11月17日(木)板橋区の住宅街の中の路地を入っていくと、開けた公園が広がり、その一角にこども動物園があります。ちょうど開園の10時前に着き、園の人のお話を聞いてから、3つのグループに分かれて見学・体験をしました。 モルモット抱っこコーナーでは、一人一人の膝の上にモルモットを1匹ずつ係の人が乗せてくれました。それだけモルモットがたくさんいて、その1匹ずつにちゃんと名前がつけられていました。モルモットもかわいらしかったのですが、名前がまたすてきで面白いネーミングでした。係の人が一人ずつの膝の上にモルモットを乗せながら、名前も一緒に教えてもらいました。テテ、ほうじちゃ、ハピタン、モカ、シュガ、アルフォート、ミルク、ビター、ぷっちょ、パピコ、ココア、むぎちゃ、わらび、クーリ、おしるこ・・・きっと、モルモットは次々と生まれるので、1匹ずつに名前をつけるのは大変なことだと思います。さらに、園の人がちゃんとモルモット全部の名前を覚えているのがすごいと思いました。後から聞いてみたら、「1匹ずつ体の色が違うから、名前はすぐに覚えられます。」と話していました。1年生の子ども達は、自分が抱っこしたモルモットの名前をきちんと覚えていたでしょうか。 私は初めてこの動物園に来ましたが、「モルモットをこんなに長い時間抱っこさせてもらえるなんて!」と感激しました。たいていどこの動物園でも、団体で行ったら一人ほんの何秒かずつで交代させられてしまいます。子ども達の膝の上に、何分乗せてもらえたでしょうか。その時間がとても長かっただけに、自分のモルモットにかなり情が湧いていたようです。何度もさよならをしていました。(写真上) ヒツジやヤギのふれ合いコーナーでは、広場に放し飼いにされているヒツジやヤギを自由にさわることができました。ヒツジの毛のモフモフ感を確かめたり、指を入れて羊毛の温かさを感じたりすることができました。触っているうちに急に動き出してびっくりする場面もありましたが、次第に慣れてきて動物との距離が縮まっていきました。(写真中) その後、広場でお弁当を食べてから、公園の遊具でたっぷり遊ぶ時間をとりました。暖かい陽気に恵まれ、とても楽しい生活科見学の一日になりました。(写真下) この動物園は、入場無料で体験にも料金がかかりません。他にもリスやウサギ、リクガメ、ポニーなどの動物がいて、様々なイベントが用意されています。都営三田線を利用すれば、さらに近い駅があります。ぜひ、ご家族で出かけてみてください。お薦めです。 ところで、旭町小では以前、ウサギを飼っていました。私が旭町小に担任としていた最後の年(平成19年度)には、飼育小屋にウサギがいました。卒業アルバムで確認してみたところ、確かに飼育委員会がありました。(私は、栽培委員会担当でした。)その後、ウサギが死んでしまってから飼育小屋を閉じることになったのでしょう。全国的に小動物を飼っている学校が減ってきています。 生活科見学(1年生)行き先は、東板橋公園の中にある「子ども動物園」です。東武東上線の下板橋から歩いて行きました。モルモットを抱っこしたり、ヒツジやヤギとふれ合ったりすることができました。 モルモットは、一匹一匹に名前がついていました。「ほうじちゃ」「ビター」「アルフォート」「おしるこ」など食べ物や飲み物の名前がついているものが多かったです。毛の色も全部違っていて、「自分だけのモルモット」とのふれ合いが楽しめました。「ずっと抱っこしていたい。」と、お別れが名残惜しかったようです。 ヒツジ、ヤギとのふれ合い広場では、怖々と近寄っている子が多くいました。なかなか思うようにふれ合えないながらも、果敢にチャレンジしている様子もみられました。 お昼は、美味しいお弁当を楽しみました。お友達と少し距離を取ってシートを敷いてのお弁当タイムでしたが、外で食べるお弁当の味は格別だったようです。 普段の生活から考えると、かなり長い時間歩きましたが、誰も泣き言を言わずに歩くことができました。また、電車の中でも静かに過ごしたり、交通ルールを守って歩いたりすることもでき、元気で楽しい一日になりました。 お家の方々、朝早くからお弁当を用意していただき、ありがとうございました。 11月17日の給食牛乳 さつまいもチップス 一口メモ カレーは日本人が大好きなメニュのひとつです。カレーライスはもちろん、カレーパン、カレーうどんなど様々なカレー料理が作られています。 今日の給食のカレーうどんは鶏肉、玉ねぎ、人参、油揚げ、長ねぎと具だくさんでした。鰹節と昆布で丁寧にとった出汁が美味しさのポイントです。 さつまいもチップスは全部で約40キロのさつまいもを学校に届けてもらいました。皮をむいて薄くスライスし、塩と砂糖を熱いうちにまぶしました。よく噛んでいるとさつまいもの甘みが感じられます。カリカリなので、しっかりと噛んで食べるのによいデザートでした。 11月16日(水)1組の教室に行ったら、たくさんの子ども達が、作ったおもちゃを見せながら説明をしてくれました。どんぐり迷路では、箱に仕切りをつけて、どんぐりの通り道が上手に作ってありました。スタートからコールまで、ビー玉代わりにどんぐりを転がしていきます。ビー玉と違って、なかなか思うように転がっていかないところが楽しい迷路です。 やじろべえを作った子も何人かいました。人差し指の上に乗せると、ちゃんと釣り合うように作ってありました。竹ひごの長さや、中心のどんぐりに取り付ける角度によって、バランスが微妙に変わってきます。他にも、穴を開けたどんぐりをつないでネックレスを作ったり、紙コップを利用してどんぐりのけん玉やマラカスを作った子もいました。(写真上) 教室の隅では、支援員と新人育成の先生たちが、どんぐりの穴あけの仕事をせっせと行っていました。 6年生は、理科の時間に「水溶液の性質」の学習をしています。5年生の「もののとけ方」の学習では、蒸発皿に水溶液を入れて熱すると、食塩やミョウバンの結晶が出てくることを実験で確かめました。(今年の5年生が、今まさに実験しているところです。) 6年生では、食塩水の他に、アンモニア水や塩酸、石灰水、炭酸水を使います。それぞれの水溶液を蒸発皿に入れて確かめると、アンモニア水と塩酸、炭酸水は何も出てきませんでした。そこで、「気体が溶けている水溶液があるのではないか」という仮説のもと、炭酸水に溶けている気体に着目して実験を行いました。 まず、炭酸水を試験管に入れて湯煎しました。子ども達は、常温でも炭酸水から泡が出てくることをよく知っています。湯煎して温めると、さらによく泡が出てくることが分かりました。次に、その泡(気体)を集めて石灰水に入れる実験を行いました。炭酸水を入れたペットボトルをゴム管でつなぎ、石灰水の入った試験管に気体を入れていきます。結果、石灰水は白く濁り、炭酸水から出てくる気体の正体が二酸化炭素であることが分かりました。(写真中) ところで、コロナ禍で炭酸水の人気が一気に上がっています。様々な飲料メーカーから無糖炭酸水が出ています。さらに、家庭用の炭酸水メーカー(ソーダマシン)も出回るようになりました。調べてみると、どうも「健康志向」や「リフレッシュ」、「宅飲み」が炭酸水ブームの火つけ役になったようです。 5年生は、家庭科の時間に「食べて元気! ご飯とみそ汁」の学習をしています。1組では、ご飯の炊き方について学習し、来週の調理実習に向けて計画を立てていました。普段、家庭では、炊飯器を使ってご飯を炊いていると思います。学校では、ご飯を炊く時の火加減を指導するために、透明な鍋を使って実習をします。教科書に、火加減のポイントが写真入りで載っています。(写真下) それ以外にも、米を洗ったり、水加減や吸水させる時間など、おいしくご飯を炊くコツがたくさんあります。家庭の炊飯器でよいので、ぜひ米を量ったり洗ったりするところを家でも実践させておくようにしてください。米の洗い方(研ぎ方)は家庭によって違いがありますが、「必ず水で洗う」ということは共通だと思います。子どもは、「冬場は、お湯で洗えばいいのに」と考えがちです。 この間の日曜日に、家電量販店に行って炊飯器を選んできました。我が家の炊飯器を何年か振りに買い替えることにしました。様々な値段の炊飯器が並んでいて、どれを買おうか迷っていると、すかさず売り場担当のお姉さんが来て、ていねいに説明をしてくれました。各メーカーの「○○炊き」の売り文句の説明を聞いているうちに、だんだん高額な炊飯器売り場に近づいてきました。毎日食べるご飯だから…と言われると、少しでもおいしく炊ける機種を選びたくなるものです。しかし冷静に考えると、そんなに大きく違うものかなという気持ちにもなり、ほどほどの機種に決めました。一番の売れ筋商品だったのか、在庫切れということで、今度の週末に新しい炊飯器を取りに行ってきます。 11月16日の給食ホイコーロー ワンタンスープ 牛乳 一口メモ 今日は、練馬区産キャベツの「ねり丸キャベツ」をたっぷり使った回鍋肉(ホイコーロー)の献立です。回鍋肉は、漢字で「回る鍋の肉」と書きます。 では、なぜ「回る」という字が入るのでしょう? (1) ぐるぐる鍋をかき回して作るから (2) 一度ゆでた肉で作るから 答えは、(2)の「一度ゆでた肉で作るから」です。回鍋肉の「回る」という字は、中国語で「戻る」という意味があります。回鍋肉を作る時に、肉を一度ゆでてから取り出し、また鍋に戻して炒めるので、「回鍋肉」となったそうです。 給食では、小間切れの肉を使っているので、下ゆではしていません。キャベツだけを炒めておき、最後に肉を合わせています。そうすることで、炒めた時にキャベツから出る水分が減り、シャキッとした仕上がりになります。調理員さんたちのひと工夫です。 おはなし会(2年生)「ヨセフのだいじなコート」「ももたろう」「アナンシと五」「月のかがく」「おだんごぱん」「三つのねがい」と、子供たちはたくさんの昔話を夢中で聞いていました。 ももたろうの桃が流れてくる音が本によって違うことや、月のもようがどのように見えるか世界によって違うこと等を知り、驚いた表情を見せていました。 おはなし会の後は、光が丘図書館から新たに貸し出していただいた本を夢中で読む姿が見られました。これからもたくさんの本に親しんでほしいです。 11月15日(火)一度水に溶かした物質は、どのようにしたら取り出すことができるでしょうか? 方法は2つあります。1つは、水溶液を冷やし、溶解度を下げることによって結晶を取り出します。しかしこの方法は、温度による溶解度が大きいミョウバンの場合にしか適用できません。そこで、蒸発皿に水溶液を入れて熱する方法を試します。 実験の前段階として、ビーカーの底に溶け残った食塩と水溶液とを分離させる工程を行っていました。漏斗と漏斗台を用意し、ろ紙でこす方法です。ろ紙は、水にぬらして漏斗に固定することや、ガラス棒を伝わらせて水溶液を注いでいく方法を学び、慎重に行っていました。(写真上) 漏斗の下からろ過された水溶液がビーカーに入っていきます。この時、水溶液がはねないように、漏斗の先をビーカーの壁につけておくということも大切です。 2年生は、国語の時間に「馬のおもちゃの作り方」という説明文の学習をしています。空き箱を使って馬のおもちゃを作る手順と方法が、分かりやすく書かれた文章になっています。今まで、説明文の工夫について学習してきました。そこで今日は、実際に箱を用意して、自分で馬のおもちゃを作ってみることにしました。 空き箱の用意について、10月号の学年だよりでお伝えしていました。きっと、各ご家庭でレトルトカレーなどを購入して準備してくださったのでしょう。教科書に書いてある手順で、箱に線を引いて切り取ったり、ホチキスでとめたりしていきました。子ども用のはさみでは、箱を切り取るのに力が必要で、とても大変そうでした。苦労の末、おおよその形ができ上がってきました。次回には完成しそうです。(写真中) 5年生は、算数の時間に「比べ方を考えよう(単位量あたりの大きさ)」という学習をしています。5年生の算数の学習の中でも、最も大切であり難しい単元です。 先週までは、その前の単元「ならした大きさを考えよう」という「平均」を求める学習をしてきました。今度は、混み具合を比べる学習です。体育館に30人いる場合と教室に30人いる場合では、教室の方が混み合っています。校庭に全校児童がいる場合と校庭に30人がいる場合では、全校児童がいる場合の方が混んでいます。では、体育館に30人いる場合と校庭に全校児童がいる場合とでは、どちらが混み合っているでしょうか? こういう場合に単位量あたりの人数で比較する必要が出てきます。今日は、面積も米の収穫量も違う田んぼを比較し、どちらがよく米がとれたといえるのかという問題に挑戦していました。(写真下) この後、「人口密度」や「速さ」についても学習していきます。速さは、同じ単位量(時間)に進んだ距離で表されます。以前は6年生で学習していた内容でしたが、2年前の教科書から5年生で学習することになりました。 11月15日の給食サバの味噌煮 野菜のごま和え すずしろ汁 牛乳 一口メモ すずしろ汁の「すずしろ」とは、次のうちのどれでしょうか? (1) にんじん (2) 大根 (3) 小松菜 答えは、(2)の大根です。大根は別名を「すずしろ」と言い、春の七草のひとつにも入っています。 すずしろ汁は、にんじんやごぼう、きのこ、鶏肉などの具材と、大根おろしがたっぷり入った汁物です。12月に練馬区で行われる練馬大根引っこ抜き大会でも、例年すずしろ汁がふるまわれているそうです。 すずしろ汁は、生の大根おろしをのせるので、さわやかな辛味が特徴です。一方の給食で出しているすずしろ汁は、大根おろしをしっかりと過熱しているので、大根の甘味がたっぷり出ていてとてもおいしく仕上がっています。 保育園との交流会(1年生)1年生からは、3つの出し物を用意しました。まずは、体育発表会の表現の披露です。体育発表会が終わってからも少しずつ練習を重ね、「第3の本番」として明るく元気に踊りました。次に、旭町小学校の紹介を呼びかけ形式で行いました。代表に選ばれた10名は、練習通りに大きくゆっくりはっきりと紹介することができました。最後は、1年生からの51枚の手紙のプレゼントです。学校の紹介や、好きなところを思い思いに書き、色も塗って丁寧に仕上げました。 すべての出し物が終わった後の感想では、「保育園のみなさんに会えてとても嬉しいです。」「頑張って歩いてきてくれてありがとう。」と発表していました。それに対してひまわり組のみなさんからも「ダンスがきれきれでかっこよかった。」「とても楽しかった。」と言ってもらえて満足そうでした。 1年生の先輩として、終始立派に過ごすことができました。これからは、少しずつ2年生に向けての準備を進めていきます。 11月14日(月) その2交流会は、体育館で行いました。行儀よく一列に座った園児たちの前に、1年生が体操着姿で、手にポンポンを持って入ってきました。体育発表会で取り組んだ、「ハロー・ザ・フォックス」のダンスを披露するためです。 交流会の初めは、さっそくそのダンスを見てもらいました。音楽がかかると元気いっぱいの1年生が飛び跳ね始めました。先月の体育発表会から3週間も経っていますが、先週少し練習をして、気合いを入れ直して臨みました。ひまわり組の子ども達は、目を真ん丸にして見ていました。1年生の子ども達は、初めて自分たちより年下の子を迎え、少し偉くなったような気持ちで堂々と踊り切りました。(写真上) ダンスの後は、小学校の紹介と寄せ書きメッセージのプレゼントを行いました。代表の子ども達が前に出て、一言ずつ学校の紹介を伝え、みんなで書いたメッセージが貼られた模造紙をプレゼントしました。 来年度2年生になった時に、1年生として入学してくる子ども達です。先輩として、先生の指示できびきびと動いたり、きちんと整列して話を聞いたりする「良いお手本」を見せることができました。今後は、幼稚園との交流会も計画しています。 せっかく来てもらったので、交流会の後に校内を案内してあげました。音楽室の授業や、4年生の外国語活動、3年生の算数、2年生の国語の授業と、いろいろな勉強をしている様子を廊下からのぞくように見ていきました。最後に、1階のトイレの様子も見てもらいました。「大きくてきれい!」と言っていました。本校では、あさって就学時健診があります。学校の様子を知ることで、少しでも入学前の心配を解消してもらえればと思います。 2,3校時に、5年生の各クラスにブックトークがありました。イギリスの化石採集者、古生物学者として有名になったメアリー・アニングに関する本の紹介がありました。アンモナイトの化石について、実物を見せながら話をしていただきました。ちょうど、先週の移動教室の地球博物館でアンモナイトの化石を見てきたばかりだったので、5年生にとって興味深いブックトークになりました。 一方、2年1組では、読書旬間の締めくくりとして、本の紹介カードを書いていました。この2週間に出会った本から、友達に紹介したい本を選んで、絵や紹介文を考えていました。明日、2年生の各クラスに、光が丘図書館の方々から読み聞かせをしていただく予定です。(写真中) 5,6校時に、体育館で6年生に向けた「出前寄席」がありました。これは、東京都教育委員会で実施している「子どもを笑顔にするプロジェクト」の一環として企画された取り組みです。コロナ禍における子ども達の笑顔を取り戻し、社会全体を明るくしていこうという趣旨で、都内の全小中学校を対象に様々なプログラムが用意されています。スポーツ観戦や演劇鑑賞、アスリートの派遣などの中から、旭町小は伝統芸能の鑑賞として、「出前寄席」を行っていただくことになりました。 体育館の舞台上が演芸場となり、落語2つの間に漫才を挟む形で公演していただきました。最初に、寄席で行われる落語について、古今亭菊志ん さんから解説をしていただきました。昔の人々の楽しみの一つとして伝えられてきたものの一つに落語があり、寄席は昔のエンタメの場であったこと。落語家が一人で何役も演じる「上下(かみしも)」のルールについて。落語は、最後のオチで一気に終わること。落語家が持っている「手ぬぐい」と「扇子」について。…最初にこれらの解説をしてもらったおかげで、落語が初めてという子にも楽しめたようでした。 次に、子ども達の体験コーナーがありました。3人の子が舞台に上がり、「饅頭を食べるしぐさ」、「扇子を箸代わりにして蕎麦を食べるしぐさ」、そして「小噺に挑戦」と、それぞれ高座に上がって行わせてもらいました。(写真下) 次は、いよいよプロの噺家さんによる出前寄席です。最初は、柳亭市次郎さんによる「転失気(てんしき)」という落語でした。知ったかぶりをする和尚さんに、小僧の珍念がぎゃふんと言わせる落語です。続いて、宮田 陽・昇さんの2人による漫才がありました。漫才は、子ども達がテレビでよく見ているだけに、ずっと笑いが絶えない時間が続きました。最後は、古今亭菊志ん さんによる落語「牛ほめ」でした。与太郎が、おじさんの家に行って家を褒めてくる落語です。 「子どもを笑顔にするプロジェクト」の名の通り、6年生の子ども達に終始心の底から笑えるひと時をプレゼントしてもらいました。体育館の床を手でたたきながら笑い転げる子もいて、落語や漫才の楽しさを存分に味わうことができました。 ブックトーク(5年生)5年生は、「石の不思議」をテーマに、宝石や化石の図鑑や石に関わる物語の本を紹介していただきました。10冊以上の本を紹介していただきましたが、子ども達はどの本も興味津々に聞き入っていました。実際にアンモナイトの化石を見せていただいた時には、「お〜!」と歓声があがっていました。 石に関する本を読む機会は少なかったと思うので、今回紹介していただいた本をきっかけに、普段は読まない本やいろいろなジャンルの本などにも興味をもち、本をたくさん読んでほしいと思います。 出前寄席(6年生)
11月14日(火)5・6時間目に、お笑いどんぶり出前寄席が行われました。
落語とはどういうものなのか、漫才とはどんなものなのか、丁寧に説明をしてくださいました。 子供たちは、落語や漫才が始まると、舞台に釘付けで大笑いしていました。古くから伝わるものが今の子供たちを笑顔にすることや、昔から人の心は通ずるところがあるということを実感しました。生の伝統文化に触れることができて、子供たちはとても満足そうでした。 11月14日の給食鶏肉のねぎ塩焼き 野菜とちくわの炒め物 けんちん汁 牛乳 一口メモ けんちん汁は、1年で何回か登場するメニューです。具材となるごぼうや里芋、大根、にんじんなどの根菜類は、秋が一番旬となる時期なので、この時期に作るけんちん汁がとてもおいしくなります。 では、けんちん汁に必ず入っている材料は、何でしょうか? (1) 鶏肉 (2) にんじん (3) 豆腐 答えは、(3)の豆腐です。けんちん汁の始まりは諸説ありますが、昔、鎌倉の偉いお坊さんが、弟子が落としてつぶしてしまった豆腐を無駄にしないように、野菜と一緒に煮込んだのが始まりとも言われています。 精進料理なので、もともとは肉が入っていません。しかし給食では、栄養価アップのために鶏肉を入れています。 クリーン運動学年ごとに分担して校庭や上練馬公園、学校の周りの道路などに落ちているゴミや落ち葉を集めて掃除しました。 朝早くからPTAの方々も手伝いにきてくださいました。校庭や学校の周りをきれいにするために、みんなで協力することができました。 11月14日(月) その1・・・11月に入り、秋の深まりを感じるようになりました。先日、駅前の広場で落ち葉を集めて掃除をしている方々を見かけました。また、落ち葉だけでなく、空き缶や吸い殻などのごみも集めていました。よく公園などでも落ち葉の掃除をしている方々を見かけます。これらの取り組みをしている人たちは、仕事として掃除をしているのではありません。ボランティアとして働いている人達です。 ボランティアというのは、自分でできることを進んでみんなのために働く活動のことをいいます。そして、一番大切なのは、無償で行うこと…つまり、お金をもらわずに行う活動であるということです。 今日は、これからクリーン運動を行います。クリーン運動は、みんなで力を合わせて、学校や地域をきれいにするボランティア活動です。学年ごとに分担した場所のごみを拾ったり、石拾いをしたりします。また、落ち葉を一つずつ手で拾います。みんなで行えば、たくさんの落ち葉もあっという間に片付けることができます。 一方で、普段は用務主事さんが一人で何倍も働いてきれいにしてくださっていることを忘れてはなりません。ですから、みんなで一斉に外に出てクリーン運動をしたことで終わりにしてはいけないのです。毎日行っている掃除の時間も大切にしていかなければなりません。ほうきや雑巾を使って、決められた当番の場所をいつもがんばって掃除をしているでしょうか。今日のクリーン運動を機会に、普段の掃除当番の取り組みも含めて、学校をきれいにしていく気持ちを高めていきましょう。・・・ クリーン運動には、PTAから数名の方々にお手伝いをしていただきました。各学年が分担場所に行き、たくさんの落ち葉やごみを集めることができました。 11月12日(土)5年1組では、先週刈り取った稲を使い、脱穀ともみすりの学習を行っていました。5月にバケツを使って田植えをし、バケツ稲として育ててきました。稲の品種は、「コシヒカリ」です。いよいよ植え付けた苗からコシヒカリのお米が収穫できる時がやって来ました。 乾燥させた稲の穂先から籾(もみ)を落とす作業が脱穀です。今は全てコンバインで行っていますが、5年生の子ども達には手作業で体験をさせていきます。脱穀の作業をするために、いろいろな方法で試していました。まず、牛乳パックを使う方法です。牛乳パックの口の中に、稲のもみの部分を入れます。牛乳パックの口を閉じて手で押さえ、もう片方の手で稲の茎を引っ張ります。種もみが稲から外れて、牛乳パックの底に落ちていきます。もみが飛び散る心配がなく、一番手っ取り早い方法のようでした。 他にも、割りばしを家から用意してきた子がいました。割りばしを少し広げて、稲の穂の根元の部分を開いたすき間に差し込みます。そのまま茎を引っ張ると、もみが外れて下に落ちます。同じように、くしを用意してきてもみを外していた子もいました。(写真上) 農家の人は、機械化される前までは、「千歯扱き」(せんばこき)という道具を使っていました。江戸時代に発明された画期的な農具でした。鉄の歯の隙間に稲の穂先を入れて、引き抜くともみだけが落ちる仕組みです。(石神井ふるさと文化館に展示されています。) ここまでで、各自が収穫できた稲籾は、軽く一握り程度でした。次に、もみ殻を外して玄米にする「もみすり」にも挑戦していきました。学校には、小さなすり鉢を児童数分用意してあります。そこに稲籾を入れて、野球ボールでゴリゴリと擦っていきます。しばらくすると、すり鉢の中で玄米ともみ殻が分離します。ようやく玄米になった米粒をつまみ、大切そうにビニール袋に集めていました。 実際は、さらに玄米を白米にするための「精米」の作業があるわけですから、手作業で行うのがいかに大変であるのかが分かります。普段食べているご飯の一粒一粒は、人々の苦労の蓄積でできていることが分かったのではないでしょうか。 1年生の教室では、図工の授業が行われていました。「カラフルカメレオン」という絵の具の道具を使った学習でした。1年生は、1学期の終わりに初めて絵の具の道具を使いました。2学期にも図工の授業で絵の具を使い、道具の準備の仕方にだいぶ慣れてきたところです。 カメレオンが描かれている画用紙の仕切られた部分を、絵の具でていねいに色をぬっていきました。絵の具は、筆に含ませる水加減で濃さが違ってきます。少しずつ水をつける量を調節しながら、慎重に色ぬりをしていきました。また、隣の部屋の色と混ざり合わないように、乾くまで離れたところをぬるようにもしました。とってもカラフルなカメレオンになりました。(写真中) 6年生は、国語の時間に「鳥獣戯画を読む」という説明文の学習をしています。2校時に1組では、この説明文の段落ごとの要旨をまとめ、全体の構成について考えさせていました。 鳥獣戯画とは、サルやウサギ、カエルなどの動物が擬人化して描かれた絵巻物で、日本最古の漫画である言われています。平安時代末期から鎌倉時代にかけて描かれました。 ところで、この説明文は、4年前に82歳で亡くなったジブリの高畑 勲 監督によって書かれた文章です。「風の谷のナウシカ」や「火垂るの墓」など、子ども達にもなじみのある作品に深く関わった人であることを知ると、この説明文に興味がわくものです。(写真下) 高畑さんは、鳥獣戯画の魅力について、説得力のある文章で書いています。「十二世紀という大昔に、まるで漫画やアニメのような、こんなに楽しく、とびきりモダンな絵巻物が生み出されたとは、なんとすてきでおどろくべきことだろう」と書いてあり、「『鳥獣戯画』は、だから国宝であるだけでなく、人類の宝なのだ。」と表現しています。 11月11日(金)先週火曜日から読書旬間が始まり、光が丘図書館の支援をいただき、各学年にブックトークや読み聞かせ、本の探検ラリーなどを実施しています。先週お伝えした「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」の取り組みも含めて、この2週間でこれでもかというほど本の世界を子ども達に提供してきています。旭町小の子ども達のためにという思いで活動してくださっている方々に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。 さて、今日の読み聞かせも、各学年にふさわしい本を選定して行われている様子が見られました。2年2組では、「干したから」という「ふしぎびっくり写真絵本」のシリーズを取り上げていました。私たちの食卓には、干して作った食べ物がたくさんあります。フルーツやかつお節、そして米や麦も保存食として干して作られています。写真を見せながら行うブックトークとして、子ども達に紹介していました。 また、1年1組では、「こんとあき」(林 明子 作)の読み聞かせを行っていました。この絵本を見たのは何年振りのことでしょう。昔、自分の子どもに読み聞かせをしてあげた記憶があります。こんは、あきのおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみです。あきが成長するにつれて、こんは古びて、腕がほころびてきました。あきはこんを治してもらうために、こんと一緒におばあちゃんの家に向かいます。小さい女の子とぬいぐるみの二人旅なので、ハプニングだらけです。最大のピンチは、砂丘で起こりました。犬に連れられて行ったこんを、あきは必死で探します。…最後はおばあちゃんのところに行くことができてホッとしますが、ページをめくるたびにハラハラドキドキさせられます。改めて、すばらしい絵本だなと思いました。(写真上) 3年生は、算数の時間に「重さをはかって表そう」という学習を行っています。重さの単位と測定について学ぶ単元です。3年生で初めて重さの単位を習い、gやkg、t(トン)まで学習します。 今日は、実際にはかりを使って、いろいろな重さを測定する学習をしていました。はかりの針が示す重さを読み取ることが、この単元で一番難しいところになります。それは、はかりの種類によって目盛りが違い、ひと目盛りが何gを表すのかを考えなければならないからです。 子ども達は、グループごとにはかりを使って、いろいろなものの重さを量っていました。長さの単位を習った時におおよその感覚を身につけたように、重さの感覚も習得させることが大切です。手に持って、だいたい何gかの見当がつくようにさせたいものです。(写真中) ところで、身近なところにあるはかりは、ほとんどがデジタル式に替わってしまいました。保健室に昔あった体重計も、今はデジタル式です。肉屋さんでもアナログのはかりは見られなくなってきています。今後、教科書にどの様に扱われていくのでしょうか。 6年生は、家庭科の学習で「まかせてね今日の食事」という学習をしています。今までの家庭科での学習を生かして、バランスの取れた1食分の献立を考える学習です。 献立を考える時は、主食、主菜、副菜、汁物の組み合わせとともに、栄養のバランスを整えることが大切になります。様々な食品の栄養素や調理の仕方などをしっかり学習したうえで、家族が喜びそうな1食分の献立を考えていきます。そして、調理実習へと結び付けていく予定です。(写真下) 5年生の下田移動教室では、3食を子ども達と一緒に食べて過ごしました。かなり偏食の強い子が何名かいることに気がつきました。ご飯とスープしか食べられず、野菜もおかずもほとんど残していた子がいました。家庭科の学習も大切ですが、その前に家庭での取り組みもがんばってもらいたいところです。 4年生 防災訓練4年生は国語科の学習で「もしものときにそなえよう」、さらに特別活動として「災害について考えよう」「自然災害がおきたら」の学習を行います。その一貫として、煙体験、起震車体験、防災井戸と仮説トイレの体験を行いました。 煙体験では、身体に無害な煙を充満させたハウスの中を通り抜けました。中に入ると煙によって前がよく見えません。しかし、姿勢を低くしてみると、わずかに出口の光が見えるようになりました。消防署の方から、実際に火事のときにも姿勢を低くすること、熱で溶けたものが落ちている可能性があるため床を手で触らないことなど、大切なことを教えていただきました。 起震車体験では、震度6弱の揺れを体験しました。立っていられない大きな揺れにどう対応するか、どう身体を守るか、考えて行動することを学びました。机の脚をしっかり握っているつもりでも、大きく身体が揺さぶられ、その場にいることすら難しい揺れでした。実際に大きな地震に遭遇したら、すぐさま判断しなくてはいけない深刻さが感じられたようです。一人もふざける子はおらず、どの子も真剣に体験することができました。 防災井戸・仮設トイレの体験では、実際に防災井戸からどんな水が出るのかを見ることができました。透明できれいに見える水でした。けれど、災害用としては飲み水ではなく、掃除に使ったり、トイレを流すことに使ったりするそうです。被災地では衛生面が問題になります。そのために、使える水やトイレを備えていることを学びました。 45分の間に様々な体験をし、災害について改めて考える時間になりました。一人一人が命を守る行動がとれるように、今日の学びを生かしてほしいと思います。 11月11日の給食棒餃子 広東スープ 牛乳 一口メモ キムチは韓国の漬物ですが、日本でも親しまれている食べ物です。今では漬物売り場には、たくさんの種類のキムチが並んでいます。 韓国の人は、1日に約300gのキムチを食べているそうです。本場の韓国では、白菜キムチ以外にもたくさんの種類があります。水キムチのように、漬け汁をスープとしていただくタイプのキムチもあります。 キムチは辛いというイメージがありますが、発酵によってうまれる独特の風味やうま味があります。そのまま食べるだけでなく、今日のようにチャーハンやスープなどの料理の材料として使ってもおいしく食べられます。 児童集会(シルエットクイズ)シルエットの作成にあたっては、何度も何度も描き直し、シルエットだけで何の絵か伝わるように試行錯誤してきました。本番では、答えを考える時間をたっぷりととること、大きな声でゆっくりはっきり話すこと、などを意識しました。集会後の反省会では、次の児童集会にいかすことのできる前向きな反省が挙がりました。 次回の集会は年内最後になります。今回挙がった反省をいかし、全校児童がより楽しめる集会を作り上げていけるように指導していきます。 |
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