個人面談にご協力いただき、ありがとうございました。19日(金)で1学期が終了いたします。

1月14日(土)

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 今年度最後の学校公開がありました。(2月の第二土曜日は祝日のため、登校日ではありません。)今回も、たくさんの保護者の皆様に、子ども達の学校での様子をご覧いただくことができました。
 1年生の教室では、国語の時間に「たのしいな ことばあそび」という学習をしていました。「たい」の下に「こ」をつけて「たいこ」、「や」をつけて「たいや」のように、ある言葉に一文字を増やして別の言葉に変身させる言葉遊びです。1年生の国語では、年間を通じて「ことばあそび」を指導しています。1学期の初めは、「あ」で始まる言葉を見つけるなど、簡単な言葉遊びを行いました。身近なことを表す語句の量を増やし、語彙を豊かにすることを目的として言葉遊びの単元が配置されています。
 人は、自分が知っている言葉の範囲で思考や理解をすることができます。そのため、語彙力は学力にも大きな影響を与えると言えます。小学校では、あらゆる教科で、「今、何の説明をしているのか」「この問題は、どのようなことを言っているのか」といった語彙力が必要となる場面があります。そのためにも、低学年のうちに語彙力を高めておくことが欠かせません。
 では、どうしたら語彙力が高まるでしょうか? 一番の方法は読書です。本を読む中から、普段知らない言葉や表現を獲得することができます。そしてもう一つは、言葉遊びです。友だちとしりとりやクイズをすることで、語彙力が高まります。もちろん、親子での会話を多くすることも、語彙力アップにつながります。
 1組の教室では、二文字の言葉に一文字を付け加えてできる言葉を考え、プリントに言葉と絵を書かせていました。「かん」の二文字で考えた子が何人かいました。「みかん」、「やかん」、「かんき」という言葉が子ども達から出てきました。そうすると、「『かんき』ってなあに?」と聞く子がいます。「かんき(換気)は、空気を入れ替えることだよ。」と教えてあげます。「すみ」という二文字から、「すみか」、「かすみ」という言葉を発表した子がいました。「住みか」や「霞(かすみ)」という言葉が出てきたのには、担任の先生もびっくりしていました。そういう友だちの発表を聞いて、他の子の語彙力も高まります。(写真上)
 1年2組では、算数の時間に「おおきい かず」の学習をしていました。2学期の初めに、「10よりおおきいかず」という単元がありました。40までの数について、数え方や読み方、書き方の学習をしてきました。今回は、さらに大きな数を扱い、120程度まで数えられるようにしていきます。
 グループごとに、たくさんの小豆が入った紙皿が配られました。小豆を別の皿に移すゲームを行い、その小豆を数えるという課題を与えました。小豆は真ん丸で、コロコロと転がってしまいます。お皿の上で、1,2,3・・・と数えていたら大変です。各グループには、カップケーキ紙も一緒に配られていました。指導する先生の意図的な準備です。2学期の学習で、10のまとまりを使って数えた経験を思い出し、カップケーキ紙に10個ずつ小豆を入れ始めました。(20個ずつ入れたグループもありました。)途中で小豆が入った皿をひっくり返してしまったりと、様々なハプニングはありましたが、無事に大きな数を正確に数えることができました。授業のために小豆を用意したのは、もちろん担任の先生です。持ち帰って、お汁粉にするのでしょうか。(写真中)
 3年生の社会科の授業では、昔の道具についての学習を行っていました。最初に、昔の道具と今の道具の違いを、スライドを使って考えさせていきました。そのうちのいくつかは、12月に社会科見学で行った、石神井公園のふるさと文化館にも展示してあった道具です。昔のアイロンは、「火のし」という道具でした。また、電化する前のアイロンも、火のついた炭を入れて使うようになっていました。私が生まれた頃は電気式のアイロン時代ですが、コードレスではありませんでした。(スチーム機能もなし)
 足踏み式のミシンや蚊帳(かや)の写真は、とても懐かしく感じました。夏の夜になると蚊帳を張り、端をそっとめくって、布団がひいてある中に入ったものです。
 授業の後半は、実物の七輪を用意して、グループごとに観察をしました。(写真下)七輪は、炭火をおこしたり、煮炊きをしたりするための簡便な土製のコンロです。現在のガスコンロ、あるいはIHコンロに相当する昔の道具ということになりますが、昨今のアウトドアブームにより、購入する人が増えてきています。ホームセンターでも見かけたことがあります。ちょっとしたバーベキューや、餅や魚を焼いたりするのに重宝します。炭をおこすのは手間ですが、炭火ならではの味わいがあります。

1月13日(金)

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 旭町小には、普段からたくさんの鳥がやって来ます。今朝は、「ワカケホンセイインコ」の大群が校庭の周りに集まってきました。体長40cmにもなり体全体が緑色をしているため、よく目立つ鳥です。鳴き声も独特で、「キーキー、キュルキュル」というかん高い声で鳴きます。前任校では、隣接する神社に住みついていた鳥でした。ですから、ワカケホンセイインコについては以前からよく見て知っています。都内のあちこちでも見られる鳥として有名です。
 ワカケホンセイインコはインドやスリランカが原産の鳥で、60〜70年代にかけてのペットブームに乗じて日本へと入ってきました。そこから逃げ出した鳥たちが野生化し、今では鳴き声やフンの被害が起こるほど問題化しています。
 さらに、ワカケホンセイインコの寿命はとても長く、20〜30年だそうです。犬や猫よりも長生きなので、ちょっとやそっとでペットにすることはできません。時々姿を見せる分にはいいのですが、今日は今までになく群れをなしていたので(十数羽)びっくりしました。あいさつ運動の3日目で来ていた代表委員会の子ども達も驚いていました。
 1年1組の教室では、凧(たこ)にクレヨンで絵を描いていました。生活科の昔遊びの学習として行う凧揚げ用の凧です。教材として購入した「スーパーカイト」という凧で、不織布の本体の他に、2本の足とたこ糸(50m)付きです。まずは本体に絵を描き、次に足を貼り付け、最後にたこ糸を結びつけます。(毎年、たこ糸を結びつけるところで苦労します。)
 1組の昨日の宿題は、国語や算数の他に、「たこに描く絵を考えてくること」が出されていました。どんな絵を描いているかなと思い教室を回ってみると、とても楽しそうな絵がたくさん見られました。お正月らしく「あけまして おめでとう」と文字を入れたり、干支のうさぎを描いたものもありました。カラフルに仕上がった凧を校庭で揚げる日が楽しみです。(写真上)
 3年生は、社会科の時間に「練馬区のうつりかわり」の学習をしています。教科書には、江古田の交差点で同じ位置から写した、昔と今の写真が載っています。2枚の写真を見比べながら、子ども達は様々なことに気づいていきました。道路の広さや建物の違い、信号機やガードレールなど、よく見ると大きな違いがいくつかあります。(写真中)
 もちろん、昔の写真の方は白黒写真です。信号機がないことについて、「馬車だったんじゃないの?」とつぶやいた子がいました。写真の下には、「昭和31年・1956年」と書かれています。旭町小ができた頃です。私はまだまだ生まれていませんでしたが、この頃には自動車が走っていました。ただ、走っていた台数はかなり少なかったはずです。信号がいらないくらいですから。
 3年生は、12月に社会科見学として、石神井公園にあるふるさと文化館に行っています。2階の展示室には、昭和30年代の街の様子が再現された場所があります。ちゃぶ台のある居間や、ガス式の炊飯器や魔法瓶のある台所、外には二槽式洗濯機と、昭和の香りがプンプンする一画になっています。さらにそこには、3輪自動車が置いてあります。前輪のタイヤが中央に1つだけある自動車です。子どもの頃の記憶では、確かこのようなトラックを見た覚えがかすかにあります。
 6年生は、理科の時間に「土地のつくりと変化」の学習を2学期の終わりから行ってきました。冬休みをまたぎましたが、いよいよ学習のまとめです。地面の下には、地層と呼ばれる砂や泥、小石や火山灰等の層でできていることを学習しました。また、地層には、大きく分けて2つのでき方があることも学習済みです。地層は、火山と水のはたらきによって、おもに海底で堆積します。その後、何年もかけて圧し縮められるとともに、地殻変動で隆起することで地上に現れます。
 岩石標本や化石の標本を見たりする活動も取り入れながら、映像資料などで学習を進めてきました。教科書には、阪神淡路大震災による兵庫県淡路市の断層の写真が掲載されています。地殻変動は、大きく動いたとしても年に数ミリ程度ですが、大地震の際には大きく移動します。(写真下)
 昼休みに、予告なしの避難訓練がありました。校庭に避難し終わった子ども達に、1995年の1月17日に起こった阪神淡路大震災の話をしました。当時、同じ区内の学校に勤めていました。朝、学校に行ってびっくりしました。職員室のテレビの前で、先生たちが大騒ぎをしていたのです。画面を見てショックを受けました。ビルが崩壊し、高速道路の高架橋がバタバタと倒れている映像が目に飛び込んできました。さらに、数日後、知り合いの先生の身内の方が震災で亡くなられたことを聞き、再度ショックを受けました。その頃、6年生の担任をしていました。みんなで募金活動をして被災地に送ったことを卒業式の呼びかけに入れたことを思い出します。もうすぐ、あれから28年が経ちます。
 明日は、今年度最後の学校公開日です。6年生の図工作品が展示してあります。昇降口を入って北校舎側の廊下から図工室前にかけて、携帯屏風の作品が展示してあります。ぜひご覧ください。

1月12日(木)

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 2年生は、算数の時間に「1000より大きい数をしらべよう」という学習をしています。今まで2年生は、1000までの数については学習してきています。(6月に、「100より大きい数をしらべよう」という学習をしました。)今までより位取りが増えても、10をもとにして数をとらえさせ、十進位取り記数法の理解をさらに深めていけるように指導していきます。
 2年生の教室では、教科書会社が提供しているデジタルコンテンツをうまく利用して授業を進めています。子ども達のタブレットにも、このデジタルコンテンツのリンクを貼り付けて、各自が操作できるようにしていました。画面上にある1,10,100,1000の束を、指を使って枠の中に移動させると、位取りしたマス目に数字が入る仕組みになっています。昨年までは、画用紙で作ったカードを切って机の上に並べて数を考えさせていました。デジタルコンテンツを使うと、そういう手間は全く必要ありません。タブレットのありがたみが分かる授業でした。(写真上)
 4校時に、3年生が視聴覚室に集まり、総合の学習を行っていました。3学期の総合の学習では、自分たちの地域の安全マップづくりを中心に活動していきます。今日はその導入として、地域安全マップづくりの動画を見ながら学習をしていました。
 子ども達を犯罪被害から守るためには、危険を予測し回避する能力を育成する必要があります。東京都では、子供の犯罪被害防止能力の育成に効果的な「地域安全マップづくり」の普及に取り組んでいます。東京都の都民安全推進部で作成したDVDが各校に配布されているので、それを参考に本校でも毎年3年生に位置付けて指導しています。
 DVDでは、公園や道路などを例に、危険な場所を分かりやすく説明しています。犯罪が起こりやすい場所のキーワードとして、「入りやすく、見えにくいところ」があります。柵のない公園やガードレールのない歩道は、どちらも犯罪者が入りやすいところです。また、背の高い木が茂っている公園や高い塀が続く道路は、人家の窓が隠されてしまい、犯罪が見えにくいところになります。(写真中)
 子ども達にとっては、「安全」と言うと「交通安全」のイメージが大きいと思います。そこを「犯罪被害に遭わないための安全」という視点をもたせて学習を進めていきます。今後は、実際に校外に出て危険箇所を探す活動も取り入れていきます。
 4年1組の図書の時間に、「十二支の ものがたり」という本を紹介していました。正式には、「甲骨もじであそぶ ちゅうごくの 十二支の ものがたり」という本です。(写真下)
 甲骨文字というのは、三千年以上も前に中国で使われていた文字のことで、今のところ漢字の最も古い形であるとされています。主に亀の甲羅や牛などの肩甲骨を用いて、占いで使われていた文字だったようです。象形文字が基本となっていて、力強さやユーモアにあふれた文字に感じられます。
 「干支」は中国から日本に伝来したもので、もともとは「歴」や「方角」を表すためのものでした。覚えやすいようにそれぞれの漢字に動物を当てはめて十二支ができたそうです。これらも昔、中国から伝わってきたようですが、日本と中国とで動物の違いが1つあります。十二支を順番に言っていくと、子・丑・寅・卯・・・最後に「猪(い)」で終わります。これは、日本ではイノシシを表しますか、中国での猪は「ブタ」だそうです。イノシシ年生まれはいいけど、ブタ年生まれはちょっと…と思ってしまいます。1組では、今週の公開日に、この本を使った続きの授業が行われるようです。お楽しみに…。

1月11日(水)

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 2年2組で、道徳の時間に「お年玉をもらったけれど」という資料を使った授業が行われていました。道徳の内容項目の「節度・節制」にあたる授業内容です。
 修二君は、お父さんとお年玉を使ってサッカーボールを買おうとしていました。買い物に行く前に友達と出会い、お店でサッカーのカードを買いました。なかなか欲しいカードが出てこなかったので、ついたくさん買ってしまいました。午後、お父さんとスポーツ店に行ったら、残ったお年玉でサッカーボールを買うことができませんでした。・・・お金を無駄遣いしてしまうことは、だれにでもよくあることです。子ども達にとってはとても考えやすく、身近な話題としてとらえることができたようでした。(写真上)
 自分も2年生か3年生の頃、似たような経験があります。貯金箱代わりにしていたビニール袋に、いつの間にか10円玉が5枚入っていることに気がつきました。喜び勇んで駄菓子屋さんに行き、大盤振る舞いでお菓子を買いあさりました。たくさんの駄菓子を何の疑いもなく買ってしまいました。(その頃の50円は、子どもにとっては大金だったのです。)
 家に帰ると、「今月のおこづかいを入れてあげたよ。」と母親に言われてハッとしました。そう言えば、以前から毎月おこづかいをもらう約束になっていたのでした。だまってお金を入れておく母親も母親ですが、何の計画もなくあっという間にお金を使ってしまった自分が情けなくなりました。・・・そういう経験を積んで、子どもはお金の大切さを学んでいくものです。
 5年生の3学期の理科の授業は、「電磁石の性質」の学習をします。実験セットを購入し、電磁石についての様々な性質を一つずつ実験をしながら進めていく予定です。
 2組では、実験セットの中身を取り出し、電池ボックスや導線の準備、さらには電磁石となる「コイル」の製作に取りかかっていました。あらかじめ200回巻きのコイルは実験セットの中に入っていますが、50回巻きのコイルは自分でエナメル線を巻き付けるところから行わなければなりません。以前は100回巻きを作るセットが多かったように感じますが、とても大変な作業でした。今回の5年生が購入したキットでは、エナメル線がからまないように、ちょっとした工夫(糸巻のように固定して使えるようになっている)がされていて、なるほどと思いました。
 説明書を見ながら、どの子も一生懸命に組み立てていました。子どものうちから、このように説明書を見てものを組み立てるという経験をたくさんさせるようにしたいものです。(写真中)
 きっと、「説明図を見ながら作るのは苦手」という子もいるのではないでしょうか。昔、男の子はプラモデルを組み立てるのが大好きでした。値段が高いプラモデルほど部品の数が多く、時間がかかったものです。その分、完成した時の喜びはとても大きく、戦車がゆっくりとキャタピラを動かして前に進んだ時の感動は、いつまでも心に残るものでした。
 4年生の社会科は、「わたしたちの東京都」という副読本を主に使い、年間を通して東京都の地形や産業などについて学んでいます。3学期は、「豊かな自然環境を守り生かす八丈島」の学習からスタートします。
 1組では、八丈島とは伝えずに、島の様子を映した動画を視聴しました。見た後の子ども達の反応は、「外国の島かな…」、「きっと暖かいところだと思う」、「自然がいっぱいある」という感想をもちました。(写真下)
 八丈島は、同じ東京都でありながら温暖な気候に恵まれた島であり、観光地としても有名です。また、八丈島では、一年中暖かな気候や自然環境を生かして、特色ある生活の仕方や産業があります。同じ東京都でありながら、こんなにも生活が違うのかと驚くような情報がいっぱいです。きっと学習し終わった頃には、子ども達は「絶対に行ってみたい!」と思うはずです。

1月10日(火) その2

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 今日は、学期始めということもあり、様々な学級活動が行われていました。まず、座席替えをしていたクラスが多く見られました。座席替えの仕方は、学年やクラスによって様々です。低学年では、視力の関係で前の方の席にする子を確認してから、先生が決めた場所に移動させる方法が多くとられています。子ども同士の人間関係が広がるように、担任の様々な考えがあって座席の配置が考えられています。席替えは、まず何よりも子ども達にとっての気持ちの切り替えになります。学習にも友達関係にも、新しい座席が良い方向に作用してほしいものです。
 3学期の係決めをしていたクラスも多く見られました。自分のクラス内での役割をもたせ、自主的な活動ができるように指導していくのは、とても大切なことです。責任感や協力する心を培うためにも、さらには自分の働きがみんなのためになっているという自己有用感を高めるためにも係活動があります。
 さらに、3学期の目標を考えて、カードに書いていたクラスがたくさんありました。やはり学期始めは、まず各自に目標をしっかりもたせることが欠かせません。目標を書くカードは、学年によって様々です。学習や生活の目標の他に、「運動」についての目標を立てている学年もありました。また、目標カードに写真を添えるために、担任の先生が一人一人の顔写真を撮っていたクラスもあります。今週の土曜日は、今年度最後の学校公開があります。掲示物にもご注目ください。(写真上…3年1組の子ども達が、3学期の目標を書いているところです。)
 1年生の教室では、冬休み中の出来事について友達に紹介し合う活動を行っていました。ちょうど今月の国語の学習に、「ききたいな、ともだちの はなし」という単元があります。「話すこと・聞くこと」の学習単元です。話す側は、行った場所やしたこと、おもしろかったことなどを分かりやすく友達に伝えるようにします。一方の聞く側は、話し手の方を見て、最後まできちんと聞き取るようにします。2組では、新しく座席替えをしたグループごとに、一人ずつ冬休みの出来事について話をしていきました。話し手も聞き手も、とても楽しそうでした。(写真中)
 4校時に、1年1組でかるたをしていました。1年生の生活科では、3学期に昔遊びに親しむ活動をします。
 使っていたのは、昔ながらの「いろはかるた」でした。この「いろはかるた」は、江戸時代の中期に京都で作られ、大阪、名古屋、江戸へと広がっていったと言われています。いろは四十七文字に「京」の字を加えた四十八字を頭にして、様々なことわざの内容が絵になっています。
 「い」の札は、「犬も歩けば棒に当たる」ですが、これは江戸かるたです。上方(京都)かるたでは、「一寸先は闇」になります。さらに尾張(愛知)かるたでは、「一を聞いて十を知る」になっています。
 先生が札を読み、子ども達が絵札を取り合いました。昔の仮名づかいがあったり、ことわざに合わせた絵のために分かりにくかったりで、子ども達は戸惑いながら手を伸ばしていました。同時に札に手が行った時には、班によってはじゃんけんをして決めていました。白熱したところは、先生に判定を求めていた班もありました。VRで判定をすることもできず、先生もちょっと困っていました。(写真下)

1月10日(火) その1

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 3学期の学校生活が始まりました。子ども達は、たくさんの荷物と冬休み中の思い出をたくさんもって、元気よく登校してきました。(写真上)
 まず、校庭で3学期の始業式を行いました。風は冷たく感じられましたが、青空のもと、キリっと整列して始まりました。3学期のスタートとして、次のような話をしました。
・・・17日間の冬休みが終わりました。みなさんは、どのような年末年始を過ごしたでしょうか。久し振りに親戚の人達と会ったりして、お正月を楽しく過ごした子がいたのではないでしょうか。また、年末に大掃除をがんばったり、年明けに初詣に行ったり、お世話になった人や友達に年賀状を書いたりと、年末年始ならではの過ごし方を体験した子も多かったことでしょう。
 新しい年が明け、令和5年(西暦で言うと2023年)になりました。そして、今日から3学期の学校生活のスタートです。2学期の終業式の時に、「新しい年を迎えるにあたり、気持ちの切り替えが大切です。」という話をしました。2学期の終わりに、通知表(あゆみ)を受け取りましたよね。2学期の通知表を見て、3学期にがんばりたいことが決まりましたか? 年が改まり、新年を迎えた今が気持ちの切り替えのチャンスです。
 ここに、1年生の通知表があります。(通知表の見本を見せながら…)3学期のものなので、中身はまだ何も書かれていない状態です。中を開くと、「学習の記録」と「行動の記録」があります。3学期の終わりには、それぞれの項目に「よくできる」「できる」「もうすこし」の3段階で〇が付くことになります。何もがんばろうとしなければ「もうすこし」になり、一生懸命がんばったら「よくできる」に〇がつくでしょう。そして、重要なのは、この通知表の評価を変えるのは自分自身であるということです。
 ちょうど明日から、代表委員会の皆さんによるあいさつ運動があるので、あいさつの項目の評価を例に説明をします。あいさつについては、「行動の記録」の4つ目に「あいさつや返事をしっかりする。」という項目があります。どういう状態を見て、先生方は「よくできる」「できる」「もうすこし」と評価をしているか分かりますか?
 まず、きちんと届く声で「おはようございます」とあいさつをしているかどうかです。そして、しっかり相手を見てあいさつをしているかということも大切な評価ポイントになります。でも、これだけでは真ん中の「できる」のところに〇がつくだけです。では、どうしたら「よくできる」になると思いますか? それは、自分から進んであいさつをすること、さらにいろいろな人にあいさつをしていること、そして「おはようございます」という朝のあいさつだけでなく、「こんにちは」や「さようなら」というあいさつもしっかり行っているかどうかです。そこまで全部できていたら、「よくできる」のところに〇がつくはずです。それも、1日や2日、あいさつが良いだけではダメです。3学期全体を通して、あいさつがしっかりできているかどうかということも重要になります。
 通知表には、他にもたくさんの評価項目があります。全部完璧にできるようにしようと話をしているのではありません。がんばって自分の行動を改めていこうという気持ちがあれば、1学期や2学期より少しでも変えていくことができるのです。今日から、3学期の52日間の学校生活が始まります。(5,6年生は、卒業式を入れて53日間です。)自分自身を一つ一つ改めていこう、変えていこうという気持ちを大切に生活していきましょう。・・・
 続いて、児童代表の言葉は3年生が担当しました。3学期にがんばりたいこととして、書き初めと6年生を送る会について発表しました。とめ、はね、はらいに気をつけて書き初めをがんばることや、感謝の気持ちをもって6年生を送る会の準備をしたいということを話していました。(写真中)
 最後に、校歌を歌いました。通常は体育館で行うため、校庭で歌を響かせるのはとても難しいものです。指揮をした先生のかけ声で、生き生きとした歌になりました。(写真下)

1月6日(金)

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 明けましておめでとうございます。令和5年の新しい年を迎えました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 朝一番に3階に行き、6年1組の隣の非常階段に出てみました。やや霞がかかっていましたが、富士山がきれいに見えました。校歌を作詞した まど みちお さんが表現したように、「風うつくしい この丘」に学校があることがよく分かります。(写真上)
 ところで、今年の元旦の初日の出をご覧になりましたか? 今年は太平洋側の多くの場所で快晴となり、絶好の初日の出日和でした。私は家の近くの土手に上がり、その瞬間を目にしました。テレビで富士山の上空からの初日の出の映像が映し出された頃に家を出て、土手の上にぎりぎり間に合いました。毎日、同じように日の出が見えているはずなのに、やっぱり元日の日の出は格別な気分です。
 今日は、教職員が出勤し、会議や新学期の準備を進めていました。年が明け、学童やひろばはすでに始まっていましたが、職員室は今日から本格的なスタートです。きっと、来週火曜日から始まる学校生活に向けて、そろそろ各家庭での準備も始まっている頃だと思います。書き初めの作品や持ち物の確認をして、気持ちの準備もよろしくお願いします。
 児童玄関前の花壇に、スイセンの花がたくさん咲き始めました。飼育・栽培委員会が10月に球根を植えた場所です。スイセンはたくさんの品種があります。大きく、二ホンスイセンと洋種スイセンに分けられ、おもに冬の厳寒期に咲くのが二ホンスイセンです。房咲きで香りが良いのが特徴です。5年生が11月に下田移動教室で訪れた爪木崎は、二ホンスイセンの群生地として有名です。きっと今頃、この二ホンスイセンがたくさん咲いているはずです。(写真中)
 同じく、児童玄関前では、サクラ草の花もたくさん咲き始めています。図書室前には高学年の鉢が並べてあり、赤・ピンク・白と色とりどりのサクラ草の花が競い合うように咲いています。2週間前に比べて、花が咲いた鉢がずいぶん増えました。始業式の日に、サクラ草の花が咲いたことを喜ぶ子ども達の顔を見るのが楽しみです。(写真下)

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学校行事
1/14 学校公開
1/16
1/17 計測1・2
1/18 計測3・4
たてわり班遊び
1/19 音楽朝会
計測5・6

お知らせ

学校だより

相談室だより

給食だより

献立表

証明書

行事予定表

学力向上を図るための全体計画

きまり・週時程

北地区区民館

南地区区民館

いじめ防止