音楽会があります。子ども達の歌声と合奏をお楽しみください。30日(土)…保護者鑑賞日

12月15日の給食

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献立名           焼き鳥ご飯
              五目豆
              さつま汁
              牛乳


一口メモ

 五目豆は、やわらかく煮た大豆と野菜の甘みが溶けあった料理です。少し地味めのおかずですが、ひと品で不足しがちな根菜類が摂れるとともに、ホッとする優しい味わいの料理でもあります。
 五目豆の中には、大豆やにんじん、昆布などのたくさんの具材が入っています。
 大豆は、学校に乾燥した状態で届きます。水で戻してから、釜でふっくらと煮た後に、他の具と一緒にじっくり煮込んでいます。たくさん作るからこそおいしくできる料理です。

12月14日(火)

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 6年生の教室で、たてわり班の振り返り会と、5年生への引き継ぎの準備を行っていました。(写真上)
 たてわり班の振り返り会は、来週火曜日の中休みの時間帯に行う予定です。それぞれの学年の児童が、今までのたてわり班での活動を振り返り、カードに記録して持ち寄ります。たてわり班ごとの振り返りは、続く3学期の活動に生かされていきます。また、この振り返り会は、6年生から5年生への引き継ぎの場にもなっています。1月のたてわり班活動から、いよいよ5年生が班長として活躍することになります。最高学年に向けた準備としての意識を5年生にもたせていきます。
 振り返り会の進め方については、全校で統一して同じ内容となるように、進行台本があらかじめ用意されています。これは、今までのたてわり班の活動全てに言えることで、班ごとのファイルに毎回の進行台本がきちんと綴じられています。この指導の流れは、旭町小の財産として引き継がれてきました。旭町小のたてわり班活動(遊びだけでなく、たてわり班掃除も行う)は、16〜17年の歴史があります。その間、今までの特別活動部の先生方が、改良に改良を重ねてつくり上げてきた大切な指導上の財産なのです。
 年間計画では、振り返り会の日の給食は、「たてわり班給食」を行う予定でした。1学期に続き、今回も交流しながらの給食は中止としています。たてわり班で集まって給食を食べても、黙食では交流の意味がありません。残念ですが…。
 5年生は、家庭科の時間に「トートバッグ作り」に取り組んでいます。今学期に入り、「ミシンにトライ! 手作りで楽しい生活」の単元では、まずミシンの使い方について学習をしてきました。そこで、生活を豊かにするものの製作として、トートバッグ作りに挑戦していきます。布は、セットになっているカタログから、子ども達が好きな色を選んで購入しました。
 今日は、1組がミシンがけの前段階として、しつけ糸で仮縫いをしていました。10月から調理が続いたこともあり、裁縫道具を手にするのは久し振りのことです。針に糸を通したのは良かったものの、玉結びや玉止めのやり方をすっかり忘れてしまい、友達から教えてもらう姿が見られました。(写真中)
 2月の展覧会では、5,6年生は家庭科作品も出品します。このトートバッグが、どのように出来上がって会場に展示されることになるのか・・・今後も製作過程に注目していきたいと思います。
 6年生は、図工の時間に「携帯びょうぶ」という作品に取り組んでいます。10月に入ってから作り始め、少しずつ完成形に近づいてきました。まず、4枚の段ボールを組み合わせ、各自が家から用意してきた布を貼り付けました。そして、びょうぶの表側に金紙を貼り、絵の具を使って絵を描いていきます。
 あらかじめ、日本に古くからあるびょうぶのデザインを学習し、それらを参考にして自然をテーマにした絵を考えました。富士山や動物、月や雲など、図鑑やタブレットから参考となる絵や写真を探してデザインを決めました。
 今日は、各クラスともびょうぶにデザインを写し取り、色をつけていました。下地の金色に絵の具が負けないように、濃い目に塗っていくのがポイントです。(写真下)
 このコンパクトなびょうぶは、1学期に作った「小さな行灯(あんどん)」とともに、展覧会の立体作品として出品する予定です。行灯とびょうぶの「合わせ技」がどのような効果を生むか、楽しみです。

12月14日の給食

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献立名           ご飯
              蒸し鶏のチリソース
              もやしと春雨の和え物
              スイミータン
              牛乳


一口メモ

 スイミータンとは、中華風の卵とトウモロコシのスープのことです。片栗粉でとろみがついているため、寒くなってきた今の時期でも冷めにくい料理です。「スイミー」は、中国語で「トウモロコシ」と言う意味です。洋風のコーンクリームスープとは違い、あっさりした口当たりになっています。
 12月も、残り半月余りとなりました。元気に過ごせるように、給食を始め、その他の食事もしっかり食べるようにしていきましょう。

12月13日(月) その2

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 6年生は、国語の時間に「冬のおとずれ」という季節の言葉の学習をしています。6年生の国語の教科書には、四季ごとの二十四節気の言葉の意味を確かめ、短歌や俳句を音読する単元が位置づけられています。(写真上)
 今年は、11月から12月にかけて比較的暖かな日が続いたからでしょうか、今の季節を「まだ秋」と思っている子が多いようです。確かに、今年は「木枯らし1号」さえも観測されませんでした。
 いつからいつまでを「冬」ととらえたらよいのでしょうか? よく、2月4日の立春の日には、「暦の上では春を迎えました。」と言っています。ですから、2月3日までが「冬」ということになります。では、始まりは・・・立春があれば「立冬」という日もあります。今年は、11月7日(日)が立冬でした。しかし、立冬の日から「冬」という区切り方もありますが、立冬から2週間ほど経った「小雪(しょうせつ)」までの間から「冬」が始まるという考え方が一般的のようです。今年は小雪が11月22日(月)だったので、勤労感謝の日以降、6年生が下田移動教室に出かけた頃は、すでに冬に入っていたと言えます。
 次の「大雪(だいせつ)」は、12月7日(火)でした。教科書には、「寒気が増し、雪も激しくなってくるころ。」と書いてありますが、今年は小春日和の陽気が続きました。そして、子ども達にとって一番よく知っているのが「冬至」です。今年は、22日(水)です。そして、1月に入って「小寒」、「大寒」を経て「立春」に向かいます。今週からいよいよ本格的な冬将軍の到来と言われていますが、あと1か月半で春が来ると考えれば、もう少しの辛抱です。
 5年生は、理科の時間に「ふりこの動き」の学習をしています。今日は、5年1組が教室で実験をしていました。糸に重りをつけた振り子を左右に振り、その振幅がどんな条件によって変わってくるのかを調べていきます。振り子を左右に振って1往復する時間は、何によって変わってくるのでしょうか? まず、実験として考えられるのが、振れ幅です。大きく振った時と小さく振った時とでは、往復する時間に違いが出てくるでしょうか? 次に、糸の長さです。短い糸と長い糸とで、振り子の振幅に差が出てくるでしょうか?
 そしてもう一つは、重りの重さの違いによる実験です。今日は、その実験を行っていました。重りを10g,20g,30gと変えた時の振り子の振幅を計っていきました。
 今回の実験の場合は、振れ幅と糸の長さは同じにして実験をします。ストップウォッチを手に、10往復の時間を計測します。実験結果を正確にするために、3回実施して平均を出します。みんな真剣な表情で行っていました。(写真中)
 実験の予想を聞いて回ると、それぞれ違った考え方に分かれました。重さが違っても往復する時間は同じという予想。重い方がゆっくりと動きそうだから、軽い方が速いという予想。重い方が力強く感じるから速いという予想。・・・さあ、結果はどうなったと思いますか?
 3年生の音楽の時間に、リコーダーの練習が始まりました。10月に緊急事態宣言が解除になり、リコーダーの演奏ができるようになりました。しかし、音楽発表会に向けた練習がすでに始まっていたこともあり、ようやく今週から再開です。
 3年生になって、春に初めて手にしたリコーダーでしたが、学校ではしばらく吹くことが許されず…6月の下旬から少しの間(まん延等防止措置の期間)だけ吹くことができました。しかしそれも、「シ」の音を練習し始めたところでまた緊急事態宣言になりました。
 今日も、その「シ」から練習していました。久し振りにリコーダーを口にしましたが、とてもいい音が響いていました。これから今までの遅れを取り戻すべく、少しずつピッチを上げて練習をしていきます。(写真下)

12月13日の給食

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献立名           ゆかりご飯
              シシャモの南蛮漬け
              鶏だんご鍋
              みかん
              牛乳


一口メモ

 みかんは、冬が旬の果物です。
 普段「みかん」と呼んでいるものは、「温州(うんしゅう)みかん」という種類です。四国地方の愛媛県や、九州地方の熊本県などが有名な産地です。日本の代表的カンキツ類で、皮が薄くてむきやすく、食べやすいのが特徴です。
 風邪の予防をしてくれるビタミンCが豊富に含まれています。実についている白いスジや薄皮にも、栄養がたくさん含まれています。

12月13日(月) その1

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 北風が冷たく感じられる朝でしたが、校庭に全校児童が集合し、全校朝会を行いました。今日は、「百聞は一見にしかず」という話をしました。(写真上)
・・・先週の木曜日に、3年生の社会科見学がありました。バスに乗って、JAあおばと石神井公園ふるさと文化館、そして練馬区役所展望室の見学をしてきました。JAあおばでは、練馬区の都市農業について勉強してきました。そして、直売所の様子を見学したり、大きなトラクターを見せてもらったりしました。ふるさと文化館では、練馬区に伝わる練馬大根の歴史や、昔の道具について、さらには区内にあった昔の農家の建物に入って当時の暮らしの様子を学ぶことができました。また、練馬区役所では、最上階の20階にある展望室から練馬区や東京都全体を見渡すことができました。自分達の住んでいる練馬区には、こんなにたくさんの建物があり、多くの人が住んでいるということが分かりました。
 ここまで、3年生と一緒に見学してきたことについて、言葉でみなさんに伝えました。今の説明で、その場所に行っていないみなさんに、どれだけ様子が伝わったでしょうか。いくら言葉で説明しても、かやぶきの農家の家の中の様子や、区役所の展望室から見えたすばらしい景色は伝わりません。実際にそこに行かなければ分からないことです。だから社会科見学があるのです。
 そこで今日は、「百聞は一見にしかず」という言葉についての話をします。(拡大コピーした紙を見せる)「百聞は一見にしかず」というのは、「たくさんくり返し聞いても、一度でも実際に見ることには及ばない。」つまり、「何事も自分の目で見て、確かめることが大切だ」ということを表しています。
 先週金曜日に、6年生が音楽鑑賞教室に行きました。練馬文化センターで、オーケストラによるすばらしい演奏を聴いてきました。あらかじめ音楽の時間に、DVDを見ながらオーケストラで使われている楽器についての事前学習がありました。でも、実際に文化センターの大ホールで聴かなければ、本当の音楽を体験することはできません。「百聞は一見にしかず」です。
 一週間前の給食で、みんなの大好きな「ねりまスパゲッティ」が出ました。栄養士さんが、練馬大根と青首大根を手にして、各教室を回って見せてくれました。実物を見せてもらうことによって、練馬大根がいかに真っ白で細っそりとしていて、そしてとても長いということが分かりました。「百聞は一見にしかず」です。
 何事も自分の目で見たり、自分の体を動かしたりして体験することが大切です。学校で勉強していることの多くは、この「百聞は一見にしかず」で成り立っているのです。・・・
 続いて、「子どもエコ・コンクール」の表彰を行いました。身近な生活でできるエコについて考え、絵に表現するコンクールです。6年生の子が入選したので、賞状と記念品を渡しました。(写真下)

12月11日(土) その2

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 今日は、道徳の時間以外にも、各教室で様々な学習が行われていました。
 1年生の教室では、図工の学習として、松ぼっくりを使ったツリー作りをしていました。松ぼっくりにいろいろな飾りとなる材料をボンドで貼り付け、すてきなツリーが出来上がりました。ただでさえ小さな1年生の手のひらに収まるツリーは、とてもかわいらしく見えました。(写真上)
 自然と触れ合う材料として、木の実や落ち葉とともに、昔から松ぼっくりは子どもの遊びに使われてきました。この松ぼっくりツリーも、ペイントをしたり家庭にある材料を工夫したりすることで、いろいろなアレンジができるようです。ところで、学年全員分の松ぼっくりは、どうやって用意したのでしょう?
 6年1組では、4校時に理科の授業をしていました。「てこのはたらき」の学習では、身近な生活の中で「てこ」の仕組みが使われていることを学習します。学校にある様々な道具を取り上げ、どこに「てこ」が利用されているのかを考えさせていました。
 子ども達が手にしていたのは、栓抜きとピンセットでした。栓抜きは、缶切りとともに、家庭で使われなくなった「てこを応用した道具」の一つです。ジュースやビールを瓶で購入する機会がなくなり、栓抜きは見たこともないという子がいるほどです。
 てこが利用されている道具には、支点・力点・作用点があるはずです。栓抜きのどこがそれぞれの点になるのかを考えていました。(写真中)力点は、取っ手を持つ部分です。作用点は瓶のふたが上にあがる部分で、支点がふたにひっかける部分になります。栓抜きは、支点と力点の間に作用点があるタイプの「てこ」です。
 ピンセットは、親指で押す両側が力点で、支点が金属の折り目の部分、作用点はピンセットの先になります。ピンセットは、てこを逆に利用した道具です。大きな力で小さな力が伝えられる仕組みになっています。
 6年2組は、家庭科室で実技テストをしていました。じゃがいもの皮むきのテストです。調理実習では、作って食べて終わり…ではありません。きちんと紙ベースでテストをしたり、実技の様子をテストしたりして成績に結び付けています。2人ずつ先生のところに来て、じゃがいもの皮むきテストをしていました。(写真下)
 事前に、包丁の使い方を家で練習してくるように伝えてあったようです。昨日、豊渓中学校の生徒から、試験勉強の重要性について話を聞いたばかりです。どんな学習でも、そしてどんなテストでも、試験対策に向けた心構えを大切にさせていきたいものです。

12月11日(土) その1

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 今日は、第二土曜の学校公開日でした。また、今回は道徳授業地区公開講座として、2校時に講演会も行いました。たくさんの保護者の皆様にお集まりいただきました。ありがとうございました。
 1校時の道徳の授業では、講師の荻原 武雄先生と一緒に各クラスの道徳の授業を見て回りました。12クラスあるので、教室の中に3〜4分ずつしかいることができません。しかし、それでも講師の荻原先生は、教室に入った数分で道徳の指導や学級の様子を把握し、メモをとられていました。講演会が終わってから、校長室で授業についての感想やご指導をいただいています。
 さて、道徳の授業では、今回もそれぞれの担任の先生が様々な資料を基に授業を行っていました。3年生では、風呂敷を使った授業をしていました。道徳の授業で風呂敷? と思うかもしれませんが、「我が国や郷土の伝統と文化を大切にし、国や郷土を愛する心をもつこと」を目標とした教材です。教科書の内容は、タンスから出てきた風呂敷について、お母さんから説明を聞く女の子のお話になっています。
 風呂敷の良さは何でしょう? まず、機能性に優れているということです。いろいろな形のものを包むことができる便利な布として昔から使われてきました。箱を包むだけでなく、丸いものや大きなビンを包んだりする方法もあります。授業では、実際に風呂敷を使って、グループごとに身近にあるいろいろなものを実際に包んでみました。(写真上)
 風呂敷の良さのもう一つは、温かみです。教科書には、「お母さん、ふろしきでつつむと、中の物がとても大事な物のような気がするの。ふしぎね。」という女の子のセリフがあります。風呂敷には、様々な色やデザインのものがあります。また、その柔らかさや手触りがまた素敵です。ビニール袋や紙袋に入れて手に持つのとは違った、温かみが感じられるのが風呂敷のすばらしさではないでしょうか。
 3年生の先生に聞いたら、子ども達に声をかけたところ、何人かの子が風呂敷を家から持ってきたと言います。今は、風呂敷が家にないというところが多いのではないでしょうか。担任の先生も、今日の授業のために買ってきたそうです。
 2校時は、体育館で講演会がありました。荻原先生の講演の中で、「『待つ、聴く、受け止める』ということは、子どもとのかかわりの大切な三箇条である」という話がありました。子どもの心の表出をしっかりと待ち、最後まで聴いてあげ、きちんと受け止めてあげる・・・我々教員にも、心に深く響く言葉であると感じられました。
 他にも、叱るべき時にきちんと叱ることの大切さや、手を離しても心を離さないこと、親子で自然に親しむこと(「気持ちの道草」という表現をされていました。)など、子育てのヒントになるたくさんのお話を聞くことができました。(写真下)

12月10日(金) その2

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 5校時に、1年1組の子ども達が、中庭で生活科の学習をしていました。中庭を探検して、この季節ならではのものを見つけていました。ミカンの木は、正門側の体育倉庫脇にあるのが目につきますが、中庭にもあります。そして黄色く色づいた大きな実がなっています。
 子ども達が池のところに集まっていたのは、トンボがいたからでした。この時期になぜトンボがいたのか不思議ですが、どうも羽化したばかりの様子でした。こんな寒い時期の羽化ですから、飛べそうな気配が感じられないことは明らかでした。トンボは、卵か幼虫(ヤゴ)で冬越しをするのですが、どういうわけで羽化してしまったのでしょうか。1年生なりになんとか助けてあげたいと思いながらも、弱っている命を見届けるしかありませんでした。(写真上)
 6校時に、6年生が各教室から豊渓中学校とZoomでつながり、交流会を行いました。「中学生に質問する会」として行い、おもに小学校側からの質問に答えてもらう交流会でした。
 すぐ隣の中学校ではありますが、今回はオンラインでつながりました。画面越しに中学1年生の姿と自分たちの姿が同時に映し出されると、思わず背中が伸びました。小学校側から出されていた質問事項をあらかじめ伝えてあったので、やり取りがとてもスムーズに進みました。
 小学校側の質問に対する回答が終わると、逆に中学生からも質問がきました。「豊渓中の魅力は何ですか?」・・・中学生にとって、自分たちの学校がどのように見られているか気になるところなのでしょう。代表で答えた子は、「雰囲気がいいこと。生徒同士が仲が良いのが感じられる。」と話しました。それを受けて、中学生の子が「人数が少なく、一人一人を大切にしてくれている。」と返していました。
 もう一つ、中学校側から「豊渓中に入学したい理由は何ですか?」と聞かれました。豊渓中への進学を考えている子が答えました。「家から近いことと、知っている人が多くて、安心して行ける。」ということでした。確かに、遅い時間まで部活動をしていた場合、家に帰るのには近い方が安心です。すると、中学生からは、「少人数なので、活躍の場が増えると思って自分は豊渓中にしました。」と言っていました。
 進学する中学校はそれぞれでも、中学生と交流をすることで、卒業に向けた気持ちが少し高まってきたようです。

12月10日(金) その1

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 午前中、6年生が連合音楽鑑賞教室に行ってきました。練馬文化センターへは、歩いて光が丘駅に行き、そこから練馬駅まで大江戸線に乗りました。
 連合音楽鑑賞教室は、練馬区の教育会が主催となり、昔から行われてきた行事です。昨年度は、感染症拡大防止のために中止となりました。今年度も心配されていましたが、緊急事態宣言が解除となり、さらに感染状況が落ち着いたこともあり、実施の運びとなりました。
 ただ、1600名以上が入る大ホールでの密な状況を考え、「黙って、拍手のみ」というルールを徹底することになりました。また、オーケストラ側も、指揮者を始め多くの楽員がマスクを着用するなど、感染症対策をとっての演奏を心がけていました。
 指揮は、和田 一樹さん、そしてオーケストラは東京都交響楽団でした。子ども達が在京の名門オケを聴くことができるのは、とても幸せなことです。また、以前「歌のおねえさん」として出演されていた江原 陽子さんが、全体の司会を行いました。楽器や曲の紹介などをしながらプログラムを進めていたので、とても分かりやすい鑑賞教室になりました。
 楽器や指揮者、コンサートマスターについては、音楽の時間にDVDを使って、事前に学習済みでした。しかし、実際に楽器を目にしたり、演奏している様子を見て聴くのとでは、印象が全く違ってきます。カルメン前奏曲から始まった1時間は、あっという間に感じられました。
 楽器紹介では、最初に弦楽器の説明がありました。バイオリンからビオラ、チェロ…と楽器が大きくなるにつれて低い音になっていきます。そして、弦楽器だけで演奏されたのは、チャイコフスキーの弦楽セレナーデの最初の部分でした。厚みのある弦楽器の空気感は、CDなどではとうてい再現できない感覚です。コロナ禍のために、私自身も久し振りのコンサート体験でした。しばらくチケットを買うのを控えていましたが、今日の弦楽器のアンサンブルを聴いて、無性にコンサートに行きたくなりました。
 他にも、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の第1楽章やシベリウスのカレリア組曲から「行進曲風に」、グリーグのペールギュント組曲から「朝」と「山の魔王の宮殿にて」、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」から「花のワルツ」と、それぞれ変化のある名曲を楽しみました。
 アンコールでは、音楽鑑賞教室では恒例の「ラデツキー行進曲」(ヨハン・シュトラウス作曲)が演奏されました。元旦の夜、ウィーンで行われているニューイヤーコンサートが生中継されていますが、最後にアンコールとして演奏される曲です。一足早く、お正月気分を味わうことができました。
 今回、少し残念だったのは、文化センターの2階席の一番後ろの座席だったことです。(上からオーケストラ全体を見ることができたのは良かったのですが…)春休みなどに、親子コンサートのような小学生が入場できる演奏会が良くあります。ぜひ、ご家族でコンサート会場に足を運んでみてください。
 学校に戻ってきたのが、給食準備が始まった頃になりました。今日の給食は、「冬野菜カレー」でした。栄養士さんから、「遅くなっても、なるべく温かいまま提供できる給食として、今日のメニューはカレーにしました。」と聞きました。そういうところにまで気を配り、毎日の献立が立てられていることをとてもうれしく思います。

1年生への本の読み聞かせ(3年生)

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 3年生では、国語科「はんで意見をまとめよう」の単元に関連して、1年生に読み聞かせをすることについて話し合いをしました。話し合いのめあてを「1年生に本を好きになってもらうこと」としました。
 どんな本にするか、1年生が夢中になるためにどのような読み方にするか、話し合っていました。話し合った後、本を決め、班の中で読む箇所を分担し、動きを付けたり、声を揃えて読んだり、様々な工夫をしながら練習をしました。
 今週の火曜日と金曜日の朝学習の時間を使い、1年生の教室で読み聞かせを行いました。本番では、ICT機器を活用しながら堂々と読み聞かせをすることができ、練習の成果が発揮されていました。
 終了後、「1年生が楽しそうな顔をしてうれしかった。」「練習よりも緊張した。」と感想を口にしていました。3年生のめあてが達成できたのではないかと思います。

中学年に質問する会(6年生)

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 今日は、豊渓中学校の1年生とオンラインでつながり、予めお伝えしてあった質問事項に回答してもらう会がありました。
 子どもたちは、中学校の生活時程のことや、部活動、行事、校則など、中学校進学に向けて楽しみにしていることや、不安に思っていること、素朴な疑問などを聞きました。1学年先輩の中1の皆さんは、それぞれの質問に対して丁寧に回答してくれました。特に、修学旅行の行き先や、そこでのお小遣いの金額や使い道が、小学校の移動教室と大きく違っていて、教室では驚きの声があがりました。
 時間の関係で、10問しか聞けませんでしたが、中学校進学に向けて意識が高まりました。(その他の質問には、集約したものをいただける予定です。)また、小学校の方からも、部活動体験や、授業体験のお礼や、豊渓中の魅力についてお伝えすることもできました。
 いよいよ2学期も終わりが見えてきました。小学校での残り少ない日々を大切に過ごしていきたいと思います。

12月10日の給食

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献立名           冬野菜カレー
              じゃこ入りサラダ
              フルーツヨーグルト
              牛乳


一口メモ

 冬に旬を迎える野菜には、どんなものがあるか知っていますか?
 今日のカレーに入っている大根は、代表的な冬野菜です。他にも、鍋料理に欠かせない白菜や春菊、風邪のシーズンにはたくさんとりたい緑黄色野菜であるほうれん草や小松菜、花のつぼみを食べるブロッコリーやカリフラワーなどがあります。
 旬の野菜には、栄養素がたっぷり詰まっています。

12月9日(木)

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 今日は、3年生の社会科見学がありました。昨日の雨が上がり、気持ちよく学校を出発することができました。3年生は、社会科でおもに練馬区の学習をしています。貸し切りバスに乗り、区内めぐりとして、3か所の見学に出かけました。
 まず最初に向かったのは、JA東京あおば(石神井支店)です。場所は、石神井公園の近くで、次の見学場所のふるさと文化館の隣でした。最初に3階のホールに行き、練馬区の農業について、DVDやスライドで説明を受けました。DVDは、2年前に「世界都市農業サミット」のために練馬区が製作したものでした。本校でもお世話になっている渡戸さんが映っていました。
 練馬区では、都市型の農業にこれからも力を入れていくと聞いています。練馬区は、24区の中でも畑の面積が一番多く、牧場があることやフルーツ栽培をしていることでも有名です。
 その後、3つのグループに分かれて見学をしました。石神井支店には、農産物の直売所が併設されています。畑でとれたばかりの新鮮野菜が売られていました。また、JAオリジナルのドレッシングなど、プライベート商品も多く取り扱っているとのことでした。(写真上)外にはトラクターが展示されていて、実際に耕す部分を動かして見せてもらったり、一人ずつ運転席に座らせてもらったりもしました。
 次の見学場所の石神井ふるさと文化館では、3学期に学習する昔の道具について、たくさん学ぶことができました。会議室では、洗濯板の使い方や、昔のアイロンについて教えてもらいました。昔のアイロンとは、電気のアイロンになる前のものです。起こした炭を入れて使う「火のし」は、見た目ですぐにアイロンと気がつきにくい道具です。
 全体説明の後、外にある旧内田家住居の見学と、2階の展示室の見学を行いました。内田家は、区内に昔あった住居をそのまま移築して展示されています。かやぶきの屋根をくぐると土間にかまどがあり、囲炉裏がある板の間、掛け軸のある床の間・・・昔の家はこんな感じだったなあと、とても懐かしい思いがしました。自分が子どもの頃の母親の実家は、まさにこのような造りの家でした。(写真中)
 2階の常設展示室には、練馬大根の歴史や昔の道具類の他に、昭和の街が再現されたコーナーがあります。中華屋さんのショウケースには、ラーメン70円、かつ丼80円と書いてありました。子ども達は「安い!」と言っていましたが、今とは物価が10倍も違う時代だったわけです。
 会議室に戻ってお弁当を食べてから、バスで練馬区役所に向かいました。エレベーターで一気に20階の展望室に行きました。練馬区どころか、関東平野を一望できるすばらしい景色を見渡すことができました。(写真下)
 遠くには、横浜のランドマークタワーや埼玉の副都心ビル街まで見えました。また、眼下の街並みを見ていると、畑の多い練馬区と言いながらも、こんなに建物がたくさんあるのかとびっくりする眺めです。豊島園から、すでに大きなアトラクションが撤去されていることも分かりました。区役所に行った際には、ぜひ20階の展望室にも足を伸ばしてみてください。

3年生社会科見学

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 3年生は、社会科見学として、まず、「JA東京あおば」に行きました。1学期に社会科「農家の仕事」について深く学びました。
 JAでの仕事について教えて頂いた後、甘藍の碑を見てからトラクターや農産物販売所、肥料や練馬区産野菜が置いてある倉庫を見せてもらいました。トラクター見学では、手作業が機械化により便利になったことに改めて気付きました。「練馬区でつくられる野菜のことがよくわかりました。」「農家の人に教える仕事をしていることを初めて知りました。」「販売所で売っている練馬大根ドレッシングを使ってみたい。」という感想が聞かれました。
 次に「石神井公園ふるさと文化館」に行きました。3学期の「練馬区のうつりかわり」に関連させて練馬区の昔のDVDを見せてもらった後、常設展示場で昔の道具を紹介してもらったり、古民家を見学したりしました。古民家では、昔の家は自然をうまく利用して工夫されていることを知り、改めて人と自然の共存について考えることができました。
 さらに「練馬区役所 展望ロビー」では、1学期の「練馬区の様子」、2学期の「防火しせつ・せつび」に関連させて、各方角がどのような様子か区役所は防火に向けてどのような設備があるかをクイズ形式で調べました。「時間がかかったけれど、たくさん確認できた。」「クイズは難しかった。」という感想があげられました。
 また、初めての貸し切りバスで緊張もしていましたが、バスガイドさんがバスからの外の様子をその都度、紹介してくださり、練馬区の歴史や名所等も詳しく丁寧に教えてくださいました。
 各場所での見学は、担当の方の協力もあり、どれも本当に貴重なものでした。子供たちは、懸命に教えていただいたことを記録しました。めあてをもって見学ができたことは、今後4・5・6年生の社会科見学の基盤になると思われます。今から将来の姿が楽しみです。

マラソン週間

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 今週はマラソン週間です。中休みや体育朝会の時間を使って、子ども達はマラソンに挑戦しています。
 今年度のマラソン週間も、1・4・6年生と2・3・5年生で1日交代で行い、できるだけ距離をとって取り組めるようにしました。また、自分で体調を考えながら走り、必要に応じて顎マスクにするように事前指導しました。

 マラソン週間が始まる前に、子ども達には「よーいドンでダッシュするのは違うよ」という話をしました。マラソンは、短距離走のような走り方はしません。一定のペースで走る力を高めることを目標にしています。毎年、学年が下がるにつれ、どうしても「ダッシュして、歩いて、ダッシュして、歩いて、・・・」の繰り返しになってしまうことが多いです。今年は、全体でも学級でも、マラソンの走り方について指導しました。

 子ども達の様子を見ると、しっかりと自分のペースで走れている子の姿も多く見られました。今日の朝は、1・4・6年生のマラソンでしたが、1年生は先生の話をよく聞いてしっかりと走り、4・6年生は歩かずに走ろうとペースを考えながら走れていました。

 マラソンカードはオリンピック・パラリンピックに絡めて毎年作っており、今年は、ビンゴ形式になっています。頑張って走った分、カードに楽しそうに記入していました。

 マラソン週間は短いですが、寒さで外に出たがらない子ども達が運動する大切な機会です。あと1日、しっかりと取り組めるように声をかけていきます。

12月9日の給食

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献立名           大根菜めし
              おでん
              野菜のからし胡麻和え
              牛乳


一口メモ

 おでんの歴史は古く、840年以上前の奈良時代までさかのぼります。中国から伝わってきたときには、長方形に切った豆腐に串を刺して、味噌を塗って焼いた「豆腐田楽」の形でした。
 田楽とは元々、笛や太鼓に合わせて踊った、豊作を願う踊りのことです。今のおでんの形になったのは、江戸時代になって醤油づくりが盛んに行われるようになってからのようです。今でいう「ファストフード」のように食べられて、現在まで伝わり愛されています。

12月8日(水)

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 6年生は、理科の時間に「てこのはたらき」の学習をしています。先日は、棒や砂袋を使って、重い物を軽く持ち上げられるてこのはたらきを体験しました。そして、その手ごたえの変化は、支点から力点や作用点の距離に関係があるということが分かりました。
 そこで今度は、実験用てこを使い、てこのはたらきの規則性について調べていきます。実験用てこは、中心から目盛りがついていて、水平につり合っている棒(腕)を使用します。目盛りには穴が開いていて、10グラムずつ重りをつり下げることができるようになっています。
 授業では、実験用てこがつり合う場合の支点からの位置(距離)と、その時の重さを調べていきました。(写真上)ここで大切なのが、先週まで実験していた棒と砂袋を使った「てこ」が、「実験用てこ」に置き換わって考えられるかというところです。実験用てこの支点は、スタンドで支えている中心部分です。片方に重りをつるしたら、そこが作用点になります。それに対して、つり合うように反対の腕に重りをつり下げたところが力点になります。昔は、5年生でてこの学習をしていました。ある時から6年生の学習内容に変わったのは、抽象的な考え方が必要な分野であるということからかもしれません。
 今日は、2組の教室で班ごとに実験をしていました。実験用てこの腕の目盛りには、水色のシールで支点からの番号がついています。よく見たら、自分が書いた数字でした。以前、旭町小で担任をしていた7年間は、理科主任をしていました。理科室の物品管理の役割をしていたので、確かにその頃にシールを貼った覚えがあります。急に懐かしさが込み上げてきました。
 5年生は、算数の時間に「四角形と三角形の面積」の学習をしています。平行四辺形の面積の後、三角形の面積を学習したことは、先日お伝えしました。
 そして今日は、台形の面積の求め方についての学習をしました。子ども達は、今まで習った様々な図形に置き換えて考えていきます。台形を対角線で区切って2つの三角形の面積の和と考えたり、細かく区切って長方形の面積にしたりすることもできます。また、同じ大きさの台形を2つ合わせると平行四辺形になることから、「平行四辺形の面積÷2」という考え方も出てきました。(写真中)
 実は、この考え方がとても重要で、台形の面積の公式「(上底+下底)×高さ÷2」に結びついていきます。引き続き、算数の面白さを子ども達が感じられるように指導していきます。
 6校時に、久し振りとなるクラブ活動がありました。理科室で行われていた科学クラブの様子を見に行きました。今日は、「煮干しの解剖」の実験をしていました。煮干しは、小魚を煮て干した水産加工品ですが、その多くは「カタクチイワシ」を使っています。小さくても、ちゃんと丸ごと1匹の魚であり、少し水につけてふやかすことで、体の内部を調べることができます。生きたものの解剖とは違い、子どもが怖がらずに触ることができます。
 子ども達は、両手にピンセットを構え、ドクターXになった気分で解剖を始めていました。まず、背中側の肉を取り除くと、背骨が現れてきます。この辺は、サンマなどを食べる時にも見ていると思います。次に、腹側を開くと、内臓が現れてきます。内臓を調べると、小さいですが小腸や胃を確認することができます。さらに、エラの裏側には、心臓があります。子ども達は、先生が用意した解剖図と比べながら、細かくなった部分がどこにあたるのかを興味深く調べていました。(写真下)
 理科教育において、「生き物の解剖」の実験がだんだんと少なくなってきた経緯があります。昔は、小学校でも魚の体のつくりを学ぶために、解剖が行われていた時代があります。しかし今では、指導書に魚の体のつくりが紹介されているだけです。生き物の命を奪う解剖は、小学校では削除されてからもうだいぶ経ちます。しかし、教材を工夫することで、その代用は可能です。

12月8日の給食

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献立名           セルフ ムロアジのメンチカツバーガー
              冬野菜ポトフ
              牛乳


一口メモ

 メンチカツと言えば、ひき肉とキャベツや玉ねぎの入ったフライを思い浮かべると思います。今日は、東京都産のムロアジとタラのすり身を使い、魚のメンチカツの献立にしました。
 味付けとしてケチャップを混ぜることにより、魚の臭みを消して、食べやすいようにしています。パンに切れ目を入れて、はさんで食べられるようにしました。

12月7日(火) その2

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 今日は、「たてわり班遊び」の日でした。中休みに、たてわり班ごとに決められた場所に集合して、みんなで楽しく遊びました。校庭以外にも、体育館や視聴覚室を使って遊びをしました。遊びの内容は、あらかじめ6年生が中心になって決めてあり、校内にあるたてわり掲示板で知らせていました。
 校庭では、ドッジボールや鬼ごっこ、ドロケイをする様子が見られました。ドッジボールでは、高学年が左手でボールを投げるようにしていました。6年生がなかなか思うように投げられず、あたふたとする様子にも、みんなの笑みが見られました。
 「エアー・ドンチケタ」をしていた班がありました。ドンチケタは、2チームに分かれて一人ずつ対戦し、じゃんけんで勝ち進んで相手陣地までたどりつく遊びです。コロナ対応版として、出会ってお互いの両手を直接触れないようにして行うため、「エアー・ドンチケタ」と名付けたようです。こういう簡単な遊びでも、子ども達は大喜びで盛り上がります。(写真上)
 今月に入り6年生は、いよいよ卒業アルバムに載せる文集づくりに取りかかっています。卒業アルバムは、前半が写真のページで、後半は文集ページで構成されています。さらに文集は、個人の作文とクラスの寄せ書きページに分かれています。まずは、各自が1ページずつ書く作文を完成させていきます。
 先週は、作文の題材についての指導が行われていました。6年間で印象に残った出来事や学校行事について、自分が成長した取り組みや経験、友達や先生のことなど・・・書く材料は山ほどあるのですが、たくさんありすぎて逆になかなか絞ることが難しかったようです。
 今日は、2組の子ども達がパソコン室で文集作業をしていました。(写真下)タブレットPCが導入されてから、パソコン室を使うのは久し振りのことです。(ちなみに、タブレットPCの導入に伴い、今後パソコン室の機器類は撤去されることになります。)
 パソコンの使用目的は、各自が原稿を作成するためです。今までは、原稿用紙に下書きを書かせていましたが、これからは小学生もキーボードを打ちながら作文を完成させていく時代…なのでしょうか。ただし、卒業文集は、最終的には手書きで書かせます。一生の思い出に残る文集であり、自分の字体も残しておくことが大切です。
 では、なぜ下書きをパソコンで・・・文集は、一人ずつの文字数が限られています。作文全体のバランスを取りながら文章を書き足していったり、余分なところを削除したりするのには、原稿用紙に直接書くよりもパソコン入力が断然に便利です。また、子ども達にとっては、漢字変換機能も助かるでしょうか。
 今学期中に原稿を完成させ、冬休みに家庭で内容を確認してもらいます。そして、3学期にはペン書きで清書する予定です。
 パソコン室内を回って画面を見ていると、やはり下田移動教室の思い出を書いている子がほとんどでした。移動教室に行けてよかったなと、改めて思いました。

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