくると、温かい汁物がうれしくなるものです。今日の汁物は、手作りの鶏団子を入れた「鶏団子鍋」です。 鍋料理は、鍋を囲んで煮炊きしながら食べる料理です。鍋はいろいろな具材を使用するので、栄養のバランスが良くなります。また、具材を切って、鍋を囲みながら煮ていくので、作っていく過程も楽しめる料理です。 みなさんは、どんな鍋料理が好きでしょうか? 今では、スーパーに行くと、いろいろな種類の鍋のつゆが売られています。また、石狩鍋やきりたんぽ鍋、ぼたん鍋、柳川鍋、てっちりなど、鍋を使った郷土料理もたくさんあります。 鍋のおいしい季節です。いろいろな鍋料理を楽しみましょう。 12月13日の給食![]() ![]() ![]() ![]() 蒸し鶏のチリソース もやしと春雨の和え物 スーミータン 一口メモ 中華風コーンスープは中国語で「スーミータン」といいます。漢字では「粟米湯」と書き、「粟米」がとうもろこし、「湯」がスープという意味です。クリーム状のとうもろこしと粒のとうもろこしの両方を使っているので、とうもろこしがたっぷりと味わえるスープです。 また、スーミータンはふわふわの卵も美味しさのひとつです。スープに片栗粉でとろみをつけてから少し沸騰するぐらいの火加減に調整して、ゆっくりかき混ぜながら、少しずつ溶き卵を加えます。かき混ぜるのが速すぎると濁ったスープになってしまうし、遅すぎても卵が大きな塊で固まってしまいます。ちょうどよい火加減と速さでかき混ぜるとフワフワ卵に仕上がります。調理員さんの腕が光る料理です。 12月12日の給食![]() ![]() ふりかけ ひじき入り厚焼き卵 五目汁 牛乳 一口メモ 今日の卵焼きには、みじん切りのにんじんや玉ねぎ、干ししいたけ、ひじきが入っていて、ボリュームたっぷりになっています。 卵は、どこの家の冷蔵庫にも必ずと言って良いほど常備されている食材です。ゆで卵やオムレツ、茶わん蒸し、目玉焼きと、卵を使った料理はたくさんあります。 卵は、熱が加わると固まる性質をもっています。ですから、生で食べる卵かけご飯の他に、半熟で食べるポーチドエッグなど、火の通し方を変えることでいろいろな卵料理を作ることができます。 子ども達は、卵を割ったり卵を使った料理を作ったことがあるでしょうか? 肉や魚のように切ったりする必要がなく、火の通りも早いので、自分で作れる卵料理を一つ教えてあげると良いですね。 12月9日の給食![]() ![]() 牛乳 五目豆 いものこ汁 一口メモ 今月の給食のめあては「季節や行事に応じた食事を調べよう」です。 日本には季節の行事やお祭りの時にいつもと違う特別な料理を食べる習慣があります。例えば、お正月のお節料理やひな祭りのひなあられ、子供の日の柏餅などたくさんの行事食があります。 季節の変わり目や人生の節目には、食べ物への感謝を込めて神様にごちそうをお供えし、農作物がたくさん実ること、健康でいられること、幸せが訪れることを願ってきました。また、旬の食べ物を使い、季節感を味わうことも大きな楽しみです。 年末年始には多くの行事食があるので、実際に食べて触れる良い機会です。給食でも1月の献立に取り入れていく予定です。 12月8日の給食![]() ![]() 野菜入りミートローフ 花野菜サラダ 牛乳 一口メモ 花野菜サラダは、ブロッコリーとカリフラワーの入ったサラダです。ブロッコリーもカリフラワーも、花野菜と呼ばれていて、花のつぼみの部分を食べる野菜です。どちらもキャベツの仲間で、ブロッコリーが突然変異で白くなったのがカリフラワーです。 栄養価で比べると、ビタミンCは生の状態ではブロッコリーの方が多いですが、ゆでると両方ともほぼ同じ数値になります。ブロッコリーの多くは、緑色をしています。一方のカリフラワーは、白色のものが主ですが、他にも色とりどりのものが出回っています。オレンジ色や紫色、黄緑色など、様々なカリフラワーを見かけることがあります。 似ている花野菜でも、味や食感に違いがあります。野菜に興味をもたせ、味わって食べていけるようにしましょう。 12月7日の給食![]() ![]() さつま汁 イチゴ 牛乳 一口メモ 「イチゴの赤い部分は果実で、表面についている粒々はイチゴの種である」・・・これは正解でしょうか? 答えは×です。イチゴの果実は赤い部分ではなく、種のように見える「細かい粒々」が果実にあたります。私たちが食べている赤い部分は、「花托(かたく)」と呼ばれ、果実を育てるためのふかふかの布団のような役割をしています。果実のようで果実ではないイチゴのようなものを、本当の果実に対して偽の果実という意味で、「偽果(ぎか)」と呼ぶそうです。 イチゴは免疫をアップし、ストレスから体を守るはたらきのあるビタミンCを多く含んでいます。イチゴを食べて、残り少ない2学期を元気に過ごしてほしいと思います。 12月6日 給食室より![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日の給食では、この練馬大根を使って「練馬スパゲティ」を作りました。 全ての大根をすりおろしにして、大きな鍋で甘みが出るようにじっくりと煮込んでいきます。ツナとしめじを加えて、味付けは醤油、砂糖、酢のみととてもシンプルですが、ツナの旨味と大根の甘みがしっかりと感じられる仕上がりになっていました。 12月6日の給食![]() ![]() 昆布サラダ フルーツ白玉 牛乳 一口メモ 今日の給食のために、4日の日曜日に行われた「練馬大根引っこ抜き大会」で収穫された大根を学校に届けていただきました。 練馬大根は、長さが70cmから1mと長く、大根の真ん中が太くなっていることから、引き抜くのに普通の大根の3〜5倍の力がいるそうです。今日の給食を作るのに、全部で約68kgと、たくさんの練馬大根を使っています。生産者さんや収穫してくれた方々に感謝の気持ちでいただくようにしたいと思います。 いつもの練馬スパゲティは、青首大根を使って作っていますが、今日は練馬大根を使っています。練馬大根はなかなか手に入らない貴重な大根です。 (北校舎1階の給食室前に、練馬大根を展示しています。) |
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