書き初め(4年生)止め・はね・はらいに気を付けて、「明るい心」を書きました。特に、「心」のはねの部分が力強く書けるようになった子ども達が多かったです。 4年生では、冬休みの宿題としても書き初めを練習しました。「冬休みの練習の成果を発揮できた。」と達成感を感じている子ども達もいれば、「家で書いた作品のほうがうまく書けた。」と振り返っている子ども達も見られました。 23日(月)から、校内書き初め展が始まります。4年生の作品を各クラスの廊下に掲示しますので、ぜひご覧ください。 1月14日(土)1年生の教室では、国語の時間に「たのしいな ことばあそび」という学習をしていました。「たい」の下に「こ」をつけて「たいこ」、「や」をつけて「たいや」のように、ある言葉に一文字を増やして別の言葉に変身させる言葉遊びです。1年生の国語では、年間を通じて「ことばあそび」を指導しています。1学期の初めは、「あ」で始まる言葉を見つけるなど、簡単な言葉遊びを行いました。身近なことを表す語句の量を増やし、語彙を豊かにすることを目的として言葉遊びの単元が配置されています。 人は、自分が知っている言葉の範囲で思考や理解をすることができます。そのため、語彙力は学力にも大きな影響を与えると言えます。小学校では、あらゆる教科で、「今、何の説明をしているのか」「この問題は、どのようなことを言っているのか」といった語彙力が必要となる場面があります。そのためにも、低学年のうちに語彙力を高めておくことが欠かせません。 では、どうしたら語彙力が高まるでしょうか? 一番の方法は読書です。本を読む中から、普段知らない言葉や表現を獲得することができます。そしてもう一つは、言葉遊びです。友だちとしりとりやクイズをすることで、語彙力が高まります。もちろん、親子での会話を多くすることも、語彙力アップにつながります。 1組の教室では、二文字の言葉に一文字を付け加えてできる言葉を考え、プリントに言葉と絵を書かせていました。「かん」の二文字で考えた子が何人かいました。「みかん」、「やかん」、「かんき」という言葉が子ども達から出てきました。そうすると、「『かんき』ってなあに?」と聞く子がいます。「かんき(換気)は、空気を入れ替えることだよ。」と教えてあげます。「すみ」という二文字から、「すみか」、「かすみ」という言葉を発表した子がいました。「住みか」や「霞(かすみ)」という言葉が出てきたのには、担任の先生もびっくりしていました。そういう友だちの発表を聞いて、他の子の語彙力も高まります。(写真上) 1年2組では、算数の時間に「おおきい かず」の学習をしていました。2学期の初めに、「10よりおおきいかず」という単元がありました。40までの数について、数え方や読み方、書き方の学習をしてきました。今回は、さらに大きな数を扱い、120程度まで数えられるようにしていきます。 グループごとに、たくさんの小豆が入った紙皿が配られました。小豆を別の皿に移すゲームを行い、その小豆を数えるという課題を与えました。小豆は真ん丸で、コロコロと転がってしまいます。お皿の上で、1,2,3・・・と数えていたら大変です。各グループには、カップケーキ紙も一緒に配られていました。指導する先生の意図的な準備です。2学期の学習で、10のまとまりを使って数えた経験を思い出し、カップケーキ紙に10個ずつ小豆を入れ始めました。(20個ずつ入れたグループもありました。)途中で小豆が入った皿をひっくり返してしまったりと、様々なハプニングはありましたが、無事に大きな数を正確に数えることができました。授業のために小豆を用意したのは、もちろん担任の先生です。持ち帰って、お汁粉にするのでしょうか。(写真中) 3年生の社会科の授業では、昔の道具についての学習を行っていました。最初に、昔の道具と今の道具の違いを、スライドを使って考えさせていきました。そのうちのいくつかは、12月に社会科見学で行った、石神井公園のふるさと文化館にも展示してあった道具です。昔のアイロンは、「火のし」という道具でした。また、電化する前のアイロンも、火のついた炭を入れて使うようになっていました。私が生まれた頃は電気式のアイロン時代ですが、コードレスではありませんでした。(スチーム機能もなし) 足踏み式のミシンや蚊帳(かや)の写真は、とても懐かしく感じました。夏の夜になると蚊帳を張り、端をそっとめくって、布団がひいてある中に入ったものです。 授業の後半は、実物の七輪を用意して、グループごとに観察をしました。(写真下)七輪は、炭火をおこしたり、煮炊きをしたりするための簡便な土製のコンロです。現在のガスコンロ、あるいはIHコンロに相当する昔の道具ということになりますが、昨今のアウトドアブームにより、購入する人が増えてきています。ホームセンターでも見かけたことがあります。ちょっとしたバーベキューや、餅や魚を焼いたりするのに重宝します。炭をおこすのは手間ですが、炭火ならではの味わいがあります。 1月13日(金)ワカケホンセイインコはインドやスリランカが原産の鳥で、60〜70年代にかけてのペットブームに乗じて日本へと入ってきました。そこから逃げ出した鳥たちが野生化し、今では鳴き声やフンの被害が起こるほど問題化しています。 さらに、ワカケホンセイインコの寿命はとても長く、20〜30年だそうです。犬や猫よりも長生きなので、ちょっとやそっとでペットにすることはできません。時々姿を見せる分にはいいのですが、今日は今までになく群れをなしていたので(十数羽)びっくりしました。あいさつ運動の3日目で来ていた代表委員会の子ども達も驚いていました。 1年1組の教室では、凧(たこ)にクレヨンで絵を描いていました。生活科の昔遊びの学習として行う凧揚げ用の凧です。教材として購入した「スーパーカイト」という凧で、不織布の本体の他に、2本の足とたこ糸(50m)付きです。まずは本体に絵を描き、次に足を貼り付け、最後にたこ糸を結びつけます。(毎年、たこ糸を結びつけるところで苦労します。) 1組の昨日の宿題は、国語や算数の他に、「たこに描く絵を考えてくること」が出されていました。どんな絵を描いているかなと思い教室を回ってみると、とても楽しそうな絵がたくさん見られました。お正月らしく「あけまして おめでとう」と文字を入れたり、干支のうさぎを描いたものもありました。カラフルに仕上がった凧を校庭で揚げる日が楽しみです。(写真上) 3年生は、社会科の時間に「練馬区のうつりかわり」の学習をしています。教科書には、江古田の交差点で同じ位置から写した、昔と今の写真が載っています。2枚の写真を見比べながら、子ども達は様々なことに気づいていきました。道路の広さや建物の違い、信号機やガードレールなど、よく見ると大きな違いがいくつかあります。(写真中) もちろん、昔の写真の方は白黒写真です。信号機がないことについて、「馬車だったんじゃないの?」とつぶやいた子がいました。写真の下には、「昭和31年・1956年」と書かれています。旭町小ができた頃です。私はまだまだ生まれていませんでしたが、この頃には自動車が走っていました。ただ、走っていた台数はかなり少なかったはずです。信号がいらないくらいですから。 3年生は、12月に社会科見学として、石神井公園にあるふるさと文化館に行っています。2階の展示室には、昭和30年代の街の様子が再現された場所があります。ちゃぶ台のある居間や、ガス式の炊飯器や魔法瓶のある台所、外には二槽式洗濯機と、昭和の香りがプンプンする一画になっています。さらにそこには、3輪自動車が置いてあります。前輪のタイヤが中央に1つだけある自動車です。子どもの頃の記憶では、確かこのようなトラックを見た覚えがかすかにあります。 6年生は、理科の時間に「土地のつくりと変化」の学習を2学期の終わりから行ってきました。冬休みをまたぎましたが、いよいよ学習のまとめです。地面の下には、地層と呼ばれる砂や泥、小石や火山灰等の層でできていることを学習しました。また、地層には、大きく分けて2つのでき方があることも学習済みです。地層は、火山と水のはたらきによって、おもに海底で堆積します。その後、何年もかけて圧し縮められるとともに、地殻変動で隆起することで地上に現れます。 岩石標本や化石の標本を見たりする活動も取り入れながら、映像資料などで学習を進めてきました。教科書には、阪神淡路大震災による兵庫県淡路市の断層の写真が掲載されています。地殻変動は、大きく動いたとしても年に数ミリ程度ですが、大地震の際には大きく移動します。(写真下) 昼休みに、予告なしの避難訓練がありました。校庭に避難し終わった子ども達に、1995年の1月17日に起こった阪神淡路大震災の話をしました。当時、同じ区内の学校に勤めていました。朝、学校に行ってびっくりしました。職員室のテレビの前で、先生たちが大騒ぎをしていたのです。画面を見てショックを受けました。ビルが崩壊し、高速道路の高架橋がバタバタと倒れている映像が目に飛び込んできました。さらに、数日後、知り合いの先生の身内の方が震災で亡くなられたことを聞き、再度ショックを受けました。その頃、6年生の担任をしていました。みんなで募金活動をして被災地に送ったことを卒業式の呼びかけに入れたことを思い出します。もうすぐ、あれから28年が経ちます。 明日は、今年度最後の学校公開日です。6年生の図工作品が展示してあります。昇降口を入って北校舎側の廊下から図工室前にかけて、携帯屏風の作品が展示してあります。ぜひご覧ください。 書き初め(2年生)教室がシーンと静まった中、時折手を揉んで休めている子もいれば、お手本を指でなぞって確かめている子、完成した作品を見比べてどちらがより丁寧に書けているか考えている子などがいました。どの子も真剣に取り組んでいる様子が見られました。 あいさつ運動冬休み明けで、子ども達の挨拶の声が小さくなってしまっているかと心配していました。しかし、代表委員会の子ども達が寒さに負けず、とても気持ちのいい挨拶をしてくれたおかげで、今年度一番気持ちの良い声が聞こえたあいさつ運動となりました。 初日には、豊渓中学校の1年生4名も参加してくれて、充実したあいさつ運動となりました。 元気よく「おはようございます。」と挨拶をした今回の経験から、すすんで挨拶や返事ができる子ども達が増えることを願っています。 1月13日の給食ぶりの照り焼き 紅白なます きりたんぽ汁 牛乳 一口メモ 「きりたんぽは」、秋田県の代表的な郷土料理です。今日の給食では、このきりたんぽを汁に入れて「きりたんぽ汁」にしました。 きりたんぽは、昔、炭焼きや狩りをする漁師さんによって始まった料理であると言われています。山にこもる時、持ってきた杉の木で作った串にご飯を巻きつけて、炭火でこんがりと焼きました。それを山でしとめたキジやヤマドリ、近くで採れた野菜、きのこなどと一緒に煮込んだことから始まりました。 「きりたんぽ」の「たんぽ」とは、槍の刃を覆う部分のことで、棒に巻き付けた形がそれに似ていることからそう呼ばれました。さらに、鍋に入れる時に切って入れたことから、「切りたんぽ」という名前がついたそうです。 1月12日(木)2年生の教室では、教科書会社が提供しているデジタルコンテンツをうまく利用して授業を進めています。子ども達のタブレットにも、このデジタルコンテンツのリンクを貼り付けて、各自が操作できるようにしていました。画面上にある1,10,100,1000の束を、指を使って枠の中に移動させると、位取りしたマス目に数字が入る仕組みになっています。昨年までは、画用紙で作ったカードを切って机の上に並べて数を考えさせていました。デジタルコンテンツを使うと、そういう手間は全く必要ありません。タブレットのありがたみが分かる授業でした。(写真上) 4校時に、3年生が視聴覚室に集まり、総合の学習を行っていました。3学期の総合の学習では、自分たちの地域の安全マップづくりを中心に活動していきます。今日はその導入として、地域安全マップづくりの動画を見ながら学習をしていました。 子ども達を犯罪被害から守るためには、危険を予測し回避する能力を育成する必要があります。東京都では、子供の犯罪被害防止能力の育成に効果的な「地域安全マップづくり」の普及に取り組んでいます。東京都の都民安全推進部で作成したDVDが各校に配布されているので、それを参考に本校でも毎年3年生に位置付けて指導しています。 DVDでは、公園や道路などを例に、危険な場所を分かりやすく説明しています。犯罪が起こりやすい場所のキーワードとして、「入りやすく、見えにくいところ」があります。柵のない公園やガードレールのない歩道は、どちらも犯罪者が入りやすいところです。また、背の高い木が茂っている公園や高い塀が続く道路は、人家の窓が隠されてしまい、犯罪が見えにくいところになります。(写真中) 子ども達にとっては、「安全」と言うと「交通安全」のイメージが大きいと思います。そこを「犯罪被害に遭わないための安全」という視点をもたせて学習を進めていきます。今後は、実際に校外に出て危険箇所を探す活動も取り入れていきます。 4年1組の図書の時間に、「十二支の ものがたり」という本を紹介していました。正式には、「甲骨もじであそぶ ちゅうごくの 十二支の ものがたり」という本です。(写真下) 甲骨文字というのは、三千年以上も前に中国で使われていた文字のことで、今のところ漢字の最も古い形であるとされています。主に亀の甲羅や牛などの肩甲骨を用いて、占いで使われていた文字だったようです。象形文字が基本となっていて、力強さやユーモアにあふれた文字に感じられます。 「干支」は中国から日本に伝来したもので、もともとは「歴」や「方角」を表すためのものでした。覚えやすいようにそれぞれの漢字に動物を当てはめて十二支ができたそうです。これらも昔、中国から伝わってきたようですが、日本と中国とで動物の違いが1つあります。十二支を順番に言っていくと、子・丑・寅・卯・・・最後に「猪(い)」で終わります。これは、日本ではイノシシを表しますか、中国での猪は「ブタ」だそうです。イノシシ年生まれはいいけど、ブタ年生まれはちょっと…と思ってしまいます。1組では、今週の公開日に、この本を使った続きの授業が行われるようです。お楽しみに…。 書き初め(3年生)今回3年生が書いたのは、「友だち」。長い半紙の使い方や、三文字の書き方にもはじめての挑戦でした。 まずは、書き初めという日本の伝統行事であることを確認し、全員で心を落ち着かせてから取り組みました。集中して最後までとても静かに取り組むことができ、大変立派でした。 書き初め(5年生)左右のバランスや漢字と平仮名の大きさ等に気を付けて、「新しい風」を書きました。「風」の2画目のそりの部分を書くところを苦戦していた子が多く見られました。 冬休みにもたくさん練習した子がいたようで、納得の一枚が書けたようでした。一方で、おうちの時の練習とは違って、少し緊張してしまった子もいたようです。程よい緊張感の中、一人ひとり集中して書くことができました。 23日(月)から、校内書き初め展が始まります。子ども達の頑張りをぜひご覧ください。 中学生に質問する会(6年生)
6年生は、「中学生に質問する会」をリモートを使って行いました。
中学進学に向けて不安に思っていることや、知りたいことについての質問をしました。どんな質問に対しても、中学生は大きな声で返答してくれました。 今回の取組で、中学校進学に対する不安が少しでも軽減できたら嬉しいです。 体育朝会昨日ホームページでお伝えした通り、なわとび旬間中です。そのため、今日は運動委員のお手本を見ながら、みんなでなわとびに取り組みました。 今日確認した技は、「前とび」「かけ足とび」「片足とび」「グーパーとび」です。低学年の子も上手に跳んでいました。難易度の高い二重とびなどは、運動委員の紹介のみにしました。 最後に「1分間跳び続ける」というのをやってみました。学年が上がるにつれ、跳び続けられる子も多く、下級生は高学年の方をよく見て学んでいました。 なわとび旬間中は、中休みに毎日なわとびをすることになっています。なかには、昼休みにも取り組んでいる子や、体育の学習で頑張っている学年もあります。どんな技ができるようになるのか、どれだけ跳び続けられるようになるのか、今から楽しみです。 1月12日の給食ソーセージ入りポトフ バジルポテト 牛乳 一口メモ ポトフは、野菜も肉もバランスよく摂ることができるので、給食では定番の料理の一つです。では、クイズです。ポトフはどこの国の料理でしょうか? (1) フランス (2) ドイツ (3) アメリカ 答えは、(1)のフランスです。ポトフとは、フランス語で「火にかけた鍋」という意味で、家庭でよく食べられている料理の一つです。 入っている具材は家庭によって様々ですが、肉と大きく切った野菜を長時間コトコト煮込んで作ります。スープに、野菜と肉のおいしさがたっぷり溶け出た料理です。おいしいスープを味を味わうとともに、体の中から温まることができる一品です。 書き初め(6年生)
6年生は、体育館で書き初めを行いました。お正月にぴったりな音楽「春の海」をかけて、雰囲気を楽しみながら取り組みました。
小学校生活最後の書き初めということもあり、真剣な表情が印象的でした。 書き初め(1年生)書き初めというと、半紙に筆で書くイメージですが、1年生は硬筆で、「お正月に、おぞうにをたべました。からだがぽかぽかしました。」という文章を書きました。 12月から練習を始めて、冬休みにも家で練習してきました。最初の頃に比べて、一文字一文字を丁寧に書くことができるようになりました。たくさん練習して、見違えるほど上手になっている子もいました。 1年生にとって、長い時間集中して1つのことに取り組むことは、かなり忍耐のいることだと思います。しかし、どちらのクラスも、みんな一生懸命にがんばる姿が見られました。 書き上げた作品は、雲華紙(うんがし)に貼って仕上げます。全員の作品を廊下の壁に展示すると圧巻です。校内書き初め展をどうぞお楽しみに。 なわとび旬間中休みになると、なわとびを持った子ども達が校庭に集まり、友達と楽しくなわとびに取り組みました。 旭町小では、なわとびカードを使って運動に親しんでいます。カードの中にある★印のついた技は、先生か運動委員会の児童に見てもらい、サインをもらうことになっています。 今日は1年生の検定日でしたが、運動委員のお兄さんお姉さんにたくさん見てもらっていました。 今週の土曜公開の中休みにも、なわとび旬間に取り組む予定です。ご来校した際には、お子さんのなわとびの様子もぜひご覧ください。 クラブ見学・体験自分の興味のあるクラブに行って見学をしたり、体験をしたりしました。実際に体験してみることで、そのクラブの楽しさをさらに実感することができたようです。 来年度にどんなクラブに入ろうかと考えるための有意義な時間を過ごすことができました。 1月11日(水)修二君は、お父さんとお年玉を使ってサッカーボールを買おうとしていました。買い物に行く前に友達と出会い、お店でサッカーのカードを買いました。なかなか欲しいカードが出てこなかったので、ついたくさん買ってしまいました。午後、お父さんとスポーツ店に行ったら、残ったお年玉でサッカーボールを買うことができませんでした。・・・お金を無駄遣いしてしまうことは、だれにでもよくあることです。子ども達にとってはとても考えやすく、身近な話題としてとらえることができたようでした。(写真上) 自分も2年生か3年生の頃、似たような経験があります。貯金箱代わりにしていたビニール袋に、いつの間にか10円玉が5枚入っていることに気がつきました。喜び勇んで駄菓子屋さんに行き、大盤振る舞いでお菓子を買いあさりました。たくさんの駄菓子を何の疑いもなく買ってしまいました。(その頃の50円は、子どもにとっては大金だったのです。) 家に帰ると、「今月のおこづかいを入れてあげたよ。」と母親に言われてハッとしました。そう言えば、以前から毎月おこづかいをもらう約束になっていたのでした。だまってお金を入れておく母親も母親ですが、何の計画もなくあっという間にお金を使ってしまった自分が情けなくなりました。・・・そういう経験を積んで、子どもはお金の大切さを学んでいくものです。 5年生の3学期の理科の授業は、「電磁石の性質」の学習をします。実験セットを購入し、電磁石についての様々な性質を一つずつ実験をしながら進めていく予定です。 2組では、実験セットの中身を取り出し、電池ボックスや導線の準備、さらには電磁石となる「コイル」の製作に取りかかっていました。あらかじめ200回巻きのコイルは実験セットの中に入っていますが、50回巻きのコイルは自分でエナメル線を巻き付けるところから行わなければなりません。以前は100回巻きを作るセットが多かったように感じますが、とても大変な作業でした。今回の5年生が購入したキットでは、エナメル線がからまないように、ちょっとした工夫(糸巻のように固定して使えるようになっている)がされていて、なるほどと思いました。 説明書を見ながら、どの子も一生懸命に組み立てていました。子どものうちから、このように説明書を見てものを組み立てるという経験をたくさんさせるようにしたいものです。(写真中) きっと、「説明図を見ながら作るのは苦手」という子もいるのではないでしょうか。昔、男の子はプラモデルを組み立てるのが大好きでした。値段が高いプラモデルほど部品の数が多く、時間がかかったものです。その分、完成した時の喜びはとても大きく、戦車がゆっくりとキャタピラを動かして前に進んだ時の感動は、いつまでも心に残るものでした。 4年生の社会科は、「わたしたちの東京都」という副読本を主に使い、年間を通して東京都の地形や産業などについて学んでいます。3学期は、「豊かな自然環境を守り生かす八丈島」の学習からスタートします。 1組では、八丈島とは伝えずに、島の様子を映した動画を視聴しました。見た後の子ども達の反応は、「外国の島かな…」、「きっと暖かいところだと思う」、「自然がいっぱいある」という感想をもちました。(写真下) 八丈島は、同じ東京都でありながら温暖な気候に恵まれた島であり、観光地としても有名です。また、八丈島では、一年中暖かな気候や自然環境を生かして、特色ある生活の仕方や産業があります。同じ東京都でありながら、こんなにも生活が違うのかと驚くような情報がいっぱいです。きっと学習し終わった頃には、子ども達は「絶対に行ってみたい!」と思うはずです。 1月11日の給食かぼちゃとイカの天ぷら 牛乳 一口メモ 天ぷらは、日本を代表する料理の一つです。外国人観光客からも、「食べたい和食」、「おいしかった和食」の一つとして、常に名前があがる人気の料理です。今日の給食では、かぼちゃとイカの天ぷらを作りました。 天ぷらは、室町時代にポルトガルから伝わったとされています。天ぷらの名前の由来は、ポルトガル語で「料理」という意味の「テンペーロ」、または「テンポーラ」という宗教の行事からきているなど、諸説があります。 また、江戸時代の天ぷらは、今でいうとファストフードのような感じで、串に刺しておやつ感覚で食べられていたようです。 天ぷらというと、エビや魚介類、野菜が一般的ですが、りんごやバナナ、まんじゅうなど、意外な食材の天ぷらもおいしいものです。 1月10日(火) その23学期の係決めをしていたクラスも多く見られました。自分のクラス内での役割をもたせ、自主的な活動ができるように指導していくのは、とても大切なことです。責任感や協力する心を培うためにも、さらには自分の働きがみんなのためになっているという自己有用感を高めるためにも係活動があります。 さらに、3学期の目標を考えて、カードに書いていたクラスがたくさんありました。やはり学期始めは、まず各自に目標をしっかりもたせることが欠かせません。目標を書くカードは、学年によって様々です。学習や生活の目標の他に、「運動」についての目標を立てている学年もありました。また、目標カードに写真を添えるために、担任の先生が一人一人の顔写真を撮っていたクラスもあります。今週の土曜日は、今年度最後の学校公開があります。掲示物にもご注目ください。(写真上…3年1組の子ども達が、3学期の目標を書いているところです。) 1年生の教室では、冬休み中の出来事について友達に紹介し合う活動を行っていました。ちょうど今月の国語の学習に、「ききたいな、ともだちの はなし」という単元があります。「話すこと・聞くこと」の学習単元です。話す側は、行った場所やしたこと、おもしろかったことなどを分かりやすく友達に伝えるようにします。一方の聞く側は、話し手の方を見て、最後まできちんと聞き取るようにします。2組では、新しく座席替えをしたグループごとに、一人ずつ冬休みの出来事について話をしていきました。話し手も聞き手も、とても楽しそうでした。(写真中) 4校時に、1年1組でかるたをしていました。1年生の生活科では、3学期に昔遊びに親しむ活動をします。 使っていたのは、昔ながらの「いろはかるた」でした。この「いろはかるた」は、江戸時代の中期に京都で作られ、大阪、名古屋、江戸へと広がっていったと言われています。いろは四十七文字に「京」の字を加えた四十八字を頭にして、様々なことわざの内容が絵になっています。 「い」の札は、「犬も歩けば棒に当たる」ですが、これは江戸かるたです。上方(京都)かるたでは、「一寸先は闇」になります。さらに尾張(愛知)かるたでは、「一を聞いて十を知る」になっています。 先生が札を読み、子ども達が絵札を取り合いました。昔の仮名づかいがあったり、ことわざに合わせた絵のために分かりにくかったりで、子ども達は戸惑いながら手を伸ばしていました。同時に札に手が行った時には、班によってはじゃんけんをして決めていました。白熱したところは、先生に判定を求めていた班もありました。VRで判定をすることもできず、先生もちょっと困っていました。(写真下) 1月10日の給食松風焼き 七草汁 みかん 牛乳 一口メモ 1月7日には、1年間の健康を願い、七草をおかゆにして食べる風習があります。一般的な七草は、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(カブ)・スズシロ(大根)」です。しかし、七草の種類は時代や土地によって異なります。七草の種類が多かったり、逆に少ない地方もあります。共通して一緒なのは、年頭にあたって豊年を祈願するとともに、「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」と願いながらおかゆをいただく気持ちです。 給食では、おかゆではなく、七草のうちの大根とセリ、カブを使った「七草汁」を作りました。七草汁を食べて、3学期も元気に過ごせるように願っています。 |
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