1月10日(火) その1まず、校庭で3学期の始業式を行いました。風は冷たく感じられましたが、青空のもと、キリっと整列して始まりました。3学期のスタートとして、次のような話をしました。 ・・・17日間の冬休みが終わりました。みなさんは、どのような年末年始を過ごしたでしょうか。久し振りに親戚の人達と会ったりして、お正月を楽しく過ごした子がいたのではないでしょうか。また、年末に大掃除をがんばったり、年明けに初詣に行ったり、お世話になった人や友達に年賀状を書いたりと、年末年始ならではの過ごし方を体験した子も多かったことでしょう。 新しい年が明け、令和5年(西暦で言うと2023年)になりました。そして、今日から3学期の学校生活のスタートです。2学期の終業式の時に、「新しい年を迎えるにあたり、気持ちの切り替えが大切です。」という話をしました。2学期の終わりに、通知表(あゆみ)を受け取りましたよね。2学期の通知表を見て、3学期にがんばりたいことが決まりましたか? 年が改まり、新年を迎えた今が気持ちの切り替えのチャンスです。 ここに、1年生の通知表があります。(通知表の見本を見せながら…)3学期のものなので、中身はまだ何も書かれていない状態です。中を開くと、「学習の記録」と「行動の記録」があります。3学期の終わりには、それぞれの項目に「よくできる」「できる」「もうすこし」の3段階で〇が付くことになります。何もがんばろうとしなければ「もうすこし」になり、一生懸命がんばったら「よくできる」に〇がつくでしょう。そして、重要なのは、この通知表の評価を変えるのは自分自身であるということです。 ちょうど明日から、代表委員会の皆さんによるあいさつ運動があるので、あいさつの項目の評価を例に説明をします。あいさつについては、「行動の記録」の4つ目に「あいさつや返事をしっかりする。」という項目があります。どういう状態を見て、先生方は「よくできる」「できる」「もうすこし」と評価をしているか分かりますか? まず、きちんと届く声で「おはようございます」とあいさつをしているかどうかです。そして、しっかり相手を見てあいさつをしているかということも大切な評価ポイントになります。でも、これだけでは真ん中の「できる」のところに〇がつくだけです。では、どうしたら「よくできる」になると思いますか? それは、自分から進んであいさつをすること、さらにいろいろな人にあいさつをしていること、そして「おはようございます」という朝のあいさつだけでなく、「こんにちは」や「さようなら」というあいさつもしっかり行っているかどうかです。そこまで全部できていたら、「よくできる」のところに〇がつくはずです。それも、1日や2日、あいさつが良いだけではダメです。3学期全体を通して、あいさつがしっかりできているかどうかということも重要になります。 通知表には、他にもたくさんの評価項目があります。全部完璧にできるようにしようと話をしているのではありません。がんばって自分の行動を改めていこうという気持ちがあれば、1学期や2学期より少しでも変えていくことができるのです。今日から、3学期の52日間の学校生活が始まります。(5,6年生は、卒業式を入れて53日間です。)自分自身を一つ一つ改めていこう、変えていこうという気持ちを大切に生活していきましょう。・・・ 続いて、児童代表の言葉は3年生が担当しました。3学期にがんばりたいこととして、書き初めと6年生を送る会について発表しました。とめ、はね、はらいに気をつけて書き初めをがんばることや、感謝の気持ちをもって6年生を送る会の準備をしたいということを話していました。(写真中) 最後に、校歌を歌いました。通常は体育館で行うため、校庭で歌を響かせるのはとても難しいものです。指揮をした先生のかけ声で、生き生きとした歌になりました。(写真下) |
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