1月24日の給食![]() ![]() 脂ぞうめん かねんしゅい いちご 牛乳 一口メモ 「かしわめし」は、鶏肉が入った混ぜご飯で、福岡県の郷土料理の一つです。九州では、鶏肉のことを「かしわ」と呼びます。鶏肉とごぼう、しいたけなどの具材を調味料で煮込んで、炊き上がったご飯に混ぜて作ります。 一方、「油ぞうめん」は、奄美大島の郷土料理です。ゆでたそうめんと豚肉、野菜を炒めて作ります。見た目は沖縄のソーメンチャンプルーと似ていますが、違いは炒めた後にだし汁を加えて軽く煮るところです。 そして「かねんしゅい」は、宮崎県の郷土料理です。「かね」は、さつまいも、「しゅい」は汁の意味だそうです。本来は、さつまいものでんぷんから作られた透明な団子が入っているそうですが、今日はさつまいもをつぶして作った団子を入れています。 1月23日の給食![]() ![]() 鮭の塩焼き 大根のきんぴら むらくも汁 牛乳 一口メモ 明日の24日から30日は、「全国学校給食週間」です。学校給食の意義や役割についてたくさんの人に知ってもらうとともに、給食について考えてもらうことを目的としています。 その期間中は、旭町小では昔の給食や九州地方の郷土料理、練馬区の食材を使った献立を予定しています。楽しみにしていてください。 学校給食は、今から約130年前、山形県のある小学校での取り組みがきっかけで始まりました。当時、お金がなくて弁当を持ってこられない子ども達のために、協力者を募っておにぎりを作ってあげたそうです。それを機に、全国に給食が広まっていきました。今では当たり前のように食べられる給食ですが、様々な歴史があって提供されるようになりました。そして、たくさんの人の力によって毎日の給食があります。 この「全国学校給食週間」の取り組みを通じて、昔の給食を知ることから、感謝の気持ちがもてるように指導していきます。 1月20日の給食![]() ![]() ココット焼き オニオンスープ みかん 牛乳 一口メモ 今日のデザートは「みかん」です。みかんは、ビタミンCが豊富なので、風邪をひきやすい時期にはピッタリのデザートです。 みかんの収穫は、10月〜2月ぐらいなので、そろそろ旬が終わる頃です。この時期におすすめしたいのが、「冷凍みかん」です。みかんは、冷凍にするとさらに甘味が増すことを知っていますか? 果物に含まれる「果糖」は、冷やすと甘味が強くなる性質があります。そのため、甘味が少ないみかんを冷凍みかんにすると、一層おいしく食べることができるのです。 みかんを洗う→水気を軽く拭き、ラップに包む→保存袋に入れて、冷凍庫に入れる。2か月ぐらいは保存しておくことができます。甘味が強くなり、そのまま食べるよりもおいしくいただけます。 1月19日の給食![]() ![]() ザーサイスープ ぶどうゼリー 牛乳 一口メモ 子ども達は、食事で苦手な食べ物が出たらどうしているでしょうか? 全く手をつけずに残している子がいるかもしれませんが、一口でもいいので食べさせるようにしましょう。 味覚とは、味を感じる感覚のことを言います。様々な食材や料理の味に対する経験を積むことで、味覚が育っていきます。初めは苦手でも、食べ慣れてくることで段々とおいしく感じるようになってきます。また、成長とともに苦手だったものでも、食べてみたらおいしかったということもあります。 好き嫌いがないということは、食事がさらに楽しくなったり、健康のためにも大切なことです。まずは、一口からチャレンジさせていきましょう。 1月18日の給食![]() ![]() シシャモのあしたば揚げ 小松菜のおひたし じゃがいもの味噌汁 牛乳 一口メモ 「あしたば」という野菜を知っていますか? あしたばは、東京都にある島の一つ、八丈島の特産品になっています。漢字では「明日葉」と書き、今日収穫しても明日にはまたすぐに葉を出すことから、この名前がついたそうです。生命力の強い野菜で、10月に植えても、寒さの中でも元気いっぱいに成長し、春から収穫が始まります。 野菜というよりも薬草に近く、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、とても栄養があります。 今日は、このあしたばを粉末にした「あしたばパウダー」を小麦粉と混ぜて、シシャモにまぶして揚げました。少し緑色がついていて、きれいな色に仕上がっています。 1月17日の給食![]() ![]() メンチカツ ボイルキャベツ ミネストローネ 牛乳 一口メモ メンチカツは、豚肉や牛肉のひき肉に玉ねぎのみじん切りを加え、塩やコショウで味付けしてからパン粉をつけて、油で揚げて作ります。ハンバーグに衣をつけて揚げたような料理なので、作る工程が多く、とても手間がかかります。今日も調理員さんたちががんばって作ってくれました。キャベツと一緒に、パンにはさんで食べるとおいしくなります。 関東では、メンチカツが一般的ですが、大阪などの関西では、「ミンチカツ」と呼ぶことが多いそうです。同じ料理でも、地域によって呼び方が変わることがあります。 1月16日の給食![]() ![]() 手作りふりかけ 筑前煮 野菜の甘味噌和え 牛乳 一口メモ クイズです。筑前煮は、別の名前でも呼ばれていますが、それは次のうちのどれでしょうか? (1) がめ煮 (2) まめ煮 (3) しめ煮 答えは、(1)の「がめ煮」です。筑前煮は、福岡県の郷土料理です。福岡県の北部が「筑前の国」と呼ばれていたことから、この名前がつきました。 筑前煮は、鶏肉や野菜などのいろいろな具材を使う煮物です。そのため、方言で「寄せ集める」という意味の「かめくりこむ」から「がめ煮」とも呼ばれるようになったそうです。 筑前煮は具だくさんで、栄養バランスの良い料理です。今日は、鶏肉やにんじん、たけのこ、こんにゃく、里芋、干ししいたけ、ごぼう、さつま揚げ、インゲンの9種類の具材を使いました。 1月13日の給食![]() ![]() ぶりの照り焼き 紅白なます きりたんぽ汁 牛乳 一口メモ 「きりたんぽは」、秋田県の代表的な郷土料理です。今日の給食では、このきりたんぽを汁に入れて「きりたんぽ汁」にしました。 きりたんぽは、昔、炭焼きや狩りをする漁師さんによって始まった料理であると言われています。山にこもる時、持ってきた杉の木で作った串にご飯を巻きつけて、炭火でこんがりと焼きました。それを山でしとめたキジやヤマドリ、近くで採れた野菜、きのこなどと一緒に煮込んだことから始まりました。 「きりたんぽ」の「たんぽ」とは、槍の刃を覆う部分のことで、棒に巻き付けた形がそれに似ていることからそう呼ばれました。さらに、鍋に入れる時に切って入れたことから、「切りたんぽ」という名前がついたそうです。 1月12日の給食![]() ![]() ソーセージ入りポトフ バジルポテト 牛乳 一口メモ ポトフは、野菜も肉もバランスよく摂ることができるので、給食では定番の料理の一つです。では、クイズです。ポトフはどこの国の料理でしょうか? (1) フランス (2) ドイツ (3) アメリカ 答えは、(1)のフランスです。ポトフとは、フランス語で「火にかけた鍋」という意味で、家庭でよく食べられている料理の一つです。 入っている具材は家庭によって様々ですが、肉と大きく切った野菜を長時間コトコト煮込んで作ります。スープに、野菜と肉のおいしさがたっぷり溶け出た料理です。おいしいスープを味を味わうとともに、体の中から温まることができる一品です。 1月11日の給食![]() ![]() かぼちゃとイカの天ぷら 牛乳 一口メモ 天ぷらは、日本を代表する料理の一つです。外国人観光客からも、「食べたい和食」、「おいしかった和食」の一つとして、常に名前があがる人気の料理です。今日の給食では、かぼちゃとイカの天ぷらを作りました。 天ぷらは、室町時代にポルトガルから伝わったとされています。天ぷらの名前の由来は、ポルトガル語で「料理」という意味の「テンペーロ」、または「テンポーラ」という宗教の行事からきているなど、諸説があります。 また、江戸時代の天ぷらは、今でいうとファストフードのような感じで、串に刺しておやつ感覚で食べられていたようです。 天ぷらというと、エビや魚介類、野菜が一般的ですが、りんごやバナナ、まんじゅうなど、意外な食材の天ぷらもおいしいものです。 1月10日の給食![]() ![]() 松風焼き 七草汁 みかん 牛乳 一口メモ 1月7日には、1年間の健康を願い、七草をおかゆにして食べる風習があります。一般的な七草は、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(カブ)・スズシロ(大根)」です。しかし、七草の種類は時代や土地によって異なります。七草の種類が多かったり、逆に少ない地方もあります。共通して一緒なのは、年頭にあたって豊年を祈願するとともに、「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」と願いながらおかゆをいただく気持ちです。 給食では、おかゆではなく、七草のうちの大根とセリ、カブを使った「七草汁」を作りました。七草汁を食べて、3学期も元気に過ごせるように願っています。 12月23日の給食![]() ![]() フライドチキン ボイルキャベツ ベジタブルスープ セレクトデザート (冷凍パインまたは、冷凍もも) 牛乳 一口メモ 今日は、一足早いクリスマスの献立です。クリスマスと言えば、日本では鶏肉をよく食べます。しかし、アメリカやイギリスでは七面鳥、フィンランドやスウェーデンでは豚肉のオーブン焼きやサーモン料理というように、国によってクリスマスに食べる料理が違っています。 さらに、食べ物だけでなく、クリスマスの過ごし方も異なっています。アメリカではクリスマスは日本でいうお正月のような位置付けで、親戚や家族が集まってゆっくり過ごすそうです。それぞれの国のクリスマスについて調べてみるとおもしろそうですね。 今日で2学期の給食が終わりになります。2学期は、75回の給食がありました。楽しい給食の時間を過ごすことができたのではないかと思います。3学期も、学校に来るのが楽しくなるような給食を準備していきます。 12月22日の給食![]() ![]() カジキのゆず味噌焼き 野菜の香味和え かぼちゃ団子汁 牛乳 一口メモ 今日は「冬至」です。冬至は、一年で一番昼の長さが短い日です。 冬至の日には、かぼちゃを食べる習慣があります。昔は、冬至の頃になると秋野菜の収穫が終わり、食べ物がとても少なくなりました。かぼちゃは夏にとれますが、保存がきく野菜です。そこで、「元気に過ごせますように」との願いを込めてかぼちゃを保存しておき、冬場の栄養源として食べていました。 また、冬至には、「ん」のつく食べ物を食べると「運が呼び込める」と言われてきました。「なんきん(かぼちゃ)」、「れんこん」、「にんじん」、「ぎんなん」、「きんかん」、「かんてん」など、2つ「ん」がつくものは、よりご利益があるとされました。 今日の給食にも「ん」のつく食べ物がいくつか入っています。 12月21日の給食![]() ![]() 小松菜と豚肉の炒め煮 高野豆腐としめじの味噌汁 牛乳 一口メモ サンマのひつまぶしは、一口大のサンマをから揚げにして、タレに絡めてご飯の上にのせた料理です。ご飯がもりもり食べられる味付けになっています。 サンマは、漢字で「秋」の「刀」の「魚」と書きます。見た目がすらりとしていて、銀色で長く、刀のような形をしている魚なので、このような名前が付きました。 そんなサンマの獲れる量がここ数年で急激に減ってきていることを知っていますか? サンマが獲れなくなった原因の一つに、地球温暖化があると言われています。日本の近くの海水温が高くなったことで、冷たい海を好むサンマが日本に近寄らなくなってしまったそうです。 気候の変化は、私たちの食生活にも影響を与えています。これからもおいしいサンマが楽しめるように、私たちにどのようなことができるのかを考えていきましょう。 12月20日 給食室より![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 最初にアルミのマドレーヌのカップを並べて、缶詰の輪切りのパイナップルを入れます。(写真1枚目) 次に、茹でた白玉団子をパイナップルの真ん中に入れていきます。(写真2枚目) そこにぶどうゼリーを注いで、固めたら出来上がりです。(写真3枚目) パインが円盤で白玉がUFOの丸い部分をイメージしていますが、UFOの雰囲気が出ているでしょうか? 子供たちはUFOゼリーを楽しんでくれたようです。 12月20日の給食![]() ![]() 野菜たっぷり味噌汁 UFOゼリー 牛乳 一口メモ 「UFOゼリーって、何だろう?」と思っていた人が多かったかもしれません。UFOゼリーは、その名の通り、UFOをイメージして作ったゼリーです。 輪切りのパイナップルの真ん中に白玉だんごを入れて、ぶどうゼリーで固めました。味だけでなく、見た目も楽しいデザートです。 給食室で、全部で約500個のUFOゼリーを作りました。普通のゼリーとは違って、手順が多いので大変な作業です。子ども達に楽しんでもらえるように、調理員さんたちががんばって作りました。 12月19日の給食![]() ![]() がんもどきの吹き寄せ 野菜の辛子ごま和え 牛乳 一口メモ 箸を上手に使っていますか? 箸は、「つまむ」「はさむ」「切る」「すくう」「くるむ」「混ぜる」など、いろいろなことができます。 箸を正しく持つと、自分の手の一部のように、スムーズに食事をすることができます。また、正しい持ち方は、食べやすいということだけではありません。正しい持ち方で食事をしている姿は、一緒に食べている人も気持ちよく食事をすることにつながります。 毎日1回は箸を持つと思うので、苦手な子は上手に使えるように練習していくことが大切です。少しずつ意識して練習することで、上達すること間違いなしです。 12月16日の給食![]() ![]() ![]() ![]() 牛乳 ちくわの磯部揚げ かぶの昆布付け 一口メモ 衣笠うどんはだし汁にたっぷりの油揚げとネギ、溶き卵が入っているかきたまうどんのような料理です。京都には油揚げとネギを卵でとじてご飯にのせた「衣笠丼」という料理があり、これをうどんにしたのが「衣笠うどん」です。名前の「衣笠」は京都の地名の衣笠山からきているそうです。 うどんの汁には片栗粉で少しとろみをつけてあります。とろみをつけるとうどんに汁がよく絡んで美味しく食べられます。また汁が冷めにくくなる効果もあります。 おかずにはちくわの磯部揚げを作りました。給食で使うちくわはとても大きく、1本を4等分に切りましたが1つでもボリュームたっぷりです。(写真2枚目) 12月15日の給食![]() ![]() じゃこ入りサラダ オレンジ(紅マドンナ) 牛乳 一口メモ 今日のカレーライスは、いつも入っているにんじんや玉ねぎ、じゃがいもの他に、れんこんと大根を入れました。カレーに大根は意外な感じがしますが、実はカレー味の大根がおいしさのポイントになっています。 家では、市販のカレールーを使うことが多いと思いますが、給食のカレーはルーも手作りで行っています。スパイスは、コリアンダーやガラムマサラ、オールスパイスなどのスパイスを何種類か合わせているので、本格的なカレーと言っていいでしょう。また、大きな鍋でたくさん作るので、その分おいしく仕上がります。 カレーの日は、給食室からカレーのにおいがしているので、朝から給食の時間を楽しみにしている子がたくさんいるようです。 12月14日の給食![]() ![]() シシャモのマヨ味噌焼き 鶏団子鍋 みかん 牛乳 一口メモ 寒い季節になってくると、温かい汁物がうれしくなるものです。今日の汁物は、手作りの鶏団子を入れた「鶏団子鍋」です。 鍋料理は、鍋を囲んで煮炊きしながら食べる料理です。鍋はいろいろな具材を使用するので、栄養のバランスが良くなります。また、具材を切って、鍋を囲みながら煮ていくので、作っていく過程も楽しめる料理です。 みなさんは、どんな鍋料理が好きでしょうか? 今では、スーパーに行くと、いろいろな種類の鍋のつゆが売られています。また、石狩鍋やきりたんぽ鍋、ぼたん鍋、柳川鍋、てっちりなど、鍋を使った郷土料理もたくさんあります。 鍋のおいしい季節です。いろいろな鍋料理を楽しみましょう。 |
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