個人面談にご協力いただき、ありがとうございました。19日(金)で1学期が終了いたします。

1月17日(火)

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 4年生の道徳の教科書に、「花さき山」が載っています。斎藤隆介(作)、滝平二郎(切り絵)の名作絵本として有名な物語が、そのまま4年生の道徳の資料に使われています。
 10歳の少女あやは、山菜を取りに行った山で、白髪の山んばと出会います。山んばは、山に咲き乱れる一面の花を指差しながら、優しいことをすると美しい花が咲くのだと語り始めました。「あやの足元に咲いている赤い花は、あやが母親や妹のことを思って着物を買ってもらうのを辛抱した時に咲いた花。」そして「今まさに咲こうとしている小さな青い花は、双子の赤ん坊の上の子が、弟を思っておっぱいを我慢することで咲かせている花。」…あやは、山から帰って父母に話をしても信じてもらえず、もう一度山に行っても山んばには会えませんでした。しかし、あやは、その後時々、「あっ!今花さき山で、おらの花がさいている」と思うことがありました。・・・
 道徳の授業として、「美しい心について考え、美しさを感じ取る心を大切にしようとする心情を育てる」ことをねらいとした資料になっています。道徳の内容項目の「感動、畏敬の念」にあたります。「畏敬の念」というのは、心から敬うことを言います。先生方にとって、これほど難しい道徳の授業はないのでは…と思えるような内容項目です。また、道徳の授業は、国語の読み取りとは違います。きちんと焦点化して授業を進めていかなければなりません。美しい心とは、人のことを考えて行動することであり、思いやりの心でもあることに結び付けていきます。(写真上)
 6年生は、国語の時間に「メディアと人間社会」という説明文の学習をしています。作者は、池上彰さんです。報道記者や番組キャスターを務めるなど、まさにご本人がメディアで活躍している方です。池上さんの著書は数多くあるようですが、この説明文は、教科書のために書きおろした作品です。1組では、段落ごとの構成から、説明文としてどの型(頭括型・尾括型・双括型)にあたるのかを考えさせていきました。(写真中)
 池上さんがNHKを退社した後も、多くのテレビ局から出演依頼が多いのは、そのていねいで分かりやすい解説の仕方にあります。昔、NHKの「週刊こどもニュース」に出演していた頃から、分かりやすい話し方として注目されていました。聞く相手に合わせたレベルで話すことや、身近な例に置き換えて話すことなど、随所に聞き手に対する配慮があると言われています。また、「いい質問ですね〜」という言葉が口癖になっていて、質問者への称賛とともに、注目を集める工夫が感じられます。私は、池上さんの話し方を学ぶために番組を見ていることが多いです。
 2年1組では、「おせちのひみつ」という道徳の授業が行われていました。「伝統と文化の尊重」に関する内容です。さまざまなおせち料理に込められた意味を知ることを通して、昔から伝わるものや料理には、どんな願いが込められているのかを考えさせていきます。そこから日本の伝統や文化に親しみ、愛着をもとうとする心情を育てていきます。
 教科書には、様々なお節料理の写真とその解説(お節料理に入っている理由)が書かれています。小魚を味付けして煮詰めたものを「田づくり」と呼んでいます。これは、小魚を肥料として田んぼにまいたところ、豊作だったことから縁起物として扱われるようになったそうです。「紅白かまぼこ」は、日の出の形に似ています。「こぶ巻き」は、「よろこぶ」という言葉を合わせています。「エビ」は、腰が曲がるまで長生きできますようにという願いを込めています。さらに、お節料理を重箱に入れるのは、おめでたいことが「重なりますように」という理由からだそうです。(写真下)
 3学期は、これから節分やひな祭りがあります。それぞれの伝統行事に込められたいわれや願いをきちんと知り、日本の文化を大切にしていこうという気持ちを高めていくことが大切です。

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学校行事
1/23 全 保護者会1・2
校内書き初め展始
1/24 保護者会3・4
1/26 児童集会
保護者会5・6
1/28 連合書き初め展
1/29 連合書き初め展

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